JP2009160101A - 粉末薬剤投与器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬剤貯留室内の薬剤の残量又は薬剤の投与回数又は薬剤の投与回数の残数等を知ることができるようにする。
【解決手段】粉末薬剤投与器において、1回に投与する量の薬剤が貯留される投与薬剤室6を有する本体部2と、薬剤が貯留される薬剤貯留室22と投与される薬剤が噴出する薬剤噴出通路13とを有して本体部2に相対的に往復回動可能に連結され、薬剤貯留室22が投与薬剤室6に連通する薬剤充填位置と薬剤噴出通路13が投与薬剤室6に連通する薬剤投与位置とに切替可能な可動体3と、薬剤噴出通路13内に空気を圧送する空気供給機構4と、本体部2に回動可能に保持され、薬剤の投与回数の残数等を示す表示が記されたリング状のカウンタ14と、可動体3の往復回動動作に伴ってカウンタ14を送り方向にステップ状に回動させる回動機構と、を備え、回動するカウンタ14の表示の変動を視認できるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、粉末状の薬剤を投与する粉末薬剤投与器に関する。
従来、粉末状の薬剤を投与する種々の粉末薬剤投与器が提案されている。特許文献1には、その一例としての粉末投与器が開示されている。
特許文献1に開示された粉末薬剤投与器は、略円筒状の薬剤貯蔵部の平坦な底面に開口する薬剤収容室を設け、薬剤貯蔵部から薬剤収容室内に導入された粉末薬剤を、底面に当接しながら回転する薬剤導入部によって擦り切り、一回の投与分の粉末薬剤を規定している。さらに、その薬剤導入部を薬剤収容室と空気通路とが連通する位置まで回転させることにより、薬剤収容室内の粉末薬剤が空気通路の途中に導入された状態を形成し、その状態でポンプを動作させて空気を圧送することにより、当該粉末薬剤をノズルから外部に向けて噴出させる構造を備えている。
特開2003−175103号公報
しかしながら、特許文献1に記載された粉末薬剤投与器によれば、薬剤収容室内における粉末薬剤の残存状態や、粉末薬剤の噴出回数等を知る手段が設けられていない。薬剤収容室に開閉可能な蓋を設けた場合等には、蓋を開けて薬剤収容室内の粉末薬剤の残量を視認することはできるかもしれないが、蓋の開け閉め等に手間がかかる上、蓋を開けること自体、異物混入や薬剤漏出の観点からは好ましいものではない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、薬剤貯留室内の薬剤の残量又は薬剤の投与回数又は薬剤の投与回数の残数等を知ることができる粉末薬剤投与器を得ることである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、粉末薬剤投与器において、1回の投与分の薬剤を収容する投与薬剤室を有する本体部と、薬剤が貯留される薬剤貯留室と投与される薬剤が噴出する薬剤噴出通路とを有して前記本体部に相対的に往復回動可能に連結され、回動に伴って前記薬剤貯留室が前記投与薬剤室に連通する薬剤充填位置と前記薬剤噴出通路が前記投与薬剤室に連通する薬剤投与位置とに切替可能な可動体と、前記薬剤噴出通路内に空気を圧送する空気供給機構と、前記本体部に回動可能に保持され、前記薬剤貯留室内の薬剤の残量と薬剤の投与回数と薬剤の投与回数の残数とのいずれかを示す表示が記されたカウンタと、前記可動体の往復回動動作に伴って前記カウンタを送り方向にステップ状に回動させる回動機構と、を備え、前記可動体の往復回動動作に伴って回動する前記カウンタの前記表示の変動を視認できるようにしたことである。
本発明によれば、粉末薬剤を投与する際に可動体を本体部に対して相対的に往復回動させると、その往復回動に伴ってカウンタが回動するとともにカウンタに記された表示が変動し、その変動を視認することにより薬剤貯留室内の薬剤の残量又は薬剤の投与回数又は薬剤の投与回数の残数のいずれかを知ることができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態に係る粉末薬剤投与器を図面を用いて説明する。図1は、薬剤投与が可能な薬剤投与位置に可動体を回動させた粉末薬剤投与器を示す正面図である。図2は、その平面図である。図3は、その縦断正面図である。図4は、図3におけるA−A線断面図である。図5は、薬剤投与が不可能な薬剤充填位置に可動体を回動させた粉末薬剤投与器を示す正面図である。図6は、その平面図である。図7は、その縦断正面図である。図8は、図7におけるB−B線断面図である。図9は、カウンタを示す斜視図である。図10は、カウンタの回動動作を説明する説明図である。
