JP2009172633A - レーザー加工装置およびレーザー加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、幅広い厚みの加工対象物に対して、加工時間の短縮が可能なレーザー加工装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ウェーハWの表面からレーザー光Lを入射させて前記ウェーハWの内部に改質領域Pを形成し、前記ウェーハWを個々のチップに分割するレーザー加工装置10において、前記ウェーハWに向けてレーザー光Lを照射するレーザーヘッド31が設けられ、該レーザーヘッド31は、レーザー発信器60と、前記レーザー光Lの強度分布を均一にするレーザー光均一手段63と、前記レーザー光の断面形状を方形にするレーザー形状変換手段63と、前記レーザー光を線状に集光するレーザー光線状集光手段65と、前記レーザー光Lの前記ウェーハWに対する入射角θを変更する入射角変更手段66を備えることを特徴とするレーザー加工装置10である。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザー加工装置に係り、特にウェーハから半導体装置や電子部品などの個々のチップにレーザー光を用いて分割するレーザー加工装置に関する。
従来、表面に半導体装置や電子部品などが形成されたウェーハを個々のチップに分割するには、ダイシングブレードと呼ばれる砥石でウェーハに研削溝を入れて、ウェーハをカットするダイシング装置が用いられていた。ダイシングブレードは、微細なダイヤモンド砥粒をNiで電着したもので、厚さ30μm程度の極薄のものが用いられる。
このダイシングブレードを30,000〜60,000rpmで高速回転させてウェーハに切込み、ウェーハを完全切断(フルカット)又は不完全切断(ハーフカット或いはセミフルカット)していた。ハーフカットはウェーハに厚さの半分程度切り込む方法で、セミフルカットは10μm程度の肉厚を残して研削溝を形成する方法のことである。
しかし、このダイシングブレードによる研削加工の場合、ウェーハが高脆性材料であるため、脆性モード加工となり、ウェーハの表面や裏面にチッピングが生じ、このチッピングが分割されたチップの性能を低下させる要因になっていた。特に裏面に生じたチッピングはクラックが除々に内部に進行するため大きな問題となっていた。
このような問題に対して、従来のダイシングブレードにより切断に替えて、ウェーハの内部に集光点を合わせたレーザー光を入射し、ウェーハ内部に多光市吸収による改質領域を複数形成して引き離し、個々のチップに分割するレーザーダイシング装置及びダイシング方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−111946号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているレーザーダイシング装置では、改質層の厚さ方向の幅が小さいため、厚い加工対象物(以下、「ワーク」ともいう)を加工する際には、複数回の操作を行う必要があり、加工に時間がかかっていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、幅広い厚みの加工対象物に対して、加工時間の短縮が可能なレーザー加工装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1は、前記目的を達成するために、ウェーハの表面からレーザー光を入射させて前記ウェーハの内部に改質領域を形成し、前記ウェーハを個々のチップに分割するレーザー加工装置において、前記ウェーハに向けてレーザー光を照射するレーザーヘッドが設けられ、該レーザーヘッドは、レーザー発信器と、前記レーザー光の強度分布を均一にするレーザー光均一手段と、前記レーザー光の断面形状を方形にするレーザー形状変換手段と、前記レーザー光を線状に集光するレーザー光線状集光手段と、前記レーザー光の前記ウェーハに対する入射角を変更する入射角変更手段と、を備えることを特徴とするレーザー加工装置を提供する。
請求項1によれば、まず、レーザー発振器から照射されたレーザーの強度分布を均一にするためのレーザー光均一手段およびレーザー光の断面形状を方形にするレーザー形状変形手段を備える。これにより、次のレーザー光線状集光手段により、ビームを線状に集光した際に、強度分布に差が生じないように、することができ、ウェーハに対して、均一な強度でレーザー光を照射することができる。したがって、ウェーハに対して、線状に均一に改質領域を形成することができる。
また、レーザー光を線状に集光するレーザー光線状集光手段を備える。レーザー光を線状に集光させることにより、この線状となったレーザー光を屈折させ、内部に改質領域を形成することができる。また、入射角変更手段を備えることにより、さまざまな厚みのウェーハに対して、ウェーハの内部まで改質領域の形成を行うことができる。
