JP2009160100A - 画像処理装置およびx線撮影装置 - Google Patents

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幸一 柴田
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Abstract

【課題】呼吸同期撮影によってもエネルギーサブトラクション画像に不可避的に発生する数ピクセル程度の肋骨アーティファクトを補正する画像処理装置およびX線撮影装置を提供すること
【解決手段】エッジ検出部22によりエッジ検出された低エネルギー画像上に関心画素を含む関心領域を取り出すとともに、エッジ検出部22によりエッジ検出された高エネルギー画像上に関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を対応領域として取り出す領域取り出し部23と、高エネルギー画像上に取り出される対応領域に含まれる画素の中からずれ画素を検出するずれ画素検出部25と、関心画素とずれ画素とのずれ量を算出する画素すれ量算出部27と、算出されるずれ量に基づきずれ画素を関心画素と対応位置に位置する対応画素に移動する画素移動部29と、この移動された画素と移動されない画素とを記憶する画素移動済み画像記憶部31とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、エネルギーの異なるX線を被検体に照射して得られるエネルギーサブトラクション画像上に発生するアーティファクトの補正に係り、特に、肋骨を差分した後の画像上に発生する肋骨アーティファクトを補正する技術に関する。
従来、この種の装置として、呼吸同期によってX線撮影するX線撮影装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなX線撮影の際、医師や放射線技師等の術者は被検体に息をゆっくり吐き出すようにとの指示と、続いて息をゆっくり吸い込むようにとの指示を与え、被検体はこの指示に従って息をゆっくり吐き出し、続いて息をゆっくり吸い込む。この間に、エネルギーの異なるX線を連続的に照射して、異なるエネルギーのX線画像を取得する。ベローズ等の呼吸センサによって得られる呼吸位相に基づき、同一位相の画像どうしをサブトラクションする。
特開2003−298939号公報(第5−6頁、図2、図3)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、被検体が呼吸指示に従って上手に息止めしても、完全に一致する画像を得ることは困難である。したがって、異なるエネルギーのX線画像には数ピクセル程度のずれが生じる。その結果、肋骨が引かれて肺の軟部組織のみ残されるサブトラクション画像を取得する場合、引き残された幅数ピクセル程度の肋骨アーティファクトが発生する。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、呼吸同期撮影によってもエネルギーサブトラクション画像に不可避的に発生する数ピクセル程度の肋骨アーティファクトを補正する画像処理装置およびX線撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、高エネルギーX線を被検体に照射して得られる高エネルギー画像と前記高エネルギーX線よりも低い低エネルギーX線を被検体に照射して得られる低エネルギー画像とのずれを補正する補正手段と、前記補正後の高エネルギーX線画像と低エネルギーX線画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理手段とを備える画像処理装置であって、前記補正手段は、前記高エネルギー画像および前記低エネルギー画像に対してそれぞれエッジを検出するエッジ検出手段と、前記高エネルギー画像または前記低エネルギー画像のうちいずれか一方の画像から関心画素を含む関心領域を取り出し、前記一方画像と異なる他方画像から前記関心領域に対応する対応領域を取り出す領域取り出し手段と、前記関心領域および前記対応領域からエッジ検出画像をそれぞれ作成して、前記関心領域におけるエッジ検出画像に相当する関数と前記対応領域におけるエッジ検出画像に相当する関数とが一致するずれ画素を前記対応領域に含まれる画素の中から検出するずれ画素検出手段と、前記ずれ画素と前記関心画素とのずれ量を算出する画素ずれ量算出手段と、算出されたずれ量に基づき前記ずれ画素を前記関心画素に相当する位置に移動する画素移動手段とを備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、エッジ検出手段は、高エネルギーX線を被検体に照射して得られる高エネルギー画像およびこの高エネルギーX線よりも低い低エネルギーX線を被検体に照射して得られる低エネルギー画像に対してそれぞれエッジを検出し、領域取り出し手段は、この高エネルギー画像またはこの低エネルギー画像のうちいずれか一方の画像から関心画素を含む関心領域を取り出し、この一方画像と異なる他方画像から前記関心領域に対応する対応領域を取り出す。