JP2009158355A - 配線用差込接続器の接続固定具 - Google Patents

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雄三 村井
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啓二 佐藤
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Abstract

【課題】配線用差込接続器の抜け止め作業を簡単かつ短時間で行えるようにすること。
【解決手段】接続固定具20は枠体21と挟持部22と掛止爪23とからなる。使用時にはプラグ受け11に接続固定具20を嵌め込み固定し、挟持部22を拡げた状態で差込プラグ5をプラグ受け11に差し込み、挟持部22を元の位置に戻して掛止爪23を差込プラグ5のフランジ部7aに掛止することにより、差込プラグ5をプラグ受け11から抜け止めする。
【選択図】図3

Description

本発明は、差込プラグとプラグ受けで構成される配線用差込接続器において、プラグ受けに差し込み接続した差込プラグがプラグ受けから抜けるのを防止する配線用差込接続器の接続固定具に関する。
従来、例えばパチンコ店では、店内に複数台の遊技機が隣接して配置されており、遊技機の近傍には商用電源からの入力電圧を定格の出力電圧に変換して供給する電源トランスが設置されている(下記の特許文献1を参照)。電源トランスの設置作業は、商用電源のコンセントに接続した高圧供給用の配線コードを電源トランスに接続することにより行われているが、この設置作業において、配線コードを引っ張った時に電源トランスから配線コードが外れてしまうと、遊技機に電力が供給されなくなり、遊技機が正常に稼動しないというトラブルが発生する。
そこで従来は、図4に示すように、電源トランス1から配線コード2が外れるのを防ぐために専用のコネクタ3とブラケット4を使用していた。コネクタ3は内部に回転ロック機構(図示略)が設けられており、コネクタ3を固定した金属製のブラケット4を電源トランス1のケースにネジ止めすることによって強固に取り付けられている。そして、コネクタ3に差込プラグ5を差し込んで接続し、差込プラグ5のプラグ本体7を回転させると栓刃6が刃受け穴8の内部に抜け止めされ、電源トランス1から配線コード2が簡単に外れないようになっている。
特開2006−247008号公報
ところが、従来の接続方法によると、ブラケット4にコネクタ3を固定する作業や電源トランス1にブラケット4を取り付ける作業を、店内に設置するすべての電源トランス1について行わなければならないため、その接続作業が非常に面倒で時間が掛かるという問題があった。また、専用のコネクタ3やブラケット4を電源トランス1の設置台数分だけ用意する必要があるため、材料や加工費が嵩み、設備コストが高くなるという問題もあった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、接続作業を簡単かつ短時間で行うことができ、さらには低コストで製造することが可能な配線用差込接続器の接続固定具を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、差込プラグとプラグ受けで構成される配線用差込接続器において、プラグ受けに差し込み接続した差込プラグがプラグ受けから抜けるのを防止する接続固定具であって、プラグ受けのプラグ本体に嵌め込まれる枠体と、プラグ受けのプラグ本体と差込プラグのプラグ本体を挟み付けるように弾性変形する挟持部と、挟持部の先端に突設されて差込プラグのプラグ本体先端のフランジ部に掛止される掛止爪とからなることを特徴とする。
また、本発明は、上記構成からなる接続固定具において、プラグ受けのプラグ本体先端にあるフランジ部の通過時に開き通過後に閉じるように弾性変形する開閉部と、開閉部の先端に形成されてフランジ部に当接する突起とが設けられていることを特徴とする。
なお、本発明においては、開閉部や挟持部が断面U字形状の板ばね部を介して枠体の端部に一体化されている構成を採用することができる。
本発明の接続固定具を使用する場合には、まずプラグ受けに枠体を嵌め込み固定し、次に挟持部を拡げた状態で差込プラグをプラグ受けに差し込み、最後に挟持部を元の位置に戻すと掛止爪が差込プラグのフランジ部に掛止され、差込プラグがプラグ受けから抜け止めされる。
