JP4059226B2 - 超伝導cic導体の接続構造 - Google Patents

超伝導cic導体の接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4059226B2
JP4059226B2 JP2004124947A JP2004124947A JP4059226B2 JP 4059226 B2 JP4059226 B2 JP 4059226B2 JP 2004124947 A JP2004124947 A JP 2004124947A JP 2004124947 A JP2004124947 A JP 2004124947A JP 4059226 B2 JP4059226 B2 JP 4059226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting
cic
conductor
conductors
conductive material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004124947A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005310507A (ja
Inventor
充水 寺澤
秀次 内藤
一宏 野元
長谷川  満
伸雄 田中
直 市原
正夫 守田
哲也 松田
隆 稲口
賢司 下畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004124947A priority Critical patent/JP4059226B2/ja
Publication of JP2005310507A publication Critical patent/JP2005310507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4059226B2 publication Critical patent/JP4059226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

この発明は、超伝導CIC(Cable In Conduit)導体等の超伝導導体の接続部の構造に関するものである。
図9は、従来の超伝導CIC導体の接続部の構造を模式的に示す断面図である。図において、1は、例えば、多数のニオブチタン線から成る超伝導撚り線、2はこの超伝導撚り線1の外周を被覆するステンレス鋼やインコロイ(Incoloy)などからなる円筒形の外部被覆であり、超伝導撚り線1と外部被覆2により、超伝導CIC導体の導体(Conductor)部が構成されている。また、3はこの外部被覆2と軸方向に接合され超伝導撚り線1の外周を被覆する円筒形の銅管、4は2つの超伝導CIC導体の銅管3の間に挿入された銅ブロックであり、従来の超伝導CIC導体の重ね接続部では、図9に示すように、抵抗を小さくするため、外部被覆2に代わって接続部の超伝導撚り線1に銅管3を被せ、縮径した後、2つの超伝導CIC導体間に銅ブロック4を挿入し、半田等によって銅ブロック4に接合して、2つの超伝導CIC導体を電気的に接続する構造としている。(例えば、非特許文献1参照)
H. Tsuji et. al , Fusion Engineering and Design 55(2001), ITER R&D: Magnets: Conductor and Joint Development
しかしながら、このように構成された超伝導CIC導体の接続部に、図10に示すような方向(紙面と垂直方向)の変動外部磁場(dB/dt)5が作用すると、接続部は銅管3、銅ブロック4を介して流れる渦電流(I)6によってジュール発熱(結合損失、交流損失)し、磁場変化率(dB/dt)5が大きい場合、渦電流(I)6による発熱及び電磁力が過大となり、接続部のクエンチあるいは破損の原因となるといった問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、渦電流の発生を抑制することができ、接続部での渦電流によるジュール発熱や過大な電磁力による破損を防止可能な超伝導CIC導体等の超伝導導体の接続構造を得ることを目的とする。
この発明に係る超伝導導体の接続構造は、それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造において、前記高電気伝導材ブロックに、前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向と略垂直な方向の切り欠き部を設けたものである。
また、この発明に係る超伝導導体の接続構造は、それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造において、前記高電気伝導材ブロックに接合する部分での前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向高さを、それぞれ、前記第1および第2の超伝導CIC導体の幅より小さくしたものである。
