JP2009163139A - 画像形成装置 - Google Patents

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Shingo Matsushita
慎吾 松下
Motoya Sano
元哉 佐野
Takashi Fujii
隆 藤井
Hiroshi Kubo
宏 久保
Shinya Kitaoka
真也 北岡
Takeshi Akai
武志 赤井
Norio Kimura
憲雄 木村
Kenichiro Morita
健一郎 森田
Atsushi Kaneya
厚史 兼谷
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Abstract

【課題】ADFの原稿載置台にセットされた原稿に対して綴じ等の後処理を指示された場合、原稿の取出し前に原稿の枚数を予測することによって原稿読取りおよび画像形成を行う前に後処理の可否を判断し、ユーザに通知することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ADF400と、装置本体300と、シート部材後処理装置500とを備えた複写機80において、ADF400のADFコントローラは、原稿載置台に原稿の枚数を予測し、予測枚数情報を装置本体300の本体制御部へ送信し、シート部材後処理装置500の後処理コントローラは、後処理を施すことのできる後処理可能枚数を示す後処理可能枚数情報を前記本体制御部へ送信し、前記本体制御部は、前記予測枚数情報と前記後処理可能枚数情報とに基づいて原稿の搬送開始前に後処理の可否を判断し、装置本体300のLCD表示部108aに後処理情報(例えば、警告メッセージ)を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステープル機能等の後処理機能を有する画像形成装置に関するものである。
昨今の複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、機器単体にてコピーやプリントアウトをするだけではなく、機器の上流側には自動原稿搬送装置(以下、ADFともいう)、下流側には出力される記録紙に綴じなどの処理を行う後処理装置等が装着される構成が多い。例えば、ADFに原稿をセットし、記録紙に後処理装置にて綴じ処理を行うように画像形成装置の操作部から指示することは通常に行われている。しかしながら、後処理装置の綴じ処理能力は決まっているため、ADFに後処理の綴じ処理能力以上の枚数の原稿がセットされた状態で、操作部から綴じ処理の指示が行われた場合は記録紙に綴じ処理を行うことはできない。
このような場合、従来の画像処理装置では主に次の2つの方法にて処理されていた。
1つ目の方法は、後処理装置に記録紙が綴じ能力以上の枚数が搬入されて来たときに後処理装置側で判断し、綴じ処理を行わずに後処理装置の排紙トレイへ排紙し、あるいは画像形成装置に記録紙の出力を停止するように依頼するものである。
2つ目の方法は、画像形成装置にて原稿を読取る際に原稿の枚数をカウントし、後処理装置の綴じ処理能力以上の枚数の原稿が読取られていないかを画像形成装置で判断し、後処理装置の綴じ処理能力を超えたものと判断した場合は画像形成を停止させるか、後処理装置にその旨を通知し後処理は綴じ処理を行わずに後処理装置の排紙トレイへ排紙させるものである。
前述した2つの方法は、読取られた原稿の枚数が後処理装置の綴じ処理能力を超えていないかの判断を後処理装置で行うか画像形成装置で行うかの違いはあるものの、すでに画像読取りおよび画像形成を開始してしまっており、出力された記録紙に対してはユーザ自ら綴じ処理を行う等の作業が生じてしまう。
また、例えばユーザが原稿をセットし、綴じ処理を指示してスタートした後にその場を離れてしまった場合、ユーザが戻ってきた時に要求した全ての部数が綴じ処理をされずに後処理の排紙トレイに記録紙が排紙されているか、1部目の途中で画像形成が停止していることがある。
そこで、この種の画像形成装置には、複写動作中における画像複写の一時中断を防止するために、原稿トレイに積載した原稿を給紙する給紙ローラの移動量を計測し、さらに原稿枚数を予測し、原稿枚数の予測結果と操作部から指定された複写部数とに基づいて、全複写シート枚数を予測し、予測した全複写シート枚数が排出シートを収容する装置の収容可能な枚数を超える場合、これを複写動作開始前に確認しているものがある(例えば、特許文献1参照)。なお、給紙ローラは移動して原稿に当接するとともに給紙を開始するため、複写動作の確認は原稿の搬送(給紙)開始後あるいは読取り開始後に行われることになる。
また、ステープル処理を諦めることなく印刷を継続するために、フィニッシャによるステープル処理を伴う印刷作業において、原稿読取り作業および印刷作業中に読取り枚数および印刷枚数がステープル許容枚数を越えると判断した場合に、1部目の印刷はステープル処理なしで行い、1部目の読取り時に読取った原稿枚数からステープル許容枚数内に収まる集約印刷手順を計算して、2部目以降は1部目と同様にステープル処理なしの印刷か、あるいは集約画像によるステープル処理を伴う印刷のいずれを行うかを操作部から選択可能にしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−7188号公報 特開2003−57999号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、原稿載置台上の原稿束に給紙ローラ(ピックアップローラに相当する)が接して原稿が取出され、給紙されて読取られる前に原稿の枚数を予測し、原稿搬送、原稿読取り(画像読取り)および画像形成が行われる前に後処理の可否を判断する点についてさらに改善の余地がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、ADFの原稿載置台にセットされた原稿に対して綴じ等の後処理を指示された場合、原稿の取出し前に原稿の枚数を予測することによって原稿搬送、画像読取りおよび画像形成を行う前に後処理の可否を判断し、ユーザに通知することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
(1)本発明の画像形成装置は、原稿の画像を読取る画像読取手段と、原稿載置台の原稿を前記画像読取手段の読取位置へ1枚ずつ搬送する原稿搬送手段と、前記画像読取手段により読取られた前記原稿の画像を所定の用紙に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により前記原稿の画像が形成された前記用紙に対して後処理を施す後処理手段と、前記後処理手段の後処理の可否に関する後処理情報を表示する後処理情報表示手段と、を備え、前記原稿載置台に複数の原稿が載置された状態で前記複数の原稿の枚数を予測して得られた原稿予測枚数と、前記後処理手段が後処理を施すことのできる後処理可能枚数と、に基づいて前記原稿の搬送開始前に後処理の可否を判断し、前記後処理情報表示手段に前記後処理情報を表示させることに特徴がある。
ここで、後処理は例えば、画像形成されたシート(印刷済み用紙)を綴るステープル処理に相当する。後処理情報は例えば、原稿セット枚数の予測値(予測枚数)が後処理手段の能力(後処理可能枚数数)を超えたことを示す警告メッセージに相当する。
