JP2009172918A - 液体収容体およびその製造方法 - Google Patents

液体収容体およびその製造方法 Download PDF

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泉 野澤
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Abstract

【課題】 袋内に充填された液体の品質が劣化しにくい液体収容体を提供する。
【解決手段】 内部に液体流路21を有し先端面22に液体供給口23が開口した液体導出部材20を、内部に液体が収容されるガスバリア性を有する袋体10の口部11に溶着固定する。液体導出部材20は、先端面22を除いて全て袋体10に埋め込んだ状態で袋体の口部11に溶着固定する。先端面22は、剥離可能または液体導出針が突き刺し可能なガスバリア性を有するフィルム30で封止することができる。液体導出部材20における袋体との溶着部25には、液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部25aを設けることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばインクジェットプリンタ等の液体消費装置に使用される液体収容体およびその製造方法に関する。特に、液体収容体に充填された液体が、液体に悪影響を及ぼすガス(例えばN(窒素)等)に侵されにくくする技術に関するものである。
従来の液体収容体例えばインクパックとして、例えば特許文献1に見られるように、内部にインク流路(25)を有し先端面にインク供給口が開口したインク導出部材(13)を、内部にインクが収容されるガスバリア性を有する袋体(15)の口部に溶着固定したインクパックが知られている。このインクパックによれば、インクはガスバリア性を有する袋体に収容されているので、インクが上記ガスによって大きな悪影響を受けると言うことはない。
しかしながら、一般に、インク導出部材は、ガスバリア性に優れているとはいえない材料(例えばポリエチレン)で構成されている。
そして、従来のインクパックでは、そのインク導出部材の基部はガスバリア性を有する袋体に溶着されているものの、頭部および首部は外気に露出している。
そのため、僅かにかつ徐々にではあるが、外気中のN等がインク導出部材の頭部や首部から侵入してインク導出部材の内部を通じ、最終的には袋体内に侵入してインクに悪影響を及ぼすということが最近分かってきた。
したがって、従来のインクパックでは、これが流通過程等において長期間外気に晒された場合、ユーザーの使用に供される前にインクの品質が劣化するおそれがあり、特にインクの容量が少ないインクパックでは、相対的に袋体内のN等の量が多くなるため、インクの品質劣化が無視できない程度に大きくなるおそれがあるという問題があった。
特開2004−268298号公報
そこで、本発明の目的は、上記の問題を解決し、袋体内に充填された液体の品質が外気により劣化しにくい液体収容体およびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る液体収容体は、内部に液体が収容されるガスバリア性を有する袋体と、
内部に液体流路を含み、液体導出針を刺入可能な液体供給口が先端面に開口した液体導出部材と、
を有し、
前記液体導出部材を、前記先端面を除いて全て前記袋体に埋め込んだ状態で袋体の口部に溶着固定したことを特徴とする。
このような液体収容体によれば、液体導出部材が、その先端面を除いて全てガスバリア性を有する袋体に埋め込まれた状態で袋体の口部に溶着固定されているので、外気に晒される部位は上記先端面のみとなる。このため、液体導出部材を通じて袋体内に侵入するN等の量が、従来に比べて著しく少なくなる。したがって、本発明の液体収容体によれば、これが流通過程等において長期間外気に晒されたとしても、液体の品質劣化が著しく低減されるという効果が得られる。
望ましくは、前記先端面を、ガスバリア性を有する剥離可能または液体供給針が突き刺し可能なフィルムで封止することができる。
このようにすれば、液体導出部材はその全体がガスバリア性を有する部材で覆われることとなるので、液体導出部材を通じて袋体内に侵入するN等の量を更に少なくする事ができる。したがって、液体の品質劣化がより確実に防止される。
先端面を封止するフィルムは剥離可能または液体供給針が突き刺し可能であるので、ユーザーは、使用時には、該フィルムを剥がし、または液体供給針を突き刺して液体収容体を使用することができる。