請求項2は請求項1において、前記レーザー光均一手段、前記レーザー形状変形手段および前記レーザー光線状集光手段が非球面レンズであることを特徴とする。
請求項2によれば、レーザー光均一手段、レーザー形状変形手段およびレーザー光線状集光手段として、非球面レンズを使用しているため、レーザー発振器から照射されたレーザー光線のレーザーの形状を容易に変更させることができる。
請求項3は請求項1または2において、前記レーザー光均一手段がビームホモジナイザーであることを特徴とする。
請求項3は、レーザー光均一手段として用いられる具体的な手段を規定したものであり、請求項3によれば、ビームホモジナイザーであることが好ましい。
請求項4は請求項1から3いずれかにおいて、前記レーザー光線状集光手段がシリンドリカルレンズであることを特徴とする。
請求項4は、レーザー光線状集光手段として用いられる具体的な手段を規定してものであり、請求項4によれば、シリンドリカルレンズであることが好ましい。
請求項5は請求項1から3いずれかにおいて、前記レーザー光のウェーハに対する入射角が0°以上であることを特徴とする。
請求項5によれば、レーザー光のウェーハに対する入射角を0°以上とすることにより、レーザー光の入射角がウェーハに対して、斜めになるため、ウェーハの厚さ方向に改質領域を形成することができる。
本発明の請求項6は、前記目的を達成するために、ウェーハ表面からレーザー光を入射させて前記ウェーハの内部に改質領域を形成し、前記ウェーハを個々のチップに分割するレーザー加工方法において、レーザーヘッドから照射されたレーザー光の強度分布を均一にするレーザー光均一工程と、前記レーザー光の断面形状を方形にするレーザー形状変換工程と、前記レーザー光を線状に集光するレーザー光線状集光工程と、前記レーザー光の前記ウェーハに対する入射角を変更する入射角変更工程と、を有することを特徴とするレーザー加工方法を提供する。
請求項5は、請求項1に記載のレーザー加工装置をレーザー加工方法として展開したものであり、請求項5によれば請求項1と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、レーザー光の強度分布を一定にし、レーザー光の断面形状を方形にして、レーザー光を線状に集光することにより、形成された線状のレーザー光の強度を一定にすることができる。また、この形成された線状のレーザー光を屈折させることにより、ウェーハ内部の厚み方向に改質領域を形成することができるので、幅広い厚みのウェーハに対して、一括で改質領域を形成することができ、加工時間を短縮することができ、品質を向上させることができる。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施の形態について説明する。なお、各図において同一部材には同一の番号または記号を付している。
図1は、本発明に係るレーザー加工装置10の概略を示す上面図である。レーザー加工装置10は、本体19内部に、チャックテーブル12、Xガイドベース15、Yガイドベース41、Zガイドベース51、エレベータ13、待機テーブル14、レーザーヘッド31、測定手段16、制御手段21、及び記録手段22が備えられている。
チャックテーブル12は、ウェーハWを吸着載置し、不図示のθ回転軸により、矢印θ方向に回転されるとともに、Xガイドベース上に取り付けられた不図示のXテーブルにより矢印X方向に加工送りされる。
チャックテーブル12の上方にはYガイドベース41が設けられている。Yガイドベース41には、図示しない2個のYテーブルが設けられ、夫々のYテーブルには、Zガイドベース51、51が取り付けられている。
夫々のZガイドベース51、51には、不図示のZテーブルが設けられ、夫々のZテーブルには、ホルダ32を介してレーザーヘッド31が取付けられており、2個のレーザーヘッド31、31は夫々独立してZ方向に移動されるとともに、独立してY方向に割り出し送りされるようになっている。
エレベータ13は、ウェーハWが格納されたカセットを収納して上下に移動し、ウェーハWを不図示の搬送装置によりXガイドベース(待機テーブル)15へ供給する。待機テーブルは、チャックテーブル12と同等の高さに設けられ、待機テーブル上に載置されたウェーハWには、加工前後に必要な各種処理が行われる。
測定手段16は、接触、又は非接触式の変位測定器であり、ウェーハWの高さを変位量から測定する。測定手段として接触式の変位量測定器を用いる場合は、エアシリンダなどにより、測定子をZ方向へ上下に移動させ、測定時以外は、測定子を測定面より退避するようにしている。また、測定手段として、非接触式の測定手段を用いる場合は、レーザー変位計、IRカメラなどを用いることができる。測定されたウェーハWの厚みは、制御手段21へ送られて処理される。
