JP2009153494A - 釣り竿 - Google Patents
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Abstract
【課題】一方の竿杆に対して、双方の回転方向の力が作用しても、この竿杆が回転することなく、継合状態を保持することのできる釣り竿を提供すること。
【解決手段】先側竿杆14の後端に形成した雄端部16と、元側竿杆24に形成した雌端部26とを嵌合して継合部12を形成する釣り竿であって、雄端部16に、この雄端部の外周面20よりも小径の短軸部22をこの雄端部の端面18から突出させ、雌端部26の端面28に、短軸部22が嵌合する嵌合孔30を開口させ、雌端部26の外周面32上に回転不能でかつ軸方向に移動可能な筒状部材36を配置し、雄端部16の外周面20上に、軸方向に沿って延びる突条50を形成し、筒状部材36の内周面に、突条50に噛合って相対回転を阻止する軸方向溝42を形成し、この筒状部材36を軸方向に移動することにより、突条50と軸方向溝42とを嵌合および分離可能とした釣り竿10。
【選択図】図1
【解決手段】先側竿杆14の後端に形成した雄端部16と、元側竿杆24に形成した雌端部26とを嵌合して継合部12を形成する釣り竿であって、雄端部16に、この雄端部の外周面20よりも小径の短軸部22をこの雄端部の端面18から突出させ、雌端部26の端面28に、短軸部22が嵌合する嵌合孔30を開口させ、雌端部26の外周面32上に回転不能でかつ軸方向に移動可能な筒状部材36を配置し、雄端部16の外周面20上に、軸方向に沿って延びる突条50を形成し、筒状部材36の内周面に、突条50に噛合って相対回転を阻止する軸方向溝42を形成し、この筒状部材36を軸方向に移動することにより、突条50と軸方向溝42とを嵌合および分離可能とした釣り竿10。
【選択図】図1
Description
本発明は、竿杆の一端に形成した雄端部と、これに継合する竿杆に形成した雌端部とを継合して継合部を形成する釣り竿に関する。
例えばジギング等の釣り竿を急激に上下動させる釣法等では、竿杆が大きく撓み、継合部に緩みを生じることがある。特に、穂先竿の場合は、釣り糸を介して回転方向すなわち穂持ち竿の軸線を中心として回転する方向に力が加わることが多く、このような回転方向の力が頻繁に作用すると、穂持ち竿との継合部に緩みを生じることがある。
このように複数の竿杆を継いで形成した釣り竿の継合部が緩むと、竿杆の外側に配置された多数の糸ガイドによる案内路が歪み、釣り糸の摺動抵抗が増大する。釣り糸の摺動抵抗の増加は、釣り糸の巻上抵抗および繰り出し抵抗を増大し、釣り操作にも影響する。
更に、釣り糸の案内路が釣り竿の周部に沿ってねじれた状態となると、竿杆に作用する力が変化し、釣り竿が本来持っている曲がり特性を発揮することができないだけでなく、竿杆に作用する負荷が大きくなり、場合によっては、応力集中による破損を生じる虞もある。また、穂先竿の継合部が完全に緩んだ場合には、穂先竿が穂持ち竿から抜け落ちることになる。
このような継合部の緩みを防止するため、インロー継合部の互いに係合する端面に段差部を形成し、これらの段差部をかみ合わせた状態でジョイントナットにより双方の継合部を緊締固着したものがある(例えば特許文献1参照)。
実開平2−113969号公報
しかし、このように段差部が嵌合し、ジョイントナットで緊締固着する場合には、噛合い方向の力に対しては、回転を阻止することができるが、逆方向の力に対しては回転を阻止することができない。また、段差部の噛合い部の軸方向寸法は極めて僅かであり、ジョイントナットで固定された状態では、実際の噛合い状態を確認することはできない。
本発明は、このような事情に基づいて成されたもので、一方の竿杆に対して、双方の回転方向の力が作用しても、この竿杆が回転することなく、継合状態を保持することのできる釣り竿を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によると、竿杆の一端に形成した雄端部と、これに継合する竿杆に形成した雌端部とを継合して継合部を形成する釣り竿であって、前記雄端部と雌端部との一方の外周面上に回転不能でかつ軸方向に移動可能な筒状部材を配置し、前記雄端部と雌端部との他方の外周面上に、軸方向に沿って延びる係止部を形成し、前記筒状部材の内周面に、前記係止部に噛合って相対回転を阻止する噛合部を形成し、この筒状部材を軸方向に移動することにより、前記係止部と噛合部とを噛合および分離可能とした釣り竿が提供される。
前記雄端部を形成した竿杆は穂先竿であることが好ましい。
