JP2009174771A - 加圧流動床ボイラの制御装置および制御方法 - Google Patents

加圧流動床ボイラの制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 加圧流動床ボイラを安定に保ち、また、加圧流動床ボイラが複数ある場合には、ボイラの負荷割合の崩れを防ぐことができる加圧流動床ボイラの制御装置および制御方法を提供する。
【解決手段】 CWPをA火炉15とB火炉16に供給するときに、A火炉15およびB火炉16からの蒸気で発電する発電装置17の出力を設定する指令値と発電装置17の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定し、総合燃料量をA火炉15およびB火炉16に応じて配分する加圧流動床ボイラの制御装置18において、A火炉15およびB火炉16に供給されているCWPの石炭量と、A火炉15およびB火炉16に対して設定されている石炭量とを基にして、A火炉15およびB火炉16に供給するCWPの量をそれぞれ決める制御手段を制御装置18に備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、加圧流動床ボイラの燃焼を制御する加圧流動床ボイラの制御装置および制御方法に関する。
加圧流動床ボイラは、大気圧状態で燃料を燃焼させる常圧ボイラに比べて、燃焼効率が高く、設備をコンパクトにすることができる。加圧流動床ボイラでは、粉砕した石炭に水と石灰石を混ぜてスラリ状にした燃料つまりCWP(Coal Watar Paste)が用いられる。こうしたCWPを燃料とすることにより、加圧流動床ボイラは高温・高圧の蒸気とガスを発生して、蒸気タービン発電機やガスタービン発電機を運転し、複合発電を可能にする。
一方、発電機側の要求する出力に応じるために、加圧流動床ボイラ側では各種の制御を行っている(例えば、特許文献1参照。)。例えば、蒸気タービン発電機の出力を出力設定器(ALR)に設定し、設定された出力を基にした指令値から、蒸気タービン発電機の出力指示(MWD)に変換する。この後、蒸気タービンの実際の出力と出力指示(MWD)とを比較し、この比較結果を基にして加圧流動床ボイラのボイラ入力指令(BID)を出す。つまり、蒸気タービン発電機の要求出力に対して加圧流動床ボイラ側では、供給するCWPの量を制御する。具体的には、蒸気タービン発電機の出力が不足であればCWPの量を増やす制御を行い、また、その逆の制御を行う。
特開平10−73207号公報
ところで、加圧流動床ボイラの熱源となるのはCWPの石炭であるが、例えばL/Cが高いとCWP中の石灰石量が多くなり、L/Cが低い場合と比べると石炭量が減ることになる。L/Cは、乾燥した石炭である乾燥炭(C)と石灰石(L)の割合を次の式で表す。
L/C=石灰石割合/石炭割合
もし、CWPの石炭量が少ない場合に、出力上昇を示すボイラ入力指令(BID)が出されると、図10に示すように、時間T0〜T1の間に、ボイラ加速指令(BIR)により空気量が先行して増加し、この後にCWPの量である燃料量が増加して、ボイラ入力指令(BID)に応じたCWPの量L1(破線の部分)に到達する。
時間T1〜T2の間では、ボイラ入力指令(BID)に見合ったCWPの量L1に到達したが、CWP中の石炭量が少ないために、蒸気タービン発電機の実際の出力と、蒸気タービン発電機に対する出力指示(MWD)とに差が発生し、CWPの量を増やすための制御が行われる。その間に、空気量はCWPの量に見合った量に達したが、実際には空気量が過剰になり、O2制御により空気量は一旦低下し、この後でO2設定値になるように制御が行われる。
時間T2〜T3の間では、CWPの量が増加して蒸気タービン発電機の出力が出力指示(MWD)に到達し、CWPの燃焼に見合う空気量と、加圧流動床ボイラに供給される空気量とに差がなくなり、CWPの量が安定する。CWPの量が安定すると、O2濃度が安定したことにより、空気量も安定して一定となる。
