JP2009155941A - 建築用パネル - Google Patents

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【目的】本発明は長尺状の建築用パネルを施工した際に、目地の化粧材、汚染防止材、等として機能する目地形成材を形成できる建築用パネルに関するものである。
【構成】両端部に雄型連結部4と雌型連結部5を形成した建築用パネルAであって、連結時に雄型連結部4と雌型連結部5により重合される連結部内の少なくとも一方に内側に窪んだ嵌合溝を形成した建築用パネルAである。
【選択図】図1

Description

本発明は長尺状の建築用パネルを施工した際に、目地の化粧材、汚染防止材、等として機能する目地形成材を形成できる建築用パネルに関するものである。
一般に、金属系パネル、薄板状の表面材と裏面材にて合成樹脂発泡体からなる芯材をサンドイッチした金属系サイディング材間にキャップを装着する構造が発明されて上市されている。(例えば、特許文献1、2参照)。
特許第2633444号 特許第2686211号
しかしながら、これら構造は目地間の固定具をカバーする構造であり、目地部のデザイン性を向上したり、雨水による汚染を防止する思想は存在しなかった。また、直接、建築用パネル間に装着できるものでなかった。
本発明はこのような欠点を解決するために、両端部に雄型連結部と雌型連結部を形成した建築用パネルであって、連結時に雄型連結部と雌型連結部により重合される連結部内の少なくとも一方に内側に窪んだ嵌合溝を形成した建築用パネル。を提供するものである。
本発明に係る建築用パネルによれば、(1)目地形成材が、簡単に固定できる。(2)建築用パネル施工後に目地形成材の取り付けが可能である。等の特徴、効果がある。
以下に、図面を用いて本発明に係る建築用パネルの一実施例について詳細に説明する。図1は本発明に係る建築用パネルAを示す断面図、図2は建築用パネルAの施工状態を示す断面図、図3(a)〜(c)は本発明に係る建築用パネルAに施工される目地形成材Cの一実施例を示す断面図と斜視図であり、3(a)は図3(c)のa−a線断面図、図3(b)は図3(c)のb−b線断面図である。なお、Bはパッキング材、αは躯体(一点鎖線はアスファルトフェルト、防風透湿シート、等のシート)、βは固定具、γは連結目地部である。
建築用パネルAは図1に示すように、表面材1と裏面材2で合成樹脂を原料とする合成樹脂発泡体からなる芯材3を、サンドイッチした建築用パネルAであり、少なくとも上下端部に雄型連結部4と雌型連結部5、固定部16を形成した金属系サイディング材である。また、その他に金属系パネル、窯業系サイディング材、タイル、ALC、コンクリートパネル、等の乾式工法の建築用パネルAである。勿論、縦張り、横張りのどちらでも施工は可能である。
さらに詳説すると、表面材1、裏面材2は金属薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生成形等して各種任意形状に形成したもの、さらには、アルミニウム蒸着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物からなるものである。
雄型連結部4は図1に示すように、建築用パネルAの化粧面1a下端を内側方に折り返した上片6と、上片6に形成した嵌合溝4aと、上片6の先端を下方に垂下した係止片7と、上片6と係止片7とから形成した係止溝8とから形成したものである。なお、図では係止片7の先端を内側方に屈曲して舌片7aを形成している。
雌型連結部5は、化粧面の上端を内方に屈曲すると共に先端を上方に屈曲して化粧溝片9を形成し、化粧溝片9の先端を内方に屈曲した嵌合片10と、嵌合片10の先端を上方に屈曲した差込片11と、嵌合片10と嵌合片11より形成した嵌合溝12と、差込片11の先端を内側方に屈曲した上面13と、上面13の先端を外側方に屈曲した下面14と、上面13と下面14とから形成した係合溝15と、下面14をさらに上方に延長した固定面16とから形成したものである。
嵌合溝12の段差10は、図2に示すように、建築用パネルA間に挿入した目地形成材Cの係止爪18を係止することにより目地形成材Cを建築用パネルA間に固定するためのものである。
また、芯材3はポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材1、もしくは裏面材2の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。また、芯材3中には各種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性を向上させることも出来る。
建築用パネルAに形成したパッキング材Bは建築用パネルAの連結目地部γの防水性の強化のために形成するものであり、例えば定型で弾性のあるパッキング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エチレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン系、EPM、EPDM等の一般的に市販されているもの、あるいは硬化型のパッキング材(シーリング材)としてはシリコーン系(反応硬化型、湿気硬化型)、変成シリコーン系(反応硬化型)、ポリサルファイド系(反応硬化型)、ポリウレタン系(反応硬化型、湿気硬化型)、SBR系(乾燥硬化型)、アクリル系(乾燥硬化型)等よりなるものであり、主に防水材、気密材等の機能として有用なものである。勿論、これらの成分中に無機材等の難燃材、あるいは耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カーボンブラック、グラファイト(発泡、非発泡)等の難燃材を混入した耐火性のあるパッキング材を使用しても良いものである。