本発明の釣り竿によると、雄端部と雌端部とを継合した状態で、雄端部と雌端部との一方に設けた筒状部材を軸方向に移動して、他方に設けられた係止部に噛合部を噛合することにより、雄端部と雌端部とが回り止め状態に連結され、2つの竿杆に一方向および逆方向に回転する力が作用しても、竿杆は筒状部材を介して他方の竿杆に対する回転が阻止され、これにより、竿杆が回転することなく、継合状態を保持することができる。
雄端部を形成した竿杆が穂先竿である場合には、特に撓み易い竿杆の緩みを確実に防止することができる。
図1から図3は、本発明の好ましい実施形態による釣り竿10の継合部12を示す。
本実施形態の継合部12は、例えば穂先竿である先側竿杆14の後端部に形成した雄端部16を有し、この雄端部の端面18から、この端面を囲む外周面20よりも小径の短軸部22を突出させてある。更に、継合部12は、例えば穂持ち竿である隣接する元側竿杆24の先端部に形成した雌端部26を有し、この雌端部の端面28には、短軸部22が嵌合する嵌合孔30を開口させてある。この雌端部26の嵌合孔30に雄端部16の短軸部22を嵌合することにより、先側竿杆14と元側竿杆24とを継合することができる。
この雌端部26の嵌合孔30は、短軸部22の外周面(例えばほぼ2/1000の勾配)よりも急傾斜(例えばほぼ4/1000の勾配)、すなわち先側竿杆14および元側竿杆24の中心軸線に対する傾斜角度がより大きいテーパ面に形成してもよい。この場合には、短軸部22と嵌合孔30との間で確実かつ強固な摩擦係合を形成することができる。
これらの先側竿杆14および元側竿杆24は、強化繊維に合成樹脂を含浸させた繊維強化プリプレグ(FRP)を芯金に巻回した後、硬化、脱芯等の通常の工程を経て形成される。短軸部22は、先側竿杆14の全長にわたり、又は、後端部に配置し、例えば接着剤等で一体的に固着することができる。これらの先側竿杆14および元側竿杆24は、図示のような中空構造に限らず、釣竿を大きく撓ませることが可能な中実構造に形成することもできる。先側竿杆14を中実構造に形成する場合には、この先側竿杆14の一部で形成することができ、また、嵌合孔30は、元側竿杆24を形成する際に同時に形成してもよく、又は、後から加工してもよい。
本実施形態の雌端部26は、この元側竿杆24の先端側外周面を拡径させ、又は嵌合孔30の開口端側を囲む先端側部位を厚肉化した外周面32を有し、元側竿杆24の本体側外周面24aとの間に段差部34を形成する。この段差部32は、元側竿杆24を形成する際に形成してもよく、元側竿杆24を形成した後で形成してもよい。いずれの場合も、重量の増大を抑制しつつ強度の維持を図るために、段差部34の段差の高さおよび軸方向長さは、例えば0.5〜2.0mm程度の高さおよび10〜60mmmm程度の軸方向長さを有することが好ましい。この雌端部26が先端側で肉厚構造に形成される場合には、特に嵌合孔30の開口端側における元側竿杆24の強度を増大することができる。
更に、この雌端部26の外周面32上には、筒状部材36が軸方向に移動自在でかつ回転不能に装着されおり、この筒状部材36は、固定部材38により元側すなわち後方への移動を阻止されている。また、雌端部26の外周面32上に軸方向に沿って延設された横断面形状が略矩形状の突条40により、この外周面32上で回転するのを阻止され、外周面32から突出する規制突部44により、先側から脱落するのを防止されている。したがって、筒状部材36は、外周面32上に回転不能で、かつ軸方向移動を固定部材38と規制突部44とで規制された状態に装着される。
この筒状部材36の後方移動を規制する固定部材38は、段差部34で軸方向に位置決めされた状態でこの元側竿杆24上に例えば接着剤で固定されており、段差部34を超えて更に外方に突出する厚さのリング状に形成されている。この固定部材38は、例えば厚さを0.6〜2.0mm、幅すなわち軸方向寸法を5〜20mm、外径を筒状部材36の外径と同程度に形成することが好ましい。この固定部材38により、嵌合孔30の外周壁を補強することもできる。適宜の材料で形成することができるが、軽量化のために、樹脂又はFRPで形成することが好ましい。
本実施形態の筒状部材36は、元側端面36b部が固定部材38に当接したときに、先側端面36aがこの雌端部26の端面28から突出しない状態に配置される。この筒状部材36は、雌端部26の外周面32の外径よりも僅かに大きな内径を有し、この外周面32上を滑らかに摺動することができる。この筒状部材36の肉厚は、外周面32から突出する突条40の突出高さよりも大きな寸法に形成してあり、突条40に噛合して回転不能とする軸方向溝42で形成した噛合部と、外周面32から突出する規制突部44に噛合する軸方向溝46で形成して元側竿杆24から脱落するのを防止する抜け止め部とを設けてある。この噛合部を形成する軸方向溝42はこの筒状部材36を軸方向に貫通して形成され、筒状部材36の先側端面36aと元側端面36bと内周面とに開口する。また、抜け止め部を形成する軸方向溝46は、元側を閉じられており、先側端面36aおよび内周面に開口し、元側端面36bには開口しない。この筒状部材36は、例えば樹脂又はFRPで形成してもよく、この場合には、金属で形成する場合よりも軽量化することができる。