このように、CWPの石炭量が少ない場合には、時間T1〜T2の間と、時間T2〜T3の最初の部分とに空気量の変動が発生する。つまり、CWP中の石炭量が出力指示の燃料量に対応していないと、出力が変動した場合に空気量が燃料量に見合っていないので、加圧流動床ボイラの動作が不安定となる。この結果、加圧流動床ボイラ内で空気が過剰になり、加圧流動床ボイラの空塔部への灰飛散やNOxの上昇を引き起こし、また、ボイラ内に設けられている伝熱管の磨耗が進行する可能性がある。
一方、加圧流動床ボイラが複数ある発電ユニットでは、次のような課題が発生する。図11に示すように、ユニットに2つの加圧流動床ボイラ(A火炉、B火炉)を備える場合がある。なお、図11では発電機などを省略している。複数の加圧流動床ボイラを備えるユニットの場合、各ボイラの負荷配分が異なるときがある。例えば、A火炉は主蒸気と熱交換をし、B火炉は主蒸気と再熱蒸気と熱交換をするときが該当する。このように、加圧流動床ボイラに対する負荷配分が異なると、各ボイラの燃焼特性が異なる。この場合、不必要な石灰石の消費防止と、ボイラ内で生成されるBM廃棄量抑制のために、A火炉ではA燃料製造系統でCWPを製造し、燃料供給指令でポンプPを駆動してCWPを供給する。一方、B火炉ではB燃料製造系統でCWPを製造し、燃料供給指令でポンプPを駆動してCWPを供給する。つまり、加圧流動床ボイラ毎に石炭量と石灰石量との異なるCWPを製造し、各ボイラに供給している。
複数の加圧流動床ボイラを備えるユニットでは、図12の「通常状態」で示すように、総合燃料量(TFRD)をA火炉、B火炉へ配分している。このために、各加圧流動床ボイラに供給されるCWPの量は比率が一定となる。なお、図12では、蒸気タービン発電機をST発電機と記載し、CWPを燃料と記載している。ここで、もし、図12の「A火炉負荷減」で示すように、A火炉に供給されるCWPの石炭量つまり熱量が少ない場合、A火炉のボイラ負荷が不足し、出力指示(MWD)と蒸気タービン発電機の出力に差が発生する。これにより、図12の「制御動作」で示すように、総合燃料量(TFRD)を増加する制御が行われる。すると、総合燃料量をA燃料製造系統とB燃料製造系統に分配するために、A火炉およびB火炉のCWPの量が増加する。
この結果、図12の「通常状態」に示すA火炉とB火炉の負荷割合に比べて、図12の「制御動作」に示すA火炉とB火炉の負荷割合が崩れ、B火炉の負担が増加する。つまり、A火炉とB火炉とでは、負荷分配に差が発生する。B火炉である加圧流動床ボイラの負荷は、ボイラ内の流動層高または流動層温度を増やすことで熱交換量を調整している。加圧流動床ボイラでは流動層を伝熱管のない空塔部まで高くすると灰飛散量が多くなり、後流側でのトラブルが発生しやすくなる。一方、ボイラ内BMの流動阻害防止温度以下に流動層温度を抑えるために、流動層温度には上限値を設けている。
したがって、負荷割合が崩れて負荷の大きくなったB火炉では、流動層高もしくは流動層温度が上限値に近づき、ユニットの出力を抑制する必要がある。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、加圧流動床ボイラを安定に保ち、また、加圧流動床ボイラが複数ある場合には、ボイラの負荷割合の崩れを防ぐことができる加圧流動床ボイラの制御装置および制御方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、CWPを加圧流動床ボイラに供給するときに、該ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定して、CWPを該ボイラに供給する加圧流動床ボイラの制御方法において、前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量を決めることを特徴とする加圧流動床ボイラの制御方法である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の加圧流動床ボイラの制御方法において、前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量との差に対応するCWPの対応量を決定し、前記総合燃料量に前記対応量を加えて、CWPを前記加圧流動床ボイラに供給することを特徴とする。
