JP2009170494A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリセル領域とその周辺回路領域とを含んで構成される半導体装置において、メモリを構成するMOSFETのしきい値のばらつきを小さくできる半導体装置を提供する。
【解決手段】それぞれMOSFETを有してなる複数のメモリセルが形成されたメモリセル領域とMOSFETを回路が形成された周辺回路領域を備えた半導体装置において、メモリセル領域のMOSFETは、周辺回路領域の少なくとも一部のMOSFETとは異なるゲート構造を有し、ゲート絶縁膜及びゲート電極のうちの少なくとも一方の組成が一部のMOSFETとは異なる。
【選択図】図1K

Description

本発明は、それぞれMOSFETを含んで構成されたメモリとその周辺回路を備えた半導体装置に関する。
近年、携帯電話に代表される携帯端末には、マイクロプロセッサとその周辺回路を含んだ大規模な集積回路が広く使用されている。図8は、携帯電話等に使用される低消費SOC(System on chip)回路1000の一例を示すブロック図である。この低消費SOC回路1000は、高い周波数で動作することが要求されるプロセッサ領域1002と周辺回路領域1001とからなり、プロセッサ領域1002はメモリセル領域1003を含んでいる。また、低消費SOC回路1000は、比較的低周波の動作が中心となるが、高耐圧が要求される部分を含んでいる。最近では、さらにSOC(System on chip)の高速化、高集積化が進み、素子特性のばらつきの影響で歩留まりが低減してしまう等の問題が顕在化してきた。特に隣接した素子間で発生するランダムばらつき(面内分布、チップ内分布を持たず、加工寸法等が原因とならないばらつき)が大きな問題である。このランダムばらつきは、しきい値制御のためのチャネル注入不純物の離散性、ゲート容量の揺らぎ等が主原因と考えられている。
例えば、特許文献1には、内部回路を構成するMOSトランジスタの静電破壊を防止することができる半導体集積回路が開示されている。
具体的には、MOS(Metal Oxide Semiconductor)型集積回路において、ゲート電極を接地線に接続し、その他のソ一ス電極、ドレイン電極または基板電極のいずれかを電源線に接続したMOSトランジスタと、ゲート電極を電源線に接続し、その他のソース電極、ドレイン電極または基板電極のいずれかを接地線に接続したMOSトランジスタとのゲート酸化膜を、他の論理を構成するトランジスタのグート酸化膜よりも厚くし、かつ、電源保護回路を構成するMOSトランジスタのゲート酸化膜厚と同等かそれ以上の厚さにすることが開示されている。
また、特許文献2には、マルチゲート酸化膜の膜質と歩留まりを向上させることができるマルチゲート半導体装置の製造方法が開示されている。
この特許文献2の半導体装置の製造方法は、以下の工程(1)〜(6)の工程を含むことにより、マルチゲート酸化膜の膜質と歩留まりを向上させている。
(1)半導体基板上の第1領域に、選択酸化法により第1酸化膜を形成する工程。
(2)第1酸化膜上に、第1ゲート電極を形成する工程。
(3)半導体基板及び第1ゲート電極上に、第2酸化膜を形成する工程。
(4)第2酸化膜上に、ポリシリコンを形成する工程。
(5)上記第1領域のポリシリコン上、及び第1領域と異なる第2領域のポリシリコン上に、それぞれレジストパターンを形成し、レジストパターンをマスクとしてポリシリコンを除去し、第1領域に、第2酸化膜を介して第1ゲート電極を覆うように第2ゲート電極を形成する工程。
(6)同時に、第2領域の第2酸化膜上に、第3ゲート電極を形成する工程。
さらに、特許文献3には、膜厚の異なる2つのゲート酸化膜に対して夫々十分な窒素を導入することができる方法が開示されている。
この方法では、まず、基板の表面に第1のゲート酸化膜を形成した後、第1の酸窒化処理を行い窒化層を形成する。次に、薄膜部領域のゲート酸化膜を選択的に除去した後、第2のゲート酸化膜形成工程を行って、薄膜部領域に第2のゲート酸化膜を形成し、厚膜部領域にゲート酸化膜を形成する。その後、第2の酸窒化処理を行い、薄膜部領域に窒化層を、厚膜部領域に窒化層を形成する。
このようにして、膜厚の異なる2つのゲート酸化膜に対して夫々十分な窒素を導入することができるようにしている。
また、特許文献4では、リーク電流が少なく、リーク電流と耐圧を同時に満足させることができる半導体装置およびその製造方法を提供することが開示されている。
