JP2009152870A - 通信装置、通信方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】他の電話番号の通話先に通話が接続された場合でも、電話番号をリダイアルバッファに記録する。
【解決手段】公衆電話回線を介して通話先へ接続するための電話番号へ発呼する発呼部12と、通話先へ回線接続し通信を行う通信部14と、電話番号を記録する記憶部30とを備えた発信側電話機10であって、通話先の電話番号を検出する音声認識部20と、ユーザからの問い合わせに対応する電話番号を提示する電話番号案内サービスのサービスセンター50を介して通話先へ接続する仲介接続を検出する自動接続認識部18と、仲介接続が検出された際に、音声認識部20によって検出された通話先電話番号を記憶部30に記録する番号記録部22を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話番号案内サービスによって提示された接続先の電話番号を保存する通信装置、通信方法、プログラム、および記録媒体に関する。
従来、公衆電話回線において、ユーザからの電話番号の問合せにセンターが答える電話番号案内サービスが広く使われている。電話番号案内サービスでは、各種電話回線業者の運営する所定のセンターに対してダイアルすることで、オペレータまたは機械による自動応答などの対応によって、ユーザが調査したい電話先を知ることができる。
このような電話番号案内サービスにおいて、センターから伝えられた電話番号をユーザが記録する際、聞き間違えたり、間違って記録したりするミスが発生する場合がある。
そこで、上記の問題を解決するものとして、特許文献1には、電話番号案内サービスのガイダンスを音声認識し、音声認識した電話番号に対して発呼する電話機が記載されている。
また、特許文献2および3には、電話番号案内サービスのガイダンスを音声認識し、電話帳に登録し、登録した電話番号に対して発呼する電話機が記載されている。
さらに、特許文献4には、電話で注文してきた注文者の音声を一旦録音し、オフラインにて音声認識を行い、注文者の住所や氏名を認識し、データファイルを作成する電話注文受けシステムが記載されている。この電話注文受けシステムでは、電話番号をリアルタイムで認識し、電話番号のファイル名を付けたファイルに通話内容を一旦録音し、後ほど再生する際に住所や氏名などの情報を音声認識する。
特開平02−143669号公報(1990年06月01日公開) 特開平09−018909号公報(1997年01月17日公開) 特開2002−359669号公報(2005年09月02日公開) 特開平10−070613号公報(1998年03月10日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、電話番号案内サービスから直接、問い合わせを行った通話先に接続するサービスを利用した場合には、直前の発呼先として電話番号案内サービスの電話番号が記録され、問い合わせを行った通話先の電話番号が記録できないという問題を生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、問い合わせた電話番号に電話番号案内サービスから直接接続された場合であっても、問い合わせた電話番号をリダイアルバッファに記録することができる通信装置、通信方法、プログラム、および記録媒体を実現することにある。
上記の問題を解決するために、本発明の通信装置は、過去に発呼した電話番号に再び発呼を行う際に利用するリダイアルバッファを備えた通信装置であって、自装置からの問い合わせに対して電話番号案内サービスのサービスセンターが提示した電話番号を検出する通話先番号検出手段と、前記電話番号を提示した前記サービスセンターを介して行われた、当該電話番号の通話先への接続である仲介接続を検出する仲介接続検出手段と、前記仲介接続検出手段によって仲介接続が検出された際、前記通話先番号検出手段によって検出された電話番号を前記リダイアルバッファに記録する通話先番号記録手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の通信方法は、過去に発呼した電話番号に再び発呼を行う際に利用するリダイアルバッファを備えた通信装置の通信方法であって、自装置からの問い合わせに対して電話番号案内サービスのサービスセンターが提示した電話番号を検出する通話先番号検出ステップと、前記電話番号を提示した前記サービスセンターを介して行われた、当該電話番号の通話先への接続である仲介接続を検出する仲介接続検出ステップと、前記仲介接続検出ステップにて仲介接続を検出した際、前記通話先番号検出ステップにて検出した電話番号を、前記リダイアルバッファに記録する通話先番号記録ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、通話先の電話番号を検出し、電話番号案内サービスを利用した仲介接続を検出し、仲介接続が行われた場合に、検出した電話番号を記憶するので、電話番号案内サービスのサービスセンターから、他の電話番号の通話先に通話が接続された場合であっても電話番号をリダイアルバッファに記録することができる。
さらに、上記の通信装置では、前記通話先番号検出手段は、前記サービスセンターからのガイダンスの音声を音声認識することによって、前記通話先の電話番号を検出することが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、ガイダンスの音声を声認識することによって電話番号が検出できるので、サービスセンターからの案内が音声であっても、データ化してリダイアルバッファに記録することができる。