請求項3の発明は、CWPを複数の加圧流動床ボイラに供給するときに、該各ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定し、該総合燃料量を該ボイラに配分する加圧流動床ボイラの制御方法において、前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量をそれぞれ決めることを特徴とする加圧流動床ボイラの制御方法である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の加圧流動床ボイラの制御方法において、前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量との差に対応するCWPの対応量をそれぞれ決定し、前記総合燃料量を配分した量に前記対応量を加えて、CWPを前記加圧流動床ボイラにそれぞれ供給することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の加圧流動床ボイラの制御方法において、乾燥炭と石灰石の割合と、CWPの水分の割合とを基にして石炭割合を算出し、前記加圧流動床ボイラに供給するCWPの量と前記石炭割合とから前記石炭量を算出することを特徴とする。
請求項6の発明は、CWPを加圧流動床ボイラに供給するときに、該ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定して、CWPを該ボイラに供給する加圧流動床ボイラの制御装置において、前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量を決める制御手段を備えることを特徴とする加圧流動床ボイラの制御装置である。
請求項7の発明は、CWPを複数の加圧流動床ボイラに供給するときに、該各ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定し、該総合燃料量を該ボイラに配分する加圧流動床ボイラの制御装置において、前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量をそれぞれ決める制御手段を備えることを特徴とする加圧流動床ボイラの制御装置である。
請求項1および請求項6の発明によれば、CWP中の石炭量と、加圧流動床ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、ボイラに供給するCWPの量を決めるので、蒸気タービン発電機の出力つまりボイラ負荷に応じた量のCWPをボイラに供給することができる。この結果、加圧流動床ボイラの動作を安定にすることができる。
請求項3および請求項7の発明によれば、加圧流動床ボイラが複数あっても、実際のCWPの石炭量と、加圧流動床ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、ボイラに供給するCWPの量をそれぞれ決めるので、各ボイラ負荷に応じてCWPをボイラに供給することができる。この結果、加圧流動床ボイラの負荷割合の崩れを防ぐことができる。
請求項2および請求項4の発明によれば、CWP中の石炭量と、加圧流動床ボイラに対して設定されている石炭量との差を基にして、前記加圧流動床ボイラに供給するCWPの量を決めるので、簡単な演算処理でCWPの量を求めることができる。
請求項5の発明によれば、乾燥炭と石灰石の割合(後述するL/C)と、CWPの水分の割合とを用いて石炭割合を算出し、この石炭割合を用いて石炭量を算出するので、2つの値を用いた、簡単な演算処理で加圧流動床ボイラに供給するCWPの量を算出することができる。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による加圧流動床ボイラの制御装置は、図1に示す制御装置18である。制御装置18を備えるユニットは、燃料製造系統11、12、供給系統13、14、A火炉15、B火炉16および発電装置17を備えている。
燃料製造系統11は、A火炉15に供給する燃料を製造するものであり、粉砕した石炭と石灰石と水からCWPを製造する。このとき、燃料製造系統11は、石炭と石灰石と水の構成割合を制御装置18の制御によって調整する。同じように、燃料製造系統12は、B火炉16に供給するCWPを製造し、CWPの石炭と石灰石と水の構成割合を制御装置18の制御によって調整する。
