JP2009153261A - 電動送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用電動送風機10においてモータハウジング51のうちボス部41と反対側に開口部を設けることなく、モータハウジング51内を冷却する。
【解決手段】 直流モータ50のモータハウジング51の前面52の開口部530〜537は、回転軸51aの回転向きの前方に進むほど、回転軸51aから離れる渦状に並べられている。送風ファン40の各リブ45の径方向外周側回転速度と径方向回転軸側の回転速度との速度差により、開口部530…537の空気圧力は、開口部530、531、532…537の順に高くなる。モータハウジング51内において空気が径方向回転軸側から径方向外周側に渦状に空気が流れることになる。したがって、モータハウジング51のうちボス部41と反対側に開口部を設けることなく、モータハウジング51内のロータ55、ブラシ57a、57b、および整流子56等を冷却できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動モータにより送風ファンを回転させる電動送風機に関する。
従来、この種の電動送風機として、特許文献1に示すように、自動車のエンジンルーム内の前方側においてラジエータの車両後側に配置され、ラジエータに送風するものがある。
このものにおいて、電動送風機は送風ファンと電動モータとを備えている。送風ファンがラジエータの車両後方側に配置されている。電動モータが送風ファンの車両後方側に配置されている。電動モータの回転軸は車両前後方向に延びるように配置されており、回転軸の先端側に送風ファンのボス部が固定されている。
電動モータのモータハウジングには、前側開口部および後側開口部が設けられている。前側開口部は、モータハウジングのうちボス部側に位置し、後側開口部は、モータハウジングのうちボス部と反対側に位置する。
そして、送風ファンが電動モータにより駆動されて回転する際には、後側開口部からモータハウジング内に空気が流入し、その後、この空気は、モータハウジング内を通過して前側開口部から外側に流れ出す。これにより、モータハウジング内部の回転子などを冷却することができる。
特開2006−33932号公報
上述の電動送風機において、モータハウジングには、前側開口部および後側開口部が設けられているので、モータハウジング内に空気を通過させることができるものの、後側開口部は、モータハウジングに対して車両後側に位置する。
ここで、モータハウジングの車両後側には、車両走行時に道路側から水が跳ね飛んだ水を被る場合がある。このため、道路側から跳ね飛んだ水が、後側開口部からモータハウジング内部に侵入する可能性がある。
そこで、本発明者は、モータハウジングのうち後側開口部(すなわち、ボス部と反対側の開口部)を設けずに、送風ファンのボス部側にだけ開口部を設ければ、モータハウジング内に水が侵入し難くなると考えた。
本発明は、上記点に鑑み、モータハウジングのうち送風ファンのボス部側に開口部を設けた構成により、モータハウジング内部の冷却性能を確保できるようにした電動送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、モータハウジング(51)と、このモータハウジング内から外側に先端側が突出するように配置されている回転軸(51a)と、前記モータハウジング内に配置される固定子(54)と、前記モータハウジング内で前記回転軸に固定され、前記固定子から発生する磁界に基づいて前記回転軸を回転させる回転子(55)と、を有する電動モータ(50)と、
前記回転軸の先端側に固定されているボス部(41)と、このボス部から前記回転軸の径方向外周側に延出するように形成され、前記ボス部の回転に伴って送風する複数の羽根(47)と、を有する送風ファン(40)と、を備え、
前記モータハウジングのうちボス部側の面(52)には、前記ボス部に向けて開口する複数の開口部(530〜537)が設けられており、
前記ボス部には、前記径方向に延出し、かつ前記モータハウジングに向けて突出するように形成され、前記回転軸の回転に伴って前記回転軸の回転向きに流れる空気流を発生するリブ(45)が設けられており、
前記リブによる空気流の径方向回転軸側の流速と径方向外周側の流速との速度差により前記径方向回転軸側の空気圧と前記径方向外周側の空気圧との間で相対的な圧力差が生じるようになっており、
