JP2009160743A - 金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体及びその製造方法 - Google Patents

金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属色を呈するものであってミリ波を透過させることのできるマーク類を内蔵する合成樹脂製成形体を効率良く製造する。
【解決手段】PC(ポリカーボネート)等からなるものであって、透明性を有する表面被覆層5の裏面側に、インジウム(Indium)等の金属からなる金属色層15を、その表面側に有する金属色加飾体1を押し付け、上記金属色層15を上記表面被覆層5の裏面側に転写させる。これによって、表面側からは金属色層15が視認されるものであってミリ波を透過させる合成樹脂製成形体が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属色を呈するマーク類等からなる金属色加飾体を内部に有するものであって、当該金属色加飾体から発せられる金属色を視認することのできるようにした透明性のある合成樹脂製成形体及びその製造方法に関するものである。そして、更に、本発明のものにおいては、透明体からなる合成樹脂製成形体のところに内蔵される上記金属色加飾体を形成する上記金属色層は、所定のミリ波を透過させることができるようになっているものである。
従来の、この種のものとしては、例えば特開昭58−81120号公報記載のものの如く、立体表示をするように形成されたマーク類等を、透明性を有する合成樹脂材(プラスチック材)にて被覆して一体化し、これによってマーク類等が視認されるようにしたプラスチック製成形体を形成させるようにしているものである。そして、このようにして形成されたマーク類等からなるプラスチック製成形体を、自動車等の内装部品あるいは外装部品等に、所定の接着手段等を介してその表面側に取り付けるようにしているものである。
特開昭58−81120号公報
ところで、上記従来のものにおいて、例えば自動車用の内・外装部品に金属色を呈するマーク類を設けようとする場合には、まず、最初に金属色を呈するマーク類を形成させておき、その後に、当該マーク類等を上記内・外装部品の表面に接着手段等を用いて貼り付けるようにしているものである。従って、このような従来のものにおいては装飾体の取付けられる内・外装部品が大形の形態からなるものである場合等においては、小さなマーク類等からなる装飾体の取付けのために、大形の部品を取り廻わさなければならないと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、まず、最初に、金属色を呈するものであって所定のミリ波を透過させることのできるように形成されたマーク類等を設けておき、このような金属色を呈するマーク類を所定の型内に設置して、その後に、その周りに透明性を有する所定の熱可塑性合成樹脂材(プラスチック材)を注入して一体化させ、これによって、ミリ波透過型の金属色層を主に形成される金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体を、少ない工程にて効率良く形成させようとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体に関して、透明性を有する熱可塑性合成樹脂材からなる表面被覆層と、当該表面被覆層の裏面側に所定のベースコート層及び保護膜としての役目を果たすトップコート層を介して設けられるものであって、インジウム(Indium)またはスズ(Sn)からなり、その厚さが300Å〜800Åの値を有するように形成された金属色層を有する金属色加飾体と、当該金属色加飾体の裏面側全体を覆うように設けられるものであって所定の熱可塑性合成樹脂製材にて形成されるバックアップ層と、からなるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項2記載の発明である第二の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記第一の発明と同じである。すなわち、本発明のものにおいては、請求項1記載の金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体に関して、上記金属色加飾体を覆うように形成されるものであって透明性を有する表面被覆層をPC(ポリカーボネート)またはPMMA(ポリメチルメタクリレート)からなるようにし、更に、上記バックアップ層をAES(アクリルニトリル・エチレン−プロピレン−ジエン・スチレン)またはASA(アクリルニトリル・スチレン・アクリゴム)からなるようにした構成を採ることとした。
