JP2006327707A - エレベータのドア安全装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検出光投光器及び検出光受光器の位置決めをより正確に実施することができるエレベータのドア安全装置を得る。
【解決手段】検出光投光器8は、かご出入口1を横切るように非可視光である複数の検出光7を出射する。検出光7は、検出光受光器9により受光される。検出光投光器8及び検出光受光器9の組み合わせにより、多光軸センサが構成されている。検出光投光器8には、検出光投光器8及び検出光受光器9の位置決めをするためのビーム状の可視レーザ光10を検出光受光器9に対して投光する複数のレーザ投光部11が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】検出光投光器8は、かご出入口1を横切るように非可視光である複数の検出光7を出射する。検出光7は、検出光受光器9により受光される。検出光投光器8及び検出光受光器9の組み合わせにより、多光軸センサが構成されている。検出光投光器8には、検出光投光器8及び検出光受光器9の位置決めをするためのビーム状の可視レーザ光10を検出光受光器9に対して投光する複数のレーザ投光部11が設けられている。
【選択図】図1
Description
この発明は、かごや乗場の出入口を横切るように出射された検出光が遮られるかどうかを監視するタイプのエレベータのドア安全装置に関するものである。
従来のエレベータのドア安全装置では、出入口を挟んで投光部及び受光部が互いに対向するように配置されている。そして、投光部から出射された光線が遮断されると、それが受光部により検出され、ドアの閉動作が阻止される。また、投光部及び受光部の位置決めのため、投光部には、受光部に設けられた目印に可視光線を照射する可視光投光部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、一般的な可視光の光軸は進行に従って広がるため、従来のドア安全装置では、投光部及び受光部の位置決めを正確に実施することは難しい。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、検出光投光器及び検出光受光器の位置決めをより正確に実施することができるエレベータのドア安全装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのドア安全装置は、エレベータの出入口近傍に設けられ、出入口を横切るように非可視光である検出光を出射する検出光投光器、検出光投光器から出射された検出光を受光する検出光受光器、及び検出光投光器及び検出光受光器のいずれか一方に設けられ、検出光投光器及び検出光受光器の他方に対して検出光投光器及び検出光受光器の位置決めをするための可視レーザ光を投光するレーザ投光部を備えている。
この発明のエレベータのドア安全装置は、レーザ投光部から投光される可視レーザ光により検出光投光器及び検出光受光器の位置決めを行うので、検出光投光器及び検出光受光器の位置決めをより正確に実施することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのドア安全装置を示す構成図、図2は図1のドア安全装置を示す平面図である。図において、かご出入口1は、一対のかごドア2により開閉される。かご出入口1の側部及び上部には、かご出入口枠3が設けられている。乗場出入口4は、一対の乗場ドア5により開閉される。乗場出入口4の側部及び上部には、乗場出入口枠(三方枠)6が設けられている。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのドア安全装置を示す構成図、図2は図1のドア安全装置を示す平面図である。図において、かご出入口1は、一対のかごドア2により開閉される。かご出入口1の側部及び上部には、かご出入口枠3が設けられている。乗場出入口4は、一対の乗場ドア5により開閉される。乗場出入口4の側部及び上部には、乗場出入口枠(三方枠)6が設けられている。
かご室の外部には、かご出入口1を横切るように非可視光である複数の検出光7を出射する検出光投光器8が設けられている。検出光7は、かごドア2とかご出入口枠3との間の隙間を通してかごドア2の表面と平行に投光される。また、かご室の外部には、検出光投光器8から出射された検出光7を受光する検出光受光器9が設けられている。検出光投光器8及び検出光受光器9は、互いに対向するように配置されている。
検出光投光器8には、検出光7を出射する複数の検出光出射部8aが設けられている。検出光出射部8aは、上下方向に互いに等間隔をおいて整列されている。検出光受光器9には、検出光7を受光する複数の検出光入射部9aが設けられている。検出光入射部9aは、検出光出射部8aに1:1で対応しており、上下方向に互いに等間隔をおいて整列されている。即ち、検出光投光器8及び検出光受光器9の組み合わせにより、多光軸センサが構成されている。
また、検出光投光器8には、検出光投光器8及び検出光受光器9の位置決めをするためのビーム状の可視レーザ光10を検出光受光器9に対して投光する複数のレーザ投光部11が設けられている。この例では、レーザ投光部11は、検出光出射部8aの列の上下に1個ずつ配置されている。検出光受光器9には、可視レーザ光10の適正な照射位置を示すマーク等の目印(図示せず)が設けられている。レーザ投光部11からの可視レーザ光10は、クラス2(JIS:C6802)とするのが好適である。
この例では、図2に示すように、検出光投光器8及び検出光受光器9が乗場側にも設けられている。乗場側の検出光投光器8は、乗場ドア5と乗場出入口枠6との間の隙間を通して乗場ドア5の表面と平行に検出光7を投光する。乗場側の検出光投光器8及び検出光受光器9の構造は、かご側と同様である。そして、乗場側の検出光投光器8にもレーザ投光部11が設けられている。
かごドア2及び乗場ドア5の開閉は、制御部12により制御される。制御部12は、検出光投光器8を制御するとともに、検出光受光器9からの情報に応じてかごドア2及び乗場ドア5の開閉動作を制御する。また、制御部12は、レーザ投光部11からの可視レーザ光10の投光を、検出光投光器8からの検出光7の投光とは独立して制御する。
また、制御部12は、かごドア2及び乗場ドア5の開閉時に検出光投光器8から検出光7を投光させるとともに、検出光受光器9により検出光7が受光されるかどうかを監視し、検出光7が受光されない場合には、検出光7の光軸上に障害物が存在すると判断する。戸閉動作中に障害物が検出されると、制御部12は、ドア2,5を反転戸開させる。また、戸開開始時及び戸開中に障害物が検出されると、制御部12は、警報の発報やドア2,5の戸開の一時的な中止等の制御を行う。
このようなドア安全装置では、レーザ投光部11から出射された可視レーザ光10のレーザビームスポットを視認することにより、検出光投光器8からの検出光7の光軸が正確な位置に到達しているかどうかを容易に確認することができ、芯ずれ調整等の位置調整を容易に実施することができる。即ち、検出光投光器8及び検出光受光器9の位置決めをより正確に実施することができる。