さらに、上記の通信装置では、前記通話先番号検出手段は、前記仲介接続検出手段によって前記仲介接続を検出した際に音声認識を開始することが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、前記仲介接続を検出したことをトリガーに音声認識を開始するので、仲介接続された通話先の電話番号をユーザが確認する必要がある場合にも、リダイアルバッファに保存された電話番号を素早く提示することができる。
さらに、上記の通信装置では、前記通話先の電話番号の問い合わせる音声、または、前記サービスセンターからのガイダンスの音声を音声認識することによって、前記通話先の名称を検出する通話先名称検出手段をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、通話先の名称を音声認識によって検出することができるので、通話先の名称をユーザに提示することができるとともに、通話先電話番号と対応づけて記録することも可能となる。
さらに、上記の通信装置では、前記通話先番号検出手段および前記通話先名称検出手段の少なくともいずれか一方によって音声認識された内容をユーザに提示して確認を求める認識内容確認手段をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、音声認識を行った内容の正否についてユーザに問い合わせるので、音声認識の結果の正確さを確認した上で記録することができる。
さらに、上記の通信装置では、前記通話先の電話番号と、当該通話先の名称を対応付けて電話帳データベースに記録する電話帳編集手段をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、電話帳データベースへの入力を音声認識の結果に基づいて行うことができるので、ユーザによる入力操作の手間を簡略化することができる。
さらに、上記の通信装置では、前記通話先番号検出手段は、前記サービスセンターからのトーン信号、または、V23信号を認識することによって、前記通話先の電話番号を検出することが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、トーン信号またはV23信号を認識することで、接続先の電話番号を検出することができるので、サービスセンターから通知された電話番号を誤認識する可能性を低減することができる。
さらに、上記の通信装置では、ユーザによる操作入力を受けつける操作手段をさらに備え、前記仲介接続検出手段は、前記サービスセンターに対して仲介接続を要求するユーザによる操作入力を前記操作手段が受けつけた場合に、前記通話先へ仲介接続されたと検出することが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、ユーザの操作入力に基づいて仲介接続を検出するので、ユーザによる仲介接続の意思を通信装置において正確に検出することができる。
さらに、上記の通信装置では、前記電話番号を前記リダイアルバッファに記録する際、当該電話番号の問い合わせのために前記サービスセンターへ発呼した時に電話番号の前に付加したプレフィックス番号を、前記電話番号の前に付加して記録する付加番号記録手段をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、電話番号案内サービスのサービスセンターに接続する際に、仲介接続された通話先との通話で利用したい機能やサービスを指定するプレフィックス番号、例えば、“184”、“186”、“00xx“を、サービスセンターの電話番号の前に付加する場合、この付加したプレフィックス番号を通話先の電話番号の前に付加してリダイアルバッファに記録する。よって、リダイアルバッファには、ユーザが所望する機能やサービスの利用を指定した形式で電話番号を記録することができるため、リダイアルの際にそれらのプレフィックス番号を改めて付加する必要がなく、ユーザの操作を簡略化できる。
さらに、上記の通信装置では、前記電話番号を前記リダイアルバッファに記録する際に、前記サービスセンターから仲介接続されたことを示す識別子を付加して記録する接続方法付加手段をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、サービスセンター経由で接続した電話番号に識別子を付加するので、サービスセンター経由で接続したことをユーザが容易に確認できる。
さらに、上記の通信装置では、前記サービスセンターから仲介接続された回数および前記サービスセンターから仲介接続された通話先との接続時間の少なくとも一方を記憶部に記録する仲介接続情報記録手段をさらに備えることが好ましい。
上記の構成によれば、さらに、サービスセンター経由で接続した回数および/または時間を記録しているので、サービスセンターの利用状況、例えば、サービスの使用料金などの概略をユーザが容易に把握することができる。
なお、上記通信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記通信装置をコンピュータにて実現させる通信装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の通信装置は、自装置からの問い合わせに対して電話番号案内サービスのサービスセンターが提示した電話番号を検出する通話先番号検出手段と、前記電話番号を提示した前記サービスセンターを介して行われた、当該電話番号の通話先への接続である仲介接続を検出する仲介接続検出手段と、前記仲介接続検出手段によって仲介接続が検出された際、前記通話先番号検出手段によって検出された電話番号を前記リダイアルバッファに記録する通話先番号記録手段とを備える構成である。