前記複数の開口部(530〜537)は、それぞれ、前記径方向のずれた位置に配置されて、前記相対的な圧力差に基づいて、前記複数の開口部の並ぶ方向で、かつ前記径方向回転軸側から前記径方向外周側に向かって流れる空気流が前記モータハウジング内に生じるようになっていることを第1の特徴とする。
このように、モータハウジングのうちボス部側の複数の開口部(530〜537)を用いて、モータハウジング内に空気を流すことができる。このため、モータハウジングのうち送風ファンのボス部側に開口部を設けた構成により、モータハウジング内部の冷却性能を確保できる。
本発明では、前記複数の開口部(530…537)は、前記回転軸を中心とする渦状に並べられていることを第2の特徴とする。
本発明では、前記複数の開口部(530…537)は、前記回転軸の回転向きの前方側に進むほど、前記回転軸から離れる前記渦状に並べられていることを第3の特徴とする。
本発明では、前記複数の開口部(530…537)は、前記回転軸の回転向きの後方側に進むほど、前記回転軸から離れる前記渦状に並べられていることを第4の特徴とする。
本発明では、前記複数の開口部(530…537)は、前記回転軸の回転方向に分散して配置されていることを第5の特徴とする
これにより、モータハウジング内に回転軸の回転方向の全体に亘って空気を流すことができるので、モータハウジング内を回転方向の全体に亘って冷却することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1に本発明に係る車両用電動送風機の第1実施形態を示す。
図1は車両用電動送風機10が車両に搭載された状態を車幅方向から視た断面図である。図中上矢印は天地方向上側を示し、下矢印は天地方向下側を示し、前矢印は車両前側を示し、後矢印は車両後側を示す。
車両用電動送風機10は、当該自動車のエンジンルーム内において、図1に示すように、ラジエータ20に対して車両後側に配置されている。
車両用電動送風機10は、送風ファン40および直流モータ50を備える。送風ファン40は、ラジエータ20に対して車両後側に配置されている。直流モータ50は、送風ファン40に対して車両後側に配置されている。
直流モータ50は、シュラウド30を介してラジエータ20に固定されている。送風ファン40は、直流モータ50により回転駆動されて、ラジエータ20を車両前側から車両後側に通過する空気流れを発生する。
ラジエータ20は、エンジン冷却水と空気との間で熱交換してエンジン冷却水を冷却する熱交換器である。シュラウド30は、車両用電動送風機10をラジエータ30に固定するとともに、ラジエータ20を通過する空気流れを案内する部材である。
次に、車両用電動送風機10の構造の詳細について図2〜図5を参照して説明する。
図2は車両用電動送風機10の単体を示す斜視図であって、送風ファン40の一部を破断して直流モータ50を示しており、図3は車両用電動送風機10の単体の断面図であり、図4は図3中A矢視図であり、図5は図2中B−B断面図である。
送風ファン40は、図2または図3に示すように、ボス部41を備えており、ボス部41は、円板状の前面43と環状側壁44とを有する短筒状に形成されている。前面43には、車両後方側に凹む凹部43aが設けられている。
凹部43aには、車両前後方向に貫通する貫通孔43b(図3参照)が設けられており、貫通孔43bには、直流モータ50の回転軸51aの先端側が車両前側に貫通している。
回転軸51aの先端部にはナット60が装着されて前面43と回転軸51aとが固定されている。
前面43のうち車両後方側には、図3および図4に示すように、8個のリブ45(図4参照)が設けられている。図4は車両前方側(紙面手前側)から8個のリブ45を透視した状態を示している。
8個のリブ45は、凹部43a側から回転軸51aの径方向外周側に延出し、かつ車両後方側(すなわち、後述するモータハウジング51)に向けて突出するように形成されている。
各リブ45は、ボス部41の機械的強度を増す強度部材として機能するとともに、後述するように、回転軸51aの回転向きに流れる空気流を発生させる羽根として機能する。
環状側壁44には、図5に示すように、8個のリブ46が設けられている。各リブ46は、図3に示すように、車両後前後方向に延出し、かつ回転軸51aの径方向回転軸側にそれぞれ突出するように形成されている。
各リブ46は、前面43のリブ45にそれぞれ接続されている。環状側壁44は、各リブ45と同様、ボス部41の機械的強度を増す強度部材として機能する。
