JP2009171167A - 画像表示装置を有するカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動の画像表示装置を収納した際に、画像表示装置の電源をオフにすることの可能な画像表示装置を有するカメラを提供する。
【解決手段】 ライブビュー等の画像を表示する表示面11aを有する液晶モニタ11を備えており、この表示面11aをカメラ本体1の背面と対向させた対向位置と、対向位置以外の方向に表示面11aを切り換え可能である。また、液晶モニタ11の表示面11aが向かう方向と同一の方向の外光を測光する照度センサ15を備えており、表示面11aがカメラ本体1の背面と対向する位置に切り換えられたときには、照度センサ15の出力に基づいて液晶モニタ11を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像表示装置を有するカメラに関し、詳しくは、可動な画像表示装置を有し、この画像表示装置の電源のオンオフを制御する画像表示装置を有するカメラに関する。
近年、カメラ等の機器においては、撮像素子で取得した被写体画像等を表示するための画像表示装置を有するものが一般的になってきている。このような画像表示装置としては、液晶モニタ等が使用されており、電源の消耗が大きく、こまめに表示装置の電源をオンオフしないと電源電池が規定電圧以下となり、カメラが作動しなくなってしまう。
液晶モニタ等の画像表示装置において電源の消耗を防止するために、外光の照度を検知し、液晶モニタのバックライトの発光を制御する液晶表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、携帯情報端末装置に照度センサを設け、測定照度が所定値以下の場合には、バックライトを弱い光量で点灯させ、測定輝度が所定値より高い場合には残量電池を考慮のうえ、バックライトを強い光量で点灯させる液晶表示装置が開示されている。
特開2001−154638号公報
ところで、最近では、被写体像を見やすくするために液晶モニタ等の画像表示装置をカメラ本体に対して可動とするようにしているカメラがある。このような可動の画像表示装置において、照度センサをカメラ本体に設けておいた場合には、画像表示装置をカメラ本体に収納した際に、外光が明るいと画像表示装置の電源をオフにすることができず、電源電池が消耗してしまう。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、可動の画像表示装置を収納した際に、画像表示装置の電源をオフにすることの可能な画像表示装置を有するカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる画像表示装置を有するカメラは、画像表示する表示画面を有し、可動の画像表示手段と、上記画像表示手段の上記表示画面を上記カメラの背面と対向させた対向位置と、該対向位置以外の方向に上記表示画面を切り換え可能に切り換える画面方向切換手段と、上記画像表示手段に設けられた上記画像表示画面が向かう方向と同一の方向の外光を測光する照度センサと、上記表示画面が上記対向位置に切り換えられたとき、上記照度センサの出力により上記画像表示手段を制御する制御手段と、を有する。
第2の発明に係わる画像表示装置を有するカメラは、上記第1の発明において、上記表示画面は、上記画面方向切換手段によりカメラの後方及び前方に向かって切り換え可能とする。
また、第3の発明に係わる画像表示装置を有するカメラは、上記第1の発明において、上記画面方向切換手段は、上記カメラの本体と、上記画像表示手段とを丁番機構により相対的位置を変更可能とする。
さらに、第4の発明に係わる画像表示装置を有するカメラは、上記第1の発明において、上記照度センサは、上記画像表示手段と共に移動し、上記表示画面が表示する方向と同一の方向を測光する。
第5の発明に係わる画像表示装置を有するカメラは、画像を表示する表示画面を有する画像表示手段と、上記画像表示手段の上記表示画面を収納する位置と、観察可能な位置とに移動可能な可動手段と、上記表示画面側に設けられ、外光を測光する照度センサと、上記表示画面が上記収納する位置に移動した際に上記画像表示手段の電源をオフとし、上記表示画面が上記観察可能な位置に移動した際に上記画像表示手段の電源をオンとする制御手段と、を有する。
本発明によれば、可動の画像表示装置を収納した際に、画像表示装置の電源をオフにすることの可能な画像表示装置を有するカメラを提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタル一眼レフカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の一実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラは、撮影レンズを通過した被写体像をファインダ光学系によって観察可能であると共に、結像した被写体像を撮像素子によって取得し、この画像データを液晶モニタ等の表示装置にライブビュー表示(スルー画表示ともいう)可能である。また、レリーズ釦の全押し操作に応じて画像データを記憶媒体に記録可能となっている。