次に、請求項3記載の発明である第三の発明について説明する。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の発明と同じであり、本発明は、金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体の製造方法に関するものである。すなわち、本発明のものにおいては、金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体の製造方法に関して、高耐熱性合成樹脂材からなるものであって所定の形態に成形加工された基礎成形体を基に、当該基礎成形体の表面側に所定のベースコート層を介してインジウム(Indium)またはスズ(Sn)を蒸着させて金属色を呈するようにする金属色層形成工程と、このような金属色層の形成された基礎成形体を所定の型内に設置するとともに、その金属色層を有する面側に、透明性を有する所定の熱可塑性合成樹脂材をインサート成形手段を用いて設けて表面被覆層を形成させる表面被覆層形成工程と、このように内部に金属色層を有する熱可塑性合成樹脂製成形体からなる表面被覆層の形成された、その裏面側であって上記基礎成形体の存在するところから、当該基礎成形体の表面側に設けられた金属色層を残した状態で基礎成形体を取り除く基礎成形体除去工程と、このように基礎成形体の取り除かれた表面被覆層の裏面側であって上記金属色層の上面側全面にわたって黒色塗装を施す黒色塗装工程と、当該黒色塗装工程にて黒色塗装の施された状態のものを所定の型内に設置して、上記黒色塗装の施された上面側に所定の熱可塑性合成樹脂材からなるバックアップ層をインサート成形手段を用いて形成させるバックアップ層形成工程と、からなるようにした。
請求項1記載の発明である第一の発明について説明する。本発明によれば、透明体からなる表面被覆層からは、インジウム等の金属にて所定の形態を有するように形成された金属色加飾体から発せられる金属色が視認されようになる。そして、この金属色を発する面(金属色層)はインジウム金属等にて形成され、更には所定の厚さに設定されるようになっていることより、この金属色層を有する金属色加飾体は所定の電波(ミリ波)を透過させることができるようになっている。従って、本発明のものにおいては、当該金属色層を有する金属色加飾体の裏側に電波発信装置(ミリ波発信装置)を設置することができるようになる。
次に、請求項2記載の発明である第二の発明について説明する。このものも、基本的には上記請求項1記載の発明である第一の発明のものと同じである。すなわち、本発明においては、金属色加飾体を覆うように設けられるものであって透明性を有する表面被覆層をPCまたはPMMAからなるようにするとともに、これらをインサート成形手段等の所定の成形手段を用いて設け、これによって内部に金属色層を有する合成樹脂製成形体を形成させるようにしたので、金属色層を有するものであってミリ波透過性を有する合成樹脂製成形体を効率良く形成(製造)することができるようになる。
次に、請求項3記載の発明である第三の発明について説明する。このものも、基本的には上記請求項1記載の発明と同じ効果を発揮するものである。すなわち、本発明は、ミリ波透過性のある金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体の製造方法に関するものであり、上記のような工程を採ることによって、ミリ波透過性のある金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体を効率良く製造することができるようになる。
本発明を実施するための最良の形態について、図1ないし図4を基に説明する。このものは、図1に示す如く、金属色を呈するマーク類等からなる金属色加飾体1を内部に有する合成樹脂製成形体に関するものである。具体的には、図2に示す如く、PC(ポリカーボネート)またはPMMA(ポリメチルメタクリレート)等からなる透明性を有する表面被覆層5の裏面側に、インジウム(Indium)またはスズ(Sn)等の金属にて形成される金属色層15を有するものであって所定の形態を有するように形成された金属色加飾体1を有する合成樹脂製成形体に関するものである。
このような構成からなる本実施の形態のものにおいて、金属色を発するとともに、所定のミリ波を透過させるように形成される金属色層15を有する金属色加飾体1の構成について説明する。このものは、基本的には、図2に示す如く、透明性を有するものであってPCまたはPMMAにて形成される表面被覆層5の裏面側に保護膜としての機能を発揮するトップコート層16を介して金属色層15が設けられるようになっているものである。そして、このように設けられた本金属色層15の裏面側にはアクリルウレタン系塗料からなるベースコート層12を介して黒色塗装が施されるようになっているものである。すなわち、黒色塗装層6が設けられるようになっている。そして更に、この黒色塗装層6の上面側にはAES(アクリルニトリル・エチレン−プロピレン−ジエン・スチレン)またはASA(アクリルニトリル・スチレン・アクリゴム)からなるバックアップ層7が設けられるようになっている。なお、このバックアップ層7は、その表面側が全体的に平滑な面を形成するように設けられるようになっている。すなわち、金属色加飾体1を有する本熱可塑性合成樹脂製成形体の裏面側を、全体的に凹凸の無い平滑な面にて形成させるようにする。これによって、本成形体の裏面側に設置されるミリ波発信装置からのミリ波の透過性を良くするようにしているものである。
