JP2009174594A - 動圧気体軸受 - Google Patents

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    • F16C2360/23Gas turbine engines
    • F16C2360/24Turbochargers

Abstract

【課題】アンダーフォイルとアッパーフォイルとを有するフォイルと、このフォイル回転受圧部との間に形成される気体膜とを具備する動圧気体軸受において、アンダーフォイルとアッパーフォイルとの間の相対位置のずれを防止する。
【解決手段】軸を取り付ける対象である軸受部材と軸に設けた回転受圧部との間に設けられるフォイル部4を具備してなる動圧気体軸受において、前記フォイル部4に、軸の回転の際に気体膜を形成すべく前記回転受圧部との間に気体膜を形成するアッパーフォイル6と、このアッパーフォイル6と前記軸受部材との間に配してなり前記アッパーフォイル6を前記回転受圧部側に弾性付勢するアンダーフォイル5と、これらアッパーフォイル6及びアンダーフォイル5の縁部間を連結する連結部とを具備する構成を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、航空機のエアサイクルマシン、ヘリウム液化装置の膨張タービン、自動車のターボチャージャ等の高速回転機械に使用される軸受に関し、特に、軸を取り付ける対象である軸受部材と軸に設けた回転受圧部との間に形成された気体膜により荷重を支持する動圧気体軸受に関する。
高速回転機械用に使用される軸受として、軸を取り付ける対象である軸受部材と軸に設けた回転受圧部との間に形成した楔状の空間により両部材間に薄い気体膜を生じさせ、この気体膜の潤滑作用により荷重を支持する動圧気体軸受が従来知られている。
このような従来の動圧気体軸受の一例として、軸受部材に係止された可撓性を有するフォイル部を設け、このフォイル部と前記回転受圧部との間における初期楔状空間から回転受圧部とフォイルの間隙に導入された気体の圧力により、フォイルが撓んで隣接する支持突起間に複数の楔状空間を繰り返し形成するようにする構成が考えられている。このような構成に用いられるフォイル部には、軸受部材に係止された環状のアンダーフォイルと、一部にうねり部を形成してなる環状のアッパーフォイルとを設け、このアッパーフォイルのうねり部と前記回転受圧部との間における初期楔状空間を形成する態様が従来考えられてきている(特許文献1参照)。
特開2003−148461号公報
ところで、前記アッパーフォイル及びアンダーフォイルには、従来それぞれ別体に設けるようにしている。しかし、このような態様では、これらアッパーフォイルとアンダーフォイルとの間の位相がずれると、ばね定数が最も大きくなり空間の幅が最も小さくなる部位もまたずれるので、動圧気体軸受としての機能が損なわれてしまう不具合が発生しうる。
本発明は、以上に述べた課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る動圧気体軸受は、軸を取り付ける対象である軸受部材と軸に設けた回転受圧部との間に設けられるフォイル部を具備してなり、前記フォイル部が、軸の回転の際に気体膜を形成すべく前記回転受圧部との間に気体膜を形成するアッパーフォイルと、このアッパーフォイルと前記軸受部材との間に配してなり前記アッパーフォイルを前記回転受圧部側に弾性付勢するアンダーフォイルと、これらアッパーフォイル及びアンダーフォイルの縁部間を連結する連結部とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、前記連結部によりアッパーフォイル及びアンダーフォイルの縁部間を連結しているので、アッパーフォイルとアンダーフォイルとの間の相対位置がずれにくく、従って、これらの間の相対位置がずれることにより動圧機体軸受としての機能が損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
前記アンダーフォイルを複数重合させるようにしている場合に有効な構成として、前記アッパーフォイルと複数のアンダーフォイルとを一体に形成しているものが挙げられる。このようなものであれば、アンダーフォイル同士を重合させつつ相互の位相あわせを行うことを容易に行えるからである。
