JP2009163649A - 特典情報発行管理サーバ及び特典情報発行方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子クーポンの配布方法において、新規顧客に対するインセンティブが考慮されず、新規顧客の獲得における効果が期待できない。
【解決手段】商品又は役務に関する特典情報を利用する利用者の有する端末と通信回線を介して接続され、前記端末からの依頼に基づき前記端末に対し特典情報の発行を行なう特典情報発行管理サーバにおいて、前記端末からの依頼内容のうち、例えば仮クーポン21の発行時点から本クーポン41の発行時点までの経過日数等の一定の条件と、利用者にとって有利な特典、例えば割引率42を格納した記憶部と、前記端末からの依頼内容が一定の条件に適合する場合には、前記記憶部に格納した記憶内容に従って利用者にとって有利な割引率を含んだ特典情報を発行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、クーポン発行システムにおける発行管理サーバに関するものである。
従来店舗等において、顧客に対する購買意欲や集客力を高めるため、店舗等で提供する商品やサービス(役務)の価格を割引いてインセンティブを高めることが行なわれている。このような場合店舗側では、特典情報、即ちクーポンを顧客に対して発行することがある。このような割引クーポンは、新聞や雑誌の広告等に掲載されて顧客が利用時に切取ることによってクーポンになるものや、ホームページ上のコンテンツに表示され顧客がこれをプリントアウトすることによってクーポンとなるもの等がある。また、顧客が携帯型電話端末を用いて特定のウェブサイトにアクセスすると、クーポンとして利用できる画面のデータがダウンロードでき、この画面を店舗に提示することによって割引を受けることのできるサービスも一部で提供されている。
特開2003−85431公報
電子クーポンの配布方法においては、顧客に対するインセンティブを与えるために、割引率を変更する方法は、いわゆるリピート顧客に対してのみインセンティブを付与することが行なわれていた。
しかしながら、従来の電子クーポン配布方法においては、いわゆるリピート顧客に対してのみインセンティブを付与することが行なわれていたが、新規顧客に対するインセンティブが考慮されず、新規顧客の獲得における効果が期待できないという問題があった。
また、リピート顧客に対しても、インセンティブ付与対象者に地域的な偏りが生じる可能性がある。例えば食品宅配業者等はフランチャイズ方式で事業展開している場合が多く、各店舗の運営はフランチャイズのオーナーに委ねられている。従って、リピート顧客の数は、フランチャイズ店舗の担当エリアによって当然異なるため、従来方式では、インセンティブ付与対象者の数に偏りが生じてしまう。その結果、顧客囲い込み等の期待効果に関しても地域格差が生じてしまうという問題があった。
本発明は前記課題を解決するために、特許請求の範囲の請求項1は、商品又は役務に関する特典情報を利用する利用者の有する端末と通信回線を介して接続され、前記端末からの依頼に基づき前記端末に対し特典情報の発行を行なう特典情報発行管理サーバにおいて、前記端末からの依頼内容のうち一定の条件と、利用者にとって有利な特典の関係を格納した記憶部と、前記端末からの依頼内容が一定の条件に適合する場合には、前記記憶部に格納した記憶内容に従って利用者にとって有利な特典を発行する制御部を有する特典情報発行管理サーバである。ここで前記利用者にとって有利な特典とは、当該商品又は役務の提供を受ける際の対価に対する割引率や当該特典の有効期間である。
本発明によれば、一定の条件に従って、割引率や有効期間を設定するようにしたので、リピート顧客のみでなく、新規顧客に対してもインセンティブを付与することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明を実施するための最良の形態に係る特典情報、即ちクーポンの発行システムの全体を示す構成図である。本図において、クーポン発行システム1は、ネットワーク4にクーポン管理サーバ5、販売管理サーバ2及びクライアントとしての複数の利用者の携帯電話3が接続されて構成される。