供給系統13は、制御装置18の制御によって、燃料製造系統11で製造されたCWPをA火炉15に送る。供給系統13は複数のポンプ(P)を備えている。この実施の形態では、供給系統13はポンプ(A1P)13Aおよびポンプ(A2P)13Bを備えている。同じように、供給系統14は、制御装置18の制御によって、燃料製造系統12で製造されたCWPをB火炉16に送るものであり、ポンプ(B1P)14Aおよびポンプ(B2P)14Bを備えている。
A火炉15およびB火炉16は加圧流動床ボイラであり、CWPを燃焼して高温・高圧の蒸気をそれぞれ発生する。図2に示すように、A火炉15およびB火炉16は圧力容器15Aおよび圧力容器16Aを備えている。圧力容器15Aおよび圧力容器16AはCWPを圧縮空気で燃焼し、流動層FAおよび流動層FBを発生する。圧力容器15Aおよび圧力容器16Aには伝熱管15Bが設けられ、伝熱管15Bには給水されているので、伝熱管15Bは高温・高圧の蒸気を発生する。この蒸気が主蒸気として発電装置17に供給される。さらに、発電装置17で一度仕事をした蒸気は、圧力容器16Aに設けられている伝熱管16Bに供給され、伝熱管16Bは高温の蒸気を発生する。この蒸気が再熱蒸気として発電装置17に供給される。なお、A火炉15およびB火炉16には、圧力容器15Aおよび圧力容器16A内の流動媒体(BM)を出し入れするためのBMタンク15CおよびBMタンク16Cが設けられている。
このように、A火炉15は主蒸気と熱交換をし、B火炉16は主蒸気と再熱蒸気と熱交換をするので、A火炉15とB火炉16とでは負荷配分が異なっている。
発電装置17は、A火炉15およびB火炉16が発生した高温・高圧の主蒸気と再熱蒸気で蒸気タービン発電機(図示を省略)を駆動する。また、図示を省略しているが、発電装置17は、CWPの燃焼で発生した高温・高圧の燃焼ガスで、ガスタービン発電機(図示を省略)も駆動する。
制御装置18は、燃料製造系統11、12や供給系統13、14を制御するコンピュータである。制御装置18は燃料製造系統11、12によるCWPの製造を制御する。例えば図3に示すように、粗粉砕炭と、スラリと、石灰石量が調節された石灰石とに、水量が調節された水を注水して混合することでCWPを製造する。粗粉砕炭は乾燥炭量と水量とにより調整される。スラリは微粉砕炭と水量が調整された水から作られ、微粉砕炭は乾燥炭量と水量により調整される。
CWPの石炭は、A火炉15およびB火炉16で燃焼して伝熱管15Bおよび伝熱管16Bを加熱する。伝熱管15Bおよび伝熱管16Bは給水されているので、石炭は蒸気発生の熱源となる。CWPの石灰石は、A火炉15およびB火炉16内で脱硫反応して、SOxを抑制する。同時に、石灰石はA火炉15およびB火炉16内の流動層高を維持するために用いられる。つまり、流動層高を調整して、圧力容器15A内での伝熱管15Bと流動層FAとの伝熱面積、圧力容器16A内での伝熱管15Bおよび伝熱管16Bと流動層FBとの伝熱面積を増減することで、A火炉15およびB火炉16の負荷調整を行う。CWPの水はCWPの粘度を調整する。A火炉15およびB火炉16のボイラ効率は、CWPの水量が少ないほど高く、粘度も上限値に近いほど好ましい。しかし、CWPの粘度が上限値を超えると、配管内での閉塞や燃料ポンプの過負荷につながる。また、CWPの粘度が下限値を下回ると、ボイラ効率の低下につながるだけでなく、CWP中の石炭の粗粒と水とが分離しやすく、石炭の粗粒が沈殿して配管内で閉塞を起こす可能性がある。さらに、粘度が調整範囲内であっても、炭種によっては閉塞しやすく、燃料中の水量は一定ではない。そこで、この実施の形態では、CWPの粘度をあらかじめ設定された所定範囲としている。
制御装置18は、乾燥した石炭である乾燥炭(C)と石灰石(L)の割合を表すL/Cによって、A火炉15およびB火炉16の内部に発生する流動層高を調整し、発電装置17の出力を制御している。制御装置18は、石炭割合と石灰石割合とを基にしてL/Cを、
L/C=石灰石割合/石炭割合…(1)
により算出する。例えば図4に示すように、乾燥炭が68.2[%]、石灰石が6.82[%]、水が25[%]である場合、
L/C=6.82/68.2[%]=10[%]