また望ましくは、前記液体導出部材における袋体との溶着部には、該液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を設けることができる。
この発明に係る液体収容体のように、液体導出部材を、前記先端面を除いて全て前記袋体に埋め込んだ状態で袋体の口部に溶着固定した構成とすると、液体導出部材はその先端面を除いて全て袋体で覆われた状態となるため、液体収容体をその装着体、例えば該液体収容体を収容するインクカートリッジケースや、インクジェットプリンタ本体における液体収容体装着部に装着する際の位置決めが困難になるおそれがある。
これに対し、前記液体導出部材における袋体との溶着部に、該液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を設けることにより、装着体であるインクカートリッジケースや、インクジェットプリンタ本体における液体収容体装着部に装着する際の位置決めを容易に行うことができるようになる。
以上のような液体収容体は、例えばインクパックを用いるインクカートリッジ用として好適であり、該インクパックないしインクカートリッジを用いたインクジェットプリンタによって良質の画像を形成することが可能となる。
以上のような液体収容体において、さらに望ましくは、前記液体導出部材は、前記先端面より袋体内方に向かって伸びて袋体内へ開口する液体流路と、液体導出時の液体流に関して前記袋体内への開口よりも上流側において液体流路に設けられた逆止弁と、この逆止弁よりも液体導出時の液体流の下流側において液体流路に連通し、前記液体導出部材における前記袋体内面との対向面に開口したバイパス孔とを備えた液体導出部材とを備え、前記袋体は、前記バイパス孔と前記袋体の口部との間において前記口部と平行な前記袋体の幅方向にて溶着された仕切状シールを有し、該仕切状シール部と前記袋体口部との間の液体未充填領域には液体を充填されず、前記バイパス孔を介して前記袋体内の前記液体未充填領域以外の領域に液体を充填した後に前記バイパス孔をシールすることができる。
このような液体導出部材を用いると、インクジェットプリンタ等の装置本体側に一旦供給されN2等を取り込んでしまったインクや本体流路内に侵入してきた気泡の袋体内への逆流が逆止弁の作用で防止される。それと同時に、逆止弁が設けられているにもかかわらず、上記バイパス孔を通じて袋体内に液体を円滑に充填することが可能となる。
そして、このような液体導出部材を用いると、液体導出部材における袋体内への開口は袋体内に入り込んだ位置となるため、仮に、何らの方策も講じることなく袋体へ液体を充填したとすると、液体収容体使用時(液体導出時)、袋体の口部と液体導出部材における袋体内への開口(すなわち液体導出部材への液体流入口)との間において袋体内に液体が残留しやすくなるおそれがあり、残留した液体は無駄になってしまう。
これに対し、袋体を前記バイパス孔と前記袋体の口部との間において仕切るようにシールし、該仕切状シール部と前記袋体口部との間の液体未充填領域には液体を充填しないこととすることで、袋体の口部と液体導出部材における袋体内への開口との間に液体が残留しないようにすることができる。なお、バイパス孔は液体充填後にシールされる。
前記仕切状シール部と隣接して、前記バイパス孔をシールする最終シール部を、前記仕切状シール部の形成領域に亘って前記仕切状シール部と平行に形成することができる。こうすると、袋体内にて液体の淀みが生じにくくなり、液体が残存する虞をより低減できる。
このような液体収容体は、
先ず、液体導出部材と袋体口部とを溶着し、
次いで、袋体内を真空に排気し、
次いで、袋体を前記バイパス孔と前記袋体の口部との間において前記口部と平行な前記袋体の幅方向にて溶着して袋体内を2分して仕切るようにシールし、
次いで、前記バイパス孔を通じて袋体内に液体を充填し、
その後、前記液体導出部材におけるバイパス孔が開口した前記袋体内面との対向面と袋体内面とを溶着してバイパス孔を封止することで製造することができる。
本発明に係る液体収容体の製造方法では、前記液体導出部材における前記袋体との溶着部に、該液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を形成することするができる。この位置決め部の加工方法としては、次の3つを挙げることができる。