図1は、本実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラを背面からみた外観斜視図であり、液晶モニタ11がカメラ本体1の背面に収納された状態を示す。図2は、液晶モニタ11を回動させ、表示面11aを観察可能な位置に移動させた状態を示す。図3は、液晶モニタ11をわずかに回動させた状態において、カメラ本体1の側面後方側からみた状態を示す。図4は、デジタル一眼レフカメラを正面側からみた外観斜視図であり、液晶モニタ11を引き出すと共に、回動して表示面11aを正面側に向けた状態を示す。
カメラ本体1の内部には、可動反射ミラー、フォーカシングスクリーン、ペンタプリズム等から構成される光学ファインダが設けられており、この光学ファインダの出射側に接眼レンズとアイキャップから構成されるファインダ接眼部12が配置されていている。
カメラ本体1の背面部には、液晶モニタ11が配置されている。この液晶モニタ11は、図1に示す収納時には収納部14に収納されており、表示面11aはカメラ本体1の背面14bに向いており、カメラ本体1の外側には露出していない。収納部14は液晶モニタ11がカメラ本体1に収納されている際の対向面となっている。図2に示す通常撮影時には、表示面11aがカメラ本体1から後方に向かって画像表示を行う向きに向けることが可能となっている(表示可能状態)。
この液晶モニタ11は、左側の延出部11bの内部が中空状になっており、この中空部の軸に、液晶モニタ11の左側の軸が緩挿している。このため液晶モニタ11は、鉛直方向と平行なA軸の回りに回動自在となっている。液晶モニタ11は、さらに、モニタの水平方向と平行である長手方向のB軸の回りに回動自在となっている。
収納部14には、液晶モニタ11が引き出される際に上下方向を反転させるようにB軸回りへの回動をガイドするためのガイド溝14aが設けられている。液晶モニタ11をB軸回りに回動させると、その表示面11aはカメラ本体1の被写体方向である正面側を向くことになる(図4参照)。そして、B軸回りに液晶モニタ11を回動させると表示画11aを上下の任意方向に向けることができる。したがって、液晶モニタ11を矢印Aの方向に回動させると、その表示面11aはカメラ本体1の被写体方向である正面側を向くことになる。そして、矢印B方向に液晶モニタ11を回動させると表示面11aを上下任意方向に向けることができる。このように、本実施形態においては、液晶モニタ11は丁番機構により、その向きを自在に変更することができる。
また、液晶モニタ11の表示面11aと同一面側に、照度センサ15が液晶モニタ11に一体に固定されている。液晶モニタ11の表示面11aは透明アクリル板で覆われており、この側部側の遮光性の合成樹脂製のモニタ外枠に設けられた孔の奥に照度センサ15が配置されている。
照度センサ15の光軸は表示面11aの法線方向に略一致しており、照度センサ15は、センサ自身の光学特性と、孔によって決まる入射角特性により所定の入射特性を有し、液晶モニタ11に入射する周囲光を測定可能となっている。丁番機構により、液晶モニタ11は、交換レンズが被写体を捉える方向及びそれ以外の種々の任意方向に向けて移動可能であり、照度センサ15は、液晶モニタ11の移動方向と同一方向を向いているので、常に液晶モニタ11上の照度を測定することができる。
なお、液晶モニタ11は、後述する撮像素子102によって取得した画像データをライブビュー表示するほか、撮影モードや露出制御値等の撮影情報およびAFモード等のメニューモードを表示するための表示装置である。これらの表示ができるものであれば、液晶に限られず、有機ELディスプレイ等、種々の表示装置を使用することができる。
図5は、本実施形態にかかわるデジタル一眼レフレックスカメラの電気回路を示すブロック図である。撮像素子102は、交換レンズ鏡筒に設けられた撮影レンズ101によって結像される被写体像を光電変換し、画像データを出力する。撮像素子102としては、CCD(Charge Coupled
Devices)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の二次元撮像素子を使用することができる。
撮像素子102の出力は、アナログ処理部103に接続されており、このアナログ処理部103は、撮像素子102から画像データの読み出しや、アナログ増幅等の種々のアナログ処理を行う。アナログ処理部103の出力は、A/D変換部104に接続されており、このA/D変換部104は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。
A/D変換部104の出力はデータバス115に接続されており、このデータバス115には、画像処理部105、AE処理部106、JPEG処理部107、外部照度測光回路108、バックライトドライバ110、マイクロコンピュータ116、SDRAM119、メモリインターフェース(I/F)121、LDCドライバ123が接続されている。
