JP2009176014A - 自動取引システムおよび自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】読み取る生体情報を選択する顧客の操作を受け付けるとともに取引を進めるために必要な取引情報を予め入力する顧客の操作を自動取引装置1の操作部で受け付け、選択された顧客の生体情報を自動取引装置1の生体情報読取部で読み取り、その生体情報と取引情報とを関連付けてデータベース4、5に予め登録しておく。そして、自動取引装置1が、生体情報読取部で読み取った顧客の生体情報に基づいてデータベース4、5から抽出した取引情報にしたがって取引画面を表示して取引を行うようにした。
【選択図】 図1
Description
また、資金を他口座に送金する振込取引においては送金先の口座番号など多くの入力情報が必要になるため顧客の入力操作の負担は軽減されず顧客の利便性は必ずしも向上しないという問題がある。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関の店舗またはコンビニエンスストア等の店舗等に設置されるものである。この自動取引装置1は、専用線等の通信回線2に通信可能に接続され、顧客が金融機関に開設した口座の支店番号、口座科目、口座番号等の口座情報が記録された磁気ストライプやICチップ付きのカード(キャッシュカード)の挿入や顧客の入力操作を受け付けて現金引出し、現金預け入れ取引や振込み取引等の取引を行うものである。なお、自動取引装置1の構成は後述する。
したがって、認証サーバ3は顧客IDに基づいて生体情報DB4を検索して登録された生体情報IDや生体情報を抽出することができ、また顧客の生体情報に基づいて生体情報DB4を検索して登録された顧客IDや生体情報IDを抽出することができるようになっている。
6は取引制御DB(DataBase)であり、取引制御サーバ5の記憶部に備えられたデータベースである。この取引制御DB6は、顧客を識別するための顧客識別情報(例えば、口座情報)としての顧客ID、その顧客IDに対応付けた生体情報識別情報としての生体情報ID、その生体情報IDに対応させて予め記憶させて登録しておく取引を進めるために必要な情報である取引情報としての取引種類を示す情報で構成されたものである。
したがって、取引制御サーバ5は顧客IDおよび生体情報IDに基づいて取引制御DB6を検索して登録された取引種類を抽出することができるようになっている。
また、本実施例では、取引制御DB6に生体情報IDに対応させて取引種類を登録するようにしたが取引科目を登録するようにしてもよい。
このホストコンピュータ7は、自動取引装置1から受信した顧客の口座番号等の顧客を識別するための顧客識別情報としての口座情報に基づいて図示しない顧客データベースを検索して暗証番号を抽出し、その暗証番号と自動取引装置1から受信した暗証番号とを比較して一致するか否かの照合、すなわち暗証番号による本人認証を行う。
次に、自動取引装置1の構成を説明する。
図2において、11は顧客操作表示部であり、タッチパネル等の操作部および液晶ディスプレイ等の表示部で構成されたものである。この顧客操作表示部11はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し顧客が入力操作等を行うものであり、また、取引選択画面、顧客が選択した取引に対して顧客の入力操作等の誘導を行う画面および入力された情報等を表示するものである。
14は生体情報読取部であり、顧客の指紋、手指の静脈パターンを読み取るための手指スキャンセンサおよび顧客の虹彩等の画像を取得するためのCCD(Charge Coupled Devices)を備えたカメラ、顧客の声紋を取得するための音声入力装置等で構成されたものである。この生体情報読取部14は手指スキャンセンサ、カメラ、音声入力装置等で顧客の虹彩、指紋、手指の静脈パターン、声紋等の各種生体情報を取得し、その生体情報を後述する制御部へ通知する。なお、顧客が行う署名等の筆跡も生体情報とするようにしてもよい。
15は明細票印字部であり、明細票印字機構、明細票搬送機構等で構成されたものである。この明細票印字部15は顧客の操作を受け付けて行った取引の内容を印字した明細票を顧客へ発行するものである。
また、記憶部16はカードリーダ部12がカードから読み取った口座情報、生体情報読取部14が読み取った生体情報や生体識別情報、顧客操作表示部11が入力を受け付けた各種情報を記憶する。
本実施例では、顧客が右手人差し指の静脈の生体情報に取引種類としての「預金取引」を登録し、自動取引装置1で「預金取引」の「預け入れ」等の取引を行うものとして上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各実施例の各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
この取引選択画面は、例えば図7(a)に示すように「取引を選択してください。」等の文言および「入金」、「出金」、「振込」、「通帳記入」、「取引制御登録」、「生体取引」等の取引選択ボタンで構成されたものである。