この噛合部すなわち軸方向溝42を介して筒状部材36を回り止めする突条40は、凸と凹との噛合いがズレるのを防止するため、外周面32からの突出高さを0.05〜2mm、幅すなわち周方向寸法を0.05〜3mm、軸方向長さを10〜60mm程度に形成することが好ましい。また、抜け止め部である軸方向溝46を介して筒状部材36を抜け止めする規制突部44は、外周面32からの突出高さを0.05〜2mm、幅すなわち周方向寸法を0.05〜3mm、軸方向長さを1〜5mm程度に形成することが好ましい。
一方、先側竿杆14の雄端部16は、短軸部22に隣接した位置で端面18を囲む外周面20に、係止部として軸方向に沿う突条50を突出させて延設してある。
本実施形態では、外周面20を、雌端部26の外周面32とほぼ同径に形成してあり、短軸部22が雌端部26の嵌合孔30に嵌合したときに、雌端部26の外周面32と連続した円筒状面を形成することが好ましい。また、係止部を形成する突条50は、筒状部材36の噛合部すなわち軸方向溝42に対応した寸法に形成してあり、雌端部26の外周面32上で筒状部材36を回り止めする突条40と軸方向に整合した位置に配置されたときに、この突条40とほぼ同じ方向に配置される。
この突条50は、雌端部の突条40と幅および高さをほぼ同じに形成し、軸方向長さは10〜60mm程度に形成することが好ましい。この突条50は先側竿杆14に作用する回転方向の力に耐えることができるものであれば、先側竿杆14の一部で形成してもよく、例えば接着剤等で先側竿杆14に固着してもよい。更に、短軸部22と一体構造に形成してもよく、この場合には、例えば先側竿杆14の管壁を貫通する開口(図示しない)を介して外周面20から突出させることも可能である。
図3は、このように形成された継合部12を介して、2本の竿杆を継合して釣り竿10を組立てる状態を示す。
図3の(A)に示すように、雄端部16の短軸部22を雌端部26の嵌合孔30の開口端側から挿入し、突条50を雌端部26の突条40の位置に合わせつつ押し込む。このとき、雌端部26に装着された筒状部材26の軸方向溝42が先端側で開口しているため、突条40又は軸方向溝42を直接目視することができ、突条50の位置合わせを容易に行うことができる。
図3の(B)に示すように、雄端部16と雌端部26とが完全に継合すると、雄端部16の端面18と雌端部26の端面28とが接触しあるいは間隙を介して対向する。突条40と突条40とが軸方向に整合する。そして、図3の(C)に示すように、筒状部材36を前方に移動し、突条50と突条40とを筒状部材36の軸方向溝42内に噛合させる。
このように雄端部16の外周面20と雌端部26の外周面32とに跨った状態で筒状部材の配置位置を保持するため、雄端部16又は雌端部26に筒状部材36を保持するための保持部を設けてもよい。この保持部は、例えば、雄端部16の外周面20又は雌端部26の外周面32の一部に僅かに膨出する部位を設け、筒状部材36の内周面に摩擦係合させて保持させてもよい。更に、突条40又は突条50の外面50の形成した突部を介して保持させることもできる。
したがって、本実施形態の継合部12を備えた釣り竿10によると、雄端部16の短軸部22を雌端部26の嵌合孔30内に嵌合した状態で、雌端部26に設けた筒状部材36を軸方向に移動して、雄端部16に設けられた係止部である突条50に筒状部材36の噛合部である軸方向溝42を噛合することにより、雄端部16と雌端部26とが回り止め状態に連結される。これにより、先側竿杆14と元側竿杆24との2つの竿杆に一方向および逆方向に回転する力が作用しても、これらの先側竿杆14と元側竿杆24とは筒状部材36を介して相対回転が阻止され、これにより、先側竿杆14と元側竿杆24との一方が回転することなく、継合状態を保持することができる。
特に、先側竿杆14が穂先竿である場合には、特に撓み易い穂先竿の緩みを確実に防止することができる。
