JP2009158234A5 - - Google Patents
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Claims (18)
- 超電導フィラメントが母材で覆われた構造を有する超電導線材を接続した超電導接続部であって、
前記超電導線材の端部の母材が、鉛若しくは鉛合金を含有せず、かつ、融点が100℃以上500℃以下である低融点金属に置換されている置換部と、前記置換部を覆うための金属製スリーブとを有し、
前記金属製スリーブは、前記低融点金属の融点以上の温度で、加熱され、加熱状態で前記置換部とともに、プレスされ、
前記低融点金属の一部は、前記金属製スリーブの外に排出されている
ことを特徴とする超電導接続部。 - 超電導フィラメントが母材で覆われた構造を有する超電導線材を接続した超電導接続部であって、
前記超電導線材の端部がプレスされ、前記端部の母材が鉛若しくは鉛合金を含有せず、かつ、融点が100℃以上500℃以下である低融点金属に置換されている置換部と、前記置換部を覆うための金属製スリーブとを有し、
前記金属製スリーブは、前記低融点金属の融点以上の温度で、加熱され、加熱状態で前記置換部とともに、プレスされ、
前記低融点金属の一部は、前記金属製スリーブの外に排出されている
ことを特徴とする超電導接続部。 - 超電導フィラメントが母材で覆われた構造を有する超電導線材を接続した超電導接続部であって、
前記超電導線材の端部の母材が、鉛若しくは鉛合金を含有せず、かつ、融点が100℃以上500℃以下である低融点金属に置換されている置換部と、前記置換部を覆うための金属製スリーブとを有し、
前記金属製スリーブは、前記低融点金属の融点以上の温度で、加熱され、加熱状態で前記置換部とともに、プレスされ、
前記低融点金属の一部は、前記金属製スリーブの外に排出され、
前記金属製スリーブは、前記金属製スリーブより高い熱伝導率を有する高熱伝導性金属製スリーブが被せられている
ことを特徴とする超電導接続部。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の超電導接続部であって、
前記金属製スリーブの材質は、銅、ニオブ、タンタル、チタン、若しくはこれらの合金、若しくはこれらの複合材のうちの少なくとも1種である
ことを特徴とする超電導接続部。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の超電導接続部であって、
前記低融点金属の材質は、スズ、インジウム、ビスマス、若しくはこれらの合金のうちの少なくとも1種である
ことを特徴とする超電導接続部。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の超電導接続部であって、
前記金属製スリーブの長さは、前記置換部の長さの80%以下である
ことを特徴とする超電導接続部。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の超電導接続部であって、
前記金属製スリーブは、前記母材が前記低融点金属に置換されていない未置換部と、前記置換部と、の境界から10mm以上離れて設置されている
ことを特徴とする超電導接続部。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の超電導接続部の作製方法であって、
前記金属製スリーブは、
平板形状の押しダイス、角溝を有する押しダイス、丸溝を有する押しダイス、のいずれか1つを用いてプレスされている
ことを特徴とする超電導接続部。 - 請求項2に記載の超電導接続部の作製方法であって、
前記金属スリーブがプレスされる前の前記置換部の断面形状が、長辺の長さは短辺の長さの1.5〜2.5倍である長方形になるように、前記超電導線材の端部がプレスされている
ことを特徴とする超電導接続部。 - 超電導フィラメントが母材で覆われた構造を有する超電導線材を接続した超電導接続部の作製方法であって、
鉛若しくは鉛合金を含有せず、かつ、融点が100℃以上500℃以下である低融点金属を溶融した低融点金属浴に、前記超電導線材の端部を浸漬し、前記母材を低融点金属に置換する工程と、
前記低融点金属に置換された前記超電導線材の置換部を、金属製スリーブに挿入する工程と、
前記低融点金属の融点以上の温度で、前記金属製スリーブを加熱し、加熱状態で前記置換部とともに、前記金属製スリーブをプレスし、前記低融点金属の一部を前記金属製スリーブの外に排出する工程と、を有する
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 超電導フィラメントが母材で覆われた構造を有する超電導線材を接続した超電導接続部の作製方法であって、
前記超電導線材の端部をプレスする工程と、
鉛若しくは鉛合金を含有せず、かつ、融点が100℃以上500℃以下である低融点金属を溶融した低融点金属浴に、プレスされた前記端部を浸漬し、前記母材を低融点金属に置換する工程と、
前記低融点金属に置換された前記超電導線材の置換部を、金属製スリーブに挿入する工程と、
前記低融点金属の融点以上の温度で、前記金属製スリーブを加熱し、加熱状態で前記置換部とともに、前記金属製スリーブをプレスし、前記低融点金属の一部を前記金属製スリーブの外に排出する工程と、を有する
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 超電導フィラメントが母材で覆われた構造を有する超電導線材を接続した超電導接続部の作製方法であって、
鉛若しくは鉛合金を含有せず、かつ、融点が100℃以上500℃以下である低融点金属を溶融した低融点金属浴に、前記超電導線材の端部を浸漬し、前記母材を低融点金属に置換する工程と、
前記低融点金属に置換された前記超電導線材の置換部を、金属製スリーブに挿入する工程と、
前記低融点金属の融点以上の温度で、前記金属製スリーブを加熱し、加熱状態で前記置換部とともに、前記金属製スリーブをプレスし、前記低融点金属を前記金属製スリーブの外に排出する工程と、
前記金属製スリーブより高い熱伝導率を有する高熱伝導性金属製スリーブを加熱し、プレスされた前記金属製スリーブの外周に前記高熱伝導性金属製スリーブを被せて徐冷する工程と、を有する
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 請求項9から11のいずれか1項に記載の超電導接続部の作製方法であって、
前記金属製スリーブの材質は、銅、ニオブ、タンタル、チタン、若しくはこれらの合金、若しくはこれらの複合材のうちの少なくとも1種である
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 請求項9から12のいずれか1項に記載の超電導接続部の作製方法であって、
前記低融点金属の材質は、スズ、インジウム、ビスマス、若しくはこれらの合金のうちの少なくとも1種である
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 請求項9から13のいずれか1項に記載の超電導接続部の作製方法であって、
前記金属製スリーブの長さは、前記置換部の長さの80%以下である
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 請求項9から14のいずれか1項に記載の超電導接続部の作製方法であって、
前記金属製スリーブは、前記母材が前記低融点金属に置換されていない未置換部と、前記置換部と、の境界から10mm以上離れて設置されている
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 請求項9から15のいずれか1項に記載の超電導接続部の作製方法であって、
平板形状の押しダイス、角溝を有する押しダイス、丸溝を有する押しダイス、のいずれか1つを用いて前記金属製スリーブのプレスを行う
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。 - 請求項11に記載の超電導接続部の作製方法であって、
前記金属スリーブをプレスする前の前記置換部の断面形状が、長辺の長さは短辺の長さの1.5〜2.5倍である長方形になるように、前記超電導線材の端部をプレスする
ことを特徴とする超電導接続部の作製方法。
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