JP2009156030A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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洋一 池田
Masaru Nakano
中野  勝
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Abstract

【課題】蒸発燃料処理装置の脱離効率を向上させる。
【解決手段】活性炭11が充填された複数の充填室12、13がケーシング内に形成された蒸発燃料処理装置1において、一対の電極板に挟み込まれたPTCセラミックをポリイミドフィルムの間に封止することで形成されたPTCユニット34と、PTCユニット34を挟み込んで挟持固定する一対の放熱板35a、35bと、を有するシート状のヒータユニット30を有し、ヒータユニット30は、その両面が充填室13内の流体の流れ方向に沿うように、充填室13内に配置されている。これによって、パージにより流入する空気が少なくても、短時間で蒸発燃料処理装置1内部の温度を所定の設定温度まで上昇させることできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用の燃料タンクから蒸発した燃料を吸着して、その燃料をエンジン稼働時に燃焼させるキャニスタに代表される蒸発燃料処理装置に関する。
ガソリンを燃料とする自動車では、燃料タンク内の蒸発燃料が大気に放出されるのを抑制するために、蒸発燃料処理装置としてキャニスタが一般的に用いられている。キャニスタは、停車時等に燃料タンク内から発生する蒸発燃料を活性炭からなる吸着材に吸着させ、エンジン稼働時にキャニスタを通して吸気を行うことにより、キャニスタの大気ポートから導入した大気によってキャニスタ内をパージし、吸着した蒸発燃料を脱離させてエンジン内で燃焼させる仕組みとなっている。そして、このパージにより蒸発燃料の脱離によって吸着材の吸着性能を復活させ、蒸発燃料を繰り返し良好に吸着することが可能となる。
ところで、近年、環境規制が厳しくなってきており、キャニスタにはさらなる性能向上が求められている。キャニスタの性能向上には、吸着材の吸着能力向上によるものと、脱離効率の向上によるものとが考えられるが、発展する自動車技術においては高い燃料経済性も求められており、十分な追い出し空気量を確保することが困難になってきているため、脱離効率を向上させることが、キャニスタ性能向上への現実的な解決策となる。
例えば、特許文献1には、加熱装置の放熱部(放熱板)をキャニスタの側壁に形成された挿入穴から挿入することでキャニスタ内の吸着材層に埋設し、キャニスタ内の吸着材を加熱することで、脱離効率を向上させる技術が開示されている。
また、特許文献1とは異なり、ヒータユニット全体をキャニスタ内部に設置すると、効率的にキャニスタ内の吸着材を加熱することが可能となるが、この場合、吸着時に接することになる可燃ガスや、脱離時に接することになる塩分、水分に対してヒータユニットは高い安全性や耐薬品性を備える必要がある。例えば、特許文献2には、耐候性があるヒータユニットとして、金属ケースに絶縁板及び電極板で挟み込まれたPTC素子を挿入し、樹脂で封止して構成されたユニットが開示されている。
特開2003−293866号公報 特開2001−284023号公報
しかしながら、上述した特許文献1における加熱装置は、上記挿入穴を閉塞する蓋部と、この蓋部に突出形成された上記放熱部と、上記放熱板に設けられたPTC素子などからなる発熱体と、発熱体を発熱駆動する駆動手段とからなっており、上記発熱体がキャニスタ外表面の一部となる上記蓋部にも接触する構成となっているため、上記発熱体の熱の一部が上記蓋部から外部に逃げてしまい、エネルギー損失が大きいという問題がある。
また、特許文献2のように樹脂で封止して耐候性のヒータユニットを構成すれば、ヒータユニットをキャニスタ内部に設置することは可能となるが、ヒータユニットの体積が大きくなってしまうため、キャニスタ内に設置すると、通気性確保が困難となってしまうという問題がある。
そこで、本発明の請求項1の蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料の吸着・脱離を行う吸着材が充填された充填室がケーシング内に形成され、上記ケーシングには、燃料タンクに接続されるチャージポートとエンジンの吸気側に接続されるパージポートと大気に連通する大気ポートとが設けられた蒸発燃料処理装置において、一対の電極板に挟み込まれたシート状のPTCセラミックを一対のポリイミドフィルムの間に封止することで形成されたシート状のPTCユニットと、上記PTCユニットを挟み込んで挟持固定する一対のシート状の放熱板と、を有するシート状のヒータユニットを有し、上記ヒータユニットは、その両面が上記充填室内の流体の流れ方向に沿うように、上記充填室内に配置されていることを特徴としている。