一つは、前記液体導出部材における袋体との溶着部に、予め凸部または凹部形状の位置決め部を加工しておくものである。この場合、前記液体導出部材と前記袋体の口部とを溶着する工程では、前記溶着部を前記袋体で覆った後に、前記袋体内を真空に排気して前記凸部または凹部の形状に沿って前記袋体を変形させる工程を含むことができる。こうすると、袋体は位置決め部の凹または凸形状にならって変形された後に液体導出部側に溶着される。
他の一つは、前記液体導出部材と前記袋体の前記口部とを溶着する工程にて、溶着のためのヒーターツールにより、前記液体導出部材と前記袋体との溶着部を凸部または凹部に変形させて、前記液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を溶着と同時に形成するものである。こうすると、溶着工程のみで位置決め部を形成できる。
さらに他の一つは、前記液体導出部材と前記袋体の前記口部とを溶着する工程では、第1のヒーターツールを用いて溶着し、前記液体導出部材と前記袋体の前記口部との溶着部を、第2のヒーターツールにより凸部または凹部に変形させて、前記液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を形成する工程をさらに設けるものである。このようにすれば、より確実に位置決め部を形成することができ、しかも溶着の信頼性を向上させることが可能である。
以下、本発明に係る液体収容体の一例であるインクパックおよびその製造方法の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るインクパックを示す図で、図1(a)は斜視図、図1(b)は袋体を構成するシートの層構造を示す断面図、図1(c)はインク導出部材の斜視図である。
このインクパック1は、図1(c)に示すように内部にインク流路(広義には液体流路)21を有し先端面22にインク供給口(広義には液体供給口)23が開口したインク導出部材(広義には液体導出部材)20を、図1(a)に示すように内部に液体としてのインク(図示せず)が収容されるガスバリア性を有する袋体10の口部11に溶着固定したインクパックである。
このインクパック1において、前記インク導出部材20を、前記先端面22を除いて全て前記袋体10に埋め込んだ状態で袋体10の口部11に溶着固定した。
袋体10は、図1(b)に示すように、例えば耐衝撃性に優れたPET(ポリエチレンテレフタレート)やナイロン等からなる外層12と、例えばガスバリア性に優れたアルミ等からなる中間層13と、例えば耐インク性、熱溶着性ともに優れたポリエチレン等からなる内層14とを有するシート15にて形成されている。このシート15は、その内層14同士を合わせるように重ねてられ、上記口部11を除いて四辺をヒートシールすることで袋体10が形成される。
インクパック1は、袋体10における例えば短手方向の一辺の中央部である口部11(未シール部)にインク導出部材20を挿入して口部11とインク導出部材20とを溶着固定することにより得られる。
図2(a)(b)はいずれもインク導出部材20の縦断面図である。図1(c)および図2(a)(b)に示すように、インク導出部材20は、全体としてみれば概ね筒状の部材である。
インク導出部材20は、大筒部24aとその両側に一体的に設けられた小筒部24b,24bと、これら筒部の先端部に一体に設けられた第1溶着部25と、前記筒部の後端部に一体に設けられた第2溶着部26とを有し、これら各部の長手方向全体に亘って前記インク流路21が形成されている。
インク流路21は、大筒部24a内に形成された主流路21aと、この主流路21aの両側略全長において主流路21aに連通するようにして前記小筒部24b内に形成された副流路21bとを有している。
主流路21aの前部が、第1溶着部25内に設けられた上記インク供給口23に連通し、主流路21aの後部が第2溶着部26の後面26aに開口26bして袋体10内に開口し、この開口26bが袋体10内からのインクの出口を構成している。
図2(a)(b)に示すように、第1溶着部25内には弁座27が設けられているとともに、この弁座27に接離する弁体28が大筒部24a内にスライド可能に設けられている。
図2(a)に示すように、弁体28は、大筒部24aに内蔵されたスプリング28aにより常時弁座27との当接方向へ向けて付勢されている。図示しないインクジェットプリンタ等が備える中空のインク導出針(広義には液体導出針)50が、図2(b)に示すように、インク導出部材20のインク供給口23に挿入されると、インク導出針50に押されて弁体28は後退する。弁座27は、インク導出針50が挿入された際のシール部材を構成している。
