JP2009166451A - プリンタ、および、印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー印刷可能なプリンタにおいて、2色印刷用の印刷データを生成する具体的な方法を、提供する。
【解決手段】本出願のプリンタ100は、ブラック色と複数の非ブラック色とを用いてカラー印刷可能なプリンタである。CPU101は、カラー印刷を行うための色ごとの印刷データを受け付けるとともに、2色印刷を指示するコマンドを受け付ける。印刷エンジン106を制御する印刷制御部105は、CPU101が受け付けた色ごとの印刷データを、ブラック色の印刷データと、複数の非ブラック色のいずれかの色の印刷データと、に変換する2色変換回路152を備える。印刷エンジン106は、変換された2つの印刷データを用いて、2色印刷を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、および、印刷システムに関する。
ブラック色(K)に加えて、非ブラック色であるシアン色(C)、マゼンタ色(M)、イエロー色(Y)、の4色のトナーを用いてカラー印刷を行うカラーレーザプリンタがある。一般的に、カラーレーザプリンタは、各色のトナーを、それぞれ、感光体(ドラム)に付着させる。そして、感光体(ドラム)に付着させたトナーを印刷用紙に転写することにより、カラー印刷を行う。
上記のようなカラーレーザプリンタには、2色印刷の機能を有するものがある。ここで、2色印刷とは、上記の4色のうち、ブラック色とブラック色以外のもう1つの色を用いた印刷のことである。このような2色印刷は、黒字の文書の一部を強調するために色付けする場合などに用いられることがある。例えば、特許文献1には、2色コピーの機能を有するカラーデジタル複写機について記載されている。
特開2007−97169号
しかし、特許文献1には、2色印刷を行う場合に、プリンタ(複写機)において2色印刷用の印刷データを生成することについては、具体的には記載されていない。
本発明は、本来カラー印刷可能なプリンタにおいて、2色印刷用の印刷データを生成する具体的な方法を、提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本願発明のプリンタは、ブラック色と複数の非ブラック色とを用いてカラー印刷可能なプリンタであって、カラー印刷を行うための色ごとの印刷データを受け付けるとともに、2色印刷を指示するコマンドを受け付ける印刷データ受付手段と、受け付けた色ごとの印刷データを、ブラック色の印刷データと、前記複数の非ブラック色のいずれかの色の印刷データと、に変換する2色変換手段と、変換された2つの印刷データを用いて、2色印刷を行う印刷手段と、を備える。
本発明によれば、本来カラー印刷可能なプリンタにおいて、2色印刷用の印刷データを生成する具体的な方法を、提供することができる。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態が適用された印刷システム10のハードウェア構成の概要を説明するためのブロック図である。
図示するように、印刷システム10は、2色印刷機能を有するプリンタ100と、プリンタ100のホストコンピュータである情報処理装置200と、を備えている。
プリンタ100は、例えば、レーザ方式のカラーページプリンタである。レーザ方式のカラーページプリンタは、筐体内にトナーを充填したカートリッジを4本備え、このトナーを印刷用紙等の印刷媒体に転写することで印刷を行う。
プリンタ100は、図示するように、CPU(Central Processing Unit)101と、メモリ制御ASIC(Application Specific Integrated Cricuit)102と、揮発性メモリ103と、不揮発性メモリ104と、印刷制御部105と、印刷エンジン106と、I/O(Input/Output)制御ASIC107と、各種外部インタフェース108と、を備えている。
CPU101は、各種プログラムを実行して、プリンタ100全体を制御する。例えば、CPU101は、各種印刷処理(モノクロ印刷、2色印刷、フルカラー印刷、等)を行うための命令を各ユニットに送信する。
メモリ制御ASIC102は、プリンタ100に接続されているメモリを制御する。例えば、メモリ制御ASIC102は、データおよびプログラム等を一時的に記憶する揮発性メモリ103と、各種プログラムを格納している不揮発性メモリ104を制御する。
ここで、揮発性メモリ103は、電源を切断すると記憶内容を失う半導体メモリであり、例えば、RAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等を含む。
また、不揮発性メモリ104は、電源を切断しても記憶内容を保持する半導体メモリであり、例えば、ROM(Read Only Memory)等を含む。
印刷制御部105は、印刷エンジン106を制御する。例えば、印刷制御部105は、圧縮されている印刷データの解凍する解凍回路151と、2色印刷時に印刷データを2色の印刷データに変換する2色変換回路152と、補正処理などを行って最終的に印刷エンジン106に印刷させる印刷データを色ごとに生成する印刷データ生成回路153と、を備えている。そして、印刷制御部105は、印刷データ生成回路153が生成した印刷データを、印刷エンジン106に供給して印刷させる。
