JP2009164752A - 追尾機能付撮像システムおよび撮像方法 - Google Patents

追尾機能付撮像システムおよび撮像方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単数および複数の被写体を追尾することのできる撮像システムおよび撮像方法を提供。
【解決手段】撮像システム10は、バス12、操作部14、制御部16、タイミング発生部18、光学系駆動部20、撮像駆動部22、撮像部24、光学系26、前処理部28、信号処理部30、モニタ32、メディア制御部34、メディア36、被写体検出部40およびズーム量算出部42を含み、被写体検出部40は被写体の位置と数を検出する。ズーム量算出部42は、被写体の位置に応じたズーム量76を算出し、制御部16はズーム量76に基づいて光学系駆動部20または信号処理部30を制御し、光学ズームまたは電子ズームを行う。よって、撮像システム10は、被写体が複数存在する場合にも好適に追尾を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、追尾機能を有する撮像システムに関し、さらに詳細には、被写体の位置や数に応じてズーム機能を制御する撮像システムに関するものである。
従来からさまざまな追尾カメラが考案されている。例えば特許文献1には、被写体を追尾しながら電子ズームを駆動させる追尾電子ズーム装置が記載されている。また特許文献2には、被写体の位置を検出し、撮像範囲内から被写体を見失った際に対応動作を行うビデオカメラシステムが記載されている。さらに特許文献3には、撮影対象として指定された複数被写体を特定し、撮影範囲内に捕らえられるようにカメラ方向およびレンズ調節を行う画像撮影装置が記載されている。
特開平6−350897号公報 特開平7−30795号公報 特開2005−20205号公報
しかしながら、従来の追尾カメラは被写体が単独である場合に限られ、被写体が複数いる場合にはそのうちの一つの被写体に絞って追尾を行っていたため、その他の被写体については好適な追尾を行うことができなかった。また、電子ズームのみを使用した撮像システムでは画像劣化が大きく良好な画像を得ることができない。
本発明は、高い追従性を有し、良好な画質を提供する撮像システムを提供することを目的とする。また、本発明は複数被写体に対応した追尾機能を有する撮像システムを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため本発明は、画像認識により被写体の数を特定して追尾を行う。また、被写体の動きを検出することで好適に追尾を行う。
本発明によれば、高い追従性能を有し、高画質で撮像可能な撮像システムを達成することができる。本発明によれば、被写体が単数の場合でも複数の場合でも追尾可能であり、任意の被写体を追尾することも可能な撮像システムを達成することができる。また、本発明によれば、被写体が撮像範囲外に出た場合や、動きの大きい被写体にも対応可能な撮像システムを達成することができる。さらに本発明によれば、既存の撮像装置に追尾機能を追加することができる。
次に添付図面を参照して本発明による撮像システムの実施例を詳細に説明する。図1は、本発明による撮像システムの実施例の構成を表すブロック図である。図1において、撮像システム10は、バス12、操作部14、制御部16、タイミング発生部18、光学系駆動部20、撮像駆動部22、撮像部24、光学系26、前処理部28、信号処理部30、モニタ32、メディア制御部34、メディア36、被写体検出部40およびズーム量算出部42を含んでいて、被写界からの入射光を基にして画像データを形成する装置である。より具体的に説明すると、被写界からの入射光44を光学系26において取り込むとともに、操作部14で操作されることにより制御部16、光学系駆動部20および撮像駆動部22が制御されて撮像部24でこの被写界像を撮像し、得られたアナログ電気信号を前処理部28、および信号処理部30で処理してモニタ32に表示したり、メディア制御部34によりメディア36に記憶する装置である。なお、本発明の理解に直接関係のない部分は、図示を省略し冗長な説明を避ける。また以下の説明において各信号はその現れる接続線の参照番号で特定する。