図2(a)に示すように、弁体28が弁座27に当接している状態ではインク流路21は弁体28で閉じられるため、袋体10内からインクは供給されない。一方、図2(b)に示すように、インク導出針50が挿入されて弁体28が後退すると、インク導出針50の先端部両側(図2の紙面と直交方向において両側)において副流路21bと主流路21aとが導通し、インク導出針50の先端にあるインク流入孔51を通じてインクがインク導出針50内に導出され、該インク導出針50を介して図示しないインクジェットプリンタ等におけるインクジェットヘッドへインクが供給される。
このようにしてインクが導出される際、インクは、袋体10内におけるインクの出口(第2溶着部26の後面26aの開口)26bからインク導出部材20内のインク流路21を通じてインク導出針50へと向かって流れることとなる。このインク流の流れ方向に関し、上記開口26bよりも下流側には、例えばリード弁からなる逆止弁29が設けられている。
したがって、インク導出針50が挿入されて袋体10内からインク導出針50へとインクが供給される際、そのインク流は逆止弁29によっては妨げられないが、何らかの理由によりインク導出針50側から袋体10側へとインクや気泡が流れようとすると、逆止弁29が閉じてその流れが阻害される。つまり、逆止弁29は、インク導出時にインクや気泡の逆流を防止するものである。
一方、インク導出部材20内に上記のような逆止弁29が設けられていると、インク導出部材20内のインク流路21を通じて袋体10内へインクを充填する際、逆止弁29が邪魔になって円滑にインクを充填することはできない。そこでこの実施の形態では、インクを円滑に充填するためのバイパス孔21cをインク導出部材20に設けてある。
バイパス孔21cは、前記逆止弁29よりもインク導出時のインク流の下流側においてインク流路21(主流路21aおよび副流路21b)に連通し、インク導出部材20における第2溶着部26の袋体内面との対向面26cに開口している。この対向面26cのバイパス孔21cの回りには段部26dが設けられている。このような段部26dを設けると、インク充填時に、前記対向面26cに袋体内面が近接している場合でもバイパス孔21cからのインクが円滑に袋体10内に流出する。バイパス孔21cはインク導出部材20の長手方向に関し、段部26dの中心より後方側に偏倚した位置に設けてある。その理由は後述する。
以上から分かるように、インク導出部材20は、前記先端面22より袋体内方に向かって伸びて袋体10内へ開口(26b)するインク流路21と、インク導出時のインク流に関して前記袋体10内への開口26bよりも下流側においてインク流路21に設けられた逆止弁29と、この逆止弁29よりもインク導出時のインク流の下流側においてインク流路21に連通し、インク導出部材20における、袋体内面との対向面26cに開口したバイパス孔21cとを備えている。
そしてこの実施の形態のインクパック1は、図3(a)に示すように、袋体10を前記バイパス孔21cと袋体の口部11との間において仕切るようにシール(16)し、該仕切状シール部16と袋体口部11との間のインク未充填領域(広義には液体未充填領域)18にはインクを充填しないことを特徴の一つとしている。
図3(a)(b)は、インクパック1の製造工程の要部を示す透視平面図である。インクパック1は、図3(a)に示すように、先ず、インク導出部材20と袋体口部11とを溶着し(溶着部をダブルハッチングで示す)、次いで、袋体10内を真空に排気する。その後、袋体10には、バイパス孔21cと袋体の口部11との間において口部11と平行な袋体10の幅方向にて溶着して袋体10内を2分するようにシールして、仕切状シール部16を形成する。次いで、バイパス孔21cを通じて袋体10内にインクを充填する。最後に、図3(b)に示すようにインク導出部材20における、少なくともバイパス孔21cが開口した前記袋体10の内面との対向面26cと袋体内面とを溶着して最終シール部17を形成して、バイパス孔21を封止することで得ることができる。
より詳しくは、以下に示す(1)〜(4)の各工程によりインクパック1が形成される。