(2)本発明の画像形成装置は、原稿の画像を読取る画像読取手段と、原稿載置台の原稿を前記画像読取手段の読取位置へ1枚ずつ搬送する原稿搬送手段と、前記画像読取手段により読取られた前記原稿の画像を所定の用紙に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により前記原稿の画像が形成された前記用紙に対して後処理を施す後処理手段と、前記後処理手段の後処理の可否に関する後処理情報を表示する後処理情報表示手段と、前記画像読取手段、前記後処理情報表示手段および前記画像形成手段を制御する読取形成制御手段と、前記原稿搬送手段を制御する搬送制御手段と、前記後処理手段を制御する後処理制御手段と、前記読取形成制御手段と前記搬送制御手段との通信を行う第1通信手段と、前記読取形成制御手段と前記後処理制御手段との通信を行う第2通信手段と、を備え、前記搬送制御手段は、前記原稿載置台に複数の原稿が載置された状態で前記複数の原稿の枚数を予測し、前記第1通信手段を介して前記複数の原稿の予測枚数を示す予測枚数情報を前記読取形成制御手段へ送信し、前記後処理制御手段は、前記第2通信手段を介して後処理を施すことのできる後処理可能枚数を示す後処理可能枚数情報を前記読取形成制御手段へ送信し、前記読取形成制御手段は、前記予測枚数情報と前記後処理可能枚数情報とに基づいて前記原稿の搬送開始前に後処理の可否を判断し、前記後処理情報表示手段に前記後処理情報を表示させることに特徴がある。
(3)本発明の画像形成装置において、前記原稿搬送手段は、前記原稿載置台に載置された前記複数の原稿の最上位から1枚ずつ分離する分離手段と、前記原稿載置台を初期位置から前記分離手段による分離位置まで移動する移動手段と、を備え、前記搬送制御手段は、前記移動手段によって前記原稿載置台が初期位置から分離位置まで移動されたときの移動量に基づいて前記複数の原稿の枚数を予測することに特徴がある。
ここで、初期位置は例えば、原稿がセットされていない待機状態で可動原稿テーブルが底板ホームポジションセンサに検知される位置に相当する。分離位置は例えば、原稿セット時にピックアップローラが可動原稿テーブルの上昇に応じて押上げられ、テーブル上昇センサに検知される位置(上限位置)に相当する。
(4)本発明の画像形成装置において、前記移動手段を駆動するパルスモータを備え、前記搬送制御手段は、前記パルスモータに入力されたパルス数に基づいて前記移動量を算出することに特徴がある。
(5)本発明の画像形成装置において、前記後処理情報表示手段により前記後処理情報が表示された場合、前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送を開始するか否かを選択する搬送選択情報を入力する搬送選択入力手段を備えたことに特徴がある。
(6)本発明の画像形成装置において、前記搬送選択入力手段により所定時間内に前記搬送選択情報が入力されなかった場合、前記読取形成制御手段の制御によって前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成が継続して行われ、前記後処理制御手段の制御によって前記後処理手段による後処理が中止されることに特徴がある。
(7)本発明の画像形成装置において、前記搬送選択入力手段により所定時間内に前記搬送選択情報が入力されなかった場合、前記読取形成制御手段の制御によって前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成が中止され、前記後処理制御手段の制御によって前記後処理手段による後処理が中止されることに特徴がある。
(8)本発明の画像形成装置において、前記搬送選択入力手段により所定時間内に前記搬送選択情報が入力されなかった場合、前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成を継続し、かつ前記後処理手段による後処理を中止するか、または前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成を中止し、かつ前記後処理手段による後処理を中止するかを予め選択する継続中止選択情報を入力する継続中止選択入力手段を備えたことに特徴がある。
(9)本発明の画像形成装置において、前記原稿搬送手段は、前記分離手段によって分離された1枚の原稿の厚さを測定する厚さ測定手段を備え、前記搬送制御手段は、前記移動量と前記厚さ測定手段によって測定された前記原稿の厚さとに基づいて前記複数の原稿の枚数を再び予測し、前記第1通信手段を介して前記複数の原稿の再予測枚数を示す再予測枚数情報を前記読取形成制御手段へ送信し、前記読取形成制御手段は、前記再予測枚数情報と前記後処理可能枚数情報とに基づいて前記後処理の可否を判断し、前記後処理情報表示手段に前記後処理情報を再表示させることに特徴がある。
(1)本発明は、原稿載置台に複数の原稿が載置された状態で複数の原稿の枚数を予測して得られた原稿予測枚数と、後処理手段が後処理を施すことのできる後処理可能枚数と、に基づいて原稿の搬送開始前に後処理の可否を判断し、後処理情報表示手段に後処理情報を表示させるので、例えば、原稿セット時に原稿セット枚数を予測し、予測枚数に基づいて原稿フィード前にユーザに対する警告メッセージを表示することができるという効果を有する画像形成装置を提供することができる。
(2)本発明によれば、読取形成制御手段と搬送制御手段との通信を行う第1通信手段と、読取形成制御手段と後処理制御手段との通信を行う第2通信手段と、原稿載置台に複数の原稿が載置された状態で前記複数の原稿の枚数を予測し、第1通信手段を介して前記複数の原稿の予測枚数を示す予測枚数情報を読取形成制御手段へ送信する搬送制御手段と、第2通信手段を介して後処理を施すことのできる後処理可能枚数を示す後処理可能枚数情報を読取形成制御手段へ送信する後処理制御手段と、前記予測枚数情報と前記後処理可能枚数情報とに基づいて前記原稿の搬送開始前に後処理の可否を判断し、後処理情報表示手段に後処理情報を表示させる読取形成制御手段と、を設けることにより、例えば、画像読取手段および後処理情報表示手段を備えた画像形成装置と、自動原稿搬送装置と、シート材後処理装置と、からなる画像形成システムにおいて、原稿セット時に原稿セット枚数を予測し、予測枚数に基づいて原稿フィード前にユーザに対する警告メッセージを表示することができる。そして、ユーザは無駄な画像読取りや画像形成を行う前に警告メッセージ等によって設定入力した後処理の可否を知ることができる。
(3)本発明によれば、搬送制御手段は、移動手段によって原稿載置台が初期位置から分離位置まで移動されたときの移動量に基づいて原稿の枚数を予測するので、特に原稿の枚数を測定するための構成を要せず、従前と同様の構成で原稿セット枚数を予測することができる。
(4)本発明によれば、搬送制御手段は、原稿載置台の移動手段を駆動するパルスモータに入力されたパルス数に基づいて原稿載置台の移動量を算出するので、例えば、移動手段の駆動時間に基づいて原稿載置台の移動量を算出するのに比べ、可動原稿テーブルの移動量を精度良く計測することができる。よって、原稿セット枚数の予測精度が向上する。
(5)本発明によれば、後処理情報表示手段により後処理情報が表示された場合、原稿搬送手段による原稿の搬送を開始するか否かを選択する搬送選択情報を入力する搬送選択入力手段を備えたことにより、ユーザは警告メッセージ等の後処理情報を認識したうえで、原稿の搬送を開始し、画像形成を継続するか否かを選択することができる。
(6)本発明によれば、搬送選択入力手段により所定時間内に搬送選択情報が入力されなかった場合、画像形成(原稿搬送、画像読取りを含む)が継続して行われ、後処理手段による後処理が中止されるので、ユーザは少なくとも画像形成済みの用紙を取得することができ、画像形成の中止による時間的ロスを防ぐことができる。
(7)本発明によれば、搬送選択入力手段により所定時間内に搬送選択情報が入力されなかった場合、画像形成(原稿搬送、画像読取りを含む)が中止されるとともに、後処理手段による後処理が中止されるので、ユーザは綴じられていない未処理の画像形成済み用紙を受取って煩雑な作業(例えば、手作業による綴じ)を行う必要がない。
