JP2016157344A - クーポン情報配信プログラム、クーポン情報配信装置およびクーポン情報配信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】店舗の時間帯毎の来客者数の平準化を図る。
【解決手段】クーポン情報配信装置101は、来店日を含む事前情報を端末装置102から受信する。クーポン情報配信装置101は、事前情報と記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて、来店日における1つ以上の時間帯と、1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを端末装置102に送信する。クーポン情報配信装置101は、1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を端末装置102から受信すると、来店日の指定された時間帯に利用可能な、指定された時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を端末装置102に配信する。
【選択図】図1
【解決手段】クーポン情報配信装置101は、来店日を含む事前情報を端末装置102から受信する。クーポン情報配信装置101は、事前情報と記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて、来店日における1つ以上の時間帯と、1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを端末装置102に送信する。クーポン情報配信装置101は、1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を端末装置102から受信すると、来店日の指定された時間帯に利用可能な、指定された時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を端末装置102に配信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、クーポン情報配信プログラム、クーポン情報配信装置およびクーポン情報配信方法に関する。
従来、小売ビジネスにおいて、消費者の囲い込みや購買行動の促進手段の一例として、クーポン情報の配信やポイントサービスの提供がある。クーポン情報やポイントサービスは、購入金額からいくらかの金額を割り引くことで、消費者を囲い込み、購買行動を促進させている。
関連する先行技術としては、例えば、インターネット登録会員の購買履歴に基づいて、一定期間内の購買に対してのみ有効で、購買履歴の購買額または購買頻度が多い程有利となる優待特典を、インターネットを介して通知する技術がある。
しかしながら、従来技術では、小売店舗の時間帯毎の来客者数の平準化は困難である。例えば、発行日から特定の日までの一定期間内の購買に有効である優待特典を提供する場合、消費者は自分の都合のよい時間に来店して優待特典を利用できる。このため、優待特典で小売店舗の時間帯毎の来客者数の平準化は困難である。
一つの側面では、本発明は、店舗の時間帯毎の来客者数の平準化を図ることを可能とするクーポン情報配信プログラム、クーポン情報配信装置およびクーポン情報配信方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、受信した事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、来店日における1つ以上の時間帯と、1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを端末装置に送信し、端末装置から、1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、来店日の指定された時間帯に利用可能な、指定された時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を端末装置に配信するクーポン情報配信プログラム、クーポン情報配信装置およびクーポン情報配信方法が提案される。
一つの側面では、店舗の時間帯毎の来客者数の平準化を図ることを可能とするという効果を奏する。
以下に図面を参照して、本発明にかかるクーポン情報配信プログラム、クーポン情報配信装置およびクーポン情報配信方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101の一実施例を示す説明図である。クーポン情報配信装置101は、端末装置102からの要求に基づいて、クーポン情報を配信するコンピュータである。
図1は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101の一実施例を示す説明図である。クーポン情報配信装置101は、端末装置102からの要求に基づいて、クーポン情報を配信するコンピュータである。
ここで、クーポン情報とは、消費者が商品を購入する際に提示することにより、購入金額からいくらかの金額の割引を受けることができる情報である。例えば、消費者は、クーポン情報を、紙に印刷して、または、端末装置102の画面に表示して、商品購入時に提示することで、割引を受けることができる。
従来、小売店舗では、時間帯毎に来客する人の数は異なる。例えば、夕食時間前の時間帯は他の時間帯に比べて、来客者数は多い。ここで、来客者数とは、小売店舗に来店した来店者の数、または、小売店舗に来店し商品を購入した買い物者の数である。小売店舗では、時間帯毎の来客者数に応じて、パートタイマー等の人数を用意しなければならない。このため、小売店舗にとって、時間帯毎の来客者数が平準化された方が好ましい。
しかし、クーポン情報は、一定期間内の購買に有効であるため、消費者は自分の都合のよい時間に来店してクーポン情報を利用できる。このため、クーポン情報を配信することで、店舗の時間帯毎の来客者数の平準化を図ることは困難である。
そこで、実施の形態では、クーポン情報配信装置101は、来店日を含む事前情報を受信し、来店日の繁忙情報に基づいて来店日の時間帯に応じた割引率と時間帯を提示し、時間帯の指定を受け付けると時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を配信する。これにより、クーポン情報配信装置101は、来店日の来客者数の少ない時間帯に割引率の高いクーポン情報を配信できるため、来客者数の少ない時間帯に消費者を来店させることが可能になる。このため、クーポン情報配信装置101は、店舗の時間帯毎の来客者数の平準化を図ることが可能となる。
以下、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101の一実施例について説明する。図1の例では、消費者が、端末装置102に来店日を入力してクーポン情報配信装置101にクーポン情報の配信を要求する例である。
(1)クーポン情報配信装置101は、消費者が来店を行うと宣言した来店日を含む事前情報を端末装置102から受信する。ここで、例えば、クーポン情報配信装置101は、来店日を年月日で受信することができる。
図1の例では、消費者が端末装置102の画面110に来店日として2014年11月15日を入力し、クーポン情報配信装置101に送信する。クーポン情報配信装置101は、消費者の来店日として、2014年11月15日を受信する。
(2)クーポン情報配信装置101は、事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて、来店日における1つ以上の時間帯と、1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを端末装置102に送信する。例えば、記憶手段は過去の来店実績を有し、クーポン情報配信装置101は過去の来店実績から、来店日の時間帯毎の繁忙の度合いを算出することができる。また、クーポン情報配信装置101は、繁忙でない時間帯に高い割引率を設定した情報を端末装置102に送信することができる。
図1の例では、クーポン情報配信装置101は、2014年11月15日の時間帯毎の繁忙の度合いを算出し、繁忙でない時間帯10:00−11:00と時間帯14:00−15:00に対してそれぞれ割引率1%と2%を端末装置102に送信する。ここで、時間帯10:00−11:00の方が、時間帯14:00−15:00より繁忙であるため、割引率が低く設定されてある。
(3)クーポン情報配信装置101は、1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を端末装置102から受信する。ここで、消費者は、クーポン情報配信装置101が送信した時間帯と割引率を検討し、時間帯を選択して、クーポン情報配信装置101に送信する。例えば、消費者は、来店可能な時間帯で、最も割引率が高い時間帯を選択することができる。
図1の例では、端末装置102の画面111にクーポン情報配信装置101が送信した時間帯10:00−11:00と時間帯14:00−15:00とそれぞれの割引率が表示され、消費者は時間帯14:00−15:00を選択する。
(4)クーポン情報配信装置101は、来店日の指定された時間帯に利用可能な、指定された時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を端末装置102に配信する。