一方、前記アッパーフォイルを複数重合させるようにしている場合に有効な構成として、前記アンダーフォイルと複数のアッパーフォイルとを一体に形成しているものが挙げられる。このようなものであれば、アッパーフォイル同士を重合させつつ相互の位相あわせを行うことを容易に行えるからである。
また、前記アンダーフォイル、前記アッパーフォイル、及び前記連結部を全て一体に形成しているものであれば、部品点数をさらに削減できる。
前記アンダーフォイルと前記アッパーフォイルとの連結強度を確保しつつ組立を容易に行えるようにするための態様として、前記アンダーフォイルと前記アッパーフォイルとを複数の連結部により連結するようにしているものが挙げられる。さらに、この複数の連結部間にピン等を挿入させることにより、フォイル部全体の位置決めを行わせるようにもできる。
また、前記アンダーフォイルにアッパーフォイルを回転受圧部側に向け付勢する機能を備えさせるための態様として、前記アンダーフォイルに、回転方向に直交する方向に延伸する突条を間欠的に複数設けているものが挙げられる。
前記アンダーフォイルのばね定数を下流側に向かうほど大きくするための態様として、前記連結部を前記アンダーフォイル又は前記アッパーフォイルの下流側端縁近傍に設けているものが挙げられる。
特に、前記アンダーフォイルに軸受部材に向けて突出するとともに弾性により突没可能な逆突起を設けているものであって、前記逆突起のばね定数を前記突条のばね定数よりも小さくしているものであれば、この逆突起を軸受部材の載置面に優先して当接させることにより、該載置面の不陸に対応させることができる。
また、軸を取り付ける対象である軸受部材と軸に設けた回転受圧部との間に設けられるフォイル部を具備してなり、前記フォイル部が、軸の回転の際に気体膜を形成すべく前記回転受圧部との間に気体膜を形成するフォイル本体と、このフォイル本体と前記軸受部材との間に配してなるベースプレートと、これらフォイル本体及びベースプレートの縁部間を連結する連結部とを具備するものであっても、本発明の主な効果は得ることができる。すなわち、前記連結部によりフォイル本体及びベースプレートの縁部間を連結しているので、これらの間の相対位置がずれにくく、従って、これらの間の相対位置がずれることにより動圧機体軸受としての機能が損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
本発明に係る軸受の構成によれば、連結部によりアッパーフォイル及びアンダーフォイルの縁部間を連結しているので、アッパーフォイルとアンダーフォイルとの間の相対位置がずれにくく、従って、これらの間の相対位置がずれることにより動圧機体軸受としての機能が損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
以下、本発明の第一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る軸受は、図1に概略正面図を示すようなスラスト軸受であり、軸2を取り付ける対象である軸受部材1と軸2に設けた回転受圧部3との間に設けられたフォイル部4と、このフォイル部4と前記回転受圧部3との間に形成される気体膜Sとを具備してなる。
前記フォイル部4は、前記図1に示すように、前記軸受部材1に略全体が添接可能であるとともに前記軸受部材1に対して弾性突没可能な複数の突条51を有し前記軸受部材1側に配してなるアンダーフォイル5と、このアンダーフォイル5に添接させてなり前記回転受圧部3との間に気体膜Sを形成するアッパーフォイル6と、これらアッパーフォイル5及びアンダーフォイル6の縁部間を連結する連結部とをさらに具備する。ここで、図2にこのフォイル部4の展開図、図3の(a)にこのフォイル部4の正面図、同図の(b)に要部の側面図をそれぞれ示している。また、前記図1及び図3ではアンダーフォイル5及びアッパーフォイル6は形状の理解を容易にするため、一定の厚さで示されているが、実際には、例えば0.1〜0.2mmの板状であり、かつ軸1を巻回する環状に形成されている。
さらに詳述すると、前記アンダーフォイル5は、本実施形態では中央に軸挿通孔5xを有する円盤状であるとともに、回転方向と直交する方向すなわち径方向に延伸する突条51を間欠的に複数設けている。この突条51が弾性突没することにより前記アッパーフォイル6を回転受圧部3に向けて付勢する。
