JP2009154014A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
という課題があった。
【解決手段】 照明部材180が埋設された装飾穴182は、透明板190により覆われている。従って、装飾穴182の壁面と遊技盤面とで形成される角部に遊技球が衝突することはなく、同角部を破損させるおそれがない。よって、耐久性の良い遊技球の流下面を形成することができる。なお、透明板190は透光性を有しているため遊技者は照明部材180等の埋設された装飾部を視認することができる。
【選択図】 図3
Description
かかる構成とすることにより、照明部材等が遊技盤面から突出せず、遊技球の流下運動に障害を与えることなく遊技領域の広範囲にわたって照明部材等を配設することが可能となっている。
また、上記透明板は透光性を有するため、遊技者は蓋覆された装飾部の様子を視認することが可能である。
手段1
手段1にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、上記透明板の遊技領域に接するの縁部は、テーパー形状となっており、上記遊技盤には、同テーパー形状に対応した面取りがなされていること特徴とする構成としてある。
縁部をテーパー形状とすることで、上記透明板の縁部に形成される角部と、上記遊技盤の上記透明板の縁部と接する部分に形成される角部を、遊技球の流通による破損がおこりにくい角度とすることができる。
手段2にかかる発明は、請求項1、手段1のいずれかに記載の発明において、上記透明板は上記遊技領域における釘打ち付け位置まで延設されるとともに、同釘打ち付け位置には釘を避ける穴が形成してある構成としてある。
上記のように構成した手段2の発明は、釘打ち付け位置には釘を避ける穴により上記透明板は釘と干渉することなく配設することが可能となるため、上記透明板を上記遊技領域における釘打ち付け位置まで延設することが可能となる。
手段3にかかる発明は、請求項1または手段1から手段2に記載の発明において、上記透明板に設けられた釘を避ける穴の壁面と釘との間隔は遊技球の半径より小さい構成としてある。
上記のように構成した手段2の発明は、釘を避ける穴の壁面と釘との間隔を遊技球の半径より小さくすることにより、釘を避ける穴に形成される角部に遊技球が衝突することはない。
手段4にかかる発明は、請求項1または手段1から手段3のいずれかに記載の発明において上記遊技球レールと上記透明板とが一体的に形成された複合部材を遊技盤に組み付ける構成としてある。
上記のように構成した手段4の発明は、上記複合部材は、上記遊技球レールと上記透明板とが一体的に形成される。すなわち、遊技盤に一体化した部材を組み付ければよく組み立てが簡単となる。
手段5にかかる発明は、手段4に記載の発明において、上記複合部材は、当該複合部材を構成する外側レール部、内側レール部および透明板部の少なくとも一つの部分が別部材として成形されるとともに、これらを組み立てて形成される構成としてある。
上記のように構成した手段5の発明は、少なくとも一つの部分が別部材となっている外側レール部、内側レール部および透明板部を一体的に組み立てることにより上記複合部材が形成される。そして、あらかじめ一体化された上記複合部材を遊技盤に組み付ける。すなわち、上記複合部材の任意の部分を異種の材料で構成することができる。
手段6にかかる発明は、請求項1または手段1から手段5のいずれかに記載の発明において、上記装飾部は遊技盤面に装飾穴を設けつつ同装飾穴に装飾部材を組み込むことにより形成されるとともに、同装飾穴の壁面は、透明板の遊技盤側の面から突出させて形成された目隠し壁により覆われている構成としてある。
上記のように構成した手段6の発明は、上記遊技盤面に各種装飾用部材が組み込まれる装飾穴が設けられる。さらに、上記装飾穴の壁面は、上記目隠し壁に覆われることにより遊技者に視認されることがない。
手段7にかかる発明は、請求項1または手段1から手段6において、上記装飾穴は貫通穴であるとともに、上記遊技盤の裏面から上記装飾穴を塞ぐように略板状の装飾板を配設することにより上記装飾穴の底面を形成する構成としてある。
上記のように構成した手段6の発明は、上記装飾板を上記遊技盤の裏面から上記装飾穴を塞ぐように配設することにより、上記装飾穴に底面を形成することができる。すなわち、上記のように形成した装飾穴の底面には、各種装飾部材を配設することができる。また、装飾穴は貫通させればよくルーター等の加工が簡単である。
手段8にかかる発明は、請求項1または手段1から手段7において、上記装飾板は、同装飾板のガラス面側の面から上記装飾穴の壁面を覆い隠す目隠し壁が突出されて形成されている構成としてある。