販売管理サーバ2は、後述する商品管理データベース(以下DBとする)11と在庫管理DB12を有する。前記携帯電話3は、利用者が有する端末装置であり、ネットワーク4を通して店舗から送信される商品等の情報及びクーポン管理サーバ5から発行される商品等の仮クーポン21(図2参照)の提供を受けることができる。また、携帯電話3は電子広告31(図3参照)の仮クーポン請求マーク32を操作したり、仮クーポン要求をクーポン管理サーバ5に送信することにより自分の携帯電話3のメールアドレスを知らせることができる。
更に前記ネットワーク4は、携帯電話用無線ネットワーク、インターネット、専用線、LAN等を含むが、以下単にネットワーク4と表現する。また、クーポン管理サーバ5は図示しない制御部と、後述する利用者DB13、仮クーポン管理DB14、発行済仮クーポンDB15及び発行済本クーポンDB16を有する。
図2は仮クーポンの一例を示す説明図である。本図は携帯電話3の画面に表示された状態を図示している。仮クーポン21には、発行元の会社名やキャンペーンを表示するクーポン種別22、付属情報を表示するコメント情報23、クーポンの対象商品名24、割引情報25、有効期間26、仮クーポンID27、発行年月日28及び本クーポンダウンロードURL29が含まれる。前記割引情報25は、割引率を高くする曜日、時間帯などの情報が表示され、利用者がその曜日、時間帯に買い物をするよう誘引する。ここで、割引情報25は、図15に示す割引率管理テーブル19により管理される。なお、前記発行年月日28は、発行時間を含んでもよい。また、発行年月日28は電子広告31の配信日時としてもよい。
図3は電子広告の一例を示す説明図である。電子広告(チラシ)には、種々の商品やサービス(役務)の広告がある。同図に示す例は、菓子屋から発行される電子広告31であり、販売対象のスイーツの案内に加え、前記仮クーポン21の請求用の仮クーポン請求マーク32が含まれる。この仮クーポン請求マーク32には例えば仮クーポンメールアドレスとクーポン種別22が、QRコードの形式で埋め込まれている。利用者が携帯電話3に表示された仮クーポン請求マーク32をクリックすると、仮クーポンメールアドレスを取得して、その仮クーポンメールアドレスへメールを送信し、仮クーポン21を取得することができる。
すなわち、クーポン管理サーバ5では図示しない制御部の制御により、仮クーポン要求を受信すると、受信したクーポン種別22をキーとして、仮クーポン管理DB14を検索して、該当のクーポン種別22の情報を読み出し、これに発行年月日28を付して後述する発行済仮クーポンDB15に登録する。また、利用者の買い物を誘引するようあらかじめ定めたルールにより、割引率が高くなる曜日、時間帯などを決定し、割引情報25として付加し、その仮クーポン21を要求元の携帯電話3に回答として送信する。
図4は本クーポンの一例を示す説明図である。同図は携帯電話3の画面に表示された状態を図示している。本クーポン41には、発行元の会社名やキャンペーンを表示するクーポン種別22、付属情報を表示するコメント情報23、クーポンの対象商品名24、割引率42、有効期間43、本クーポンID44、発行年月日45及び店舗URL46が含まれる。このうち、クーポン種別22、コメント情報23、クーポンの対象商品名24は、仮クーポン21と同様の情報が引き継がれる。なお、前記発行年月日45には発行時間を含んでもよい。
また、割引率42は、本クーポン41発行時に、仮クーポン21発行から本クーポン41発行までの経過日数や、当該商品の時間帯別、日別、月別の売上数量等の一定の条件に従って予め決定され、図15に示す割引率管理テーブル19に格納されている。
図5は前記商品管理DB11の内容を示す説明図である。当該商品管理DB11は、商品等の販売数量や売上高の管理、及び商品の在庫の状態を管理するための処理を行い、日々、関係するデータを計算して、売上高や在庫量を集計する。商品管理DB11は、商品ごとに付与された商品コード51に対応して、商品名52、商品の単価53、売上数量54、売上高55、売上年月日56、売上時刻57、店舗コード58及び店舗名称59を記憶する。
また、在庫管理DB12は、商品ごとに付与された商品コード51に対応して、商品の在庫状況を管理する。その内容については図示を省略する。