ずれ画素検出手段は、この関心領域およびこの対応領域からエッジ検出画像をそれぞれ作成して、前記関心領域におけるエッジ検出画像に相当する関数と前記対応領域におけるエッジ検出画像に相当する関数とが一致するずれ画素を前記対応領域に含まれる画素の中から検出する。画素ずれ量算出手段は、前記ずれ画素と前記関心画素とのずれ量を算出する。画素移動手段は、算出されたずれ量に基づき前記ずれ画素を前記関心画素に相当する位置に移動する。サブトラクション処理手段は、このようにして移動処理される高エネルギー画像と低エネルギー画像とをサブトラクション処理するので、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれを各画素ごとに補正することができる。したがって、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトを低減できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
この発明において、前記領域取り出し手段は前記関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を前記対応領域として取り出し、前記ずれ画素検出手段は前記対応領域に含まれる画素の中から前記ずれ画素を検出し、前記領域取り出し手段はさらに前記ずれ画素が検出されるまで前記対応領域を逐次取り出すことを特徴とする。例えば請求項2記載の発明である。これによれば、前記領域取り出し手段は前記関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を前記対応領域として取り出す。ずれ画素検出手段は前記対応領域に含まれる画素の中から前記ずれ画素を検出する。さらに、領域取り出し手段は、前記ずれ画素が検出されるまで前記対応領域を逐次取り出す。したがって、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトを確実に低減できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
この発明において、少なくとも2つの前記対応領域で検出される各ずれ画素の各ずれ量に基づき、前記各ずれ画素の間に位置する補間画素のずれ量を算出する補間画素ずれ量算出手段を備えることが好ましい。例えば請求項3記載の発明である。これによれば、領域取り出し回数とずれ画素検出回数をずれ量補間する画素の数だけ減少できるので、画像処理速度が向上する。したがって、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトをすみやかに低減できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
また、この発明において、前記ずれ画素検出手段は、前記ずれ画素が骨部に相当するものか否かを判定するしきい値をさらに備えるものであることが好ましい。例えば請求項4記載の発明である。これによれば、骨部に相当するものか否かを判定するしきい値を下回るずれ画素を誤って移動することを防止できる。したがって、このしきい値を下回るずれ画素を誤って移動することによって発生するアーティファクトと、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトとを減少できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
請求項5に記載の発明は、高エネルギーX線を被検体に照射して得られる高エネルギー画像と前記高エネルギーX線よりも低い低エネルギーX線を被検体に照射して得られる低エネルギー画像とのずれを補正する補正手段と、前記補正後の高エネルギーX線画像と低エネルギーX線画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理手段と、前記サブトラクション処理によって得られるサブトラクション画像を出力する出力手段を備えるX線撮影装置であって、前記補正手段は、前記高エネルギー画像および前記低エネルギー画像に対してそれぞれエッジを検出するエッジ検出手段と、前記高エネルギー画像または前記低エネルギー画像のうちいずれか一方の画像から関心画素を含む関心領域を取り出し、前記一方画像と異なる他方画像から前記関心領域に対応する対応領域を取り出す領域取り出し手段と、前記関心領域および前記対応領域からエッジ検出画像をそれぞれ作成して、前記関心領域におけるエッジ検出画像に相当する関数と前記対応領域におけるエッジ検出画像に相当する関数とが一致するずれ画素を前記対応領域に含まれる画素の中から検出するずれ画素検出手段と、前記ずれ画素と前記関心画素とのずれ量を算出する画素ずれ量算出手段と、算出されたずれ量に基づき前記ずれ画素を前記関心画素に相当する位置に移動する画素移動手段とを備えることを特徴とする。