この半導体装置では、まず、ゲート絶縁膜の膜厚が独立設定されて同一基板上に形成された、同一電源電圧で動作する複数のトランジスタの中の、最も薄いゲート絶縁膜を有するトランジスタを電源保護素子として使用するMpcoreを形成している。そして、さらに、この電源保護素子として使用するトランジスタのしきい値が、最も薄いゲート絶縁膜を有するトランジスタのしきい値よりも高く設定されている。
特許文献4によれば、この構成により、リーク電流が少なく、リーク電流と耐圧を同時に満足させることができる半導体装置が提供される。
特開平11−121700号公報 特開2005−340725号公報 特開2004−342656号公報 特開2004−39775号公報
しかしながら、従来例のメモリとその周辺回路を含んで構成される半導体装置では、SRAM等からなるメモリを構成するトランジスタのしきい値のばらつきを小さくできないという問題があった。
この問題は、微細化が進むとより顕著に現れ、65nm世代あるいは45nm世代まで微細化が進むとより深刻な問題となる。
そこで、本発明は、メモリセル領域とその周辺回路領域とを含んで構成される半導体装置において、メモリを構成するMOSFETのしきい値のばらつきを小さくできる半導体装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、それぞれMOSFETを有してなる複数のメモリセルが形成されたメモリセル領域とMOSFETを含む回路が形成された周辺回路領域を備えた半導体装置において、前記メモリセル領域のMOSFETは、前記周辺回路領域の少なくとも一部のMOSFETとは異なるゲート構造を有し、ゲート絶縁膜及びゲート電極のうちの少なくとも一方の組成が前記一部のMOSFETとは異なることを特徴とする。
以上のように構成された本発明に係る半導体装置は、メモリセル領域と周辺回路領域とが異なるゲート構造を有しているので、周辺回路領域においては高い信頼性を確保しつつメモリを構成するMOSFETのしきい値のばらつきを小さくできる半導体装置を提供することができる。
本発明は、それぞれMOSFETを有してなる多数のメモリセルが形成されたメモリとその周辺回路が1つのチップ上に集積された半導体装置に関するものである。ここで、特に本発明に係る実施形態の半導体装置は、メモリセル領域のMOSFETと前記周辺回路領域の少なくとも一部のMOSFETとが異なるゲート構造を有し、ゲート絶縁膜及びゲート電極のうちの少なくとも一方の組成が前記一部のMOSFETとは異なることを特徴としている。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態の半導体装置について詳細に説明する。
実施形態1.
図1A〜図1Kは、本発明に係る実施形態1の半導体装置の製造工程のフローを示しており、図2は、実施形態1の半導体装置の全体構成を示す平面図である。
この実施形態1の半導体装置は、図2に示すように、SRAM等からなるメモリセル領域3と、CPU領域2、アナログ回路領域1及び配線領域4を含む周辺回路領域6を含むシステムが1つのチップ上に集積化された大規模な半導体装置(SOCチップ)である。実施形態1の半導体装置は、以下のように製造され、メモリセル領域3のMOSFETが窒化処理されていないゲート絶縁膜を用いて構成され、周辺回路領域6のMOSFETが窒化処理されたゲート絶縁膜を用いて構成されていることを特徴としている。
<実施形態1の半導体装置の製造方法>
本方法では、まず、図1Aに示すように、シリコン基板100の一方の面に、表面保護酸化膜101を形成する。
次に、フォトリソグラフィー、ドライエッチング、酸化膜等の絶縁膜の成膜、化学機械研磨を用いて浅溝素子分離部102を形成する(図1B)。この浅溝素子分離部102は、周辺回路領域6及びメモリセル領域3に同時に形成される。
その後、フォトリソグラフィー技術を用いて、ディープNウエル(DNW)層106、高圧NMOS用のPウエル(PW)107、高圧PMOS用のNウエル(NW)108、コアNMOS用のPウエル(PW)110、コアPMOS用のNウエル(NW)111をイオン注入によって作り分ける(図1C)。なお、このとき同時にそれぞれの高圧NMOS、高圧PMOS、コアNMOS、コアPMOSのしきい値を決めるため、比較的浅い領域にイオン注入を行う。
その後、ゲート酸化、フォトリソグラフィー、ウエットエッチング、アッシング、洗浄技術を用いてゲート酸化膜の作り分けを行う。
まず、最初に、図1Dに示すように、高耐圧ゲート用の酸化膜を全面に形成した後、レジスト105を形成し、レジストが形成されていない領域の酸化膜をウエットエッチング法により除去する。これにより、高耐圧ゲート酸化膜(チップの中でもっとも厚いゲート酸化膜)112を形成する。この高耐圧ゲート酸化膜112を形成する際、この後の工程で、外部入出力用、コアMOS用、メモリセル用と複数回のゲート酸化が行なわれて厚くなることを考慮して、最終的な膜厚よりも薄く形成する。