(8)本発明によれば、搬送選択入力手段により所定時間内に前記搬送選択情報が入力されなかった場合の処理(画像形成の継続と後処理の中止、または画像形成と後処理の中止)を予め選択する継続中止選択入力手段を設けたことにより、ユーザは予め任意に前記処理を選択することができる。したがって、画像形成装置の設置環境やユーザの使用方法に柔軟に対応することができ、使い勝手が良くなる。
(9)本発明によれば、搬送制御手段は、原稿載置台の移動量と、分離された1枚の原稿の厚さを測定する厚さ測定手段によって測定された原稿の厚さと、に基づいて原稿セット枚数を再び予測し、再予測枚数を示す再予測枚数情報を読取形成制御手段へ送信し、読取形成制御手段は、再予測枚数情報と後処理可能枚数情報とに基づいて後処理の可否を判断し、後処理情報表示手段に後処理情報を再表示させるので、例えば、原稿セット時の後処理可否判断によって後処理可能であったものが、原稿フィード後の精度の高い厚さ測定手段による測定に基づいて後処理不可能とされた場合に、警告メッセージを出力することができる。よって、ユーザに対し、精度の高い後処理可否判断によって的確な後処理情報を通知することができる。
以下、本発明の実施の一形態としての画像形成装置について、図面を用いて説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態としての複写機を図1に示す。
図1において、複写機80は、装置本体300と、装置本体300の上部に取付けられた自動原稿搬送装置(ADF)400と、装置本体300に外付けされたフィニッシャ(
シート部材後処理装置)500と、を有する構成である。
装置本体300は、給紙部300a、印刷部(画像形成部)300b、第1読取部(スキャナ部)81、操作部108(図5参照)、等を備えている。
給紙部300aは、図示しない給紙トレイ内に積載した用紙中から1枚ずつ取出して印刷部300bへ搬送するようになっている。印刷部300bは、例えば、電子写真式の画像形成部であって、感光体の周辺に帯電部、露光部、現像部、転写部、クリーニング部、定着部、等を順次配置した構成を有している。第1読取部81は、ADF400によってスリットガラス21aおよびコンタクトガラス21b(図3参照、以下、単にコンタクトガラスともいう)上に搬送されてきた原稿の画像を光学的に読取り、読取った画像データを光電変換、アナログ・ディジタル変換(A/D変換)した後、画像メモリに蓄積するようになっている。操作部108は、LCD表示部108aおよび各種キー108b、108c、108d(図2参照)を備えている。ADF400は、装置本体300上部のコンタクトガラス上に1枚ずつ原稿を搬送し、第1読取部81または第1読取部81および第2読取部25(図3参照)に読取られた後の原稿を排紙するようになっている。フィニッシャ500は、詳細に図示しないが内部にステープル機構を備えており、装置本体300の排出口から排出された印刷済み用紙を1枚ずつ受入れて積載するステープルトレイと、ステープルトレイに積載された所定枚数の用紙にステープル処理を施すステープル装置と、ステープル処理が施された用紙を排出する用紙排紙トレイ502と、を備えている。
次に、本発明の第1の実施の形態としての操作部パネルを図2に示す。
図2において、操作部108は、ユーザに対するメッセージ等の各種情報を表示するLCD表示部108aと、複写機80の操作に必要な情報を入力するためのテンキー108bと、画像読取りおよび画像形成の開始、停止を指示するためのストップキー108c、スタートキー108dと、複写機80の電源のオン、オフを指示するための電源キー108eと、を有している。
LCD表示部108aには、テンキー108b等の操作によって設定入力された情報(例えば、複写(コピー)部数、片面読取り、両面読取り、拡大、縮小、集約、ステープル処理の有無)、画像読取りが行われた原稿枚数、画像形成が行われた用紙枚数、等が表示されるようになっている。また、原稿セット時に予測された原稿セット枚数が後処理能力(ステープル処理可能なシート(用紙)枚数)を超えている場合、LCD表示部108aには、図2に示すように警告メッセージが表示されるようになっている。さらに、LCD表示部108aには、ステープル処理等の後処理および画像編集等の画像形成方法を選択するための選択情報が表示され、テンキー108b等の操作によって選択されるようになっている。なお、本実施の形態に限らず、LCD表示部108aの画面表示による警告に替えてランプの点灯やブザーの鳴動を行うようにしても良い。
次に、本発明の第1の実施の形態としてのADFの詳細な構成を図3に示す。
図3において、ADF400は、複写機80の装置本体300にヒンジ等の連結部材で連結され、コンタクトガラス21b上に開閉自在に搭載されている。ADF400は、読取対象の原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた原稿束から一枚毎原稿を分離して搬送する分離給紙部B、搬送された原稿を一次突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部C、搬送される原稿を反転させて、原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送する反転部D、原稿の表面画像を、コンタクトガラス21bの下方より読取らせる第1読取搬送部E、表面(第1面)読取り後の原稿の裏面(第2面)の画像を読取る第2読取搬送部F、表裏の読取りが完了した原稿を装置外に排出する排紙部G、読取り完了後の原稿を排紙トレイ29に積載保持するスタック部H、を含む機構部を有している。
原稿セット部Aは、原稿テーブル2、可変原稿テーブル3、セットフィラー4、原稿セットセンサ5、底板ホームポジション(HP)センサ6、ピックアップローラ7、テーブル上昇センサ8、原稿長さセンサ30、31等を有している。分離給紙部Bは、給紙ベルト9、リバースローラ10、等を有している。レジスト部Cは、突き当てセンサ11、プルアウトローラ12、原稿幅センサ13、等を有している。反転部Dは、中間ローラ14、読取入口センサ15、読取入口ローラ16、レジストセンサ17、等を有している。第1読取搬送部Eは、読取入口ガイド18、第1読取搬送ローラ19、読取出口ガイド22、読取出口ローラ23、読取搬送ガイド32、等を有している。第2読取搬送部Fは、排紙センサ24、第2読取部25、第2読取搬送ローラ26、CIS出口ローラ27、等を有している。排紙部Gは、排紙ローラ28、等を有している。スタック部Hは、排紙トレイ29、等を有している。
ADF400は、第1読取部81の光学系を固定して、読取対象の原稿1を所定の速度で搬送しながら、第1読取部81、第2読取部25の一方または両方で画像を読取るシートスルー方式(自動搬送モード)と、読取対象の原稿を固定して、第1読取部81の光学系を移動させながら画像を読取る原稿固定読取方式(圧板モード)のいずれにも対応可能なものである。なお、第2読取部25は等倍光学系の密着イメージセンサ(CIS)を有し、図示していないコンタクトガラス等とともにユニット化されている。前述したシートスルー読取方式で原稿の両面を読取る場合、第1読取部81で第1面を読取り、連続して第2読取部25で第2面を読取るようになっている。
次に、本発明の第1の実施の形態としての複写機の制御部の構成を図4に示す。