[作用・効果]請求項5に記載の発明によれば、X線照射手段はエネルギーの異なるX線を被検体に照射し、X線検出手段は被検体を透過するX線を検出する。エッジ検出手段は、高エネルギーX線を被検体に照射して得られる高エネルギー画像およびこの高エネルギーX線よりも低い低エネルギーX線を被検体に照射して得られる低エネルギー画像に対してそれぞれエッジを検出し、領域取り出し手段は、この高エネルギー画像またはこの低エネルギー画像のうちいずれか一方の画像から関心画素を含む関心領域を取り出し、この一方画像と異なる他方画像から前記関心領域に対応する対応領域を取り出す。ずれ画素検出手段は、前記関心領域および前記対応領域からエッジ検出画像をそれぞれ作成して、前記関心領域におけるエッジ検出画像に相当する関数と前記対応領域におけるエッジ検出画像に相当する関数とが一致するずれ画素を前記対応領域に含まれる画素の中から検出する。画素ずれ量算出手段は、前記ずれ画素と前記関心画素とのずれ量を算出する。画素移動手段は、算出されたずれ量に基づき前記ずれ画素を前記関心画素に相当する位置に移動する。サブトラクション処理手段は、ずれが補正される高エネルギー画像と低エネルギー画像とをサブトラクション処理する。出力手段はこのサブトラクション処理によって得られるサブトラクション画像を出力するので、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトが少ないエネルギーサブトラクション画像を取得できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
この発明において、前記領域取り出し手段は前記関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を前記対応領域として取り出し、前記ずれ画素検出手段は前記対応領域に含まれる画素の中から前記ずれ画素を検出し、前記領域取り出し手段はさらに前記ずれ画素が検出されるまで前記対応領域を逐次取り出すことが好ましい。例えば請求項6記載の発明である。これによれば、前記領域取り出し手段は前記関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を前記対応領域として取り出す。ずれ画素検出手段は前記対応領域に含まれる画素の中から前記ずれ画素を検出する。さらに、前記領域取り出し手段は前記ずれ画素が検出されるまで前記対応領域を逐次取り出すしたがって、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトが少ないエネルギーサブトラクション画像を確実に取得できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
この発明において、少なくとも2つの前記対応領域で検出される各ずれ画素の各ずれ量に基づき、前記各ずれ画素の間に位置する補間画素のずれ量を算出する補間画素ずれ量算出手段を備えることが好ましい。例えば請求項7記載の発明である。これによれば、領域取り出し回数と移動画素検出回数を移動量補間する画素の数だけ減少できるので、画像処理速度が向上する。したがって、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトが少ないエネルギーサブトラクション画像をすみやかに取得できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
また、この発明において、前記ずれ画素検出手段は、前記ずれ画素が骨部に相当するものか否かを判定するしきい値をさらに備えることが好ましい。例えば請求項8記載の発明である。これによれば、骨部に相当するものか否かを判定するしきい値を下回る画素を誤って移動することを防止できる。したがって、このしきい値を下回る画素を誤って移動することによって発生するアーティファクトと、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトとが少ないエネルギーサブトラクション画像を取得できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
この発明に係る画像処理装置によれば、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトを低減できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