また、この発明に係る超伝導導体の接続構造は、それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造において、前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向での前記高電気伝導材ブロックの高さを、前記第1および第2の超伝導CIC導体を格納する導管の厚さと前記第1または第2の超伝導CIC導体の導体部の厚さの差より小さくしたものである。
また、この発明に係る超伝導導体の接続構造は、それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造において、前記高電気伝導材ブロックに接合する部分での前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向高さを、端部に向かって小さくしたものである。
また、この発明に係る超伝導導体の接続構造は、それぞれ、超伝導撚線から成る超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造において、前記高電気伝導材ブロックに接合する部分での前記第1および第2の超伝導CIC導体の超伝導撚線の素線の本数を、接続部以外の素線本数より少なくしたものである。
この発明によれば、2つの超伝導導体を接続する高電気伝導材ブロックに切り欠きを設けたため、接続部に作用する磁場変化によって発生する渦電流を低減することができ、接続部の発熱を抑制することが可能となる。また、接続部に作用する電磁力も小さくすることができる。
また、磁束変化によって発生する渦電流の流れる領域を小さくしたため、接続部の渦電流発熱を小さくすることが可能となる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における超伝導CIC導体の接続部を示すものであり、(a)は接続部をCIC導体の軸に沿って切断した場合の断面図、(b)は軸に垂直な面で切断した場合の断面図である。図において、1は、例えば、多数のニオブチタン線から成る超伝導撚り線、2はこの超伝導撚り線1の外周を被覆するステンレス鋼やインコロイ(Incoloy)などからなる円筒形の外部被覆であり、超伝導撚り線1と外部被覆2により超伝導CIC導体の導体(Conductor)部が構成される。また、3はこの外部被覆2と軸方向に接合され超伝導撚り線1の端部の外周を被覆する円筒形の銅管、4は2つの略平行に配置された超伝導CIC導体の銅管3の間に挿入された高電気伝導材ブロックである銅ブロックであり、この実施の形態1では、銅ブロック4の軸方向の長さを銅管3の長さとほぼ等しくするよう構成している。
この超伝導CIC導体の接続部では、図1に示すように、直流抵抗を小さくするため、外部被覆2に代わって接続部の超伝導撚り線1に銅管3を被せ、縮径した後、2つの超伝導CIC導体間に銅ブロック4を挿入し、半田等によって銅管3を銅ブロック4に接合して、2つの超伝導CIC導体を電気的に接続する構造としている。また、この実施の形態1では、この図に示すように銅ブロック4の両側に、変動外部磁場(紙面に垂直方向)に対して垂直な面での断面形状が「工」の字形になるように銅ブロック4に切り欠き部7を設けている。接続部の直流抵抗は、超伝導撚り線1から銅管3へ電流が流れるときの接触抵抗が支配的であり、銅ブロック4の電気伝導によるものは比較的小さい。このため、この図のように、変動外部磁場の方向(この図では、紙面に垂直方向)に、銅ブロック4に切り欠き部7を設けることにより、直流抵抗を増加させることなく、従来の超伝導導体接続構造より、銅ブロック4での鎖交磁束を低減している。これにより、接続部に流れる渦電流及びこの渦電流に対するループの時定数を小さくすることができ、発熱及び電磁力を抑えることが可能となる効果がある。
また、この切り欠き部7は、隙間のままであってもよいが、銅よりも高抵抗のブロック(例えば、ステンレス鋼)を充填し、銅ブロック4に接合(溶接、ロウ付け、HIPなど)するよう構成してもよく、この場合、この切り欠き部7を含む銅ブロック4の機械的強度を上げることができる。
なお、近年、超伝導コイルの構成方法としてパンケーキ型と呼ばれる構成方法が考案されており、このパンケーキ型コイル用として、上記実施の形態1に示した重ね接続構造が多用されるようになってきている。このパンケーキ型コイルでは、図1に示したように、変動外部磁場が超伝導CIC導体の接続部に対して、超伝導CIC導体の積層方向に垂直に作用するため、図1(a)のように、超伝導CIC導体の積層方向(積層面)に略垂直な方向に切り欠き部7を形成する実施の形態1の接続構造は、渦電流の発生を抑制することが可能で、このパンケーキ型コイルに特に好適な接続構造である。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、切り欠き部7として、銅ブロック4の両側にスリットを設けた例を示したが、超伝導導体の中心軸に沿った断面形状が、図2に示すようなZ型(あるいはS型)となるよう銅ブロック4に切り欠き部7を構成してもよい。この場合、上記実施の形態1と全く同様の効果が得られるとともに、銅ブロック4の製作が容易になるといった効果もある。
実施の形態3.
