JP2009177471A - フィルムアンテナ、受信機及び自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナパターンの低抵抗化による受信性能の向上化を図ると共に、自動車用として使用するのに適したフィルムアンテナを提供することを目的とする。
【解決手段】フィルム基材(12)と、ナノ金属粒子を含むペーストから構成される導電パターン(13)と、フィルム基材と導電パターンとの間に配置された第1樹脂パターン(14)と、導電パターンを保護する第2樹脂パターン(15)とを有し、フィルム基材の耐熱温度はナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度より高い、ことを特徴とするフィルムアンテナ(10)、そのようなフィルムアンテナを用いた受信機、自動車(20)。
【選択図】図3

Description

本発明はフィルムアンテナ、受信機及び自動車に関し、特に自動車用に使用するのに適したフィルムアンテナ、そのようなフィルムアンテナを用いた受信機及び自動車に関する。
自動車用のアンテナとして、近年、後付け可能なフィルムアンテナを用いることが多くなってきている。フィルムアンテナは、柔軟性に優れるフィルム基板上に、電波の受信に適した形状の導電性材料を形成することによって作成される。
図1に、従来のフィルムアンテナ1を示す。
フィルムアンテナ1は、フィルム基板2上に導電性パターン3が形成され、導電性パターン3上にオーバーコート4が形成されている。フィルム基板2としては透明性が高く且つ安価なPETフィルムが用いられ、導電性パターン3は(平均粒径がμmオーダーのAg粒子からなる)通常のAgペーストを用いて構成されている。
また、配線回路基板に関し、ポリイミドから構成される絶縁性樹脂(基板)上に、インクジェット方式によって、ナノ金属粒子等を用いて微細配線を行う例が知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、配線回路基板に関し、絶縁基板上に、ナノAg粒子を用いた導電ペーストによって、回路導体を形成する例が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−158352号公報(第11頁) 特開2007−53212号公報(第5頁)
昨今のアナログTV放送からデジタルTV放送への以降に伴い、デジタルTVに対応したフィルムアンテナが要求されてきている。デジタルTVではアナログ放送よりもアンテナ性能の違いが受信性能の差として顕著に現れることから、デジタルTV用のフィルムアンテナには、より受信性能の高いフィルムアンテナが要望されている。
ところで、フィルムアンテナでは、抵抗値を小さくすることによって、電波をより効率良く受信すること可能である。したがって、前述した、PETフィルム上に通常のAgペーストによる導電性パターンを形成した従来のフィルムアンテナの受信性能を向上させようとした場合、まずは、導電性パターンを低抵抗化することが考えられる。
導電性パターンを低抵抗化するための1つの方法として、導電性パターンをより抵抗率の小さい金属箔によって形成することが考えられる。しかしながら、金属箔で導電性パターンを形成しようとすると、エッチングや打ち抜きを用いる必要があり、プロセスコストの増大及び導電性パターンの設計自由度の低下を招くという不具合がある。
また、導電性パターンを低抵抗化するための他の方法として、通常のAgペーストの代わりにより抵抗率の小さいナノAgペーストを利用することが考えられる。しかしながら、ナノAgペーストの硬化温度(約200℃)がPETフィルムの耐熱温度(約150℃)より高く、PETフィルムにナノAgペーストを用いることができないと言う不具合がある。さらに、ナノAgペーストは接着性が低く、フィルム基材からはがれ落ちてしまうという不具合もあった。
そこで本発明は、受信性能を向上させたフィルムアンテナ、受信機及び自動車を提供することを目的とする。
また、本発明は、導電性パターンの低抵抗化による受信性能の向上化を図ったフィルムアンテナ、受信機及び自動車を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、導電性パターンの低抵抗化による受信性能の向上化を図ると共に、自動車用として使用するのに適したフィルムアンテナ、受信機及び自動車を提供することを目的とする。
本発明に係るフィルムアンテナは、フィルム基材と、ナノ金属粒子を含むペーストから構成される導電パターンと、フィルム基材と前記導電パターンとの間に配置された第1樹脂パターンを有し、フィルム基材の耐熱温度はナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度より高いことを特徴とする。
また、本発明に係る受信機は、フィルム基材と、ナノ金属粒子を含むペーストから構成される導電パターンと、フィルム基材と前記導電パターンとの間に配置された第1樹脂パターンと、を有し、フィルム基材の耐熱温度がナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度より高い、フィルムアンテナと、フィルムアンテナと接続された受信部を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る自動車は、フィルム基材と、ナノ金属粒子を含むペーストから構成される導電パターンと、フィルム基材と導電パターンとの間に配置され、着色材を含む第1樹脂パターンと、を有し、フィルム基材の耐熱温度がナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度より高い、フィルムアンテナと、フィルムアンテナが貼り付けられたフロントガラスを有することを特徴とする。