粉末薬剤投与器1は、図1ないし図4に示すように、ともに略円筒形状の本体部2と可動体3とを有し、本体部2の円筒方向の一端側に可動体3が連結されている。本体部2への可動体3の連結は、本体部2の円筒方向と直交する方向に可動体3が往復回動可能となるように行なわれている。なお、図2及び図4に示す“M”の位置が、本体部2に対する可動体3の回動中心位置である。
本体部2には、空気供給機構であるポンプ部4と、嵌合凹部5と、投与薬剤室6と、カウンタ収容凹部7と、貫通孔8と、逆止爪部9とが設けられている。
ポンプ部4は、本体部2の内部に形成された空気室10と、この空気室10を囲む可撓性を有するポンプ外周壁11とを備えている。ポンプ外周壁11を押圧して空気室10を圧縮することにより、空気室10内の空気が後述する空気通路12内を通って後述する薬剤噴出通路13内に流入する。
嵌合凹部5は、本体部2における可動体3が連結される側である上部側に形成された円筒状の凹部である。本体部2に可動体3を連結した場合に、可動体3の一部が嵌合凹部5内に入り込んで位置する。
投与薬剤室6は、嵌合凹部5の底面部に形成されたすり鉢状の有底凹部である。この投与薬剤室6は、1回の投与分の粉末薬剤を収容できる容積に形成されている。
カウンタ収容凹部7は、本体部2の上部側に位置して嵌合凹部5の周囲に形成されたリング状の凹部であり、外周側ガイド部7aと内周側ガイド部7bとに挟まれて形成され、後述するリング状のカウンタ14が回動可能に収容される。外周側ガイド部7aは、カウンタ収容凹部7の外周側に位置して連続したリング状の壁部として形成され、内周側ガイド部7bはカウンタ収容凹部7の内周側に位置して3つに分割され円弧状の壁部として形成されている。
貫通孔8は、嵌合凹部5の底面部に形成され、空気室10に連通されている。本体部2に可動体3を連結した場合、可動体3に形成された後述する突出部15が貫通孔8に貫通され、可動体3は貫通孔8に貫通された突出部15を中心として往復回動可能となる。なお、突出部15の先端部には可撓性を有する抜止用の凸部16が形成され、この凸部16が貫通孔8の空気室10側の縁部に係合され、可動体3が本体部2に対して抜止めされている。
逆止爪部9は、本体部2におけるカウンタ収容凹部7の内周側ガイド部7bに形成された爪部である。これらの逆止爪部9は、カウンタ14の内周側に形成された後述する複数の突起17に係合し、カウンタ14が送り方向と逆方向に回動することを規制する。カウンタ14の「送り方向」については、後述する。カウンタ14の突起17の先端部は、内周側ガイド部7bの外周側側面に摺接するように位置している。
可動体3は、可動体3の円筒方向に沿った中央側に位置する太径部19と、太径部19の一端側に形成されたノズル部20と、太径部19の他端側に形成された細径部21と、細径部21の先端側に形成された突出部15と、突出部15の先端側に形成された凸部16とを備えている。本体部2に可動体3を連結した場合、細径部21が嵌合凹部5内に入り込んで位置し、突出部15が貫通孔8に貫通され、可動体3は、貫通孔8に貫通された突出部15を中心として回動可能となる。さらに、可動体3には、薬剤貯留室22と、薬剤噴出通路13と、空気通路12とが形成されている。細径部21は、可動体3の円筒方向と直交する方向の断面形状が楕円形状に形成されている。
薬剤貯留室22は、粉末薬剤が貯留される部屋であり、太径部19内及び細径部21内に連続して形成されている。薬剤貯留室22の下端側には開口23が形成されており、可動体3を図5ないし図8に示す薬剤充填位置に回動させた場合には、開口23を介して薬剤貯留室22と投与薬剤室6とが連通され、薬剤貯留室22内に貯留されている粉末薬剤が投与薬剤室6内に流れ落ちる。なお、薬剤貯留室22の内周面形状は、薬剤貯留室22内の粉末薬剤が投与薬剤室6に向けて流れ落ち易い傾斜面形状に形成されている。