となる。この実施の形態では、図4のCWP構成割合を標準とする。式(1)の石炭割合はCWPに対する石炭の割合であり、石灰石割合はCWPに対する石灰石の割合である。L/Cは、制御装置18の入力画面から入力される値であり、任意に設定される値である。
制御装置18は、供給系統13のポンプ(A1P)13Aおよびポンプ(A2P)13Bを制御するためのA1Pポンプ指令およびA2Pポンプ指令を供給系統13に送り、供給系統14のポンプ(B1P)14Aおよびポンプ(B2P)14Bを制御するためのB1Pポンプ指令およびB2Pポンプ指令を供給系統14に送る。このために制御装置18は、図5に示すように、ユニットマスタ18A、ボイラマスタ18B、水燃比マスタ18C、燃料マスタ18Dおよびポンプ制御部18Eからなる処理を行う。
ユニットマスタ18Aは、出力設定器(図示を省略)に設定された自動負荷制御(ALR)設定を、関数発生(FG)により出力指令(MWD)に変換し、この出力指令(MWD)をボイラマスタ18Bに渡す。
ボイラマスタ18Bは、実際に発電装置17が出力する値であるST発電機出力と出力指令(MWD)との減算を行い、さらに、減算結果を出力指令(MWD)に加算してボイラ入力指令(BID)を算出する。例えば出力指令(MWD)に対して実際のST発電機出力が低い場合、ボイラ入力指令(BID)により加圧流動床ボイラの負荷を高めるようにする。ボイラマスタ18Bは算出したボイラ入力指令(BID)を水燃比マスタ18Cに渡す。
水燃比マスタ18Cは、ボイラ入力指令(BID)に対応する燃料量を関数発生(FG)により算出し、算出した燃料量を補正付き除算(DV)により、発電装置17に供給される蒸気温度で補正して総合燃料量(TFRD)を算出する。つまり、水燃比マスタ18Cは、補正付き除算(DV)により、使用している石炭のカロリーを補正する。そして、水燃比マスタ18Cは算出した総合燃料量(TFRD)を燃料マスタ18Dに渡す。
燃料マスタ18Dは、関数発生(FG)により、総合燃料量(TFRD)からA火炉15の燃料量(FRD)とB火炉16の燃料量(FRD)とを算出する。なお、図5では、A火炉15の燃料量(FRD)とB火炉16の燃料量(FRD)とを「○火炉FRD」と表している。また、この実施の形態では、A火炉15の燃料量(FRD)とB火炉16の燃料量(FRD)とは大体等しい量であり、総合燃料量(TFRD)の約半分である。また、燃料マスタ18Dは、L/Cが変更された場合に、算出した各燃料量(FRD)を補正部18Dで補正する。
補正部18Dは、A火炉15に対する燃料量(FRD)の補正を次のようにして行う。図6に示すように、補正部18Dには、目標とする石炭割合が設定される。この設定が石炭割合設定である。例えば、先の図4の68.2[%]を石炭割合とし、この値を設定する。また、補正部18Dは、現在の乾燥炭量を石炭割合現在値とする。制御装置18は、この石炭割合現在値を次のようにして算出する。まず、製造されたCWPの一部を試料として採取し、水分測定を行う。つまり、試料の全重量から水分を蒸発し、残った試料の重量を全重量から除くことにより、CWP中の水分の割合(以下、「CWP水分」という)を測定する。また、
石炭割合+石灰石割合=1−CWP水分 …(2)
の関係がある。一方、先に述べたように、
L/C=石灰石割合/石炭割合 …(1)
の関係があるので、式(1)と式(2)とから、
石炭割合=(1−CWP水分)/(1+L/C) …(3)
の関係が求まる。
石炭割合設定が行われると、補正部18Dは、A火炉15について目標とする乾燥炭の量(以下、「乾燥炭量目標」という)を、石炭割合設定で設定された石炭割合を用いて算出する。また、石炭割合現在値が入力されると、補正部18Dは、A火炉15について現在のCWPに含まれる乾燥炭の量(以下、「乾燥炭量」という)を、A火炉15に投入されたCWPの量(以下、「A−CWP投入量」という)と、式(3)で算出した石炭割合とを用いて算出する。なお、A−CWP投入量は制御装置18に入力される値である。
この後、補正部18Dは、乾燥炭量目標と乾燥炭量との差を減算(SUB)により算出し、算出した差に対応するCWPの量を関数発生(FG)で算出する。CWPの対応量を算出すると、補正部18Dは、加算(ADD)により、燃料マスタ18Dで算出したA火炉15の燃料量(FRD)に、CWPの対応量を加えて、A火炉15の新たな燃料量(FRD)とする。