上記の構成から明らかなように、本発明の接続固定具によれば、配線コードを抜け止めする際にネジ止め固定等の面倒な取付作業が廃止され、簡単かつ短時間で配線用差込接続器の接続作業を行うことができる。また、従来のような専用のコネクタやブラケット等の部品が不要になり、金属に比べて材料や加工費の安価な合成樹脂材料で製造することができるので、例えばパチンコ店のように多数の配線が必要な場所において、設備コストを大幅に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る配線用差込接続器の接続固定具を用いた接続例を示す外観図、図2は接続固定具の構成を示す詳細図、図3は接続固定具の使用方法を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態では、商用電源のコンセントに接続された高圧供給用の配線コード2と、電源トランス1の入力側に接続された高圧供給用の配線コード9とを、配線用差込接続器10で連結する例について説明する。
配線コード2の先端には差込プラグ5が設けられており、この差込プラグ5は、導電性の栓刃6と、栓刃6と配線コード2との電気的接続部を被覆保護する絶縁性のプラグ本体7とにより構成されている。これに対して、電源トランス1の1次コイルには配線コード9で接続されたプラグ受け11が設けられており、このプラグ受け11は、差込プラグ5の栓刃6が抜き差しされる刃受け穴12と、刃受け穴12の内部にある接点と配線コード9との電気的接続部を被覆保護する絶縁性のプラグ本体13とにより構成されている。なお、図示は省略するが、電源トランス1の出力側には、低圧供給用の配線コードを介して遊技機が接続されている。
そして、本実施形態の接続固定具20は、差込プラグ5とプラグ受け11で構成される配線用差込接続器10において、プラグ受け11に接続した差込プラグ5がプラグ受け11から抜けるのを防止する目的で使用される。
図2に示すように、この接続固定具20は、枠体21と挟持部22と掛止爪23を備えて構成されており、これらを合成樹脂等の絶縁性材料で一体成形することにより低コストで製造することができる。
枠体21はプラグ受け11のプラグ本体13よりもひと回り大きい矩形状に形成されており、その内部にはプラグ本体13を通すための貫通穴24が開口している。また、枠体21の長辺側内面には、向かい合った板状の挟持部22,22が枠体21の一端からはみ出すように設けられており、この挟持部22はプラグ受け11のプラグ本体13と差込プラグ5のプラグ本体7とを同時に挟み付けるように弾性変形する。その弾性変形可能な構造として、本実施形態では図2(c)に示すように、枠体21の後端部を折り返して断面U字形状の板ばね部25を形成し、この板ばね部25を介して枠体21と挟持部22とが一体成形されている。
挟持部22,22の先端内側にはそれぞれ掛止爪23,23が突出形成されており、この掛止爪23は差込プラグ5のプラグ本体7の先端に設けられたフランジ部7aに掛止される。なお、フランジ部7aへの引っ掛かりを良くするため、掛止爪23は内側に向かって若干傾斜しているのが好ましく、本実施形態では図2(e)に示すように掛止爪23に略5°の傾斜角度が付けられている。
また、枠体21の短辺側内面には、向かい合った板状の開閉部26,26が枠体21の内部に納まるように挟持部22,22よりも短い長さで設けられており、開閉部26は通常時は閉じているがプラグ受け11を通す時に外側に開くように弾性変形する。図2(d)に示すように、開閉部26もまた枠体21の後端部を折り返して断面U字形状の板ばね部28を形成し、この板ばね部28を介して枠体21と開閉部26とが一体成形されている。さらに、開閉部26,26の先端内側にはそれぞれ突起27,27が形成されており、この突起27はプラグ受け11のプラグ本体13の先端に設けられたフランジ部13aに当接する。
本実施形態の接続固定具20は上記のように構成されており、これを使用する手順は図3の通りである。
まず、図3(a)に示すように、プラグ受け11に接続固定具20を装着する。このとき、接続固定具20の挟持部22がはみ出している側を前方に向けてプラグ受け11の先端側から嵌め込むようにすると、フランジ部13aが突起27に衝突し、板ばね部28によって弾性変形した開閉部26が外側へと開く。そしてフランジ部13aが通過し終わると開閉部26は板ばね部28の弾性力によって元の位置に復帰し、突起27がフランジ部13aに当接する。したがって、プラグ受け11を引き抜こうとしても、フランジ部13aが突起27に引っ掛かって抜け止めされ、接続固定具20がプラグ受け11に固定される。