本体19内部に収納された制御手段21は、CPU、メモリ、入出力回路部などからなる。制御手段21は、同じく本体19内部に収納された記録手段22に保存されているデータベースより、加工に必要な情報を呼び出しレーザー加工装置10の各部の動作を制御する。
レーザー加工装置10はこの他に、図示しないウェーハ搬送手段、操作板、テレビモニタ、および表示灯などから構成されている。
操作板には、レーザー加工装置10の各部を操作するスイッチ類や表示装置が取付けられている。テレビモニタは、図示しないCCDカメラで撮像したウェーハ画像の表示、又はプログラム内容や各種メッセージなどを表示する。表示灯は、レーザー加工装置10の加工中、加工終了、非常停止などの稼動状況を表示する。
図2は、レーザーヘッドの構成を摸式的に示した側面図である。なお、本発明はこれらに限定されるものではない。レーザーヘッドは、レーザー加工装置10に設けられたチャックテーブル12にダイシングテープTにより載置されたウェーハWにレーザー光Lを照射するよう、ウェーハWの上方に位置付けられる。
レーザー発振器60から発振されたレーザー光Lは、コリメートレンズ61、ビームエキスパンダ62を構成する平凹レンズ、平凸レンズ、ビームホモジナイザー63、シリンドリカルレンズ65を通過し、ウェーハWに照射される。
図2に示すように、レーザー発振器60から発振されたレーザー光Lは、コリメートレンズ61で水平方向に平行光線とされ、ビームエキスパンダ62により、ビーム径が拡張される。次にミラー66によりビームホモジナイザー63の方向に反射され、ビームホモジナイザー63を通過する。この時、ビームホモジナイザー63の通過前(図2中のA点)においては、レーザー光Lは、ビーム形状は円形で、ビーム断面強度はガウシアン分布である。そして、ビームホモジナイザー63を通過することにより、ビームエネルギーが平均化されるため、B点においては、ビーム形状は方形で、ビーム断面強度がトップハット分布に変形する。
さらに、レーザー光Lは、ミラー66によりウェーハWの方向に反射され、しぼり64でレーザー光Lの幅が所望の範囲であるwからからwに削られる(図2中C点)。次に、シリンドリカルレンズ65を通過させることにより、レーザー光Lを一方向に集光させ、ビームの断面強度も集光点において上げることができる(図2中D点)。
この、シリンドリカルレンズ65により線状に集光されたレーザー光LをウェーハWに照射することにより、wの幅でウェーハ内に改質領域を形成することができ、ウェーハWの垂直方向に対して膜厚wの改質領域Pを形成することができる。
このように、ビームエネルギーが平均化され、ビームプロファイルが、方形でトップハット分布に変形させるレーザー光均一手段としては、図2に示すようなビームホモジナイザーの他に、マイクロレンズアレイなどの非球面レンズを挙げることができる。
また、レーザー光Lを線状に集光するレーザー光線状集光手段としては、シリンドリカルレンズの他に、一軸方向凹面鏡などを挙げることができる。
また、図2のレーザー加工装置10においては、レーザー光Lの断面形状を方形にするレーザー形状変換手段を、ビームホモジナイザーを用いてレーザー光均一手段と同時に行っているが、別々に行うことも可能である。
このように、本発明のレーザー加工装置は、レーザー光線状集光手段により、線状に集光されるため、図2に示すように、ウェーハW内部に入射されたレーザー光Lは、深さ方向に幅広く改質領域Pを形成することができる。この改質領域Pの厚さは、レーザー光LのウェーハWの入射角θにより調節が可能である。
したがって、ミラー66は入射角変更手段として、レーザー発振器60から発振されたレーザー光Lを反射させる角度を変更可能に配置する。ミラー66により、レーザー光Lを反射させることにより、ウェーハ面に対して、レーザー光Lの入射角θを変更することができる。この場合、ビームホモジナイザー63、しぼり64およびシリンドリカルレンズ65にレーザー光Lが垂直に当たるように、ビームホモジナイザー63、しぼり64およびシリンドリカルレンズ65の傾斜も調節する必要がある。なお、本発明において、入射角とは、ウェーハWの垂線とレーザー光Lのなす角度を指し、図中θで表わし、屈折角とは、レーザー光Lが、ウェーハW内に入ることにより屈折した角度であり、ウェーハWの垂線とウェーハW内のレーザー光Lとのなす角度を指し、図中θで表わす。
例えば、膜厚の薄いウェーハに対しては、レーザー光LのウェーハWに対する入射角を小さくする。入射角を小さくすることにより、レーザー光LがウェーハW内の厚み方向に接触する部分が小さくなるため、厚みの薄い改質領域を形成することができる。逆に膜厚の厚いウェーハに対しては、レーザー光Lの入射角を大きくする。これにより、ウェーハの厚み方向に接触する部分が大きくなるため、厚みの厚い改質領域Pを形成することができる。
