JP2009161204A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な構造を必要とすることなく、定量の飲料を自動で注出することを実現した飲料ディスペンサを提供する。
【解決手段】ディスペンサ本体2に、飲料を注出する注出コック21と、注出コック21を自動的に操作する注出ユニット41とが設けられている。注出コック21は、弁体25、シャフト26、及びレバー27を有しており、レバー27は、シャフト26を介して弁体25の底部25aを上方に引き上げる。注出ユニット41内には、ギヤモータ44に駆動されて回転するレバーカム43が設けられている。レバーカム43の外周面には、注出領域43aと非注出領域43bとが形成されている。レバーカム43が1回転する間において、レバー27の先端部27aとレバーカム43の注出領域43aとが対向する位置にある場合、レバーカム43がレバー27を下方に押圧し、注出コック21が開弁されて飲料が注出される。
【選択図】図2

Description

この発明は、飲料ディスペンサに係り、特に、定量の飲料を自動で注出する構造に関する。
引用文献1には、注出ノズルから飲料を注出するための操作用レバーを、駆動装置で自動的に操作することによって、定量の飲料を注出する飲料ディスペンサが開示されている。これによれば、駆動装置は、その内部を前後方向に移動可能であるとともに、操作用レバーに係合するスライダを備えている。スライダには、その移動方向に沿って延びるラックが取り付けられており、このラックに噛み合いながら回転するピニオンが、駆動装置内に設けられている。また、駆動装置はモータを備えており、モータは、モータに接続された駆動ギヤ、複数の中間ギヤ、ピニオンに接続された従動ギヤ、及びピニオンと噛み合うラックを介して、スライダを駆動する。
飲料の注出時、モータは正転してスライダを前方に移動させ、スライダに係合している操作用レバーを、中立位置から注出位置まで傾かせる。操作用レバーが注出位置まで傾くと、注出ノズルを開閉する弁機構が開弁され、飲料の注出が開始される。飲料の注出が開始されると、モータは、予め設定された注出時間が経過するまで停止して、操作用レバーを注出位置に保持する。注出時間が経過すると、モータは逆転してスライダを後方に移動させ、操作用レバーの位置を中立位置に戻して飲料の注出を完了する。
特開2002−96898号公報
しかしながら、特許文献1に記載の飲料ディスペンサは、スライダを前後方向に移動させることによって操作用レバーを傾けているため、スライダを移動可能に支持するためのガイドレールを駆動装置内に設ける必要や、スライダを移動させるためのラック及びピニオンを設ける必要があり、駆動装置内の構造が複雑になるという問題点を有していた。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、複雑な構造を必要とすることなく、定量の飲料を自動で注出することを実現した飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
この発明に係る飲料ディスペンサは、内部に飲料を貯める飲料タンクと、飲料タンク内の飲料が注出される注出口、及び回動して注出口を開閉するレバーを有する注出コックとを備え、レバーを回動させることにより、注出口を開閉して飲料の注出及び注出の停止を行なう飲料ディスペンサにおいて、レバーに係合可能なレバーカムと、レバーカムを駆動して回転させるギヤモータとを有する注出ユニットをさらに備え、ギヤモータがレバーカムを回転させることにより、レバーカムがレバーを回動させて、飲料の注出及び注出の停止を行なうことを特徴とするものである。
注出ユニットは、注出コックに対して移動可能に設けられ、注出ユニットを移動させることにより、注出コックの前記レバーが、手動での操作が可能となるように露出してもよい。
この発明に係る飲料ディスペンサによれば、ギヤモータに駆動されて回転するレバーカムが、レバーを回動することによって注出口が開閉され、飲料の注出及び注出の停止が行なわれるため、ギヤモータを所定時間回転させるのみで、注出の開始、注出中における開弁状態の保持、注出の停止といった一連の注出動作が完了する。すなわち、予め設定された時間でレバーカム、すなわちギヤモータを回転させれば、定量の飲料が自動的に注出される。したがって、飲料ディスペンサにおいて、複雑な構造を必要とすることなく、定量の飲料を自動で注出することが可能となる。
以下に、この発明の実施の形態について、添付図に基いて説明する。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係る飲料ディスペンサ1を示す。