薬剤噴出通路13は、投与薬剤室6内に収容された粉末薬剤をノズル部20から噴出させて患部に投与するための通路であ。薬剤噴出通路13は、細径部21内と薬剤貯留室22内に配設された筒状部24内とノズル部20内とに連続して形成されている。可動体3を図1ないし図4に示す薬剤投与位置に回動させた場合、投与薬剤室6と薬剤噴出通路13とが連通される。なお、可動体3を薬剤投与位置に回動させた場合には、薬剤貯留室22の開口23は嵌合凹部5の底面により閉止され、薬剤貯留室22と投与薬剤室6とは連通しない状態となる。
空気通路12は、細径部21内と突出部15内とに形成され、一端が空気室10に開口し、他端側が鋭角状に屈曲して薬剤噴出通路13に開口している。空気通路12が薬剤噴出通路13に開口する位置は、薬剤噴出通路13の下端側であって投与薬剤室6に近接した位置である。
つぎに、カウンタ14の構造、及び、カウンタ14を回動させる機構について説明する。カウンタ14は、図9に示すようにリング状に形成され、カウンタ14の内周面には複数の突起17が形成されている。これらの突起17は、鋸歯形状に形成され、剛性を有している。なお、カウンタ14の内周面の一部には突起17が形成されていない平滑部25が回動規制手段として形成されている。カウンタ14の一方の端面には、回動規制手段であるストッパ26が設けられている。カウンタ14は、ストッパ26をカウンタ収容凹部7の奥側に向けてカウンタ収容凹部7に収容される。ストッパ26がカウンタ収容凹部7の奥側に設けられている係止部(図示せず)に係止することにより、カウンタ14がそれ以上送り方向に回動することが規制される。
カウンタ14の外周面には、薬剤貯留室22内の粉末薬剤の残量と粉末薬剤の投与回数と粉末薬剤の投与回数の残数とのいずれかを示す表示である目盛27が記されている。この目盛27は、例えば、連続した数値で表わされ、円弧状のカウンタ14の周方向に沿って所定間隔で記されている。なお、「投与回数の残数」とは、この粉末薬剤投与器1において、予め設定されている投与可能回数から投与した回数を減算した数値であり、粉末薬剤の投与をあと何回行なえるかを示している。
可動体3の一部である細径部21における突出部15の近傍位置には、カウンタ14の突起17側に向けて突出する回動爪部28が設けられている。回動爪部28は可撓性を有する板状部材であり、可動体3を薬剤投与位置から薬剤充填位置へ向かう一方向(図2及び図10(a)において矢印aで示す反時計回り方向)に回動させた場合、その回動に伴って撓みながら突起17に乗り上げる向きに形成されている。図10(b)は、可動体3を矢印a方向に回動させることにより、回動爪部28が撓みながら突起17に乗り上げた状態を示している。図6及び図10(c)は、可動体3が薬剤充填位置に回動するとともに、一つの突起17を乗り越えた回動爪部28が隣に位置する突起17に当たった状態を示している。可動体3を矢印a方向に回動させる場合には、図4及び図6に示すように、本体部2に設けられた逆止爪部9が突起17に係合している。このため、回動爪部28と突起17との間の摩擦力によりカウンタ14が可動体3の回動方向(矢印a方向)に連れ回りされることが防止され、カウンタ14は位置固定に維持されている。
薬剤充填位置に回動した可動体3を薬剤投与位置に向けて逆方向(図10(d)に示す矢印b方向)に回動させる場合には、回動爪部28が突起17に係合し、この係合によりカウンタ14が送り方向(矢印b方向)に可動体3と共に回動する。この「送り方向」とは、カウンタ14が回動を許容される方向であるとともに、後述する視認窓部30から視認できる目盛27が粉末薬剤の投与に応じて変動する方向である。可動体3を、薬剤投与位置から薬剤充填位置に回動させ、さらに、薬剤充填位置から薬剤投与位置へ回動させることにより、言い換えると、可動体3を往復回動させることにより、カウンタ14は送り方向へ突起17の1つ分ずつステップ状に回動する。そして、これらの回動爪部28と突起17と逆止爪部9とにより、可動体3の往復回動動作に伴ってカウンタ14を送り方向にステップ状に回動させる回動機構29が構成されている。
可動体3を薬剤充填位置に回動させた場合、突起17を乗り越えた回動爪部28の先端部が、図10(c)に示すように乗り越えた突起17の隣りに位置する突起17に当たり、打撃音が発生する。