S2a:顧客操作表示部11が「取引制御登録」の取引選択ボタンの押下を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は顧客にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。
制御部17の指示によりカードリーダ部12は挿入されたカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読み取る。
S3a:カードから口座情報を読み取ると暗証番号による本人認証を行うため、制御部17の指示により顧客操作表示部11は顧客の暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力画面を表示する。この暗証番号入力画面には「1」から「9」および「0」ボタン等で構成される操作ボタンを表示する。顧客操作表示部11が暗証番号入力画面を表示すると顧客は表示された操作ボタンを押下して暗証番号を入力する。
ホストコンピュータ7は受信した顧客の口座番号等の口座情報に基づいて図示しない顧客データベースを検索して暗証番号を抽出し、その暗証番号と自動取引装置1から受信した暗証番号とを比較して一致するか否かの照合、すなわち、暗証番号による本人認証を行う。ホストコンピュータ7は通信部を介してその結果を自動取引装置1へ送信する。
この生体情報種類選択画面は、例えば図7(b)に示すように「生体情報の種類を選択してください。」等の文言および「指紋」、「指静脈」、「手のひら静脈」、「虹彩」、「声紋」、「署名」等の生体情報選択ボタンで構成されたものである。
顧客操作表示部11が「指静脈」の生体情報選択ボタンの押下を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は、例えば図7(c)に示す「登録する手を選択してください。」等の文言および「左手」、「右手」等の選択ボタンで構成された画面を表示する。ここで、顧客は「右手」の選択ボタンを押下するものとする。
制御部17の指示により生体情報取得部14は手指スキャンセンサで顧客の右手人差し指静脈の生体情報を取得して生体識別情報とともにその生体情報を制御部17へ通知し、制御部17は通知された生体情報および生体識別情報を記憶部16に記憶させる。
この取引可能科目/種類選択画面は、例えば図7(e)に示すように「取引を可能とする科目/種類を選択してください。」等の文言および「預金取引」、「ローン取引」、「振込み取引」、「通帳記入」等の取引種類選択ボタンおよび預金取引の取引科目を示す「預け入れ」、「引き出し」、「残高照会」、ローン取引の取引科目を示す「借り入れ」、「返済」、振込み取引の取引科目を示す「口座振込」、「現金振込」等の取引科目表示で構成されたものである。
S8a:顧客操作表示部11が「預金取引」の取引種類選択ボタンの押下を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は取引制御内容確認画面を表示する。
認証サーバ3は、受信した口座情報を顧客ID、生体識別情報を生体情報IDとし、その顧客IDに関連付けて生体情報ID、その生体情報IDが示す生体種類、受信した生体情報を認証DB4に格納して登録する。
取引制御サーバ5は、受信した口座情報を顧客ID、生体識別情報を生体情報IDとし、その顧客IDに関連付けて生体情報ID、その生体情報IDに関連付けて取引種類を示す情報を取引制御DB6に格納して登録する。
次に、顧客の操作により行う取引の処理を図6の第1の実施例における取引処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
この取引選択画面は、例えば図7(a)に示すように「取引を選択してください。」等の文言および「入金」、「出金」、「振込」、「通帳記入」、「取引制御登録」、「生体取引」等の取引選択ボタンで構成されたものである。
顧客操作表示部11が「生体取引」の取引選択ボタンの押下を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は生体情報種類選択画面を表示する。
この生体情報種類選択画面は、例えば図7(b)に示すように「生体情報の種類を選択してください。」等の文言および「指紋」、「指静脈」、「手のひら静脈」、「虹彩」、「声紋」、「署名」等の生体情報選択ボタンで構成されたものである。
顧客操作表示部11が「指静脈」の生体情報選択ボタンの押下を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は、例えば図7(c)に示す「登録する手を選択してください。」等の文言および「左手」、「右手」等の選択ボタンで構成された画面を表示する。ここで、顧客は「右手」の選択ボタンを押下するものとする。
制御部17の指示により生体情報取得部14は手指スキャンセンサで顧客の右手人差し指静脈の生体情報を取得して生体識別情報とともにその生体情報を制御部17へ通知し、制御部17は通知された生体情報および生体識別情報を記憶部16に記憶させる。
認証サーバ3は受信した顧客の生体情報に基づいて生体情報DB4を検索して当該顧客の顧客IDおよび生体情報IDを抽出し、その顧客IDとともに受信した暗証番号をホストコンピュータ7へ送信して本人認証を依頼する。