図4に示すように、複写機80の装置本体300、ADF400およびシート部材後処理500は、それぞれ制御手段として本体制御部111、ADFコントローラ100および後処理コントローラ501を有し、これらの制御手段は、例えば、CPUおよびメモリ部(RAM/ROM等)を有するマイクロコンピュータで構成されている。本体制御部111とADFコントローラ100とは、通信手段(例えば、通信インタフェース107(図5参照))によって通信可能となっている。また、本体制御部111と後処理コントローラ501とは、図示していない通信手段によって通信可能となっている。本体制御部111は通信手段を用いてADF400とシート部材後処理装置500の双方から必要な情報を入力するようになっている。なお、ZESMは予備の信号であり、電圧供給の通知等に用いられる。LAMPGTは第1読取部81の露光(オン、オフ)を示す信号である。原稿セットは、原稿セットセンサ5によって原稿テーブル2への原稿セット検知を示す信号である。APSは、APSセンサ301(図5参照)による圧板(ADF400の下面)の開閉検知信号である。
特に、本体制御部111は、複写機80の電源オン時に後処理コントローラ501から通信手段を介して後処理能力の情報を入力し、メモリ部(後処理能力記憶手段)に記憶するようになっている。また、本体制御部111は、原稿テーブル2への原稿セット時にADFコントローラ400からインタフェース107を介して原稿セット枚数の情報(予測値)を入力し、メモリ部(原稿セット枚数記憶手段)に記憶するようになっている。さらに、本体制御部111は、メモリ部に記憶された後処理能力の情報と原稿セット枚数の情報とに基づいてシート部材後処理装置500の後処理の可否を判断するようになっている(読取形成制御手段)。
次に、本発明の第1の実施の形態としての複写機の装置本体とADFの制御部の構成を図5に示す。
図5に示すように、ADFコントローラ100は、各種センサ5、6、8、11、13、15、17、301からの信号を入力して本体制御部111に送信するとともに、本体制御部111からの制御信号および各種センサからの信号に基づいて駆動部の各種モータ101〜105等による一連の搬送動作を制御するようになっている。また、ADFコントローラ100は、ADF側に配設された第2読取部25に対して電源を供給するとともに、本体制御部111から送信される制御信号に基づいて、第2読取部25に対して読取タイミングを示すタイミング信号を送出し、露光のための光源を点灯/消灯させるようになっている。
本体制御部111は、操作部108の操作に基づいて画像読取りおよび画像形成に関する情報(設定)を入力するとともに、ADFコントローラ100から送信される信号に基づいて第1読取部81に対して読取タイミングを示すタイミング信号を送出し、露光のための光源を点灯/消灯させるようになっている。さらに、本体制御部111は、画像形成に関する設定と、第1読取部81で読取られた原稿(第1面)の画像データ(または第1読取部81および第2読取部25で読取られた原稿(第1面、第2面)の画像データ)とに基づいて画像形成部を駆動させ、所定の用紙に画像形成を行うようになっている。
以上のように構成された複写機80について、図6を用いてその装置本体300の電源オン時の処理を説明する。
電源キー108eの操作に基づいて複写機80に電源電圧が供給され(ステップS101)、装置本体300の本体制御部111の立ち上げが完了すると(ステップS102)、まず、本体制御部111はシート部材後処理装置の後処理コントローラ501との通信を開始する(ステップS103)。この通信で後処理コントローラ501から後処理能力(例えば、ステープル処理可能なシート枚数)の情報(信号)を受信すると(ステップS104)、本体制御部111は前述のマイクロコンピュータのメモリ部に後処理能力の情報を記憶する(ステップS105)。次いで、本体制御部111はADFコントローラ100との通信を開始する(ステップS106)。
次に、複写機80について、図7を用いてその装置本体300の原稿セット時の処理を説明する。
前述したように、本体制御部111はADFコントローラ100との通信を行い、ADFコントローラ100から原稿セットセンサ5の検知信号を受信した後、さらに原稿セット枚数の情報(信号)を受信すると(ステップS201)、前述のマイクロコンピュータのメモリ部に原稿セット枚数の情報を記憶する(ステップS202)。次いで、本体制御部111は操作部108の操作に基づいて後処理の設定情報を入力する(ステップS203)。例えば、前述の原稿セット枚数を10部、ステープル処理することを示す情報を入力する。ここで入力した後処理の設定情報は前述のマイクロコンピュータのメモリ部に記憶される。
この後、操作部108の操作に基づいて操作部108からインタフェース106を介して複写開始要求を受信すると(ステップS204)、本体制御部111は前述のマイクロコンピュータのメモリ部に記憶された後処理能力の情報と原稿セット枚数の情報とに基づいて後処理が可能であるか否かを判断する(ステップS205)。ここで後処理が可能であると判断した場合、本体制御部111はADFコントローラ100に対して原稿搬送開始要求を送信する(ステップS206)。一方、後処理が不可能であると判断した場合、本体制御部111は操作部108のLCD表示部108aに警告メッセージ(図2参照)を出力させる(ステップS207)。この警告メッセージにより、ユーザは原稿テーブル2上の原稿を減数してセットし直すか、あるいは後処理の設定を解除することになる。
なお、本実施の形態では、原稿セット後にユーザが後処理の設定を行ってから複写動作開始としているが、ユーザが後処理等の設定を行った後に原稿をセットするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、予測した原稿セット枚数が後処理能力を超えた場合に警告メッセージを出力するようにしたが、これに限らず、後処理が可能なことを示すOKメッセージをも出力するようにしても良い。
次に、複写機80について、図8を用いてそのADFコントローラ100の原稿セット時の処理を説明する。
まず、ユーザによって可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上に、原稿面を上向きにして原稿がセットされる。ここで図示しないサイドガイドによって搬送方向と直行する方向の位置決めが行われる。
前述した原稿のセットは、セットフィラー4の位置に基づいて原稿セットセンサ5により検知され、原稿セットセンサ5からADFコントローラ100に対して検知信号が出力される。この出力に基づいて、ADFコントローラ100から通信インタフェース107を介して本体制御部111に対し、検知情報(信号)が送信される。また、原稿のセットに伴い、原稿テーブル面に設けられた原稿長さセンサ30、31からADFコントローラ100に対して検知信号が出力される。この出力に基づいて、ADFコントローラ100は原稿の搬送方向長さの概略を判定する。なお、原稿長さセンサ30、31は、反射型センサまたは原稿1枚にても検知可能なアクチェータ・タイプのセンサからなり、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なように配置されている。
原稿セットセンサ5による原稿セットの検知に基づいて、ADFコントローラ100は底板上昇モータ105を正転させて原稿束の最上面がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる(ステップS301)。なお、可動原稿テーブル3は、原稿がセットされていない場合に底板HPセンサ6により検知される位置に待機し、原稿がセットされると下降し(図3中、b方向)、さらに底板上昇モータ105の駆動で上昇する(図3中、a方向)。