同じようにして、燃料マスタ18Dは、B火炉16の新たな燃料量(FRD)を算出する。
ポンプ制御部18Eは、燃料マスタ18Dの算出したA火炉15の燃料量(FRD)により、供給系統13のポンプ(A1P)13Aを制御するA1Pポンプ指令と、ポンプ(A2P)13Bを制御するA2Pポンプ指令を関数発生(FG)により生成し、これらの指令を供給系統13に送る。これらのポンプ指令により、A火炉15に対して、燃料マスタ18Dで算出された燃料量(FRD)が供給される。なお、図5では、A1Pポンプ指令およびA2Pポンプ指令を「○○CWPポンプ指令」と表している。
同じようにして、ポンプ制御部18Eは、燃料マスタ18Dの算出したB火炉16の燃料量(FRD)により、供給系統14のポンプ(B1P)14Aを制御するB1Pポンプ指令と、供給系統14のポンプ(B2P)14Bを制御するB2Pポンプ指令を生成し、これらの指令を供給系統14に送る。
次に、この実施の形態の加圧流動床ボイラの制御装置を用いた加圧流動床ボイラの制御方法について説明する。CWPの石炭割合が変化した場合、例えばA火炉15の流動層FAの層高が低下してくると、層高維持のためにL/Cの設定を変えるときがある。
こうしたとき、制御装置18は、例えば図7に示すような入力画面を表示する。入力画面の入力欄18には、A火炉15に投入されるCWPの量が「A−CWP投入量」として入力され、B火炉16に投入されるCWPの量が「B−CWP投入量」として入力される。また、入力画面の入力欄18には、A火炉15に対して設定されるL/Cの値が「A−L/C設定」として入力され、B火炉16に対して設定されるL/Cの値が「B−L/C設定」として入力される。さらに、入力画面の入力欄18には、A火炉15に投入されるCWP中の水分の割合が「A−CWP水分」として入力され、B火炉16に投入されるCWP中の水分の割合が「B−CWP水分」として入力される。なお、水分の割合を自動で測定する場合には、入力欄18に対する値の入力は不要である。
また、入力画面に入力されたデータに対する判断結果を表示する場合には、「判断結果表示」ボタン1811を操作し、入力されたデータを消去する場合には、「データ消去」ボタン1812を操作する。
入力画面に各データが入力されると、制御装置18は燃料マスタ18Dで、式(3)を用いて石炭割合を算出する。図7では、
「A−L/C設定」の値…10.5[%]
「B−L/C設定」の値…10.0[%]
であり、
「A−CWP水分」の値…25.2[%]
「B−CWP水分」の値…23.5[%]
であるので、
A火炉15での石炭量=CWP投入量×石炭割合
=CWP投入量×{(1−CWP水分)/(1+L/C)}
=48.8×{(1−0.252)/(1+0.105)}
=33.0
を制御装置18が算出する。同じようにして、制御装置18は、
B火炉16での石炭量=CWP投入量×石炭割合
=CWP投入量×{(1−CWP水分)/(1+L/C)}
=51.6×{(1−0.235)/(1+0.100)}
=35.9
を算出する。これにより、制御装置18は、入力画面の「乾燥炭量計算結果」の表示欄1821に対して、A火炉15に投入されるCWP中の乾燥炭量である「A−乾燥炭量」を33.0[t/h]と表示し、B火炉16に投入されるCWP中の乾燥炭量である「B−乾燥炭量」を35.9[t/h]と表示する。一方、制御装置18の燃料マスタ18Dでは、「A−乾燥炭量目標」が例えば32.8[t/h]であり、「B−乾燥炭量目標」が例えば36.1[t/h]である。「A−乾燥炭量目標」および「B−乾燥炭量目標」は、補正部18Dの石炭割合設定で設定された石炭割合を用いて算出された乾燥炭量目標である。
なお、表示欄1821の「A−バイアス量」は次のようなものである。A火炉15とB火炉16の特性上、高負荷での運転時はB火炉16の燃料量がA火炉15を上回るように制御されている。また、A火炉15の流動層高および層温が上限値付近での運転となり、B火炉16では流動層高および層温に余裕のある状況になりやすい。このために、A火炉15では、乾燥炭の目標量に初期設定された値、図7では「1%」をバイアスとして上乗せしている。