操作部14は、操作者の指示が入力される手操作装置であり、操作者の手操作状態、例えば図示しないシャッタボタンのストローク操作に応じて、操作信号を制御部に供給するものである。
制御部16は、操作部14から供給される操作信号46に応動して、撮像システム全体の動作を制御、統括するものであり、本実施例では、光学系駆動部20およびタイミング発生部18と接続しこれらに必要な処理を行わせるための制御信号48、50を供給する。また、バス12に接続して、このバス12に接続されている信号処理部30、モニタ32、メディア制御部34、被写体検出部40およびズーム量算出部42に必要な処理を行わせる制御信号52をバス12に供給する。
光学系駆動部20は、制御部16により制御されて光学系26を駆動する駆動信号54を形成するものである。本実施例では、制御部16は、操作部14からの操作信号46により光学系駆動部20を制御する制御信号48を形成し、これにより光学系駆動部20が光学系26を駆動する駆動信号54を形成する。光学系26は、具体的な構成は図示しないが、レンズ、絞り調整機構、シャッタ機構、ズーム機構、自動焦点(Automatic Focus : AF)調整機構、および自動露出(Automatic Exposure : AE)調整機構を含んでいる。なお、光学系は、赤外線(Infrared Rays : IR)カットフィルタや光学ローパスフィルタ(Low Pass Filter : LPF)を含むことも可能である。また光学系26は、光学系駆動部20からの駆動信号54により制御される。例えば、本実施例では、光学系26は、光学系駆動部20からの駆動信号54により、レンズ、自動焦点調整機構、自動露出調整機構が駆動して、所望の被写界像を取り込んで撮像部24に入射する。また光学系駆動部20は、制御部16からの制御信号48に応じて光学系26を広角側または望遠側に駆動させて光学ズームを行う。
タイミング発生部18は、制御部16により制御され、制御部16からの制御信号50に応動してタイミング信号56、58を形成するものである。形成されたタイミング信号56、58は、撮像駆動部22、前処理部28へそれぞれ供給される。なお、どのようなタイミング信号を形成し、どこへ供給するかは制御部16の制御信号50により決定される。
撮像駆動部22は、タイミング発生部18からのタイミング信号56に応動して、信号電荷を読み出すための駆動信号60を形成するものである。形成された駆動信号60は撮像部24へと供給される。撮像部24は、撮像画面の一画面を形成する撮像面を含み、光学系26を介してこの撮像面に結像される被写界像を撮像駆動部22からの駆動信号60に応じてアナログ電気信号62に光電変換する、すなわち撮像するものである。本実施例では撮像部に、光電結合素子(Charge Coupled Device : CCD )を採用している。
前処理部28は、タイミング発生部18のタイミング信号58に応動してアナログ電気信号62におけるノイズを低減したり、ノイズを低減したアナログ電気信号62をディジタル信号へ変換したり、信号のゲインの調整を行うものである。前処理部28には、アナログ電気信号62が入力され、前処理部はこのアナログ電気信号62の入力に対応して、出力信号64を形成し、この出力信号64をバス12を介して信号処理部30やメモリ38へ供給する。
信号処理部30は、ディジタル画像データ64が入力されるとともに制御部16からの制御信号52が入力されて、この制御信号52に応じてディジタル画像データ64を処理するものである。例えば本実施例では、信号処理部30は、制御部16からの制御信号52に応じて、入力されたディジタル画像データ64のうち、特定の画素データのゲインや輝度や色合いを補正して、なめらかな画像のディジタル画像データ66を形成する。また、補正後のディジタル画像データ66をバス12を介して後段のモニタ32に表示するためのデータ68や、メディア36に保存するためのデータ70、被写体を検出するために必要なデータに処理する。モニタ32は、例えば液晶モニタ等であり、信号処理部30から供給される画像データ66を表示するものである。さらに信号処理部30は、制御部16からの制御信号52に基づいて画像データ66の任意の領域を拡大または縮小させて電子ズームを行う。