また、図3に示すように、銅ブロック4の断面形状がI型になるように切り欠いても、実施の形態2と同様な効果が得られるとともに、銅ブロック4の製作がさらに容易になるといった効果がある。
なお、この実施の形態3では、図3に示すように、切り欠いた後のI型の銅ブロック4の軸方向の長さを銅管3の長さより短くするとともに、この銅ブロック4を各銅管3のほぼ中央に配置するように構成している。
また、上記実施の形態1〜3では、いずれも2つの超伝導導体の接続部の端部が互いに逆方向になるよう接続するシェイクハンド方式の接続構造の例を示したが、従来例の図9に示したように端部を同じ方向にして接続するプレイングハンド方式の接続構造にも同様に適用でき、全く同様の効果を奏することはもちろんである。
実施の形態4.
図4には、この発明の実施の形態4における超伝導CIC導体の接続部の斜視図を示す。図において、8は超伝導CIC導体の導体(Conductor)部を格納する箱形の導管(Conduit)である。また、図4(a)は、従来の接続部の構成を表している。なお、図1と同一または相当する部品は同じ符号を付して、説明を省略する。
この実施の形態4においては、渦電流を発生させる源となる鎖交磁束の領域を小さくするため、図4(b)、(c)に示すように、接続部での超伝導CIC導体の銅管3の軸方向(長手方向の)断面形状を、積層方向の高さが幅より小さい長方形または楕円に扁平に変形している。これにより、超伝導CIC導体の積層方向と垂直方向の変動磁場が作用する場合に、接続部での鎖交断面積が小さくなり、渦電流による発熱を抑えることができる。
なお、この図4(b)、(c)では、接続部の上下の銅管3の両方を長方形あるいは楕円形に変形して構成した例を示したが、どちらか一方の銅管3だけを変形しても鎖交磁束を減らすことができ、また、上下の断面形状を異なるものとしても同様の効果が得られる。
実施の形態5.
図5には、この発明に係る実施の形態5の超伝導CIC導体の接続部の斜視図を示す。この実施の形態5では、図5に示すように、導管8から外部に露出された超伝導導体を屈曲して、接続部に導くことにより、接続部での導体部間の距離(W=銅ブロック4の厚み)が、超伝導CIC導体のターン間の距離で決定される標準的な銅ブロックの厚さ(W0=導管8の厚さ(a)−超伝導CIC導体(導体部)の厚さ(b):図6参照)より小さくなるよう構成している。また、この実施の形態5では、前記実施の形態4と同様に、接続部での超伝導導体の断面形状を扁平にしており、銅ブロック4を薄くしたこととあいまって、磁場の鎖交断面積がより小さくなり、渦電流による発熱がより軽減されている。
実施の形態6.
図7には、この発明に係る実施の形態6の超伝導CIC導体の接続部を、変動外部磁場の方向(紙面と垂直方向)から見た場合の正面図で示す。この実施の形態6では、接続部の超伝導撚線1を超伝導導体の軸方向(長手方向)端部に向かって次第に細くなるように変化させており、この結果、磁場方向に垂直な面での接続部の断面形状は、図7に示すように、銅管3の高さ(径)が端部に向かって次第に小さくなっている。このように、接続部の磁場中の鎖交断面積を小さくすることにより、超伝導導体を含む接続部での渦電流発熱を抑えることができる。
なお、図7の(a)、(b)、(c)は、この実施の形態6の接続部の構成の変形例を示すものであり、(a)は導管8から露出させた超伝導導体を屈曲させて、接続部の積層方向の面を導管8と並行に構成した場合、(b)は導管8から超伝導導体を真直に延伸して、接続部の積層方向の面を導管8と並行に構成した場合、(c)は導管8から超伝導導体を真直に延伸して、銅ブロック4との接合面が導管8と並行になるよう構成した場合を示す。
また、この実施の形態6に上記実施の形態4を組み合わせ、導体の軸方向の断面形状を長方形や楕円に変形させれば、更に磁場の鎖交断面積を小さくできることは言うまでもない。
実施の形態7.