これらのデータが表示されているときに、「判断結果表示」ボタン1811が操作されると、制御装置18は図8に示すような判断結果を表示する。これにより、判断結果が値の調整を知らせる内容であると、CWPの注水量などを調整する。
制御装置18は、「乾燥炭量計算結果」の表示欄1821のデータを補正部18Dで用いて、「A−乾燥炭量」である33.0[t/h]と、「A−乾燥炭量目標」である32.8[t/h]との減算を行い、減算結果である0.2[t/h]に対応するCWPの量を算出する。この後、制御装置18は、補正部18Dで、燃料マスタ18Dで算出したA火炉15のA火炉燃料量(FRD)に、CWPの対応量を加えて、A火炉15の燃料量(FRD)とする。
制御装置18はB火炉16についても同様の演算処理を行い、B火炉16の燃料量(FRD)を算出する。
この後、制御装置18は、算出したA火炉15の燃料量(FRD)により、供給系統13のポンプ(A1P)13Aを制御するA1Pポンプ指令と、ポンプ(A2P)13Bを制御するA2Pポンプ指令を生成し、これらの指令を供給系統13に送る。供給系統13は、これらの指令を基にして、ポンプ(A1P)13Aおよびポンプ(A2P)13Bを制御し、算出したA火炉15の燃料量(FRD)のCWPを供給する。
同じようにして、制御装置18は、供給系統14のポンプ(B1P)14Aを制御するB1Pポンプ指令と、ポンプ(B2P)14Bを制御するB2Pポンプ指令を生成して、これらの指令を供給系統14に送る。供給系統14は、これらの指令を基にして、ポンプ(A1P)14Aおよびポンプ(A2P)14Bを制御し、算出したB火炉16の燃料量(FRD)のCWPを供給する。
こうして、この実施の形態によれば、A火炉15およびB火炉16に対して、CWP中の乾燥炭量を基にしてA1Pポンプ指令およびA2Pポンプ指令と、B1Pポンプ指令およびB2Pポンプ指令とを生成するので、A火炉15に供給される乾燥炭量とB火炉16に供給される乾燥炭量との比率を、A火炉15に対する乾燥炭量目標とB火炉16に対する乾燥炭量目標との比率と同じにすることができる。つまり、A火炉15とB火炉16の負荷割合の崩れを防ぐことができる。また、補正部18Dは減算(SUB)と関数発生(FG)と加算(ADD)とによる簡単な演算処理で形成されるので、制御装置18の処理が大幅に増えることを防いで、補正部18Dの演算処理を実現することができる。
(実施の形態2)
この実施の形態による加圧流動床ボイラの制御装置は、図9に示す制御装置18である。制御装置18を備えるユニットは、燃料製造系統11、供給系統13、A火炉15および発電装置17を備えている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この実施の形態では、ボイラとしてA火炉15だけを用いている。
この実施の形態による制御装置18の燃料マスタ18Dは、関数発生(FG)により、総合燃料量(TFRD)からA火炉15の燃料量(FRD)を算出する。また、燃料マスタ18Dは、L/Cが変更された場合に、A火炉15の燃料量(FRD)を補正部18Dで補正する。
ポンプ制御部18Eは、燃料マスタ18Dの算出したA火炉15の燃料量(FRD)により、供給系統13のポンプ(A1P)13Aを制御するA1Pポンプ指令と、ポンプ(A2P)13Bを制御するA2Pポンプ指令を関数発生(FG)で生成し、これらの指令を供給系統13に送る。
この実施の形態によれば、発電装置17の蒸気タービン発電機の実際の出力と、蒸気タービン発電機に対する出力指示(MWD)とに差が発生した場合でも、CWP中の乾燥炭量を増やすための制御が行われる。この結果、供給される空気量は、CWP中の乾燥炭量に見合った量になるので、空気量が過剰になることを防ぎ、加圧流動床ボイラを安定に保って運転することを可能にする。
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、A火炉15とB火炉16は発電装置17に蒸気を供給するために用いたが、特にこれに限定されることはなく、建物の暖房や、工業分野で必要とする蒸気を発生するボイラに対して、この発明は適用可能である。