次に、図3(b)に示すように、プラグ受け11に差込プラグ5を接続する。プラグ受け11には接続固定具20が固定されているが、ここで差込プラグ5をそのまま差し込もうとすると挟持部22が邪魔になるので、図3(c)に示すように挟持部22を外側に向かって拡げるようにする。これにより、挟持部22が板ばね部25によって弾性変形し、貫通穴24の開口部が拡がって差込プラグ5の栓刃6をプラグ受け11の刃受け穴12に差し込むことが可能になる。
最後に、図3(d)に示すように、挟持部22を拡げていた力を解除する。すると挟持部22は板ばね部25の弾性力によって元の位置に復帰し、このとき掛止爪23が差込プラグ5のフランジ部7aに掛止されるようになっている。したがって、差込プラグ5を引き抜こうとしても、フランジ部7aが掛止爪23に引っ掛かって抜け止めされる。なお、プラグ受け11から差込プラグ5を抜き取る作業については、差し込んだ時と同様に挟持部22を外側に拡げた状態で行えばよい。
このように、本実施形態の接続固定具20を使用すれば、簡単な作業でプラグ受け11に差込プラグ5を接続することができ、しかも差込プラグ5がプラグ受け11から抜けるのを確実に防止することができる。よって、電源トランス1の設置作業において、配線コード2を引っ張った時に電源トランス1から配線コード2が外れてしまうというトラブルがなく、遊技機を正常に稼動することができる。
なお、本実施形態の接続固定具20には、枠体21の短辺側内面に開閉部26と突起27と板ばね部28からなる抜け止め機構が設けられているが、あらかじめ接続固定具20をプラグ受け11の配線コード側から挿入して固定するのであれば、この抜け止め機構を設ける必要はない。また、本実施形態では、商用電源のコンセントに接続された配線コード2と電源トランス1に接続された配線コード9を連結する例について説明したが、この接続固定具20はこれ以外にも、配線コードを他の電気機器に接続する場合や配線コード同士を連結して延長する場合等にも同様に使用することができる。
本発明に係る配線用差込接続器の接続固定具を用いた接続例を示す外観図である。 本発明に係る接続固定具の構成を示す詳細図であり、(a)は外観図、(b)は平面図、(c)はC−C線断面図、(d)はD−D線断面図、(e)はE部拡大図である。 本発明に係る接続固定具の使用方法を示す説明図であり、(a)はプラグ受けに接続固定具を嵌め込む時の状態、(b)はプラグ受けに差込プラグを差し込む時の状態、(c)は接続固定具の挟持部を開いた時の状態、(d)は接続固定具で差込プラグを抜け止めした時の状態を示す図である。 従来の電源トランスの接続方法を示す説明図である。
符号の説明
1 電源トランス
2 配線コード
3 コネクタ
4 ブラケット
5 差込プラグ
6 栓刃
7 プラグ本体
7a フランジ部
8 刃受け穴
9 配線コード
10 配線用差込接続器
11 プラグ受け
12 刃受け穴
13 プラグ本体
13a フランジ部
20 接続固定具
21 枠体
22 挟持部
23 掛止爪
24 貫通穴
25 板ばね部
26 開閉部
27 突起
28 板ばね部

Claims (4)

  1. 差込プラグとプラグ受けで構成される配線用差込接続器において、プラグ受けに差し込み接続した差込プラグがプラグ受けから抜けるのを防止する接続固定具であって、プラグ受けのプラグ本体に嵌め込まれる枠体と、プラグ受けのプラグ本体と差込プラグのプラグ本体を挟み付けるように弾性変形する挟持部と、挟持部の先端に突設されて差込プラグのプラグ本体先端のフランジ部に掛止される掛止爪とからなることを特徴とする配線用差込接続器の接続固定具。
  2. プラグ受けのプラグ本体先端にあるフランジ部の通過時に開き、通過後に閉じるように弾性変形する開閉部と、開閉部の先端に形成されてフランジ部に当接する突起とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の配線用差込接続器の接続固定具。
  3. 開閉部が断面U字形状の板ばね部を介して枠体の端部に一体化されていることを特徴とする請求項2に記載の配線用差込接続器の接続固定具。
  4. 挟持部が断面U字形状の板ばね部を介して枠体の端部に一体化されていることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1項に記載の配線用差込接続器の接続固定具。
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