図4および図5は、他の実施形態による継合部12Aを示す。なお、以下に示す種々の実施形態あるいは変形例は、基本的には上述の実施形態と同様であるため、同様な部材には同様な符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4および図5に示す実施形態は、係止部として軸方向溝51を雄端部16の外周面20に形成し、筒状部材36の噛合部として、この軸方向溝51に噛合する突条43を内周面から突出させてある。また、雌端部26の外周面32にも、軸方向溝51と同様な軸方向溝41を形成し、筒状部材36の脱落を防止する規制突部44は、軸方向溝41と径方向に対向する位置で外周面32に軸方向に沿って形成した平坦面45の先側に形成してある。この規制突部44に係合する抜け止め部として筒状部材36の後端側には、突片35を形成してあり、筒状部材36が軸方向に移動するときに、突片35は雌端部26の外周面32に形成した平坦面45に沿って移動することができる。
この実施形態においても、上述の実施形態と同様に、雄端部16の短軸部22を雌端部26の嵌合孔30内に嵌合した状態で、雌端部26に設けた筒状部材36を軸方向に移動して、雄端部16に設けられた係止部である軸方向溝51に筒状部材36の噛合部である突条43を噛合させることにより、雄端部16と雌端部26とが回り止め状態に連結される。これにより、先側竿杆14と元側竿杆24との2つの竿杆に一方向および逆方向に回転する力が作用しても、これらの先側竿杆14と元側竿杆24とは筒状部材36を介して相対回転が阻止され、これにより、先側竿杆14と元側竿杆24との一方が回転することなく、継合状態を保持することができる。
なお、この実施形態では、筒状部材36の肉厚は上述の実施形態よりも薄く形成することが好ましい。
図6は、固定部材38に代えて筒状部材36を軸方向に移動する送り機構52を設けた継合部12Bを示す。
この送り機構52は、段差部34に前端部を当接させた状態で元側竿杆24の本体側外周面24a上に取り付けた送りねじ部材54と、この先端部が筒状部材36の後端側に回動自在に連結されて送りねじ部材54に螺合する送りナット部材56とを有する。この送りナット部材56と筒状部材36とは、例えば周方向の突条と溝とを互いに摺動自在に嵌合することにより連結してあり、この送りナット部材54を回転すると、送りねじ部材54のねじに沿って元側竿杆24上を軸方向に進退する。
このような送り機構52を設けることにより、筒状部材36の軸方向移動範囲を規制する上述の固定部材44および規制突部44を省略することができる。
以上、図に示す種々の実施形態および変形例について個々に説明してきたが、本発明はいずれかの実施形態あるいは変形例に限定されるものではなく、様々な用途に応じて適宜に変更しあるいは組合せることが可能である。
例えば、筒状部材36は、雌端部26に代えて雄端部16に設けてもよく、穂先竿と穂持ち竿との継合部の他、中間部の竿杆同士の継合部に設けることも可能である。また、送り機構52は、図4および図5に示す実施形態の継合部12Aにも設けてもよい。
10…釣り竿、12…継合部、14,24…竿杆、16…雄端部、18,28…端面、26…雌端部、20,32…外周面、22…短軸部、30…嵌合孔、42…軸方向溝(噛合部)。
Claims (2)
- 竿杆の一端に形成した雄端部と、これに継合する竿杆に形成した雌端部とで継合部を形成する釣り竿であって、
前記雄端部と雌端部との一方の外周面上に回転不能でかつ軸方向に移動可能な筒状部材を配置し、前記雄端部と雌端部との他方の外周面上に、軸方向に沿って延びる係止部を形成し、前記筒状部材の内周面に、前記係止部に噛合って相対回転を阻止する噛合部を形成し、この筒状部材を軸方向に移動することにより、前記係止部と噛合部とを噛合および分離可能としたことを特徴とする釣り竿。 - 前記雄端部を形成した竿杆は穂先竿であることを特徴とする請求項1に記載の釣り竿。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012075372A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Shimano Inc | 釣竿用口栓並びに釣竿用玉口金具及び釣竿 |
JP2012187035A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Sora:Kk | 釣竿のジョイント部製造方法、釣竿ジョイント部品の製造方法及び釣竿 |
JP2016136927A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | グローブライド株式会社 | 釣竿 |
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2007
- 2007-12-27 JP JP2007338314A patent/JP2009153494A/ja not_active Withdrawn
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