この発明とは別の発明に係るX線撮影装置によれば、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトが少ないエネルギーサブトラクション画像を取得できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係るX線撮影装置の全体構成を示すブロック図である。図2は、高エネルギー画像および低エネルギー画像上の領域設定を示す模式図である。図3は、この設定領域を拡大した模式図である。図4(a)は、低エネルギー画像から取り出される関心領域を示す模式図であり、(b)は、高エネルギー画像から取り出される対応領域を示す模式図であり、(c)は、この関心領域における水平方向のエッジ検出画像であり、(d)ないし(g)はこの対応領域おける水平方向のエッジ検出画像である。またこの図4(c)ないし(g)は、この関心領域における水平方向のエッジ検出画像とこの対応領域における水平方向のエッジ検出画像との相互相関の演算過程を模式的に示す。図5(a)ないし(f)は、図4と同様に低エネルギー画像のエッジ検出画像と高エネルギー画像のエッジ検出画像との相互相関の演算過程を示す模式図である。もっとも図4とは異なり、エッジ検出画像は血管の交差点のエッジであり、このエッジ検出画像をずれ画素として検出しない方法を示す。図6は、この相互相関の演算過程が二次元的に移動する状態を示す模式図である。図7は、ずれ画素の間に位置する画素のずれ量を算出する方法を示す模式図である。
図1を参照して実施例に係るX線撮影装置1の全体構成を説明する。まず、従来技術と同様の構成について説明する。X線撮影装置1は、異なるエネルギーのX線2を発生させる高電圧発生部3と、高電圧発生部3から異なるエネルギーを供給されて高エネルギーX線とこの高エネルギーX線より低いエネルギーの低エネルギーX線とを天板5に載置される被検体Pに照射するX線管7と、被検体Pを透過する透過X線を検出するフラットパネル型X線検出器9(以下、FPD9と呼ぶ。)と、FPD9で検出される透過X線のうち高エネルギーX線から収集される高エネルギー画像を記憶する高エネルギー画像記憶部11と、この高エネルギー画像よりも低いエネルギーの低エネルギーX線画像を記憶する低エネルギー画像記憶部13と、高エネルギー画像記憶部11に記憶される高エネルギー画像に対してLOG変換するLOG変換部15と、低エネルギー画像記憶部13に記憶される低エネルギー画像に対してLOG変換するLOG変換部17と、LOG変換部15でLOG変換される高エネルギー画像に対して重み付けする重み付け部19と、LOG変換部17でLOG変換される低エネルギー画像に対して重み付けする重み付け部21とを備える。
次に、本実施例の特徴部分を説明する。重み付け部21で適当に重み付けされる低エネルギー画像と重み付け部19で適当に重み付けされる高エネルギー画像とに対してそれぞれエッジを検出するエッジ検出部22と、エッジ検出部22から出力される低エネルギー画像上に関心画素を含む関心領域を取り出すとともに、エッジ検出部22から出力される高エネルギー画像上に関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を対応領域として取り出す領域取り出し部23と、高エネルギー画像上に取り出される対応領域に含まれる画素の中からずれ画素を検出するずれ画素検出部25と、関心画素とずれ画素とのずれ量を算出する画素ずれ量算出部27と、ずれ画素とずれ画素の間に介在する画素のずれ量を算出する補間画素ずれ量算出部61と、算出されるずれ量に基づきずれ画素の間に位置する算出されるずれ量に基づきずれ画素を関心画素と対応位置に位置する対応画素に移動する画素移動部29と、この移動された画素と移動されない画素とを記憶する画素移動済み画像記憶部31とを備える。さらに、低エネルギー画像記憶部13から出力される低エネルギー画像と画素移動済み画像記憶部31から出力される高エネルギー画像とをサブトラクション処理してサブトラクション画像を取得するサブトラクション処理部33と、サブトラクション処理されるサブトラクション画像を表示するモニタ37とを備える。なお、X線管7はこの発明のX線照射手段に相当し、FPD9はこの発明のX線検出手段に相当し、モニタ37はこの発明の出力手段に相当する。
次に、X線撮影装置1に備えられる各部について説明する。
エッジ検出部22は、ラプラシアンフィルタを用いて低エネルギー画像と高エネルギー画像とにそれぞれエッジ検出処理する。エッジ検出処理後の低エネルギー画像と高エネルギー画像とはそれぞれ肋骨画像のエッジが強調される。