その後、レジスト105を除去した後に薄膜ゲート用の酸化を実施し、例えば、入出力回路を構成するための高耐圧ゲート酸化膜112より薄いゲート酸化膜(IO系ゲート酸化膜)113を形成する。そして、高耐圧ゲート酸化膜112、IO系ゲート酸化膜113より厚さの薄い薄膜ゲート酸化膜114を形成する。さらに、必要に応じて同様の工程を繰り返す。
その後、オン電流対策等を目的として、一旦、レジスト105を除去して、これまでに形成したゲート酸化膜(高耐圧ゲート酸化膜112、IO系ゲート酸化膜113、薄膜ゲート酸化膜114)全体を窒化する。
そして、メモリセル領域3以外をレジスト105にて覆い、メモリセル領域3のゲート酸化膜を除去した後(図1E)、メモリセルトランジスタ(MOSFET)用のゲート酸化を行い、ゲート酸化膜115を形成する(図1F)。デバイス特性のばらつきが問題となるメモリセル用のゲート酸化膜115は、メモリセルトランジスタの特性ばらつき対策のため酸化窒化膜を用いない。
このメモリセルトランジスタ用のゲート酸化膜115を形成した後、通常の多結晶シリコン膜、ドライエッチ用ハードマスク117及びレジスト105の成膜、フォトリソグラフィー、ドライエッチプロセスを用いて、ゲート電極118、119を形成する(図1G)。
ゲート電極118を形成した後、フォトリソグラフィー、イオン注入にてNMOS、PMOS用のエクステンション領域120、121を形成する(図1H)。その後、ゲート側壁絶縁膜126を形成し、コンタクト層形成用のソース・ドレイン122、123、124、125、126)を形成する。
次に、イオン注入層のダメージを除去するために熱処理を加え、メタルシリサイド層127、ライナー窒化膜層128、層間絶縁膜129を形成し、化学機械研磨にて平坦化する(図1J)。その後、フォトリソグラフィー、ドライエッチングによりコンタクトを形成、バリアメタル130、タングステン131を成膜し、タングステンプラグ131を形成する。タングステンは化学機械研磨により、平坦化し、その後バリアメタル132、銅配線133を形成する(図1K)。以後、必要なメタル層を同様のプロセスの繰り返すことにより形成する。
以上のようにして作製された実施形態1の半導体装置では、メモリセル3のゲート酸化膜のみを窒化されていない構造とでき、メモリセルトランジスタの特性ばらつきを抑制することが可能となる。これにより、SOCチップにおけるメモリセルのSNM特性が改善されて、SOCチップに内蔵されるSRAMの歩留りの向上が可能になる。ここで、SNM(Static Noise Margin)特性とは、SRAMを構成する6つのトランジスタの特性のバランスで決定されるものであり、たとえばしきい値が大きくばらついた場合、SRAMでの情報保持が困難となる。したがって、SRAMを構成するトランジスタには、取り分けしきい値がそろっていることが要求される。
すなわち、本実施形態1のメモリセル3のゲート酸化膜が窒化されていないので、窒化により発生されるゲート酸化膜中の固定電荷が起因するメモリセルトランジスタの特性ばらつきを抑制することが可能となる。
より具体的に説明すると、MOSFETのしきい値の変化δVthは、次の(1)式で与えられる。
Figure 2009170494
(1)式から明らかなように、しきい値の変化δVthは、表面状態密度Qssのばらつき、酸化膜の膜厚toxのばらつき、チャネル離散不純物で決まるフラットバンド電圧φのばらつきと表面ポテンシャルQbのばらつきで示される。したがって、しきい値のばらつきを抑制するためには、(1)式に示された物理パラメータのばらつきを抑制することで達成される。この物理パラメータの中で、Qssはゲート酸化膜中の固定電荷や界面準位に大きく影響されるため、ゲート酸化膜をデバイス性能向上や信頼性向上を目的として窒化処理することによりQssのばらつきは大きくなる。したがって、ゲート酸化膜を窒化処理しないことでQssのばらつきが低減できると考えられる。本実施形態は、この点に着目してしきい値のばらつきδVthを低減させたものである。
また、この窒化しないゲート酸化膜構造により、しきい値のばらつきが低減できるので、この窒化しないゲート酸化膜構造を周辺回路におけるアナログ回路に適用することで、ペアトランジスタを用いる回路等の特性差による不良を抑制することも可能となる。このように、しきい値のばらつきが小さいことが要求される回路では、この窒化しないゲート酸化膜構造とし、トランジスタの駆動能力が要求される回路では窒化したゲート酸化膜構造を利用するというように、ゲート酸化膜の窒化の有無を要求される特性に応じて使い分けることにより、特性の良好な半導体装置を提供することが可能になる。