本発明の請求項2は、請求項1に記載の蒸発燃料処理装置において、上記ヒータユニットは、上記大気ポートから上記パージポートへ向かう流体の流れに対して上流側となる上記充填室内の大気ポート側に配置されていることを特徴としている。パージの際に大気ポートから導入される空気は、ヒータユニットによって暖められながら、パージポート側へと流れていくが、ヒータユニットが大気ポートからパージポートへ向かう流体の流れに対して上流側となる充填室内の大気ポート側に配置されているので、大気ポートからパージポートへ向かう空気の流れに対して下流側となる充填室内のパージポート側にヒータユニットが配置されている場合に比べて、より多くの吸着材がヒータユニットによって暖めらた空気に接触することになる。
本発明の請求項3は、請求項1または2に記載の蒸発燃料処理装置において、上記ヒータユニットの放熱板には、ヒータユニットが配置された充填室内の流体の流れ方向と直交するように、円柱形状の複数の放熱フィンが突出形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、ヒータユニットが充填室内で発熱するので、ヒータユニットに発生させた熱で効率良く蒸発燃料処理装置内部を暖めることができる。つまり、パージにより流入する空気が少なくても、短時間で蒸発燃料処理装置内部の温度を所定の設定温度まで上昇させることでき、吸着材に吸着された蒸発燃料の脱離効率を向上させることができる。また、シート状のヒータユニットが、充填室内の流体の流れ方向に沿うように充填室内に配置されているので、ヒータユニットを充填室内に配置することによる通気抵抗の増加を最小限に抑制することができる。
そして、ヒータユニットを大気ポートからパージポートへ向かう流体の流れに対して上流側となる充填室内の大気ポート側に配置すれば、蒸発燃料処理装置内のより多くの吸着材が、ヒータユニットによって暖めらた空気に接触することになり、一層効率よく吸着材に吸着された蒸発燃料の脱離効率を向上させることができる。
また、放熱フィンをヒータユニットが配置された充填室内の流体の流れ方向と直交するように配置すれば、放熱フィンの間を流れる空気を効率よく暖めることができ、吸着材に吸着された蒸発燃料の脱離効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る蒸発燃料処理装置1(以下、キャニスタ1と記す)を示している。
このキャニスタ1のケーシング2は、合成樹脂材料からなり、主ケース3と、この主ケース3の長手方向の他端側の開口を閉塞するキャップ4と、から大略構成されている。
主ケース3は、一端側にエンジン(図示せず)の吸気系に接続されるパージポート5と燃料タンク(図示せず)に接続されるチャージポート6とが隣接して設けられた略筒状の細長い第1筒状部7と、一端側に大気に連通する大気ポート8が設けられた細長い第2筒状部9と、を有している。第1筒状部7の他端及び第2筒状部9の他端はそれぞれ開口しており、上述のキャップ4で閉塞される。
これら第1筒状部7と第2筒状部9とは、互いに隣接し合うように配置され補強用のリブ10によって連結されており、主ケース3は、全体として略箱形の直方体形状を呈している。
第1筒状部7及び第2筒状部9の内部には、蒸発燃料の吸着・脱離を行う吸着材として活性炭11が充填された細長い第1充填室12及び第2充填室13がそれぞれ形成されている。
第1充填室12の一端側は、通気性を有する第1スクリーン部材14を介してチャージポート6に連通すると共に、通気性を有する第2スクリーン部材15を介してパージポート5に連通している。
第1スクリーン部材14と第2スクリーン部材15とは、第1筒状部7の一端側壁面7aから第1筒状部7他端側(図1における左側)に向かって第1充填室12内まで突出した仕切壁16によって仕切られ、かつ第1スクリーン部材14が第2スクリーン部材15に対して第1充填室12他端側(図1における左側)にオフセットしている。換言すると、第1充填室12に対するチャージポート6の接続位置が、第1充填室12に対するパージポート5の接続位置に対して、第1充填室12他端側にオフセットしている。
第1充填室12他端側は、通気性を有する第3スクリーン部材17を介して、主ケース3の他端部(図1における左側端部)とキャップ4とによって構成された接続路18に連通している。第3スクリーン部材17は、スプリング19のバネ力を受けた多孔板20により第1充填室12一端側(図1における右側)に向かって付勢されている。
第2充填室13一端側(図1における右側)は、通気性を有する第4スクリーン部材21を介して大気ポート8に連通している。第2充填室13他端側(図1における左側)は、通気性を有する第5スクリーン部材22を介して接続路18に連通している。第5スクリーン部材22は、スプリング23のバネ力を受けた多孔板24により第2充填室13一端側に向かって付勢されている。