なお、レーザー光Lの入射角としては、光軸がウェーハWに対して斜入射となるため0°以上であることが好ましい。具体的に対象物がシリコン単結晶の場合、入射角が0°のとき、深さ方向wは0となり、入射角が22°のとき、wはwの約10%、同38°のとき、wはwの約20%、同50°のとき、wはwの約30%となる。
このように本発明のレーザー加工装置においては、深さ方向に幅の広い改質領域を形成することができるため、スキャンの回数を減らすことができる。従来のレーザー加工装置では、集光点を起点として、改質領域が形成されるため、改質層の深さ方向の厚みには限界があった。そのため、改質領域を深さ方向に形成するためには、1本の加工ラインに対して、焦点位置をずらしながらスキャンを複数回行う必要があった。しかしながら、本発明においては、この問題点を解消することができる。
ただし、1回のスキャンで充分な改質領域が形成できない場合は、複数回行うことも可能である。
改質領域Pは、ウェーハWの厚み方向に形成され、ウェーハWは改質領域Pを起点として自然に割断するか、或いは僅かな外力を加えることによって、改質領域Pを起点として割断される。この場合、ウェーハWは表面や裏面にはチッピングが発生せずに容易にチップに分割される。
以上より、ウェーハWの各厚さに対応して、レーザー光LのウェーハWに対する入射角を変更することにより、ウェーハWの各厚さに最適な改質領域を形成して、ウェーハWを割断することができる。したがって、一回の走査で深さ方向に改質領域を形成することができるので、幅広い厚みのウェーハに対して一括、または数回の走査で改質領域を形成することができるため、加工時間を短縮することができる。また、ウェーハWの厚さ方向に改質領域が形成されているため、チップの割断の失敗による不良などの発生を減らすことができる。
本発明に係るレーザー加工装置の構成を摸式的に示した上面図である。 レーザーヘッドの構成を摸式的に示した側面図である。
符号の説明
10…レーザー加工装置、12…チャックテーブル、13…エレベータ、14…待機テーブル、15…Xガイドベース、16…測定手段、19…本体、21…制御手段、22…記録手段、31…レーザーヘッド、32…ホルダ、41…Yガイドベース、51…Zガイドベース、60…レーザー発振器、61…コリメートレンズ、62…ビームエキスパンダ、63・・・ビームホモジナイザー、64…しぼり、65…シリンドリカルレンズ、66…ミラー、L…レーザー光、P…改質領域、T…ダイシングテープ、W…ウェーハ、θ…入射角、θ…屈折角、

Claims (6)

  1. ウェーハの表面からレーザー光を入射させて前記ウェーハの内部に改質領域を形成し、前記ウェーハを個々のチップに分割するレーザー加工装置において、
    前記ウェーハに向けてレーザー光を照射するレーザーヘッドが設けられ、
    該レーザーヘッドは、
    レーザー発信器と、
    前記レーザー光の強度分布を均一にするレーザー光均一手段と、
    前記レーザー光の断面形状を方形にするレーザー形状変換手段と、
    前記レーザー光を線状に集光するレーザー光線状集光手段と、
    前記レーザー光の前記ウェーハに対する入射角を変更する入射角変更手段と、を備えることを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 前記レーザー光均一手段、前記レーザー形状変換手段および前記レーザー光線状集光手段が非球面レンズであることを特徴とする請求項1に記載のレーザー加工装置。
  3. 前記レーザー光均一手段がビームホモジナイザーであることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザー加工装置。
  4. 前記レーザー光線状集光手段がシリンドリカルレンズであることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のレーザー加工装置。
  5. 前記レーザー光のウェーハに対する入射角が0°以上であることを特徴とする請求項1から4いずれかに記載のレーザー加工装置。
  6. ウェーハ表面からレーザー光を入射させて前記ウェーハの内部に改質領域を形成し、前記ウェーハを個々のチップに分割するレーザー加工方法において、
    レーザーヘッドから照射されたレーザー光の強度分布を均一にするレーザー光均一工程と、
    前記レーザー光の断面形状を方形にするレーザー形状変換工程と、
    前記レーザー光を線状に集光するレーザー光線状集光工程と、
    前記レーザー光の前記ウェーハに対する入射角を変更する入射角変更工程と、を有することを特徴とするレーザー加工方法。
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