可動原稿テーブル3の上昇によって底板HPセンサ6がオフになると(ステップS302)、ADFコントローラ100は可動原稿テーブル3の移動量を検出するためにタイマカウントを開始する(ステップS303)。この後、可動テーブル3上の原稿上面によりピックアップローラ7が押上げられて(図3中、c方向)、テーブル上昇検知センサ8により検知されると(ステップS304)、ADFコントローラ100は底板上昇モータ105を停止させるとともにタイマカウントを終了する(ステップS305)。なお、ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101の駆動でカム機構により上下方向(図3中、c、d方向)に動作すると共に、可動テーブル3の上昇で押上げられてテーブル上昇検知センサ8により上限を検知されるようになっている。
次いで、ADFコントローラ100はステップS305で取得したタイマカウント値(底板上昇モータ105の駆動時間に相当する)に基づいて可動原稿テーブル3の移動量を検出し、この移動量に基づいて原稿セット枚数を予測し、予測した原稿セット枚数の情報を本体制御部111へ送信する(ステップS306)。具体的には、予め設定された原稿1枚当りの厚さと可動原稿テーブル3の移動量(原稿束の厚さ)とに基づいて原稿セット枚数を予測する。例えば、操作部108の操作によって原稿の種類を入力し、これに基づいて厚さを設定するようにしても良い。
なお、底板上昇モータ105はパルスモータであるために、本実施の形態に限らず、底板上昇モータ105に入力された駆動パルス数を計測し、これに基づいて可動原稿テーブル3の移動量を検出するようにしてもよい。この構成によれば、底板上昇モータ105の駆動時間を計測する方法に比べて精度良く、可動原稿テーブル3の移動量を検出することができる。よって、原稿セット枚数の予測精度も向上する。
次いで、ADFコントローラ100は、本体制御部111の原稿搬送命令(原稿給紙信号)を受信すると(ステップS307)、給紙モータ102を正転させてピックアップローラ7を回転駆動させる。この回転駆動によって、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿がピックアップされる。なお、原稿給紙信号(原稿搬送命令、原稿搬送開始要求に相当する)は、本体制御部111によってスタートキー108dの操作が検出されると、本体制御部111からインタフェース107を介してADFコントローラ100へ送信される。
さらに、複写機80について、そのADFコントローラ100の原稿搬送時(フィード開始後)の動作を説明する。
前述したように給紙モータ102の正転によりピックアップローラ7が回転駆動するとともに、給紙ベルト9は給紙方向に駆動され、リバースローラ10は給紙と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿とその下の原稿を分離する。この分離作用によって、最上位の原稿のみが給紙される。
給紙ベルト9とリバースローラ10とにより1枚ずつ分離された原稿は給紙ベルト9によってさらに搬送され、突き当てセンサ11によって先端が検知されさらに進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる。この後、突き当てセンサ11の検知から所定量定められた距離搬送され、結果的には、プルアウトローラ12に所定量の撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることにより、給紙ベルト9の駆動が停止する。この時、ピックアップモータ101を回転させてピックアップローラ7を原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト9の搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、プルアウトローラ12のニップ部に進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
次いで、給紙モータ102の逆転によりプルアウトローラ12および中間ローラ14が駆動され、スキュー補正された原稿はプルアウトローラ12から中間ローラ14へと搬送される。なお、給紙モータ102の逆転時には、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されない。ここで、原稿幅センサ13は奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さは、原稿の先端後端を突き当てセンサ11で読取ることによりモータパルスから検知する。
次いで、中間ローラ14により搬送された原稿の先端が読取入口センサ15により検知されると、読取入口ローラ16のニップ部に原稿の先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするための減速を開始すると同時に、読取モータ103を正転駆動して読取入口ローラ16、読取出口ローラ23、CIS出口ローラ27を駆動する。原稿の先端がレジストセンサ17にて検知されると、所定の搬送距離をかけて減速し、読取位置20の手前で一時停止するとともに、ADFコントローラ100は本体制御部111へ通信インタフェース107を介してレジスト停止信号を送信する。
次いで、本体制御部111から送信された読取開始信号を受信すると、ADFコントローラ100は、レジスト停止していた原稿が読取位置20に原稿先端が到達するまで所定の搬送速度に立上がるように加速して搬送させる。ここで、ADFコントローラ100は、読取モータ103のパルスカウントを行い、原稿先端が第1読取部81に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号は、第1読取部81を原稿後端が抜けるまで送信される。
片面読取りの場合には、読取搬送部Eを通過した原稿は第2読取部25を経て排紙部Gへ搬送される。この際、排紙センサ24により原稿の先端が検知されると、ADFコントローラ100は、排紙モータ104を正転駆動させて排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、ADFコントローラ100は、排紙センサ24による原稿の先端検知からの排紙モータ104のパルスカウントを行い、原稿後端が排紙ローラ28のニップ部から抜ける直前に排紙モータ104の駆動速度を減速させ、排紙された原稿が排紙トレイ29から飛び出さないように制御する。
両面読取りの場合には、ADFコントローラ100は、排紙センサ24にて原稿先端が検知されてから読取モータ103のパルスカウントを行い、第2読取部25に原稿先端が到達するタイミングで、第2読取部25に対して副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号は第2読取部25を原稿後端が抜けるまで送信される。第2読取部25による画像読取り時、第2読取搬送ローラ26は原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取部25におけるシェーディングデータを取得するための白基準部として用いられる。
このような本発明の第1の実施の形態としての複写機80によれば、本体制御部111は画像読取り開始前(原稿セット時)にADFコントローラ100から原稿セット枚数の予測枚数情報を受信し、後処理コントローラ501から後処理能力(後処理可能枚数)の情報を受信し、双方の情報に基づいて後処理の可否を判断し、判断結果に応じて警告メッセージ(後処理情報)を出力するので、ユーザは原稿フィード前に後処理の可否を知ることができる。したがって、無駄な画像読取りおよび画像形成を回避することができる。なお、操作部108のLCD表示部108aに警告メッセージを出力するので、ユーザは容易に視認することができる。