第1充填室12の他端及び第2充填室13の他端は、接続路18を介して接続されており、ケーシング2の内部は、接続路18において折り返す略U字状の通路構造となっている。
尚、各スクリーン部材14,15,17,21,22は、ウレタンまたは不織布からなり、吸着材である活性炭11の脱落を防止しつつ保持する機能を有するものである。
そして、ケーシング2内に形成され2つの充填室12,13のうち大気ポート8側に位置する第2充填室13内には、ヒータユニット30が配置されている。より詳しくは、第2充填室13内の一端側、つまり第2充填室13内の大気ポート8側に、ヒータユニット30が活性炭11とともに埋設されるように配置されている。
ヒータユニット30は、図2〜図4に示すように、一対の電極板31、31に挟み込まれたPTCセラミック32を一対のポリイミドフィルム33、33でさらに挟み込んで形成されたシート状のPTCユニット34と、このPTCユニット34を挟み込んで挟持固定する薄板状の一対の放熱板35a、35bと、を有している。
PTCセラミック32は、細長いシート状に形成され、例えば1.2mm程度の厚さに設定されている。
一対の電極板31、31は、PTCセラミック32と略同じ大きさのシート状を呈し、例えば0.3〜0.5mm程度の厚さに設定され、リード線36を介して図外の電源ユニットにそれぞれ接続されている。
一対のポリイミドフィルム33、33は、PTCセラミック32よりも全体的に大きいシート状に形成され、例えば1mm以下の厚さに設定されている。このポリイミドフィルム33、33の中央には、一対の電極板31、31に挟み込まれたPTCセラミック32が収容される凹部37が予め形成されている。
PTCユニット34は、一対の電極板31、31に挟み込まれたPTCセラミック32を凹部37内に収容した状態で一対のポリイミドフィルム33、33の外周縁(上記凹部37の外周側の部分)を接着剤もしくは熱溶着によって全周に亙って接合することで形成されている。つまり、一対の電極板31、31に挟み込まれたPTCセラミック32は、一対のポリイミドフィルム33、33の間に挟みこまれた状態で封止されている。
放熱板35a、35bは、例えばアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属材料からなり、PTCユニット34よりも全体的に大きい矩形板状に形成されている。放熱板35a、35bには、円柱形状の複数の放熱フィン38が、放熱板35a、35bの表面39a、39bから垂直に突出形成されている。これら放熱フィン38は、放熱板35aまたは35bと一体に形成されているものであり、放熱板35aまたは35bと同じ材質である。
ヒータユニット30は、放熱板35aの一側部に形成された細長い係合片40aを放熱板35bの一側部に形成された細長い係合穴41bに挿入すると共に、放熱板35bの他側部に形成された細長い係合片40bを放熱板35aの他側部に形成された細長い係合穴41aに挿入し、一対の放熱板35a、35bでPTCユニット34を挟み込み、さらに係合穴41a、41bを貫通した係合片40a、40bの先端部分を内側に折り返することで一対の放熱板35a、35bをかしめ止めして、放熱板35a、35b間にPTCユニット34を挟持固定する構成となっている。つまり、ヒータユニット30は、放熱フィン38以外の部分は全体として薄肉(シート状)に形成されていると共に、PTCセラミック32の外周側の電極板31、ポリイミドフィルム33及び放熱板35a、35bもそれぞれ薄肉なので全体としての熱伝導性も高い構成となっている。
そして、ヒータユニット30は、図1及び図5に示すように、その両面が第2充填室13内の流体の流れ方向に沿うように、つまり放熱フィン38が設けられる表面39a、39bが第2充填室13内の流体の流れ方向と略平行となるように、第2充填室13内の大気ポート8側に配置されている。より詳しくは、ヒータユニット30は、活性炭11が放熱フィン38、38間に隙間なく入り込んだ状態となるように第2充填室13内に埋設されている。また、ヒータユニット30は、放熱板35a、35bに形成された放熱フィン38が、第2充填室13内の流体の流れ方向と直交するように、第2充填室13内に配置されている。
そして、キャニスタ1は、パージの際に電極板31、31に通電してヒータユニット30を発熱させると、大気ポート8から導入された空気がヒータユニット30の放熱フィン38の間を抜けて第2充填室13の他端側に向かって流れていく過程で暖められ、この暖められた空気によって、ヒータユニット30よりも流れ方向でパージポート5側にある活性炭11も暖められることになる。
尚、図1及び図5における42はリード線36をケーシング2の外側に引き出すために主ケース3に形成された貫通穴、43はこの貫通穴42を塞ぐ蓋部材でる。蓋部材43はリード線36に貫通されている。