図2を参照してX線撮影装置1に備えられる領域取り出し部23について説明する。領域取り出し部23は、モニタ37に表示される画像に領域設定するマウス等の入力部39と、入力部39で入力される低エネルギー画像L上の領域設定を高エネルギー画像H上に反映させるコントローラ41とを備える。なお、領域取り出し部23はこの発明の領域取り出し手段に相当する。
低エネルギー画像Lには低エネルギーX線で撮影された背骨43Lと肋骨45Lと心臓47Lと肺野血管49Lとが表示される。高エネルギー画像Hには低エネルギーX線よりも高いエネルギーの高エネルギーX線で撮影された背骨43Hと肋骨45Hと心臓47Hと肺野血管49Hとが表示される。低エネルギー画像Lと高エネルギー画像Hとは被検体の呼吸に同期して撮影された画像であり、同じ位相の画像である。サブトラクション画像Sには低エネルギー画像Lと高エネルギー画像Hとを差分して心臓47Sと肺野血管49Sと引き残った肋骨アーティファクト45Sが表示される。このアーティファクトは、低エネルギー画像Lと高エネルギー画像Hが数ピクセル程度ずれることによって発生する。
術者は、サブトラクション画像Sにアーティファクトを発見すると、低エネルギー画像Lと高エネルギー画像Hとの間のずれを補正する。まず術者は、入力部39を操作して低エネルギー画像L上に関心領域51を設定する。すると、コントローラ41は高エネルギー画像H上の同じ位置に対応領域57を取り出す。
図3を参照してX線撮影装置1に備えられる領域取り出し部23について説明する。図3は高エネルギー画像Hと低エネルギー画像Lの一部拡大図であり、図2に示される関心領域51と対応領域57も拡大表示される。術者が設定する関心領域51には関心画素53が含まれる。関心画素53には、関心領域51内に位置する肋骨45Lの先端が映される。説明の都合上、肋骨45Lの残りの画素は省略する。関心領域51が設定されると、領域取り出し部23は、対応画素55を含む対応領域57を高エネルギー画像H上に取り出す。関心領域51と対応領域57とは同じ位置にあるものとし、それぞれ縦5ピクセル・横5ピクセルとする。
図4を参照してX線撮影装置1に備えられるずれ画素検出部25について説明する。この説明では、ずれ画素59は対応画素55から+1画素ずれているとする。なお、ずれ画素検出部25はこの発明のずれ画素検出手段に相当する。
まず、ずれ画素検出部25は、図4(a)に示される関心領域51を水平方向に走査して、図4(c)に示すようにエッジが強調処理されたエッジ検出画像を作成する。ここではエッジは肋骨の境界である。このエッジ検出画像は図4(c)に示されるように関数f(x)として表される。xは関心領域51における関心画素53の位置情報である。ここでは関心画素53の位置xを0とし、右側の画素を+1、+2とし、左側の画素を−1、−2とする。関心画素53の画素値は関数f(x)においてピークとして表される。
次に、ずれ画素検出部25は、図4(b)に示される対応領域57を水平方向に走査して、図4(d)ないし(g)に示すようにエッジが強調処理されたエッジ検出画像を作成する。このエッジ検出画像は、図4(d)ないし(g)に示されるように関数g(x−y)として表される。(x−y)は対応領域に含まれる画素の位置情報であり、yは関心画素53と同じ位置の対応画素55を0としたとき、対応画素55から見たずれ画素59のずれ量である。
そして次に、ずれ画素検出部25は相互相関関数∫f(x)・g(x−y)dxが最大となるときのずれ画素59の位置情報(x−y)を求める。すなわち、図4(d)ないし(g)に示すように二点鎖線で示される関数f(x)と実線で示される関数g(x−y)とをdxずつずらしながら、関数f(x)と関数g(x−y)との積を積分する。これにより、2つの関数が重なる面積が求まる。2つの関数が重なる面積は、図4(d)から図4(g)に行くに従って大きくなり、図4(g)において最大になる。図4(g)においては関数f(x)と関数g(x−y)とは一致するといえる。よって、対応画素55から+1画素ずれる画素がずれ画素59と検出される。
図4に図示されない画素ずれ量算出部27は、この関数g(x―y)のyの値をずれ画素59のずれ量として算出する。なお、画素ずれ量算出部27はこの発明の画素ずれ量算出手段に相当する。
図5を参照してずれ画素検出部25が所定のしきい値Tを用いてずれ画素59を判定する方法について説明する。図5(a)に示される関心領域51には、複数の血管が交差する交差点を示す関心画素53が存在する。図5(b)に示される対応領域57には、この関心画素53に対応する対応画素55と、複数の血管が交差する交差点を示す画素60とが存在する。ここでは対応画素55を中心0とし、画素60のずれ量を−2とする。図5(c)には、図示されない関心領域51上の関心画素53のエッジ検出画像が表示される。図5(d)は対応領域57上のずれ量−2の画素のエッジ検出画像であり、図5(e)はそのずれ量0の対応画素55のエッジ検出画像であり、図5(f)はそのずれ量+2の画素のエッジ検出画像である。ズレ検出画像は血管交差点をエッジとして検出するものである。ここで、二点鎖線で示される関数f(x)と実線で示される関数g(x−y)との相互相関関数∫f(x)・g(x−y)dxの最大値は、図4(d)に示すように、ずれ量y=−2の画素60である。しかし、現実には画素60は肋骨のエッジ画素ではない。そこで、ずれ画素検出部25は、複数の血管が交差する交差点の画素値より大きく肋骨の画素値より小さいしきい値Tを定める。関数g(x−y)に現れるピークがしきい値Tより小さい場合、ずれ画素検出部25は走査している画素はずれ画素59でないと判定する。