図1の例では、クーポン情報配信装置101は、2014年11月15日の時間帯14:00−15:00に利用可能な、クーポン情報を端末装置102に配信し、クーポン情報が、端末装置102の画面112に表示される。
以上説明したように、クーポン情報配信装置101は、来店日を含む事前情報を端末装置102から受信する。クーポン情報配信装置101は、事前情報と記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて、来店日における1つ以上の時間帯と、1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを端末装置102に送信する。クーポン情報配信装置101は、1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を端末装置102から受信すると、来店日の指定された時間帯に利用可能な、指定された時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を端末装置102に配信する。
これにより、クーポン情報配信装置101は、来店日の来客者数の少ない時間帯に割引率の高いクーポン情報を配信できるため、来客者数の少ない時間帯に消費者を来店させることが可能になる。このため、クーポン情報配信装置101は、店舗の時間帯毎の来客者数の平準化を図ることが可能となる。また、店舗の時間帯毎の来客者数が平準化されるため、店舗は、来客者数が多くなる時間帯にパートタイマー等の人数を多く用意しなくてもよくなる。また、クーポン情報配信装置101は、消費者に来店する日と時間を指定させ、双方向でコミュニケーションを行うため、消費者に時間帯毎の割引率のクーポン情報を配布するより、消費者が来店する可能性が高くなる。このため、クーポン情報配信装置101は、消費者が来店する日の時間帯の来客者数を予測することが可能になる。
(クーポン情報配信システム200のシステム構成例)
図2は、実施の形態にかかるクーポン情報配信システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、クーポン情報配信システム200は、クーポン情報配信装置101と、端末装置102と、を含む。クーポン情報配信装置101と端末装置102は、有線または無線のネットワーク220を介して接続される。ネットワーク220は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
図2は、実施の形態にかかるクーポン情報配信システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、クーポン情報配信システム200は、クーポン情報配信装置101と、端末装置102と、を含む。クーポン情報配信装置101と端末装置102は、有線または無線のネットワーク220を介して接続される。ネットワーク220は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
クーポン情報配信装置101は、端末装置102からの要求に基づいて、クーポン情報を配信するコンピュータである。具体的には、例えば、クーポン情報配信装置101はサーバ等のコンピュータである。
また、クーポン情報配信装置101は、データベース210を有する。図1に示した記憶手段はデータベース210に対応する。データベース210は、購買宣言DB400、購買宣言物品明細DB500、ユーザDB600、特典1DB700、特典2DB800および特典3DB900を有する。データベース210は、さらに追加特典1DB1000、追加特典2DB1100、購入物品特典DB1200および来店実績DB1300を有する。これらの記憶内容については、図4〜図13を用いて後述する。
端末装置102は、クーポン情報配信装置101にクーポン情報の配信を要求するコンピュータである。具体的に、端末装置102は、PC(パーソナル・コンピュータ)、タブレット端末等のコンピュータである。
(クーポン情報配信装置101のハードウェア構成例)
図3は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、クーポン情報配信装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
図3は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、クーポン情報配信装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、クーポン情報配信装置101の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMは記憶部としてCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてLAN、WAN、インターネットなどのネットワーク220に接続され、ネットワーク220を介して他のコンピュータ(例えば、図2に記載の端末装置102)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク220と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、クーポン情報配信装置101は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、プリンタ、ディスプレイなどを有することにしてもよい。また、図2に示した端末装置102についても、クーポン情報配信装置101と同様のハードウェア構成例により実現することができる。
(購買宣言DB400の一例)
図4は、実施の形態にかかる購買宣言DB400の一例を示す説明図である。図4において、購買宣言DB400は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図4は、実施の形態にかかる購買宣言DB400の一例を示す説明図である。図4において、購買宣言DB400は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
購買宣言DB400は、宣言ID(Identification)、ユーザID、来店日および購入予定金額の項目を有する。購買宣言DB400は、各項目に情報を設定することで、購買宣言情報を1レコードとして記憶する。例えば、図4に示す購買宣言DB400は、購買宣言情報400−1〜400−5を各レコードとして記憶する。
ここで、宣言IDは、ユーザが端末装置102を用いて行った購買宣言を識別する識別子を示す。ここで、購買宣言とは、ユーザが、店舗に来店する予定の来店日と、来店時に使用する予定の購入予定金額を宣言したものである。また、購買宣言には、さらに購入予定の物品および当該物品の購入予定の数量を含んでいてもよい。
また、ユーザIDは、端末装置102のユーザを識別する識別子を示す。例えば、ユーザIDは、ユーザのメールアドレスであることができる。また、来店日は、購買宣言でユーザが来店を宣言した日を示す。また、購入予定金額は、購買宣言でユーザが宣言した日に購入する予定の金額を示す。例えば、単位は、円である。
図4の例では、レコード400−1は、メールアドレスが「aaa@xxx.com」のユーザが2014年11月20日に来店し、5000円分の商品を購入することを宣言したことを示す。
(購買宣言物品明細DB500の一例)
図5は、実施の形態にかかる購買宣言物品明細DB500の一例を示す説明図である。図5において、購買宣言物品明細DB500は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図5は、実施の形態にかかる購買宣言物品明細DB500の一例を示す説明図である。図5において、購買宣言物品明細DB500は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
購買宣言物品明細DB500は、ID、宣言ID、購入物品および数量の項目を有する。購買宣言物品明細DB500は、各項目に情報を設定することで、購買宣言物品情報を1レコードとして記憶する。例えば、図5に示す購買宣言物品明細DB500は、購買宣言物品情報500−1〜500−5を各レコードとして記憶する。
ここで、IDは、購買宣言物品情報を識別する識別子を示す。また、宣言IDは、ユーザが端末装置102を用いて行った購買宣言を識別する識別子を示す。宣言IDは、購買宣言DB400の宣言IDに対応する。また、購入物品は、宣言IDの購買宣言で購入を宣言した物品の名称を示す。また、数量は、宣言IDの購買宣言で購入を宣言した物品の購入数量を示す。
図5の例では、レコード500−1は、メールアドレスが「aaa@xxx.com」のユーザが2014年11月20日に来店し、「卵」を1個購入することを宣言したことを示す。
(ユーザDB600の一例)
図6は、実施の形態にかかるユーザDB600の一例を示す説明図である。図6において、ユーザDB600は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図6は、実施の形態にかかるユーザDB600の一例を示す説明図である。図6において、ユーザDB600は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