取引制御サーバ5は受信した顧客IDおよび生体情報IDに基づいて取引制御DB6を検索して取引種類、本実施例の場合「預金取引」を抽出し、その取引種類を自動取引装置1へ送信する。なお、顧客IDおよび生体情報IDに関連付けて取引種類が登録されていない場合はその旨を自動取引装置1へ送信する。
S6b:登録されている取引種類が有ると判定すると制御部17は、さらにその取引種類が単一の取引科目で構成されているか否かを判定する。なお、記憶部16は予めそれぞれの取引種類を構成する取引科目を記憶しているものとする。
S7b:複数の取引科目で構成された取引種類であると判定されると制御部17は取引制御サーバ5から受信した取引種類にしたがってその取引種類を構成する取引科目を選択するための取引選択画面の画面情報を生成する。
S9b:顧客は所望の取引を実行させるため、表示された取引選択画面の取引選択ボタンを押下するものとする。
このようにして指の静脈・虹彩・署名等の複数の生体情報から顧客の操作により選択されたそれぞれの生体情報に顧客が行う取引種類を取引情報として予め登録するようにしたことにより、その生体情報を読取らせることで顧客が希望する取引種類を容易に選択することができ、顧客の操作負担を軽減させることができるようになる。
さらに、キャッシュカードを使用することなく取引を行うことができるようになる。
なお、本実施例では、生体情報DB4に登録したひとつの生体情報で顧客を特定するようにしたが、複数の生体情報を組み合わせて顧客を特定するようにして安全性を高めるようにしてもよい。
以上説明したように、第1の実施例では、指の静脈・虹彩・署名等の複数の生体情報に顧客が行う取引種類を予め登録するようにしたことにより、自動取引装置で取扱うことができる取引の科目が増えた場合であっても所望の取引を行うことができるようになり、また顧客の入力操作の負担を軽減することができるようになり、顧客の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
さらに、顧客は自己の好みや利便性に合わせて取引種類を登録することができるため、顧客の入力操作の負担を軽減することができるようになり、顧客の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
第2の実施例の取引制御DB6は、顧客を識別するための顧客識別情報(例えば、口座情報)としての顧客ID、その顧客IDに対応付けた生体情報識別情報としての生体情報ID、その生体情報IDに対応させて予め記憶させて登録しておく取引を進めるために必要な情報である取引情報としての取引種類を示す情報および振込先情報を識別するための振込先情報IDで構成されたものである。
この取引制御DB6は、例えば図8(a)に示すように顧客ID「123456789」の生体情報ID「1」に取引種類「預金取引」、生体情報ID「2」に取引種類「振込取引」および振込先情報ID「1」が記憶されている。なお、生体情報ID「1」に振込先情報ID、生体情報ID「3」に取引種類および振込先情報IDは登録されていないことを示している。
したがって、取引制御サーバ5は顧客IDおよび生体情報IDに基づいて取引制御DB6を検索して登録された取引種類、および振込先の金融機関、口座番号、口座種類、振込金額からなる振込先情報を抽出することができるようになっている。
まず、取引種類を登録する処理を図9の第2の実施例における取引種類の登録処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S7c:生体情報識別情報および生体識別情報を記憶部16に記憶させると制御部17の指示により顧客操作表示部11は取引可能科目/種類選択画面を表示する。
この取引可能科目/種類選択画面は、例えば図7(e)に示すように「取引を可能とする科目/種類を選択してください。」等の文言および「預金取引」、「ローン取引」、「振込み取引」、「通帳記入」等の取引種類選択ボタンおよび預金取引の取引科目を示す「預け入れ」、「引き出し」、「残高照会」、ローン取引の取引科目を示す「借り入れ」、「返済」、振込み取引の取引科目を示す「口座振込」、「現金振込」等の取引科目表示で構成されたものである。
S8c:顧客操作表示部11が取引種類選択ボタンの押下を検知すると制御部17は押下された取引種類選択ボタンが「振込取引」であるか否かを判定する。「振込取引」であると判定されると処理をS9cへ移行し、「振込取引」でないと判定されると処理をS11cへ移行する。
顧客操作表示部11が振込先情報を登録するか否かを選択するためのボタンの押下を検知すると制御部17は押下されたボタンが「登録する」であるか否かを判定する。「登録する」であると判定されると処理をS10cへ移行し、「登録しない」であると判定されると処理をS11cへ移行する。
顧客は表示された振込先情報入力画面にしたがって振込先の金融機関、口座番号、口座種類、振込金額からなる振込先情報を入力するものとする。
S11c:顧客操作表示部11が顧客の操作により振込先情報の入力を受け付けると制御部17の指示により顧客操作表示部11は取引制御内容確認画面を表示する。
認証サーバ3は、受信した口座情報を顧客ID、生体識別情報を生体情報IDとし、その顧客IDに関連付けて生体情報ID、その生体情報IDが示す生体種類、受信した生体情報を認証DB4に格納して登録する。