飲料ディスペンサ1は、箱体からなるディスペンサ本体2を備えている。ディスペンサ本体2の内部には、注出すべき飲料を内部に貯める飲料タンク3が設けられており、飲料タンク3の外周面を、中空の管状部材からなるコイル4が囲んでいる。コイル4は、図示しない熱交換器に接続されて熱交換回路を構成しており、飲料タンク3内の飲料は、コイル4内を流通する冷媒によって冷却または加熱され、所定の温度に保温される。ディスペンサ本体2の前面には、飲料タンク3内の飲料を注出する注出コック21と、注出コック21の上部に配置され、注出コック21を自動的に操作する注出ユニット41とが取り付けられている。注出コック21は、ユニオンナット22を介してディスペンサ本体2に取り付けられており、ディスペンサ本体2内に設けられた注出管5を介して、飲料タンク3と注出コック21とが接続されている。
ここで、図2を用いて注出コック21の構造について説明する。
注出コック21は、ユニオンナット22を介してディスペンサ本体2に取り付けられるコック本体23を備えている。コック本体23の内部には、上方に開口する空洞部23aと、空洞部23aから下方に延びて開口する注出口23bとが形成されている。空洞部23aの側部には、ディスペンサ本体2内の注出管5に接続される管状部23cが形成されており、管状部23cを介して、注出管5と空洞部23aとが連通している。すなわち、飲料タンク3内の飲料は、注出管5、コック本体23の管状部23c、空洞部23aを順次介して、注出口23bから注出される構造となっている。また、コック本体23の上部には、空洞部23aの上方側の開口を閉じるナット24が取り付けられている。
空洞部23aの内部には、可撓性材料からなる弁体25が収容されている。弁体25は、その上端部が開口し、下端部に底部25aが形成された有底の略円筒形状を有しており、弁体25の上端部とナット24とが係合している。一方、弁体25の底部25aは、コック本体23の注出口23bの周縁部に接触しており、弁体25によって、空洞部23aと注出口23bとが遮断された状態となっている。弁体25の底部25aには、略円筒形状を有するシャフト26の一端が埋め込まれており、弁体25の底部25aとシャフト26とが一体となるように固定されている。シャフト26の他端は、上方に延びてナット24を貫通しており、コック本体23の外部に延出したシャフト26に、レバー27が連結されている。シャフト26とレバー27とは、ピン28を介して連結されており、レバー27は、図2の矢印Aで示す方向に回動可能となっている。ここで、ナット24とレバー27とは、シャフト26の中心軸線上に位置しない点Pで接触している。すなわち、矢印Aで示す方向にレバー27を回動させると、レバー27は、点Pを支点としてシャフト26、及びシャフト26の先端部に接続された弁体25の底部25aを上下動させるようになっている。
また、弁体25の内部において、シャフト26の外周部にはコイルばね29が設けられている。コイルばね29の上端部はナット24の底面に接触しており、コイルばね29の下端部は弁体25の底部25aに接触している。すなわち、レバー27を押圧して下方に回動させると、シャフト26を介して弁体25の底部25aが引き上げられ、コック本体23の空洞部23aと注出口23bとが連通して、飲料が注出口23bから注出される構造となっている。また、レバー27に対する押圧を開放すると、弁体25の底部25aが、コイルばね29の作用によって引き下げられて注出口23bの周縁部に押し付けられ、空洞部23aと注出口23bとの連通が遮断されて、飲料の注出が停止される構造となっている。
次に、図2〜4を用いて、注出ユニット41の構造について説明する。
図2に示すように、注出ユニット41は、その内部に注出コック21のレバー27が収容されるように配置されたカバー42を備えている。カバー42の内部には、レバー27を操作するためのレバーカム43と、レバーカム43を駆動するギヤモータ44とが設けられている。レバーカム43には回転軸45が接続されており、レバーカム43と回転軸45とが、図2の矢印Bで示す方向に一体として回転可能となっている。レバーカム43は、一定の厚さを有する円板の一部を切り欠いた部材であって、その外周面には、円形状を有する注出領域43aと、直線形状を有する非注出領域43bとが形成されている。注出領域43aの半径は、レバー27の先端部27aと注出領域43aとが接触した場合に、注出領域43aがレバーを下方に押圧することが可能な半径となっている。非注出領域43bは、注出領域43aに押圧されたレバーを上方に回動させ、注出コック21内の弁体25が、空洞部23aと注出口23bとの連通を遮断するようになっている。