図2は、解凍回路151及び2色変換回路152の、より具体的なハードウェア構成を説明するための説明図である。
図示するように、解凍回路151は、色ごとに専用の解凍回路を備え、例えば、シアン(C)色解凍回路151Cと、マゼンタ(M)色解凍回路151Mと、イエロー(Y)色解凍回路151Yと、ブラック(K)色解凍回路151Kと、を備えている。
また、2色変換回路152は、図示するように、セレクタ1521と、値比較回路1522と、を備えている。
2色印刷時には、シアン(C)色解凍回路151C、マゼンタ(M)色解凍回路151M、イエロー(Y)色解凍回路151Y、のそれぞれにおいて伸張された各色の印刷データは、セレクタ1521及び値比較回路1522に入力される。
このとき、値比較回路1522は、入力された各色の印刷データを比較して、最も濃い色を検出する。そして、値比較回路1522は、検出した最も濃い色を示す信号を、セレクタ1521に供給する。
一方、セレクタ1521は、入力された各色の印刷データの中から、値比較回路1522から供給された信号に対応する色の印刷データを、印刷データ生成回路153に出力する。
また、ブラック(K)色解凍回路151Kにおいて伸張されたブラック色の印刷データは、印刷データ生成回路153に直接供給される。
図1に戻り、印刷エンジン106は、印刷制御部105から供給された色ごとの印刷データに基づいて印刷を実行する。
図3は、印刷エンジン106のハードウェア構成図である。図示するように、印刷エンジン106は、現像ユニット110と、感光体(ドラム)120と、レーザ光照射機構(図示せず)と、紙送り機構と、印刷媒体の給排紙処理を行う給排紙機構(給紙トレイ130及び排紙ユニット140を含む)と、を備えている。
現像ユニット110は、区分けされた4つのユニットに、それぞれ、トナーを収容するカートリッジ(111K、111C、111M、111Y)と、トナーを感光体(ドラム)120に付着させる現像ローラ(112K、112C、112M、112Y)と、を備えている。
現像ユニット110は、印刷制御部105から供給された印刷データに基づいて、感光体(ドラム)120にトナーを付着させる。現像ユニット110は、図示する矢印方向に回転可能であり、指定された色のトナーを感光体(ドラム)120に付着させる時に、所定の位置で停止する。このとき、現像ローラ(112K、112C、112M、112Y)は、図示する矢印方向に回転しながら、カートリッジ(111K、111C、111M、111Y)に収容されているトナーを感光体(ドラム)120に付着させる。例えば、現像ユニット110は、CPU101からの指示に基づいて、フルカラー印刷を行う場合には、全ての現像ローラ(112K、112C、112M、112Y)に指示を送り、それぞれのトナーを感光体(ドラム)120に付着させる。また、2色印刷を行う場合には、ブラック色用の現像ローラ112Kと、指定されたもう1色用の現像ローラ(112C、112M、112Y)とが、それぞれのトナーを感光体(ドラム)120に付着させる。また、モノクロ印刷を行う場合には、ブラック色用の現像ローラ112Kだけが、ブラック色トナーを感光体(ドラム)120に付着させる。
感光体(ドラム)120は、図示する矢印方向に回転しながら、付着したトナーを、紙送り機構(ベルト)で給紙トレイ130から搬送されてきた印刷用紙に、圧力と熱を加えて転写する。転写後、紙送り機構(ベルト)は、印刷用紙を矢印方向に搬送して、排出ユニット140上に排出する。
図1に戻り、I/O制御ASIC107は、各種I/O装置を制御する回路(群)である。例えば、各種外部インタフェース108などとのデータの送受信を制御する。また、I/O制御ASIC107は、各種外部インタフェース108を介して情報処理装置200から受信した印刷対象のデータ(画像データ、印刷データ、圧縮された印刷データを含む)を、揮発性メモリ103にDMA(Direct Memory Access)転送することができる。
各種外部インタフェース(I/F)112は、情報処理装置200や各種デバイスとデータの送受信を行うためのインタフェースである。各種デバイスには、例えば、入力装置(スイッチ類、ボタン類、パネル、等)、出力装置(ディスプレイ、パネル、等)、USBデバイス(スキャナ装置、デジタルカメラ、等)、パラレル通信を行うデバイス、ネットワーク経由で通信を行うデバイス(例えば、スキャナ装置、FAX通信装置、等)、が含まれる。
本実施形態が適用されたプリンタ100は、以上のような構成からなる。ただし、プリンタ100の構成はこれに限定されない。例えば、プリンタ100は、コピー機能、FAX機能、ネットワークプリント機能、等の各種機能を有する複合機であってもよい。
情報処理装置200は、任意のアプリケーションを用いて生成した印刷対象のデータを、所定のケーブル(例えば、USBケーブル、LANケーブル、FAX回線、等)を介して、プリンタ100に送信することができる。このような情報処理装置100は、例えば、一般的なコンピュータや、デジタルカメラ、スキャナ装置等の画像形成装置でよい。また、情報処理装置200は、複数台の情報処理装置200から構成されてもよい。