目地形成材Cは水平面状の係止面17と、係止面17の先端近傍の側面18を外方に突出して形成された係止爪19とからなる係止部20と、係止部20の他方端に形成し建築用パネルA間の連結目地部γに突出するように形成した上面21と、上面21の先端を内側方に突出した下面22とからなる目地形成部23とから形成したものである。
目地形成材Cの素材としては、金属製薄板材、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、合成樹脂製板材、例えば塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を含む)の一種、あるいは金属製板材に樹脂をモールディングした材料、等を各種形状に成形したものである。
係止部20は、図2に示すように建築用パネルAの上下端部の雄型連結部4、雌型連結部5間の連結目地部γ間に挿入され、図では雌型連結部5に形成した嵌合溝12の嵌合片10に係止爪18を係止することにより建築用パネルA間に目地形成材Cを固定する部分である。
目地形成部23は建築用パネルA間の連結目地部γにおいて化粧面1aよりも外方に突出するような寸法Tで形成することにより、目地化粧部、雨水跡防止部として機能するものである。
さらに詳説すると、目地形成部23は建築用パネルAが縦張りの場合には、目地化粧部として機能し、立体的なデザインを形成することが出来るものである。
また、目地形成部23は建築用パネルAが横張りの場合には、目地化粧部、雨水跡防止部として機能し、立体的なデザインが形成出来ると共に、建築用パネルAの化粧面1aよりも外方に突出するような寸法Hで形成することにより、壁面に形成した窓枠からの雨水跡を目地形成部7により防止し、壁の汚れを防止するものである。
さらに、建築用パネルAの化粧面1aと違った材質、違った色調で配置するデザイン化、1枚毎、2枚毎、ランダムに等、設計に則したデザイン化が可能である。
ここで、本発明に係る建築用パネルの施工方法について説明する。まず、図4に示すように躯体αに図1に示すような建築用パネルAの固定面16を釘等の固定具βにより固定する、次に、図5、図6に示すように建築用パネルAを固定し、その後、目地形成材Cを矢印で示すように連結目地部γ間の寸法Hの空間に挿入し、嵌合溝12の嵌合片10に係止爪18を係止して図7、図8に示すように目地形成材Cを固定するものである。勿論、目地形成材Cは雨水による窓下の汚染防止用に窓下部分に形成したり、あるいはデザインに合わせて形成するものである。
以上説明したのは、本発明に係る建築用パネルの一実施例にすぎず、建築用パネルAを図9(a)、(b)〜図13(a)〜(f)に示すように形成することも出来るものである。
本発明に係る建築用パネルの一実施例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルの施工状態を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルに使用するに目地形成材の一実施例を示す説明図である。 本発明に係る建築用パネルを使用したの施工順序の一例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルを使用したの施工順序の一例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルを使用したの施工順序の一例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルを使用したの施工順序の一例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルを使用したの施工順序の一例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を示す断面図である。 本発明に係る建築用パネルのその他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
A 建築用パネル
B パッキング材
C 目地形成材
α 躯体
β 固定具
γ 連結目地部
1 表面材
1a 化粧面
2 裏面材
3 芯材
4 雄型連結部
4a 嵌合溝
5 雌型連結部
6 上片
7 係止片
7a 舌片
8 係止溝
9 化粧溝片
10 嵌合片
11 差込片
12 嵌合溝
13 上面
14 下面
15 係合溝
16 固定面
17 係止面
18 係止爪
19 側面
20 係止部
21 上面
22 下面
23 目地形成部

Claims (1)

  1. 両端部に雄型連結部と雌型連結部を形成した建築用パネルであって、連結時に雄型連結部と雌型連結部により重合される連結部内の少なくとも一方に内側に窪んだ嵌合溝を形成したことを特徴とする建築用パネル。
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