図6を参照して、領域取り出し部23が最初に取り出す対応領域57とは異なる領域を取り出す方法について説明する。ずれ画素検出部25が高エネルギー画像H上で最初に取り出された対応領域57Aの中からずれ画素59を検出できない場合、領域取り出し部23は対応領域57Aを1画素外側にずらす。ずれ画素検出部25は新たな対応領域57Bの中でもずれ画素59を検出できない場合、領域取り出し部23は対応領域57Bを最初に取り出された対応領域57Aの周りを一点鎖線で示す矢印RB方向に1画素ずつ移動させ、ずれ画素検出部25は各位置でずれ画素59を検出する。同様に、対応領域57Bの中でもずれ画素59を検出できない場合、領域取り出し部23は対応領域57Bを1画素外側にずらし、対応領域57Cを一点鎖線で示す矢印RC方向に1画素ずつ移動させ、ずれ画素59を検出する。このように、領域取り出し部23は対応領域57をずらしながらずれ画素59が検出されるまで検出し続ける。
図7を参照してX線撮影装置1に備えられる補間画素ずれ量算出部61について説明する。図7は高エネルギー画像Hの一部拡大図である。ずれ画素検出部25は対応画素55Aからずれ画素59Aを検出し、画素ずれ量算出部27はずれ画素59Aのずれ量を3ピクセルと算出する。同様に、対応画素55Bからずれ画素59Bを検出し、ずれ量を1ピクセルと算出する。間隔を隔てて並ぶずれ画素59A、59Bのずれ量を算出すれば、対応画素55Aと55Bとの間に位置する対応画素55Cからずれ画素59Cを検出しなくとも、補間画素ずれ量算出部61は対応画素55Cのずれ量をいわゆる線形補間法により算出する。ここでは、補間画素ずれ量算出部61はずれ画素59Aのずれ量3ピクセルとずれ画素59Bのずれ量1ピクセルとの間をとって、対応画素55Cのずれ量を2ピクセルと算出する。なお、補間画素ずれ量算出部61はこの発明の補間画素ずれ量算出手段に相当する。
最後に図1を参照して、その他の全体構成について説明する。画素移動部29は、ずれ画素59をずれ量だけ戻して画素移動済み画像記憶部31に出力する。残りのずれ画素59についても同様に、ずれ画素59を検出し、ずれ量だけ戻して画素移動済み画像記憶部31に出力する。ずれていない画素はそのまま画素移動済み画像記憶部に出力される。このように、ずれ補正された高エネルギー画像Hが画素移動済み画像記憶部31に記憶される。なお、画素移動部29はこの発明の画素移動手段に相当する。
なお、領域取り出し部23とずれ画素検出部25と画素ずれ量検出部27と補間画素ずれ量検出部61と画素移動部29は本発明の補正手段に相当する。
サブトラクション処理部33は、低エネルギー画像記憶部13に記憶される低エネルギー画像Lと、画素移動済み画像記憶部31に記憶される高エネルギー画像Hとをサブトラクションしてサブトラクション画像を取得する。このようにして、サブトラクション処理されたサブタトラクション画像はモニタ37に表示される。なお、サブトラクション処理部33はこの発明のサブトラクション処理手段に相当する。
実施例に係るX線撮影装置1によれば、領域取り出し部23は、低エネルギー画像Lから関心画素53を含む関心領域51を取り出し、高エネルギー画像Hから前記関心領域51に対応する対応領域57を取り出す。ずれ画素検出部25は、この関心領域における水平方向のエッジ検出画像に相当する関数f(x)とこの対応領域57における水平方向のエッジ検出画像に相当する関数g(x−y)との相互相関関数∫f(x)・g(x−y)dxの最大値が存在する画素をずれ画素59と判定する。画素ずれ量算出部27は、この関数g(x−y)のyの値をずれ画素59のずれ量として算出する。画素移動部29は、ずれ画素59をこのずれ量だけ戻して画素移動済み画像記憶部31に出力する。画素移動済み画像記憶部31はずれ補正されたずれ画素59を含む高エネルギー画像Hを記憶する。サブトラクション処理部33は、このようにしてずれ補正される高エネルギー画像Hと低エネルギー画像Lとをサブトラクション処理するので、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれを各画素ごとに補正することができる。したがって、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトを低減できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