以上の実施形態1の半導体装置では、メモリセル領域3のMOSFETを窒化処理しないゲート酸化膜構造とした。しかしながら、本発明では、メモリセル領域3のMOSFETのゲート絶縁膜を周辺回路領域のゲート絶縁膜に比較して窒素含有量の少ないゲート絶縁膜としてもよい。このようにすると、メモリセル領域3のMOSFETの耐圧特性を比較的高く保ちつつしきい値のばらつきδVthを抑制することが可能になる。
実施形態2.
図3A〜図3Iは、本発明に係る実施形態2の半導体装置の製造工程のフローを示しており、図4は、実施形態2の半導体装置の全体構成を示す平面図である。
この実施形態2の半導体装置は、図4に示すように、メモリセル領域204と周辺回路領域203を有するSRAMチップ2505である。
この周辺回路領域203には、例えば、ドライバ、デコーダ、センスアンプ等が含まれ得る。
このSRAMチップ250では、最小加工寸法で作製される周辺回路領域203におけるゲート酸化膜には窒化処理されたゲート酸化膜が用いられ、メモリセル領域204には、窒化処理がされていないゲート酸化膜が用いられる。
<実施形態2の半導体装置の製造方法>
ここでは、まず、図3Aに示すように、シリコン基板100の一方の面に、表面保護酸化膜101を形成する。
次に、フォトリソグラフィー、ドライエッチング、酸化膜等絶縁膜の成膜、化学機械研磨を用いて浅溝素子分離部102を形成する(図3B)。この浅溝素子分離部102は、周辺回路領域203及びメモリセル領域204に同時に形成される。
そして、浅溝素子分離構造が形成された後に、図3Cに示すように、フォトリソグラフィー、イオン注入法を用いてディープNウエル(DNW)層206、高耐圧NMOS用のPウエル(PW)207、高耐圧PMOS用のNウエル(NW)208、およびコアNMOS用PW209、コアPMOS用のNウエル(NW)層210を形成する。
その後、実施形態1と同様の工程により、フォトリソグラフィー、ウエットエッチング、クリーニング技術を用いて高耐圧ゲート酸化膜211、薄膜ゲート酸化膜212を形成する(図3D,図3E)。その後、ゲート酸化膜表面を窒化し、両者を酸窒化膜とする。
そして、フォトリソグラフィーによりメモリセル以外の領域をレジスト205で覆い、メモリセル領域上の薄膜ゲート酸化膜をウエットエッチングにて除去し(図3E)、メモリセル領域204のゲート酸化膜213を形成する(図3F)。この際に高耐圧ゲート酸化膜211、薄膜ゲート酸化膜212が露出してゲート酸化されるため、それぞれの酸化膜の膜厚が増加する。このため、あらかじめこの増加分を見込み、高耐圧ゲート酸化膜211、薄膜ゲート酸化膜212の膜厚が設定されている。
ここで、メモリセル領域204のゲート酸化膜213は、その表面の窒化処理は実施されていない。このため、絶対的な性能の向上はソース・ドレイン構造で行うことが必要となるが、ゲート酸化膜中の窒素が起因する固定電荷量の低減は可能である。
ゲート酸化膜を形成した後、NMOS用の多結晶シリコン電極214,PMOS用の多結晶シリコン電極215、ゲート側壁絶縁膜、エクステンション領域216、217、218、219を形成する(図3G)。図3Gにおいて、エクステンション領域216は、高耐圧NMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。エクステンション領域217は、高耐圧PMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。
エクステンション領域218は、コアNMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。エクステンション領域219は、コアPMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。
次いで、メタルシリサイド層239を形成した後に、シリコン窒化膜のライナー膜220、層間絶縁膜221を形成し、化学機械研磨にて平坦化する(図3H)。
さらに、銅配線用バリアメタル224、銅配線225、層間絶縁膜228、バリアメタル229、銅配線230、ビア227と2M銅配線330を形成する(図3I)。以下、さらに必要に応じて以上の配線行程を繰り返す。
以上のように構成された実施形態2の半導体装置は、メモリセルのゲート酸化膜のみを窒化されていない構造とでき、メモリセルトランジスタの特性ばらつきを抑制することが可能となる。したがって、実施形態1で説明したSOCチップよりもより大容量のメモリセル領域を有するSRAMチップにおいて、メモリセルトランジスタのばらつきに起因した製品歩留まり低下を抑制することが可能となる。
実施形態3.