また、情報処理装置200は、CPU(図示せず)で生成されたグラフィックス情報(設定画面などを含む)を表示するディスプレイを備えている。ディスプレイは、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)などで構成される。なお、ディスプレイを備えない情報処理装置200に、ディスプレイを外部接続して用いてもよい。
次に、上記印刷システム10によりプリンタ100および情報処理装置200に実現される機能構成について説明する。
図4は、印刷システム10の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、情報処理装置200上には、オペレーティングシステム部210と、アプリケーション部220と、プリンタドライバ部230と、が構築される。
オペレーティングシステム部210は、情報処理装置200のシステム管理と、基本的なユーザ操作環境を提供する、いわゆる、情報処理装置200の基本ソフトウェアである。
アプリケーション部220は、ロゴマーク、罫線パターン等のフォームや、印刷対象のドキュメント(画像データ、等)を、作成、編集する処理を行う。例えば、アプリケーション部220は、文書データの一部を強調したような、2色印刷に適したドキュメントを作成、編集できる。アプリケーション部220は、情報処理装置200が備えるRAM(図示せず)にロードされたアプリケーションプログラムを、CPU(図示せず)が実行することにより情報処理装置200上に構築される。
プリンタドライバ部230は、プリンタ100を制御して印刷を実行させるための処理を行う。具体的には、ユーザからの印刷指示を受け付けると、アプリケーション部220が生成したドキュメントの描画データを読み込んで、プリンタ100が解釈できる形式の印刷データに変換し、プリンタ100に送信する。ここで、描画データは、オペレーティングシステム部210で定義されている仕様で記述されたデータであり、印刷データは、例えば、ページ記述言語で記述され、プリンタ100を制御するコマンド群から構成されている。
また、プリンタドライバ部230は、アプリケーション部220が生成したドキュメントのフルカラー印刷、2色印刷、モノクロ印刷、等をプリンタ100に実行させることができる。
このため、プリンタドライバ部230は、各種印刷指示(フルカラー印刷、2色印刷、モノクロ印刷、等の印刷指示を含む)、印刷設定等をユーザから受け付けるユーザインタフェース部231と、印刷データの生成、管理、送信等を処理する印刷処理部232と、を備えている。
プリンタドライバ部230は、情報処理装置200のRAM(図示せず)にロードされたプリンタドライバプログラムを、CPUが実行することにより情報処理装置200上に構築される。このようなプリンタドライバプログラムは、プリンタ100のメーカー等により開発され、例えば、CD−ROM等の可搬性の記録媒体に記録することで流通させることができる。そして、この記録媒体を、メディア読取装置(図示せず)で読み取ることにより、情報処理装置200にインストールすることができる。また、インターネット等のコンピュータネットワークを介してインストールすることもできる。
一方、プリンタ100上には、印刷機能部310と、印刷実行部320と、が構築される。印刷機能部310及び印刷実行部320は、CPU101が所定のプログラムを実行することにより、又は、図1に示した構成要素が動作することにより、ソフトウェア的、ハードウェア的に構築される。
具体的には、印刷機能部310は、情報処理装置200から送信された印刷データを解釈して、印刷データに基づく印刷をプリンタ100で実行するための制御を行う。例えば、印刷機能部310は、情報処理装置200から受信した(或いは、自プリンタ100で生成した)圧縮印刷データを解凍する。そして、印刷データに含まれているコマンドを参照して、印刷モード(フルカラー印刷、2色印刷、モノクロ印刷、など)を特定する。さらに、特定した印刷モードが2色印刷である場合には、受信した全色の印刷データを、2色の印刷データに変換する。そして、印刷機能部310は、変換された印刷データに補正などを施して、最終的に印刷用紙に印刷する印刷データを生成する。
このため、印刷機能部310は、印刷データに基づく印刷をプリンタ100で実行するための基本的な制御を行う主制御部311と、印刷データに含まれているコマンドに従って、印刷モードを切り替える(指定する)モード切替処理部312と、印刷モードが2色印刷である場合に、全色分の印刷データを2色の印刷データに変換する2色変換処理部313と、を備えている。
印刷実行部320は、印刷機能部310の指示(印刷モードを指定する指示を含む)にしたがって、印刷用紙等の印刷媒体に対して、印刷エンジン106による印刷を実行する。
次に、上記構成からなる印刷システム10における情報処理装置200の特徴的な動作について説明する。図5は、情報処理装置200が行う印刷モード設定処理を示すフローチャートである。
アプリケーション部220は、印刷対象のドキュメントを作成するためのソフトウェアが起動(揮発性メモリ103にロード)されたときに、印刷モード設定処理を開始する。開始後、作成中のドキュメントを印刷する指示がされたか否かを判別する(ステップS101)。アプリケーション部220は、印刷する指示がされるまで待機し(ステップS101;No)、印刷する指示がされたときに(ステップS101;Yes)、処理をステップS102に移行する。ここで、印刷する指示は、例えば、各種外部インタフェース108に接続されている入力装置(キーボードやマウス)が、ユーザによって操作されることにより行われる。