送風ファン40は、5枚の羽根47を備えており、5枚の羽根47は、ボス部41から径方向外周側にそれぞれ延出するように形成されている。5枚の羽根47は、ボス部41とともに、軸流ファンを構成している。
なお、5枚の羽根47およびボス部41は、樹脂材料により一体に成形されている。
直流モータ50は、図3に示すように、モータハウジング51を備えている。モータハウジング51は、円板状の前面52を有する短筒状に成形されている。前面52は、ボス部41の前面43に対向している。
前面52には、回転軸51aの先端側が車両前側に貫通している。なお、前面52は、特許請求範囲に記載のボス部側の面に相当する。
前面52には、図3および図5に示すように、8個の開口部530、531、532…537が設けられており、開口部530〜537は、ボス部41の前面43に向けて開口するように形成されている。
開口部530〜537は、図5に示すように、回転軸51aの回転方向に分散し、回転軸51aを中心としてかつ同一角度間隔で並べられている。開口部530〜537は、それぞれ、径方向でずれるように並べられている。
具体的には、開口部530〜537は、回転軸51aの回転向き(図5中の時計回り)の前方に進むほど、回転軸51aから離れる渦状に並べられている。すなわち、開口部530〜537は、開口部530、531、532…537の順で回転軸51aから径方向外周側に離れることになる。
モータハウジング51内には、図3に示すように、ステータ54、ロータ55、整流子56、ブラシ57a、57b、および軸受け59a、59bが収納されている。ステータ54は、回転軸51aを径方向外周側に配置されて磁界を発生する永久磁石であり、この永久磁石は、モータハウジング51に固定されている。
ロータ55は、回転軸51aに固定されたコア55aと、コア55aに回巻されたコイル55bとを備える。整流子56は、回転軸51aに固定され、かつコイル55bの両端部が接続されている。
ブラシ57aは、バネ58aにより整流子56側に付勢されており、ブラシ57bは、バネ58bにより整流子56側に付勢されている。ブラシ57a、57bは、整流子56に接触した状態で、車載バッテリ(図示省略)の出力電圧を整流子56に与える。軸受け59a、59bは、モータハウジング51にそれぞれ支持されており、軸受け59a、59bは、回転軸51aをそれぞれ回転自在に支持する。
次に、本実施形態の作動について図6を参照して説明する。
図6は、モータハウジング51の前面52に設けられた8個の開口部530、531、532…537を模式的に一列に並べてモータハウジング51内外の空気圧および空気流を示す模式図である。
まず、ブラシ57a、57bから整流子56に対して車載バッテリの出力電圧が与えられると、ロータ55のコイル55bには電流が流れる。このとき、コイル55bには、ステータ54から発生する磁界と当該電流とに基づく回転力が発生する。
これに伴い、ロータ55が回転軸51aを回転させる。このため、回転軸51aが送風ファン40を回転させる。このとき、5枚の羽根47の回転によって、ラジエータ20を通過する空気流が生じる。この空気流は、シュラウド30により案内されて、図1中A矢印の如く、車両前側から車両後側に流れる。
また、ボス部41の各リブ45の回転により、回転軸51aの回転向きに流れる空気流が発生する。このとき、各リブ45の径方向外周側の回転速度は、各リブ45の径方向回転軸側の回転速度に比べて速い。このため、空気流のうち径方向外周側流速は、空気流のうちの径方向回転軸側の流速に比べて速くなる。
したがって、ボス部41の前面43とモータハウジング51の前面52との間において、径方向回転軸側の静圧は、径方向外周側の静圧に比べて高くなる圧力分布が生じる。
このような圧力分布により、モータハウジング51の内側から外側に径方向外周側の開口部534、535、536、537を通して空気が流れる。ここで、開口部534、535、536、537のそれぞれを通過する空気量(図6中矢印a4、a5、a6、a7参照)は、開口部534、535、536、537の順に多くなる(a4<a5<a6<a7)。
このように、開口部534、535、536、537を通してモータハウジング51の内側から外側に空気が流れると、モータハウジング51の外側から内側に径方向回転軸側の開口部530、531、532、533を通して空気が流れる。
ここで、開口部530、531、532、533のそれぞれを通過する空気量(図6中矢印a0、a1、a2、a3参照)は、開口部530、531、532、533の順に少なくなる(a0>a1>a2>a3)。なお、図中矢印a0、a1、…a2、a7の長さが風量を示している。