すなわち、飲料ディスペンサ1において、飲料の注出及び注出の停止は、レバーカム43を1回転させ、レバー27とレバーカム43とを係合させることによって行われる。レバーカム43が1回転する間において、レバー27の先端部27aとレバーカム43の注出領域43aとが対向する位置にある場合(図3参照)、レバーカム43によってレバー27が下方に押圧され、注出コック21が開弁されて、飲料が図3の矢印Cで示すように注出されるようになっている。一方、レバー27の先端部27aとレバーカム43の非注出領域43bとが対向する位置にある場合(図2参照)、レバー27はコック本体23内のコイルばね29の作用によって上方に回動し、注出コック21が閉弁されて飲料の注出が停止されるようになっている。
したがって、ギヤモータ44の回転速度を制御することによって、所望する量の飲料を注出することが可能となる。また、レバーカム43が1回転することによって、注出の開始、注出中における開弁状態の保持、注出の停止といった一連の注出動作が完了する。すなわち、定量の飲料を繰り返し注出する場合、注出を行なう毎に、レバーカム43が所定の時間で1回転するようにギヤモータ44を回転させれば、レバー27の先端部27aと、レバーカム43の注出領域43aとが係合している時間も一定になる。レバー27の先端部27aと、レバーカム43の注出領域43aとが係合している時間が一定になれば、注出コック21が開弁している時間も一定になり、定量の飲料を、自動的に繰り返し注出することが可能となっている。
図4に示すように、注出ユニット41は、対向して配置される一対のガイド46を備えており、これらのガイド46を、ギヤモータ44が貫通している。一方のガイド46を貫通したギヤモータ44の先端部には、ギヤモータ44と一体として回転する駆動ギヤ44aが設けられており、駆動ギヤ44aに外接して噛み合う従動ギヤ45aが、ガイド46の側方に設けられている。従動ギヤ45aは、回転軸45(図2参照)に接続されており、レバーカム43及び回転軸45と一体として回転する。また、図4では見えないが、注出コック21のレバー27と注出ユニット41のレバーカム43とは、一対のガイド46の間に収容された状態となっている。
駆動ギヤ44a及び従動ギヤ45aが設けられている側とは反対側であるガイド46の側部には、スイッチカム47と、スイッチカム47によってON/OFFされる検知スイッチ48とが設けられている。スイッチカム47は、回転軸45(図6参照)に接続されており、レバーカム43とスイッチカム47とが一体として回転となっている。検知スイッチ48は、注出コック21の開弁/閉弁が確認するためのスイッチであって、例えば機械的なマイクロスイッチや、電子的なホール素子等を用いて構成することが可能である。また、レバー27は、シャフト26が略円筒形状を有しているため、図4の矢印水平方向に回転可能となっているが、一対のガイド46によって水平方向への回転を規制されており、矢印Aで示す上下方向にのみ回動するようになっている。
カバー42(図2参照)の前面には、ユーザが飲料ディスペンサ1を操作するための操作部49が設けられている。操作部49には、予め設定された定量の飲料を注出するための注出スイッチや、押圧している間、飲料の注出が継続され、任意の量の飲料を注出できる注出スイッチ等、複数の注出スイッチが設けられている。
次に、ディスペンサ本体2に対する注出ユニット41の取り付け構造について説明する。
図2に示すように、ディスペンサ本体2の、注出ユニット41が取り付けられる部位2aには、カバー42の上面42aの上方に延びるレール6が取り付けられている。図4に示すように、レール6は、コ字状断面の両先端部を、さらに内側に折り曲げた断面形状を有している。一方、注出ユニット41のガイド46には、L字状の断面を有する平板であるスライドベアリングベース51が取り付けられており、スライドベアリングベース51には、レール6に係合するスライドベアリング52が取り付けられている。スライドベアリング52は、レール6に沿って摺動可能となっており、図5に示すように、注出ユニット41を矢印Eで示される上方に移動して、一対のガイド46の間に収容されていたレバー27を露出させることが可能となっている。したがって、注出ユニット41の故障時や停電時等、飲料の自動注出を行うことが不可能となった場合、注出ユニット41を上方に移動させることによって、ユーザ自身が手動で飲料の注出を行うことが可能となっている。ここで、注出ユニット41を上方に移動すると、注出コック21のレバー27が、一対のガイド46によって規制されなくなるため、レバー27を回転(図4の矢印D参照)することが可能となっている。すなわち、手動で飲料を注出する際に、ユーザが操作をしやすいように、その先端部27aをユーザ側に向けることが可能となっている。また、注出ユニット41を上方に移動して、ユニオンナット22を緩めれば、注出コック21をディスペンサ本体2から取り外すことができるため、注出コック21の洗浄等のメンテナンスを容易に行うことも可能となっている。