本発明によれば、ナノ金属粒子を含む導電パターンを有していることによって、従来のフィルムアンテナより受信性能が向上されるとともに、第1樹脂パターンによって導電性パターンとフィルム基材との接着性を高めていることから、導電性パターンが剥離等を起こすことのない、フィルムアンテナを提供することが可能となった。
また、さらにフィルム基材の耐熱温度がナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度以上である場合、例えば、PES樹脂フィルム及びPEN樹脂フィルム等を用いる場合には、ナノ金属粒子を含む導電パターンの形成に支障を生じないとともに、優れた透過性によって、自動車のフロントガラス及びリアガラス等に貼り付ける際にも、ドライバーの視野を妨げることがないという効果も有する。
以下図面を参照して、本発明に係るフィルムアンテナについて説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図2は、本発明に係るフィルムアンテナの一例を示す図である。図2(a)はフィルムアンテナ10の上面図であり、図2(b)は図2(a)の点線部分Bに配置される第2樹脂パターン15を示す図である。また、図3は、図2(a)のAA´断面図である。
フィルムアンテナ10は、フィルム基材12上に配置された第1樹脂パターン14、第1樹脂パターン14上に配置された導電パターン13、導電パターン13を保護するための第2樹脂パターン15から構成される。
導電パターン13は、所定の端子が接続される端子部分13−1及び13−2と、アンテナパターンとなる円弧部分13−3を有している。なお、図2に示すアンテナパターン形状は一例であって、これに限定されるものでは無い点に留意されたい。
第2樹脂パターン15は、導電パターン13の端子部分13−1及び13−2以外の円弧部分13−3を覆うように配置されている。なお、フィルムアンテナ10では、図3に示す様に、第2樹脂パターン15の幅と第1樹脂パターンとの幅がちょうど同じ幅となるように設定されているが、これに限定されるものでは無い。
フィルム基材12には、ポリエーテルサルフォン(PES)樹脂から構成されるPESフィルムを使用した。PESフィルムは、透過性(透過率89%)及び耐熱性(耐熱温度約200℃)にも優れており、本発明に係るフィルムアンテナに使用するフィルム基材12として適している。しかしながら、フィルム基材12としてはこれに限定されるものではなく、後述するナノ金属粒子の硬化温度以上の耐熱温度を有し、自動車のフロントガラス及び/又はリアガラス等に配置した場合に視界を妨げることのない透過率を有する材料であれば他の材料を利用することも可能である。例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂から構成されるPENフィルムも本発明のフィルムアンテナのフィルム基材12として利用することも可能である。
導電パターン13は、平均粒径数十nm〜百数十nm、焼成温度200℃である、ナノAgペーストから構成されている。受信性能を考慮すると、導電パターン13の抵抗率は3〜15μΩcmであることが好ましく、3〜10μΩcmであることがさらに好ましい。
ナノAgペーストから構成される導電パターン13は、通常の金属ペースト(例えば、ミクロンオーダのAg粒子を含むAgペースト)から構成される導電パターンと比べて抵抗率を低くすることができるので、フィルムアンテナの受信性能を向上させることが可能となる。なお、導電パターン13には、ナノAgペーストの他に、ナノAuペースト、ナノCuペースト等のナノ金属ペーストを利用することもできる。ナノ金属ペーストとは、一般に粒子サイズが数十nmの金属粒子とバインダから構成されるペースト状の材料を言う。
第1樹脂パターン14は、ポリウレタン又はポリエステル樹脂等から構成され、フィルム基材12と導電パターン13との接着性を高める機能、フィルム基材12と導電パターン13との間に発生する応力を緩和する機能、導電パターン13の金属光沢を抑制する機能を有している。なお、接着性及び柔軟性に優れる材質であれば、ポリウレタン又はポリエステル樹脂以外の材料を用いることも可能である。
なお、第1樹脂パターン14の厚さは、3〜10μmが好ましく、3〜5μmであることがさらに好ましい。第1樹脂パターン14の厚さが10μm以上に厚くなると、その上に形成される導電パターン13に段差や亀裂が入り、抵抗率を低下させることが難しくなるからである。また、逆に、第1樹脂パターン14の厚さが3μm以下になると前述した接着性及び/又は応力の緩和といった機能が低下してしまうからである。
フィルム基材12にPESフィルムを用い、導電パターン13にナノAgペーストを用いた場合、フィルム基材12の表面は鏡面状であって付着性が低く、ナノAgペーストの接着性が低い。そこで、フィルム基材12上に直接導電パターン13を形成すると、導電パターン13の剥離が発生する可能性があることから、フィルム基材12と導電パターン13との間に第1樹脂パターンを設けた。また、これによって、フィルムアンテナの環境温度が変化した場合、フィルム基材12と導電パターン13との熱膨張率の差によって生じる応力を緩和することが可能となる。