(1)図3(a)に示すように、インク導出部材20を袋体の口部11から袋体10内に挿入し、インク導出部材20の先端面22と袋体10の縁部が一致するようにヒートシール装置(図示せず)で位置決めした後、インク導出部材20の第1溶着部25と袋体口部11とを溶着する(溶着部をクロスハッチングで示す)。第1溶着部25は袋体口部11の内面との溶着が確実になされるように、軸方向から見て流線型となっている(図1(a)(c)参照)。
(2)インク導出部材20のインク供給口23に真空吸引部材(図示せず)を装着し、袋体10内を真空に排気し、上記ヒートシール装置で、図3(a)に示すように袋体10をバイパス孔21cと袋体の口部11との間において口部11と平行な袋体10の幅方向にて溶着して袋体10内を2分して仕切るようにシールする。この仕切状シール16は、バイパス孔21cに近接した位置において、袋体10の内面とインク導出部材20の第2溶着部26とを溶着すると同時に第2溶着部26以外の部位においては袋体10の内面同士をシールする。
(3)インク導出部材20のインク供給口23にインク充填部材(図示せず)を装着し、バイパス孔21cを通じて袋体10内のインク未充填領域18以外の領域にインクを充填する。
この際、上述したように、バイパス孔21cの回りには段部26dが設けられていので、対向面26cに袋体内面が近接している場合でもバイパス孔21cからのインクが円滑に袋体10内に流出する。
また、バイパス孔21cはインク導出部材20の長手方向に関し、段部26dの中心より後方側に偏倚した位置に設けてあるので、袋体内面が段部26d前方(図3における左方)において第2溶着部26の対向面26cに溶着された状態でも、インク充填時にバイパス孔21cと袋体10の内面との間隔が開き易くなる。したがって、インクの充填を円滑に行うことができる。
(4)図3(b)に示すようにインク導出部材20におけるバイパス孔21cが開口した前記袋体内面との対向面26cと袋体内面とを溶着して最終シール部17を形成して、少なくともバイパス孔21を封止する。
バイパス孔21を封止することにより、インク供給時(図2(b)参照)、何らかの理由によりインク供給針50側からバイパス孔21cを通じて袋体10側へインクや気泡が流れようとしても、その流れを阻止することができる。なお、第2溶着部26は、第1溶着部25同様、袋体内面との溶着が確実になされるように、軸方向から見て流線型となっている(図1(a)(c)参照)。
最終シール部17では、第2溶着部26の前後方向全巾において、袋体10の内面と第2溶着部26とを溶着すると同時に、第2溶着部26以外の部位においては袋体10の内面同士をシールする。好ましくは、図3(b)の通り、バイパス孔21cをシールする最終シール部17は、仕切状シール部16と隣接して、仕切状シール部16の全幅領域に亘って仕切状シール部16と平行に形成されている。こうすると、インク導出時に袋体10内にインク淀みが無くなってインク残りが生ずることを低減できる。以上によりインクパック1が得られる。
なお、最終シール部17は、仕切状シール部16と隣接して、仕切状シール部16の全幅領域に亘って仕切状シール部16と平行に形成するものに限らない。インク容積効率を上げるために、第2溶着部26のうちバイパス孔21cの周辺部のみを溶着するものであっても良い。例えば、図1(c)に示す段部26の近辺、例えば段部26dの外周から一定範囲(外周から2〜3mmの範囲)だけ溶着するものであっても良い。
図1(a)に示すように、インクパック1におけるインク導出部材20の先端面22は、剥離可能またはインク供給針50が突き刺し可能な、ガスバリア性を有するフィルム30で封止する。
この封止フィルム30は、前方から見て先端面22と同一形状とし、先端面22に貼り付ける。封止フィルム30は、少なくともアルミシートからなる単層フィルムで構成することもできるし、アルミシートの片面または両面に適宜の合成樹脂フィルムを積層した積層シートで構成することもできる。
インク導出部材20における袋体10との溶着部である第1溶着部25には、該インクパック1が装着される装着体に対する位置決め部25aを設けることができる。装着体としては、インクパックを内蔵するインクカートリッジケースやインクジェットプリンタ本体におけるインクパック装着部(図示せず)を挙げることができる。これら装着体のインクパックの位置決め部25aとの対向部には位置決め部25aと係合する装着体側位置決め部が設けられる。
この実施の形態の位置決め部25aは、インク導出部材20と袋体10とを溶着するためのヒーターツール(図示せず)により、前記溶着時に同時に形成した凹部とすることもできる。