ユーザDB600は、ユーザID、宣言回数、宣言との合致(±20%)、宣言との合致(+20%over)、宣言との合致(−20%over)および購買宣言のキャンセル回数の項目を有する。ユーザDB600はさらに、累計購入金額、クーポン割引適用率、宣言より多く購入した累計金額および前回の買い物で宣言より多く購入した金額の項目を有する。ユーザDB600は、各項目に情報を設定することで、ユーザ情報を1レコードとして記憶する。例えば、図6に示すユーザDB600は、ユーザ情報600−1〜600−5を各レコードとして記憶する。
ここで、ユーザIDは、端末装置102のユーザを識別する識別子を示す。宣言回数は、ユーザが購買宣言を行った回数を示す。また、宣言との合致(±20%)は、ユーザが宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和と購入予定金額との差額が20%以内であった回数を示す。また、宣言との合致(+20%over)は、ユーザが宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和が購入予定金額より20%を超えて多かった回数を示す。また、宣言との合致(−20%over)は、ユーザが宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和が購入予定金額より20%を超えて少なかった回数を示す。また、購買宣言のキャンセル回数は、ユーザが宣言を行った日に来店しなかった回数を示す。
また、累計購入金額は、ユーザが現在までに購入した商品の金額の累計を示す。また、クーポン割引適用率は、発行されたクーポン情報に対して、ユーザがクーポン情報を使用した割合を示す。また、宣言より多く購入した累計金額は、ユーザが宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和が購入予定金額より多かった場合の購入予定金額を超えた分の累計を示す。また、前回の買い物で宣言より多く購入した金額は、ユーザが前回宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和が購入予定金額より多かった場合の購入予定金額を超えた分を示す。
図6の例では、レコード600−1は、メールアドレスが「aaa@xxx.com」のユーザが、購買宣言を5回行い、そのうち3回は宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和と購入予定金額との差額が20%以内であったことを示す。また、レコード600−1は、購買宣言のうちの1回は、宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和が購入予定金額より20%を超えて少なかったことを示し、購買宣言のうちの1回は、宣言を行った日に来店しなかったことを示す。また、レコード600−1は、ユーザが現在までに購入した商品の金額の累計は、28000円であり、ユーザは、発行されたクーポン情報をすべて使用し、宣言より多く購入した累計金額は、4000円であることを示す。また、レコード600−1は、前回の買い物で宣言より多く購入した金額は、3500円であることを示す。
(特典1DB700の一例)
図7は、実施の形態にかかる特典1DB700の一例を示す説明図である。図7において、特典1DB700は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図7は、実施の形態にかかる特典1DB700の一例を示す説明図である。図7において、特典1DB700は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
特典1DB700は、購入予定金額および特典の項目を有する。特典1DB700は、各項目に情報を設定することで、特典1情報を1レコードとして記憶する。例えば、図7に示す特典1DB700は、特典1情報700−1〜700−9を各レコードとして記憶する。
ここで、購入予定金額は、購買宣言でユーザが宣言した日に購入する予定の金額を示す。また、特典は、購買宣言でユーザが宣言した購入予定金額に対応する割引率を示す。例えば、特典は、ユーザが宣言を行った日に来店し、商品を購入した場合に割引される率を示す。また、特典は、購入予定金額が大きいほど割引率を高く設定することができる。また、割引率は、ユーザが購入した商品の金額の総和に適用されてもよいし、購買宣言で宣言した購入予定金額に適用されてもよい。
図7の例では、レコード700−1は、購入予定金額が1000円未満の場合、割引がないことを示す。
(特典2DB800の一例)
図8は、実施の形態にかかる特典2DB800の一例を示す説明図である。図8において、特典2DB800は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図8は、実施の形態にかかる特典2DB800の一例を示す説明図である。図8において、特典2DB800は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
特典2DB800は、信頼係数および特典の項目を有する。特典2DB800は、各項目に情報を設定することで、特典2情報を1レコードとして記憶する。例えば、図8に示す特典2DB800は、特典2情報800−1〜800−5を各レコードとして記憶する。
ここで、信頼係数は、購買宣言をしたユーザの信頼度を示す。例えば、信頼係数は、0から1までの数値で表され、1に近いほどユーザの信頼度を高くすることができる。また、例えば、購買宣言をしたユーザが、購買宣言の来店日に来店し、購入した商品の金額の和が購入予定金額の一定範囲内に含まれる回数が多いほど信頼係数を高くすることができる。ここで、一定範囲は、例えば、±20%以内である。また、特典は、信頼係数に対応する割引率を示す。例えば、特典は、信頼係数が高いほど割引率を高く設定することができる。
図8の例では、レコード800−1は、信頼係数が1.0−0.8の場合、2.5%割引されることを示す。
(特典3DB900の一例)
図9は、実施の形態にかかる特典3DB900の一例を示す説明図である。図9において、特典3DB900は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図9は、実施の形態にかかる特典3DB900の一例を示す説明図である。図9において、特典3DB900は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
特典3DB900は、前回超過金額および特典の項目を有する。特典3DB900は、各項目に情報を設定することで、特典3情報を1レコードとして記憶する。例えば、図9に示す特典3DB900は、特典3情報900−1〜900−7を各レコードとして記憶する。
ここで、前回超過金額は、ユーザが前回宣言を行った日に来店し、購入した商品の金額の和が宣言した購入予定金額より多かった場合の宣言した購入予定金額を超えた分を示す。また、特典は、前回超過金額に対応する割引率を示す。例えば、特典は、前回超過金額が多いほど割引率を高く設定することができる。
図9の例では、レコード900−1は、前回超過金額が0−500円の場合、割引がないことを示す。
(追加特典1DB1000の一例)
図10は、実施の形態にかかる追加特典1DB1000の一例を示す説明図である。図10において、追加特典1DB1000は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図10は、実施の形態にかかる追加特典1DB1000の一例を示す説明図である。図10において、追加特典1DB1000は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
追加特典1DB1000は、来店者数および追加特典の項目を有する。追加特典1DB1000は、各項目に情報を設定することで、追加特典1情報を1レコードとして記憶する。例えば、図10に示す追加特典1DB1000は、追加特典1情報1000−1〜1000−7を各レコードとして記憶する。
ここで、来店者数は、店舗に来店した人数を示す。単位は、例えば人である。また、追加特典は、来店者数に対応する割引率を示す。例えば、追加特典は、来店者数が少ないほど割引率を高く設定することができる。例えば、追加特典は、ユーザが宣言を行った日に来店し、商品を購入した場合に、さらに割引される率を示す。例えば、追加特典は、特典1DB700の特典、特典2DB800の特典および特典3DB900の特典に追加される。
図10の例では、レコード1000−1は、来店者数が1000人未満の場合、2%割引が追加されることを示す。
(追加特典2DB1100の一例)
図11は、実施の形態にかかる追加特典2DB1100の一例を示す説明図である。図11において、追加特典2DB1100は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図11は、実施の形態にかかる追加特典2DB1100の一例を示す説明図である。図11において、追加特典2DB1100は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
追加特典2DB1100は、繁忙係数および追加特典の項目を有する。追加特典2DB1100は、各項目に情報を設定することで、追加特典2情報を1レコードとして記憶する。例えば、図11に示す追加特典2DB1100は、追加特典2情報1100−1〜1100−7を各レコードとして記憶する。
ここで、繁忙係数とは、店舗の繁忙の度合いを示すものである。例えば、繁忙係数は、0から1までの数値で表され、1に近いほど店舗が繁忙であることを示す。また、追加特典は、繁忙係数に対応する割引率を示す。例えば、追加特典は、繁忙係数が少ないほど割引率を高く設定することができる。
