JP2009155984A - 携帯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ねじ等の締結部材によりケースに加飾部材を固定して加飾を施す場合であれ、ユーザによるメカニカルキーの適切な収容及び取り出しを維持することのできる携帯機を提供する。
【解決手段】この携帯機200は、キー溝の形成されるキープレート221の一端にグリップ部222が設けられるメカニカルキー220と、このメカニカルキー220を収容するためのキー収容部231が側部に形成されるケース230とを備える。そして、ケース230の正面部には、キー収容部231のうち、グリップ部222を収容する部分であるグリップ部収容部231aに沿って第2の加飾部材242が設けられている。ここでは、第2の加飾部材242にグリップ部収容部231aを超えて延設される部分を設けた上で、この延設された部分とケース230とをねじ250bにより締結して第2の加飾部材242をケース230に固定する。
【選択図】図3
【解決手段】この携帯機200は、キー溝の形成されるキープレート221の一端にグリップ部222が設けられるメカニカルキー220と、このメカニカルキー220を収容するためのキー収容部231が側部に形成されるケース230とを備える。そして、ケース230の正面部には、キー収容部231のうち、グリップ部222を収容する部分であるグリップ部収容部231aに沿って第2の加飾部材242が設けられている。ここでは、第2の加飾部材242にグリップ部収容部231aを超えて延設される部分を設けた上で、この延設された部分とケース230とをねじ250bにより締結して第2の加飾部材242をケース230に固定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、メカニカルキーを取り出し可能に収容する携帯機に関する。
こうした携帯機の一つとして、車両との間の無線通信を通じて車両にかかる各種制御、例えば運転者が当該携帯機(電子キー)を所持した状態で車両ドアに接近したときに車両ドアのアンロックを自動的に行う制御等を実行する、いわゆる電子キーシステムに用いられる携帯機が周知である。そして従来、このような携帯機としては、例えば特許文献1に記載の携帯機が知られている。この特許文献1に記載の携帯機も含め、車両の電子キーシステムに搭載される携帯機は通常、上記車両との間の無線通信を実行するために必要な各種電子部品、例えばアンテナ等が設けられる回路基板を保護するケースを備え、このケースの側部にメカニカルキーを収容する構造を有している。ここで、このメカニカルキーは、キー溝の形成されるキープレートと、このキープレートの一端に設けられるグリップ部とから構成され、このグリップ部の一部がケースの外周面から露出するかたちでケースに収容されている。このような構成からなる携帯機によれば、車両との間の無線通信を通じて、あるいはメカニカルキーによるアンロック操作を通じて車両ドアをアンロックすることが可能である。このため、例えば携帯機に電池切れ等の異常が生じて車両との間の無線通信を行うことができないような状況下、換言すれば携帯機と車両との間の無線通信を通じて車両ドアをアンロックすることができないような状況下であっても、運転者はメカニカルキーを使用することで車両ドアをアンロックすることができるようになる。したがって、運転者にとってはその利便性が向上するようになる。
特開2002−339605号公報
ところで、こうした携帯機にあっては、その利便性の他、当該携帯機を好んで所持してもらうために高い意匠性を有することが望まれる傾向にある。ここで、携帯機に高い意匠性を持たせるための方法としては、例えば金属メッキされた加飾部材等を携帯機のケースの外周面に取り付ける、いわゆる金属加飾を施すことによって携帯機に高級感を持たせるといった方法がある。ただしこの場合、この加飾部材、あるいは同部材の金属メッキの種類によっては、車両との間で送受信される無線電波がこれら加飾部材等によって遮蔽されて正常な無線通信が妨げられてしまうといった問題が生じこともあり得る。このため、携帯機に金属加飾を施す際には、上記携帯機に設けられるアンテナを避けるかたちで加飾部材を設けることが望ましい。すなわち、携帯機では通常、アンテナ等の各種電子部品がその中央部に設けられていることから、携帯機の側部、例えばケースの外周縁に沿って加飾部材を設けることが望ましい。