また、本発明の通信方法は、自装置からの問い合わせに対して電話番号案内サービスのサービスセンターが提示した電話番号を検出する通話先番号検出ステップと、前記電話番号を提示した前記サービスセンターを介して行われた、当該電話番号の通話先への接続である仲介接続を検出する仲介接続検出ステップと、前記仲介接続検出ステップにて仲介接続を検出した際、前記通話先番号検出ステップにて検出した電話番号を、前記リダイアルバッファに記録する通話先番号記録ステップとを含む方法である。
それゆえ、電話番号案内サービスのサービスセンターから、他の電話番号の通話先に通話が接続された場合であっても電話番号をリダイアルバッファに記録することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1から図4に基づいて説明すると以下の通りである。
図1は、本実施形態に係る通信システム1の要部構成を示す機能ブロック図である。通信システム1は、発信側電話機(通信装置)10、電話番号案内サービスのサービスセンター50(以下、「センター50」と略記する)、および着信側電話機60を備えている。通信システム1では、発信側電話機10、センター50、着信側電話機60が、公衆電話回線網を介して相互通信可能に接続されている。また、センター50は、発信側電話機10に対して電話番号案内サービスを提供するとともに、発信側電話機10との接続を、案内する電話番号の電話機(着信側電話機60)に直接接続(仲介接続)する機能を有する。
ここで、図2を参照して、通信システム1における、電話番号案内サービスを利用した電話番号案内および通信接続処理の手順について説明する。図2は、本実施形態の通信システム1で行われる、電話番号案内サービスを利用した接続処理の流れを示す模式図である。
最初に、発信側電話機10のユーザは、センター50の電話番号をダイアルし、電話番号の案内を受ける。この際、ユーザは電話を切らずに発信側電話機10とセンター50との通話接続を維持したまま、案内先の電話番号(すなわち、着信側電話機60)へ接続することを希望する。
センター50のオペレータは、発信側電話機10のユーザの問い合わせ内容に応答して、着信側電話機60の電話番号の検索を行う。検索した電話番号が見つかった場合、センター50のオペレータは、機械による自動音声またはオペレータによる口頭によって、見つかった電話番号を発信側電話機10のユーザに対して伝える。そして、このとき、センター50のオペレータあるいは機械は、見つかった電話番号と併せて、このまま回線を切断せずに見つかった電話番号へ通話接続することができる旨を、ユーザに対して案内する。
具体的には、機械による自動音声で電話番号を回答する場合には、電話番号の案内と併せて、「検索した電話番号へ通話接続を希望する場合には、“1”と“#”を押してください」などと案内し、特定のキー操作によってダイアルトーンを入力することで自動接続を決定させてもよい。そして、上記特定のキー操作が入力された場合には、検索した電話番号の着信側電話機60(着信者)へ回線切断を行わずに直接接続する。
また、センター50のオペレータにより口頭で電話番号を回答する場合には、オペレータは電話番号と併せて、「このまま回線を切断せずに検索した電話番号へ通話接続することができる」旨をユーザに対して案内する。そして、ユーザが回線接続を希望した場合には、オペレータがセンター50のキー操作を行うことによって検索した通話先を呼び出し、着信側電話機60(着信者)へ回線切断を行わずに直接接続する。
つづいて、図1を参照しながら、上記のような電話番号案内および通信接続処理を行うために各装置が備える構成について詳細に説明する。
発信側電話機10は、発呼部(発呼手段)12、通信部(通信手段)14、通話状態検出部(仲介接続検出手段、通話先番号検出手段、録音手段)16、自動接続認識部(仲介接続検出手段、仲介接続情報記録手段)18、音声認識部(通話先番号検出手段、通話先名称検出手段)20、番号記録部(通話先番号記録手段、付加番号記録手段、接続方法付加手段)22、電話帳編集部(電話帳編集手段)24、記憶部30、音声入出力部(認識内容確認手段)40、操作部(操作手段)42、表示部(認識内容確認手段)44を備えている。記憶部30は、リダイアルバッファ32および電話帳記憶部34を備えている。
発呼部12は、特定の電話番号にダイアルするための発呼信号を、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)やV23信号などを用いて、通信部14に発信させる(発信指示)。また、発呼部12は、リダイアルの際には、リダイアルバッファ32に記録されている番号に従って発呼する。
通信部14は、発呼部12からの発信指示に基づいて公衆電話回線に接続し、発呼先との通信処理を行う。また、通信部14は、センター50や着信側電話機60からの音声その他のデータの受信を行う。
通話状態検出部16は、各種接続先との通信状態を検出する。具体的には、現在、センター50を介して着信側電話機60を呼び出し中であるか、センター50に接続中であるのか、センター50から発呼先に接続中であるのか、発呼先と接続状態にあるのか、といった各種接続先の状態を検出する。
自動接続認識部18は、センター50から、案内してもらった電話番号に対して、回線を切断せずに通話先(着信側電話機60)に接続されたか否かを認識する。以下、このように、センター50が発信側電話機10との回線を切断せずに、着信側電話機60に対して発呼して、発信側電話機10と着信側電話機60との回線を接続することを、「自動接続」と呼ぶ。
