JP2009157446A - 監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理による異常検知時に、通常時の監視領域から異常領域に監視を切り替えた監視カメラの死角領域を別の監視カメラが合わせて監視することにより、セキュリティレベルを向上させる。
【解決手段】監視カメラ10の画像解析部12がカメラ11によって撮影された画像データから異常領域を検知すると、異常監視位置演算部13が異常領域を撮影するためのカメラ位置情報を算出し、カメラ制御部14がカメラ位置情報に従ってカメラ11に異常領域を撮影させる。監視カメラ10から異常領域およびカメラ位置情報を受け取った監視サーバ50の死角領域演算部51は、それらを用いて監視カメラ10が監視領域から異常領域に撮影を切り替えたことで発生する死角領域を算出し、死角監視位置演算部52が、監視カメラ20のカメラ21に、算出した死角領域と監視カメラ20の監視領域とを同時に撮影させるためのカメラ位置情報を算出し、監視カメラ20へ出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、監視する領域をカメラで撮影して、異常を検知する監視システムに関するものである。
従来の監視システムは、死角の大きい敷地、無人の敷地等に対して、全ての領域をカバーするように複数のセンサを設置する。そして、センサが検知領域内への侵入物等の異常を検知すると、そのセンサの検知領域に対応させて配置した監視カメラが検知領域内を撮影して、その映像をモニタに表示する。
例えば、特許文献1に開示された侵入監視装置では、センサと監視カメラとの対応関係を予め複数パターン登録しておき、プリセット制御部が状況に応じたパターンを選択する。センサが侵入物を検知すると、プリセット制御部が選択したパターンに基づいて、このセンサの検知領域を対応する監視カメラが撮影する。侵入物を検知したセンサに対応する監視カメラが故障等により撮影不可能な場合には、プリセット制御部が別のパターンを選択し、撮影可能な監視カメラによって検知領域を撮影させる。
特許第3384131号公報
従来の監視システムは以上のように構成されているので、異常を検知したセンサの検知領域のみを監視カメラが監視するため、検知領域以外が死角領域となり、セキュリティレベルが低下するという課題があった。
また、センサの設置位置を変更すると、センサの検知領域と予め対応付けられていた監視カメラの撮影範囲とが一致しなくなり、検知領域を正しく監視することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、画像処理による異常検知時に、通常時の監視領域から異常領域に監視を切り替えた監視カメラの死角領域を別の監視カメラが合わせて監視することにより、セキュリティレベルを向上させることを目的とする。
この発明に係る監視システムは、予め設定された監視領域を撮影する監視カメラと、複数の当該監視カメラと接続され、各監視カメラが撮影した画像データを用いて異常を検知する監視サーバとを有し、監視カメラは、任意の位置制御情報が入力されると、監視領域から位置制御情報に基づいた領域へ切り替えて撮影するカメラ部と、カメラ部が撮影した画像データを解析して異常領域を検知する画像解析部と、画像解析部によって検知された異常領域をカメラ部に撮影させるための位置制御情報を算出して、カメラ部および監視サーバに出力する異常監視位置演算部とを備え、監視サーバは、異常領域を検知した監視カメラの異常監視位置演算部から出力された位置制御情報を用いて、当該監視カメラが予め設定された監視領域から異常領域へ撮影を切り替えたことによって生じる死角領域を算出する死角領域演算部と、死角領域を撮影させる監視カメラを、異常領域を検知した監視カメラを除いた監視カメラの中から選択し、選択した監視カメラに予め設定された監視領域および死角領域を同時に撮影させるための位置制御情報を算出して、選択した監視カメラのカメラ部に出力する死角監視位置演算部とを備えたものである。
この発明によれば、予め設定された監視領域を撮影する監視カメラと、複数の当該監視カメラと接続され、各監視カメラが撮影した画像データを用いて異常を検知する監視サーバとを有し、監視カメラは、任意の位置制御情報が入力されると、位置制御情報に基づいて任意の領域を撮影するカメラ部と、カメラ部が撮影した画像データを解析して異常領域を検知する画像解析部と、画像解析部によって検知された異常領域をカメラ部に撮影させるための位置制御情報を算出して、カメラ部および監視サーバに出力する異常監視位置演算部とを備え、監視サーバは、異常領域を検知した監視カメラの異常監視位置演算部から出力された位置制御情報を用いて、当該監視カメラが予め設定された監視領域から異常領域へ撮影を切り替えたことによって生じる死角領域を算出する死角領域演算部と、死角領域を撮影させる監視カメラを、異常領域を検知した監視カメラを除いた監視カメラの中から選択し、選択した監視カメラに予め設定された監視領域および死角領域を同時に撮影させるための位置制御情報を算出して、選択した監視カメラのカメラ部に出力する死角監視位置演算部とを備えるようにしたので、画像処理による異常検知時に、異常領域を監視する監視カメラの死角領域を別の監視カメラが合わせて監視することにより、セキュリティレベルを向上させることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を示すブロック図である。図1に示す監視システムは、監視カメラ10,20、ハブ装置40および監視サーバ50を備える。