また、レーザ投光部11からの可視レーザ光10の投光は独立して制御可能であるため、据付調整時のみ可視レーザ光10を投光し、エレベータの通常利用時には検出光7のみ投光し可視レーザ光10の投光は停止することができ、安全性を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータのドア安全装置を示す構成図である。この例では、各レーザ投光部11は、検出光投光器8に着脱可能な取付部材21に取り付けられている。即ち、レーザ投光部11は、検出光投光器8に対して着脱可能である。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータのドア安全装置を示す構成図である。この例では、各レーザ投光部11は、検出光投光器8に着脱可能な取付部材21に取り付けられている。即ち、レーザ投光部11は、検出光投光器8に対して着脱可能である。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなドア安全装置では、レーザ投光部11を据付調整時のみ検出光投光器8に取り付けることができ、検出光投光器8自体には、レーザ投光部11を設ける必要がない。従って、既設のドア安全装置に容易に適用することができるとともに、コストアップを抑えることができる。
なお、上記の例では、乗場側及びかご側の両方にドア安全装置を設置したが、いずれか一方のみに設置する場合にもこの発明は適用できる。
また、上記の例では、検出光投光器8にレーザ投光部11を設けたが、検出光受光器9側に設けてもよい。
さらに、上記の例では、検出光投光器8と検出光受光器9とを互いに対向するように配置したが、例えば検出光7や可視レーザ光10の光路をミラー等で屈曲させてもよく、検出光投光器8及び検出光受光器9は必ずしも互いに対向させなくてもよい。
さらにまた、レーザ投光部11の数や位置は上記の例に限定されるものではない。例えば、上下方向に互いに間隔をおいて3個以上のレーザ投光部を配置してもよい。また、出入口枠とドアとの間の隙間寸法に比べて十分に小さいビーム径の可視レーザ光を投光する複数の複数のレーザ投光部を、隙間の範囲内で隙間の幅方向に互いに間隔をおいて配置してもよい。
また、上記の例では、検出光投光器8にレーザ投光部11を設けたが、検出光受光器9側に設けてもよい。
さらに、上記の例では、検出光投光器8と検出光受光器9とを互いに対向するように配置したが、例えば検出光7や可視レーザ光10の光路をミラー等で屈曲させてもよく、検出光投光器8及び検出光受光器9は必ずしも互いに対向させなくてもよい。
さらにまた、レーザ投光部11の数や位置は上記の例に限定されるものではない。例えば、上下方向に互いに間隔をおいて3個以上のレーザ投光部を配置してもよい。また、出入口枠とドアとの間の隙間寸法に比べて十分に小さいビーム径の可視レーザ光を投光する複数の複数のレーザ投光部を、隙間の範囲内で隙間の幅方向に互いに間隔をおいて配置してもよい。
1 かご出入口、4 乗場出入口、7 検出光、8 検出光投光器、9 検出光受光器、10 可視レーザ光、11 レーザ投光部。
Claims (3)
- エレベータの出入口近傍に設けられ、上記出入口を横切るように非可視光である検出光を出射する検出光投光器、
上記検出光投光器から出射された検出光を受光する検出光受光器、及び
上記検出光投光器及び上記検出光受光器のいずれか一方に設けられ、上記検出光投光器及び上記検出光受光器の他方に対して上記検出光投光器及び上記検出光受光器の位置決めをするための可視レーザ光を投光するレーザ投光部
を備えていることを特徴とするエレベータのドア安全装置。 - 上記レーザ投光部からの可視レーザ光の投光は、上記検出光投光器からの検出光の投光から独立して制御可能であることを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア安全装置。
- 上記レーザ投光部は、上記検出光投光器に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのドア安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005149706A JP2006327707A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | エレベータのドア安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family
ID=37549809
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JP2005149706A Pending JP2006327707A (ja) | 2005-05-23 | 2005-05-23 | エレベータのドア安全装置 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009173368A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのドア制御装置 |
JP2009298491A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Fujitec Co Ltd | エレベータのドア安全装置 |
CN112041256A (zh) * | 2018-06-27 | 2020-12-04 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 诊断电梯门的悬吊状态的控制装置 |
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2005
- 2005-05-23 JP JP2005149706A patent/JP2006327707A/ja active Pending
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JP2009298491A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Fujitec Co Ltd | エレベータのドア安全装置 |
CN112041256A (zh) * | 2018-06-27 | 2020-12-04 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 诊断电梯门的悬吊状态的控制装置 |
CN112041256B (zh) * | 2018-06-27 | 2023-01-10 | 三菱电机楼宇解决方案株式会社 | 诊断电梯门的悬吊状态的控制装置 |
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