取引制御サーバ5は、受信した口座情報を顧客ID、生体識別情報を生体情報IDとし、その顧客IDに関連付けて生体情報ID、その生体情報IDに関連付けて取引種類を示す情報、および振込先情報(振込先の金融機関、口座番号、口座種類、振込金額)を取引制御DB6に格納して登録する。
次に、顧客の操作により行う取引の処理を図10の第2の実施例における取引処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1d〜S9d:図6におけるS1b〜S9bと同様なのでその説明を省略するが、S3dにおいて、取引制御サーバ5は受信した顧客IDおよび生体情報IDに基づいて取引制御DB6を検索して取引種類、本実施例の場合「振込取引」、および振込先情報を抽出し、その取引種類および振込先情報を自動取引装置1へ送信するものとする。なお、顧客IDおよび生体情報IDに関連付けて取引種類または振込先情報が登録されていない場合はその旨を自動取引装置1へ送信する。
S11d:振込取引であると判定されると制御部17の指示により顧客操作表示部11は登録された振込先情報を利用するか否かを選択するための振込先情報利用選択画面(取引画面)を表示する。
S12d:「(使用)しない」であると判定されると制御部17の指示により顧客操作表示部11は振込先情報を入力するための画面を表示し、顧客の操作により振込先の金融機関、口座番号、口座種類、振込金額等の振込先情報の入力を受け付ける。
このようにして予め生体情報に関連付けて登録した振込先情報を利用した振込取引を行うことができるようになる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、予め生体情報に関連付けて登録した振込先情報等の入力情報を利用することにより、振込取引等の入力操作が複雑な取引を容易に行うことができるという効果が得られる。
本実施例では、自動取引装置1でカードを利用した「預金取引」の「預け入れ」等の取引を行うものとして説明する。
なお、取引種類を登録する処理は、図5の第1の実施例における取引種類の登録処理を示すフローチャートと同様の処理なのでその説明を省略する。
S1e:自動取引装置1の図示しない近接センサで顧客の接近を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は取引選択画面を表示する。
この取引選択画面は、例えば図7(a)に示すように「取引を選択してください。」等の文言および「入金」、「出金」、「振込」、「通帳記入」、「取引制御登録」、「生体取引」等の取引選択ボタンで構成されたものである。
顧客操作表示部11が「生体取引」の取引選択ボタンの押下を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は顧客にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。
制御部17の指示によりカードリーダ部12は挿入されたカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読み取る。
S2e:カードから口座情報を読み取ると制御部17の指示により顧客操作表示部11は生体情報種類選択画面を表示する。
生体情報選択画面が表示されると顧客操作表示部11はいずれかの生体情報選択ボタンが押下されることを待機し、顧客は「指静脈」の生体情報選択ボタンを押下するものとする。
顧客操作表示部11が「右手」の選択ボタンの押下を検知すると制御部17の指示により顧客操作表示部11は、例えば図7(d)に示す「登録する指を選択してください。」等の文言および「親指」、「人差し指」、「中指」、「薬指」、「小指」等の選択ボタンで構成された画面を表示する。ここで、顧客は「人差し指」の選択ボタンを押下するものとする。
S4e:顧客の生体情報を取得すると暗証番号による本人認証を行うため、制御部17の指示により顧客操作表示部11は顧客の暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力画面を表示する。この暗証番号入力画面には「1」から「9」および「0」ボタン等で構成される操作ボタンを表示する。顧客操作表示部11が暗証番号入力画面を表示すると顧客は表示された操作ボタンを押下して暗証番号を入力する。
ホストコンピュータ7は受信した顧客IDとしての口座情報に基づいて図示しない顧客データベースを検索して暗証番号を抽出し、その暗証番号と自動取引装置1から受信した暗証番号とを比較して一致するか否かの照合、すなわち、暗証番号による本人認証を行う。ホストコンピュータ7は通信部を介してその結果を自動取引装置1へ送信する。
認証サーバ3は受信した顧客の生体情報に基づいて生体情報DB4を検索して当該顧客の顧客IDおよび生体情報IDを抽出し、その顧客IDおよび生体情報IDを取引制御サーバ5へ送信する。
S5e〜S11e:図6におけるS4b〜S10bと同様なのでその説明を省略する。
さらに、顧客は自己の好みや利便性に合わせて取引種類を登録することができるため、顧客の入力操作の負担を軽減することができるようになり、顧客の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
2 通信回線
