JP2009173368A - エレベータのドア制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベータの出入口の戸袋側縁部との間で隙間を形成する戸をモータ9によって開閉駆動するエレベータのドア制御装置において、物体接近検出装置が隙間近傍に接近している物体を検出した場合に、物体の検出信号を受信する物体接近検出手段と、モータ9にかかる戸を開閉駆動するための負荷が過負荷となっているか否かを検出するモータ負荷検出手段と、物体接近検出手段が物体の検出信号を受信した後、モータ負荷検出手段がモータの過負荷を検出しない場合は、物体が隙間に引き込まれなかったと判断し、物体接近検出手段が物体の検出信号を受信した後、モータ負荷検出手段がモータ9の過負荷を検出した場合は、物体が隙間に引き込まれたと判断する引き込み判断手段とを備えた。
【選択図】図5
Description
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのドア制御装置が利用されるかごの正面図である。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのドア制御装置のブロック図である。図2には、制御ユニット8の詳細が示される。図2に示すように、制御ユニット8は、入出力ポート12、パルスカウントユニット13、戸位置検出部14、戸速度検出部15、ROM16、モータ負荷検出部17、RAM18、戸駆動制御部19を備える。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのドア制御装置の通常時におけるかごの戸の駆動制御方法を説明するための波形図である。図3(a)は、かごの戸の通常時の速度指令パターンと実速度を説明するための波形図である。図3(b)は、トルク指令値とトルク制限値を説明するための波形図である。
まず、ステップS101で、かごの戸3が戸開中であるか否かが判断される。そして、かごの戸3が戸開中でないと、ステップS101を繰り返す。一方、かごの戸3が戸開中であると、ステップS102に進む。ステップS102で、現状の速度指令値が零であるか否かが判断される。
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータのドア制御装置のブロック図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
T1=A/B・・・(1)
まず、一定周期時間をt、N回目の周期時間内での戸開距離をDN、N回目の周期時におけるかごの戸3の開速度をENとすると、戸開距離DNは、次の(2)式で算出される。
DN=EN×t・・・(2)
この場合、N回目の周期経過後の物体と戸―三方枠間の隙間との残距離FNは、F0を水平距離Aと定義すると、次の(3)式の関係で算出される。
FN=FN−1−DN
=FN−1−(EN×t)・・・(3)
ここで、(3)式により残距離が零未満となった時点での周期回数をMとすると、到達予想時間T2は、次の(4)式で算出される。
T2=(M−1)×t・・・(4)
図8において、ステップS201乃至S206は、実施の形態1における図5のステップS101乃至106と同様であるので、説明を省略する。以下、実施の形態2に特有の手順を説明する。
図9はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのドア制御装置のブロック図である。なお、実施の形態2と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3に係る制御ユニット31には、実施の形態2の制御ユニット28の構成に加え、速度指令値切換部32が付加されている。以下、実施の形態3の特徴を中心に説明する。
図11において、ステップS301乃至S310は、実施の形態2における図8のステップS201乃至210と同様であるので、説明を省略する。以下、実施の形態3に特有の動作を説明する。
図13はこの発明の実施の形態4におけるエレベータのドア制御装置のブロック図である。なお、実施の形態3と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態4に係る制御ユニット33の速度指令値切換部34は、実施の形態3の制御ユニット32のものと機能が異なる。
図13において、速度指令値切換部34は、到達予想時間算出部29により算出された到達予想時間内に、第2の光電装置6による物体の検出状態が非検出となった場合に、減速していた速度指令値をその時点で保持する機能を有する。