次に、ユーザインタフェース部231は、印刷設定画面600を、ディスプレイなどの出力装置に表示する(ステップS102)。
図6は、印刷設定画面600の一例を示す図である。図示するように、印刷設定画面600には、基本設定タブ601が設けられ、基本設定タブ601上に、印刷モードを指定するための印刷モード指定ボタン602が設けられている。ここで、印刷モード指定ボタン602には、フルカラー印刷を指定するカラーボタンと、モノクロ印刷を指定するモノクロボタンと、2色印刷を指定する2色印刷ボタンと、が設けられている。2色印刷ボタンは、ブラック色とシアン色の印刷を指定する第1の2色印刷ボタンと、ブラック色とマゼンタ色の印刷を指定する第2の2色印刷ボタンと、ブラック色とイエロー色の印刷を指定する第3の2色印刷ボタンと、を含む。いずれか1つの印刷モード指定ボタン602にチェックを入れることで、印刷モードを指定することができる。また、印刷設定画面600には、OKボタン603と、キャンセルボタン604と、が設けられている。
ユーザインタフェース部231は、印刷設定画面600を表示中に、OKボタン603が押されたか否か判別する(ステップS103)。ユーザインタフェース部231は、OKボタン603が押されるまで待機し(ステップS103;No)、OKボタン603が押されたときに(ステップS103;Yes)、処理をステップS104に移行する。ここで、OKボタン603を押す指示は、例えば、各種外部インタフェース108に接続されている入力装置(キーボードやマウス)が、ユーザによって操作されることにより行われる。
次に、印刷処理部232は、印刷設定画面600上で設定された印刷設定に基づいて、アプリケーション部220が生成した印刷対象のドキュメントに対応する印刷データを生成する(ステップS104)。ここで生成する印刷データは、色ごとの印刷データである。例えば、印刷処理部232は、ブラック色の印刷データと、シアン色の印刷データと、マゼンタ色の印刷データと、イエロー色の印刷データとを、それぞれ生成する。また、印刷処理部232は、印刷設定画面600上の印刷モード指定ボタン602でチェックが入れられた印刷モードを特定し、特定した印刷モードでの印刷を指示するコマンド(以下では、「印刷モード指定コマンド」という)を、印刷データに含める。ここでは、色ごとの各印刷データに、印刷モード指定コマンドを含めてもよいし、1つの印刷データだけに、印刷モード指定コマンドを含めてもよい。
続いて、印刷処理部232は、ステップS104で生成した印刷データを圧縮して、プリンタ100に送信する(ステップS105)。
印刷データを送信後、プリンタドライバ部230は、印刷モード設定処理を終了する。
以上の印刷モード設定処理を、情報処理装置200が行うことによって、フルカラー印刷、モノクロ印刷、ブラック色とシアン色の2色印刷、ブラック色とマゼンタ色の2色印刷、ブラック色とイエロー色の2色印刷、のいずれかの印刷モードによる印刷を、プリンタ100に指示することができる。
次に、プリンタ100の特徴的な動作について説明する。図7は、プリンタ100が行う印刷処理を示すフローチャートである。
プリンタ100の主制御部311は、プリンタ100の電源が投入されたときに、印刷処理を開始する。印刷処理を開始後、主制御部311は、情報処理装置200から印刷データを受信したか否か判別する(ステップS201)。具体的には、CPU101が、メモリ制御ASIC102を介して揮発性メモリ103にアクセスし、情報処理装置200から送信された印刷データが新たに格納されたか否かを判定する。
主制御部311は、情報処理装置200から印刷データを受信するまで待機し(ステップS201;No)、印刷データを受信したときに(ステップS201;Yes)、処理をステップS202に移行する。
次に、主制御部311は、ステップS201で受信した圧縮されている印刷データを解凍(伸張)する(ステップS202)。具体的には、CPU101が、揮発性メモリ103に格納されている各色の印刷データを、それぞれ、シアン(C)色解凍回路151C、マゼンタ(M)色解凍回路151M、イエロー(Y)色解凍回路151Y、ブラック(K)色解凍回路151K、に転送する。各解凍回路(151C、151M、151Y、151K)は、転送された各印刷データを、それぞれ解凍する。
そして、主制御部311は、ステップS201で情報処理装置200から受信した印刷データを、2色印刷する指示がされているか否か判別する(ステップS203)。具体的には、主制御部311は、印刷データに含まれているコマンドを抽出して、2色印刷する指示がされているか否か判定する。
ここで、主制御部311は、2色印刷する指示がされていると判定した場合(ステップS203;Yes)、指定されている印刷モードが、ブラック色とシアン色の2色印刷であるか、ブラック色とマゼンタ色の2色印刷であるか、ブラック色とイエロー色の2色印刷であるか特定する。そして、モード切替処理部312は、印刷モードを、特定した印刷モードに切り替える。具体的には、CPU101が、ステップS202で解凍された各色の印刷データを、2色変換回路152に転送するとともに、2色印刷を行うことを示す制御信号を、印刷エンジン108に供給する。その後、主制御部311は、処理をステップS204に移行する。