メディア制御部34は、信号処理部30からのデータ70が入力されるとともに制御部16からの制御信号52が入力されて、データ70を後段のメディア36に記録させる駆動信号72を形成するものである。またメディア36は、例えばメモリ等であり、信号処理部30から供給された信号70をメモリに記憶する。
被写体検出部40は、信号処理部30から画像データ66を受け取り、被写体を検出し、被写体の位置と数を含む情報74を取得するものである。被写体の検出は、特徴点抽出、顔検出、マルチ測距など公知の方法を用いて行う。被写体の情報74は制御部16、信号処理部30およびズーム量算出部42へ送られる。
ズーム量算出部42は、被写体検出部40から供給された被写体の情報74のうち、被写体の位置を基にズーム量76を算出するものである。ズーム量76はズーム機能部の動作を決定するものであり、制御部16へ渡される。ズーム機能部とは被写界像を拡大または縮小するものであり、本実施例では具体的には、光学ズームを行う光学系駆動部20および/または電子ズームを行う信号処理部30のことである。ズーム量76の決定方法は任意に決定可能であり、例えば、ズーム機能部を制御した後の撮像範囲内に被写体の全身が収まるように決定してもよいし、バストアップモードの場合には被写体の胸部より下側が撮像範囲外にはみ出すように決定しても良い。また、被写体のすべてが撮像範囲内に収まるように決定してもよいし、任意の被写体が撮像範囲内に収まるように決定してもよい。ズーム量76が電子ズームに用いられる場合には、画像データ66内の拡大すべき領域を指定するため、ズーム量76はズームすべき被写体の画像データ66上での位置情報も含んでもよい。また、光学ズームおよび電子ズームを組み合わせて使用してもよく、どちらを使用するかはズーム量76に基づき制御部16で決定される。
以下のような構成の撮像システム10には、撮像部24を含み被写界像を撮像してディジタル画像データを形成する装置が該当し、例えば、ディジタルカメラ、電子スチルカメラ、画像入力装置、ムービーカメラ、カメラが設けられた携帯電話、被写体を撮像してシールに印刷する装置、または監視カメラ等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるわけではなく、被写体を撮影することができれば任意のものであってよい。また本発明では、各部の構成を本実施例に限定するわけではなく、撮像システム10に応じて任意の構成を採用することが可能である。例えば、PCに被写体検出部40、ズーム量算出部42および制御部16を設け、PCから公知の撮像システムに制御信号を送ることにより追尾機能を実現させてもよい。また撮像システム10の向きを被写体の位置に応じて変化させてもよい。
図2は、図1に示す撮像システム10における処理手順の一例を示した流れ図である。図2を参照して、本発明の情報処理手順について具体的に説明する。まず、信号処理部30によって被写体の画像データ66が取得される(S10)。取得された画像データ66は被写体検出部40へ送られ、この画像データ66を基に被写体が検出され、被写体の位置と数を含む情報74が取得される(S12)。検出された被写体の情報74はズーム量算出部42へ送られ、ズーム量算出部42において、検出された被写体の数が複数であるか否かの判定が行われる(S14)。検出された被写体の数が複数である場合には(YES)、ズーム量算出部42によってこの複数の被写体の全てが撮像範囲内に適切に収まるようにズーム量76が算出され(S16)、算出されたズーム量76は制御部16に渡される。制御部16ではズーム量76を基に制御信号48または52が生成され、制御信号48または52はズーム機能部20または30へ送られ、ズーム機能部を制御する。具体的には、光学ズームを駆動させる場合には、ズーム量76に基づいて制御部16から光学系駆動部20へ制御信号48が送られ、光学系駆動部20は制御信号48に基づいて光学系26を駆動する。また、電子ズームを駆動させる場合には、ズーム量76を基に制御部16から信号処理部30へ制御信号52が送られ、信号処理部30では制御信号52を基に画像データ66の任意の領域が拡大される。ズーム機能の制御が行われた後は、処理を終了させてもよいし、再び画像の取り込みを行ってもよい(S10)。