しかしながら、このようにケースの外周縁に沿って加飾部材を設けたとすると、今度は別の問題が生じることが懸念される。まず、このようにケースの外周縁に沿って加飾部材を設けた場合には、加飾部材が上記メカニカルキーを収容するための空間に沿うかたちでケースの外周面に設けられることとなる。このため、加飾部材を、例えばねじ等によって固定しようとしたときに、このねじ等が上記メカニカルキーを収容するための空間にまで達するようなことがあると、ねじ等とメカニカルキーとが互いに接触し、ユーザによるメカニカルキーの収容及び取り出しに支障をきたすおそれがある。特に、メカニカルキーのグリップ部は通常、ユーザが把持し易いように上記キープレートよりも大きな形状に形成されているため、このグリップ部を収容するための空間に沿うかたちで加飾部材を設けてこれをねじ等により固定しようとすると、こうした問題が生じやすい。
なお、このような加飾部材の取付方法に関する課題は、上記車両の電子キーシステムに用いられる携帯機に限らず、例えば住宅の居住者が携帯機を所持した状態で玄関ドアに接近したときに玄関ドアのアンロックを自動的に実行する住宅の電子キーシステム等に用いられる携帯機にも同様に発生し得る。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ねじ等の締結部材によりケースに加飾部材を固定して加飾を施す場合であれ、ユーザによるメカニカルキーの適切な収容及び取り出しを維持することのできる携帯機を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、キー溝の形成されるキープレートの一端にグリップ部が設けられるメカニカルキーと、該メカニカルキーを取り出し可能に収容するための空間であるキー収容部が側部に形成されるケースとを備え、前記メカニカルキーを、前記グリップ部の一部が前記ケースの外周面から露出するかたちで前記キー収容部に収容する携帯機において、前記ケースの外周面には前記キー収容部の前記グリップ部を収容する部分に沿って当該携帯機を加飾するための部材が設けられるとともに、この加飾部材には前記キー収容部に対応する領域を超えて延設される部分が設けられ、この加飾部材の前記キー収容部に対応する領域を超えて延設される部分と前記ケースとが所定の締結部材により締結されることで前記加飾部材が前記ケースに固定されてなることを要旨としている。
前述のように、ケースの外周面に、キー収容部のグリップ部を収容する部分に沿って加飾部材を設けるなどすることで、携帯機の意匠性が向上するようになる。ただし、メカニカルキーのグリップ部は通常、キープレートと比較して大きな形状を有しているため、加飾部材を、例えばねじ等の締結部材によってケースに固定しようとすると、締結部材とメカニカルキーのグリップ部とが互いに接触し、ユーザによるメカニカルキーの適切な収容及び取り出しに支障をきたすおそれがある。この点、同構成によるように、キー収容部に対応する領域を超えるようにして延設される部分を加飾部材に設けた上で、この延設される部分とケースとを締結部材によって締結するようにすれば、上述のような締結部材とメカニカルキーのグリップ部とが互いに接触するといった問題を回避することができるようになる。したがって、ユーザによるメカニカルキーの適切な収容及び取り出しを維持することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機において、前記メカニカルキーのグリップ部は、前記メカニカルキーが前記キー収容部に収容されたときに前記ケースの外周面に滑らかに連続するかたちで同外周面から露出する形状を有し、前記加飾部材が、前記メカニカルキーの形状を想起させる形状に形成されてなることを要旨としている。
例えば、電子キーシステムに使用される携帯機には、メカニカルキーのグリップ部を、ケースの外周面に滑らかに連続するような形状、すなわちケースの外周面から突出することのない形状とすることで携帯機の意匠性の向上を図るようにしたものがある。ただし、メカニカルキーのグリップ部をこのような形状に形成するようにした場合には、グリップ部全体がケース内に収容されることとなるため、当該携帯機を見る方向によってはユーザがグリップ部の位置を把握し難くなるおそれがある。この点、同構成によるように、加飾部材をメカニカルキーの形状を想起させる形状に形成するようにすれば、この加飾部材はキー収容部のグリップ部を収容する部分に沿って設けられていることから、ユーザはケースの外周面に設けられている加飾部材の視認を通じてグリップ部の位置を間接的に把握することができるようになる。したがって、ユーザによるグリップ部の位置の把握も容易となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の携帯機において、前記締結部材はねじであり、このねじにより前記加飾部材と前記ケースとが締結されてなることを要旨としている。