上記のように構成した手段7の発明は、上記装飾穴の壁面は、上記装飾板のガラス面側の面から突出させて形成された上記目隠し壁が上記装飾部の壁面を覆い隠すため遊技者から同壁面は視認されない。
手段9にかかる発明は、請求項1または手段1から手段8のいずれかに記載の発明において、上記透明板と上記遊技盤は、上記透明板の遊技盤側の面から立設された係止爪により上記遊技盤に固定される構成としてある。
上記のように構成した手段5の発明は、上記透明板と上記遊技盤との固定は、上記透明板の遊技盤側の面から立設された係止爪を遊技盤に嵌め込むことによってなされる。すなわち、上記遊技盤面上に固定ネジ等の障害物を形成することなく上記透明板と上記遊技盤とを固定することが可能である。
手段10にかかる発明は、請求項1または手段1から手段9のいずれかに記載の発明において、上記透明板と上記遊技盤とを接着剤により固定する構成としてある。
上記のように構成した手段6の発明は、上記透明板と上記遊技盤とを接着剤により固定することにより上記遊技盤面上に固定ネジ等の障害物を形成することなく上記透明板と上記遊技盤とを固定することが可能である。
手段11にかかる発明は、請求項1または手段1から手段10に記載の発明において、上記透明板は複数の上記装飾部を蓋覆することを特徴とする構成としてある。
上記のように構成した手段11の発明では、複数の装飾部は一の上記透明板によって蓋覆される。
手段12にかかる発明は、請求項1または手段1から手段11のいずれかに記載の発明において、上記透明板には模様が描かれるとともに、上記透明板に蓋覆された遊技盤および上記埋設された装飾部にも模様が描かれていることを特徴とする構成としてある。
上記のように構成した手段11の発明は、上記透明板に描かれた模様と、上記透明板に蓋覆された遊技盤面上に描かれた模様とが重なり合って立体的な絵柄を表現することができる。
手段13にかかる発明は、請求項1または手段1から手段12のいずれかに記載の発明において、上記装飾部には、モチーフを立体的に模造した装飾部品が組み込まれている構成としてある。
上記のように構成した手段13の発明は、立体的に形成されたモチーフを遊技機の装飾として遊技盤面に具備させることができる。
手段14にかかる発明は、請求項1または手段1から手段13のいずれかに記載の発明において、上記装飾部には、照明部材が組み込まれている構成としてある。
上記のように構成した手段14の発明は、照明部材を有する装飾部を形成することができる。すなわち、同装飾部の装飾効果をより高いものとすることができる。
手段15にかかる発明は、請求項1または手段1から手段14のいずれかに記載の発明において、上記装飾部には、可動部材が組み込まれている構成としてある。
上記のように構成した手段14の発明は、可動部材を有する装飾部を形成することができる。すなわち、各種装飾部材を同装飾部にて動かすことができ、趣向性の高い装飾を形成が可能となる。
手段16にかかる発明は、請求項1または手段1から手段15のいずれかに記載の発明において、上記装飾部には、表示装置が組み込まれている構成としてある。
上記のように構成した手段16の発明は、表示装置を有する装飾部を遊技球の流下面に具備させることができる。
また、手段1にかかる発明によれば、装飾部の耐久性がよい遊技機を提供することができる。
また、手段2にかかる発明によれば、遊技領域の広範囲に装飾部を配設しても耐久性がよい遊技機を提供することができる。
また、手段4にかかる発明によれば、部品点数を減少させることができる。
また、手段5にかかる発明によれば、各部材を異種材料で構成しつつ一体部材として形成することができる。
また、手段6にかかる発明によれば、装飾部の見栄えがよい遊技機を提供することができる。
また、手段8にかかる発明によれば、装飾部の見栄えがよい遊技機を提供することができる。
また、手段9にかかる発明によれば、遊技球の流下に影響を与えない装飾部を形成することができる。
また、手段10にかかる発明によれば、遊技球の流下に影響を与えない装飾部
を形成することができる。
また、手段11にかかる発明によれば、効率よく装飾部を保護することができる。
また、手段12にかかる発明によれば、装飾効果の高い遊技機を提供することができる。
また、手段14にかかる発明によれば、装飾効果の高い遊技機を提供することができる。
また、手段15にかかる発明によれば、装飾効果の高い遊技機を提供することができる。
また、手段16にかかる発明によれば、装飾効果の高い遊技機を提供することができる。
(1)パチンコ遊技機の構成:
(2)第1の実施形態:
(3)第2の実施形態:
(4)第3の実施形態:
(5)装飾部に各種装飾部材を組み込んだ実施形態:
図1は、本発明にかかる遊技機を適用したパチンコ遊技機を正面から見て示した正面図である。同図において、パチンコ遊技機1の外枠10は、鋼材をプレス加工あるいは木材枠を組み合わせて形成されている。この外枠10は、矩形板状の樹脂製の本体枠20よりも僅かに大きいサイズの矩形開口10aを有している。この本体枠20は、矩形開口10aの図に向かって左端にて枢支されており、図示しない回転軸を中心に回動し、外枠10に対して開閉可能かつ着脱可能に装着されている。この本体枠20の上部には、矩形板状の遊技盤30が取り付けられている。また、本体枠20の下部には、遊技球の発射機構40と、概略矩形形状に形成された樹脂製の流路板50とが取り付けられている。さらに、当該流路板50の前面側にて下皿70が本体枠20に取り付けられている。遊技盤30の前面には、下端中央から右巻きに概略一回転する遊技レールが前方へ立設されて
おり、この遊技レールに取り囲まれる略円形の領域が遊技領域31となっている。
図2は、第1の実施形態にかかる遊技機のガラス枠を取り外した状態の遊技領域上部を正面から見て示した図である。同図において、遊技領域131の上部に照明部材180を有する花の絵柄181が示されている。また、図3は、図2で示した花の絵柄181の中央を縦に切断した断面図を示している。同図において、遊技盤130に装飾穴182が形成されているとともに、同装飾穴182には遊技盤130の背面側から合成樹脂製の装飾板183がネジ止め固定によって取り付けられている。また、装飾穴182の壁面に接するように、透明板190の遊技盤130側の面から略円筒状に目隠し壁190aが立設されている。一方、装飾板183のガラス面側の面からも同様に、略円筒状に目隠し壁183aが立設されている。
bより低く形成されている。
第2の実施形態は、第1の実施形態において示した遊技レールおよび透明板の一体部材の他の構成例を示す。図7は、本実施形態における遊技レールおよび透明板の一体部材の分解図を示している。同図において、外側レール236および内側レール235は一体成形され、一方、透明板290のみ別部材となっている。なお、外側レール236および内側レール235は、黒色の耐摩耗性のよい合成樹脂で形成されている。さらに、外側レール236および内側レール235に挟まれ区画された発射経路には遊技盤に接する床面232aが同発射経路の先端まで形成されている。また、透明板290は透明の合成樹脂で形成されている。上記の各部材を組み立てることにより、図4に示したような一体部材が形成される。そして、あらかじめ組み立てられた一体部材は、第一の実施形態と同様に遊技盤に組み付けられる。また、上記一体部材を遊技盤に取り付けた際には、透明板290のガラス面に対向する面の高さは、発射経路の床面232aのガラス面に対向する面より、わずかに低くなるように形成されている。
なお、本実施形態において、外側レールおよび内側レールを一体成形しておい
て透明板のみ別部材となっているものを例示したが、外側レール、内側レールお
よび透明板をすべてが別部材となる構成としてもよい。また、あらかじめ一体部
材に組み立ててから遊技盤に取り付けるものとしたが、各部材を個々に遊技盤に
取り付けていくものとしてもよい。
図8は、本発明の第3の実施形態にかかる遊技機のガラス枠を取り外した状態の遊技領域上部を正面から見て示した図である。同図において、第1および第2の実施形態と同様に、透明板390が、遊技領域331の上方に照明部材380が埋設された装飾部を蓋覆して取り付けられている。ただし、本実施形態では、遊技領域331において最上の位置に配置された釘338は透明板390の下端より上方に位置している。また、本実施形態においては、透明板390、外側レール336および内側レール335は一体成形されておらず別部材となっている。従って、第1および第2の実施形態では存在しなかった発射経路332と透明板390との間に繋ぎ目390aが存在している。
の部材の角部を鈍角化させておくことにより、遊技球の衝突による破損をしにくくする手法は、図8における発射経路332と透明板390との間の繋ぎ目390aにも適用されている。すなわち、同繋ぎ目390aおいては、発射直後の遊技球が下方から進入してくる透明板390側の角部が鈍角となるようにテーパーが設けられている。
図10は、本発明の第4の実施形態にかかる遊技機のガラス枠を取り外した状態の遊技領域上部を正面から見て示した図である。同図において透明板490は、遊技領域431の上方弧に沿って帯状に形成されている。そして、透明板490は遊技盤430に配設された帯状の照明部材等を有する装飾部481を蓋覆している。また、本実施形態においても第1の実施形態と同様に透明板490は、発射経路432に形成された遊技盤面と接する床面432aを延出させて形成されている。