位置決め部は、一例として、インク導出部材20における袋体10との溶着部である第1溶着部25に設けた凸部または凹部とし、前記溶着部(第1溶着部25)を袋体10で覆った後に、袋体10内を真空に排気して前記凸部または凹部に袋体10をならわせてそのままインク導出部材20と袋体10と溶着することで形成することもできる。
以上のようなインクパックないしその製造方法によれば次のような作用効果が得られる。
(a)このインクパック1は、内部にインク流路21を有し先端面22にインク供給口23が開口したインク導出部材20を、内部にインクが収容されるガスバリア性を有する袋体10の口部11に溶着固定したインクパックであり、インク導出部材20を、先端面22を除いて全て前記袋体10に埋め込んだ状態で袋体10の口部11に溶着固定してあるので、先端面22をフィルム30で封止しないとしても、外気に晒される部位は上記先端面22のみとなる。
このため、インク導出部材20を通じて袋体内に侵入するN等の量が、従来に比べて著しく少なくなる。
したがって、このインクパック1によれば、これが流通過程等において長期間外気に晒されたとしても、インクの品質劣化が著しく低減されるという効果が得られる。
(b)さらにこの実施の形態のインクパック1では、前記先端面22を、ガスバリア性を有する剥離可能またはインク供給針50が突き刺し可能なフィルム30で封止したので、インク導出部材20はその全体がガスバリア性を有する部材で覆われることとなる。
したがって、インク導出部材を通じて袋体10内に侵入するN等の量を更に少なくすする事ができ、インクの品質劣化がより確実に防止される。
先端面22を封止するフィルム30は剥離可能またはインク供給針20が突き刺し可能であるので、ユーザーは、使用時には、該フィルム30を剥がし、またはインク供給針50を突き刺してインクパック1を使用することが出来る。
(c)インク導出部材20における袋体10との溶着部25には、該インクパック1が装着される装着体に対する位置決め部25aを設けてあるので、インク導出部材20が袋体10で覆われているにもかかわらず、装着体である例えばインクカートリッジケースや、あるいはインクジェットプリンタ本体におけるインクパック装着部に装着する際の位置決めを容易に行うことができる。
このインクパックのように、インク導出部材20を、前記先端面22を除いて全て袋体10に埋め込んだ状態で袋体10の口部11に溶着固定した構成とすると、インク導出部材20はその先端面22を除いて全て袋体10で覆われた状態となるため、そのままだとインクパックをその装着体、例えば該インクパックを収容するインクカートリッジケースや、インクジェットプリンタ本体におけるインクパック装着部に装着する際の位置決めが困難になるおそれがある。
これに対し、インク導出部材20における袋体との溶着部25に、該インクパックが装着される装着体に対する位置決め部25aを設けることにより、装着体であるインクカートリッジケースや、インクジェットプリンタ本体におけるインクパック装着部に装着する際の位置決めを容易に行うことができるようになる。
この位置決め部25aは、インク導出部材20における袋体との溶着部25に設けた凸部または凹部とし、溶着部25を袋体で覆った後に、袋体10内を真空に排気して前記凸部または凹部に袋体10をならわせてそのままインク導出部材20と袋体10とを溶着することで、ガスバリア性を損なうことなく良好に凸または凹形状の位置決め部を形成することができる。
これに代わる方法として、位置決め部25aは、インク導出部材20と袋体10とを溶着するためのヒーターツールにより、前記溶着時に同時に溶融して形成する凸または凹部とすることにより、少ない工程数で、かつガスバリア性を損なうことなく良好な凹形状に形成することができる。
さらに他の方法として、インク導出部材20に袋体10を溶着した後で、その溶着に用いた第1のヒーターツールとは異なる第2のヒーターツールで、位置決め用の凸または凹部のみの形成を、溶着工程とは別工程で行っても良い。このように工程を分けることで、より確実に位置決め部を形成できることに加えて、溶着の信頼性を向上させることが可能である。
以上のようなインクパックは、該インクパックを用いるインクカートリッジ用として好適であり、該インクパックないしインクカートリッジを用いたインクジェットプリンタによって良質の画像を形成することが可能となる。