図6は前記利用者DB13の内容を示す説明図である。利用者DB13はクーポンを利用する利用者の個人情報を記憶する。利用者DB13は、利用者ID61、サービス利用パスワード62、利用者氏名63、利用者住所64、利用者生年月日65、利用者携帯電話番号66、利用者メールアドレス67、利用者の最寄の店舗の店舗コード58及び店舗名称59からなる。
利用者ID61は、利用者がクーポンの利用登録を行うとき、クーポン管理サーバ5の制御によって採番される。サービス利用パスワード62、利用者氏名63、利用者住所64、利用者生年月日65、利用者携帯電話番号66、利用者メールアドレス67は、利用者がクーポンの利用登録を行うとき、利用者自身により入力される。店舗コード58及び店舗名称59は、利用者住所64からクーポン管理サーバ5の制御によって検索される。
図7は前記仮クーポン管理DB14の内容を示す説明図である。当該仮クーポン管理DB14は発行予定のクーポンをクーポン種別22ごとに記憶する。前記クーポン管理サーバ5は、仮クーポン21の発行要求をクライアントから受けると、当該仮クーポン管理DB14のデータを参照し、仮クーポン21の発行を行う。仮クーポン管理DB14は、図7に示すように、クーポン種別22、仮クーポンID27、コメント情報23、本クーポンダウンロードURL29、商品コード51、対象商品名24及び有効期間26からなる。
前記クーポン種別22は、クーポンの発行主体(会社、店舗)ごとに一定の商品又はサービス(役務)について一定の期間発行される一連のクーポンを識別するための識別情報である。仮クーポンID27は個別の仮クーポン21を識別するためのコードである。本クーポンダウンロードURL29は、当該の仮クーポン21を用いて本クーポン41を取得するときにアクセスするURLである。対象商品名24は当該クーポンの対象となる商品の名称であって複数あってもよい。有効期間26は当該クーポンが有効である期間を示す。
ここで、割引情報25は、図7の仮クーポン管理DB14には含まれず、図15に示す割引率管理テーブル19により管理される。例えば売上高55の変動に応じ、曜日、時間帯等一定の条件に従って、割引率42が動的に決定される。割引率管理テーブル19は、仮クーポン管理DB14からポインターでリンクされ関連付けられている。
図8は前記発行済仮クーポンDB15の内容を示す説明図である。当該発行済仮クーポンDB15は、利用者の要求により発行された仮クーポン21の情報を記憶する。前記クーポン管理サーバ5は、仮クーポン21の発行要求をクライアントから受けると前記仮クーポン管理DB14を参照して仮クーポン21の発行を行う。発行済仮クーポンDB15は、図8に示すように、クーポン種別22、仮クーポンID27、コメント情報23、本クーポンダウンロードURL29、発行年月日28、利用者携帯電話番号66、利用者メールアドレス67、対象商品名24、有効期間26及び抹消フラッグ68からなる。
前記クーポン種別22、仮クーポンID27、コメント情報23、本クーポンダウンロードURL29、対象商品名24及び有効期間26は、前記仮クーポン管理DB14から転記される。また、発行年月日28は仮クーポン21発行時の日時を表し、クーポン管理サーバ5によって設定される。利用者携帯電話番号66と利用者メールアドレス67は、利用者によって、仮クーポン21が要求されたときの携帯電話3の電話番号とメールアドレスである。抹消フラッグ68は、仮クーポン21を使用して本クーポン41が発行されたとき当該仮クーポン21の抹消フラッグ68を立て当該仮クーポン21が無効になったことを表す。
図9は 前記発行済本クーポンDB16の内容を示す説明図である。当該発行済本クーポンDB16は、利用者により仮クーポン21を使用して本クーポン41が発行されたとき、発行済の本クーポン41の情報を記憶する。前記発行済本クーポンDB16は、図9に示すように、クーポン種別22、本クーポンID44、コメント情報23、対象商品名24、店舗URL46、発行年月日45、割引率42、有効期間43及び有効フラッグ47からなる。
前記クーポン種別22、コメント情報23、対象商品名24は、仮クーポンID27をキーとして、発行済仮クーポンDB15から転記される。前記本クーポンID44は、本クーポン41発行時にクーポン管理サーバ5によって採番される。店舗URL46は、利用者が本クーポン41を利用して買い物を実行する店舗又は事業者のURLである。発行年月日45は、本クーポン41の発行時点の日時をクーポン管理サーバ5が設定する。