ここで、自動接続認識部18は、自動接続(仲介接続)をリングバックトーン検出や極性反転などを検出することで認識してもよいし、発信側電話機10のユーザが電話番号問合せの際に行ったキー操作やダイアル操作を検出することで認識してもよい。
音声認識部20は、センター50からの電話番号案内のアナウンス(ガイダンスの音声)や、DTMF、V23信号、およびその他のデータ信号音から、案内された電話番号を認識する。なお、音声認識部20は、電話番号の認識を、センター50からのアナウンスやデータ信号音の発信音ではなく、録音した発信音の再生音声に対する音声認識によって行ってもよい。また、音声認識する対象は、電話番号だけでなく、名称(氏名)、住所、および、その他のデータであってもよい。
番号記録部22は、音声認識部20によって認識されたデータを、記憶部30内の電話帳データベースに記録する。なお、認識したデータは、電話帳データベースとは別個に保存してもよいし、バッファなどの一時記憶に記録してもよい。
電話帳編集部24は、記憶部30に記憶されている電話帳データベースに対して、追加、修正、削除などデータ操作を行う。電話帳データベースとしては、名称(名前)、よみがな、電話番号、携帯番号など、発呼に関わる各種データが対応付けられて記録されている。なお、電話帳編集部24は、入力用画面を表示部44に表示し、操作部42からのユーザ操作に従って電話帳データベースのデータ操作を行うインタフェース機能を持っていてもよい。
記憶部30は、発信側電話機10で用いる電話帳データベースや、リダイアルデータ、着信履歴情報などの各種データの保存を行い、リダイアルバッファ32および電話帳記憶部34を含んでいる。また、記憶部30は、電話番号案内サービスのセンター50へ問い合わせた回数や通話先に仲介接続された回数、通話時間、電話番号の前に付加したプレフィックス番号などの各種情報も記憶している。なお、電話番号案内サービスへ問い合わせた回数や仲介接続された回数は、電話番号案内サービスを提供しているサービスセンター50毎(例えば、電話番号毎)にカウントして記録しておけば、費用の確認の際に便利である。
リダイアルバッファ32は、発信側電話機10のユーザが前回発信を行った電話番号を記憶するための記憶装置(メモリ)で、少なくとも最終の接続先の電話番号が記憶される。本実施の形態では、発信側電話機10のリダイアルバッファ32には、自動接続認識部18が自動接続を認識した場合に、音声認識部20によって認識された電話番号が最終の接続先として自動的に記録される。
電話帳記憶部34は、電話帳編集部24によって編集された電話帳データベースや、リダイアルバッファ32に記憶されている電話番号の電話帳データベースへの転記を行う。なお、電話帳データベースの電話番号欄に最終接続先の電話番号を記録する際に、記憶部30に記録されている音声データを再生し、音声認識部20で解析することによって、解析した電話番号を発信先の電話番号として電話帳データベースに転記してもよい。
音声入出力部40は、マイクおよびスピーカなどの音声入出力デバイスで構成され、センター50や着信側電話機60との通話における音声の入出力や、発信側電話機10における各種アナウンスの音声出力に用いられる。操作部42は、ボタン、スイッチ、ダイアル、レバー、キーボードなどからなる入力用デバイスである。なお、操作部42をタッチパネルで構成し、表示部44と兼用してもよい。
表示部44は、発信側電話機10における各種情報を表示する表示デバイスで、液晶パネルや発光ダイオードなどの表示デバイスで構成されている。表示部44には、電話番号や電話帳データなどの各種情報が表示される。
また、センター50は、番号案内部52および番号接続部54を備えている。番号案内部52は、発信側電話機10から問い合わせられた電話番号を検索し、発信側電話機10に返答する端末としての機能を持つ。なお、検索は自動で行ってもよいし、オペレータが端末を用いて手動で行い、問い合わせに対して答えても良い。また、問い合わせられた電話番号の通知は、音声ガイダンスを用いて行ってもよいし、DTMF、V23信号、およびその他のデータ信号音を用いて発信側電話機10に通知してもよい。
番号接続部54は、番号案内部52によって電話番号を通知した後に、当該電話番号の着信側電話機60と発信側電話機10との接続を、発信側電話機10との接続を切断しないままセンター50から行う。
また、着信側電話機60では、通信部62を用いて、センター50を介して接続された発信側電話機10と回線接続を行い、発信側電話機10のユーザとの通話を行う。なお、発信側電話機10の通話状態検出部16は、通信回線の状態を監視し、着信側電話機60と回線接続が行われたか否かを判断する。
次に、図3を参照して、本実施形態における発信側電話機10で行われる一連の処理の流れについて、概略を説明する。図3は、発信側電話機10で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
まず、S101において、発信側電話機10において、発呼部12が発呼し、通信部14を介して電話番号案内サービスのサービスセンター50を呼び出す。
なお、センター50への発呼および接続は、ユーザが操作部42を操作して所定の番号をダイアルすることで行ってもよいし、センター50を呼び出す専用のボタンを操作部42に備え、当該ボタンを押すことで発信側電話機10が自動的にセンター50にダイアルしてもよい。