画像処理部105は、AD変換された画像データに対して、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、白黒・カラーモード処理、ライブビュー画像処理といった各種の画像処理を行う。また、AE処理部106は、AD変換された画像データを用いて、露出制御等に用いる被写体輝度情報を取得する。JPEG処理部107は、後述する記録媒体122に記録用に、画像データの圧縮処理や、また記録された画像データを再生表示用に伸張処理する。
マイクロコンピュータ116は、このデジタル一眼レフカメラの全体を制御する処理部である。操作部117は、レリーズ釦等の種々の操作部材であり、フラッシュメモリ118は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、デジタル一眼レフカメラを制御するためのプログラムおよびユーザーの好みに応じて処理される画像処理に関する種々のパラメーター等が記憶されている。
マイクロコンピュータ116には、操作部117およびフラッシュメモリ118が接続されており、また、データバス115を介して、種々の処理部が接続されている。マイクロコンピュータ116は、フラッシュメモリ118に記憶されたプログラムに従って、操作部117、外部照度測光回路108等から種々の信号を入力し、種々の処理部等に制御信号を出力して、デジタル一眼レフカメラの全体を制御する。
SDRAM(Synchronous Dynamic
Random Access Memory)119は、画像処理された画像データの一時記憶を行なう。また、記録媒体122は、画像データを記憶するメモリであり、xDピクチャーカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)またはメモリスティック(登録商標)等の書換え可能な記録媒体のいずれかが装填可能となるように構成され、カメラ本体1に対して着脱自在となっている。メモリインターフェース121は、記録媒体122の入出力の制御を行う。
前述の照度センサ15は、外部照度測光回路108に接続されており、この外部照度測光回路108は、照度センサ15から出力される信号に対して増幅、A/D変換等の処理を行う。また、前述の液晶モニタ(LCD:Liquid Crystal Display)11は、LCDドライバ123によって駆動制御される。この液晶モニタ11の背面側には、バックライト111が照明用に隣接して設けられており、このバックライト111は、バックライトドライバ110によって駆動制御される。
バックライト111は、照度センサ15による測定結果に基づいて、発光輝度が制御される。すなわち、周囲の環境が明るい場合には、液晶モニタ11での表示が見難くなることから、バックライト111による照明を明るくし、一方、周囲の環境が暗い場合には、バックライト111による照明を暗くしている。
次に、このように構成された本実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラの動作について、図6ないし図8に示すフローチャートを用いて説明する。図6に示すフローチャートは、モニタ収納検知1のルーチンであり、カメラ本体1に電池が装填され、動作を開始し、液晶モニタ11が表示状態となった後に、所定のタイミングでコールされる。
このフローに入ると、まず、照度センサ15を用い、使用環境下における輝度を測定する(S1)。これは、照度センサ15の測光出力を外部照度測光回路108より入力することにより行う。前述したように、照度センサ15は、可動に構成された液晶モニタ11の表示面11a側に向けて設けられていることから、照度センサ15は、液晶モニタ11の向いている方向の外光を、常に測光することができる。
続いて、使用環境下における輝度が設定輝度以下の照度になったか否かの判定を行う(S2)。判定の結果、所定輝度よりも明るかった場合には、液晶モニタ11の表示面11aは、カメラ本体1から引き出された状態であり、かつ外光も明るいことから、液晶モニタ11における表示を続行すべく、何もせずに元のルーチンに戻る。
ステップS2における判定の結果、照度センサ15によって測定された輝度が設定輝度以下の照度であった場合には、設定輝度以下の照度が設定時間の間、継続されたか否かの判定を行う(S3)。判定の結果、設定時間が経過していない場合には、ステップS2に戻り、前述の判定を行う。
一方、設定時間が経過した場合には、設定輝度以下の照度で設定時間が経過したことから、液晶モニタ11がカメラ本体1の背面に収納されていると判断され、液晶モニタ11およびバックライト111の電源をオフとする(S4)。これによって、液晶モニタ11等の電源消耗を防止することができる。液晶モニタ11等の表示モニタの電源をオフとすると、元のルーチンに戻る。
次に、図7に示すフローチャートは、モニタ収納検知2のルーチンであり、カメラ本体1に電池が装填され、動作を開始し、液晶モニタ11等の表示モニタの電源がオフ状態となった後に、所定のタイミングでコールされる。
このフローに入ると、まず、ステップS1と同様に、照度センサ15を用い、使用環境下における輝度を測定する(S11)。続いて、使用環境下における輝度が設定輝度以上の照度になったか否かの判定を行う(S12)。判定の結果、所定輝度よりも暗かった場合には、液晶モニタ11の表示面11aは、カメラ本体1に収納された状態であることから、液晶モニタ11等の表示モニタの電源オフを続行すべく、何もせずに元のルーチンに戻る。