(d)インク導出部材20は、前記先端面22より袋体内方に向かって伸びて袋体10内へ開口するインク流路21と、インク供給時のインク流に関して前記袋体10内への開口26bよりも下流側においてインク流路に設けられた逆止弁29と、この逆止弁29よりもインク供給時のインク流の下流側においてインク流路21に連通し、インク導出部材20における、袋体内面との対向面26cに開口したバイパス孔21cとを備えたインク導出部材とし、袋体10をバイパス孔21cと袋体の口部11との間において仕切るようにシールし、該仕切状シール部16と袋体口部11との間の空間18にはインクを充填しない構成としてあるので、袋体10の口部11とインク導出部材20における袋体10内への開口26bとの間にインクが残留しないようにすることができる。
上記のようなインク導出部材20を用いると、インクジェットプリンタ等の装置本体側に一旦供給されたインクの袋体10内への逆流が逆止弁29の作用で防止される。それと同時に、逆止弁29が設けられているにもかかわらず、上記バイパス孔21cを通じて袋体10内にインクを円滑に充填することが可能となる。
そして、このようなインク導出部材20を用いると、インク導出部材20における袋体10内への開口26bは袋体10内に入り込んだ位置となるため、仮に、仕切状シール部16を設けることなく袋体10へインクを充填したとすると、インクパック使用時(インク導出時)、袋体10の口部11とインク導出部材における袋体10内への開口(すなわちインク導出部材へのインク流入口)26bとの間において袋体10内にインクが残留しやすくなるおそれがある。残留したインクは無駄になってしまう。
これに対し、袋体10をバイパス孔21cと袋体の口部11との間において仕切るようにシールし、該仕切状シール部16と袋体口部11との間の空間18にはインクを充填しないこととすることで、袋体10の口部11とインク導出部材20における袋体10内への開口26bとの間にインクが残留しないようにすることができる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるものである。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
例えば、上記実施の形態では位置決め部(25a)は一対設けたが、少なくとも一つ設ければよい。仕切状シール16、最終シール部17は図3(b)に仮想線16’、17’で示すように、第2溶着部26から後方に向かう傾斜状に設けてもよい。このようにすると、インクが袋体10内に残留するおそれが一層少なくなる。このようにして形成した袋体は、図3(b)の実線で示す仕切状シール16、最終シール部17を有する袋体10よりも液体容量が少ない袋体として使用することもできる。
また、本発明の液体収容体の用途は、インクジェット記録装置のインクカートリッジに限らない。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体消費装置に流用可能である。
液体消費装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置、捺染装置やマイクロデスペンサ等が挙げられる。
また、本発明において、液体とは、液体消費装置が噴射できるような材料であれば良い。液体の代表的な例は上記実施の形態で説明したようなインクである。液体は、液晶のように、文字や画像の印刷に用いられる材料以外の物質であっても良い。また、本発明において、液体は、物質の一状態としての液体のみならず、物質の一状態としての液体に、顔料や金属粒子のような固形物を混ぜたものであっても良い。
本発明の一実施形態に係るインクパックを示す図で、図1(a)は斜視図、図1(b)は袋体を構成するシートの層構造を示す断面図、図1(c)はインク導出部材の斜視図である。 図2(a)(b)はいずれもインク導出部材の縦断面図である。 図3(a)(b)はインクパックの製造工程の要部を示す透視平面図である。
符号の説明
1:インクパック(液体収容体)、10:袋体、11:口部、16:仕切状シール部、17 最終シール部、18:インク未充填領域(液体未充填領域)、20:インク導出部材(液体導出部材)、21:インク流路(液体流路)、21c:バイパス孔、22:先端面、23:インク供給口(液体供給口)、25:第1溶着部(溶着部)、25a:位置決め部、26b:開口、26c:対向面、29:逆止弁、30:フィルム、50:インク導出針(液体導出針)

Claims (11)

  1. 内部に液体が収容されたガスバリア性を有する袋体と、
    内部に液体流路を含み、液体導出針を刺入可能な液体導出口が先端面に開口した液体導出部材と、