監視カメラ10,20は、予め設定されている監視領域を撮影するカメラ(カメラ部)11,21、撮影された画像データを解析して異常が発生している異常領域を検知する画像解析部12,22、異常領域を撮影するためのカメラ11,21の向き、画角等のカメラ位置情報(位置制御情報)を算出する異常監視位置演算部13,23、入力されたカメラ位置情報に従ってカメラ11,21に異常領域または死角領域を撮影させるよう制御を行うカメラ制御部(カメラ部)14,24を有する。
ハブ装置40は、監視カメラ10,20および監視サーバ50とそれぞれ接続ケーブル15,25,53を用いて接続されている。監視カメラ10または監視カメラ20から出力されたデータを受け付けると、ハブ装置40が監視カメラ別に監視サーバ50へと出力する。また、監視サーバ50から出力された監視カメラ別のデータが入力されると、ハブ装置40が該当する監視カメラへ出力する。
監視サーバ50は、異常を検知した監視カメラ10,20から出力される異常領域データおよびカメラ位置情報データに基づいて死角領域を算出する死角領域演算部51、算出された死角領域を監視する監視カメラを選択すると共に、その死角領域を撮影するために必要なカメラの向き、画角等のカメラ位置情報を算出する死角監視位置演算部52を有する。
監視カメラ10のカメラ11は、通常、予め設定された監視領域を撮影し、画像データを画像解析部12へ出力する。画像解析部12は、入力された画像データを画像解析処理して、侵入等の異常が発生した異常領域を検知し、異常領域データをして出力する。異常領域データは、異常発生の位置とその大きさ等である。
異常監視位置演算部13は、画像解析部12によって異常領域が検知された場合に、カメラ11をその異常領域に向けるためのカメラ位置情報を算出する。カメラ位置情報は、通常時にカメラ11が撮影している監視領域から異常領域へカメラ11を移動させるための上下左右方向の向き、画角等である。異常監視位置演算部13は、算出したカメラ位置情報データをカメラ制御部14へ出力する。また、異常領域データをカメラ位置情報データと合わせて監視サーバ50へ出力する。
カメラ制御部14は、異常が検知されていない通常時、予め設定された監視領域をカメラ11が撮影するよう、パン、チルト、ズーム等の制御を行う。また、異常発生時には、異常監視位置演算部13から出力される異常領域撮影のためのカメラ位置情報データ、または監視サーバ50の死角監視位置演算部52から出力される死角領域撮影のためのカメラ位置情報データを受け付ける。カメラ位置情報データが入力された場合には、カメラ制御部14はカメラ位置情報に基づいてパン、チルト、ズーム等の制御を行い、カメラ11に異常領域または死角領域を撮影させる。なお、監視カメラ20も監視カメラ10と同様の構成であるため、説明は省略する。
監視サーバ50の死角領域演算部51は、監視カメラ10,20によって算出された異常領域データおよびカメラ位置情報データをハブ装置40を介して受け付ける。監視サーバ50は図示しない内部メモリ等に、監視カメラ10,20が通常時に撮影を行う監視領域を記憶しているものとする。
この異常領域データおよびカメラ位置情報データを基にして、異常領域を検知した監視カメラが撮影する異常領域と、その異常領域撮影によってできる死角領域をそれぞれ算出する。そして、算出した死角領域データを死角監視位置演算部52へ出力する。
死角監視位置演算部52は、死角領域演算部51から死角領域データが入力されると、その死角領域を撮影することが可能な位置に設置された監視カメラを選択する。さらに、その監視カメラが通常時に撮影している監視領域に加えて、死角領域も撮影するために最適なカメラ位置となるようなカメラ位置情報を算出する。そして、選択した監視カメラの識別情報である監視カメラ指定データ、および監視領域と死角領域撮影のためのカメラ位置情報データを合わせてハブ装置40へ出力する。
監視カメラ指定データおよびカメラ位置情報データがハブ装置40に入力されると、ハズ装置40は監視カメラ指定データで指定された監視カメラへ、カメラ位置情報データを出力する。
なお、ハブ装置40を用いず、監視カメラ10,20と監視サーバ50とを接続ケーブル15,25,53で直接接続し、データの入出力を直接行う構成であってもよい。