特に、本実施形態において透明板490が形成された上方弧に沿った帯状部は、発射装置により付勢がされた直後の遊技球が通過する部位であるため、遊技球の衝突による衝撃が大きいとともに、大多数の発射された遊技球は同帯状部を通過することとなるため同帯状部を透明板490により蓋覆させておくことは、同帯状部に装飾部を埋設させた遊技機の耐久性を向上させる目的において有効である。
図11,図12,図13は、本発明を利用した装飾部の一例をそれぞれ示している。図11において、装飾穴582に自動車の前半分をかたどった自動車模型580が埋め込まれている。また、自動車模型580のヘッドライトにはLEDが埋設されて点灯、消灯がなされている。なお、自動車模型580は、装飾板583に接合されている。さらに、同装飾穴582は透明板590によって蓋覆されている。
かかる構成により、遊技球の流下に悪影響を及したり、流下面の耐久性が劣るなどの弊害がなく、遊技領域内に立体的なモチーフおよび照明部材を有する装飾することができる。
さらに、図13においては、装飾穴782には液晶表示装置781が埋設されて動的表示を行っている。むろん、本構成においても、透明板790が蓋覆することにより、遊技球の流下面の耐久性が劣る等の弊害はない。
10…外枠
20…本体枠
30,130,330,430…遊技盤
31,231,331,431…遊技領域
32,132,332,432…発射経路132a,332…床面
34…表示装置
33,133,233,333,433…遊技レール
35,135,335…内側レール
36,136,336…外側レール
40…発射機構
41…発射ハンドル
50…流路板
60…ガラス扉枠
63…上皿
70…下皿
138,338…釘
180,380…照明部材
181…花の絵柄
181a…花びら
181b…茎
181c…葉
182,382,482,582,682,782…装飾穴
183,383,483,583,683,783…装飾板
190,290,390,490,590,690,790…透明板
190a,183a…目隠し壁
390a…繋ぎ目
391…接着剤
393…係止爪
481…装飾部
580…自動車模型
680…回転板
681…モーター
781…液晶表示装置
Claims (1)
- 遊技領域の周囲を囲むように遊技盤に対して立設される遊技レールを有する遊技機であって、
上記遊技領域の上部にて上記遊技球レールに沿って上記遊技盤の盤面を覆うように配設された透光性を有する透明板と、
この透明板にて蓋覆されつつ上記遊技盤内に組み込まれた装飾部とを具備することを特徴とする遊技機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009097992A JP2009154014A (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009097992A JP2009154014A (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002354962A Division JP2004181139A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009111685A Division JP2009165872A (ja) | 2009-05-01 | 2009-05-01 | 遊技機 |
Publications (2)
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JP2009154014A true JP2009154014A (ja) | 2009-07-16 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2009097992A Pending JP2009154014A (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009154014A (ja) |
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2009
- 2009-04-14 JP JP2009097992A patent/JP2009154014A/ja active Pending
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