一方、前記アッパーフォイル6は、本実施形態では中心角約45度の扇形をなし、計8枚設けられている。また、このアッパーフォイル6は、前記アンダーフォイル5と前記回転受圧部3との間に45度ピッチで配されているとともに、前記連結部7を介して前記アンダーフォイル5と一体に連結している。そして、このアッパーフォイル6が気体膜Sから圧力を受けてアンダーフォイル5に軸受部材1側に向かう方向への作用を与える。
前記連結部7は、前記アッパーフォイル6の外周縁中央部と前記アンダーフォイル5の対応部位とを接続するものであって、本実施形態では帯状をなすとともに、長手方向中央部を屈曲させることにより前記アンダーフォイル5と前記アッパーフォイル6とを平面視重合させるべく機能する。
ここで、軸2及び回転受圧部3が回転すると、回転受圧部3とフォイル部4との隙間の空気が空気の粘性により引張られ、回転受圧部3とフォイル部4との隙間が次第に挟まっている気体膜Sの圧力が上昇する。この圧力上昇によって、まず、アッパーフォイル6が軸受部材1側に向かう作用を受ける。この際、アッパーフォイル6はアンダーフォイル5の突条51に圧接し、前記アンダーフォイル5が下方に向かう作用を受ける。この作用を受けて、前記突条51が弾性変形してアンダーフォイル5の表面形状が変化する。一方、前記アッパーフォイル6は、この突条51から上方に向かう弾性力を受ける。この弾性力は、例えば、前記クサビ状空間の入口部分すなわち気体膜Sの上流側では小さく、周方向中間部以降、すなわち気体膜Sの下流側では前記入口部分における弾性力よりも大きな所定の大きさである。そして、アッパーフォイル6が前記突条51からこのような弾性力を受けることにより、クサビ状空間を含む気体膜Sの形状が、例えば、入口部分から下流側に進むにつれ幅が小さくなるなど、適切な形状に維持され、前記突条51の上方部分において空気の圧力上昇が生じる。この圧力上昇により軸受は回転受圧部3を非接触で支えることになる。
本実施形態に係る軸受の構成によれば、連結部7によりアッパーフォイル6及びアンダーフォイル5の縁部間を連結しているので、アッパーフォイル6とアンダーフォイル5との間の相対位置がずれにくく、従って、これらの間の相対位置がずれることにより動圧機体軸受としての機能が損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
さらに、前記アンダーフォイル5、前記アッパーフォイル6、及び前記連結部7を全て一体に形成しているので、これら全てを単一の部品として取り扱うことができ、組立時の部品点数を大幅に削減することができる。
加えて、前記アンダーフォイル5に、径方向に延伸する突条51を間欠的に複数設けているので、簡単な構成でこのアンダーフォイル5にアッパーフォイル6を回転受圧部3側に向け付勢する機能を備えさせることができる。
また、本発明の第二実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る軸受は、図4に概略正面図を示すようなスラスト軸受であり、軸2を取り付ける対象である軸受部材A1と軸A2に設けた回転受圧部A3との間に設けられたフォイル部A4と、このフォイル部A4と前記回転受圧部A3との間に形成される気体膜Sとを具備してなる。
前記フォイル部A4は、前記図1に示すように、前記軸受部材A1に略全体が添接可能であるとともに前記軸受部材A1に対して弾性突没可能な複数の突条A51を有し前記軸受部材A1側に配してなるアンダーフォイルA5と、このアンダーフォイルA5に添接させてなり前記回転受圧部A3との間に前記気体膜Sを形成するアッパーフォイルA6とを具備する。ここで、図5にこのフォイル部A4の展開図、図6の(a)にこのフォイル部4の正面図、同図の(b)に要部の側面図をそれぞれ示している。また、前記図4及び図6ではアンダーフォイル5及びアッパーフォイル6は形状の理解を容易にするため、一定の厚さで示されているが、実際には、例えば0.1〜0.2mmの板状であり、かつ軸1を巻回する環状に形成されている。
さらに詳述すると、前記アンダーフォイルA5は、本実施形態では中央に軸挿通孔A5xを有する円盤状であるとともに、回転方向と直交する方向すなわち径方向に延伸する突条A51を間欠的に複数設けている。この突条A51が弾性突没することにより前記アッパーフォイルA6を回転受圧部A3に向けて付勢する。