割引率42及び有効期間43は、本クーポン41発行時に、仮クーポン21発行から本クーポン41発行までの経過日数、当該商品の時間帯別、日別、月別の売上数量54等から後述する一定の条件で決定される。有効フラッグ47は、本クーポン41が有効であることを示し本クーポン41発行時点から有効フラッグ47を立て、利用者により買い物が実行されるか、有効期間43が切れたとき無効となり同フラッグを消去する。
図10は店舗管理テーブル17の内容を示す説明図である。後述する利用登録時に、前記クーポン管理サーバ5が、利用者の郵便番号71を利用して、利用者の住所に近い店舗となる担当店舗を特定するために使用される。
図11は売上管理テーブル18の内容を示す説明図である。利用者のインセンティブを生じさせるところの商品の割引率42を導出する際に使用される。当該売上管理テーブル18は店舗別商品別月日時別に売上管理が可能となっている。売上管理テーブル18は商品コード51をキーとして商品管理DB11の情報から作成することができる。同図において、店舗コード58は、当該の利用者が商品を購入する店舗を表すコードである。商品コード51は、本クーポン41の対象となっている対象商品名24を表すコードである。当該商品の売上高81は、月次、日次又は時間帯82で集計されている。
例えば、日時集計されている売上高81を分析した結果、休日の売上が平日の売上に比較し多い場合、当該商品の休日の割引率42を20%とし、平日の割引率42を30%とし、利用者に対して平日の本クーポン41の使用を促す。図4に示す本クーポン41の例では、12月2日(日)に本クーポン41の発行がなされる。過去の日次売上高データを分析し、休日の売上が平日の売上に比較し多いので、12月3日(月)から12月7日(金)の割引率42を30%、12月2日(日)と12月8日(土)の割引率42を20%に設定する。売上高81が時間帯で集計されている場合も同様に繁忙時間帯と閑散時間帯により割引率42を動的に変化させることができる。
また、当該商品又は役務の過去の売行き状況又は将来の売行き予想により、割引率を変化させてもよく、更に、当該前記利用者が特典を利用する時が前記商品又は役務に関する繁忙期又は閑散期により前記割引率を変化させてもよい。
更にまた、本クーポンの内容に、前記利用者が特典を利用する予定の商品又は役務の注文量が含めることができる場合は、当該注文量により、前記割引率を変化させてもよい。
さらに、仮クーポン21発行から本クーポン41への切り替えまでの時間経過の長さにより割引率42を動的に変化させることもできる。例えば、仮クーポン21から本クーポン41までの切り替え時間が一定時間、例えば3日間を超えた場合は、前記の例の割引率42が30%であったものを25%と変化させることができる。なお、仮クーポン21発行から本クーポン41への切り替えまでの時間経過の長さは、仮クーポン21の発行年月日28と本クーポン41の発行年月日45との差分による。
また、仮クーポン21又は本クーポン41の発行から前記利用者が当該本クーポン41を利用するまでの時間経過の長さにより、前記割引率42を動的に変化させることもできる。即ち、仮クーポン21又は本クーポン41の発行から7日以内に本クーポンを利用する場合は、割引率42が30%であるが、これを過ぎると割引率が15%となることを図15に示す割引率管理テーブル19に格納しておく。
更に、利用者が本クーポン41を利用する日の天候によって、前記割引率を変化させることもできる。即ち、仮に本クーポン41の利用日の天候が晴れ又は曇りであれば割引率10%であるところ、雨であれば割引率25%となることを前記割引率管理テーブル19に格納しておく。
一方、本クーポン41の有効期間43の設定において、仮クーポン21発行から本クーポン41への切り替えまでの時間経過の長さを使って有効期間43の設定することができる。図3に示す仮クーポン21の例と図4に示す本クーポン41の例では、仮クーポン21の発行日が2007年11月20日で、本クーポン41の発行日が2007年12月2日であるから、仮クーポン21発行から本クーポン41発行まで12日を経過している。この経過日数と有効期間43の日数の対応テーブルを前記割引率管理テーブル19に予め格納しておき、有効期間43の長短を決定することができる。図4の本クーポン41の例では、発行日の12月2日(日)から1週間後の12月8日(土)までを有効期間43として設定する。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について説明する。図12は利用登録の動作を示すシーケンス図であり、図13は仮クーポン21の取得動作を示すシーケンス図であり、図14は本クーポン41の取得動作を示すシーケンス図である。