図11の例では、レコード1100−1は、繁忙係数が0−0.1の場合、3%割引が追加されることを示す。
(購入物品特典DB1200の一例)
図12は、実施の形態にかかる購入物品特典DB1200の一例を示す説明図である。図12において、購入物品特典DB1200は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図12は、実施の形態にかかる購入物品特典DB1200の一例を示す説明図である。図12において、購入物品特典DB1200は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
購入物品特典DB1200は、物品名および購入物品特典の項目を有する。購入物品特典DB1200は、各項目に情報を設定することで、購入物品特典情報を1レコードとして記憶する。例えば、図12に示す購入物品特典DB1200は、購入物品特典情報1200−1〜1200−4を各レコードとして記憶する。
ここで、物品名は、割引対象の商品を識別する識別子を示す。また、購入物品特典は、物品名に対応する割引率を示す。例えば、購入物品特典は、物品名毎に決められ、物品名の物品を購入する際に割引される率を示す。また、購入物品特典は、特典1DB700の特典、特典2DB800の特典および特典3DB900の特典に追加されることもできる。また、購入物品特典は、追加特典1DB1000の追加特典および追加特典2DB1100の追加特典に追加されることもできる。
図12の例では、レコード1200−1は、物品名「おいしい牛乳」の場合、1%割引されることを示す。
(来店実績DB1300の一例)
図13は、実施の形態にかかる来店実績DB1300の一例を示す説明図である。図13において、来店実績DB1300は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
図13は、実施の形態にかかる来店実績DB1300の一例を示す説明図である。図13において、来店実績DB1300は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成、更新され、クーポン情報配信装置101のメモリまたはディスクに記憶される。
来店実績DB1300は、日付、曜日、時間帯、天候、気温、来店者数、買い物者数およびパート人数の項目を有する。来店実績DB1300は、各項目に情報を設定することで、来店実績情報を1レコードとして記憶する。例えば、図13に示す来店実績DB1300は、来店実績情報1300−1〜1300−18を各レコードとして記憶する。
ここで、日付は、特定の日を指定する識別子である。例えば、年、月、日で表される。また、曜日は、当該レコードの日付の曜日を示す。また、時間帯は、特定の時間帯を指定する識別子である。また、天候は、当該レコードの日付の時間帯における天候を示す。また、気温は、当該レコードの日付の時間帯における温度を示す。
また、来店者数は、当該レコードの日付の時間帯に店舗に来店した人数を示す。例えば、来店者数は、店舗のゲートを通過した人を検出することにより求めることができる。買い物者数は、当該レコードの日付の時間帯に店舗で買い物をした人数を示す。例えば、買い物者数は、店舗のレジで精算した人数である。また、パート人数は、当該レコードの日付の時間帯に店舗で働いたパートタイマーの人数を示す。また、来店者数、買い物者数およびパート人数の単位は、例えば人である。
図13の例では、レコード1300−1は、2013年11月16日の土曜日の10時から11時の天候は晴れであり、気温は12℃であることを示す。また、レコード1300−1は、10時から11時の間に1255人が来店し、832人が買い物をし、そのときのパートタイマーは4人であることを示す。
(入力画面1400の一例)
図14は、実施の形態にかかる入力画面1400の一例を示す説明図である。図14において、入力画面1400は、端末装置102がクーポン情報を要求する際に、クーポン情報配信装置101に送信する情報を入力するための画面である。例えば、入力画面1400は、端末装置102のユーザが、ユーザIDとパスワードを入力してクーポン情報配信装置101にログインすることにより表示される。入力画面1400は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成され、端末装置102のディスプレイに表示される。
図14は、実施の形態にかかる入力画面1400の一例を示す説明図である。図14において、入力画面1400は、端末装置102がクーポン情報を要求する際に、クーポン情報配信装置101に送信する情報を入力するための画面である。例えば、入力画面1400は、端末装置102のユーザが、ユーザIDとパスワードを入力してクーポン情報配信装置101にログインすることにより表示される。入力画面1400は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成され、端末装置102のディスプレイに表示される。
入力画面1400は、来店日入力項目1410、金額入力項目1420、品名入力項目1430、数量入力項目1440、追加ボタン1450およびクーポン発行ボタン1460を有する。品名入力項目1430および数量入力項目1440は、複数あってもよい。
ここで、来店日入力項目1410は、ユーザが店舗に来店する予定の来店日を入力する項目である。例えば、ユーザは年月日を入力することによって、来店をする日を入力する。また、金額入力項目1420は、ユーザが来店をする日に店舗で購入を予定する金額を入力する項目である。
また、品名入力項目1430は、ユーザが来店をする日に店舗で購入を予定する購入物品を入力する項目である。また、数量入力項目1440は、ユーザが来店をする日に店舗で購入を予定する購入物品の数量を入力する項目である。
また、追加ボタン1450は、購入物品および購入物品の数量の入力項目をさらに追加する場合に押下されるボタンである。例えば、図14では、品名入力項目1430および数量入力項目1440は、2つであるため、3つ以上の購入物品および購入物品の数量を入力する場合に押下される。また、クーポン発行ボタン1460は、入力された項目の情報をクーポン情報配信装置101に送信するためのボタンである。
図14の例は、ユーザが、来店をする日として、「2014/11/15」を入力して、購入を予定している金額として、「6,000円」を入力した例である。また、図14の例は、ユーザが、購入物品として、「おいしい牛乳」と「マヨネーズ」を入力し、それぞれの購入数量として「2」および「1」を入力した例である。
(クーポン表示画面1500の一例)
図15は、実施の形態にかかるクーポン表示画面1500の一例を示す説明図である。図15において、クーポン表示画面1500は、クーポン情報配信装置101が配信したクーポン情報を表示し、追加割引の情報を表示するための画面である。例えば、クーポン表示画面1500は、端末装置102のユーザが入力画面1400に情報を入力後、クーポン情報配信装置101に送信することにより表示される。クーポン表示画面1500は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成され、端末装置102のディスプレイに表示される。
図15は、実施の形態にかかるクーポン表示画面1500の一例を示す説明図である。図15において、クーポン表示画面1500は、クーポン情報配信装置101が配信したクーポン情報を表示し、追加割引の情報を表示するための画面である。例えば、クーポン表示画面1500は、端末装置102のユーザが入力画面1400に情報を入力後、クーポン情報配信装置101に送信することにより表示される。クーポン表示画面1500は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成され、端末装置102のディスプレイに表示される。
クーポン表示画面1500は、クーポン情報1510、追加割引項目1520およびクーポン発行ボタン1530を有する。
ここで、クーポン情報1510は、クーポン情報配信装置101が配信したクーポン情報を示す。また、クーポン情報1510には、利用可能日時、利用可能な最低金額等の条件を同時に表示することもできる。また、例えば、ユーザは、クーポン情報1510またはクーポン情報1510を印刷したものを店舗のレジで提示することにより、割引を受けることができる。
また、追加割引項目1520は、ユーザが選択可能な項目であって、クーポン情報配信装置101が提示した追加割引の情報を示す。例えば、追加割引の情報は、ユーザが入力画面1400に入力した日で店舗が繁忙でない時間とその時間に来店した場合の追加の割引率である。また、クーポン発行ボタン1530は、ユーザが選択した項目の情報をクーポン情報配信装置101に送信するためのボタンである。例えば、ユーザは、追加割引項目1520の追加割引の情報をマウスでクリックする、または、ディスプレイにタッチすることで、選択することができる。
ここで、ユーザは、追加割引項目1520の項目を選択せずにクーポン情報配信装置101に送信してもよい。この場合、クーポン情報配信装置101は、追加の割引のクーポンを発行しなくてもよい。また、ユーザは、追加割引項目1520の項目を複数選択してクーポン情報配信装置101に送信してもよい。この場合、クーポン情報配信装置101は、追加の割引のクーポンを複数発行してもよい。