次に、図1−4を用いて監視システムの動作を説明する。図2は、この発明の実施の形態1に係る監視システムの監視カメラ配置を示す説明図である。図3は、この発明の実施の形態1に係る監視システムの異常発生時の監視領域を示す説明図である。また、図4は、この発明の実施の形態1に係る監視システムの動作を示すフローチャートである。図2−4において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図2に示す監視システムにおいて、異常が検知されていない通常時、監視カメラ10が監視領域16を、また、監視カメラ20が監視領域26を、それぞれ撮影するように予め設定されている。この設定に従って、カメラ制御部14,24がカメラ11,21を制御する。
ここでは監視カメラ10の監視領域16内で異常が発生した場合を例に説明する。図4に示すステップST11において、監視カメラ10の監視領域16内で発生した異常は、カメラ11で撮影され、画像データとして画像解析部12へ出力される。画像解析部12が異常領域1を検知し、異常領域データを異常監視位置演算部13へ出力する。異常監視位置演算部13では、異常領域データに基づき、異常領域1をカメラ11で撮影するためのカメラ位置情報データを出力する。このカメラ位置情報に従ってカメラ制御部14がカメラ11を制御し、図3に示すように、監視カメラ10が向きおよび画角を変更して異常領域1を撮影する。カメラ10によって撮影される異常領域1を含む領域を異常監視領域17とする。この異常監視領域17の面積は、異常監視位置演算部13によって算出されるカメラ位置情報に基づいて決定されている。
続いてステップST12にて、監視カメラ10の異常監視位置演算部13から監視サーバ50の死角領域演算部51へ、異常領域データおよびカメラ位置情報データが出力される。次いでステップST13では、死角領域演算部51が、これらのデータを用いて、監視カメラ10が異常監視領域17を撮影することによって発生する死角領域2(図3に示す)を算出し、出力する。死角領域データを受け取った死角監視位置演算部52が、死角領域2を撮影する監視カメラを選択し、その監視カメラのカメラ位置情報を算出する。
この例では、死角監視位置演算部52は死角領域2と接する領域26を撮影している監視カメラ20が死角領域2を撮影するために最適な位置に配置された監視カメラであると判断する。そして、この監視カメラ20が死角領域2および監視領域26を同時に監視可能な死角監視領域27(図3に示す)を撮影するためのカメラ位置情報を算出し、出力する。なお、死角監視位置演算部52が死角領域2を撮影する監視カメラを選択する判断基準を予め設定しておけばよく、上記の判断方法以外の方法であってもかまわない。
そして、ステップST14において、ハブ装置40から死角監視位置演算部52が選択した監視カメラ20へ、カメラ位置情報データが出力される。死角監視領域26を撮影するためのカメラ位置情報データがカメラ制御部24へ入力されると、カメラ制御部24がその情報に従ってカメラ21を制御することにより、監視領域26を撮影していたカメラ21が死角監視領域27を撮影する。これにより、異常が発生した場合に、異常領域を監視すると同時に、異常が検知されていない領域に監視の死角ができず、通常時と同じ監視領域を監視することができる。なお、この死角監視領域27の面積は、死角監視位置演算部52によって算出されるカメラ位置情報に基づいて決定されている。
以上のように、実施の形態1によれば、予め設定された監視領域を撮影する監視カメラ10,20と、監視カメラ10,20と接続され、撮影した画像データを用いて異常を検知する監視サーバ50とを有するように構成した。さらに、監視カメラ10,20は、任意の領域を撮影するカメラ11,21、カメラ位置情報データが入力されるとそのカメラ位置情報データに従ってカメラ11,21の向き、画角等を制御するカメラ制御部14、カメラ11,21が撮影した画像データを解析して異常領域を検知する画像解析部12,22、画像解析部12,22によって検知された異常領域をカメラ11,21に撮影させるためのカメラ位置情報を算出して、カメラ11,21および監視サーバ50に出力する異常監視位置演算部13,23を備えるように構成した。また、監視サーバ50は、異常領域を検知した異常監視位置演算部11から出力されたカメラ位置情報を用いて、異常領域を検知した監視カメラ11が監視領域から異常領域へ撮影を切り替えたことによって生じる死角領域を算出する死角領域演算部51、死角領域を撮影させる監視カメラ21を異常領域を検知した監視カメラ11を除いた監視カメラの中から選択し、選択した監視カメラ21に予め設定された監視領域および死角領域を同時に撮影させるためのカメラ位置情報を算出して、カメラ制御部24に出力する死角監視位置演算部52を備えるように構成した。このため、画像処理による異常検知時に、通常時の監視領域から異常領域に監視を切り替えた監視カメラの死角領域を別の監視カメラが合わせて監視することにより、セキュリティレベルを向上させることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では監視カメラを2台備えるように構成したが、監視カメラを2台備えた監視システムでは、異常領域を撮影する監視カメラの死角を、もう1台の監視カメラで撮影しきれない場合がある。そこで、この実施の形態2では、監視システムが3台の監視カメラ10,20,30を備える構成とする。