ステップS12における判定の結果、照度センサ15によって測定された輝度が設定輝度以上の照度であった場合には、設定輝度以上の照度が設定時間の間、継続されたか否かの判定を行う(S3)。判定の結果、設定時間が経過していない場合には、ステップS12に戻り、前述の判定を行う。
一方、設定時間が経過した場合には、設定輝度以上の照度で設定時間が経過したことから、液晶モニタ11がカメラ本体1の背面から引き出され、画像の観察状態になったと判断され、液晶モニタ11およびバックライト111の電源をオンとする(S14)。これによって、液晶モニタ11を表示状態とすることができ、撮影者はライブビュー表示等の表示画像を観察することができる。液晶モニタ11等の表示モニタの電源をオンとすると、元のルーチンに戻る。
次に、図8に示すフローチャートは、画像表示輝度のルーチンであり、カメラ本体1に電池が装填され、動作を開始し、液晶モニタ11の表示動作を実行する際に、コールされる。このフローに入ると、まず、被写体方向の外光測光を行う(S21)。これは、外部測光センサ15の出力を外部照度測光回路108より入力することにより行う。前述したように、外部測光センサ15は、可動に構成された液晶モニタ11の表示面11a側に設けられていることから、照度センサ15は、液晶モニタ11の向いている方向の外光を、常に測光することができる。
続いて、外光が所定の明るさを有しているかどうか、すなわち、所定照度より明るいか否かの判定を行う(S22)。判定の結果、所定照度よりも明るかった場合には、液晶モニタ11のバックライト111の発光輝度を上げるよう、バックライトドライバ110に指示する(S24)。これは、周囲が明るいことから、液晶モニタ11によって被写体像等を鮮明に観察するためである。
ステップS22における判定の結果、外光が所定照度よりも暗かった場合には、液晶モニタ11のバックライト111の発光輝度を下げるよう、バックライトドライバ110に指示する(S23)。これは、周囲が暗いことから、液晶モニタ11が眩しすぎないようにすると共に、電源の消耗を防止するためである。ステップS23またはステップS24での処理が終わると、元のルーチンに戻る。
このように、図4に示す画像表示輝度のサブルーチンを実行することにより、所定の明るさ基準を一つとし、これに対し外光の照度が高いか、低いかを判断し、バックライトの輝度も高い方、低い方の二つの輝度状態のいずれかを選択していることになる。また外光照度が高いと判断されたときに、既にバックライト輝度が高い方に設定されていれば、それを保持すればよいし、外光照度が低いと判断されたときに、既にバックライト輝度が低い方に設定されていれば、それを保持すれよい。
以上説明したように、本実施形態においては、ライブビュー等の画像を表示する表示面11aを有する液晶モニタ11を備え、この表示面11aをカメラ本体1の背面と対向させた対向位置と、対向位置以外の方向に表示面11aを切り換え可能に構成している。また、液晶モニタ11の表示面11aが向かう方向と同一の方向の外光を測光する照度センサ15を備え、表示面11aがカメラ本体1の背面と対向する位置に切り換えられたときには、照度センサ15の出力に基づいて液晶モニタ11を制御するようにしている。従って、可動の液晶モニタ11を収納した際に、液晶モニタ11の電源を自動的にオフにすることが可能である。
また、本実施形態において、電源電池の消耗を防止するために、画像表示装置の移動に応じてオンオフするスイッチを設けずに、照度センサ15は外光の照度に応じて液晶モニタ11の輝度を制御するためのセンサの測定出力を利用している。このため、部品点数が増加することがない。
なお、本実施形態においては、照度センサ15は、液晶モニタ11の表示面11aの側部側の遮光性の合成樹脂製のモニタ外枠に設けられた孔の奥に配置されていたが、照度センサ15は液晶モニタ11の表示面11a側にあればよく、例えば、表示面11aを覆う透明アクリル板に設けた孔に配置するようにしても良い。透明アクリル板では、液晶モニタ11の照明光が照度センサ15に伝わる可能性があることから、孔に遮光塗料を塗布する等によって遮光すれば良い。
また、本実施形態においては、液晶モニタ11は、A軸回りおよびB軸回りにそれぞれ回動可能であったが、液晶モニタ11の表示面の移動方法はこれに限らず、例えば、表示面を突出させてから、その面を下向き、または上向き等に向きを変えるなど、種々の方法がある。
また、従来の画像表示装置において、可動の液晶モニタとは別に照度センサを装置本体に固定し、液晶モニタ画面と照度センサがそれぞれ互いに異なる方向に向いている場合には、外光の明暗に対応して表示画面の明るさが適切に制御されない不具合があった。これに対して、本実施形態においては、液晶モニタ11がどのような向きにあっても外光の状況に応じて画像の輝度(表示画面の明るさ)を制御すると共に、可動に構成された画像表示装置を収納した際には、画像表示装置の電源をオフすることができ、電源電池の消耗を防止することができる。