図15の例は、ユーザが、2014年11月15日に来店し、5000円以上購入した場合に利用可能なクーポン情報を受け取ることを示す。また、図15の例は、ユーザが、14:00−15:00に来店した場合に2%割引が追加となることを選択したことを示す。
(追加クーポン表示画面1600の一例)
図16は、実施の形態にかかる追加クーポン表示画面1600の一例を示す説明図である。図16において、追加クーポン表示画面1600は、クーポン情報配信装置101が配信した追加クーポン情報を表示するための画面である。ここで、追加クーポン情報とは、時間帯別のクーポン情報および購入物品毎のクーポン情報である。例えば、追加クーポン表示画面1600は、端末装置102のユーザが、クーポン表示画面1500の追加割引項目1520の項目を選択後、クーポン情報配信装置101に送信することにより表示される。追加クーポン表示画面1600は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成され、端末装置102のディスプレイに表示される。
図16は、実施の形態にかかる追加クーポン表示画面1600の一例を示す説明図である。図16において、追加クーポン表示画面1600は、クーポン情報配信装置101が配信した追加クーポン情報を表示するための画面である。ここで、追加クーポン情報とは、時間帯別のクーポン情報および購入物品毎のクーポン情報である。例えば、追加クーポン表示画面1600は、端末装置102のユーザが、クーポン表示画面1500の追加割引項目1520の項目を選択後、クーポン情報配信装置101に送信することにより表示される。追加クーポン表示画面1600は、例えば、クーポン情報配信装置101によって作成され、端末装置102のディスプレイに表示される。
追加クーポン表示画面1600は、追加クーポン情報1610および物品クーポン情報1620を有する。
ここで、追加クーポン情報1610は、クーポン情報配信装置101が配信した追加クーポン情報を示す。また、追加クーポン情報1610には、利用可能日時、利用可能な最低金額、利用可能時間帯等の条件を同時に表示することもできる。
また、物品クーポン情報1620は、入力画面1400の品名入力項目1430で、ユーザが入力した物品に対して、クーポン情報配信装置101が配信したクーポン情報を示す。ここで、クーポン情報配信装置101は、ユーザが入力した物品に対して割引率が設定されているときに物品クーポン情報1620を配信することができる。具体的には、ユーザが入力した物品が購入物品特典DB1200の物品名にあるときに物品クーポン情報1620が配信される。
また、例えば、ユーザは、物品クーポン情報1620または物品クーポン情報1620を印刷したものを店舗のレジで提示することにより、表示された物品に対する割引が受けられる。また、ユーザが追加割引項目1520の項目を選択せずにクーポン情報配信装置101に送信した場合、クーポン情報配信装置101は、追加クーポン情報1610を配信せず、物品クーポン情報1620を配信することができる。
図16の例は、ユーザが、2014年11月15日に来店し、14:00−15:00の間に、5000円以上購入した場合に利用可能な追加クーポン情報を受け取ることを示す。また、図16の例は、ユーザが、物品「おいしい牛乳」を購入した場合に2%割引となるクーポン情報を受け取ることを示す。
(クーポン情報配信装置101の機能的構成例)
図17は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図17においてクーポン情報配信装置101は、受信部1701と、特典決定部1702と、追加特典決定部1703と、送信部1704と、を含む構成である。受信部1701と、特典決定部1702と、追加特典決定部1703と、送信部1704と、を含む制御部は、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、図3に示したメモリ302などの記憶装置に記憶される。
図17は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図17においてクーポン情報配信装置101は、受信部1701と、特典決定部1702と、追加特典決定部1703と、送信部1704と、を含む構成である。受信部1701と、特典決定部1702と、追加特典決定部1703と、送信部1704と、を含む制御部は、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、図3に示したメモリ302などの記憶装置に記憶される。
受信部1701は、端末装置102からのクーポン情報の発行要求およびユーザが選択した時間帯を受信する機能を有する。受信部1701は、例えば、クーポン情報の発行要求を受信時、来店日、購入予定金額、購入物品および数量の購買宣言を受信する。
また、受信部1701は、宣言IDを生成し、ログイン時に使用したユーザID、来店日および購入予定金額を購買宣言DB400に登録する。また、受信部1701は、IDを生成し、購買宣言DB400の宣言ID、購入物品および数量を購買宣言物品明細DB500に登録する。また、受信部1701は、購買宣言物品明細DB500を集計して、需要予測をするためのデータとすることができる。
特典決定部1702は、受信部1701が受信したクーポン情報の発行要求に基づいて、ユーザに対する特典を決定する機能を有する。例えば、特典決定部1702は、受信した購買宣言の購入予定金額に対応する特典1DB700のレコードの特典を第1特典として算出する。また、特典決定部1702は、ユーザDB600に基づいて、ユーザの信頼係数を算出し、算出した信頼係数に対応する特典2DB800のレコードの特典を第2特典として算出する。また、特典決定部1702は、ユーザの前回超過金額に対応する特典3DB900のレコードの特典を第3特典として算出する。
また、特典決定部1702は、第1特典、第2特典および第3特典よりユーザに対する特典を算出することができる。例えば、特典決定部1702は、第1特典、第2特典および第3特典を加算することによりユーザに対する特典を算出する。
ここで、信頼係数とは、ユーザの購買宣言に対する信頼度を表す係数である。例えば、信頼係数が高いほど、ユーザは、購買宣言を守る可能性が高いことを示す。このため、特典決定部1702は、信頼係数が高いユーザには、低いユーザよりも高い割引率を特典として適用することができる。
例えば、特典決定部1702は、ユーザの信頼係数をユーザDB600から以下のように算出することができる。例えば、特典決定部1702は、宣言回数が多く、宣言との合致の数が多いユーザほど信頼係数を高く設定することができる。
例えば、特典決定部1702は、宣言との合致の中で、宣言との合致(±20%)の比率が高いユーザに信頼係数を高く設定することができる。また、特典決定部1702は、宣言との合致の中で、宣言との合致(+20%over)の比率が高いユーザに信頼係数を高く設定することができる。ここで、特典決定部1702は、宣言との合致(±20%)の比率が高いユーザに対して、宣言との合致(+20%over)の比率が高いユーザより、信頼係数を高く設定することができる。また、特典決定部1702は、宣言との合致の中で、宣言との合致(−20%over)の比率が高いユーザに信頼係数を低く設定することができる。
また、特典決定部1702は、宣言回数に対する購買宣言のキャンセル回数の比率が高いユーザに信頼係数を低く設定することができる。また、特典決定部1702は、クーポン割引適用率が高いユーザに信頼係数を高く設定することができる。
また、特典決定部1702は、宣言より多く購入した累計金額が多いユーザに信頼係数を高く設定することができる。ここで、特典決定部1702は、購入予定金額を低く抑え、実際には多い金額を使用するユーザ対策のために一定の割合より多い累計金額を信頼係数設定の対象外とすることもできる。
また、特典決定部1702は、前回の買い物で宣言より多く購入した金額が多いユーザに信頼係数を高く設定することができる。ここで、特典決定部1702は、購入予定金額を低く抑え、実際には多い金額を使用するユーザ対策のために一定の割合より多く購入した金額を信頼係数設定の対象外とすることもできる。
また、特典決定部1702は、購買宣言を行った日が購買宣言の来店日より前であるほど割引率を高く設定することができる。例えば、特典決定部1702は、購買宣言の来店日のn日前に購買宣言した場合は、購買宣言の来店日のn−1日前に購買宣言した場合より、割引率を高く設定することができる。
追加特典決定部1703は、受信部1701が受信したクーポン情報の発行要求に基づいて、ユーザに対する追加特典を決定する機能を有する。例えば、追加特典決定部1703は、受信した購買宣言の来店日の来客者数が少ない時間帯に対して追加の割引率を決定することができる。例えば、追加特典決定部1703は、購買宣言の来店日における来店者数を予測して、予測した来店者数に対応する追加特典1DB1000のレコードの追加特典を第1追加特典として算出する。また、例えば、追加特典決定部1703は、繁忙係数を算出し、算出した繁忙係数に対応する追加特典2DB1100のレコードの追加特典を第2追加特典として算出する。
また、追加特典決定部1703は、第1追加特典および第2追加特典よりユーザに対する追加特典を算出することができる。例えば、追加特典決定部1703は、第1追加特典および第2追加特典を加算することによりユーザに対する追加特典を算出する。