カウンタ14を収容しているカウンタ収容凹部7の外周側ガイド部7aには、カウンタ14の外周面に記された目盛27を視認できる視認窓部30が形成されている。この視認窓部30は、カウンタ14に記された目盛27のうちの1目盛を視認できるサイズに形成されており、カウンタ14が送り方向に回動することにより視認窓部30から視認できる目盛が変動する。
このような構成において、粉末薬剤の投与操作が終了した後の粉末薬剤投与器1は、図1ないし図4に示すように、可動体3が薬剤投与位置に位置し、投与薬剤室6と薬剤噴出通路13とが連通され、薬剤噴出通路13に空気通路12が連通されている。但し、投与薬剤室6内には粉末薬剤は収容されていない。
この状態から粉末薬剤を患部に投与する場合には、薬剤投与位置に位置している可動体3を、図5ないし図8に示す薬剤充填位置に向けて、図2及び図10に示す矢印a方向へ回動させる。この場合、回動爪部28は、図10(a)〜(c)に示すように、撓み変形しながら1つの突起17を乗り越える。可動体3が薬剤充填位置へ回動すると、図7に示すように薬剤貯留室22と投与薬剤室6とが連通され、薬剤貯留室22内の粉末薬剤の一部が投与薬剤室6内に収容される。
また、可動体3が薬剤充填位置に回動した場合には、突起17を乗り越えた回動爪部28の先端部が隣りに位置する突起17に当たり、打撃音が発生する。したがって、粉末薬剤投与器1を使用する使用者は、発生した打撃音を聞くことにより、可動体3が薬剤充填位置に回動したことを認識することができる。
可動体3を薬剤充填位置へ回動させた後、図10(d)に示すように可動体3を逆向き(矢印b方向)に回動操作し、可動体3を薬剤充填位置から薬剤投与位置へ回動させる。可動体3が薬剤投与位置に回動すると、図3に示すように、投与薬剤室6と薬剤噴出通路13とが連通される。
可動体3を薬剤投与位置へ回動させた後、ノズル部20の先端を鼻腔に挿入し、ポンプ外周壁11を押圧する。ポンプ外周壁11を押圧すると、空気室10内の空気が空気通路12内を通って薬剤噴出通路13内に圧送され、圧送された空気によって投与薬剤室6内の粉末薬剤が撒き上げられる。撒き上げられた粉末薬剤は空気と共に薬剤噴出通路13内を通ってノズル部20の先端から噴出し、鼻腔に粉末薬剤が投与される。
ポンプ外周壁11を押圧して粉末薬剤の投与を行なった後、ポンプ外周壁11から手を離すと、薬剤噴出通路13内と空気通路12内とを通って外気が空気室10内に吸入され、ポンプ外周壁11は押圧する前の状態に戻る。
可動体3を薬剤充填位置から薬剤投与位置に回動させる場合、図10(d)に示すように回動爪部28がカウンタ14の突起17に係合しており、可動体3と共にカウンタ14が送り方向(矢印b方向)に回動し、視認窓部30から視認できる目盛27が変動する。このため、粉末薬剤投与器1を使用する使用者は、視認窓部30から目盛27を視認することにより、粉末薬剤がなくなる時期や粉末薬剤投与器1の交換時期等を予測することができ、粉末薬剤の薬切れが生じる前のタイミングで新たな粉末薬剤投与器1を準備することができる。
粉末薬剤の投与が終了した粉末薬剤投与器1は、可動体3を薬剤投与位置に回動させた状態のまま片付ける。但し、この場合には投与薬剤室6には粉末薬剤は収容されていない。粉末薬剤の投与が終了した後の粉末薬剤投与器1のポンプ外周壁11を押圧して空気室10を圧縮すると、空気室10内の空気は、空気通路12と薬剤噴出通路13内とを通ってノズル部20の先端から噴出する。したがって、非使用状態の粉末薬剤投与器1のポンプ外周壁11が何らかの理由で押圧されても、空気室10の圧力が上昇して粉末薬剤投与器1が破損するということが起こらない。このため、ポンプ外周壁11が押圧されることによる空気室10内の圧力上昇を考慮する必要がなく、本体部2や可動体3の剛性や強度を低く抑えることが可能となり、粉末薬剤投与器1の小型軽量化や製造コストの削減を図ることができる。
この粉末薬剤投与器1では、本体部2と可動体3とが相対的に回動可能に連結され、カウンタ14が本体部2の内部に収容保持され、カウンタ14を回動させる回動機構29を構成する回動爪部28が可動体3に設けられている。このため、カウンタ14を設置するに当たって本体部2と可動体3との間に新たな設置スペースを確保する必要がなく、粉末薬剤投与器1の小型軽量化を図ることができる。