なお、このようなマーク類等の金属色加飾体1を有しないところ、例えば図1におけるBB断面部等においては、図3に示す如く、透明体からなる表面被覆層5の裏面側にアクリルウレタン系塗料等からなるベースコート層12を設けるとともに、このベースコート層12を介してインジウム等の金属を蒸着させるようにすることも考えられる。これによって、ミリ波透過性を有する金属色層15が透明体からなる表面被覆層5の裏面側全体にわたって形成されることとなる。そして、こような金属色層15の、その裏面側(上面側)には、保護膜としての黒色の塗装層、すなわち黒色塗装層6が設けられるようになっている。なお、この黒色塗装層6は一般的な塗料の塗布によって形成され、その厚さとしては約20〜30ミクロンの値に設定されるようになっている。これによって、金属色層15を有するものであってミリ波透過性を有する合成樹脂製成形体が形成されることとなる。そして、このようにして形成された本実施の形態にかかるものは、裏面側全体が20〜30ミクロンの厚さの黒色塗装層6にて保護されるようになっていることより、全体の厚さを薄くすることができるようになる。また、これによって、全体的に軽量化が図られることとなる。
次に、このような構成からなる本実施の形態にかかるものの、その製造工程について、図4を基に説明する。まず、図4の(A)に示す如く、所定の形態に成形加工された基礎成形体11を基に、この一方の面側に、図4の(B)に示す如く、インジウム等の金属が安定した状態で蒸着されるようにするためのベースコート層12を設ける。具体的にはアクリルウレタン系塗料からなるベースコート剤を塗布する。このような状態において、図4の(C)に示す如く、ベースコート剤の塗布によって形成されたベースコート層12の表面側にインジウム(Indium)等を蒸着させて金属色を呈するようにする。すなわち、300Å〜800Åの値を有するように形成された金属色層15を設ける。これによって、その表面側に金属色層を有する金属色加飾体1が形成されることとなる。次に、図4の(D)に示す如く、インジウム等の蒸着により金属色を呈するようになった金属色加飾体1の表面側にアクリルウレタン系塗料からなるトップコート層16を設ける。
次に、図4の(E)に示す如く、表面にトップコート層16の設けられた金属色加飾体1を所定の型内に設置する。なお、上記トップコート層16は金属色加飾体1の表面の保護、更には後に述べる熱可塑性合成樹脂材からなる表面被覆層5との密着性の向上を図ることを目的に設けられるものである。次に、表面にトップコート層16の設けられた金属色加飾体1の上面側に表面被覆層5をインジェクション成形手段等を用いて設ける。このような工程を経ることによって、金属色層15を有する面側には透明性を有する所定の熱可塑性合成樹脂材、例えばPC(ポリカーボネート)またはPMMA(ポリメチルメタクリレート)等が設けられることとなる。これによって表面被覆層5が形成されることとなる。そして、次に、図4の(F)に示す如く、内部に金属色加飾体1を有する表面被覆層5の裏面側から、表面に金属色層15を有する基礎成形体11を、上記金属色層15を表面被覆層5内に残した状態で取り除く。すなわち、金属色加飾体1の表面側に設けられていた金属色層15を表面被覆層5の裏面側へ転写させる。これによって、金属色層15の輪郭線を明瞭に形成させることができるようになる。このようにして、例えば図4の(G)に示す如く、内部に金属色層15を有するものであって当該金属色層15を外部から視認することのできるように形成された合成樹脂製成形体が形成されることとなる。
次に、図4の(H)に示す如く、金属色加飾体1の裏面側及び当該金属色加飾体1の設けられた表面被覆層5の裏面側全面にわたって黒色塗装を施す。これによって、上記金属色加飾体1を含む合成樹脂製成形体の裏面側全面が黒色塗装層6にて被われるようになる。次に、図4の(I)に示す如く、上記黒色塗装層6にて被われた状態の、その上面側に、AESまたはASAからなるバックアップ層7を設ける。これによって、上記金属色加飾体1の裏面側を含めた本合成樹脂製成形体裏面側全体を凹凸の無い平滑な面からなるようにする。このような工程を経ることによって、全体の成形加工工程が完了する。
このような工程を採ることによって形成された本実施の形態のものにおいては、金属色加飾体1はインジウム金属等からなる金属色層15を主に形成されるようになっていることより、このようなインジウムの発光作用による金属色が発せられるようになる。そして、この金属色を発する層(金属色層)15はインジウム金属等にて形成されるようになっていることより、この金属色層15は所定の電波(ミリ波)を透過させることができるようになる。従って、本実施の形態のものにおいては、当該金属色を呈する金属色加飾体1の裏側に電波発信装置(ミリ波発信装置)を設置することができるようになる。