実施の形態1による加圧流動床ボイラの制御装置を含むユニットの構成図である。 A火炉およびB火炉を示す構成図である。 CWPの製造を示す図である。 CWPの構成割合を示す図である。 制御装置の構成を示す図である。 燃料マスタの構成を示す図である。 入力画面の一例を示す図である。 判断結果を表す画面の一例を示す図である。 実施の形態2による加圧流動床ボイラの制御装置を含むユニットの構成図である。 CWPの石炭量が少ない場合の出力上昇を示す図である。 ユニットにおける複数の加圧流動床ボイラを示す図である。 燃料量制御を示す図である。
符号の説明
11、12 燃料製造系統
13、14 供給系統
15 A火炉
16 B火炉
17 発電装置
18 制御装置
18A ユニットマスタ
18B ボイラマスタ
18C 水燃比マスタ
18D 燃料マスタ(制御手段)
18E ポンプ制御部

Claims (7)

  1. CWPを加圧流動床ボイラに供給するときに、該ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定して、CWPを該ボイラに供給する加圧流動床ボイラの制御方法において、
    前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量を決める、
    ことを特徴とする加圧流動床ボイラの制御方法。
  2. 前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量との差に対応するCWPの対応量を決定し、
    前記総合燃料量に前記対応量を加えて、CWPを前記加圧流動床ボイラに供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の加圧流動床ボイラの制御方法。
  3. CWPを複数の加圧流動床ボイラに供給するときに、該各ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定し、該総合燃料量を該ボイラに配分する加圧流動床ボイラの制御方法において、
    前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量をそれぞれ決める、
    ことを特徴とする加圧流動床ボイラの制御方法。
  4. 前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量との差に対応するCWPの対応量をそれぞれ決定し、
    前記総合燃料量を配分した量に前記対応量を加えて、CWPを前記加圧流動床ボイラにそれぞれ供給する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の加圧流動床ボイラの制御方法。
  5. 乾燥炭と石灰石の割合と、CWPの水分の割合とを基にして石炭割合を算出し、
    前記加圧流動床ボイラに供給するCWPの量と前記石炭割合とから前記石炭量を算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の加圧流動床ボイラの制御方法。
  6. CWPを加圧流動床ボイラに供給するときに、該ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定して、CWPを該ボイラに供給する加圧流動床ボイラの制御装置において、
    前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量を決める制御手段を備えることを特徴とする加圧流動床ボイラの制御装置。
  7. CWPを複数の加圧流動床ボイラに供給するときに、該各ボイラからの蒸気で発電する発電機の出力を設定する指令値と該発電機の出力とを基にCWPの総合燃料量を決定し、該総合燃料量を該ボイラに配分する加圧流動床ボイラの制御装置において、
    前記加圧流動床ボイラに供給されているCWPの石炭量と、該ボイラに対して設定されている石炭量とを基にして、該ボイラに供給するCWPの量をそれぞれ決める制御手段を備えることを特徴とする加圧流動床ボイラの制御装置。
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