図5A〜図5Mは、本発明に係る実施形態3の半導体装置の製造工程のフローを示しており、図6は、実施形態3の半導体装置の全体構成を示す平面図である。
この実施形態3の半導体装置は、図6に示すように、メモリセル領域304と周辺回路領域303を有するSRAMチップ316である。
この周辺回路領域303には、実施形態2と同様、例えば、ドライバ、デコーダ、センスアンプ等が含まれ得る。
この実施形態3のSRAMチップ305では、メモリセル領域304のMOSFETと、周辺回路領域303のMOSFETの間で、ゲート電極の組成が異なっていることが特徴となっている。
<実施形態3の半導体装置の製造方法>
ここでは、まず、図5Aに示すように、シリコン基板300の一方の面に、表面保護酸化膜301を形成する。
次に、フォトリソグラフィー、ドライエッチング、酸化膜等絶縁膜の成膜、化学機械研磨を用いて浅溝素子分離部302を形成する(図5B)。この浅溝素子分離部302は、周辺回路領域303及びメモリセル領域304に同時に形成される。
そして、浅溝素子分離構造が形成された後に、図5Cに示すように、フォトリソグラフィー、イオン注入法を用いてディープNウエル(DNW)層306、高耐圧NMOS用のPウエル(PW)307、高耐圧PMOS用のNウエル(NW)308、およびコアNMOS用PW309、コアPMOS用のNウエル(NW)層310を形成する。
次に、フォトリソグラフィー、ウエットエッチング技術により高耐圧ゲート酸化膜311と薄膜ゲート酸化膜312を形成する。このとき、高耐圧ゲート酸化膜311は、周辺回路領域303において高耐圧が求められるMOSが形成される部分に形成され、その部分を除く周辺回路領域303及びメモリセル領域304に薄膜ゲート酸化膜312を形成する(図5D,図5E)。尚、図5Dにおいて、高耐圧ゲート酸化膜311が形成された領域は、厚膜ゲート酸化領域360として示し、薄膜ゲート酸化膜370が形成された領域は、薄膜ゲート酸化膜領域314として示している。
その後、周辺回路領域303にのみ多結晶シリコンをベースとしたゲート電極を形成する(図5F)。具体的には、多結晶シリコン膜を形成した後、ハードマスク305a、レジスト305を用いて所定の形状に加工することにより、多結晶シリコン電極351を形成する。この際にメモリセル部304はパターニングすることなくドライエッチの段階でメモリセル部304の多結晶シリコン膜は除去される。
そして、周辺回路部の多結晶シリコン電極351を保護するために、シリコン酸化膜313を全体に堆積させた後、周辺回路部をレジスト305で覆い、メモリセル部のみゲート酸化膜が露出した構造とする(図5G)。
メモリセル部のみゲート酸化膜が露出させた状態で、メタルゲート電極材料314を堆積させ(図5H)、フォトリソグラフィー、ドライエッチング技術により、メモリセル部のメタルゲート電極321を形成する。メタルゲート電極の材料は一般的に用いられる、タングステンと窒化チタン膜の積層構造や、ニッケルシリサイドなどの完全シリサイド電極構造を用いることが可能である。この際に周辺回路部303はレジスト305で覆うことはないためにシリコン酸化膜313が露出した状態となる。
この状態でのSRAMチップ305は、メモリセル領域304がメタルゲート電極を有するゲート構造、周辺回路領域303が通常の多結晶シリコン電極を有するゲート構造となる。その後は実施形態1、あるいは実施形態2と同様のプロセスを用いてエクステンション構造、ソース・ドレイン構造、メタルシリサイド、コンタクト、銅配線を形成する。