ここで、追加特典決定部1703は、購買宣言の来店日における各時間帯の来店者数を来店実績DB1300から以下のように算出することができる。例えば、追加特典決定部1703は、時間帯毎に、購買宣言の来店日の1年前の同日前後1週間の同じ曜日の日の来店者数を、購買宣言の来店日における来店者数と予測することができる。また、追加特典決定部1703は、購買宣言の来店日の天候の予報が、来店日の1年前の同日前後1週間の同じ曜日の日の天候と異なる場合、他の週の同じ曜日の日の同じ天候の日の来店者数を、購買宣言の来店日における来店者数と予測することができる。
ここで、繁忙係数とは、ある時間帯において店舗におけるレジの繁忙度合いを示す係数である。例えば、繁忙係数が高い時間帯では、レジに多くの人員を配置しなければならないため、ユーザがこの時間に来店して商品を購入することは好ましくない。このため、追加特典決定部1703は、繁忙係数が低い時間帯である来客者数が少ない帯に追加の割引率を設定する。また、追加特典決定部1703は、繁忙係数が低い時間帯ほど、追加の割引率を高く設定することができる。また、追加特典決定部1703は、繁忙係数が高い時間帯に対して追加の割引率をなしとすることができる。
例えば、追加特典決定部1703は、購買宣言の来店日の各時間帯における繁忙係数を来店実績DB1300から以下のように算出することができる。追加特典決定部1703は、時間帯毎に、来店者数を予測した来店実績DB1300のレコードから買い物者数を予測する。追加特典決定部1703は、来店者数および買い物者数から各時間帯における繁忙係数を算出することができる。例えば、追加特典決定部1703は、買い物者数を来店者数で除算することにより、繁忙係数を算出する。
また、追加特典決定部1703は、購買宣言の購入物品に対する特典を算出することができる。例えば、追加特典決定部1703は、購買宣言の購入物品に対応する購入物品特典DB1200のレコードの購入物品特典を特典として算出する。ここで、購買宣言の購入物品が購入物品特典DB1200の物品名に存在しない場合、追加特典決定部1703は、特典をなしにすることができる。人気商品は、割り引かなくても売れるためである。
また、追加特典決定部1703は、購買宣言の購入物品に対する特典を算出する際、購入数量に応じて特典として算出することもできる。例えば、追加特典決定部1703は、購買宣言の購入物品を多く購入するユーザに対して割引率を高くすることができる。
送信部1704は、端末装置102にクーポン情報および追加クーポン情報を送信する機能を有する。例えば、送信部1704は、端末装置102からクーポン情報の発行要求を受信した場合、特典決定部1702が決定したユーザに対する特典に基づくクーポン情報を送信する。また、送信部1704は、端末装置102からユーザが選択した時間帯を受信した場合、ユーザが選択した時間帯に基づく追加クーポン情報を送信する。
また、送信部1704は、端末装置102からクーポン情報の発行要求を受信した場合、追加特典決定部1703が決定したユーザに対する追加特典を送信する。例えば、送信部1704は、時間帯および時間帯に対する割引率を端末装置102に送信する。
また、上記の形態に加え、受信部1701は、端末装置102から購買宣言のキャンセルを受信することができる。この場合、ユーザが購買宣言の来店日より前に来店して、購買宣言の購入物品を購入した時、追加特典決定部1703は、ユーザが購買宣言の来店日より前に来店して、購買宣言の購入物品を購入した場合の回数を信頼係数に反映することができる。例えば、追加特典決定部1703は、購買宣言の来店日に来店して購入した場合より、信頼係数を低くし、購買宣言の来店日に来店しなかった場合より高くすることができる。
さらに、上記の形態に加え、クーポン情報配信装置101は、事前決済の機能を有することができる。この場合、ユーザが購入を宣言した物品を取っておくことができるため、売り切れを防ぐことができる。さらに、クーポン情報配信装置101は、決済まで済ませるため、損失リスクをなくすことができる。このため、クーポン情報配信装置101、事前決済をした場合、さらにユーザが購入を宣言した物品に対して割引率を高く設定することができる。
(クーポン発行動作処理手順の一例)
図18は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101のクーポン発行動作処理手順の一例を示すフローチャートである。図18において、まず、クーポン情報配信装置101は、端末装置102のユーザがログインしたか否かを判断する(ステップS1801)。例えば、クーポン情報配信装置101は、端末装置102からユーザIDとパスワードを受信することによってユーザがログインしたと判断することができる。
図18は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101のクーポン発行動作処理手順の一例を示すフローチャートである。図18において、まず、クーポン情報配信装置101は、端末装置102のユーザがログインしたか否かを判断する(ステップS1801)。例えば、クーポン情報配信装置101は、端末装置102からユーザIDとパスワードを受信することによってユーザがログインしたと判断することができる。
ユーザがログインしない場合(ステップS1801:No)、クーポン情報配信装置101の処理は、ステップS1801に戻る。ユーザがログインした場合(ステップS1801:Yes)、クーポン情報配信装置101は、端末装置102から来店日、購入予定金額、購入物品および数量を含む購買宣言を受信する(ステップS1802)。例えば、クーポン情報配信装置101は、端末装置102の入力画面1400にユーザが入力した来店日、購入予定金額、購入物品および数量を受信する。
クーポン情報配信装置101は、来店日、購入予定金額を購買宣言DB400に登録する(ステップS1803)。この際、例えば、クーポン情報配信装置101は、宣言IDを生成し、ログイン時に使用したユーザIDを購買宣言DB400に登録する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、購買宣言DB400にレコード400−5が登録される。
クーポン情報配信装置101は、購入物品、数量を購買宣言物品明細DB500に登録する(ステップS1804)。この際、例えば、クーポン情報配信装置101は、IDを生成し、購買宣言DB400の宣言IDを購買宣言物品明細DB500に登録する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、購買宣言物品明細DB500にレコード500−2、500−3が登録される。
クーポン情報配信装置101は、ユーザに対する特典を算出する(ステップS1805)。ここで、クーポン情報配信装置101が、ユーザに対する特典を算出するユーザ割引率算出処理手順は、図19で後述する。
クーポン情報配信装置101は、時間帯に対する追加特典を算出する(ステップS1806)。ここで、クーポン情報配信装置101が、時間帯に対する追加特典を算出する追加特典算出処理手順は、図20で後述する。
クーポン情報配信装置101は、購買宣言に対するクーポン情報および時間帯に対する追加特典を送信する(ステップS1807)。例えば、クーポン情報配信装置101は、端末装置102にクーポン表示画面1500を送信する。また、クーポン情報配信装置101は、時間帯毎に追加特典を算出して、追加特典がある時間帯と当該時間帯に対する追加特典を送信する。
クーポン情報配信装置101は、端末装置102から時間帯を受信したか否かを判断する(ステップS1808)。例えば、クーポン情報配信装置101は、端末装置102から、クーポン表示画面1500の追加割引項目1520の項目を受信することによって端末装置102から時間帯を受信したと判断することができる。ここで、クーポン情報配信装置101は、選択されていない追加割引項目1520の項目を受信することもできる。
端末装置102から時間帯を受信しない場合(ステップS1808:No)、クーポン情報配信装置101の処理は、ステップS1808に戻る。端末装置102から時間帯を受信した場合(ステップS1808:Yes)、クーポン情報配信装置101は、時間帯に対する追加クーポン情報1610を送信する(ステップS1809)。
クーポン情報配信装置101は、購入物品に対する物品クーポン情報1620を送信する(ステップS1810)。例えば、クーポン情報配信装置101は、端末装置102に追加クーポン表示画面1600を送信することで、追加クーポン情報1610と物品クーポン情報1620を送信することができる。
これにより、本フローチャートにおける一連の処理は終了する。本フローチャートを実行することで、クーポン情報配信装置101は、ユーザが来店すると宣言した日に利用可能なクーポン情報を送信することができる。さらに、クーポン情報配信装置101は、ユーザが来店すると宣言した日の特定の時間帯、およびユーザが購入を宣言した物品に利用可能なクーポン情報を送信することができる。
(ユーザ割引率算出処理手順の一例)
図19は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101のユーザ割引率算出処理手順の一例を示すフローチャートである。図19において、まず、クーポン情報配信装置101は、特典1DB700から購入予定金額に基づく第1特典を算出する(ステップS1901)。例えば、クーポン情報配信装置101は、ステップS1802で受信した購入予定金額に対応する特典1DB700のレコードの特典を第1特典として算出する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、購入予定金額が「6,000円」であるため、第1特典として「2%off」を算出する。