一方、主制御部311は、2色印刷する指示がされていないと判定した場合(ステップS203;No)、指定されている印刷モードが、フルカラー印刷であるか、モノクロ印刷であるか特定する。そして、モード切替処理部312は、印刷モードを、特定した印刷モードに切り替える。具体的には、CPU101が、ステップS202で解凍された各色の印刷データを、2色変換回路152に転送せずに、印刷データ生成回路153に転送する。これとともに、CPU101は、フルカラー印刷、或いは、モノクロ印刷を行うことを示す制御信号を、印刷エンジン108に供給する。その後、主制御部311は、処理をステップS205に移行する。
ステップS204では、2色変換処理部313は、各色の印刷データを、2色の印刷データに変換する(ステップS204)。具体的には、2色変換回路152の値比較回路1522は、入力された各色の印刷データ(ブラック色の印刷データを除く)に含まれている各画素の濃度値を比較して、画素ごとに、最高濃度の色を検出する。そして、2色変換回路152のセレクタ1521は、値比較回路1522で検出した最高濃度の色の印刷データを選択して、印刷データ生成回路153に出力(転送)する。このとき、印刷データ生成回路153は、セレクタ1521から出力された印刷データを、濃度値を一定に保持したまま、CPU101から供給された信号で指定された色(ユーザに指定された色)の印刷データに変換する。また、2色変換回路152は、ブラック色の印刷データを無変換で、印刷データ生成回路153に出力(転送)する。
次に、主制御部311は、ステップS204で2色変換された2色の印刷データ、或いは、2色変換されていない印刷データ(フルカラー印刷であれば全色の印刷データ、モノクロ印刷であればブラック色の印刷データ)、に対して各種補正処理を施す(ステップS205)。具体的には、印刷データ生成回路153が、転送されてきた印刷データに対して、サイズ調節などの各種補正処理を施し、印刷エンジン106で印刷可能な形式の印刷データを1ページ単位で生成する。そして、印刷データ生成回路153は、生成した1ページ単位の印刷データを、印刷エンジン106に送信する。
印刷実行部320は、送信された印刷データに基づいて、印刷用紙などの印刷媒体に、印刷を行う(ステップS206)。具体的には、印刷エンジン106は、CPU101から供給された制御信号(印刷モード、及び、2色印刷の場合は色、を特定する制御信号)から特定される制御方法で、転送されてきた印刷データを印刷する。例えば、ブラック色とシアン色の2色印刷を行う場合、印刷エンジン106は、最初に、ブラック色用の現像ローラ112Kが感光体(ドラム)120に隣接する位置になるように、現像ユニット110を回転させる。回転後、印刷エンジン106は、ブラック色の印刷データに基づいて、感光体(ドラム)120にブラック(K)色のトナーを付着させる。次に、印刷エンジン106は、シアン色用の現像ローラ112Cが感光体(ドラム)120に隣接する位置になるように、現像ユニット110を回転させる。回転後、印刷エンジン106は、シアン色の印刷データに基づいて、感光体(ドラム)120にシアン(C)色のトナーを付着させる。
このとき、印刷しない色の印刷データは、印刷エンジン106に転送されてこない。これは、ステップS204において2色の印刷データに変換(2色変換)されているからである。そして、印刷エンジン106は、印刷しない色のトナーを、感光体(ドラム)120に付着させようとする制御も行わない。従って、本実施形態の印刷システム10は、効率よく2色印刷を行うことができる。
一方、フルカラー印刷を行う場合、印刷エンジン106は、転送されてきた全ての色(4色)のトナーを、感光体(ドラム)120に付着させる制御を行う。また、モノクロ印刷を行う場合、印刷エンジン106は、転送されてきたブラック色のトナーのみを、感光体(ドラム)120に付着させる制御を行う。
トナーを感光体(ドラム)120に付着させた後、印刷エンジン106は、印刷媒体に各色のトナーを重ね合わせて転写させる。印刷エンジン106は、転写後の印刷媒体を、排紙ユニット140に排出する。
印刷実行後、主制御部311は、印刷処理を終了する。
以上の印刷処理を、プリンタ100が行うことによって、ブラック色とシアン色の2色印刷、ブラック色とマゼンタ色の2色印刷、ブラック色とイエロー色の2色印刷、のいずれかの印刷モードによる印刷を、フルカラー印刷にかかる時間より短くすることができる。また、2色印刷にかかる時間を短くできることで、2色印刷機能を利用する頻度が高まることが期待でき、トナーの消耗を軽減させることもできる。
また、第1の実施形態のプリンタ100では、2色印刷を行う場合、2色変換回路152のセレクタ1521は、値比較回路1522で検出した最高濃度の印刷データを選択している。このため、印刷対象のドキュメント(文書データ)の複数箇所が、それぞれ異なる色によってマーキングされている場合などにおいても、ユーザによって印刷設定画面600上で指定された色に変換され印刷される。従って、マーキングが抜け落ちることがない。