次に、S102において、発呼部12によってセンター50が呼び出され、センター50に回線が接続され、センター50より電話番号案内のガイダンスが流れる。なお、センター50よりのガイダンスは音声ガイダンスに限らず、データの送受信により、発信側電話機10の表示部44に選択肢を表示し、ユーザが操作部42を用いて選択を行うことで電話番号案内を受けるといったサービスであってもよい。また、ガイダンスは、自動音声によるものでなく、センター50のオペレータによる応答であってもよい。
次に、S103において、発信側電話機10の通話状態検出部16は、センター50と回線が接続されたことを確認し、記憶部30にセンター50によるガイダンスの内容を記録する。ここでは、音声ガイダンスを音声データとして録音するものとするが、これに限るものではない。DTMFやV23信号などを記録してもよいし、データ通信を行うことで電話番号のデータをファイルとして記憶部30に記録してもよい。
次に、S104において、音声認識部20は、音声ガイダンスの内容を音声認識して電話番号を抽出し、一時記憶用メモリに保存する。この一時記憶した電話番号は、後にS111においてリダイアルバッファ32に保存される。なお、音声認識する対象は電話番号に限らず、住所や氏名などの情報を音声認識し、電話帳データベースに記録するために文字列に変換して一時保存してもよい。
次に、S105において、自動接続認識部20は、リングバックトーンや極性反転などを検出することによって、センター50から、センター50によって案内された通話先である着信側電話機60に自動接続されたか否かを判断する。自動接続されたと判断した場合(S105でYES)、処理はS110に進む。一方、自動接続されていないと判断した場合(S105でNO)、処理はS106に進む。
次に、S106において、電話帳編集部24は、電話帳編集を行うための電話帳編集用インタフェース画面を表示部44に表示させる。このとき、S104で音声認識した住所や氏名などの文字列を、表示部44の電話帳編集用インタフェース画面に転記してもよい。なお、電話帳編集用インタフェース画面を表示部44に表示することなく、S104で音声認識した住所や氏名などの文字列を後で編集可能なように、電話帳データベースにとりあえず転記するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、電話帳編集画面を表示部44に表示するものとして説明するが、これに限るものではない。音声ガイダンスを音声入出力部40から出力してもよいし、図示しない印刷出力部を用いて電話帳編集の操作案内を印刷する構成であってもよい。
次に、S107において、発信側電話機10は、S103において記憶部30に録音したガイダンスの内容から、電話番号を通知された部分を、ユーザの電話番号入力操作の参考となるように再生する。
次に、S108において、電話帳編集部24は、電話帳編集を終了して入力した電話番号などの電話帳の内容情報を、記憶部30の電話帳データベースに保存する。
次に、S109において、発信側電話機10は、S103の処理で記憶部30に録音した録音データを消去し、一連の処理を終了する。このとき、録音データを消去するかどうかをユーザに選択させてもよい。
続いて、S105において、センター50から自動接続されたと判断した場合(S105でYES)の処理について説明する。
まず、S110において、番号記録部22は、S104の処理で記憶部30に一時記憶した電話番号を表示部44に表示し、ユーザに対して認識した番号があっているか否かを確認させる。
次に、S111において、番号記録部22は、S110の処理で行ったユーザに対する電話番号の確認によって正しいと確認された電話番号をリダイアルバッファ32にコピーする。このとき、番号記録部22は、センター50へ発呼する際に、仲介接続された通話先との通話で利用したい機能やサービスを指定する番号、具体的には、電話番号通知のオンオフを設定する“184”、“186”等や、電話回線業者を選択するための“00xx”等のプレフィックス番号が、センター50の電話番号の前に付加されていた場合、そのプレフィックス番号を、検出した通話先の電話番号の前に付加してリダイアルバッファ32に記録する。
次に、S112において、電話帳編集部24は、電話帳編集機能を起動して電話帳編集用インタフェース画面を表示部44に表示させる。このとき、S104で音声認識した住所や氏名などの文字列を、表示部44の電話帳編集用インタフェース画面に転記してもよい。なお、電話帳編集用インタフェース画面を表示部44に表示することなく、S104で音声認識した住所や氏名などの文字列を後で編集可能なように、電話帳データベースにとりあえず転記するようにしてもよい。また、操作部42による編集動作をユーザに対して促し、電話帳データベースを編集する処理を行ってもよい。また、リダイアルバッファ32への記録と同様に、電話帳編集部24は、センター50へ発呼する際に付加されていたプレフィックス番号を、検出した通話先の電話番号の前に付加して電話帳データベースに記録してもよい。
なお、リダイアルバッファ32および電話帳データベースに通話先電話番号を記録する際に、プレフィックス番号を付加するか否かは、例えばユーザの指示に従ってそれぞれ設定できる。
次に、S113において、通話状態検出部16は、センター50経由で接続した電話番号に識別子を付加する。具体例をあげれば、電話帳データベースに「問い合わせた電話番号」を示すアイコンや、文字列を追加することで、当該通話先がセンター50経由で接続したことをユーザに識別可能に記録する。
最後に、S114において、回線を切断した後、センター50経由で接続した回数および/または着信側電話機60との接続時間を記憶部30に記録して、全ての処理を終了する。