一方、検出された被写体の数が複数でない場合には(NO)、ズーム量算出部42において被写体が検出されたか否かの判定が行われる(S20)。被写体が検出されている場合には(YES)、この被写体の位置を基にズーム量を算出し、算出されたズーム量76を制御部16へ送る。ステップS20において被写体が存在しない場合には(NO)、ズーム量算出部42においてズーム量は算出されず、処理を終了させてもよいし、再び画像データの取り込みを行ってもよい(S10)。
図3には、本発明による撮像システムの別の例が概念的に示されている。本実施例による撮像システム100では、特定の被写体についてズームを行う。図3において図1と同じ参照符号は同様の構成要素を示す。
図3に示す例では、主要な被写体を特定し、特定された被写体の数と位置に基づいてズームを行う。より具体的には、撮像システム100は、主要被写体特定部を含み、この主要被写体特定部102によって特定された被写体が適切な位置に収まるようにズーム機能部を制御する。
主要被写体特定部102は、所望の被写体を主要被写体として特定するものであり、本実施例では、被写体検出部40から被写体の情報74を受け取り、被写体検出部40において検出された被写体の中から任意の被写体を特定し、この被写体を主要被写体として設定するものである。主要被写体の特定は、例えば、カメラと被写体の距離や被写体の大きさ、被写体の位置などを基に総合的に判断する方法、特徴点を用いて判断する方法、中心に近いほど主要被写体と判断する方法などが挙げられる。または、例えば、図示しない表示部等に画像データ66を出力し、ユーザーがカーソル等を用いて指定してもよい。主要被写体特定部102は、主要被写体の位置を含む情報104を取得し、情報104をズーム量算出部42へ供給する。なお、主要被写体の特定は他の機能部で行ってもよく、例えば、被写体検出部40や制御部16などで行っても良い。主要被写体の位置を含む情報104は、ズーム量算出部42へ送られる。
図4を参照して、主要被写体を特定した場合のズーム量の決定方法について具体的に説明する。図4において撮像範囲106はズーム機能を制御する前の撮像範囲であり、この撮像範囲内には5人の被写体110、112、114、116および118の像が映し出されている。主要被写体特定部102は、撮像範囲106の中央にいる3人の被写体110、112および114を主要被写体として設定する。主要被写体110、112、および114の情報104はズーム量算出部42へ送られ、ズーム量算出部42は主要被写体110、112および114が適切な位置に適切な大きさで写るようにズーム量76を決定する。図4に示す例では、主要被写体110、112、114を適切な位置に適切な大きさで写すためには、ズーム機能を制御した後の撮像範囲を撮像範囲108とするとよい。したがって、ズーム量76は、ズーム機能制御後の撮像範囲が撮像範囲108となるように決定される。
ズーム量算出部42は、本実施例では主要被写体特定部102から供給された情報104を基にズーム量76を算出するものである。
図5は図3に示す撮像システムにおける処理手順の一例を示した流れ図である。図5において図2と同じ参照符号は同様の処理を示す。図5を参照して、本発明の情報処理手順について具体的に説明する。まず、図2に示す例と同様の手順によって被写体の画像データ66が取得され(S10)、被写体検出部40において被写体の位置と数を含む情報74が取得される。情報74は主要被写体特定部102へ送られ、検出された被写体の数が複数であるか否かの判定が行われる(S14)。検出された被写体の数が複数である場合には(YES)、主要被写体特定部102において所望の被写体を主要被写体として特定し、特定された主要被写体の位置を含む情報104が検出される。主要被写体の情報104はズーム量算出部42へ送られ、ズーム量算出部42では、この主要被写体の位置を基にズーム量76が算出される(S32)。このズーム量76は制御部16へ送られ、ズーム機能部20または30は、図2に示す例と同様の処理により制御される(S18)。