また、本実施の形態のものにおいては、基礎成形体11を高耐熱性及び難付着性を有する合成樹脂材であるPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)またはPPS(ポリフェニルサルファイド)等にて形成させるとともに、このような高耐熱性の基礎成形体11を基礎に形成される金属色加飾体1を所定の型内に設置し、このような状態において、この周りに上記PEEKまたはPPSよりも融点の低いPCあるいはPMMAをインサート成形手段等の所定の成形加工手段を用いて設け、これによって、上記金属色加飾体1の表面側に設けられた金属色層15を合成樹脂製成形体の裏面側に転写させ、これによって、内部に金属色層15を有する合成樹脂製成形体を形成させるようにした。従って、本実施の形態のものにおいては、金属色層15を内部に有する上記合成樹脂製成形体を効率良く形成することができるようになる。また、本実施の形態のものにおいては、ミリ波透過性のある金属色層15を有するものであって異なった形態からなるもの、例えば複数種類の異なったエンブレム等を有する合成樹脂製成形体を上記エンブレム等を置換えることによって同一の成形型を用いて製造することができるようになり、成形型の共用化を図ることができるようになる。
本発明にかかる金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体の全体構成を示す斜視図である。 本発明の主要部を成す金属色加飾体を有する部分の構造を示す一部断面図である。 本発明にかかる他の部分の構造を示す横断面図である。 本発明にかかる金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体の製造方法を示す工程説明図である。
符号の説明
1 金属色加飾体
11 基礎成形体
12 ベースコート層
15 金属色層
16 トップコート層
5 表面被覆層
6 黒色塗装層
7 バックアップ層














Claims (3)

  1. 透明性を有する熱可塑性合成樹脂材からなる表面被覆層と、当該表面被覆層の裏面側に所定のベースコート層及び保護膜としての役目を果たすトップコート層を介して設けられるものであって、インジウム(Indium)またはスズ(Sn)からなり、その厚さが300Å〜800Åの値を有するように形成された金属色層を有する金属色加飾体と、当該金属色加飾体の裏面側全体を覆うように設けられるものであって所定の熱可塑性合成樹脂製材にて形成されるバックアップ層と、からなることを特徴とする金属色を発する金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体。
  2. 請求項1記載の金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体において、上記金属色加飾体を覆うように形成されるものであって透明性を有する表面被覆層をPC(ポリカーボネート)またはPMMA(ポリメチルメタクリレート)からなるようにし、更に、上記バックアップ層をAES(アクリルニトリル・エチレン−プロピレン−ジエン・スチレン)またはASA(アクリルニトリル・スチレン・アクリゴム)からなるようにしたことを特徴とする金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体。
  3. 高耐熱性合成樹脂材からなるものであって所定の形態に成形加工された基礎成形体を基に、当該基礎成形体の表面側に所定のベースコート層を介してインジウム(Indium)またはスズ(Sn)を蒸着させて金属色を呈するようにする金属色層形成工程と、このような金属色層の形成された基礎成形体を所定の型内に設置するとともに、その金属色層を有する面側に、透明性を有する所定の熱可塑性合成樹脂材をインサート成形手段を用いて設けて表面被覆層を形成させる表面被覆層形成工程と、このように内部に金属色層を有する熱可塑性合成樹脂製成形体からなる表面被覆層の形成された、その裏面側であって上記基礎成形体の存在するところから、当該基礎成形体の表面側に設けられた金属色層を残した状態で基礎成形体を取り除く基礎成形体除去工程と、このように基礎成形体の取り除かれた表面被覆層の裏面側であって上記金属色層の上面側全面にわたって黒色塗装を施す黒色塗装工程と、当該黒色塗装工程にて黒色塗装の施された状態のものを所定の型内に設置して、上記黒色塗装の施された上面側に所定の熱可塑性合成樹脂材からなるバックアップ層を形成させるバックアップ層形成工程と、からなることを特徴とする金属色加飾体を内部に有する合成樹脂製成形体の製造方法。
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