図5は、この発明の実施の形態2に係る監視システムの監視カメラ配置を示す説明図である。図5において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。また、監視カメラ30は、上記実施の形態1で説明した監視カメラ10,20と同様の構成であり、予め設定されている監視領域を撮影するカメラ31、撮影された画像データを解析して異常が発生している異常領域を検知する画像解析部32、異常領域を撮影するためのカメラ31の向き、画角等のカメラ位置情報を算出する異常監視位置演算部33、入力されたカメラ位置情報に従ってカメラ31に異常領域または死角領域を撮影させるよう制御を行うカメラ制御部34を有し、ハブ装置40とは接続ケーブル35によって接続されている。これら各部の詳細な説明は上記実施の形態1と同様のため省略する。
図5に示す監視システムにおいて、監視カメラ10が監視領域18を、監視カメラ20が監視領域28を、また、監視カメラ30が監視領域38をそれぞれ撮影するように予め設定されている。この設定に従って、カメラ制御部14,24,34がカメラ11,21,31を制御する。ここでは監視カメラ20の監視領域28内で異常が発生した場合を例に説明する。
以下では、図5−7を用いて監視システムの動作を説明する。図6は、この発明の実施の形態2に係る監視システムの異常発生時の監視領域遷移を示す説明図である。図6において図1および図5と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。また、図7は、この実施の形態2に係る監視システムの動作を示すフローチャートである。
図7に示すステップST21において、監視カメラ20の監視領域28内で異常が発生すると、監視カメラ20によって異常領域1が検知され、カメラ21が図6に示す異常監視領域29を撮影する。続いてステップST22にて、監視カメラ20の異常監視位置演算部23から監視サーバ50の死角領域演算部51へ、異常領域1を示す異常領域データとカメラ21のカメラ位置情報データとが出力される。
次いでステップST23では、死角領域演算部51が、これらのデータを用いて監視カメラ20が異常監視領域29を撮影することによって発生する死角領域2a,2b(図6に示す)を算出し、出力する。死角領域データを受け取った死角監視位置演算部52は、死角領域2a,2bを撮影する監視カメラを選択し、その監視カメラのカメラ位置情報を算出する。
この例では、死角監視位置演算部52は死角領域2aと接する領域18を撮影している監視カメラ10が死角領域2aを撮影するために最適な位置に配置された監視カメラであると判断する。また、死角領域2bと接する領域を撮影している監視カメラ30が死角領域2bを撮影するために最適な位置に配置された監視カメラであると判断する。そして、監視カメラ10が死角領域2aおよび監視領域18を同時に監視可能な死角監視領域19(図6に示す)を撮影するためのカメラ位置情報、ならびに、監視カメラ30が死角領域2bおよび監視領域38を同時に監視可能な死角監視領域39を撮影するためのカメラ位置情報をそれぞれ算出し、出力する。なお、死角監視位置演算部52が死角領域2a,2bを撮影する監視カメラを選択する判断基準を予め設定しておけばよく、上記の判断方法以外の方法であってもかまわない。
そして、ステップST24において、ハブ装置40から死角監視位置演算部52が選択した監視カメラ10へ監視カメラ10用のカメラ位置情報データが出力される。また、監視カメラ30へ監視カメラ30用のカメラ位置情報データが出力される。死角監視領域19,39を撮影するためのカメラ位置情報データがカメラ制御部14,34へ入力されると、カメラ制御部14,34がその情報に従ってカメラ11,31を制御することにより、監視領域18,38を撮影していたカメラ11,31が死角監視領域19,39を撮影する。これにより、異常領域1を撮影する監視カメラ20の死角領域が複数存在する場合でも、複数台の監視カメラが個別に死角領域の撮影を行うため、異常が検知されていない領域に監視の死角がなくなる。
以上のように、実施の形態2によれば、監視サーバ50の死角領域演算部51が複数の死角領域を算出すると、死角監視位置演算部52は、算出された死角領域ごとに1台ずつ監視カメラを選択し、監視カメラごとに予め設定された監視領域および死角領域を同時に撮影させるためのカメラ位置情報をそれぞれ算出するように構成した。このため、画像処理による異常検知時に、通常時の監視領域から異常領域に監視を切り替えた監視カメラの複数の死角領域を別の監視カメラが合わせて監視することにより、セキュリティレベルを向上させることができる。