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
(第2の実施形態)
本実施形態の印刷システム10は、2色変換回路152のハードウェア構成が、第1の実施形態と異なり、その他の構成は、第1の実施形態と同様である。本実施形態では、第1の実施形態で説明した図2の2色変換回路152に代えて、図8に示す2色変換回路152を用いる。
図8は、本実施形態の2色変換回路152の具体的なハードウェア構成を説明するための説明図である。
図示するように、2色変換回路152は、セレクタ1521と、色ごとに専用の重み付け回路(1523C、1523M、1523Y)と、色ごとに専用の濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)と、を備えている。
具体的には、2色変換回路152は、シアン(C)色重み付け回路1523Cと、マゼンタ(M)色重み付け回路1523Mと、イエロー(Y)色重み付け回路1523Yと、を備えている。また、2色変換回路152は、シアン(C)色濃度変換回路1524Cと、マゼンタ(M)色濃度変換回路1524Mと、イエロー(Y)色濃度変換回路1524MYと、を備えている。
2色印刷時には、シアン(C)色解凍回路151C、マゼンタ(M)色解凍回路151M、イエロー(Y)色解凍回路151Y、のそれぞれにおいて伸張された各色の印刷データは、各重み付け回路(1523C、1523M、1523Y)に入力され、各色の濃度に重み付けがされる。具体的には、シアン(C)色重み付け回路1523Cは、シアン色の濃度を、KC倍(例えば、0.30倍)する。マゼンタ(M)色重み付け回路1523Mは、マゼンタ色の濃度を、KM倍(例えば、0.59倍)する。イエロー(Y)色重み付け回路1523Yは、イエロー色の濃度を、KY倍(例えば、0.11倍)する。これらの重み付けの値は、各色の見えやすさに応じて定められ、CMYK系からGray系に色変換するための一般的な変換式に基づく。
各重み付け回路(1523C、1523M、1523Y)は、重み付けした後の濃度値を出力する。出力された各色の濃度値は、例えば、加算演算回路などで加算される。加算された総和の濃度値は、シアン色濃度変換回路1524Cと、マゼンタ色濃度変換回路1524Mと、イエロー色濃度変換回路1524Yと、に入力される。
各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)は、印刷の仕上がりをきれいにするために、入力された総和の濃度値を、以下のいずれかの補正方法に従って補正する。なお、いずれの補正方法を使用するかは、予め設定されているようにしてもよいし、ユーザが指定できるようにしてもよい。
<第1の補正方法>
第1の補正方法では、各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)は、濃度変換テーブルを予めメモリに記憶しておき、濃度変換テーブルを参照して、濃度値の補正を行う。
図9(A)は、第1の補正方法で補正を行う場合に、各濃度変換テーブル(1525C、1525M、1525Y)を記憶するメモリを、それぞれ備えている各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)を説明するための説明図である。
各濃度変換テーブル(1525C、1525M、1525Y)は、所定の条件と、実験などに基づき定められた濃度値の変換式と、が対応付けて格納されている。各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)は、入力された濃度値が該当する条件を検索し、検索した条件に対応する変換式により濃度値を変換して求めた値を、セレクタ1521に出力する。
第1の補正方法によって濃度値の補正を行うことにより、補正処理にかかる時間を短縮することができる。
<第2の補正方法>
第2の補正方法では、各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)は、所定の演算式(第1の演算式)に従った演算により、濃度値の補正を行う。
図9(B)は、第2の補正方法で補正を行う場合の各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)を説明するための説明図である。
各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)は、それぞれ、入力された濃度値に、αKC、αKM、αKYを乗算して、セレクタ1521に出力する。
ここで、αは、ユーザによって指定された値が用いられる。αの指定方法としては、例えば、情報処理装置200のユーザインタフェース部231が、印刷設定処理のステップS102において表示した印刷設定画面600上で、αを指定する指示を受け付ける。
図10は、印刷設定画面600の一例を示す図である。図示するように、印刷設定画面600には、図6に示した印刷設定画面600の構成に加えて、印刷濃度(α)指定カーソル605が設けられる。印刷濃度指定カーソル605の位置に応じて、αを0から1の範囲で指定することができる。