一方、前記アッパーフォイルA6は、本実施形態では中心角約90度の扇形をなし、計8枚設けられている。また、このアッパーフォイルA6は、前記アンダーフォイルA5と前記回転受圧部A3との間に45度ピッチで配されているとともに、前記連結部A7を介して前記アンダーフォイルA5と一体に連結している。さらに、このアッパーフォイルA6は2枚が厚み方向に重合するようにしている。具体的には、このアッパーフォイルA6は連結部に近い側半分の第1アッパーフォイル部A61と、残りの部位である第2アッパーフォイル部A62とを有し、前記第1アッパーフォイル部A61がアンダーフォイルA5に当接するとともに、前記第2アッパーフォイル部A62とアンダーフォイルA5との間にこの第1アッパーフォイル部A61が配されるようにしている。そして、このアッパーフォイルA6が気体膜Sから圧力を受けてアンダーフォイルA5に軸受部材A1側に向かう方向への作用を与える。
前記連結部A7は、前記アッパーフォイルA6の第1アッパーフォイル部A61の外周縁中央部と前記アンダーフォイルA5の対応部位とを接続するものであって、本実施形態では帯状をなすとともに、長手方向中央部を屈曲させることにより前記アンダーフォイルA5と前記アッパーフォイルA6とを平面視重合させるべく機能する。
ここで、軸A2及び回転受圧部A3が回転した場合に各部が受ける作用は、第一実施形態におけるものと同様であるので詳細な説明は省略する。
以上に述べたような本実施形態に係る軸受の構成によっても、第一実施形態に係る軸受の構成によるものと同様の効果が得られる。すなわち、前記連結部A7によりアッパーフォイルA6及びアンダーフォイルA5の縁部間を連結しているので、アッパーフォイルA6とアンダーフォイルA5との間の相対位置がずれにくく、従って、これらの間の相対位置がずれることにより動圧機体軸受としての機能が損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
また、前記アンダーフォイルA5と8枚のアッパーフォイルA6とを一体に形成しているので、アッパーフォイルA6同士を重合させつつ相互の位相あわせを行うことを容易に行うことができる。
さらに、前記アンダーフォイルA5、前記アッパーフォイルA6、及び前記連結部A7を全て一体に形成しているので、これら全てを単一の部品として取り扱うことができ、組立時の部品点数を大幅に削減することができる。
加えて、前記アンダーフォイルA5に、径方向に延伸する突条A51を間欠的に複数設けているので、簡単な構成でこのアンダーフォイルA5にアッパーフォイルA6を回転受圧部A3側に向け付勢する機能を備えさせることができる。
さらに、本発明の第三実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る軸受は、図7に概略正面図を示すようなスラスト軸受であり、軸B2を取り付ける対象である軸受部材B1と軸B2に設けた回転受圧部B3との間に設けられたフォイル部B4と、このフォイル部B4と前記回転受圧部B3との間に形成される気体膜Sとを具備してなる。
前記フォイル部B4は、前記図7に示すように、前記軸受部材B1側に配してなり、前記軸受部材B1に添接可能なアンダーフォイルB5と、このアンダーフォイルB5に添接させてなり前記回転受圧部B3との間に前記気体膜Sを形成するアッパーフォイルB6とを具備する。ここで、図8にこのフォイル部A4の展開図、図9の(a)にこのフォイル部4の裏面図、同図の(b)に要部の側面図をそれぞれ示している。また、前記図7及び図9ではアンダーフォイルB5及びアッパーフォイルB6は形状の理解を容易にするため、一定の厚さで示されているが、実際には、例えば0.1〜0.2mmの板状であり、かつ軸1を巻回する環状に形成されている。
さらに詳述すると、前記アッパーフォイルB6は、本実施形態では中央に軸挿通孔B6xを有する円盤状である。
一方、前記アンダーフォイルB5は、本実施形態では中心角約90度の扇形をなし、計8枚設けられている。また、このアンダーフォイルB5は、前記アッパーフォイルB6と前記軸受部材B1との間に45度ピッチで配されているとともに、前記連結部B7を介して前記アッパーフォイルB5と一体に連結している。さらに、このアンダーフォイルB5は2枚が厚み方向に重合するようにしている。具体的には、このアンダーフォイルB5は連結部B7に近い側半分の第1アンダーフォイル部B51と、残りの部位である第2アンダーフォイル部B52とを有し、前記第2アンダーフォイル部B52が軸受部材B1に当接するとともに、前記第2アッパーフォイル部B52とアッパーフォイルB6との間に第1アンダーフォイル部B51が配されるようにしている。