具体的には、NMOS用の多結晶シリコン電極319,PMOS用の多結晶シリコン電極320、メモリセル用メタルゲート電極321、ゲート側壁絶縁膜、エクステンション領域322、323、324、325を形成する(図5K)。図5Kにおいて、エクステンション領域322は、高耐圧NMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。エクステンション領域323は、高耐圧PMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。エクステンション領域324は、コアPMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。エクステンション領域325は、コアNMOS用ソース又はドレインを形成するための領域である。
次いで、メタルシリサイド層326を形成した後に、シリコン窒化膜のライナー膜327、層間絶縁膜328を形成し、化学機械研磨にて平坦化する(図5L)。
さらに、銅配線330、333、層間絶縁膜331、334、銅ビア332、タングステンコンタクト329を形成する(図5M)。以下、さらに必要に応じて以上の配線工程を繰り返す。
以上のようにして構成された実施形態3の半導体装置は、メモリセル領域303のメタルゲート電極321が金属で構成されているので、ゲート電極の局所空乏化に起因して生じるメモリセルのトランジスタの特性ばらつきを抑制することが可能となる。すなわち、メタル電極は完全にそのバンド構造が縮退しているため、メタル電極そのものが空乏することはなく、電気的にみたゲート酸化膜の膜厚ばらつきが生じることがない(空乏化によりあたかもゲート酸化膜の膜厚が変化したかのような現象が生じるがかかることがない)。
また、多結晶シリコンを用いた場合、多結晶シリコンにはグレイン(結晶粒)、グレインバンダリ(結晶粒界)といった固有の構造的な問題を持つ。一般的にグレインバンダリでは不純物の拡散が大きく、多くの不純物が存在し、グレインバンダリ近傍で抵抗が下がり、グレイン中心部での不純物濃度が高く抵抗が高いことが報告されている。またさらに、グレインバンダリそのものはフェルミ準位ピニングが発生し、バンド構造が変調を受けることが報告されており、これらがトランジスタのゲート酸化膜の膜厚等に影響を与え、その特性ばらつきの原因となる。
また、多結晶シリコン電極はプロセス中にNMOSはN型の不純物、PMOSはP型の不純物をイオン注入と熱拡散などのプロセスでドーピングされる。このため、多結晶シリコンのグレインの生成のされ方、不純物の拡散のされ方で個々のトランジスタの多結晶シリコン側のゲート空乏化のされ方が異なり、しきい値のばらつきの原因となる。
これに対して、本実施形態3の半導体装置では、ゲート電極がバンダリを持たないメタルにより構成されているのでこれらの影響を抑制することが可能となり、かつゲート電極側の空乏化が抑制されるためしきい値のばらつきを低減することが可能となる。
以上の説明から明らかなように、メモリセル領域のゲート電極を金属ゲート電極にすることにより得られる効果は、ゲート絶縁膜における窒化処理の有無に拘わらず得られるものである。したがって、本実施形態3に係る発明は、ゲート絶縁膜の種類によって限定されるものではない。しかしながら、実施形態3に係る発明において、実施形態1及び2で説明した周辺回路部とメモリセル部とでゲート絶縁膜を使い分けた構造を用いると、よりメモリセル領域におけるMOSFETのしきい値のばらつきを低減することができる。
実施形態3ではSRAMチップを代表例として説明したが、本発明の方法はSOC製品やアナログ製品などトランジスタの特性ばらつきが問題となる回路に適用することで、効果を有効に得ることが可能となる。
実施形態4.