このように構成されたキャニスタ1においては、発熱源であるヒータユニット30が第2充填室13内に配置された構成となっているので、ヒータユニット30に発生させた熱で効率良くキャニスタ1内部を暖めることができる。つまり、パージにより大気ポート8から流入する空気が少なくても、短時間でキャニスタ1内部の温度を所定の設定温度まで上昇させることでき、活性炭11に吸着された蒸発燃料を効率良く脱離することができる。
また、ヒータユニット30によって暖められた空気によって、第2充填室13のヒータユニット30より他端側に位置する活性炭11及び第1充填室12内の活性炭11も暖められることになるが、ヒータユニット30が第2充填室13の大気ポート8側に配置されているので、ヒータユニット30が第2充填室13の他端側や第1充填室12に設けられている場合に比べて、より多くの活性炭11がヒータユニット30によって暖められた空気に接触することになる。つまり、ヒータユニット30が第2充填室13の大気ポート8側に配置されているので、キャニスタ1内の活性炭11に吸着された蒸発燃料の脱離効率を一層向上させることができる。
そして、放熱板35a、35bに形成された放熱フィン38が、パージの際の第2充填室13内の空気の流れ方向と直交するように、第2充填室13内に配置されているので、放熱フィン38の間を流れる空気を効率よく暖めることができ、キャニスタ1の脱離効率を向上させることができる。
また、ヒータユニット30は放熱フィン38以外の部分は全体として薄肉に形成されており、このようなヒータユニット30が、第2充填室13内の流体の流れ方向に沿うように第2充填室13内に配置されているので、ヒータユニット30を第2充填室13内に配置することによる通気抵抗の増加を最小限に抑制することができる。
尚、本実施形態においては、ポリイミドフィルム33の中央に凹部37が予め形成されているが、この凹部37は必ずしも形成しておく必要はない。
また、本実施形態においては、電極板31がPTCセラミック32及びポリイミドフィルム33とは別部材となっているが、電極板31に相当する電極をPTCセラミック32もしくはポリイミドフィルム33に予め印刷しておき、電極板31を省略することも可能である。
さらに、本願発明は、上述した実施形態のように吸着材が充填される充填室が2つのものに限定されるものではなく、充填室が3つ以上のものや、1つのものにも適用可能である。例えば、充填室が一つ場合、つまり一つの筒状部内に一つの充填室が形成されるような場合には、筒状部の一端側にパージポートとチャージポートと設け、筒状部の他端側に大気ポートを設け、充填室内の大気ポート側にヒータユニットを配置するようにしてもよい。
本発明に係る蒸発燃料処理装置(キャニスタ)の装置全体を示す説明図。 本発明に係る蒸発燃料処理装置に用いられるPTCユニットの分解斜視図。 本発明に係る蒸発燃料処理装置に用いられるヒータユニットの分解斜視図。 本発明に係る蒸発燃料処理装置に用いられるヒータユニットの斜視図。 図1の矢示A方向からみた本発明に係る蒸発燃料処理装置を示す説明図。
符号の説明
1…キャニスタ
30…ヒータユニット
31…電極板
32…PTCセラミック
33…ポリイミドフィルム
34…PTCユニット
35a…放熱板
35b…放熱板
38…放熱フィン

Claims (3)

  1. 蒸発燃料の吸着・脱離を行う吸着材が充填された充填室がケーシング内に形成され、上記ケーシングには、燃料タンクに接続されるチャージポートとエンジンの吸気側に接続されるパージポートと大気に連通する大気ポートとが設けられた蒸発燃料処理装置において、
    一対の電極板に挟み込まれたシート状のPTCセラミックを一対のポリイミドフィルムの間に封止することで形成されたシート状のPTCユニットと、上記PTCユニットを挟み込んで挟持固定する一対のシート状の放熱板と、を有するシート状のヒータユニットを有し、
    上記ヒータユニットは、その両面が上記充填室内の流体の流れ方向に沿うように、上記充填室内に配置されていることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 上記ヒータユニットは、上記大気ポートから上記パージポートへ向かう流体の流れに対して上流側となる上記充填室内の大気ポート側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 上記放熱板には、ヒータユニットが配置された充填室内の流体の流れ方向と直交するように、円柱形状の複数の放熱フィンが突出形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸発燃料処理装置。
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