図6に示すように、注出ユニット41の一方のガイド46には、ガイド46、スライドベアリングベース51を貫通するスライドロックピン53が設けられている。スライドロックピン53の先端部は、ディスペンサ本体2の前面に形成された孔2b内に挿入されており、それにより、注出ユニット41の上方への移動が規制されている。スライドロックピン53は、図6の矢印Fで示す方向に移動可能に設けられており、コイルばね54によって、ディスペンサ本体2に向かう方向に付勢されている。また、スライドロックピン53は、下方に延びる摘み部53aを有している。すなわち、ユーザが摘み部53aを摘み、スライドロックピン53をコイルばね54に抗して前方側に移動して、スライドロックピン53をディスペンサ本体2の孔2bから引き抜くことによって、注出ユニット41を上方に移動させることが可能な構造となっている。
図1に戻って、注出コック21の下方に位置するディスペンサ本体2の前面には、飲料を注出する容器7を配置するための載置台8と、容器から溢れた飲料等を受けるためのドレンパン9とが設けられている。載置台8は、ディスペンサ本体2の内部に設けられた重量検出機構10に接続されており、重量検出機構10は、注出コック21から容器に注出された飲料の重量を検出する。また、載置台8の上方に位置するディスペンサ本体2の前面には、複数のカップセンサ11が設けられている。各カップセンサ11は、その前方に容器7が存在するか否かを検出しており、その検出値によって容器の大きさが判別され、複数のサイズの容器に応じた量の飲料を、自動的に注出することが可能となっている。
ディスペンサ本体2内の前面側上部には、飲料ディスペンサ1の動作状態や、飲料タンク3内にある飲料の残量等を表示するための表示部12と、飲料ディスペンサ1の動作を制御するための制御部13とが配置されている。制御部13には、重量検出機構10、カップセンサ11の検出値、操作部49への入力信号、及び検知スイッチ48の検出値等が入力され、それらに応じて、制御部13によるギヤモータ44の回転速度の制御が行われる。ギヤモータ44の回転速度は、容器7の大きさや、ユーザが操作する操作部49の注出スイッチに応じて、予め設定されている。また、制御部13は、ギヤモータ44を動作させた時間から算出される飲料の注出量と、重量検出機構10が検出した飲料の重量とを比較して誤差がある場合、注出量の補正を行う。
次に、この発明の実施の形態1に係る飲料ディスペンサ1の動作について説明する。
まず、図1に示すように、載置台8上に容器7が配置されると、カップセンサ11によって、容器7の大きさが検出される。次いで、注出ユニット41の検知スイッチ48(図6参照)からの出力に基いて、注出コック21が閉弁状態であることが確認され、ユーザが操作部49の注出スイッチを操作すると、飲料の注出が開始される。
図2に示すように、飲料の注出が開始されると、制御部13が、検出された容器7の大きさ、またはユーザによって操作された操作部49の注出スイッチの種類に応じて設定された速度で、ギヤモータ44を回転させる。ギヤモータ44が回転を開始するのに伴って、レバーカム43がギヤモータ44に駆動され、図2の矢印Bで示す方向に回転する。レバーカム43が、その外周面に形成された注出領域43aと、レバー27の先端部27aとが対向する位置(図3参照)まで回転すると、注出領域43aがレバー27を下方に押圧する。レバー27が下方に押圧されると、シャフト26を介して弁体25の底部25aが引き上げられ、コック本体23の空洞部23aと注出口23bとが連通して、飲料が注出口23bから注出される。
レバーカム43が、さらに回転し、レバー27の先端部27aとレバーカム43の非注出領域43bとが対向する位置になると、レバーカム43によるレバー27の押圧が開放される。レバー27に対する押圧を開放されると、弁体25の底部25aが、コイルばね29の作用によって引き下げられて注出口23bの周縁部に押し付けられ、空洞部23aと注出口23bとの連通が遮断されて、飲料の注出が停止される。レバーカム43の回転位置が、その注出領域43aとレバー27の先端部27aとが対向する位置から、非注出領域43bとレバー27の先端部27aとが対向する位置に切り替わるまでの時間は、予め設定されているため、容器7に定量の飲料が注出される。