印刷処理部232は、印刷濃度(α)を指定するコマンドを含めた印刷データを生成し、プリンタ100に送信する。プリンタ100の印刷機能部310は、指定された印刷濃度(α)を各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)に通知して保持させておく。
また、KC、KM、KYは、それぞれ、濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)が重み付けに用いた値と一致する。
第2の補正方法によって濃度値の補正を行うことにより、2色印刷における色の濃度を、ユーザが指定することができる。
<第3の補正方法>
第3の補正方法では、各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)は、所定の演算式(第2の演算式)に従った演算により、濃度値の補正を行う。
図9(C)は、第3の補正方法で補正を行う場合の各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)を説明するための説明図である。
各濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)は、それぞれ、入力された濃度値に、(1−KC)、(1−KM)、(1−KY)を乗算して、セレクタ1521に出力する。
ここで、KC、KM、KYは、それぞれ、濃度変換回路(1524C、1524M、1524Y)が重み付けに用いた値と一致する。
第3の補正方法によって濃度値の補正を行うことにより、第1の補正方法と比較して、各濃度変換テーブル(1525C、1525M、1525Y)を作成しておく必要がないため実装が容易である。また、第2の補正方法と比較して、より簡易的に2色印刷における色の濃度を決定できる。
図8に戻り、以上のいずれかの補正方法によって補正された濃度値が入力されたセレクタ1521は、入力された各色の印刷データの中から、CPU101から供給された信号で指定された色の印刷データを、ブラック色以外のもう1色として、印刷データ生成回路153に出力する。
また、第1の実施形態と同様に、ブラック(K)色解凍回路151Kにおいて伸張されたブラック色の印刷データは、印刷データ生成回路153に直接供給される。
以上のように、第2の実施形態のプリンタ100では、2色印刷を行う場合に、2色変換回路152が実際に印刷する色(特性、又は、ユーザの指定)に応じた色の補正を行うため、印刷の仕上がりをきれいにすることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して説明する。
(第3の実施形態)
本実施形態の印刷システム10は、2色変換回路152のハードウェア構成が、第1の実施形態と異なり、その他の構成は、第1の実施形態と同様である。本実施形態では、第1の実施形態で説明した図2の2色変換回路152に代えて、図11に示す2色変換回路152を用いる。
図11は、本実施形態の2色変換回路152の具体的なハードウェア構成を説明するための説明図である。
図示するように、2色変換回路152は、セレクタ1521を備えている。2色印刷時には、シアン(C)色解凍回路151C、マゼンタ(M)色解凍回路151M、イエロー(Y)色解凍回路151Y、のそれぞれにおいて伸張された各色の印刷データは、そのまま、セレクタ1521に入力される。セレクタ1521は、入力された各色の印刷データの中から、CPU101から供給された信号で指定された色の印刷データを、ブラック色以外のもう1色として、印刷データ生成回路153に出力する。
また、第1の実施形態と同様に、ブラック(K)色解凍回路151Kにおいて伸張されたブラック色の印刷データは、印刷データ生成回路153に直接供給される。
以上のように、第3の実施形態のプリンタ100では、ユーザに指定された色を用いて、簡易的に2色印刷を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。
例えば、上記の第1〜第3の実施形態では、各色の印刷データの2色変換を、プリンタ100の2色変換回路152がハードウェア的に処理する。しかし、これに限定されない。例えば、2色変換回路152が行う処理と同様の処理を、プリンタ100のCPU101が不揮発性メモリ104から所定のプログラムを読み出して、ソフトウェア的に行ってもよい。
また、プリンタ100に代わって情報処理装置200が、印刷データの2色変換を行うためのプログラムを格納していてもよい。この場合、印刷処理部232は、2色変換を行うためのプログラムに従って、全色(4色)分の印刷データを、2色の印刷データに変換することができる。そして、印刷処理部232は、2色の印刷データを、プリンタ100に送信して2色印刷を行わせる。これにより、情報処理装置200からプリンタ100に送信する印刷データの情報量を減少させることができる。また、プリンタ100が2色変換回路152を備える必要がなく、低コストで2色印刷を効率的に行える印刷システム10を構築できる。