図19は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101のユーザ割引率算出処理手順の一例を示すフローチャートである。図19において、まず、クーポン情報配信装置101は、特典1DB700から購入予定金額に基づく第1特典を算出する(ステップS1901)。例えば、クーポン情報配信装置101は、ステップS1802で受信した購入予定金額に対応する特典1DB700のレコードの特典を第1特典として算出する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、購入予定金額が「6,000円」であるため、第1特典として「2%off」を算出する。
クーポン情報配信装置101は、ユーザDB600から信頼係数を算出する(ステップS1902)。クーポン情報配信装置101は、特典2DB800から信頼係数に基づく第2特典を算出する(ステップS1903)。例えば、クーポン情報配信装置101は、ステップS1902で算出した信頼係数に対応する特典2DB800のレコードの特典を第2特典として算出する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、ユーザDB600から、ユーザ「fff@ffff.ne.jp」の信頼係数を例えば「0.3」と算出する。また、クーポン情報配信装置101は、信頼係数が「0.3」であるため、第2特典として「なし」を算出する。
クーポン情報配信装置101は、特典3DB900から前回超過金額に基づく第3特典を算出する(ステップS1904)。例えば、クーポン情報配信装置101は、ログインしたユーザに対応するユーザDB600のレコードの前回の買い物で宣言より多く購入した金額を前回超過金額とすることができる。クーポン情報配信装置101は、前回超過金額に対応する特典3DB900のレコードの特典を第3特典として算出する。具体的には、ユーザ「fff@ffff.ne.jp」の場合、クーポン情報配信装置101は、前回の買い物で宣言より多く購入した金額が「800円」であるため、第3特典として「なし」を算出する。
クーポン情報配信装置101は、第1特典、第2特典および第3特典よりユーザに対する特典を算出する(ステップS1905)。例えば、クーポン情報配信装置101は、第1特典、第2特典および第3特典を加えることにより、ユーザに対する特典を算出する。具体的に、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、第1特典「2%off」、第2特典「なし」および第3特典「なし」を加えることにより、ユーザに対する特典「2%off」を算出する。
これにより、本フローチャートにおける一連の処理は終了する。本フローチャートを実行することで、クーポン情報配信装置101は、ユーザに対する特典である割引率をユーザ毎に算出することができる。
(追加特典算出処理手順の一例)
図20は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101の追加特典算出処理手順の一例を示すフローチャートである。図20において、まず、クーポン情報配信装置101は、来店実績DB1300から時間帯毎の来店者数を予測する(ステップS2001)。例えば、クーポン情報配信装置101は、時間帯毎に、ステップS1802で受信した来店日の1年前の同日前後1週間の同じ曜日の日の来店者数を、来店日の来店者数と予測することができる。また、クーポン情報配信装置101は、ステップS1802で受信した来店日の天候の予報が、来店日の1年前の同日前後1週間の同じ曜日の日の天候と異なる場合、他の週の同じ曜日の日の同じ天候の日の来店者数を、来店日の来店者数と予測することができる。
図20は、実施の形態にかかるクーポン情報配信装置101の追加特典算出処理手順の一例を示すフローチャートである。図20において、まず、クーポン情報配信装置101は、来店実績DB1300から時間帯毎の来店者数を予測する(ステップS2001)。例えば、クーポン情報配信装置101は、時間帯毎に、ステップS1802で受信した来店日の1年前の同日前後1週間の同じ曜日の日の来店者数を、来店日の来店者数と予測することができる。また、クーポン情報配信装置101は、ステップS1802で受信した来店日の天候の予報が、来店日の1年前の同日前後1週間の同じ曜日の日の天候と異なる場合、他の週の同じ曜日の日の同じ天候の日の来店者数を、来店日の来店者数と予測することができる。
具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、2014年11月15日土曜日の1年前の同日前後1週間の同じ曜日の日、2013年11月16日の来店者数を来店者数とする。例えば、時間帯10:00−11:00に対して、クーポン情報配信装置101は、来店者数を「1255」人と予測する。
クーポン情報配信装置101は、追加特典1DB1000から来店者数に基づく第1追加特典を時間帯毎に算出する(ステップS2002)。例えば、クーポン情報配信装置101は、ステップS2001で予測した来店者数に対応する追加特典1DB1000のレコードの追加特典を第1追加特典として算出する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、来店者数が「1255」人であるため、第1特典として「+1%off」を算出する。
クーポン情報配信装置101は、来店実績DB1300から買い物者数を時間帯毎に予測する(ステップS2003)。例えば、クーポン情報配信装置101は、ステップS2001で予測した来店者数のレコードの買い物者数を、来店日の買い物者数と予測することができる。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、買い物者数を「832」人と予測する。
クーポン情報配信装置101は、来店者数および買い物者数から繁忙係数を時間帯毎に算出する(ステップS2004)。例えば、クーポン情報配信装置101は、買い物者数を来店者数で除算することより、繁忙係数を算出する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、繁忙係数を832/1255=0.66・・・と算出する。
クーポン情報配信装置101は、追加特典2DB1100から繁忙係数に基づく第2追加特典を時間帯毎に算出する(ステップS2005)。例えば、クーポン情報配信装置101は、ステップS2004で算出した繁忙係数に対応する追加特典2DB1100のレコードの追加特典を第2追加特典として算出する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、繁忙係数が「0.66」であるため、第2特典として「なし」を算出する。
クーポン情報配信装置101は、第1追加特典および第2追加特典より追加特典を時間帯毎に算出する(ステップS2006)。例えば、クーポン情報配信装置101は、第1追加特典および第2追加特典を加えることにより、ユーザに対する追加特典を算出する。具体的には、図14に入力された情報が送信された場合、クーポン情報配信装置101は、第1追加特典「+1%off」および第2追加特典「なし」を加えることにより、ユーザに対する追加特典「+1%off」を算出する。
これにより、本フローチャートにおける一連の処理は終了する。本フローチャートを実行することで、クーポン情報配信装置101は、ユーザに対する追加特典である割引率を時間毎に算出することができる。
以上説明したように、クーポン情報配信装置101は、来店日を含む事前情報を端末装置102から受信する。クーポン情報配信装置101は、事前情報と記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて、来店日における1つ以上の時間帯と、1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを端末装置102に送信する。クーポン情報配信装置101は、1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を端末装置102から受信すると、来店日の指定された時間帯に利用可能な、指定された時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を端末装置102に配信する。
これにより、クーポン情報配信装置101は、来店日の来客者数の少ない時間帯に割引率の高いクーポン情報を配信できるため、来客者数の少ない時間帯にユーザを来店させることが可能になる。このため、クーポン情報配信装置101は、店舗の時間帯毎の来客者数の平準化を図ることが可能となる。また、店舗の時間帯毎の来客者数が平準化されるため、店舗は、来客者数が多くなる時間帯にパートタイマー等の人数を多く用意しなくてもよくなる。また、クーポン情報配信装置101は、消費者に来店する日と時間を指定させ、双方向でコミュニケーションを行うため、ユーザに時間帯毎の割引率のクーポン情報を配布するより、ユーザが来店する可能性が高くなる。このため、クーポン情報配信装置101は、ユーザが来店する日の時間帯の来客者数を予測することが可能になる。