図12において、利用者の携帯電話3は会員になるための必要な個人情報を入力する登録画面を呼び出す(S101)。クーポン管理サーバ5は、登録画面要求を受信すると登録画面を該当の携帯電話3に送信する(S102)。利用者は、携帯電話3の画面に表示された登録画面に必要な個人情報を入力する(S103)。ここで入力される個人情報には、サービス利用パスワード62、利用者氏名63、利用者住所64、及び利用者生年月日65がある。入力が完了すると携帯電話3のキー操作により個人情報をクーポン管理サーバ5に送信する(S104)。このとき、携帯電話3に内蔵されるプログラムにより利用者携帯電話番号66及び利用者メールアドレス67が併せて送信される。
クーポン管理サーバ5は、利用者の個人情報を受信すると郵便番号71を含む利用者住所64を販売管理サーバ2に送信し、当該利用者の担当店舗の特定を依頼する(S105)。販売管理サーバ2は、担当店舗の特定を依頼されると郵便番号71をキーにして図10に示す店舗管理テーブル17をサーチし、当該利用者の担当店舗を特定し(S106)、店舗情報として店舗コード58、店舗名称59及び店舗URL46をクーポン管理サーバ5に返送する。
クーポン管理サーバ5では、店舗情報を受信すると、利用者ID61を採番し個人情報、店舗情報と共に利用者DB13へ登録する(S108)。続いて、クーポン管理サーバ5は、登録が完了したことを登録通知として当該の携帯電話3に送信する(S109)。このとき、利用者ID61、サービス利用パスワード62及び店舗URL46が送信される。
続いて図13により、仮クーポン21取得のシーケンスを説明する。不特定の利用者の携帯電話3には、クーポン管理サーバ5が管轄する会社や営業店舗が扱う商品やサービス(役務)に関する電子広告31(図3を参照)が配信される。なお、広告の配信は必ずしも販売管理サーバ2から配信されることを要しない。例えば、利用者が自らあるWebサイトをアクセスして興味のある商品の広告を取得して表示することもある。
利用者は、携帯電話3に表示された電子広告31の仮クーポン請求マーク32を操作することで、クーポン管理サーバ5にアクセスし、クーポン種別22、利用者携帯電話番号66及び利用者メールアドレス67(携帯電話3のメールアドレス)を送信し、仮クーポン21の取得要求をする(S201)。なお、この例では、携帯電話3に表示された電子広告31からクーポンを請求しているが、利用者は、新聞広告や雑誌の広告からクーポンのメールアドレス(又はそのQRコードやバーコード)を取得して携帯電話3を操作し、クーポン管理サーバ5にアクセスすることもできる。
クーポン管理サーバ5は、仮クーポン21の取得要求を受信すると、受信したクーポン種別22をキーに、仮クーポン管理DB14をサーチし、該当する仮クーポン21の情報を取得し(S202)、利用者の携帯電話3にクーポン種別22、コメント情報23、対象商品名24、割引情報25、仮クーポンID27、発行年月日28及び本クーポンダウンロードURL29を返信する(S203)。なお、割引情報25は、前記割引率管理テーブル19に予め格納してある一定の条件に従った割引率42を読み出す。
続いて、クーポン管理サーバ5は、当該仮クーポン21の情報を発行済仮クーポンDB15に登録する(S204)。登録する情報には、クーポン種別22、仮クーポンID27、コメント情報23、本クーポンダウンロードURL29、発行年月日28、利用者メールアドレス67、対象商品名24及び有効期間26がある。
仮クーポンID27、コメント情報23、本クーポンダウンロードURL29、対象商品名24及び有効期間26は、仮クーポン管理DB14から転記される。発行年月日28は、仮クーポン21発行時の年月日を表し、クーポン管理サーバ5によって設定される。利用者メールアドレス67は、利用者によって仮クーポン21が要求されたときに当該の携帯電話3から受信した携帯電話3のメールアドレスである。