本発明の各実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る解凍回路及び2色変換回路のハードウェア構成図である。 印刷エンジンのハードウェア構成図である。 印刷システムの機能構成を説明するためのブロック図である。 印刷モード設定処理を説明するためのフローチャートである。 印刷設定画面の一例を示す図である。 印刷処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る2色変換回路のハードウェア構成図である。 (A)第1の補正処理により補正を行う濃度変換回路を説明するための説明図である。(B)第2の補正処理により補正を行う濃度変換回路を説明するための説明図である。(C)第3の補正処理により補正を行う濃度変換回路を説明するための説明図である。 第2の補正処理を行う場合における、印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る解凍回路及び2色変換回路のハードウェア構成図である。
符号の説明
10・・・印刷システム、100・・・プリンタ、101・・・CPU、102・・・メモリ制御ASIC、103・・・揮発性メモリ、104・・・不揮発性メモリ、105・・・印刷制御部、106・・・印刷エンジン、107・・・I/O制御ASIC、108・・・各種外部インタフェース、110・・・現像ユニット、111・・・カートリッジ、112・・・現像ローラ、120・・・感光体(ドラム)、151・・・解凍回路、152・・・2色変換回路、153・・・印刷データ生成回路、200・・・情報処理装置、310・・・印刷機能部、311・・・主制御部、312・・・モード切替処理部、313・・・2色変換処理部、320・・・印刷実行部、600・・・印刷設定画面、602・・・印刷モード指定ボタン、605・・・印刷濃度指定カーソル、1521・・・セレクタ、1522・・・値比較回路、1523・・・重み付け回路、1524・・・濃度変換回路。

Claims (6)

  1. ブラック色と複数の非ブラック色とを用いてカラー印刷可能なプリンタであって、
    カラー印刷を行うための色ごとの印刷データを受け付けるとともに、2色印刷を指示するコマンドを受け付ける印刷データ受付手段と、
    受け付けた色ごとの印刷データを、ブラック色の印刷データと、前記複数の非ブラック色のいずれかの色の印刷データと、に変換する2色変換手段と、
    変換された2つの印刷データを用いて、2色印刷を行う印刷手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記コマンドには、2色印刷に用いる非ブラック色が指定されており、
    前記非ブラック色は、シアン色、マゼンタ色、および、イエロー色のうち、いずれかの色である、
    ことを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1又は2に記載のプリンタであって、
    前記2色変換手段は、
    受け付けた色ごとの印刷データに含まれている画素の濃度値をそれぞれ比較して、画素ごとに、濃度値が最も高い色の濃度値を特定し、
    特定した前記濃度値を用いて、受け付けた色ごとの印刷データを、前記ブラック色の印刷データと、前記コマンドで2色印刷に用いる色として指定された非ブラック色の印刷データと、に変換する、
    ことを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項1又は2に記載のプリンタであって、
    前記2色変換手段は、
    前記コマンドで2色印刷に用いる色として指定された非ブラック色の印刷データに対して、色ごとに予め定められた補正処理を施す、
    ことを特徴とするプリンタ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプリンタであって、
    前記印刷手段は、
    4サイクルエンジンを備え、前記2色変換手段により変換された2つの印刷データの色のトナーだけを、前記感光体ドラムに付着させる制御を行う、
    ことを特徴とするプリンタ。
  6. ブラック色と複数の非ブラック色とを用いてカラー印刷可能なプリンタと、前記プリンタを制御する情報処理装置と、を備えた印刷システムであって、
    前記情報処理装置は、
    2色印刷の指示を受け付ける印刷指示受付手段と、
    カラー印刷を行うための色ごとの印刷データとともに、2色印刷を指示するコマンドを生成して送信する印刷処理手段と、
    を備え、
    前記プリンタは、
    前記コマンドとともに、前記印刷データを色ごとに受け付ける印刷データ受付手段と、
    受け付けた色ごとの印刷データを、ブラック色の印刷データと、前記複数の非ブラック色のいずれかの色の印刷データと、に変換する2色変換手段と、
    変換された2つの印刷データを用いて、2色印刷を行う印刷手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
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JP2020135611A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 ブラザー工業株式会社 プリンタ

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