同構成によるように、締結部材として汎用的に用いられているねじを採用することで、上記加飾部材を固定するための構造を容易に実現することができることから、上記請求項1又は2に記載の携帯機の実現も容易となる。
本発明にかかる携帯機によれば、ねじ等の締結部材によりケースに加飾部材を固定して加飾を施す場合であれ、ユーザによるメカニカルキーの適切な収容及び取り出しを維持することができるようになる。
以下、本発明にかかる携帯機を車両の電子キーシステムに使用される携帯機(電子キー)に適用した一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる携帯機が使用される車両の電子キーシステムを含め、従来一般に採用されている車両の電子キーシステムの概要を示したものである。
同図1に示されるように、この電子キーシステムでは、車両側に搭載された車両側装置100と運転者が携帯所持する携帯機200との間で、無線通信による各種通信制御が実行される。すなわち、車両側装置100は、車両ドアの周辺に設定された通信可能エリアにリクエスト信号を送信するとともに、このリクエスト信号に対して携帯機200から送信される、識別コード(IDコード)等の情報を含む応答信号を受信する。また、この車両側装置100は、例えば車両ドアに設けられているドアロック機構110をアンロックするなどの車両制御も実行する。一方、携帯機200は、車両側装置100から送信されるリクエスト信号を受信するとともに、このリクエスト信号の受信に基づき車両側装置100に対して上記応答信号を送信する。また、この携帯機200には、例えば車両ドアをロック/アンロックしたい等の意思に基づき運転者によって押圧操作される操作ボタンが設けられており、携帯機200は、この操作ボタンが押圧操作されたときに携帯機200の識別コード(IDコード)等の情報を含む信号を生成し、この生成した信号を車両側装置100に送信する。さらに、この携帯機200には、上記車両ドアに設けられているドアロック機構110を機械的にロック/アンロックするためのメカニカルキーが取り出し可能に収容されている。
このように構成された電子キーシステムでは、車両側装置100から車両ドアの周辺に設定された通信可能エリアに対しリクエスト信号が発せられているとするときに、運転者が所持する携帯機200がこの通信可能エリアに進入したとすると、次のような態様にて車両側装置100及び携帯機200間での信号授受が実行される。まず、このシステムでは、上記車両側装置100から送信されたリクエスト信号が上記携帯機200により受信されるとともに、携帯機200では、こうしてリクエスト信号が伝達されると応答信号を生成してこれを車両側装置100に送信する。このように応答信号が送信されることにより、車両側装置100ではこれを受信するとともに、この受信した応答信号に含まれるIDコードと車両のIDコードとの照合を行う。そして、この照合を通じて互いのIDコードが一致している旨が判断されることに基づいて、ドアロック機構110を通じた車両ドアのアンロック等を実行する。一方、この電子キーシステムでは、運転者によるメカニカルキーの使用を通じて、すなわち運転者の手動操作を通じて車両ドアをアンロックすることも可能である。したがって、携帯機200に、例えば電池切れ等の異常が生じて車両側装置100との間の無線通信を行うことができないような状況下であっても、運転者はメカニカルキーを使用すれば車両ドアをアンロックすることができる。
図2は、こうした電子キーシステムに使用される携帯機200の斜視構造を示したものである。次に、同図2を参照して、本実施形態にかかる携帯機200の構造について説明する。
この携帯機200は、基本的には、上記リクエスト信号の受信や上記応答信号の送信のために使用されるアンテナ等が設けられる回路基板(図示略)がケース230によって保護されるとともに、このケース230に上記メカニカルキー220が収容可能な構造を有している。ここで、図2に示されるように、直方体状に形成されるこのケース230には、正面部の中央よりも下側の部分に上記操作ボタン210が設けられるとともに、同じく正面部の左辺及び右辺の両辺に沿って加飾部材240がそれぞれ設けられている。また、このケース230には、側部に上記メカニカルキー220を取り出し可能に収容するための空間であるキー収容部231が形成されている。一方、メカニカルキー220は、キー溝の形成されるキープレート221の一端にグリップ部222が設けられるといった構造を有している。そして、この携帯機200では通常、キー収容部231にメカニカルキー220が収容されるとともに、その使用に際してメカニカルキー220がユーザによってキー収容部231から取り出される。ちなみに、上記操作ボタン210は、車両ドアをアンロックするために操作されるアンロック用ボタン210aとロックするために操作されるロック用ボタン210bといった2つのボタンからなり、これらが並設されている。