図8(a)〜(d)には、この発明に係る実施の形態7の超伝導CIC導体の接続部の斜視図を示す。この実施の形態7では、接続部の超伝導撚線1の素線を接続部分で超伝導導体の軸方向(長手方向)端部に向かって次第に間引いて減らすことにより、接続部での導管3の磁場に垂直な方向での鎖交断面積を減らすとともに、接続部の体積も小さくし、渦電流発熱を抑えている。また、図8(a)、(c)、(d)では、超伝導撚線1の素線数を間引いて減らすとともに、実施の形態4と同様に、超伝導導体の軸方向の断面形状を半円形、長方形あるいは楕円形とし、一層の鎖交断面積の減少を図っている。
以上のように、この実施の形態7によれば、磁場の鎖交断面積を減らすとともに、体積も小さくしたため、実施の形態4〜6と同様に、渦電流発熱を低減できる効果がある。
なお、上記の実施の形態の説明でも述べたように、各実施の形態を各々独立に適用するだけでなく、これらの実施の形態を適宜組み合わせて使用してもよく、この場合、一層渦電流を低減することができ、発熱量を低減できる効果がある。
また、上記の接続構造が、超伝導CIC導体以外の超伝導導体の接続部においても適用可能なことは明らかである。
この発明の実施の形態1による超伝導CIC導体の接続部を示す図であり、(a)は正面断面図、(b)は断面A−Aでの側断面図である。 この発明の実施の形態2による超伝導CIC導体の接続部を示す図であり、(a)は正面断面図、(b)は断面B−B、(c)は断面C−Cでの側断面図である。 この発明の実施の形態3による超伝導CIC導体の接続部を示す図であり、(a)は正面断面図、(b)は断面D−Dでの側断面図である。 この発明の実施の形態4による超伝導CIC導体の接続部を示す斜視図であり、(a)は円形断面の場合、(b)は長方形断面の場合、(c)は楕円形断面の場合の図である。 この発明の実施の形態5による超伝導CIC導体の接続部を示す斜視図であり、(a)は円形断面の場合、(b)は長方形断面の場合、(c)は楕円形断面の場合の図である。 この発明の実施の形態5による超伝導CIC導体の接続部の構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態6による超伝導CIC導体の接続部を示す正面図である。 この発明の実施の形態7による超伝導CIC導体の接続部を示す斜視図であり、(a)は超伝導導体の断面形状が半円形の場合、(b)は円形の場合、(c)は長方形の場合、(d)は楕円形の場合の図である。 従来の超伝導CIC導体の接続部の構造を示す断面図である。 従来の超伝導CIC導体の接続部での磁界の向きと渦電流の関係を表す説明図である。
符号の説明
1:超伝導撚り線(超伝導導体)
2:外部被覆
3:銅管
4:銅ブロック(高電気伝導材ブロック)
5:磁場変化
6:渦電流
7:切り欠き部
8:導管

Claims (11)

  1. それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、
    前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造であって、
    前記高電気伝導材ブロックに、前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向と略垂直な方向の切り欠き部を設けたことを特徴とする超伝導CIC導体の接続構造。
  2. 前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向での前記高電気伝導材ブロックの断面形状が、工の字形状であることを特徴とする請求項1に記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  3. 前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向での前記高電気伝導材ブロックの断面形状が、Z字形状またはS字形状であることを特徴とする請求項1に記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  4. 前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向での前記高電気伝導材ブロックの断面形状が、I字形状であることを特徴とする請求項1に記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  5. 前記高電気伝導材ブロックの前記切り欠き部が、前記高電気伝導材ブロックよりも高抵抗の材料で充填されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  6. 前記高電気伝導材ブロックの前記切り欠き部が、ステンレス鋼によって充填されていることを特徴とする請求項5に記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  7. 前記切り欠き部に充填されたステンレス鋼が溶接、ロウ付けまたはHIPのいずれかにより前記項伝導材ブロックに接合されていることを特徴とする請求項6に記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  8. それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、
    前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造であって、
    前記高電気伝導材ブロックに接合する部分での前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向高さが、それぞれ、前記第1および第2の超伝導CIC導体の幅より小さいことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  9. それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、
    前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造であって、