図7A〜図7Gは、本発明に係る実施形態4の半導体装置の製造工程のフローを示している。この実施形態4の半導体装置は、実施形態1と同様、CPU領域と、例えば、SRAM等からなるメモリセル領域と、アナログ回路領域と、それらの領域間を接続する配線領域とを含むシステムが1つのチップ上に集積化された大規模な半導体装置である。
本実施形態4の半導体装置は、以下のようにして製造され、周辺回路領域のMOSFETのゲート絶縁膜を高誘電率酸化膜により構成したことを特徴としている。ここで、本明細書において、高誘電率酸化膜又は高誘電率材料(High−k材料ともいう。)というときの高誘電率とは、SiO(誘電率3.9)より誘電率が高い材料をいう。この高誘電率材料として、好ましくは、ZrSiO、HfSiO、LaSiO、ZrAlO、ZrNO、ZrO、HfO、La、Pr、Gd及びYが用いられ、より好ましくは、耐熱性及び移動度特性が良好なHfSiO及びHfO2が用いられる。
<実施形態4の半導体装置の製造方法>
本方法では、まず、図7Aに示すように、シリコン基板400の一方の面に、表面保護酸化膜401を形成する。
次に、フォトリソグラフィー、ドライエッチング、酸化膜等絶縁膜の成膜、化学機械研磨を用いて浅溝素子分離部402を形成する(図7B)。この浅溝素子分離部402は、周辺回路領域及びメモリセル領域に同時に形成される。
その後、フォトリソグラフィー技術を用いて、ディープNウエル(DNW)層406、高圧NMOS用のPウエル(PW)407、高圧PMOS用のNウエル(NW)408、コアNMOS用のPウエル(PW)409、コアPMOS用のNウエル(NW)410をイオン注入によって作り分ける(図7C)。
その後、ゲート酸化、フォトリソグラフィー、ウエットエッチング、アッシング、洗浄技術を用いてゲート酸化膜の作り分けを行う。
具体的には、図7Dに示すように、高耐圧ゲート用の高耐圧高誘電率ゲート酸化膜411を厚く形成し、コアMOS領域の高誘電率ゲート酸化膜412を薄く形成する。この高耐圧高誘電率ゲート酸化膜411及び薄膜高誘電率ゲート酸化膜412を構成する高誘電率酸化膜は、例えば、ハフニウムオキサイドなどにより形成される。
高耐圧高誘電率ゲート酸化膜411と薄膜高誘電率ゲート酸化膜412とを形成した後、レジスト105を周辺回路領域に形成し、レジストが形成されていないメモリセル領域の高誘電率酸化膜をウエットエッチング法により除去する(図7E)。
メモリセル領域の高誘電率酸化膜を除去した後、メモリセル領域のゲート酸化膜を形成するために、通常のゲート酸化処理を実施して、SiO等を形成する。この際に露出された高誘電率酸化膜(高耐圧高誘電率ゲート酸化膜411と薄膜高誘電率ゲート酸化膜412)が形成された領域も同時に酸化される。この酸化工程において、周辺回路領域では、シリコン基板は露出していないのでその酸化膜の増加分は大きくないが、高誘電率酸化膜の膜厚は、増加分を見込んで薄く作製しておく。
以上の工程により、周辺回路部では高誘電率酸化膜からなるゲート酸化膜が形成され、メモリセル領域ではSiO系のゲート酸化膜が形成される。
その後のプロセス(エクステンション層の形成、側壁絶縁膜の形成、ソース・ドレイン層の形成、メタルシリサイド、層間絶縁膜、配線構造)は実施形態1と同じ手順により形成することができる。
以上の製造方法により、周辺回路部はHigh−k材料でゲート酸化膜が形成され、メモリセル領域のゲート酸化膜はシリコン絶縁膜のゲート酸化膜で形成されたSOCチップを製造することができる。
以上のようして作製された実施形態4の半導体装置は、最小寸法で設計されたメモリセル部のメモリセルトランジスタの特性ばらつきを抑制することが可能となる。一方、周辺で高速性が要求される回路に関しては、高誘電率材料をベースとしたゲート酸化膜で形成されるため、通常の酸化シリコン系のゲート酸化膜で形成されたトランジスタよりもより高い性能を有し、高い回路特性を得ることができる。さらに、メモリセルトランジスタのゲート酸化膜は実施形態1と同様、メモリセルのトランジスタについては、高誘電率材料をもつ場合に問題となる組成比のゆらぎによる影響も少なく、ストイキオメトリーのはずれた局所領域のフェルミ準位ピニング等の影響等によるトランジスタの特性ばらつきも抑制することが可能となる。
以上の説明からも明らかなように、実施形態4に係る発明において、高誘電率材料をベースとしたゲート酸化膜は、周辺回路領域の全てのMOSFETに適用してもよいが、高速性が要求される周辺回路領域の一部に適用してもよい。
本発明は、hp90nm以細の微細加工プロセスを用いる半導体装置(SRAMで代表される単体メモリ、ならびにSOC:System on chip)、アナログ回路等の半導体装置に広く適用可能である。