3 認証サーバ
4 生体情報DB
5 取引制御サーバ
6 取引制御DB
7 ホストコンピュータ
11 顧客操作表示部
12 カードリーダ部
13 入出金部
14 生体情報読取部
15 明細票印字部
16 記憶部
17 制御部
Claims (10)
- 表示された取引画面にしたがって顧客の操作を操作部で受け付けて取引を行う自動取引装置を有する自動取引システムにおいて、
顧客の生体情報と、それぞれの取引科目を示す情報、該取引科目を目的別に分類した取引種類を示す情報、および振込取引で入力が必要な振込先情報のいずれか一以上とした取引情報とを関連付けて登録しておくデータベースを設け、
自動取引装置の生体情報読取部で読み取った顧客の生体情報に基づいて前記データベースに登録された取引情報を抽出し、その取引情報にしたがって自動取引装置の取引画面を表示するようにしたことを特徴とする自動取引システム。 - 請求項1の自動取引システムにおいて、
前記取引情報が、それぞれの取引科目を示す情報または該取引科目を目的別に分類した取引種類を示す情報のとき、登録された取引科目のみを取引画面に表示するようにしたことを特徴とする自動取引システム。 - 請求項1または請求項2の自動取引システムにおいて、
読み取る生体情報を選択する顧客の操作を受け付けるとともに取引を進めるために必要な取引情報を予め入力する顧客の操作を受け付ける操作部と、
前記操作部で選択された顧客の生体情報を読み取る生体情報読取部と、
前記生体情報読取部が読み取った生体情報と前記操作部で入力された取引情報とを関連付けて登録することを依頼する取引情報登録手段とを有する自動取引装置を設け、
前記自動取引装置からの依頼により前記生体情報と前記取引情報とを関連付けて前記データベースに記憶させるようにしたことを特徴とする自動取引システム。 - 請求項3の自動取引システムにおいて、
前記取引情報登録手段を、前記生体情報読取部が読み取った生体情報、顧客の操作により挿入されたカードからカードリーダ部が読み取った顧客識別情報および前記操作部で入力された取引情報を関連付けて登録することを依頼する手段とし、
前記データベースを、前記自動取引装置からの依頼により前記生体情報、顧客識別情報および取引情報を関連付けて記憶しておくデータベースとし、
前記自動取引装置の生体情報読取部で読み取った顧客の生体情報に基づいて前記データベースから顧客識別情報および取引情報を抽出し、該顧客識別情報に基づいて予め登録された暗証番号による本人認証を行った後、該取引情報にしたがって取引画面を表示するようにしたことを特徴とする自動取引システム。 - 請求項1から請求項3または請求項4の自動取引システムにおいて、
前記生体情報を、顧客の虹彩、指紋、手指の静脈パターン、声紋、筆跡としたことを特徴とする自動取引システム。 - 表示された取引画面にしたがって顧客の操作を操作部で受け付けて取引を行う自動取引装置において、
生体情報読取部で読み取った顧客の生体情報に基づいて、顧客の生体情報と、それぞれの取引科目を示す情報、該取引科目を目的別に分類した取引種類を示す情報、および振込取引で入力が必要な振込先情報のいずれか一以上とした取引情報とを関連付けて登録しておくデータベースから抽出された取引情報にしたがって取引画面を表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項6の自動取引装置において、
前記取引情報が、それぞれの取引科目を示す情報または該取引科目を目的別に分類した取引種類を示す情報のとき、登録された取引科目のみを取引画面に表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項6または請求項7の自動取引装置において、
読み取る生体情報を選択する顧客の操作を受け付けるとともに取引を進めるために必要な取引情報を予め入力する顧客の操作を受け付ける操作部と、
前記操作部で選択された顧客の生体情報を読み取る生体情報読取部と、
前記生体情報読取部が読み取った生体情報と前記操作部で入力された取引情報とを関連付けて登録することを依頼する取引情報登録手段とを設け、
前記生体情報と前記取引情報とを関連付けて前記データベースに記憶させるようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項8の自動取引装置において、
前記取引情報登録手段を、前記生体情報読取部が読み取った生体情報、顧客の操作により挿入されたカードからカードリーダ部が読み取った顧客識別情報および前記操作部で入力された取引情報を関連付けてデータベースに登録することを依頼する手段とし、
前記生体情報読取部で読み取った顧客の生体情報に基づいて前記データベースから抽出された顧客識別情報に基づいて予め登録された暗証番号による本人認証を行った後、前記データベースから抽出された取引情報にしたがって取引画面を表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項6から請求項8または請求項9の自動取引装置において、
前記生体情報を、顧客の虹彩、指紋、手指の静脈パターン、声紋、筆跡としたことを特徴とする自動取引装置。
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