さらに、ナノ金属ペーストには金属光沢があり、フィルムアンテナを自動車のフロントガラス又はリアガラス等に貼り付けた場合に、車内又は車外からフィルムアンテナが目立ってしまう可能性があるが、第1樹脂パターン14に、着色材を添加することによって、導電パターン13の金属光沢を目立たなくすることが可能となる。
第2樹脂パターン15は、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等から構成され、厚さ10μm程度に形成されており、導電パターン13を保護する機能、導電パターン13の金属光沢を抑制する機能を有している。なお、第2樹脂パターン15も、第1樹脂パターン14と同様に、着色材を添加することによって、導電パターン13の金属光沢を目立たなくすることが可能となる。
また、導電パターン13の端子部分13−1及び13−2以外の部分において、導電パターン13の幅wと第1樹脂パターン14及び第2樹脂パターン15の幅w2との比は、1〜3=w2/w1であることが好ましい。即ち、第1樹脂パターン及び第2樹脂パターン15を出来るだけ導電パターン13と同じ幅とすることが、樹脂パターンを細くして見栄えを良くする等の関係から好ましい。
本発明に係るフィルムアンテナ10は、フィルム基材12の導電パターン13が形成された面と逆側の面に粘着シートを設けることによって、自動車のフロントガラス及び/又はリアガラスの端部に貼り付けて利用される。
実施例1
以下の材料及び条件を用い、フィルムアンテナのサンプル1を作製した。
フィルム基材:PESフィルム(住友ベークライト社製 製品番号FS−1300)。
第1樹脂パターン:ポリウレタン樹脂(藤倉化成社製 製品番号XB−3058)。
導電パターン:ナノAgペースト(藤倉化成社製 製品番号XA−9053)。
第2樹脂パターン:ポリウレタン樹脂(セイコーアドバンス社製 製品番号SG429B)。
図4は、実施例1の製造方法を説明するための図である。
最初にPESフィルム(フィルム基材12)上に、ポリウレタン樹脂(第1樹脂パターン14)を印刷し、150℃及び30分の条件で硬化させ、厚さ3μmになるように形成した(図4(a)参照)。
次に、ポリウレタン樹脂(第1樹脂パターン14)上にナノAgペースト(導電パターン13)を印刷し、200℃及び30分の条件で硬化させ、厚さ10μmに形成した(図4(b)参照)。PESフィルムの耐熱温度は、ナノAgペーストの硬化温度より充分に高いので、変性することなく、PESフィルム上にナノAgペーストによる導電パターンを形成することができた。
最後に、ナノAgペースト(導電パターン13)を覆うようにポリウレタン樹脂(第2樹脂パターン15)を印刷し、60℃及び60分の条件で硬化させ、厚さ10μm形成し(図4(c)参照)、サンプル1を作製した。
形成した導電パターン13の抵抗率は、7μΩ・cmであり、受信利得は−2.2dBdであった。なお、抵抗率は、測定用に、PESフィルムの上に厚さ3μmに形成された第1樹脂パターン上に、厚さ10μm、幅300μm、長さ100mmの導電パターンを形成し、ヒューレット・パッカード社製測定器(マルチメータ34401A)を用いて、四端子法によりパターン上の3点を測定し、それらの平均値から求めた。
また、サンプル1において第2の樹脂パターン15を形成する前に、接着性評価(クロスカット)を実施した。その結果、導電パターン13は、良好に第1樹脂パターン14によりフィルム基材12に接着されており、剥離等の発生は見られなかった。なお、接着性試験は、JIS K5600に準拠して行った。
実施例2
サンプル1と同じ材料及び同じ製造方法を用い、第1樹脂パターンの厚さのみを5μmとしたフィルムアンテナのサンプル2を作製した。
実施例1と同様の方法により、抵抗率を測定した結果、形成した導電パターンの抵抗率は、8μΩ・cmであった。
実施例3
サンプル1と同じ材料及び同じ製造方法を用い、第1樹脂パターンの厚さのみを10μmとしたフィルムアンテナのサンプル3を作製した。
実施例1と同様の方法により、抵抗率を測定した結果、形成した導電パターンの抵抗率は、15μΩ・cmであった。
参考例1
以下の材料及び条件を用い、フィルムアンテナのサンプル4を作製した。
フィルム基材:PESフィルム(住友ベークライト社製 製品番号FS−1300)。
導電パターン:平均粒径が数μm程度のAgペースト(東洋紡社製 製品番号DW−114L−1)。
PESフィルム上に、Agペーストを印刷し、150℃、30分の条件で硬化させ、厚さ10μmの導電パターンを形成し、サンプル4を完成させた。
実施例1と同様の方法により、抵抗率を測定した結果、形成した導電パターンの抵抗率は、30μΩ・cmであり、受信利得は−2.9dBdであった。
参考例2
以下の材料及び条件を用い、フィルムアンテナのサンプル5を作製した。
フィルム基材:PESフィルム(住友ベークライト社製 製品番号FS−1300)。
導電パターン:ナノAgペースト(藤倉化成社製 製品番号XA−9053)。
PESフィルム上に、ナノAgペーストを印刷し、200℃及び30分の条件で硬化させ、厚さ10μmに形成し、サンプル5を完成させた。