本発明に係る実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態1の半導体装置の製造過程における断面図である。 本発明に係る実施形態1の半導体装置の平面図である。 本発明に係る実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態2の半導体装置の製造過程における断面図である。 本発明に係る実施形態2の半導体装置の平面図である。 本発明に係る実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態3の半導体装置の製造過程における断面図である。 本発明に係る実施形態3の半導体装置の平面図である。 本発明に係る実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 実施形態4の半導体装置の製造過程における断面図である。 従来のSOC半導体装置の構成を示す平面図である。
符号の説明
1 アナログ回路領域、2 CPU領域、3,204,304 メモリセル領域、4 配線領域、6,203,303 周辺回路領域、100,300,400 シリコン基板、101,301,401 表面保護酸化膜、102,302,402 浅溝素子分離部、105,205,305,405 レジスト、106,206,306,406 ディープNウエル(DNW)層、107,207,307,407 高圧NMOS用のPウエル(PW)、108,208,308,408 高圧PMOS用のNウエル(NW)、110,210,310,409 コアNMOS用のPウエル(PW)、111,410 コアPMOS用のNウエル(NW)、112,211,311 高耐圧ゲート酸化膜、113 IO系ゲート酸化膜、114,212,312 薄膜ゲート酸化膜、115,213 メモリセル用のゲート酸化膜、117,305a ドライエッチ用ハードマスク、118,119 ゲート電極、120,121,216,217,218,219,322,323,324,325 エクステンション領域、122,123,124,125,126 ソース・ドレイン、127 メタルシリサイド層、128 ライナー窒化膜層、129 層間絶縁膜、130,132 バリアメタル、131 タングステン、133 銅配線、250,316 SRAMチップ、213 ゲート酸化膜、214,215,319,320,351 多結晶シリコン電極、239,326 メタルシリサイド層、220,327 ライナー膜、221,328 層間絶縁膜、224 銅配線用バリアメタル、225,230,330,333 銅配線、228,331,334 層間絶縁膜、229 バリアメタル、227 ビア、330 2M銅配線、360 厚膜ゲート酸化領域、370 薄膜ゲート酸化膜領域、313 シリコン酸化膜、314 メタルゲート電極材料、321 メモリセル用メタルゲート電極、332 層間絶縁膜銅ビア、329 タングステンコンタクト、411 高耐圧ゲート用の高耐圧高誘電率ゲート酸化膜、412 コアMOS領域の薄膜高誘電率ゲート酸化膜、1000 低消費SOC(System on chip)回路、1002 プロセッサ領域、1001 周辺回路領域、1003 メモリセル領域。

Claims (8)

  1. それぞれMOSFETを有してなる複数のメモリセルが形成されたメモリセル領域とMOSFETを含む回路が形成された周辺回路領域を備えた半導体装置において、
    前記メモリセル領域のMOSFETは、前記周辺回路領域の少なくとも一部のMOSFETとは異なるゲート構造を有し、ゲート絶縁膜及びゲート電極のうちの少なくとも一方の組成が前記一部のMOSFETとは異なることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記メモリセル領域におけるMOSFETのゲート絶縁膜は、前記一部のMOSFETに比較して窒素含有量が少ない請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記一部のMOSFETのゲート酸化膜は窒化処理され、前記メモリセル領域におけるMOSFETのゲート絶縁膜は窒化処理されていない請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記周辺回路領域は、前記一部のMOSFETとは別に、窒化処理されていないゲート絶縁膜を有してなるMOSFETを含む請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記メモリセル領域のMOSFETは、ゲート電極の組成が前記一部のMOSFETと異なる請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記メモリセル領域のMOSFETがシリサイド電極を含む金属電極からなるゲート電極を含む請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記周辺回路領域のゲート電極が多結晶シリコン電極からなる請求項5又は6記載の半導体装置。
  8. 前記一部のMOSFETのゲート酸化膜は、SiOより誘電率が高い高誘電率材料を含んでなる請求項1記載の半導体装置。
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