以上のように、モータハウジング51の径方向外周側の開口部534、535、536、537を通して内側から外側に空気が流出し、径方向回転軸側の開口部530、531、532、533を通してモータハウジング51内に空気が流入する。
このため、モータハウジング51には、開口部530、531…537の並ぶ順で、かつ径方向回転軸側から径方向外周側に向かって空気が矢印Cの如く流れる。
すなわち、モータハウジング51において、渦状で径方向回転軸側から径方向外周側に向かって空気が流れることになる。
以上説明した本実施形態によれば、送風ファン40の回転時に、ボス部41の各リブ45による空気流の径方向外周側流速と径方向回転軸側流速との速度差により、モータハウジング51とボス部41との間において、径方向外周側の静圧と径方向回転軸側の静圧との間に相対的な圧力差が生じる。
この圧力差に応じて、径方向外周側の開口部534、535、536、537を通してモータハウジング51の内側から外側に空気が流れると、モータハウジング51の外側から内側に径方向回転軸側の開口部530、531、532、533を通して空気が流れる。
これにより、モータハウジング51には、開口部530、531…537の並ぶ順で、かつ径方向回転軸側から径方向外周側に向かって空気が流れる。このため、モータハウジング51内のロータ55、整流子56、およびブラシ57a、57b等を冷却することができる。
また、本実施形態では、開口部530〜537は、回転軸51aの回転方向に分散し配置されているため、モータハウジング51内に回転軸51aの回転方向の全体に亘って空気を流すことができるので、モータハウジング51内を回転方向の全体に亘って冷却することができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、モータハウジング51の開口部530〜537は、回転軸51aの回転向きの前方に進むほど、回転軸51aから離れる渦状に並べられている例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態では、図7に示すように、開口部530〜537は、回転軸51aの回転向きの後方に進むほど、回転軸51aから離れる渦状に並べられている。
図7は、本第2実施形態において図5に相当する断面図である。図7において、図5と同一符号は、同一のものを示し、説明を省略する。
本第2実施形態では、上述の第1実施形態と同様、ボス部41の各リブ45の回転により、ボス部41の前面43とモータハウジング51の前面52との間において、径方向回転軸側の静圧は、径方向外周側の静圧に比べて相対的に高くなる。
この圧力差に応じて、径方向外周側の開口部534、535、536、537を通してモータハウジング51の内側から外側に空気が流れると、モータハウジング51の外側から内側に径方向回転軸側の開口部530、531、532、533を通して空気が流れる。
これにより、モータハウジング51内には、図7中の矢印Ubの如く、開口部530…537の並ぶ方向で径方向回転軸側から径方向外周側に向かって空気が流れる。このため、モータハウジング51内のロータ55、整流子56、およびブラシ57a、57b等を冷却することができる。
(他の実施形態)
上述の各実施形態では、本発明に係る車両用電動送風機10として、ラジエータ20に送風するものについて説明したが、これに限らず、本発明に係る車両用電動送風機10として、コンデンサに送風するようにしてもよい。コンデンサとは、冷凍サイクル装置を構成し、かつ高圧側冷媒を冷却する熱交換器である。
上述の実施形態では、本発明に係る電動モータとして直流モータ50を用いた例について説明したが、これに限らず、本発明に係る電動モータとして交流モータを用いてもよい。
上述の各実施形態では、本発明に係るリブ45を8個設けた例について説明したが、これに限らず、リブ45の個数は、1個以上で、かつ8個未満でもよく、9個以上でもよい。
また、上述の各実施形態では、各リブ45を直流モータ50の回転軸51aから放射状に延出するように形成した例を示したが、これに代えて、各リブ45を回転方向の前側に傾きつつ放射線状に延出するように形成したものを用いてもよい。
或いは、これに代えて、各リブ45を回転方向の後側に傾きつつ放射線状に延出するように形成したものを用いてもよい。
さらに、各リブ45を回転方向の前側に湾曲しつつ放射線状に延出するように形成したものを用いてもよい。或いは、各リブ45を回転方向の後側に湾曲しつつ放射線状に延出するように形成したものを用いてもよい。