これら第1アンダーフォイル部B51及び第2アンダーフォイル部B52には、回転方向と直交する方向すなわち径方向に延伸する形状の突条B511、B521をそれぞれ間欠的に複数設けている。また、これら第1アンダーフォイル部B51及び第2アンダーフォイル部B52の突条B511、B521は、本実施形態では同一ピッチで設けているとともに、半ピッチずつずらして廃している。さらに、このアンダーフォイルB5には、軸受部材1側に突出するとともに弾性突没可能な逆突起B53を設けている。この逆突起B53のばね定数は、前記突条B511、B521のばね定数よりも小さくしている。
そして、前記アッパーフォイルB6が気体膜Sから圧力を受けてアンダーフォイルB5に軸受部材B1側に向かう方向への作用を与える。
前記連結部B7は、前記アンダーフォイルB5の第1アンダーフォイル部B51の外周縁中央部と前記アッパーフォイルB6の対応部位とを接続するものであって、本実施形態では帯状をなすとともに、長手方向中央部を屈曲させることにより前記アンダーフォイルB5と前記アッパーフォイルB6とを平面視重合させるべく機能する。なお、本実施形態では、この連結部B7は、アンダーフォイルB5の下流側に位置するようにしている。
ここで、軸B2及び回転受圧部B3が回転した場合に各部が受ける作用は、第一実施形態におけるものと略同様であるので詳細な説明は省略する。ただし、本実施形態では、気体膜Sの圧力上昇によって、逆突起B53が優先して弾性変形し、アンダーフォイルB5を軸受部材B1に圧着させる。
以上に述べたような本実施形態に係る軸受の構成によっても、第一実施形態に係る軸受の構成によるものと同様の効果が得られる。すなわち、前記連結部B7によりアッパーフォイルB6及びアンダーフォイルB5の縁部間を連結しているので、アッパーフォイルB6とアンダーフォイルB5との間の相対位置がずれにくく、従って、これらの間の相対位置がずれることにより動圧機体軸受としての機能が損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
また、前記アッパーフォイルB6と8枚のアンダーフォイルB5とを一体に形成しているので、アンダーフォイルB5同士を重合させつつ相互の位相あわせを行うことを容易に行うことができる。
さらに、前記アンダーフォイルB5、前記アッパーフォイルB6、及び前記連結部B7を全て一体に形成しているので、これら全てを単一の部品として取り扱うことができ、組立時の部品点数を大幅に削減することができる。
加えて、前記アンダーフォイルB5に、径方向に延伸する突条B511、B521を間欠的に複数設けているので、簡単な構成でこのアンダーフォイルB5にアッパーフォイルB6を回転受圧部B3側に向け付勢する機能を備えさせることができる。
さらに、前記連結部B7を前記アンダーフォイルB7の下流側端縁近傍に設けているので、前記アンダーフォイルB5のばね定数を下流側に向かうほど大きくし、アッパーフォイルB6と回転受圧部B3との間の気体膜の形状を、下流側に向かうほど厚さが小さくなるクサビ状に近づけることができる。
そして、前記アンダーフォイルB5に、軸受部材B1に向けて突出するとともに弾性により突没可能な逆突起B53を設け、この逆突起B5のばね定数を前記突条B511、B521のばね定数よりも小さくしているので、この逆突起B53を軸受部材B1の載置面に優先して当接させ、該載置面の不陸に対応させることができる。
そして、本発明の第四実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る軸受は、図10に概略正面図を示すようなスラスト軸受であり、軸C2を取り付ける対象である軸受部材C1と軸C2に設けた回転受圧部C3との間に設けられたフォイル本体C4と、このフォイル本体C4と前記回転受圧部C3との間に形成される気体膜Sとを具備してなる。また、この実施形態では、フォイル本体C4と軸受部材C1との間にベースプレートC8を設けている。これらフォイル本体C4及びベースプレートC8が合わさって請求項中のフォイル部として機能する。