また、事前情報は、購入金額を含み、クーポン情報配信装置101は、端末装置102に、来店日の指定された時間帯に、購入金額から所定の差額以内の購入をする際に利用可能な、クーポン情報を配信することができる。
これにより、クーポン情報配信装置101は、購入金額に応じて割引率を決定できる。このため、クーポン情報配信装置101は、多く購入するユーザに対して、割引率を高く決定でき、多く購入するユーザを優遇して、囲い込むことができる。また、事前情報に購入金額を含むため、クーポン情報配信装置101は、来店日での売り上げを予測することができる。また、事前情報に購入金額を入力させるため、来店日のみを入力されることに比べて、入力量が増えるため、クーポン情報配信装置101は、来店するつもりがないのに事前情報を送信することを防ぐことができる。
また、記憶手段は、端末装置102のユーザの購入履歴をさらに記憶し、クーポン情報配信装置101は、購入履歴および購入金額に応じて決定される割引情報を端末装置102に送信することができる。
これにより、クーポン情報配信装置101は、購入履歴に応じて割引率を決定できる。このため、クーポン情報配信装置101は、今まで多く購入したユーザに対して、割引率を高く決定でき、今まで多く購入したユーザを優遇して、囲い込むことができる。
また、購入履歴は、クーポン情報配信装置101が事前情報を受信した回数と、事前情報に含まれる来店日に来店した回数とを有し、割引情報は、受信した回数に対する来店した回数の割合に応じて決定されることができる。
これにより、クーポン情報配信装置101は、事前情報の来店日に来店したことに応じて割引率を決定できる。このため、クーポン情報配信装置101は、事前情報の来店日に来店し、宣言を守るユーザに対して、割引率を高く決定でき、信頼できるユーザを優遇して、囲い込むことができる。
また、クーポン情報配信装置101は、購入物品の購入数量をさらに端末装置102から受信し、購入物品を購入する際に利用可能な、クーポン情報を配信することができる。
これにより、クーポン情報配信装置101は、購入物品および購入物品の購入数量を事前に知ることができる。このため、クーポン情報配信装置101は、過去データの分析ではなく、ユーザからの直の声を指標とする、需要予測をするためのデータを提供できる。
なお、本実施の形態で説明したクーポン情報配信方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本クーポン情報配信プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本クーポン情報配信プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理を実行させることを特徴とするクーポン情報配信プログラム。
来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理を実行させることを特徴とするクーポン情報配信プログラム。
(付記2)前記事前情報は、購入金額をさらに含み、
前記送信する処理は、前記購入金額に応じて決定される割引情報をさらに前記端末装置に送信し、
前記配信する処理は、前記来店日の指定された前記時間帯に前記購入金額から所定の差額以内の購入をする際に利用可能な、前記購入金額と指定された前記時間帯とに応じた割引を行う前記クーポン情報を配信する、
ことを特徴とする付記1に記載のクーポン情報配信プログラム。
前記送信する処理は、前記購入金額に応じて決定される割引情報をさらに前記端末装置に送信し、
前記配信する処理は、前記来店日の指定された前記時間帯に前記購入金額から所定の差額以内の購入をする際に利用可能な、前記購入金額と指定された前記時間帯とに応じた割引を行う前記クーポン情報を配信する、
ことを特徴とする付記1に記載のクーポン情報配信プログラム。
(付記3)前記記憶手段は、前記端末装置のユーザの購入履歴をさらに記憶し、
前記送信する処理は、前記購入履歴および前記購入金額に応じて決定される前記割引情報を前記端末装置に送信する、
ことを特徴とする付記2に記載のクーポン情報配信プログラム。
前記送信する処理は、前記購入履歴および前記購入金額に応じて決定される前記割引情報を前記端末装置に送信する、
ことを特徴とする付記2に記載のクーポン情報配信プログラム。
(付記4)前記購入履歴は、前記事前情報を受信した回数と、前記事前情報に含まれる来店日に来店した回数とを有し、
前記割引情報は、前記受信した回数に対する前記来店した回数の割合に応じて決定される、
ことを特徴とする付記3に記載のクーポン情報配信プログラム。
前記割引情報は、前記受信した回数に対する前記来店した回数の割合に応じて決定される、
ことを特徴とする付記3に記載のクーポン情報配信プログラム。
(付記5)前記受信する処理は、購入物品の購入数量をさらに前記端末装置から受信し、
前記配信する処理は、前記購入物品を購入する際に利用可能な、前記購入物品に応じた他のクーポン情報をさらに配信する、
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のクーポン情報配信プログラム。
前記配信する処理は、前記購入物品を購入する際に利用可能な、前記購入物品に応じた他のクーポン情報をさらに配信する、
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のクーポン情報配信プログラム。
(付記6)来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理をコンピュータに実行させるクーポン情報配信プログラムを記録したことを特徴とする前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理をコンピュータに実行させるクーポン情報配信プログラムを記録したことを特徴とする前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
(付記7)来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
制御部を有することを特徴とするクーポン情報配信装置。
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
制御部を有することを特徴とするクーポン情報配信装置。
(付記8)コンピュータが、
来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理を実行することを特徴とするクーポン情報配信方法。
来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理を実行することを特徴とするクーポン情報配信方法。
101 クーポン情報配信装置
102 端末装置
1701 受信部
1702 特典決定部
1703 追加特典決定部
1704 送信部
102 端末装置
1701 受信部
1702 特典決定部
1703 追加特典決定部
1704 送信部
Claims (7)
- コンピュータに、
来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理を実行させることを特徴とするクーポン情報配信プログラム。 - 前記事前情報は、購入金額をさらに含み、
前記送信する処理は、前記購入金額に応じて決定される割引情報をさらに前記端末装置に送信し、
前記配信する処理は、前記来店日の指定された前記時間帯に前記購入金額から所定の差額以内の購入をする際に利用可能な、前記購入金額と指定された前記時間帯とに応じた割引を行う前記クーポン情報を配信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のクーポン情報配信プログラム。 - 前記記憶手段は、前記端末装置のユーザの購入履歴をさらに記憶し、
前記送信する処理は、前記購入履歴および前記購入金額に応じて決定される前記割引情報を前記端末装置に送信する、
ことを特徴とする請求項2に記載のクーポン情報配信プログラム。 - 前記購入履歴は、前記事前情報を受信した回数と、前記事前情報に含まれる来店日に来店した回数とを有し、
前記割引情報は、前記受信した回数に対する前記来店した回数の割合に応じて決定される、
ことを特徴とする請求項3に記載のクーポン情報配信プログラム。 - 前記受信する処理は、購入物品の購入数量をさらに前記端末装置から受信し、
前記配信する処理は、前記購入物品を購入する際に利用可能な、前記購入物品に応じた他のクーポン情報をさらに配信する、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のクーポン情報配信プログラム。 - 来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
制御部を有することを特徴とするクーポン情報配信装置。 - コンピュータが、
来店日を含む事前情報を端末装置から受信し、
受信した前記事前情報と、記憶手段に記憶された店舗の繁忙情報とに基づいて決定される、前記来店日における1つ以上の時間帯と、前記1つ以上の時間帯それぞれに対応する割引率とを前記端末装置に送信し、
前記端末装置から、前記1つ以上の時間帯の中から時間帯の指定を受け付けると、前記来店日の指定された前記時間帯に利用可能な、指定された前記時間帯に応じた割引を行うクーポン情報を前記端末装置に配信する、
処理を実行することを特徴とするクーポン情報配信方法。
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