次に、図4を参照して、通信システム1における、発信側電話機10およびセンター50の間でやり取りされるデータの一例について説明する。図4は、発信側電話機10およびセンター50の間でやり取りされるデータを示す概略図である。
最初に、発信側端末(発信側電話機10)から発呼先(センター50、着信先電話機60)に対してSETUP信号、すなわち、呼設定メッセージが送信される。これは、発信側電話機10からセンター50への電話呼び出しに対応している。
次に、上記の呼び出しに呼応して、CALLPROG信号、すなわち、呼設定受付メッセージがセンター50から発信側電話機10に送信される。
その後、センター50から発信側電話機10に対してPROG信号、すなわち、経過メッセージが送信され、現在呼び出し中であることを発信側のユーザに伝えるための呼び出し音が出力される。
次に、センター50が発信側電話機10からの呼び出しに応答し、通話が開始される。ここで、発信側電話機10のユーザは所望の発信先である着信側電話機60を検索するための情報を口頭で伝え、センター50のオペレータに検索してもらう。
次に、センター50のオペレータは電話番号を検索し、該検索した電話番号の番号案内を行った後に、通話回線を切断せずに検索した電話番号(着信側電話機60)に接続できるという内容の接続誘導ガイダンスを自動または口頭で行う。ここでは、機械音声による自動応答を例に説明する。
発信側電話機10のユーザは接続誘導ガイダンスを聞き、発信側電話機10の操作部42を用いて接続意思を示す「1#」というプッシュ操作を行う。なお、プッシュトーンではなくダイアルトーンであってもよいし、その他の操作、または、センター50のオペレータあるいは音声認識装置への口頭での回答による接続意思表示であってもよい。
センター50は、発信側電話機10のユーザによる接続意思を確認し、着信側端末である着信側電話機60の呼び出し操作を行う。このとき、発信側電話機10では、呼び出し音が出力される。
その後、着信側電話機60が応答し、発信側電話機10と着信側電話機60との間で通話が行われる。通話終了後、発信側電話機10が受話器を下ろし、通話回線を切断する。このとき、発信側電話機10から着信側電話機60に対してDISC信号、すなわち、切断メッセージが送信される。
切断メッセージを受け取った着信側電話機60は、REL信号、すなわち、開放メッセージを発信側電話機10に送信し、これに対して発信側電話機10は、RELCOMP信号、すなわち、開放完了メッセージを返信し、全ての通話接続を終了する。なお、着信側電話機60が受話器を下ろした場合には、DISC信号以降の信号を送信・受信する装置の関係が上記とは逆になる。
以上のように、本実施形態の発信側電話機10は、公衆電話回線を介して通話先へ接続するための電話番号へ発呼する発呼部12と、通話先へ回線接続し通信を行う通信部14と、電話番号を記録する記憶部30とを備えた発信側電話機10であって、通話先の電話番号を検出する音声認識部20と、ユーザからの問い合わせに対応する電話番号を提示する電話番号案内サービスのサービスセンター50を介して通話先へ接続する仲介接続を検出する自動接続認識部18と、仲介接続が検出された際に、音声認識部20によって検出された通話先電話番号を記憶部30に記録する番号記録部22を備えている。
上記の構成によれば、通話先の着信側電話機60の電話番号を検出し、センター50による電話番号案内サービスを利用した仲介接続を検出し、仲介接続が行われた場合に、検出した電話番号を記憶部30に記憶するので、センター50から、他の電話番号の通話先に通話が接続された場合であっても、ユーザが所望する電話番号を記録することができる。
本実施形態の発信側電話機10では、音声認識部20は、前記センター50からのガイダンスを音声認識することによって、前記通話先の着信側電話機60の電話番号を検出している。
上記の構成によれば、センター50によるガイダンスを音声認識することによって着信側電話機60の電話番号が検出できるので、ユーザがセンター50からのガイダンスを聞き取り、案内された電話番号を手動で記録したり、手動で入力したりする必要がなく、ユーザによる操作を簡易にすることができる。
本実施形態の発信側電話機10では、音声認識部20は、自動接続認識部18によって前記仲介接続を検出した際に音声認識を開始している。
上記の構成によれば、前記仲介接続を検出したことをトリガーに音声認識を開始するので、仲介接続した通話先の電話番号が必要になった場合に、記憶部30に保存された電話番号を素早く参照することができる。
本実施形態の発信側電話機10では、前記通話先の着信側電話機60電話番号の問い合わせる音声、または、前記センター50からのガイダンスを音声認識することによって、前記通話先の名称を検出する音声認識部20を備えている。
上記の構成によれば、通話先の名称を音声認識によって検出することができるので、通話先電話番号と対応づけて記録することができる。
本実施形態の発信側電話機10では、音声認識部20によって音声認識された内容をユーザに問い合わせて確認する表示部44および音声入出力部40を備えている。
上記の構成によれば、音声認識を行った内容の正否についてユーザに、画面表示または音声案内によって問い合わせるので、音声認識の結果の正確さを確認した上で記録することができる。
本実施形態の発信側電話機10では、前記通話先の着信側電話機60の電話番号と、当該通話先の名称とを対応付けて保存する電話帳データベースを編集する電話帳編集部24を備え、電話帳編集部24は、音声認識部20の音声認識に基づいて記憶部30の電話帳データベースに通話先電話番号を記録している。