さらに詳述すると、前記ベースプレートC8は、本実施形態では中央に軸挿通孔C8xを有する円板状の部材である。また、このベースプレートC8には、このベースプレートの他の部位に優先して軸受部材に当接する逆突起C81を複数設けている。この逆突起C81のばね定数は、前記後述するフォイル本体C4のアンダーフォイルC5の突条C51のばね定数よりも小さくしている。ここで、図11にこのアンダープレートC8及びフォイル本体C4の展開図、図12の(a)にこのアンダープレートC8とフォイル本体C4とを合わせたものの正面図、同図の(b)に要部の側面図をそれぞれ示している。
一方、前記フォイル本体C4は、本実施形態では中心角約90度の扇形をなし、計8枚設けられている。また、このフォイル本体C4は、前記ベースプレートC8と前記軸受部材C1との間に45度ピッチで配されているとともに、前記連結部C7を介して前記ベースプレートC8と一体に連結している。さらに、フォイル本体C4は2枚が厚み方向に重合するようにしている。具体的には、このフォイル本体C4は連結部C7に近い側半分のアンダーフォイル部C5と、残りの部位であるアッパーフォイル部C6とを有し、前記アンダーフォイル部C5がベースプレートC8に当接するとともに、このアンダーフォイル部C5と回転受圧部C3との間にアッパーフォイル部C6が配されるようにしている。前記アンダーフォイル部C5には、回転方向に直交する方向すなわち径方向に延伸する突条C51を間欠的に複数設けていて、この突条C51が弾性変形することによりアッパーフォイル部C6を回転受圧部C3に向け付勢している。
そして、前記アッパーフォイル部C6が気体膜Sから圧力を受けてアンダーフォイル部C5及び前記ベースプレートC8に、軸受部材C1側に向かう方向への作用を与える。
前記連結部C7は、前記アンダーフォイル部C5の外周縁中央部と前記ベースプレートC8の対応部位とを接続するものであって、本実施形態では帯状をなすとともに、長手方向中央部を屈曲させることにより前記フォイル本体C4と前記ベースプレートC8とを平面視重合させるべく機能する。
ここで、軸C2及び回転受圧部C3が回転した場合に各部が受ける作用は、第一実施形態におけるものと同様であるので詳細な説明は省略する。
以上に述べたような本実施形態に係る軸受の構成によっても、第一実施形態に係る軸受の構成によるものと同様の効果が得られる。すなわち、前記連結部C7によりベースプレートC8及びフォイル本体C4の縁部間を連結しているので、ベースプレートC8とフォイル本体C4との間の相対位置がずれにくく、従って、これらの間の相対位置がずれることにより動圧機体軸受としての機能が損なわれる不具合の発生を抑えることができる。
また、前記ベースプレートC8と8枚のフォイル本体C4全てとを一体に形成しているので、フォイル本体C4同士を重合させつつ相互の位相あわせを行うことを容易に行うことができるとともに、これら全てを単一の部品として取り扱うことができ、組立時の部品点数を大幅に削減することができる。
加えて、前記アンダーフォイル部C5に、径方向に延伸する突条C51を間欠的に複数設けているので、簡単な構成でこのアンダーフォイル部C5にアッパーフォイル部C6を回転受圧部C3側に向け付勢する機能を備えさせることができる。
そして、前記ベースプレートC8に、軸受部材C1に向けて突出するとともに弾性により突没可能な逆突起C61を設け、この逆突起C81のばね定数を前記突条C51のばね定数よりも小さくしているので、この逆突起C81を軸受部材C1の載置面に優先して当接させ、該載置面の不陸に対応させることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施の形態に限られない。
例えば、アンダーフォイルとアッパーフォイルとを複数の連結部により接続してもよい。このように構成した場合、個々の連結部の幅寸法を小さくし、連結部の屈曲操作を容易に行えるようにすることができ、その上で連結強度を確保するようにできる。また、複数の連結部間にピン等を挿入してフォイル部の回り止めを行うようにすることもできる。
さらに、4枚以上のフォイルが厚さ方向に重合するように構成してももちろんよい。
加えて、フォイル部を扇形をなす複数のフォイル要素に分割し、それぞれのフォイル要素が、複数枚のアッパーフォイルを1枚のアンダーフォイルに連結部を介してそれぞれ連結する構成、複数枚のアンダーフォイルを1枚のアッパーフォイルに連結部を介してそれぞれ連結する構成、又は複数枚のフォイルを1枚のベースプレートに連結部を介してそれぞれ連結する構成を採用してもよい。