本発明の実施形態の説明にあたっては、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラに適用した例を挙げたが、デジタルカメラとしては一眼レフタイプやコンパクトタイプのデジタルカメラ等のいずれでも良く、またこれらのデジタルカメラ以外にも、ビデオカメラ、携帯電話、PDA(携帯情報端末:Personal Digital Assistant)等の携帯電子機器でもよく、また専用機に組み込まれるような撮像装置であってもよい。いずれにしても、本発明は画像表示を行う表示装置を有すると共に、表示装置の表示面を収納位置に移動させることのできるカメラ等の電子撮像装置であれば適用することができる。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラであって、液晶モニタを収納した状態を背面からみた外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラであって、液晶モニタを引き出した状態を背面からみた外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラであって、液晶モニタを僅かに引き出した状態を背面後方側からみた外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラであって、正面側からみた外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタル一眼レフカメラの電気回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるデジタル一眼レフカメラのモニタ収納の検知1の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるデジタル一眼レフカメラのモニタ収納の検知2の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるデジタル一眼レフカメラの画像表示輝度の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・カメラ本体
11・・・液晶モニタ
11a・・・表示面
11b・・・延出部
12・・・ファインダ接眼部
14・・・収納部
14a・・・ガイド溝
14b・・・背面
15・・・照度センサ
101・・・撮影レンズ
102・・・撮像素子
103・・・アナログ処理部
104・・・A/D変換部
105・・・画像処理部
106・・・AE処理部
107・・・JPEG処理部
108・・・外部照度測光回路
110・・・バックライトドライバ
111・・・バックライト
115・・・データバス
116・・・マイクロコンピュータ
117・・・操作部
118・・・フラッシュメモリ
119・・・SDRAM
121・・・メモリインターフェース
122・・・記録媒体
123・・・LCDドライバ

Claims (5)

  1. 画像表示装置を有するカメラにおいて、
    画像表示する表示画面を有し、可動の画像表示手段と、
    上記画像表示手段の上記表示画面を上記カメラの背面と対向させた対向位置と、該対向位置以外の方向に上記表示画面を切り換え可能に切り換える画面方向切換手段と、
    上記画像表示手段に設けられた上記画像表示画面が向かう方向と同一の方向の外光を測光する照度センサと、
    上記表示画面が上記対向位置に切り換えられたとき、上記照度センサの出力により上記画像表示手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置を有するカメラ。
  2. 上記表示画面は、上記画面方向切換手段によりカメラの後方及び前方に向かって切り換え可能とすることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置を有するカメラ。
  3. 上記画面方向切換手段は、上記カメラの本体と、上記画像表示手段とを丁番機構により相対的位置を変更可能とすることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置を有するカメラ。
  4. 上記照度センサは、上記画像表示手段と共に移動し、上記表示画面が表示する方向と同一の方向を測光することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置を有するカメラ。
  5. 画像を表示する表示画面を有する画像表示手段と、
    上記画像表示手段の上記表示画面を収納する位置と、観察可能な位置とに移動可能な可動手段と、
    上記表示画面側に設けられ、外光を測光する照度センサと、
    上記表示画面が上記収納する位置に移動した際に上記画像表示手段の電源をオフとし、上記表示画面が上記観察可能な位置に移動した際に上記画像表示手段の電源をオンとする制御手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置を有するカメラ。
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