ここで、制御部13は、ギヤモータ44が回転している時間に基いて、飲料の注出量を算出しているとともに、重量検出機構10が検出した飲料の重量を入力として受け取っている。ギヤモータ44の回転時間から算出される飲料の注出量と、重量検出機構10から出力される飲料の注出量との間に差異がある場合、制御部13は、その差異に基いてギヤモータ44の回転速度を変更し、注出量の補正を行なう。
このように、飲料ディスペンサ1によれば、ギヤモータ44に駆動されて回転するレバーカム43が、レバー27を回動することによって注出口23bが開閉され、飲料の注出及び注出の停止が行なわれるため、ギヤモータ44を所定時間回転させるのみで、注出の開始、注出中における開弁状態の保持、注出の停止といった一連の注出動作が完了する。すなわち、予め設定された時間でレバーカム43、すなわちギヤモータ44を回転させれば、定量の飲料が自動的に注出される。したがって、飲料ディスペンサ1において、複雑な構造を必要とすることなく、定量の飲料を自動で注出することが可能となる。
また、注出ユニット41を、注出コック21に対して移動可能に設け、注出ユニット41を移動させることにより、注出コック21のレバー27が、手動での操作が可能となるように露出させたので、注出ユニット41の故障や停電等が発生した場合においても、自動注出と手動注出とを容易に切り替えることが可能となる。
さらに、載置台8に重量検出機構10を接続し、注出された飲料の量と、ギヤモータ44の回転時間から算出された飲料の注出量との差異に応じて、注出量の補正を行なうようにしたので、さらに正確に、定量の飲料を自動で注出することが可能となる。
実施の形態1において、飲料はディスペンサ本体の内部に設けられた飲料タンク内に貯められたが、飲料ディスペンサが、その内部に飲料タンクを備えることに限定するものではない。例えば、飲料タンクをディスペンサ本体の外部に設け、その内部に貯められた飲料を、ディスペンサ本体内に設けた熱交換パイプ等に通過させることによって、飲料を瞬時に加熱または冷却する方式とすることも可能である。この場合、減圧弁等を用いて熱交換パイプ内を流通する飲料の圧力を一定にしておけば、注出量の補正を行なう必要なく、定量の飲料注出が可能となる。
また、実施の形態1において、予め設定された時間ギヤモータを回転させることによって、レバーカムの回転角度が決定されたが、これに限定するものではなく、例えば、ギヤモータをパルスモータ等とし、ギヤモータ自身の回転角度を検出することによってレバーカムの回転角度を決定することも可能である。
この発明の実施の形態1に係る飲料ディスペンサを示す断面右側面図である。 実施の形態1に係る飲料ディスペンサの構成を説明するための部分拡大断面右側面図である。 実施の形態1に係る飲料ディスペンサの構成を説明するための部分拡大断面右側面図である。 実施の形態1に係る注出コック及び注出ユニットを示す斜視図である。 実施の形態1に係る飲料ディスペンサの構成を説明するための部分拡大断面右側面図である。 実施の形態1に係る飲料ディスペンサの構成を説明するための部分拡大断面左側面図である。
符号の説明
1 飲料ディスペンサ、3 飲料タンク、21 注出コック、23b 注出口、27 レバー、41 注出ユニット、43 レバーカム、44 ギヤモータ。

Claims (2)

  1. 内部に飲料を貯める飲料タンクと、
    前記飲料タンク内の前記飲料が注出される注出口、及び回動して前記注出口を開閉するレバーを有する注出コックと
    を備え、
    前記レバーを回動させることにより、前記注出口を開閉して前記飲料の注出及び注出の停止を行なう飲料ディスペンサにおいて、
    前記レバーに係合可能なレバーカムと、
    前記レバーカムを駆動して回転させるギヤモータと
    を有する注出ユニットをさらに備え、
    前記ギヤモータが前記レバーカムを回転させることにより、
    前記レバーカムが前記レバーを回動させて、前記飲料の注出及び注出の停止を行なうことを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 前記注出ユニットは、前記注出コックに対して移動可能に設けられ、前記注出ユニットを移動させることにより、前記注出コックの前記レバーが、手動での操作が可能となるように露出する請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
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