携帯電話3は、仮クーポン21を受信すると当該情報を携帯電話3内の図示しない不揮発性メモリに格納する(S205)。
図14において本クーポン41の取得のシーケンスを説明する。本説明においては、すでにクーポン使用のサービスの利用登録がなされていることを前提とするが、仮クーポン21取得時に利用登録がなされていない場合は、本クーポン41の取得直前に利用者登録を行ってもよい。
さて前記ステップ205において、利用者は携帯電話3に仮クーポン21を受信すると、それをメモリに記憶、保持する。買い物を実行しようとするときは、仮クーポン21を携帯電話3の画面上に呼び出し、本クーポンダウンロードURL29を用いて仮クーポン21を送信し、本クーポン41の取得要求を行う(S301)。
クーポン管理サーバ5は、仮クーポン21を受信すると有効期間26が期限切れでないかを確認し(S302)、携帯電話3に入力画面を送信する(S303)。
携帯電話3は入力画面を受信すると、利用者は利用登録時に取得した利用者ID61とサービス利用パスワード62を入力し(S304)、これらをクーポン管理サーバ5に送信する(S305)。
クーポン管理サーバ5は、利用者ID61とサービス利用パスワード62を受信すると、先に受信した仮クーポン21の利用者携帯電話番号66又は利用者メールアドレス67をキーとして利用者DB13をサーチし当該の利用者ID61及びサービス利用パスワード62を読み出す。読み出したサービス利用パスワード62と受信したサービス利用パスワード62を比較し仮クーポン21の正当性をチェックする(S306)。
仮クーポン21の正当性が確認されると、クーポン管理サーバ5は、利用者DB13に記憶する店舗コード58と仮クーポン管理DB14に記憶する商品コード51を販売管理サーバ2に送信し店舗別商品別月日時別売上データを要求する(307)。
販売管理サーバ2は、前記店舗別商品別月日時別の売上データの要求を受けると当該店舗の商品管理DB11を集計し、店舗別商品別月日時別の前記売上管理テーブル18を作成し、クーポン管理サーバ5に返送する(S309)。
クーポン管理サーバ5は、売上管理テーブル18を受信すると本クーポン41を生成する(S310)。すなわち、本クーポンID44を採番し、発行年月日45として当日の年月日を設定する。クーポン種別22、コメント情報23、クーポンの対象商品名24は、仮クーポン21と同様の情報が引き継がれる。
割引率42及び有効期間43は、すでに図11の説明で述べたとおり、本クーポン41発行時に、仮クーポン21発行から本クーポン41発行までの経過日数、当該商品の時間帯別、日別、月別の売上数量54等から一定の条件に従って決定され、前記割引率管理テーブル19に予め格納してある。
生成された本クーポン41の情報は、発行済本クーポンDB16に登録し、当該の携帯電話3に返送される(S311)。
なお、前記説明において、クライアントとしては携帯電話3について説明した。しかしながら携帯電話3に限らず、PHSやモーバイル端末等のような端末を使用してもよいしパーソナルコンピュータであってもよい。いずれの端末も表示部、入力部、情報処理用のプロセッサ、及びメモリを有する。
また、前記図3は電子広告31の例であるが、他の例として広告は新聞やチラシ、雑誌等の媒体に掲載されたものでもよい。媒体に掲載された広告に仮クーポン請求マーク32が含まれているか、或いは仮クーポン21の請求先のメールアドレスが分かればよい。この仮クーポン請求マーク32をカメラ付き携帯電話3で撮影して、図示しない認識手段でQRコードの内容を認識することによりクーポンメールアドレスが分かるので、そのアドレス宛にクーポン請求のためにメールを送信すればよい。
本発明に係るクーポン発行システムの全体を示す構成図である。 仮クーポンの一例を示す説明図である。 電子広告の一例を示す説明図である。 本クーポンの一例を示す説明図である。 商品管理DBの内容を示す説明図である。 利用者DBの内容を示す説明図である。 仮クーポン管理DBの内容を示す説明図である。 発行済仮クーポンDBの内容を示す説明図である。 発行済本クーポンDBの内容を示す説明図である。 店舗管理テーブルの内容を示す説明図である。 売上管理テーブルの内容を示す説明図である。 利用登録の動作を示すシーケンス図である。 仮クーポン取得の動作を示すシーケンス図である。 本クーポン取得の動作を示すシーケンス図である。 割引率管理テーブルの内容を示す説明図である。