そして、アンダーフォイルとアッパーフォイルとを、またはベースプレートとフォイルとを別体に構成しておき、連結部においてこれらアンダーフォイルとアッパーフォイルと、またはベースプレートとフォイルとを溶接等により一体に連結する態様を採用してもよい。
なお、アンダーフォイルは実施例においては、弾性突没可能な突条を設けたバンプフォイルで説明しているが、アッパーフォイルを回転受圧部に向けて弾性付勢する機能を有するものであれば、他の形態のアンダーフォイルを採用してもよい。
さらには、前述した実施形態では、全ての扇形部材と円盤部材を一体化する態様のみについて説明したが、複数枚の扇形部材を一体化する構成や、あるいは、円盤部材を例えば半円部材など2分割あるいはそれ以上に分割した構成等を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
本発明の第一実施形態に係る動圧機体軸受を示す概略図。 同実施形態に係るフォイル部を示す展開図。 同実施形態に係るフォイル部を示す正面図及び要部の側面図。 本発明の第二実施形態に係る動圧機体軸受を示す概略図。 同実施形態に係るフォイル部を示す展開図。 同実施形態に係るフォイル部を示す正面図及び要部の側面図。 本発明の第三実施形態に係る動圧機体軸受を示す概略図。 同実施形態に係るフォイル部を示す展開図。 同実施形態に係るフォイル部を示す裏面図及び要部の側面図。 本発明の第四実施形態に係る動圧機体軸受を示す概略図。 同実施形態に係るフォイル部を示す展開図。 同実施形態に係るフォイル部を示す正面図及び要部の側面図。
符号の説明
4、A4、B4…フォイル部
C4…フォイル本体
5、A5、B5、C5…アンダーフォイル(部)
6、A6、B6、C6…アッパーフォイル(部)
7、A7、B7、C7…連結部
C8…ベースプレート

Claims (9)

  1. 軸を取り付ける対象である軸受部材と軸に設けた回転受圧部との間に設けられるフォイル部を具備してなり、前記フォイル部が、軸の回転の際に気体膜を形成すべく前記回転受圧部との間に気体膜を形成するアッパーフォイルと、このアッパーフォイルと前記軸受部材との間に配してなり前記アッパーフォイルを前記回転受圧部側に弾性付勢するアンダーフォイルと、これらアッパーフォイル及びアンダーフォイルの縁部間を連結する連結部とを具備することを特徴とする動圧気体軸受。
  2. 前記アンダーフォイルを複数重合させるようにしているものであって、前記アッパーフォイルと複数のアンダーフォイルとを一体に形成していることを特徴とする請求項1記載の動圧気体軸受。
  3. 前記アッパーフォイルを複数重合させるようにしているものであって、前記アンダーフォイルと複数のアッパーフォイルとを一体に形成していることを特徴とする請求項1記載の動圧気体軸受。
  4. 前記アンダーフォイル、前記アッパーフォイル、及び前記連結部を全て一体に形成していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の動圧気体軸受。
  5. 前記アンダーフォイルと前記アッパーフォイルとを複数の連結部により連結するようにしていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の動圧気体軸受。
  6. 前記アンダーフォイルに、回転方向に直交する方向に延伸する突条を間欠的に複数設けていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の動圧気体軸受。
  7. 前記連結部を前記アンダーフォイル又は前記アッパーフォイルの下流側端縁近傍に設けていることを特徴とする請求項6記載の動圧気体軸受。
  8. 前記アンダーフォイルに回転受圧部に向けて突出するとともに弾性により突没可能な逆突起を設けているものであって、前記逆突起のばね定数を前記突条のばね定数よりも小さくしていることを特徴とする請求項6又は7記載の動圧気体軸受。
  9. 軸を取り付ける対象である軸受部材と軸に設けた回転受圧部との間に設けられるフォイル部を具備してなり、前記フォイル部が、軸の回転の際に気体膜を形成すべく前記回転受圧部との間に気体膜を形成するフォイル本体と、このフォイル本体と前記軸受部材との間に配してなるベースプレートと、これらフォイル本体及びベースプレートの縁部間を連結する連結部とを具備することを特徴とする動圧気体軸受。
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