実施例1と同様の方法により接着性試験を行った結果、導電パターンの剥離が観測された。
図5は、本発明に係る他のフィルムアンテナ10´の製造方法等を示す図である。
図5(a)は、図4(b)と同様の状態を示している。図4に示した実施例1では、導電パターン13の上に第2樹脂パターン15を設けたが、本例では、第2樹脂パターンの代わりに、粘着層16を導電パターン13を含むフィルム基板12全体に形成し、その上にシート17を設けている(図5(b)参照)。その後、シート17を剥がし、フィルムアンテナ10´のみを、例えば、自動車20のフロントガラス21に貼り付ける(図5(c)参照)。このように、第2樹脂パターンを形成しなくても、貼り付ける対象を導電パターンの保護材として利用することも可能である。
図6は、図2に示したフィルムアンテナ10を自動車20のフロントガラス21に貼り付けた状態を示す図である。
フィルムアンテナ10は、端子部分13−1及び13−2に取り付けられた端子を介して、自動車20に取り付けられたデジタルTV受信部30と接続される。フィルムアンテナ10で受信されたデジタル放送波は、デジタルTV受信部30でデコードされ、映像信号及び音声信号が生成される。映像信号は液晶ディスプレイ等から構成される表示部31に出力されて映像情報となり、音声信号はスピーカ32及び33等から出力されて音声出力となるように構成されている。なお、フィルムアンテナ10、デジタルTV受信部30、表示部31、スピーカ32及び33等によって、受信機が構成されている。
なお、図6では、フロントガラス21に、1つのフィルムアンテナ10を取り付けたが、取り付けるフィルムアンテナ10の個数や取り付け場所は、これに限定されるものではない。
従来のフィルムアンテナを示す図である。 (a)は本発明に係るフィルムアンテナ一例の平面図であり、(b)は(a)に用いる第2樹脂パターンの一例を示す図である。 図2に示すフィルムアンテナの断面図である。 図2に示すフィルムアンテナの製造方法を示す図である。 本発明に係る他のフィルムアンテナを示す図である。 図2に示したフィルムアンテナ10を自動車20のフロントガラス21に貼り付けた状態を示す図である。
符号の説明
10、10´ フィルムアンテナ
12 フィルム基材
13 導電パターン
14 第1樹脂パターン
15 第2樹脂パターン
16 粘着層
17 シート
20 自動車
21 フロントガラス
30 デジタルTV受信部
31 表示部
32、33 スピーカ

Claims (8)

  1. フィルム基材と、
    ナノ金属粒子を含むペーストから構成される導電パターンと、
    前記フィルム基材と前記導電パターンとの間に配置された第1樹脂パターンと、を有し、
    前記フィルム基材の耐熱温度は、前記ナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度より高い、
    ことを特徴とするフィルムアンテナ。
  2. 前記第1樹脂パターンの厚さが、3〜5μmである、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  3. 前記第1樹脂パターンは、前記導電パターンと前記フィルム基材との接着性を高めるために配置される、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  4. 前記第1樹脂パターンは、前記導電パターンと前記フィルム基材との間に発生する応力を緩和するために配置される、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  5. 前記導電パターン上に配置された第2樹脂パターンを更に有する、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  6. 前記導電パターンの幅と前記第2樹脂パターンの幅との比が1〜3に設定されている、請求項5に記載のフィルムアンテナ。
  7. フィルム基材と、ナノ金属粒子を含むペーストから構成される導電パターンと、前記フィルム基材と前記導電パターンとの間に配置された第1樹脂パターンと、を有し、前記フィルム基材の耐熱温度が前記ナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度より高い、フィルムアンテナと、
    前記フィルムアンテナと接続された受信部と、
    を有することを特徴とする受信機。
  8. フィルム基材と、ナノ金属粒子を含むペーストから構成される導電パターンと、前記フィルム基材と前記導電パターンとの間に配置され、着色材を含む第1樹脂パターンと、を有し、前記フィルム基材の耐熱温度が前記ナノ金属粒子を含むペーストの硬化温度より高い、フィルムアンテナと、
    前記フィルムアンテナが貼り付けられたフロントガラスと、
    を有することを特徴とする自動車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014049644A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Toppan Forms Co Ltd アンテナ構造体、データ受送信体及び通信機器

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