上記の構成によれば、電話帳データベースへの入力操作を音声認識の結果に基づいて行うことができるので、ユーザによる入力操作の手間を簡略化することができる。
本実施形態の発信側電話機10では、前記センター50からのガイダンスを録音する通話状態検出部16を備え、前記センター50へ回線接続した際に録音を開始している。
上記の構成によれば、前記センター50へ回線接続した際に録音を開始するので、前記センター50によるガイダンスの内容を必要とする際に、当該ガイダンスの内容を素早く参照することができる。
また、音声認識部20は、前記センター50からのトーン信号、または、V23信号を認識することによって、前記通話先の電話番号を検出してもよい。
上記の構成によれば、トーン信号またはV23信号を認識することで、接続先の電話番号を検出することができるので、センター50から通知された電話番号を誤認識する可能性を低減することができる。
また、音声認識部20は、リングバックトーンを検出することによって前記仲介接続を検出してもよい。
また、通話状態検出部16は、極性反転を検出することによって前記仲介接続を検出してもよい。
上記の構成によれば、リングバックトーンや、極性反転を検出することで、センター50から通話先の電話番号に回線が接続されたことを正確に検出することができるので、仲介接続の誤認識を低減することができる。
また、前記ユーザによる操作入力を受けつける操作部42を備え、自動接続認識部18は、前記センター50に対する前記ユーザによる操作入力に基づいて前記仲介接続を検出してもよい。
上記の構成によれば、ユーザの操作入力に基づいて仲介接続を検出するので、ユーザによる仲介接続の意思を発信側電話機10側で正確に検出することができる。
本実施形態の発信側電話機10では、番号記録部22は、前記仲介接続が検出された際に、過去に発呼した電話番号に再び発呼を行う際に利用するリダイアルバッファ32に前記通話先の電話番号を記録している。
上記の構成によれば、リダイアルバッファ32に通話先の電話番号を記録するので、センター50から通話先に通話が接続された場合でも、リダイアル操作を容易におこなうことができる。
本実施形態の発信側電話機10では、着信側電話機60の前記通話先電話番号を記録する際に、発呼する際に電話番号の前に付加した番号であるプレフィックス番号を、前記通話先電話番号の前に付加して記録する番号記録部22を備えている。
上記の構成によれば、センター50に接続する際にプレフィックス番号、例えば、“184”、“186”、“00xx”、およびその他のサービスを利用するための番号を電話番号の前に付加して記録するので、ユーザが所望する機能またはサービスを利用できる形式で電話番号を記録することができる。
本実施形態の発信側電話機10では、前記通話先電話番号を記録する際に、前記センター50に問い合わせて接続したことを識別する識別子を付加して記録する番号記録部22を備えている。
上記の構成によれば、センター50経由で接続した電話番号に識別子を付加するので、センター50経由で接続したことをユーザが容易に識別できる。
本実施形態の発信側電話機10では、前記センター50に問い合わせて接続した回数および前記センター50を介して接続された通話先との接続時間を記憶部30に記録する自動接続認識部18を備えている。
上記の構成によれば、センター50経由で接続した回数および/または接続時間を記録しているので、センター50の利用状況、例えば、サービスの使用料金などの概略をユーザが容易に把握することができる。
なお、上述の説明では、発信側電話機10が電話機の場合について説明したが、これに限るものではない。ファクシミリ、複合機、携帯電話機、通信端末、および、その他のモバイル端末などであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、発信側電話機10の各ブロック、特に通話状態検出部16、自動接続認識部18、および、番号記録部22は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、発信側電話機10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。
そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである発信側電話機10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記発信側電話機10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、発信側電話機10を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。
また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明によれば、電話番号案内サービスを利用した際、問い合わせた電話番号に電話番号案内サービスから通話が直接接続された場合であっても、問い合わせた電話番号をリダイアルバッファに記録することができるので、電話機、ファクシミリ、デジタル複合機、携帯電話機、通信端末、および、モバイル端末などの電話機能を有する機器に広く好適に利用することができる。
本発明の実施形態を示すものであり、発信側電話機、サービスセンター、および着信側電話機を備えた通信システムの要部構成を示すブロック図である。 上記通信システムで行われる、電話番号案内サービスを利用した接続処理の流れを示す模式図である。 上記発信側電話機において、電話番号を記録する一連の処理の流れを示すフローチャートである。 上記通信システムにおける、発信側電話機およびサービスセンターの間でやり取りされるデータの一例を示す概略図である。