また、この粉末薬剤投与器1には、カウンタ14を送り方向にステップ状に回動させる回動機構29として、カウンタ14が送り方向と逆方向に回動することを規制する逆止爪部9が設けられており、粉末薬剤投与器1の取扱い中にカウンタ14が送り方向と逆方向に回動することを防止することができる。このため、カウンタ14は、薬剤投与ごとに送り方向にステップ状に回動して逆転が防止されるため、視認窓部30から視認できる目盛27を薬剤投与の回数等に対応させて正しく表示させることができる。
また、この粉末薬剤投与器1には、カウンタ14が送り方向に所定量回動して粉末薬剤の投与回数が予め設定されている回数に到達した場合に、カウンタ14が送り方向に所定量以上回動することを規制する回動規制手段としての平滑部25とストッパ26とが設けられている。ストッパ26は、カウンタ14が送り方向に所定量回動したときにカウンタ収容凹部7に設けられている係止部に係止される。ストッパ26が係止部に係止されることにより、カウンタ14が送り方向にそれ以上回動することが規制される。平滑部25は、カウンタ14の内周面における突起17が形成されていない部分である。カウンタ14が所定量回動して回動爪部28が平滑部25に対向すると、可動体3を回動させても回動爪部28と突起17との係合が起こらず、カウンタ14が送り方向にそれ以上回動することが規制される。更に、動作の補助となる打撃音も発生しない。したがって、粉末薬剤投与器1の使用中に薬剤の投与回数が予め設定されている回数に到達した場合等には、カウンタ14が回動しなくなり、且つ、打撃音も発生しないため、粉末薬剤投与器1の使用者に対して、薬剤の投与回数が予め設定されている回数に到達したこと等を報知することができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態に係る粉末薬剤投与器を、図11及び図12に基づいて説明する。なお、本実施の形態及び以下に説明する他の実施の形態において、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。図11は、カウンタを示す平面図である。図12は、カウンタの回動動作を説明する説明図である。
第2の実施の形態に係る粉末薬剤投与器の基本的な構造は第1の実施の形態に係る粉末薬剤投与器1と同じであり、異なる点はカウンタ14Aに形成された突起17Aの形状である。
カウンタ14Aはリング状に形成されており、カウンタ14Aの内周面には複数の矩形状の突起17Aが形成されている。隣り合う突起17Aの間には、矩形状の溝部31が形成されている。なお、カウンタ14Aの外周面には、薬剤貯留室22内の粉末薬剤の残量と粉末薬剤の投与回数と粉末薬剤の投与回数の残数とのいずれかを示す目盛27が記されている。
可動体3を薬剤投与位置(図12(a)に示す位置)から薬剤充填位置(12(c)に示す位置)に回動させる場合、可動体3を矢印a方向に回動させる。可動体3を矢印a方向に回動させると、可動体3の一部である細径部21に設けられている回動爪部28は、図12(a)から図12(b)に示すように、撓みながら突起17Aに乗り上げ、やがて、図12(c)に示すように1つの突起17Aを乗り越える。なお、可動体3を薬剤投与位置から薬剤充填位置に回動させる場合には、可動体3のみが回動し、カウンタ14Aは回動しない。1つの突起17Aを乗り越えた回動爪部28の先端部は、乗り越えた突起17Aに隣り合って位置する溝部31の底面に当たり、打撃音を発生する。
可動体3を図12(c)に示す薬剤充填位置に回動させた後、この可動体3を図12(d)に示すように薬剤投与位置に向けて逆方向(矢印b方向)に回動させる。この回動時には、回動爪部28の先端部が突起17Aと溝部31との間の角部に当たり、カウンタ14Aが可動体3と共に送り方向(矢印b方向)に回動し、視認窓部30から視認できるカウンタ14Aの目盛27が変動する。