符号の説明
1 クーポン発行システム
2 クーポン管理サーバ
3 携帯電話
4 ネットワーク
5 クーポン管理サーバ
13 利用者DB
14 仮クーポン管理DB
15 発行済仮クーポンDB
16 発行済本クーポンDB
21 仮クーポン
31 電子広告
41 本クーポン

Claims (14)

  1. 商品又は役務に関する特典情報を利用する利用者の有する端末と通信回線を介して接続され、前記端末からの依頼に基づき前記端末に対し特典情報の発行を行なう特典情報発行管理サーバにおいて、
    前記端末からの依頼内容のうち一定の条件と、利用者にとって有利な特典の関係を格納した記憶部と、
    前記端末からの依頼内容が一定の条件に適合する場合には、前記記憶部に格納した記憶内容に従って利用者にとって有利な特典を発行する制御部を有することを特徴とする特典情報発行管理サーバ。
  2. 前記記憶部に格納された一定の条件は、端末からの依頼から、利用者による特典の利用までの期間であることを特徴とする請求項1記載の特典情報発行管理サーバ。
  3. 前記特典情報の発行には前もって仮に発行する仮発行を行ない、
    前記記憶部に格納された一定の条件は、当該仮発行から、前記発行までの期間であることを特徴とする請求項1記載の特典情報発行管理サーバ。
  4. 前記記憶部に格納された一定の条件は、前記利用者が特典を利用する曜日又は時間であることを特徴とする請求項1記載の特典情報発行管理サーバ。
  5. 前記記憶部に格納された一定の条件は、前記利用者が特典を利用する時の天候であることを特徴とする請求項1記載の特典情報発行管理サーバ。
  6. 前記記憶部に格納された一定の条件は、前記商品又は役務の過去の売行き状況又は将来の売行き予想であることを特徴とする請求項1記載の特典情報発行管理サーバ。
  7. 前記記憶部に格納された一定の条件は、前記利用者が特典を利用する時が前記商品又は役務に関する繁忙期又は閑散期であることを特徴とする請求項1記載の特典情報発行管理サーバ。
  8. 前記端末からの依頼内容には、前記利用者が特典を利用する予定の商品又は役務の注文量が含まれており、
    前記記憶部に格納された一定の条件は、前記利用者が特典を利用する予定の商品又は役務の注文量であることを特徴とする請求項1記載の特典情報発行管理サーバ。
  9. 前記利用者にとって有利な特典とは、商品又は役務の対価に対する割引率であることを特徴とする請求項1乃至8いずれか一に記載の特典情報発行管理サーバ。
  10. 前記利用者にとって有利な特典とは、前記特典情報の有効期間であることを特徴とする請求項1乃至8いずれか一に記載の特典情報発行管理サーバ。
  11. 商品又は役務に関する特典情報を利用する利用者の有する端末からの通信回線を介した依頼に基づき、前記端末に対し特典情報の発行を行なう特典情報発行管理サーバにおける特典情報発行方法において、
    前記端末からの特典情報の発行依頼を受付ける受付工程と、
    前記端末からの依頼内容のうち一定の条件と、利用者にとって有利な特典の関係を格納した記憶部に照会する工程と、
    前記端末からの依頼内容が一定の条件に適合する場合には、前記記憶部に格納した記憶内容に従って利用者にとって有利な特典を発行する発行工程を含むことを特徴とする特典情報発行方法。
  12. 前記記憶部に格納された一定の条件は、端末からの依頼から、利用者による特典の利用までの期間であることを特徴とする請求項11記載の特典情報発行方法。
  13. 前記特典情報の発行には前もって仮に発行する仮発行を行ない、
    前記記憶部に格納された一定の条件は、当該仮発行から、前記発行までの期間であることを特徴とする請求項11記載の特典情報発行方法。
  14. 前記利用者にとって有利な特典とは、商品又は役務の対価に対する割引率であることを特徴とする請求項11乃至13いずれか一に記載の特典情報発行方法。
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