また、本実施の形態によれば、原稿セット枚数を予測するために新たな構成部品を要さない。例えば、ADF400の原稿テーブル2が大量(例えば、2000枚超)の原稿を積載可能な場合についても、従来の構成で原稿セット枚数の予測を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態としての複写機の操作部の構成を図9に示す。これは、第1の実施の形態とはステープル処理等の後処理についての警告メッセージを表示するとともに、操作部108の操作に基づいて後処理の継続、中止を選択するようにした点が相違している。なお、第1の実施の形態と同一構成については同一符号を付与して説明を省略する。
図9において、操作部108は、後処理についての警告メッセージ、後処理の継続、中止を指示するための情報、等を表示するLCD表示部108aを有している。LCD表示部108aは、原稿テーブル2に対する原稿セット枚数がシート部材後処理装置500の後処理能力を超えている場合、警告メッセージとともに、装置本体300、ADF400およびシート部材後処理装置500の処理を継続するか中止するかの選択を促す選択情報(搬送選択情報)を表示するようになっている。
以上のように構成された複写機80について、図10(a)を用いてその本体制御部111の選択画面表示処理を説明する。
まず、第1の実施の形態に基づいて操作部108から複写開始要求を受信すると、本体制御部111は前述のマイクロコンピュータのメモリ部に記憶した後処理能力の情報と原稿セット枚数の情報とに基づいて後処理が可能であるか否かを判断する。ここで、後処理が不可能であると判断した場合、本体制御部111はLCD表示部108aに原稿セット枚数がシート部材後処理装置500の後処理能力を超えていることを示す警告メッセージとともに、処理を継続する場合はスタートキー108dを押し、処理を中止する場合にはストップキー108cを押すように促すメッセージを表示させ、さらに表示時間を計測するためのタイマカウントを開始する(ステップS401)。
この後、本体制御部111はストップキー108cの押下を検出すると(ステップS402)、ADFコントローラ100に対して原稿搬送中止要求(信号)を送信し、原稿の搬送を中止させる(ステップS403)。また、本体制御部111はスタートキー108dの押下を検出すると(ステップS404)、ADFコントローラ100に対して原稿搬送開始要求(信号)を送信し、原稿の搬送を開始させる(ステップS405)。さらに、本体制御部111は所定時間(例えば、60秒)が経過してもキー操作がなされないと(ステップS406)、前述のように原稿搬送開始要求(信号)を送信し、ADFコントローラ100に原稿の搬送を開始させる(ステップS405)。
このような本発明の第2の実施の形態としての複写機80によれば、LCD表示部108aに警告メッセージおよびキー操作を促すメッセージを表示し、ユーザのキー操作に基づいて原稿搬送、画像読取りおよび画像形成の継続または中止を指示するようにしたことにより、ユーザが任意に継続または中止を選択することができる。また、例えば、片面ずつの画像形成を両面の画像形成に変更し、あるいは原稿を集約して画像形成を行う等、後処理が可能となるように変更して継続することも可能となる。
また、本実施の形態によれば、LCD表示部108aに警告メッセージおよびキー操作を促すメッセージを表示してから所定時間が経過してもキー操作がなされないと、原稿の搬送を開始するようにしたことにより、ユーザが大量の出力設定をして一旦複写機80から離れ、再び戻ってきたときに画像形成が行われていないという事態を回避し、時間的ロスを防ぐことができる。
なお、前述した実施形態では、LCD表示部108aに警告メッセージおよびキー操作を促すメッセージを表示してから所定時間が経過してもキー操作がなされないと、原稿の搬送を開始するようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、所定時間が経過してもキー操作がなされないと、原稿の搬送を中止するようにしても良い。この場合の本体制御部111の選択画面表示処理を図10(b)に示す。ここで、本体制御部111は前述したようにタイマカウントを開始し(ステップS501)、所定時間内にスタートキー108dの押下を検出すると(ステップS502)、ADFコントローラ100に原稿の搬送を開始させる(ステップS503)。一方、本体制御部111は所定時間内にストップキー108cの押下を検出するか(ステップS504)、または所定時間内にキー操作を検出しなかった場合に(ステップS506)、ADFコントローラ100に対して搬送中止要求(信号)を送信し、原稿の搬送を中止させる(ステップS505)。
この構成によれば、ユーザが大量の出力設定をして複写機80から離れ、再び戻ってきたときに、ユーザの意図していない状態(所望の後処理がなされていない状態)でシートが出力されることを防ぎ、ユーザに画像形成のやり直しや手作業による後処理等、無駄な追加作業や画像形成処理を防ぐことができる。
また、前述した実施形態では、LCD表示部108aに警告メッセージおよびキー操作を促すメッセージを表示してから所定時間が経過してもキー操作がなされないと、原稿の搬送を開始するようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、前記メッセージを表示してから所定時間が経過してもキー操作がなされない場合に原稿の搬送を開始するか、中止するかをユーザによる操作部108の操作に基づいて予め選択するようにしてもよい。
この構成によれば、ユーザの使用方法や複写機80の設置環境に応じて、所定時間経過後の処理を適切に設定することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態としての複写機の厚さ検出機構を図11に示す。同じく、変位センサの出力電圧と検出距離(厚さ)との関係を図12に示す。これは、第1の実施の形態とは、原稿のフィード開始後に1枚の厚さを計測し、計測結果に基づいて原稿セット枚数を再び予測し、予測結果に応じて警告メッセージを出力する点が相違している。なお、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。
図11において、厚さ検出機構は、プルアウト従動ローラ12bの軸120をプルアウト駆動ローラ12aの軸方向に付勢する圧縮スプリング403と、圧縮スプリング403の両端に取付けられた2つの取付部材401、402と、2つの取付部材401、402の位置変動(距離の変化)を検出する変位センサ404と、を有する構成である。一方の取付部材401は、プルアウト従動ローラ12bの軸120を回転自在に支持するものである。他方の取付部材402は、ADF400の筐体フレームに固設されている。2つの取付部材401、402は対向配置され、プルアウトローラ12のニップ部に原稿1が進入することによって双方の距離(圧縮スプリング403の伸縮方向における距離)が変化するようになっている。変位センサ404は、例えば光学的に2つの取付部材401、402の距離を検出するものであって、図12に示すように、その出力電圧と検出距離とは比例関係にある。したがって、ADFコントローラ100は、プルアウトローラ12のニップ部に原稿1が進入しないときの出力電圧に対応する検出距離と、そのニップ部に原稿1が進入通過したときの出力電圧に対応する検出距離と、の差から原稿1の厚さを検出することができる。
なお、本実施の形態では、プルアウトローラ12に厚さ検出機構を設けたが、これに限らず、例えばリバースローラ10等に設けても良い。