次に、図3(a),(b)を併せ参照して、上記キー収容部231及び加飾部材240の構造について詳細に説明する。ここで、図3(a),(b)は、メカニカルキー220がキー収容部231に収容されているときの携帯機200の平面構造及び正面構造をそれぞれ示したものである。
まず、先の図2に示されるように、また図3(b)に示されるように、ケース230には、左側面部から上面部にかけて形成される肩部に切り欠き部230aが設けられている。また、同図3(b)に示されるように、ケース230には、切り欠き部230aに開口部を有して左側面部に沿って有底角筒状の内部空間230bが延設されている。そして、このケース230では、この切り欠き部230aにより形成される空間を上記メカニカルキー220のグリップ部222を収容するためのグリップ部収容部231aとして、また、有底角筒状の内部空間230bを上記メカニカルキー220のキープレート221を収容するためのキープレート収容部231bとしている。すなわち、これらグリップ部収容部231a及びキープレート収容部231bにより上記キー収容部231が構成されている。ちなみに、この携帯機200では、上記メカニカルキー220のグリップ部222を上記ケース230のグリップ部収容部231aとほぼ同じ形状に形成することで、グリップ部222全体をケース230内に収容してメカニカルキー220をユーザから見え難くし、これによって携帯機200の意匠性の向上を図るようにしている。
一方、加飾部材240は、ケース230の正面部の右辺側に延設される第1の加飾部材241と、ケース230の正面部の左辺側に延設される第2の加飾部材242とから構成されており、ケース230内の中央に位置する回路基板232を避けるかたちで同ケース230の外周縁に沿って設けられている。ちなみに、この加飾部材240は、例えばアルミニウムや鉄等の金属材料から形成されており、その表面には光輝性を醸し出すためのメッキが施されている。ここで、第2の加飾部材242は、キー収容部231に沿って延設されており、この延設方向の下側の端部がキープレート収容部231bの下側の端部を超えてケース230の正面部の下辺まで延設されるとともに、上側の端部がケース230の上辺に沿って屈曲されてグリップ部収容部231aの右側の端部を超える位置まで延設されている。すなわち、この第2の加飾部材242は、ケース230の外周面のキー収容部231に対応する領域、換言すればケース230の正面部にキー収容部231を投影したときの投影領域(図の一点鎖線の領域)を超えるかたちでL字状に延設されている。なお、このケース230を正面部の方向から見ると、メカニカルキー220はほぼL字状の形状を有しているため、この第2の加飾部材242の形状はメカニカルキー220の形状を想起させる形状となっている。したがって、ユーザは第2の加飾部材242の視認を通じてグリップ部222の位置を間接的に把握することができるようになるため、グリップ部222の位置の把握も容易となる。
そして、この携帯機200では、加飾部材240の各端部とケース230とがねじ250a〜250dにより締結されることで、加飾部材240がケース230に固定されている。すなわち、上記第2の加飾部材242にあっては、上記キープレート収容部231bの下側の端部を超えて延設された部分がねじ250aによりケース230に締結されるとともに、図3(a)に併せ示されるように、上記グリップ部収容部231aの右側の端部を超えて延設された部分がねじ250bによりケース230に締結されている。