一方、検出された被写体の数が複数でない場合には(NO)、主要被写体特定部102において被写体が検出されたか否かの判定が行われ(S20)、被写体が検出された場合には(YES)この被写体を主要被写体とし(S34)、特定結果104をズーム量算出部42に送る。被写体が検出されなかった場合には(NO)、図2に示す例と同様の処理が行われる。
図6には、本発明による撮像システムの別の一例が概念的に示されている。本実施例による撮像システム200では、被写体の動きに応じて追尾機能を制御する。図6において図1と同じ参照番号は同様の構成要素を示す。
図6に示す例では、被写体の動きを検出し、被写体の動きに応じてズーム機能部を制御する。より具体的には、撮像システム200は、動き検出部を含み、動き検出部202によって被写体の動きを検出し、被写体の動きが大きい場合には被写体を逃さないようズーム機能部20または30を広角側に制御し、また被写体の動きが小さい場合には、被写体を大きく捉えられるよう、ズーム機能部20または30を望遠側に制御する。
動き検出部202は、被写体の動きベクトルを検出するものである。動きベクトル204の検出は公知の方法で行う。本実施例では画像データ66を複数回取得して動きベクトル204の検出を行う。被写体の動きが予測可能な場合には、この予測をズーム量の算出に反映させてもよい。また、検出した動きベクトル204を基にシャッタスピードを変更してもよい。検出された動きベクトル204はズーム量算出部42へ渡される。
なお、本実施例では主要被写体検出部102を用いて主要被写体の動きベクトルを検出しているが、主要被写体を設定せずに、被写体検出部で検出された全ての被写体の動きベクトルを検出してもよい。
図7は図6に示す撮像システムにおける処理手順の一例を示した流れ図である。図7において図5と同じ参照符号は、図5に示す処理と同様の処理を示す。図7を参照して、本発明の情報処理手順について具体的に説明する。図5に示す例と同様の手順により、第1の画像データ66aが取り込まれ(S10)、主要被写体が特定される(S30およびS34)。画像データ66aより主要被写体の位置を含む情報104aが取得され、動き検出部202へ送られる。次に、信号処理部30において第2の画像データ66bが取得され(S36)、主要被写体特定部102では、第2の画像データ66bを基に主要被写体が検出されたか否かの判定が行われる(S38)。第2の画像データ66bから主要被写体が検出された場合には(YES)、この主要被写体の位置を含む情報104bは動き検出部202へ送られ、動き検出部202では情報104aおよび104bを基に、この主要被写体の動きベクトル204が検出される(S40)。検出された動きベクトル204はズーム量算出部42へ送られ、ズーム量算出部42ではこの情報204を基にズーム量76の算出が行われる。ズーム量76は制御部16へ送られ、制御部16ではズーム量76を基にズーム機能部20または30を制御する。ズーム機能部が制御されると、再び画像を取り込み(S36)、主要被写体の追尾を続ける。
ステップS20またはS38において、第1または第2の画像データ66a、66bから被写体または主要被写体は検出されなかったと判断された場合には(NO)、再び画像の取り込みを行ってもよいし(S10)、処理を終了させてもよい。
図8は図6に示す撮像システムにおける処理手順の他の一例を示した流れ図である。図8において図7と同じ参照番号は同様の処理手順を示す。本実施例による処理手順では、被写体が撮像範囲から外れた場合に、撮像範囲内に存在する主要被写体についてズーム量を決定する。図8を参照して、本発明の情報処理手順について具体的に説明する。図7に示す処理手順と同様の手順により、第2の画像データ66bが取得され(S36)、主要被写体特定部102において第2の画像データ66bを基にすべての主要被写体が検出されたか否かの判定が行われる(S44)。すべての主要被写体が検出された場合には(YES)、動き検出部202において主要被写体の動きベクトル204aが検出され(S46)、図7に示す例と同様の手順により、動きベクトル204aに基づいてズーム機能部20または30が制御される(S18)。