上述の各実施形態では、送風ファン40の羽根47により軸流ファンを構成したが、これに限らず、遠心ファン、斜流ファン、および横流れファンなどを構成しても良い。
上述の各実施形態では、モータハウジング51のうちボス部41側に開口部530〜537を設け、かつボス部41と反対側に開口部を設けない構成について説明したが、これに代えて、モータハウジング51のうちボス部41と反対側に開口部を設けるようにしてもよい。
上述の各実施形態では、モータハウジング51の開口部530〜537を、渦状に並べた例について説明したが、これに限らず、開口部530〜537は、径方向のずれた位置に配置されるならば、どのように並べてもよい。
上述の各実施形態では、本発明に係る電動送風機を車両用電動送風機に適用した例について説明したが、これに限らず、車両用電動送風機以外の設置型空調機等の各種の機器に適用しても良い。
本発明の第1実施形態に係る車両用電動送風機の車両搭載図である。 図1の車両用電動送風機の斜視図である。 図1の車両用電動送風機の断面図である。 図3中A矢視図である。 図3中B−B断面図である。 図1のモータハウジングの開口部を通過する空気の流れおよび空気圧を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用電動送風機の断面図である。
符号の説明
10…車両用電動送風機、40…送風ファン、41…ボス部、45…リブ、
50…直流モータ、51…モータハウジング、51a…回転軸、52…前面、 530〜537…開口部、55…ロータ、57a、57b…ブラシ、
56…整流子。

Claims (5)

  1. モータハウジング(51)と、このモータハウジング内から外側に先端側が突出するように配置されている回転軸(51a)と、前記モータハウジング内に配置される固定子(54)と、前記モータハウジング内で前記回転軸に固定され、前記固定子から発生する磁界に基づいて前記回転軸を回転させる回転子(55)と、を有する電動モータ(50)と、
    前記回転軸の先端側に固定されているボス部(41)と、このボス部から前記回転軸の径方向外周側に延出するように形成され、前記ボス部の回転に伴って送風する複数の羽根(47)と、を有する送風ファン(40)と、を備え、
    前記モータハウジングのうちボス部側の面(52)には、前記ボス部に向けて開口する複数の開口部(530〜537)が設けられており、
    前記ボス部には、前記径方向に延出し、かつ前記モータハウジングに向けて突出するように形成され、前記回転軸の回転に伴って前記回転軸の回転向きに流れる空気流を発生するリブ(45)が設けられており、
    前記リブによる空気流の径方向回転軸側の流速と径方向外周側の流速との速度差により前記径方向回転軸側の空気圧と前記径方向外周側の空気圧との間で相対的な圧力差が生じるようになっており、
    前記複数の開口部(530〜537)は、それぞれ、前記径方向のずれた位置に配置されて、前記相対的な圧力差に基づいて、前記複数の開口部の並ぶ方向で、かつ前記径方向回転軸側から前記径方向外周側に向かって流れる空気流が前記モータハウジング内に生じるようになっていることを特徴とする電動送風機。
  2. 前記複数の開口部(530〜537)は、前記回転軸を中心とする渦状に並べられていることを特徴とする請求項1に記載の電動送風機。
  3. 前記複数の開口部(530〜537)は、前記回転軸の回転向きの前方に進むほど、前記回転軸から離れる前記渦状に並べられていることを特徴とする請求項2に記載の電動送風機。
  4. 前記複数の開口部(530〜537)は、前記回転軸の回転向きの後方に進むほど、前記回転軸から離れる前記渦状に並べられていることを特徴とする請求項2に記載の電動送風機。
  5. 前記複数の開口部(530〜537)は、前記回転軸の回転方向に分散して配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電動送風機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020122077A1 (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社Liberaware モータの冷却構造

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