図17はこの発明の実施の形態5におけるエレベータのドア制御装置のブロック図である。なお、実施の形態4と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態5に係る制御ユニット35の速度指令値切換部36は、実施の形態4の制御ユニット33のものと機能が異なる。
図17において、速度指令値切換部36は、到達予想時間算出部29により算出された到達予想時間内に、戸―開口部間通過検出部20が物体を検出した場合に、減速していた速度指令値の減速度をより緩やかな値に切り替える機能を有する。
ここで、図18(a)乃至(c)は、図4(a)乃至(c)に対応する図であり、同一符号は、同一の速度指令パターン等を示している。図18(d)の横軸は、図18(a)乃至(c)と同様の時間を表す。
4 開口部、 5 第1の光電装置、 5a 第1の投光器、 5b 第1の受光器、
5c 光軸、 6 第2の光電装置、 6a 第2の投光器、 6b 第2の受光器、
6c 光軸、 7 ドア制御装置、 8 制御ユニット、 9 モータ、
10 パルスエンコーダ、 11 制御装置、 12 入出力ポート、
13 パルスカウントユニット、 14 戸位置検出部、 15 戸速度検出部、
16 ROM、 17 モータ負荷検出部、 18 RAM、 19 戸駆動制御部、
20 戸―開口部間通過検出部、 21 戸―三方枠間接近検出部、
22 引き込み判断部、 23a〜23e 速度指令パターン、
24a〜24f かごの戸の速度、 25a〜25f トルク指令値、
26 トルク制限値、 27a〜27d 検出信号、 28 制御ユニット
29 到達予想時間算出部、 30 引き込み判断部、 31 制御ユニット、
32 速度指令値切換部、 33 制御ユニット、 34 速度指令値切換部、
35 制御ユニット、 36 速度指令値切換部、 37 検出信号
Claims (6)
- エレベータの出入口の戸袋側縁部との間で隙間を形成する戸をモータによって開閉駆動するエレベータのドア制御装置において、
物体接近検出装置が前記隙間近傍に接近している物体を検出した場合に、前記物体の検出信号を受信する物体接近検出手段と、
前記モータにかかる前記戸を開閉駆動するための負荷が過負荷となっているか否かを検出するモータ負荷検出手段と、
前記物体接近検出手段が前記物体の検出信号を受信した後、前記モータ負荷検出手段が前記モータの過負荷を検出しない場合は、前記物体が前記隙間に引き込まれなかったと判断し、
前記物体接近検出手段が前記物体の検出信号を受信した後、前記モータ負荷検出手段が前記モータの過負荷を検出した場合は、前記物体が前記隙間に引き込まれたと判断する引き込み判断手段と、
を備えたことを特徴とするエレベータのドア制御装置。 - 前記物体接近検出装置により前記物体が検出された場合に、前記物体接近検出装置による前記物体の検出位置と前記隙間との距離及び前記戸の開速度に基づいて、前記物体接近検出装置による前記物体の検出から前記戸による前記物体の前記隙間への引き込まれにかかる到達予想時間を算出する到達予想時間算出手段、
を備え、
前記引き込み判断手段は、前記到達予想時間内に、前記モータ負荷検出手段が前記モータの過負荷を検出しない場合は、前記物体が前記隙間に引き込まれなかったと判断し、前記到達予想時間内に、前記モータ負荷検出手段が前記モータの過負荷を検出した場合は、前記物体が前記隙間に引き込まれたと判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア制御装置。 - 前記到達予想時間内に、前記モータ負荷検出手段が前記モータの過負荷を検出しなかった場合は、前記戸が前記予想時間経過時点での開速度を保持するように、前記モータの駆動を制御することを特徴とする請求項2記載のエレベータのドア制御装置。
- 前記到達予想時間内に、前記物体接近検出装置が前記物体を検出しなくなった場合は、前記戸がその時点での開速度を保持するように、前記モータの駆動を制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエレベータのドア制御装置。
- 前記物体接近検出手段が前記物体を検出した時点で、前戸が減速するように、前記モータの駆動を制御することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のエレベータのドア制御装置。
- 物体通過検出装置が前記エレベータの出入口に形成される開口部を通過する物体を検出する場合に、前記開口部を通過する物体の検出信号を受信する物体通過検出手段を備え、
前記到達予想時間内に、前記物体通過検出手段が前記開口部を通過する物体の検出信号を受信した場合は、前記戸が現状よりも緩やかに減速するように、前記モータの駆動を制御することを特徴とする請求項5記載のエレベータのドア制御装置。
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