このような構成を有する携帯機にあっては、図4に示すように、ユーザがメカニカルキー220をキー収容部231に収容しようとしたとき、あるいは同キー収容部231からメカニカルキー220を取り出そうとしたときに、メカニカルキー220のキープレート221やグリップ部222がねじ250a,250bに接触することがない。したがって、携帯機200として第2の加飾部材242をねじ250a,250bにより固定するといった構造を採用しつつも、ユーザはメカニカルキー220の収容及び取り出しを適切に行うことができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる携帯機によれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)キー収容部231に沿って設けられる第2の加飾部材242にケース230の外周面のキー収容部231に対応する領域を超えて延設される部分を設け、この延設される部分とケース230とをねじ250a,250bにより締結して第2の加飾部材242をケース230に固定するようにした。特に、第2の加飾部材242にケース230の外周面のグリップ部収容部231aに対応する領域を超えて延設される部分を設け、この延設される部分とケース230とをねじ250bにより締結するようにした。これにより、携帯機200として第2の加飾部材242をねじ250a,250bにより固定するといった構造を採用しつつも、メカニカルキー220の収容及び取り出しの際にメカニカルキー220のキープレート221やグリップ部222がねじ250a,250bに接触することを回避することができるようになる。したがって、ユーザによるメカニカルキー220の適切な収容及び取り出しが維持されるようになる。
(1)キー収容部231に沿って設けられる第2の加飾部材242にケース230の外周面のキー収容部231に対応する領域を超えて延設される部分を設け、この延設される部分とケース230とをねじ250a,250bにより締結して第2の加飾部材242をケース230に固定するようにした。特に、第2の加飾部材242にケース230の外周面のグリップ部収容部231aに対応する領域を超えて延設される部分を設け、この延設される部分とケース230とをねじ250bにより締結するようにした。これにより、携帯機200として第2の加飾部材242をねじ250a,250bにより固定するといった構造を採用しつつも、メカニカルキー220の収容及び取り出しの際にメカニカルキー220のキープレート221やグリップ部222がねじ250a,250bに接触することを回避することができるようになる。したがって、ユーザによるメカニカルキー220の適切な収容及び取り出しが維持されるようになる。
(2)第2の加飾部材242をメカニカルキー220の形状を想起させるL字状に形成するようにした。また、このように第2の加飾部材242をL字状に形成することで、第1の加飾部材241と第2の加飾部材242とを互いに異なる形状に形成するようにした。このため、ユーザは第2の加飾部材242の視認を通じてグリップ部222の位置を間接的に把握することができるようになるため、グリップ部222の位置の把握も容易となる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、ケース230に加飾部材240を固定するために、加飾部材240とケース230とをねじ250a〜250dにより締結するようにしたが、例えばボルトとナットにより締結したり、あるいはリベット等により締結するようにしてもよい。
・上記実施形態では、ケース230に加飾部材240を固定するために、加飾部材240とケース230とをねじ250a〜250dにより締結するようにしたが、例えばボルトとナットにより締結したり、あるいはリベット等により締結するようにしてもよい。
・上記実施形態では、第1の加飾部材241と第2の加飾部材242とを互いに異なる形状に形成するようにしたが、例えば、図5に例示するように、これらを携帯機200の中心線mに関してそれぞれ線対称となる形状に形成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、第2の加飾部材242の形状からメカニカルキー220の形状を想起することができるようにするために、L字状に形成されたメカニカルキー220に対して第2の加飾部材242を同じくL字状に形成するようにした。これに代えて、例えばメカニカルキー220がT字状に形成されているのであれば、第2の加飾部材242をT字状に形成するようにしてもよい。すなわち、第2の加飾部材242の形状については、これをメカニカルキー220の形状に併せて適宜変更してもよい。