符号の説明
1 通信システム
10 発信側電話機(通信装置)
12 発呼部(発呼手段)
14 通信部(通信手段)
16 通話状態検出部(仲介接続検出手段、通話先番号検出手段、録音手段)
18 自動接続認識部(仲介接続検出手段、仲介接続情報記録手段)
20 音声認識部(通話先番号検出手段、通話先名称検出手段、認識内容確認手段)
22 番号記録部(通話先番号記録手段、付加番号記録手段、接続方法付加手段)
24 電話帳編集部(電話帳編集手段)
30 記憶部
32 リダイアルバッファ
34 電話帳記憶部
40 音声入出力部(認識内容確認手段)
42 操作部(操作手段)
44 表示部(認識内容確認手段)
50 サービスセンター
52 番号案内部
54 番号接続部
60 着信側電話機
62 通信部

Claims (14)

  1. 過去に発呼した電話番号に再び発呼を行う際に利用するリダイアルバッファを備えた通信装置であって、
    自装置からの問い合わせに対して電話番号案内サービスのサービスセンターが提示した電話番号を検出する通話先番号検出手段と、
    前記電話番号を提示した前記サービスセンターを介して行われた、当該電話番号の通話先への接続である仲介接続を検出する仲介接続検出手段と、
    前記仲介接続検出手段によって仲介接続が検出された際、前記通話先番号検出手段によって検出された電話番号を、前記リダイアルバッファに記録する通話先番号記録手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通話先番号検出手段は、前記サービスセンターからのガイダンスの音声を音声認識することによって、前記通話先の電話番号を検出することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通話先番号検出手段は、前記仲介接続検出手段によって前記仲介接続を検出した際に音声認識を開始することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通話先の電話番号の問い合わせる音声、または、前記サービスセンターからのガイダンスの音声を音声認識することによって、前記通話先の名称を検出する通話先名称検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。
  5. 前記通話先番号検出手段および前記通話先名称検出手段の少なくともいずれか一方によって音声認識された内容をユーザに提示して確認を求める認識内容確認手段をさらに備えることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通話先の電話番号と、当該通話先の名称を対応付けて電話帳データベースに記録する電話帳編集手段をさらに備えることを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置。
  7. 前記通話先番号検出手段は、前記サービスセンターからのトーン信号、または、V23信号を認識することによって、前記通話先の電話番号を検出することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  8. ユーザによる操作入力を受けつける操作手段をさらに備え、
    前記仲介接続検出手段は、前記サービスセンターに対して仲介接続を要求するユーザによる操作入力を前記操作手段が受けつけた場合に、前記通話先へ仲介接続されたと検出することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記電話番号を前記リダイアルバッファに記録する際、当該電話番号の問い合わせのために前記サービスセンターへ発呼した時に電話番号の前に付加したプレフィックス番号を、前記電話番号の前に付加して記録する付加番号記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記電話番号を前記リダイアルバッファに記録する際に、前記サービスセンターから仲介接続されたことを示す識別子を付加して記録する接続方法付加手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記サービスセンターから仲介接続された回数および前記サービスセンターから仲介接続された通話先との接続時間の少なくとも一方を記憶部に記録する仲介接続情報記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 過去に発呼した電話番号に再び発呼を行う際に利用するリダイアルバッファを備えた通信装置の通信方法であって、
    自装置からの問い合わせに対して電話番号案内サービスのサービスセンターが提示した電話番号を検出する通話先番号検出ステップと、
    前記電話番号を提示した前記サービスセンターを介して行われた、当該電話番号の通話先への接続である仲介接続を検出する仲介接続検出ステップと、
    前記仲介接続検出ステップにて仲介接続を検出した際、前記通話先番号検出ステップにて検出した電話番号を、前記リダイアルバッファに記録する通話先番号記録ステップとを含むことを特徴とする通信方法。
  13. 請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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