    を有し、
    前記液体導出部材を、前記先端面を除いて前記袋体に埋め込んだ状態で前記袋体の口部に溶着固定したことを特徴とする液体収容体。
  2. 請求項1において、
    前記先端面を、剥離可能なガスバリア性を有するフィルムで被覆したことを特徴とする液体収容体。
  3. 請求項1において、
    前記先端面を、前記液体導出針が突き刺し可能なガスバリア性を有するフィルムで被覆したことを特徴とする液体収容体。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、
    前記液体導出部材における袋体との溶着部に、該液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を設けたことを特徴とする液体収容体。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれかにおいて、
    前記液体導出部材は、前記先端面より前記袋体内方に向かって伸びて前記袋体内にて開口する液体流路と、液体導出時の液体流に対して前記液体流路の上流側に設けられた逆止弁と、この逆止弁よりも前記液体流の下流側において前記液体流路とに連通し、前記液体導出部材における前記袋体内面との対向面に開口したバイパス孔とを備え、
    前記袋体は、前記バイパス孔と前記袋体の前記口部との間において前記口部と平行な前記袋体の幅方向にて溶着された仕切状シール部を有し、該仕切状シール部と前記袋体口部との間の液体未充填領域には液体が充填されず、前記バイパス孔を介して前記袋体内の前記液体未充填領域以外の領域に液体が充填された後に前記バイパス孔がシールされていることを特徴とする液体収容体。
  6. 請求項5において、
    前記仕切状シール部と隣接して、前記バイパス孔をシールする最終シール部が、前記仕切状シール部の形成領域に亘って前記仕切状シール部と平行に形成されていることを特徴とする液体収容体。
  7. 請求項5において、
    前記バイパス孔をシールする最終シール部が、前記バイパス孔の周辺部のみに形成されていることを特徴とする液体収容体。
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載の液体収容体を製造する方法であって、
    前記液体導出部材と前記袋体の前記口部とを溶着し、
    次いで、前記袋体の内部を真空に排気し、
    次いで、前記袋体を前記バイパス孔と前記袋体の口部との間において前記口部と平行な前記袋体の幅方向にて溶着して前記袋体内を2分して仕切るようにシールし、
    次いで、前記バイパス孔を通じて袋体内に液体を充填し、
    その後、前記液体導出部材における、バイパス孔が開口した前記袋体内面との対向面と袋体内面とを溶着してバイパス孔を封止することを特徴とする液体収容体の製造方法。
  9. 請求項8において、
    前記液体導出部材における前記袋体との溶着部に、該液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部が予め形成され、前記位置決め部は、前記溶着部に設けた凸部または凹部とされ、
    記液体導出部材と前記袋体の前記口部とを溶着する工程では、前記溶着部を前記袋体で覆った後に、前記袋体内を真空に排気して前記凸部または凹部の形状に沿って前記袋体を変形させる工程を含むことを特徴とする液体収容体の製造方法。
  10. 請求項8において、
    前記液体導出部材と前記袋体の前記口部とを溶着する工程では、溶着のためのヒーターツールにより、前記液体導出部材と前記袋体との溶着部を凸部または凹部に変形させて、前記液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を溶着と同時に形成する工程を含むことを特徴とする液体収容体の製造方法。
  11. 請求項8において、
    前記液体導出部材と前記袋体の前記口部とを溶着する工程では、第1のヒーターツールを用いて溶着し、
    前記液体導出部材と前記袋体の前記口部との溶着部を、第2のヒーターツールにより凸部または凹部に変形させて、前記液体収容体が装着される装着体に対する位置決め部を形成する工程をさらに設けたことを特徴とする液体収容体の製造方法。
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