なお、上記実施の形態2では監視カメラを3台備えるように構成したが、これに限定するものではなく、監視カメラを4台以上備える構成であってもよい。
監視カメラを複数台備えた監視システムは、複数箇所で異常が検知された場合であっても死角をつくることなく監視領域を撮影することが可能である。具体的には、各異常領域を対応する各監視カメラが撮影し、それら監視カメラの死角をさらに他の監視カメラが合わせて撮影する。
また、上記実施の形態1および2に係る監視システムにおいて、異常監視位置演算部が算出するカメラ位置情報によって決まる異常監視領域17,29の面積は、異常領域と同等の面積でもそれ以上またはそれ以下の面積でもよい。具体的には、異常監視位置演算部が、検知した異常領域に対する異常監視領域の面積比等を予め保持し、その面積比等に従った面積の異常監視領域17,29となるようなカメラ位置情報を算出する。
同様に、死角監視位置演算部が算出するカメラ位置情報によって決まる死角監視領域19,27,39の面積は、死角領域と同等の面積でもそれ以上またはそれ以下の面積でもよい。具体的には、死角監視位置演算部が、死角領域演算部によって算出された死角領域に対する死角監視領域の面積比等を予め保持し、その面積比等に従った面積の死角監視領域19,27,39となるようなカメラ位置情報を算出する。
この発明の実施の形態1に係る監視システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る監視システムの監視カメラ配置を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る監視システムの異常発生時の監視領域遷移を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る監視システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る監視システムの監視カメラ配置を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る監視システムの異常発生時の監視領域遷移を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る監視システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 異常領域、2 死角領域、10,20 監視カメラ、11,21 カメラ(カメラ部)、12,22 画像解析部、13,23 異常監視位置演算部、14,24 カメラ制御部(カメラ部)、15,25,53 接続ケーブル、16,26 監視領域、17 異常監視領域、27 死角監視領域、40 ハブ装置、50 監視サーバ、51 死角領域演算部、52 死角監視位置演算部。

Claims (2)

  1. 予め設定された監視領域を撮影する監視カメラと、複数の当該監視カメラと接続され、各監視カメラが撮影した画像データを用いて異常を検知する監視サーバとを有する監視システムにおいて、
    前記監視カメラは、
    任意の位置制御情報が入力されると、前記監視領域から当該位置制御情報に基づいた領域へ切り替えて撮影するカメラ部と、
    前記カメラ部が撮影した画像データを解析して異常領域を検知する画像解析部と、
    前記画像解析部によって検知された前記異常領域を前記カメラ部に撮影させるための位置制御情報を算出して、前記カメラ部および前記監視サーバに出力する異常監視位置演算部とを備え、
    前記監視サーバは、
    前記異常領域を検知した監視カメラの前記異常監視位置演算部から出力された位置制御情報を用いて、当該監視カメラが予め設定された前記監視領域から当該異常領域へ撮影を切り替えたことによって生じる死角領域を算出する死角領域演算部と、
    前記死角領域を撮影させる監視カメラを、前記異常領域を検知した監視カメラを除いた前記監視カメラの中から選択し、選択した当該監視カメラに予め設定された前記監視領域および当該死角領域を同時に撮影させるための位置制御情報を算出して、選択した当該監視カメラの前記カメラ部に出力する死角監視位置演算部とを備えたことを特徴とする監視システム。
  2. 監視サーバの死角領域演算部が複数の死角領域を算出すると、死角監視位置演算部は、算出された当該死角領域ごとに1台ずつ監視カメラを選択し、当該監視カメラごとに予め設定された前記監視領域および当該死角領域を同時に撮影させるための位置制御情報をそれぞれ算出することを特徴とする請求項1記載の監視システム。
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