実施例に係るX線撮影装置1によれば、領域取り出し部23は関心画素53と対応位置に位置する対応画素55を含む領域を対応領域57として取り出す。ずれ画素検出部25は対応領域57に含まれる画素の中からずれ画素59を検出する。さらに、領域取り出し部23は、ずれ画素59が検出されるまで対応領域57を逐次取り出す。したがって、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトを確実に低減できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
実施例に係るX線撮影装置1によれば、補間画素ずれ量検出部61は、ずれ画素検出部25で検出されるずれ画素59A、59Bの各ずれ量に基づき、ずれ画素59Aとずれ画素59Bとの間に位置する対応画素55Cのずれ量をいわゆる線形補間法により算出するので、領域取り出し回数とずれ画素検出回数をずれ量補間する画素の数だけ減少できる。したがて、画像処理速度が向上するので、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトをすみやかに低減できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
実施例に係るX線撮影装置1によれば、ずれ画素検出部25は、この関心領域における水平方向のエッジ検出画像に相当する関数f(x)とこの対応領域57における水平方向のエッジ検出画像に相当する関数g(x−y)との相互相関関数∫f(x)・g(x−y)dxの最大値が存在する画素のうち、軟部組織の画素値よりも大きく骨部の画素値よりも小さいしきい値Tを下回る画素値を有する画素をずれ画素59として検出しないので、対応領域57に含まれる画素のうち画素値が所定のしきい値Tを超えない画素を誤って移動することを防止できる。したがって、所定のしきい値を超えない画素を誤って移動することによって発生するアーティファクトと、エネルギーサブトラクション画像上に局所的に発生するずれに起因するアーティファクトとを減少できる。その結果、エネルギーサブトラクション画像を使用する画像診断を精度良くできる。
(1)上述した実施例では、領域取り出し部23とずれ画素検出部25と画素ずれ量検出部27と補間画素ずれ量検出部61とを備える補正手段を有するX線撮影装置1について説明したが、この他の実施例としてこの補正手段を有する画像処理装置が挙げられる。
(2)上述した実施例では、領域取り出し部23は低エネルギー画像Lに関心領域51を設定し、高エネルギー画像Hから対応領域57を取り出したが、反対に高エネルギー画像Hに関心領域51を設定し、低エネルギー画像Lから対応領域57を取り出しても構わない。
(3)上述した実施例では、領域取り出し部23は対応領域57を1画素ずつ移動させながらずれ画素59を検出すると説明したが、これに限らず複数画素おきに移動させながらずれ画素59を検出しても構わない。
(4)上述した実施例では、術者はサブトラクション画像Sにアーティファクトを発見した後でずれを補正すると説明したが、アーティファクトを発見する前にずれを補正しても構わない。
実施例に係るX線撮影装置の全体構成を示すブロック図である。 高エネルギー画像および低エネルギー画像上での領域設定を示す模式図である。 関心領域と対応領域とを拡大した模式図である。 (a)(b)は、低エネルギー画像から取り出される関心領域および高エネルギー画像から取り出される対応領域示す模式図であり、(c)ないし(g)は、この関心領域における水平方向のエッジ検出画像とこの対応領域における水平方向のエッジ検出画像との相互相関の演算過程を示す模式図である。 (a)は、関心領域を示す模式図であり、(b)は、対応領域を示す模式図であるり、(c)ないし(f)はこの関心領域における水平方向のエッジ検出画像とこの対応領域における水平方向のエッジ検出画像との相互相関の演算過程におけるしきい値処理を示す模式図である。 この相互相関の演算過程が二次元的に移動する状態を示す模式図である。 ずれ画素の間に位置する画素のずれ量を算出する方法を示す模式図である。
符号の説明
1 …X線撮影装置
22 …エッジ検出部
23 …領域取り出し部
25 …ずれ画素検出部
27 …画素ずれ量算出部
29 …画素移動部
31 …画素移動済み画像記憶部
33 …サブトラクション処理部
51 …関心領域
53 …関心画素
55 …対応画素
57 …対応領域
59 …ずれ画素
61 …補間画素ずれ量算出部

Claims (8)