一方、ステップS44において、すべての主要被写体が検出されなかったと判断された場合には(NO)、主要被写体特定部102において第2の画像データ66bを基に主要被写体が検出されたか否かの判定が行われる(S48)。主要被写体が検出されている場合には(YES)、主要被写体特定部102において、ステップS30またはS34において特定された主要被写体のリストは削除され、検出された主要被写体のみが主要被写体として再設定される(S50)。そして、動き検出部202において、再設定された主要被写体の動きベクトル204bが検出され(S46)、図7に示す例と同様の処理が行われる。
逆に、ステップS48において、第2の画像データ66bより主要被写体が検出されなかった場合には(NO)、再び画像の取り込みを行ってもよいし(S10)、処理を終了させてもよい。
図9は図6に示す撮像システムにおける処理手順の他の一例を示した流れ図である。本実施例による処理手順では、被写体が撮像範囲から外れた場合に、ズーム機能部を広角側へ制御する。図9において、図8と同じ参照番号は図8に示す例と同様の処理手順を示す。図9を参照して、本発明の情報処理手順について具体的に説明する。
図8に示す処理手順と同様の手順により、第2の画像データ66bを基にすべての主要被写体が検出されたか否かの判定が行われる(S44)。すべての主要被写体が検出された場合には(YES)、動き検出部202において主要被写体の動きベクトル204が検出され(S46)、図8に示す例と同様の処理が行われる。
ステップS44において、第2の画像データ66bよりすべての主要被写体が検出されなかった場合には(NO)、制御部16において、ズーム機能部が最も広角側に設定されているか否かの判定が行われ(S54)、最も広角側に設定されている場合には(YES)、主要被写体特定部102において第2の画像データ66bを基に主要被写体が検出されたか否かの判定が行われ(S48)、図8に示す例と同様の処理が行われる。一方、ズーム機能部が最も広角側に設定されていない場合には(NO)、制御部16からズーム機能部20または30へ制御信号48または52が送られ、ズーム機能部は広角側に制御され、信号処理部30において再び画像データ66の取り込みが行われる(S36)。
本発明による撮像システムの実施例の構成を示すブロック図である。 図1に示す撮像システムにおいて追尾機能を制御する際に行われる処理手順の一例を示した流れ図である。 本発明による撮像システムの別の実施例の構成を示すブロック図である。 図1に示す撮像システムにおいて追尾機能を制御する際に行われる処理手順の一例を示した流れ図である。 ズーム量の算出方法を示す概念図である。 本発明による撮像システムの別の実施例の構成を示すブロック図である。 図6に示す撮像システムにおいて追尾機能を制御する際に行われる処理手順の一例を示した流れ図である。 図6に示す撮像システムにおいて追尾機能を制御する際に行われる処理手順の他の一例を示した流れ図である。 図6に示す撮像システムにおいて追尾機能を制御する際に行われる処理手順の他の一例を示した流れ図である。
符号の説明
10 撮像システム
12 バス
14 操作部
16 制御部
18 タイミング発生部

Claims (17)

  1. 被写体を撮像して該被写体を表す画像データを生成する撮像手段を含み、ズーム機能を有する撮像システムにおいて、該システムは、
    前記画像データを基に被写体を検出して該被写体の位置を検出する被写体検出手段と、
    前記被写体の位置を基に前記ズーム機能を制御するズーム機能制御手段とを含むことを特徴とする撮像システム。
  2. 請求項1に記載の撮像システムにおいて、該システムはさらに、前記被写体検出手段により検出された被写体のうち所望の被写体を主要被写体として特定し、該主要被写体の位置を検出する主要被写体特定手段を含み、前記ズーム機能制御手段は、該主要被写体の位置を基に前記ズーム機能を制御することを特徴とする撮像システム。
  3. 請求項1に記載の撮像システムにおいて、該システムはさらに、前記被写体検出手段により検出された被写体の動きを検出する動き検出手段を含み、前記ズーム機能制御手段は、該動き検出手段により検出された被写体の動きを基に前記ズーム機能を制御することを特徴とする撮像システム。
  4. 請求項2に記載の撮像システムにおいて、該システムはさらに、前記主要被写体の動きを検出する動き検出手段を含み、前記ズーム機能制御手段は、該動き検出手段により検出された主要被写体の動きを基に前記ズーム機能を制御することを特徴とする撮像システム。