以上のように構成された複写機80について、図13を用いてそのADFコントローラ100の原稿セット時の処理を説明する。
まず、ユーザによって可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上に、原稿面が上向きの状態で原稿が位置決めされ、セットされる。原稿セットセンサ5によって原稿セットが検知され、原稿セットセンサ5による原稿セットの検知に基づいて、ADFコントローラ100は底板上昇モータ105を正転させて原稿束の最上面がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる(ステップS601)。
前述のように、可動原稿テーブル3の上昇によって底板HPセンサ6がオフになると(ステップS602)、ADFコントローラ100は可動原稿テーブル3の移動量を検出すためにタイマカウントを開始する(ステップS603)。この後、可動テーブル3上の原稿上面によりピックアップローラ7が押上げられてテーブル上昇検知センサ8により検知されると(ステップS604)、ADFコントローラ100は底板上昇モータ105を停止させるとともにタイマカウントを終了する(ステップS605)。
次いで、ADFコントローラ100はステップS605で取得したタイマカウント値に基づいて前述のように可動原稿テーブル3の移動量を検出し、この移動量に基づいて原稿セット枚数を予測し、予測した原稿セット枚数の情報を本体制御部111へ送信する(ステップS606)。
次いで、ADFコントローラ100は、本体制御部111の原稿搬送命令(原稿給紙信号)を受信すると(ステップS607)、給紙モータ102を正転させてピックアップローラ7を回転駆動させる。この回転駆動によって、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿がピックアップされる。
この後、給紙ベルト9とリバースローラ10とで分離された1枚の原稿がプルアウトローラ12のニップ部に進入すると(ステップS609)、ADFコントローラ100は、前述のように変位センサ404の出力電圧に基づいて原稿の厚さを検出する(ステップS610)。次いで、ステップS605で取得したタイマカウント値に基づいて予測した可変原稿テーブル3の移動量(原稿束の厚さに相当する)と、ステップS610で検出した1枚の原稿の厚さと、に基づいて原稿セット枚数を算出(予測)し(ステップS611)、その原稿セット枚数の情報を本体制御部111へ送信する(ステップS612)。
次に、本実施の形態の複写機80について、図14を用いてその本体制御部111の原稿搬送時の処理を説明する。
前述のようにADFコントローラ100に対して原稿搬送命令(原稿搬送開始要求)を送信した後、ADFコントローラ100から再び原稿セット枚数の情報が送信されると(ステップS701)、本体制御部111はマイクロコンピュータのメモリ部に記憶された原稿セット枚数の情報を更新する(ステップS702)。さらに、本体制御部111はマイクロコンピュータのメモリ部に記憶された後処理能力(後処理可能なシート枚数)の情報を読出す(ステップS703)。
次いで、本体制御部111は、ステップS702で更新した原稿セット枚数と、ステップS703で読出した後処理能力の情報と、に基づいて原稿セット枚数が後処理能力を超えているか否かを判断する(ステップS704)。ここで、原稿セット枚数が後処理能力を超えていないと判断した場合、本体制御部111は、画像読取りおよび画像形成の動作を実行する。
一方、ステップS704において原稿セット枚数が後処理能力を超えていると判断した場合、本体制御部111は、原稿セット時の後処理能力超過判断で警告メッセージが出力済みか否かを判断する(ステップS705)。ここで、警告メッセージが出力済みであると判断した場合、本体制御部111は画像読取りおよび画像形成の動作を実行する。また、警告メッセージがまだ出力されていないと判断した場合、本体制御部111はLCD表示部108aに警告メッセージ(図2参照)を出力させる(ステップS706)。
このような本発明の第3の実施の形態としての複写機80によれば、分離給紙後の原稿の厚さを検出する変位センサ404を有する厚さ検出機構を設け、原稿セット時に予測した原稿セット枚数に基づいて後処理の可否を判断した後、さらに原稿フィード後に精度の高い変位センサ404の出力に基づいて原稿セット枚数を予測し、後処理の可否を判断することにより、ユーザによって設定された後処理について早期の可否判断と精度の高い的確な可否判断とを行うことができる。
また、本実施の形態によれば、後処理について早期の可否判断で実行可能と判断した後、原稿フィード後に後処理能力を超えるものと判断した場合に、警告メッセージを出力することにより、装置の信頼性を高め、予告なしに後処理が解除されるという事態を回避することができる。
なお、前述した実施の形態では、原稿セット時に予測した原稿セット枚数に基づいて後処理の可否を判断した後、さらに原稿フィード後に精度の高い変位センサ404の出力に基づいて原稿セット枚数を予測するようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、原稿セット時には原稿セット枚数を予測せず、原稿フィード後に精度の高い変位センサ404の出力に基づいて原稿セット枚数を予測するようにしてもよい。
この構成によれば、前述した実施の形態に比べて早期(原稿セット時)の後処理可否判断は行われないが、変位センサ404の出力に基づいて精度の高い後処理可否判断が行われるので、警告メッセージの出力処理等を簡素化することができ、かつ装置の信頼性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態としての画像形成システムの正面図である。 本発明の第1の実施の形態としての操作部の正面図である。 本発明の第1の実施の形態としての自動原稿搬送装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態としての画像形成システムの制御部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態としての自動原稿搬送装置の制御部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態としての画像形成装置の電源オン時の制御フローチャートである。 本発明の第1の実施の形態としての画像形成装置の原稿セット時の制御フローチャートである。 本発明の第1の実施の形態としての自動原稿搬送装置の原稿セット時の制御フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態としての操作部の正面図である。 本発明の第2の実施の形態としての画像形成装置の搬送選択の制御フローチャートである。 本発明の第3の実施の形態としてのADFの厚さ検出機構の断面図である。 本発明の第3の実施の形態としての変位センサの出力電圧と検出距離(厚さ)との関係を示す図である。 本発明の第3の実施の形態としての自動原稿搬送装置の原稿セット時の制御フローチャートである。 本発明の第3の実施の形態としての画像形成装置の原稿搬送時の制御フローチャートである。
符号の説明
1 原稿(原稿束)
2 原稿テーブル
3 可動原稿テーブル
4 セットフィラー
5 原稿セットセンサ
6 底板ホームポジション(HP)センサ
7 ピックアップローラ(分離手段)
8 テーブル上昇センサ
9 給紙ベルト(分離手段)
10 リバースローラ(分離手段)
11 突き当てセンサ
12 プルアウトローラ
12a プルアウト駆動ローラ
12b プルアウト従動ローラ
13 原稿幅センサ