  1. 高エネルギーX線を被検体に照射して得られる高エネルギー画像と前記高エネルギーX線よりも低い低エネルギーX線を被検体に照射して得られる低エネルギー画像とのずれを補正する補正手段と、前記補正後の高エネルギーX線画像と低エネルギーX線画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理手段とを備える画像処理装置であって、前記補正手段は、前記高エネルギー画像および前記低エネルギー画像に対してそれぞれエッジを検出するエッジ検出手段と、前記高エネルギー画像または前記低エネルギー画像のうちいずれか一方の画像から関心画素を含む関心領域を取り出し、前記一方画像と異なる他方画像から前記関心領域に対応する対応領域を取り出す領域取り出し手段と、前記関心領域および前記対応領域からエッジ検出画像をそれぞれ作成して、前記関心領域におけるエッジ検出画像に相当する関数と前記対応領域におけるエッジ検出画像に相当する関数とが一致するずれ画素を前記対応領域に含まれる画素の中から検出するずれ画素検出手段と、前記ずれ画素と前記関心画素とのずれ量を算出する画素ずれ量算出手段と、算出されたずれ量に基づき前記ずれ画素を前記関心画素に相当する位置に移動する画素移動手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、前記領域取り出し手段は前記関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を前記対応領域として取り出し、前記ずれ画素検出手段は前記対応領域に含まれる画素の中から前記ずれ画素を検出し、前記領域取り出し手段はさらに前記ずれ画素が検出されるまで前記対応領域を逐次取り出すことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2記載の画像処理装置において、少なくとも2つの前記対応領域で検出される各ずれ画素の各ずれ量に基づき、前記各ずれ画素の間に位置する補間画素のずれ量を算出する補間画素ずれ量算出手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1ないし3記載の画像処理装置において、前記ずれ画素検出手段は、前記ずれ画素が骨部に相当するものか否かを判定するしきい値をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. エネルギーの異なるX線を被検体に照射するX線照射手段と、前記被検体を透過する透過X線を検出するX線検出手段と、前記透過X線のうち高エネルギーX線から得られる高エネルギー画像と前記透過X線のうち高エネルギーX線よりも低い低エネルギーX線から得られる低エネルギー画像とのずれを補正する補正手段と、前記補正後の高エネルギーX線画像と低エネルギーX線画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理手段と、前記サブトラクション処理によって得られるサブトラクション画像を出力する出力手段を備えるX線撮影装置であって、前記補正手段は、前記高エネルギー画像および前記低エネルギー画像に対してそれぞれエッジを検出するエッジ検出手段と、前記高エネルギー画像または前記低エネルギー画像のうちいずれか一方の画像から関心画素を含む関心領域を取り出し、前記一方画像と異なる他方画像から前記関心領域に対応する対応領域を取り出す領域取り出し手段と、前記関心領域および前記対応領域からエッジ検出画像をそれぞれ作成して、前記関心領域におけるエッジ検出画像に相当する関数と前記対応領域におけるエッジ検出画像に相当する関数とが一致するずれ画素を前記対応領域に含まれる画素の中から検出するずれ画素検出手段と、前記ずれ画素と前記関心画素とのずれ量を算出する画素ずれ量算出手段と、算出されたずれ量に基づき前記ずれ画素を前記関心画素に相当する位置に移動する画素移動手段とを備えることを特徴とするX線撮影装置。
  6. 請求項5記載のX線撮影装置において、前記領域取り出し手段は前記関心画素と対応位置に位置する対応画素を含む領域を前記対応領域として取り出し、前記ずれ画素検出手段は前記対応領域に含まれる画素の中から前記ずれ画素を検出し、前記領域取り出し手段はさらに前記ずれ画素が検出されるまで前記対応領域を逐次取り出すことを特徴とするX線撮影装置。
  7. 請求項5または6記載のX線撮影装置において、少なくとも2つの前記対応領域で検出される各ずれ画素の各ずれ量に基づき、前記各ずれ画素の間に位置する補間画素のずれ量を算出する補間画素ずれ量算出手段を備えることを特徴とするX線撮影装置。
  8. 請求項5ないし7記載のX線撮影装置において、前記ずれ画素検出手段は、前記ずれ画素が骨部に相当するものか否かを判定するしきい値をさらに備えることを特徴とするX線撮影装置。
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