・上記実施形態、並びにその変形例では、第2の加飾部材242をメカニカルキー220の形状を想起させる形状に形成する場合について例示したが、例えば携帯機200の意匠性をさらに高めるためにメカニカルキー220の形状とは異なる形状にするなど、第2の加飾部材242の形状については適宜変更することが可能である。具体的には、図6に例示するように、メカニカルキー220の正面部の外周縁全体にわたって環状に加飾部材240を設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、本発明にかかる携帯機を車両の電子キーシステムに使用される携帯機に適用する場合について例示したが、例えば住宅の電子キーシステムに使用される携帯機に適用するようにしてもよい。要は、キー溝の形成されるキープレートの一端にグリップ部が設けられるメカニカルキーと、このメカニカルキーを取り出し可能に収容するためのキー収容部が側部に形成されるケースとを備え、メカニカルキーを、グリップ部の一部がケースの外周面から露出するかたちでキー収容部に収容する携帯機であれば、同様に適用することが可能である。
(付記)
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(付記)
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項2に記載の携帯機において、前記メカニカルキーの形状を想起させる形状が、L字の形状である携帯機。前述のように、メカニカルキーは通常、キー溝の形成されるキープレートの一端にグリップ部が設けられるといった構造を有し、ほぼL字の形状に形成されることが多い。したがって、同構成によるように、メカニカルキーの形状を想起させる形状としては、L字の形状を採用することができる。
(ロ)請求項1〜3、及び付記イのいずれか一項に記載の携帯機において、当該携帯機が、車両に設けられた通信装置との間の無線信号の送受信を通じて、あるいは前記メカニカルキーの使用を通じて車両ドアを施解錠する車両の電子キーシステムに使用されるものである携帯機。具体的には、請求項1〜3、及び付記イのいずれか一項に記載の携帯機を、車両の電子キーシステムに使用される携帯機に適用することができる。
100…車両側装置、110…ドアロック機構、200…携帯機、210…操作ボタン、210a…アンロック用ボタン、210b…ロック用ボタン、220…メカニカルキー、221…キープレート、222…グリップ部、230…ケース、231…キー収容部、231a…グリップ部収容部、231b…キープレート収容部、232…回路基板、240…加飾部材、241…第1の加飾部材、242…第2の加飾部材、250a〜250d…ねじ。
Claims (3)
- キー溝の形成されるキープレートの一端にグリップ部が設けられるメカニカルキーと、該メカニカルキーを取り出し可能に収容するための空間であるキー収容部が側部に形成されるケースとを備え、前記メカニカルキーを、前記グリップ部の一部が前記ケースの外周面から露出するかたちで前記キー収容部に収容する携帯機において、
前記ケースの外周面には前記キー収容部の前記グリップ部を収容する部分に沿って当該携帯機を加飾するための部材が設けられるとともに、この加飾部材には前記キー収容部に対応する領域を超えて延設される部分が設けられ、この加飾部材の前記キー収容部に対応する領域を超えて延設される部分と前記ケースとが所定の締結部材により締結されることで前記加飾部材が前記ケースに固定されてなる
ことを特徴とする携帯機。 - 前記メカニカルキーのグリップ部は、前記メカニカルキーが前記キー収容部に収容されたときに前記ケースの外周面に滑らかに連続するかたちで同外周面から露出する形状を有し、前記加飾部材が、前記メカニカルキーの形状を想起させる形状に形成されてなる
請求項1に記載の携帯機。 - 前記締結部材はねじであり、このねじにより前記加飾部材と前記ケースとが締結されてなる
請求項1又は2に記載の携帯機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011001572A1 (ja) | 2009-06-30 | 2011-01-06 | 新日本石油株式会社 | 単環芳香族炭化水素製造用触媒および単環芳香族炭化水素の製造方法 |
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2007
- 2007-12-27 JP JP2007337784A patent/JP2009155984A/ja active Pending
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WO2011001572A1 (ja) | 2009-06-30 | 2011-01-06 | 新日本石油株式会社 | 単環芳香族炭化水素製造用触媒および単環芳香族炭化水素の製造方法 |
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