14 中間ローラ
15 読取入口センサ
16 読取入口ローラ
17 レジストセンサ
18 読取入口ガイド
19 第1読取搬送ローラ
20 読取位置
21a スリットガラス
21b コンタクトガラス
22 読取出口ガイド
23a 読取出口駆動ローラ
23b 読取出口従動ローラ
24 排紙センサ
25 第2読取部(画像読取手段)
26 第2読取搬送ローラ
27a CIS出口駆動ローラ
27b CIS出口従動ローラ
28a 排紙駆動ローラ
28b 排紙従動ローラ
29 排紙トレイ
30、31 原稿長さセンサ
32 読取搬送ガイド
80 複写機(画像形成装置、画像形成システム)
81 第1読取部(画像読取手段)
100 ADFコントローラ(搬送制御手段)
101 ピックアップモータ
102 給紙モータ
103 読取モータ
104 排紙モータ
105 底板上昇モータ(移動手段)
107 通信インタフェース(第1通信手段)
108 操作部(搬送選択入力手段、継続中止選択入力手段)
108a LCD表示部(後処理情報表示手段)
108b テンキー
108c ストップキー
108d スタートキー
108e 電源キー
111 本体制御部(読取形成制御手段)
120 軸
300 複写機の装置本体(画像形成手段)
300a 給紙部(画像形成手段)
300b 印刷部(画像形成手段)
301 APSセンサ
400 自動原稿搬送装置(原稿搬送手段)
401、402 取付部材
403 圧縮スプリング
404 変位センサ(厚さ測定手段)
500 シート部材後処理装置(後処理手段)
501 後処理コントローラ(後処理制御手段)

Claims (9)

  1. 原稿の画像を読取る画像読取手段と、原稿載置台の原稿を前記画像読取手段の読取位置へ1枚ずつ搬送する原稿搬送手段と、前記画像読取手段により読取られた前記原稿の画像を所定の用紙に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により前記原稿の画像が形成された前記用紙に対して後処理を施す後処理手段と、前記後処理手段の後処理の可否に関する後処理情報を表示する後処理情報表示手段と、を備え、
    前記原稿載置台に複数の原稿が載置された状態で前記複数の原稿の枚数を予測して得られた原稿予測枚数と、前記後処理手段が後処理を施すことのできる後処理可能枚数と、に基づいて前記原稿の搬送開始前に後処理の可否を判断し、前記後処理情報表示手段に前記後処理情報を表示させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿の画像を読取る画像読取手段と、原稿載置台の原稿を前記画像読取手段の読取位置へ1枚ずつ搬送する原稿搬送手段と、前記画像読取手段により読取られた前記原稿の画像を所定の用紙に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により前記原稿の画像が形成された前記用紙に対して後処理を施す後処理手段と、前記後処理手段の後処理の可否に関する後処理情報を表示する後処理情報表示手段と、前記画像読取手段、前記後処理情報表示手段および前記画像形成手段を制御する読取形成制御手段と、前記原稿搬送手段を制御する搬送制御手段と、前記後処理手段を制御する後処理制御手段と、前記読取形成制御手段と前記搬送制御手段との通信を行う第1通信手段と、前記読取形成制御手段と前記後処理制御手段との通信を行う第2通信手段と、を備え、
    前記搬送制御手段は、前記原稿載置台に複数の原稿が載置された状態で前記複数の原稿の枚数を予測し、前記第1通信手段を介して前記複数の原稿の予測枚数を示す予測枚数情報を前記読取形成制御手段へ送信し、前記後処理制御手段は、前記第2通信手段を介して後処理を施すことのできる後処理可能枚数を示す後処理可能枚数情報を前記読取形成制御手段へ送信し、前記読取形成制御手段は、前記予測枚数情報と前記後処理可能枚数情報とに基づいて前記原稿の搬送開始前に後処理の可否を判断し、前記後処理情報表示手段に前記後処理情報を表示させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記原稿搬送手段は、前記原稿載置台に載置された前記複数の原稿の最上位から1枚ずつ分離する分離手段と、前記原稿載置台を初期位置から前記分離手段による分離位置まで移動する移動手段と、を備え、
    前記搬送制御手段は、前記移動手段によって前記原稿載置台が初期位置から分離位置まで移動されたときの移動量に基づいて前記複数の原稿の枚数を予測することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記移動手段を駆動するパルスモータを備え、
    前記搬送制御手段は、前記パルスモータに入力されたパルス数に基づいて前記移動量を算出することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記後処理情報表示手段により前記後処理情報が表示された場合、前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送を開始するか否かを選択する搬送選択情報を入力する搬送選択入力手段を備えたことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送選択入力手段により所定時間内に前記搬送選択情報が入力されなかった場合、前記読取形成制御手段の制御によって前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成が継続して行われ、前記後処理制御手段の制御によって前記後処理手段による後処理が中止されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送選択入力手段により所定時間内に前記搬送選択情報が入力されなかった場合、前記読取形成制御手段の制御によって前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成が中止され、前記後処理制御手段の制御によって前記後処理手段による後処理が中止されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送選択入力手段により所定時間内に前記搬送選択情報が入力されなかった場合、前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成を継続し、かつ前記後処理手段による後処理を中止するか、または前記原稿搬送手段による前記原稿の搬送、前記画像読取手段による前記原稿の画像読取りおよび前記画像形成手段による前記原稿の画像形成を中止し、かつ前記後処理手段による後処理を中止するかを予め選択する継続中止選択情報を入力する継続中止選択入力手段を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記原稿搬送手段は、前記分離手段によって分離された1枚の原稿の厚さを測定する厚さ測定手段を備え、
    前記搬送制御手段は、前記移動量と前記厚さ測定手段によって測定された前記原稿の厚さとに基づいて前記複数の原稿の枚数を再び予測し、前記第1通信手段を介して前記複数の原稿の再予測枚数を示す再予測枚数情報を前記読取形成制御手段へ送信し、前記読取形成制御手段は、前記再予測枚数情報と前記後処理可能枚数情報とに基づいて前記後処理の可否を判断し、前記後処理情報表示手段に前記後処理情報を再表示させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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