したがって、この第2の実施の形態においても、視認窓部30から視認できる目盛27を見ることにより、粉末薬剤がなくなる時期や粉末薬剤投与器1の交換時期等を予測することができ、粉末薬剤の薬切れが生じる前のタイミングで新たな粉末薬剤投与器1を準備することができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態に係る粉末薬剤投与器を、図13に基づいて説明する。図13は、カウンタ14Bを示す平面図である。
第3の実施の形態に係る粉末薬剤投与器の基本的な構造は第1の実施の形態に係る粉末薬剤投与器1と同じであり、異なる点はカウンタ14Bの形状である。
カウンタ14Bはリング状に形成されており、カウンタ14Bの内周面には複数の半波形状の突起17Bが形成されている。
この実施の形態においても、可動体3を薬剤投与位置から薬剤充填位置に回動させる場合には、カウンタ14Bは回動せずに可動体3のみが回動する。また、可動体3を薬剤充填位置から薬剤投与位置に回動させる場合には、可動体3と共にカウンタ14Bが送り方向に回動し、視認窓部30から視認できるカウンタ14Bの目盛27が変動する。
したがって、この第3の実施の形態においても、視認窓部30から視認できる目盛27を見ることにより、粉末薬剤がなくなる時期や粉末薬剤投与器1の交換時期等を予測することができ、粉末薬剤の薬切れが生じる前のタイミングで新たな粉末薬剤投与器1を準備することができる。
なお、第3の実施の形態では半波形状の突起17Bを形成したカウンタ14Bを用いた場合を例に挙げて示したが、このカウンタ14Bに代えて、図14に示すような波形形状の突起17Cを形成したカウンタ14Cを用いてもよい。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態に係る粉末薬剤投与器を、図15に基づいて説明する。図15は、カウンタと可動体とを示す平面図である。
第4の実施の形態に係る粉末薬剤投与器の基本的な構造は第1の実施の形態に係る粉末薬剤投与器1と同じであり、異なる点は、カウンタ14Dを送り方向にステップ状に回動させる回動機構29Aの構成である。
回動機構29Aは、カウンタ14Dの内周面に形成された複数の突起17Dと、可動体3の一部である細径部21に設けられた回動爪部28Aと、カウンタ14Dが送り方向と逆方向に回動することを規制する逆止爪部9とを備えている。カウンタ14Dの外周面には目盛27が記されている。
突起17Dは、平板状に形成され、カウンタ14Dの周方向に沿ってカウンタ14Dの送り方向と逆方向に傾けて配列され、カウンタ14Dの内周側を向いた面が上面部17Daとされている。突起17Dは、上面部17Da側から突起17Dを押圧する向きの外力が作用した場合、傾き角度を小さくする向きに撓むことができる可撓性を有している。また、突起17Dは、突起17Dの先端部17Dbから突起17Dの根元部分に向けて外力が作用した場合、撓みを生じないように形成されている。
回動爪部28Aは、剛性を有する矩形状に形成されている。
図15は、可動体3が薬剤投与位置に位置する場合を示している。薬剤投与位置に位置する可動体3を薬剤充填位置に向けて矢印a方向へ回動させると、回動爪部28Aは突起17Dの上面部17Daを押圧し、突起17Dは傾き角度を小さくする方向に撓み、可動体3のみが回動する。
可動体3を薬剤充填位置に回動させると、回動爪部28Aは1つの突起17Dを乗り越え、乗り越えた突起17Dの先端部17Dbに当接する。薬剤充填位置に回動させた可動体3を薬剤投与位置に向けて矢印b方向に回動させると、回動爪部28Aが先端部17Dbに当接している突起17Dは撓みを生ぜず回動爪部28により押され、カウンタ14Dが送り方向(矢印b方向)に回動する。このカウンタ14Dの回動により、視認窓部30から視認できるカウンタ14Dの目盛27が変動する。
したがって、この第4の実施の形態においても、視認窓部30から視認できる目盛27を見ることにより、粉末薬剤がなくなる時期や粉末薬剤投与器1の交換時期等を予測することができ、粉末薬剤の薬切れが生じる前のタイミングで新たな粉末薬剤投与器1を準備することができる。
