JP2009167613A - 切削アタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、切削アタッチメントに関し、切削用ドラムを支持しながら回転駆動させる回転駆動装置を装備した基部が、切削部分の残土に邪魔されないようにして掘り進んでいけるようにすることが課題である。
【解決手段】接続固定部を後部に有し回転駆動伝手段2を内部に備えた基部3と、前記基部3を中央にしてその左右両側に前記回転駆動伝達手段を介して前方に向けて回転自在に取り付けられ外周面にビットを植設して成る一対の切削用ドラム4とからなり、前記一対の切削用ドラム4は、前記基部の進行方向の切削面において切削残しが無いように、前記一対のドラム同士の切削軌跡面4bが前記基部3側で少なくとも接するようにして、前記回転駆動手段2における傾斜回転軸2a,2bにて配設されている切削アタッチメント1とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート,アスファルト,岩盤などの比較的硬い表層を切削する切削アタッチメントに関するものである。
水道工事や電気工事等において、若しくは道路などに亀裂等が入った場合や舗装のやり直し等の場合に、その硬い表層を所望深さで削り取るには、従来ではコンクリートカッターやブレーカーが使用されていたが、これらは切削音が大きくまた振動・騒音も大きいので、都市部では使用出来なくなっている。そこで、油圧式回転モータ等を使用して静粛に切削作業をするために、ロータドラムの表面にビットを多数植設したものを回転駆動装置で回転させる切削機が使用される。このような、切削機としては、例えば、特許文献1に記載の様に、多数のビットをスパイラル状に設けた回転ロータを走行機器に装備して、これを回転駆動装置で回転させるものが知られている。また、特許文献2に記載の様な、移動用クローラを有する作業機に一対の掘削ドリルをブーム先端部の支持自転装置に垂設して構成されるものが知られている。
実開平01−90807号公報 特開平07−3830号公報
しかし、従来の切削アタッチメントでは、静粛性を維持することができるが、切削用ドラム4等を回転させる回転駆動装置Bが、例えば、図4(A)に示すように、中央部にあって左右のドラムを回転させるタイプであるもの、同図(B)に示すように、ドラムの両端を支持するタイプであるもの、同図(C)に示すように、ドラムを片持支持するタイプであるもの等があるが、いずれも回転伝達用の回転駆動装置Bが掘削残土に衝突し邪魔となって、前記掘削用のドラム4の半径以上に垂直に掘り下げて進むことができない。そこで、図5に示すように、横にずらして広く進む様にしても、残土部分11と未掘削部分12との硬さの違いがあって掘削装置が図中の矢印で示すように傾きやすくなり、うまく掘り下げていくのが困難である。
また、前記特許文献2に記載のような一対のドラムを垂下したものでも、支持自転装置が邪魔になって、ドラムの縦軸の長さ以上には垂直方向に掘り下げることができないという課題がある。本発明に係る切削アタッチメントは、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る切削アタッチメントの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、接続固定部を後部に有し回転駆動伝手段を内部に備えた基部と、前記基部を中央にしてその左右両側に前記回転駆動伝達手段を介して前方に向けて回転自在に取り付けられ外周面にビットを植設して成る一対の切削用ドラムとからなり、前記一対の切削用ドラムは、前記基部の進行方向の切削面において切削残しが無いように、前記一対のドラム同士の切削軌跡面が前記基部側で少なくとも接するようにして、前記回転駆動手段における傾斜回転軸にて配設されていることである。
前記切削用ドラムは、その外径形状が円錐形状,円錐台形状,若しくは,円柱形状にして形成されていることである。また、前記一対の切削用ドラムは、これを支持する傾斜回転軸の軸心の角度を傾斜角度可変手段によって傾斜角度を変えることにより、角度可変にされていることである。更に、前記一対の切削用ドラムの外径は、基部の前方投影面積よりも大きくなるように設定されていることを含むものである。
本発明の切削アタッチメントによれば、一対の切削用ドラムが基部の進行方向の切削面において切削残しが無いように切削軌跡面が前記基部側で少なくとも接するように配設されているので、この切削アタッチメントの基部が残土で邪魔されることが無く、掘り起こしの深さを気にすること無しに任意の深さで垂直に掘り下げることができる。
また、前記切削用ドラムは、その外径形状が円錐形状若しくは円錐台形状にして形成されているので、切削した底面を直線状にしてきれいに仕上げることができる。切削用ドラムを円柱形状にしても、傾斜させることで切削残しを無くすことができる。
また、前記一対の切削用ドラムは、これを支持する傾斜回転軸の軸心の角度を傾斜角度可変手段によって傾斜角度を変えることにより、角度可変にされているので、切削形状を任意に変化させることができる。更に、前記一対の切削用ドラムの外径は、基部の前方投影面積よりも大きくなるように設定されているので、垂直方向に掘り下げることが容易になる。