  5. 請求項1に記載の撮像システムにおいて、前記被写体制御手段はさらに前記被写体検出手段により検出された被写体の数を検出し、前記ズーム機能制御手段は、該被写体の位置および数に応じて前記ズーム機能を制御することを特徴とする撮像システム。
  6. 請求項2に記載の撮像システムにおいて、前記主要被写体特定手段はさらに前記主要被写体の数を検出し、前記ズーム機能制御手段は、該主要被写体の位置および数に応じて前記ズーム機能を制御することを特徴とする撮像システム。
  7. 請求項2に記載の撮像システムにおいて、前記ズーム機能制御手段は、前記所望の被写体のうち1以上の被写体が前記被写体検出手段によって検出されなかった場合は、該被写体検出手段によって検出された被写体の位置に応じて前記ズーム機能を制御することを特徴とする撮像システム。
  8. 請求項2に記載の撮像システムにおいて、前記ズーム機能制御手段は、前記所望の被写体のうち1以上の被写体が前記被写体検出手段によって検出されなかった場合は、前記ズーム機能を広角側に制御することを特徴とする撮像システム。
  9. 被写体を撮像して該被写体を表す画像データを生成する撮像手段を含み、ズーム機能を有する撮像システムを用いた撮像方法において、該方法は、
    前記画像データに基づいて被写体が検出されて該被写体の位置が検出される被写体検出工程と、
    該被写体の位置を基に前記ズーム機能が制御されるズーム機能制御工程とを含むことを特徴とする撮像方法。
  10. 請求項9に記載の撮像方法において、該方法はさらに
    前記被写体検出工程において検出された被写体の中から所望の被写体が主要被写体として特定され、該主要被写体の位置が検出される主要被写体特定工程を含み、
    前記ズーム機能制御工程では、前記ズーム機能は、該主要被写体の位置を基に制御されることを特徴とする撮像方法。
  11. 請求項9に記載の撮像方法において、該方法はさらに
    前記被写体検出工程で検出された被写体の動きが検出される動き検出工程を含み、
    前記ズーム機能制御工程では、前記ズーム機能は、該動き検出工程で検出された被写体の動きを基に制御されることを特徴とする撮像方法。
  12. 請求項10に記載の撮像方法において、該方法はさらに
    前記主要被写体の動きが検出される動き検出工程を含み、
    前記ズーム機能制御工程では、該動き検出工程で検出された主要被写体の動きを基にズーム機能は制御されることを特徴とする撮像方法。
  13. 請求項9に記載の撮像方法において、前記被写体制御工程ではさらに前記検出された被写体の数が特定され、前記ズーム機能制御工程では、該被写体の位置および数に応じて前記ズーム機能は制御されることを特徴とする撮像方法。
  14. 請求項10に記載の撮像方法において、前記主要被写体特定工程ではさらに前記主要被写体の数が特定され、前記ズーム機能制御工程では、該主要被写体の位置および数に応じて前記ズーム機能は制御されることを特徴とする撮像方法。
  15. 請求項10に記載の撮像方法において、前記ズーム制御工程では、前記所望の被写体のうち1以上の被写体が前記被写体検出工程において検出されなかった場合は、該所望の被写体のうち該被写体検出手段によって検出された被写体の位置に応じて前記ズーム機能は制御されることを特徴とする撮像方法。
  16. 請求項10に記載の撮像方法において、前記ズーム制御工程では、前記所望の被写体のうち1以上の被写体が前記被写体検出工程において検出されなかった場合は、前記ズーム機能は広角側に制御されることを特徴とする撮像方法。
  17. 請求項9ないし請求項16のいずれかに記載の撮影方法の各過程をコンピュータに実行させるプログラム。
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JP2011130382A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Canon Inc 撮像装置およびその制御方法

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