なお、第4の実施の形態では、細径部21に設けた剛性を有する回動爪部28Aとして、矩形状のものを例に挙げて示したが、このような剛性を有する回動爪部の形状としては矩形状のものに限定されず、例えば、図16(a)に示す鋸歯形状の回動爪部28B、図16(b)に示す半波形状の回動爪部28C、図16(c)に示す波形状の回動爪部28Dを細径部21に設けてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る粉末薬剤投与器であって可動体を薬剤投与位置に回動させた状態を示す側面図である。 その平面図である。 その縦断側面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 可動体を薬剤充填位置に回動させた粉末薬剤投与器を示す側面図である。 その平面図である。 その縦断正面図である。 図7におけるB−B線断面図である。 カウンタを示す斜視図である。 カウンタの回動動作を説明する説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る粉末薬剤投与器のカウンタを示す平面図である。 カウンタの回動動作を説明する説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る粉末薬剤投与器のカウンタを示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る粉末薬剤投与器のカウンタの変形例を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る粉末薬剤投与器のカウンタと可動体とを示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る粉末薬剤投与器の可動体に設けられた回動爪部の変形例を示す平面図である。
符号の説明
1 粉末薬剤投与器
2 本体部
3 可動体
4 ポンプ部(空気供給機構)
6 投与薬剤室
9 逆止爪部
13 薬剤噴出通路
14、14A、14B、14C、14D カウンタ
17、17A、17B、17C、17D 突起
22 薬剤貯留室
25 平滑部(回動規制手段)
26 ストッパ(回動規制手段)
27 目盛(表示)
28、28A、28B、28C、28D 回動爪部
29、29A 回動機構

Claims (5)

  1. 1回の投与分の薬剤を収容する投与薬剤室を有する本体部と、
    薬剤が貯留される薬剤貯留室と投与される薬剤が噴出する薬剤噴出通路とを有して前記本体部に相対的に往復回動可能に連結され、回動に伴って前記薬剤貯留室が前記投与薬剤室に連通する薬剤充填位置と前記薬剤噴出通路が前記投与薬剤室に連通する薬剤投与位置とに切替可能な可動体と、
    前記薬剤噴出通路内に空気を圧送する空気供給機構と、
    前記本体部に回動可能に保持され、前記薬剤貯留室内の薬剤の残量と薬剤の投与回数と薬剤の投与回数の残数とのいずれかを示す表示が記されたカウンタと、
    前記可動体の往復回動動作に伴って前記カウンタを送り方向にステップ状に回動させる回動機構と、
    を備え、
    前記可動体の往復回動動作に伴って回動する前記カウンタの前記表示の変動を視認できるようにしたことを特徴とする粉末薬剤投与器。
  2. 前記回動機構は、前記カウンタの内周部に設けられた複数の突起と、前記可動体に設けられてこの可動体が一方向に回動する場合に前記突起を乗り越えて移動し、前記可動体が逆方向に回動する場合に前記突起に係合して前記カウンタを送り方向に回動させる回動爪部とを備えることを特徴とする請求項1記載の粉末薬剤投与器。
  3. 前記回動機構は、前記本体部に設けられて前記突起に係合し、前記カウンタが送り方向と逆方向に回動することを規制し、前記カウンタが送り方向に回動する場合に前記突起を乗り越えて移動する逆止爪部を備えることを特徴とする請求項2記載の粉末薬剤投与器。
  4. 前記回動爪部が前記突起を乗り越えた場合に、前記回動爪部が前記カウンタに当たって打撃音を発生することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の粉末薬剤投与器。
  5. 前記カウンタが送り方向に所定量以上回動することを規制する回動規制手段を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の粉末薬剤投与器。
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