本発明に係る切削アタッチメント1は、図1(A),(B)に示すように、例えば、クローラ付き作業機のブーム等に接続して固定するための接続固定部1aを後部に有し回転駆動伝達手段2を内部に備えた基部3と、前記基部3を中央にしてその左右両側に前記回転駆動伝達手段2を介して前方に向けて回転自在に取り付けられ外周面にビット4aを螺旋状にを植設して成る一対の切削用ドラム4,4とからなる。
前記一対の切削用ドラム4,4は、前記基部3の進行方向の切削面5において切削残しが無いように、前記一対の切削用ドラム4,4同士の切削軌跡面4bが前記基部3側で少なくとも接するようにしている。そのため、具体的には、前記回転駆動手段である油圧モータ2によって回転駆動される傾斜回転軸2a,2bにて切削用ドラム4,4が配設されている。
前記切削用ドラム4は、その外径形状が円錐形状、若しくは、円錐台形状にして形成されている。そのようにすれば、図1(A)に示すように、進行方向の切削面5が左右の切削用ドラム4,4によって直線状になり、例えば、図1(A)に示す切削アタッチメント1の状態でそのまま水平に前後(紙面垂直方向)へ移動させると、その掘り下げた底面がきれいな平坦面になる。なお、切削残しが無いようにするだけであるなら、切削用ドラム4は円柱形状であっても良い。
また、前記一対の切削用ドラム4,4の外径は、水平面に対する基部3の前方投影面積よりも切削投影面積(=a×b)が、大きくなるように設定されている。これにより、この切削アタッチメント1を垂直に掘り起こしていくときに、基部3や接続固定部1aが邪魔になることが無く、ブームの届く範囲で任意に深く掘り下げることができる。
前記切削用ドラム4,4の駆動方法は、一例として図2に示すように、回転駆動手段の油圧モータ2の駆動軸2cからギアなどで分岐させて、切削対象のアスファルト道路に対して、傾斜回転軸2a,2b及び一対の切削用ドラム4,4が同じ方向に回転するようにするものである。その他、傾斜回転軸2a,2bごとに油圧モータ2を設けるようにしても良い。
本発明の第2実施例に係る切削アタッチメント1bとして、図3に示すように、一対の切削用ドラム4,4は、これを支持する傾斜回転軸2a,2bの軸心の角度を、油圧シリンダ6と、この油圧シリンダ6のシリンダーロッド6aに連結されたリンク7,7と、このリンク7に端部が接続されると共に他端部で基部3の支点8に回転自在に支持されるドラム台座9a,9bとで構成される傾斜角度可変手段Aによって傾斜角度を変えることにより、角度可変にされているものである。また、切削用ドラム4,4は、傾斜回転軸2a,2bに連結して設けられる油圧モータ2c,2cにより、それぞれ個別に回転駆動されるようになっている。
このように、前記傾斜角度可変手段Aによって切削用ドラム4,4の傾斜角度を変えられることで、切削位置や切削面積の大きさを自由に変えることができる。
本発明に係る切削アタッチメント1の使用状態における正面図(A)と、同側面図(B)とである。 同本発明の切削アタッチメント1における傾斜回転軸2a,2bを回転させる駆動伝達構造の一例を示す概念図である。 同本発明の第2実施例に係る切削アタッチメント1bの傾斜角度を可変指せる例を示す説明図(A),(B)である。 従来例に係る回転駆動装置の3タイプを示す説明図(A),(B),(C)である。 従来例に係る切削において、回転駆動装置B及び切削用ドラム4を横に移動させて切削し掘り下げていく様子を示す説明図である。
符号の説明
1 切削アタッチメント、 1a 接続固定部、
1b 第2実施例に係る切削アタッチメント、
2,2c 回転駆動伝達手段(油圧モータ)、
2a,2b 傾斜回転軸、
3 基部、
4 切削用ドラム、 4a ビット、
4b 切削軌跡面、
5 切削面、
6 油圧シリンダ、 6a シリンダーロッド、
7 リンク、
8 支点、
9a,9b ドラム台座、
11 残土部分、
12 未掘削部分、
A 傾斜角度可変手段、
B 回転駆動装置。

Claims (4)

  1. 接続固定部を後部に有し回転駆動伝手段を内部に備えた基部と、
    前記基部を中央にしてその左右両側に前記回転駆動伝達手段を介して前方に向けて回転自在に取り付けられ外周面にビットを植設して成る一対の切削用ドラムとからなり、
    前記一対の切削用ドラムは、前記基部の進行方向の切削面において切削残しが無いように、前記一対のドラム同士の切削軌跡面が前記基部側で少なくとも接するようにして、前記回転駆動手段における傾斜回転軸にて配設されていること、
    を特徴とする切削アタッチメント。
  2. 切削用ドラムは、その外径形状が円錐形状,円錐台形状,若しくは,円柱形状にして形成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の切削アタッチメント。
  3. 一対の切削用ドラムは、これを支持する傾斜回転軸の軸心の角度を傾斜角度可変手段によって傾斜角度を変えることにより、角度可変にされていること、
    を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の切削アタッチメント。
  4. 一対の切削用ドラムの外径は、基部の前方投影面積よりも大きくなるように設定されていること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の切削アタッチメント。
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