    前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向での前記高電気伝導材ブロックの高さが、前記第1および第2の超伝導CIC導体を格納する導管の厚さと前記第1または第2の超伝導CIC導体の導体部の厚さの差より小さくなるよう構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  10. それぞれ、超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、
    前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造であって、
    前記高電気伝導材ブロックに接合する部分での前記第1および第2の超伝導CIC導体の積層方向高さが、端部に向かって小さくなるよう構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の超伝導CIC導体の接続構造。
  11. それぞれ、超伝導撚線から成る超伝導導体と該超伝導導体の外周を被覆する銅管を有する第1および第2の超伝導CIC導体と、
    前記第1および第2の超伝導CIC導体間に挟持された高電気伝導材ブロックとを備え、前記高電気伝導材ブロックと前記銅管を接合して前記第1および第2の超伝導CIC導体を電気的に接続する超伝導CIC導体の接続構造であって、
    前記高電気伝導材ブロックに接合する部分での前記第1および第2の超伝導CIC導体の超伝導撚線の素線の本数が、接続部以外の素線本数より少ないことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の超伝導CIC導体の接続構造。
JP2004124947A 2004-04-21 2004-04-21 超伝導cic導体の接続構造 Expired - Fee Related JP4059226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124947A JP4059226B2 (ja) 2004-04-21 2004-04-21 超伝導cic導体の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124947A JP4059226B2 (ja) 2004-04-21 2004-04-21 超伝導cic導体の接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005310507A JP2005310507A (ja) 2005-11-04
JP4059226B2 true JP4059226B2 (ja) 2008-03-12

Family

ID=35439041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004124947A Expired - Fee Related JP4059226B2 (ja) 2004-04-21 2004-04-21 超伝導cic導体の接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4059226B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4980873B2 (ja) * 2007-12-26 2012-07-18 株式会社日立製作所 超電導線材を接続した超電導接続部およびその作製方法
CN113436802A (zh) * 2021-07-02 2021-09-24 华北电力大学 一种准各向同性导体连接方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005310507A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5738440B2 (ja) 超電導ケーブル及びその製造方法
JP5229381B2 (ja) モータ用導線およびモータ用コイル
JP3965193B2 (ja) 縦型トランスおよびフェライト磁心
JP5268805B2 (ja) 超電導線材の接続構造および超電導コイル装置
JP4059226B2 (ja) 超伝導cic導体の接続構造
JP4881225B2 (ja) 超電導コイル及び超電導マグネット装置
JPWO2012074065A1 (ja) 超伝導ケーブルとバスバー
US20230386704A1 (en) Variable-structure stacked cable topology and packaging method therefor
JP2015211580A (ja) 超電導ケーブルの端末構造
JP2001257114A (ja) 超電導コイルおよび超電導体の接続方法
TWM361697U (en) Inductor and core thereof
JP2013178960A (ja) 接続部材
JP5972154B2 (ja) 回転電機
CN108140458A (zh) 超导导体以及超导导体的用途
JPH0498773A (ja) 超電導ケーブル接続部
JP3154572B2 (ja) 超電導線の接続構造
JP6308036B2 (ja) リアクトル
JP2012256508A (ja) 超電導線材、および超電導ケーブル
RU103986U1 (ru) Соединение сверхпроводящего кабеля
JPH06151213A (ja) ツイスト薄型電圧変換装置および使用方法
JP4738755B2 (ja) 超電導導体の接続装置
JP3720854B2 (ja) 超電導コイル
JP2002369427A (ja) 回転電機
JP6524885B2 (ja) 超電導コイル体および超電導機器
JP2000173834A (ja) シート巻静止誘導電器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4059226

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees