JP2009151904A - 記憶装置及び記憶方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】録画された内容とコンテンツの名称との整合性を取ることができる記憶装置及び記憶方法を提供する。
【解決手段】録画再生装置10は、HDD部14にループ録画可能な第2のAVストリームファイル45を有し、第2のAVストリームファイル45に記憶されたコンテンツの部分領域としてのチャプター422に基づいてコンテンツの名称を設定することができるので、録画された内容とコンテンツの名称との整合性を取ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】録画再生装置10は、HDD部14にループ録画可能な第2のAVストリームファイル45を有し、第2のAVストリームファイル45に記憶されたコンテンツの部分領域としてのチャプター422に基づいてコンテンツの名称を設定することができるので、録画された内容とコンテンツの名称との整合性を取ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ループ録画領域に残された録画データの内容とコンテンツ名との整合性を取ることができる記憶装置及び記憶方法に関する。
ハードディスクなどの大容量記憶媒体を利用するビデオ録画装置などにおいて、ループ録画と呼ばれる録画方法が開発されている。ループ録画とは、通常の録画用の領域とは別個に固定的な領域を確保し、その固定的な領域内で、通常の録画とは独立して上書き録画を繰り返す録画方式である。ループ録画は、記録容量が限定的とはいえ、記憶媒体の残容量を意識させない録画を可能とするから、例えば、テレビ視聴の途中で中座する際に視聴中の番組を一時的に保持しておき、後ほど中座により中断した箇所の続きから視聴を再開するような使い方を実現することができる。
そこで従来の技術として、ループ録画領域の録画データと通常録画領域の録画データとを共通して管理することができる記録装置及び記録方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ループ録画では、ユーザの操作などに基づいてループ録画が開始されると、ループ録画用のループ録画領域への記録が開始され、ループ録画領域の終点まで記録が進むと、ループ録画領域の始点に戻って続きの記録を続行する。よって、ループ録画として録画した録画データは上書きされるため、保存することができないが、特許文献1に記載の記録装置及び記録方法によると、ループ録画領域を通常録画領域と同じように共通して管理することができ、ループ録画が終了したとき、ループ録画された録画データを保存用データとして記録済み領域とするので、ループ録画された録画データを上書きされない保存用データとして、大容量記憶媒体に記録することができる。
特開2007−172794号公報
しかし、従来の記録装置及び記録方法によると、複数の番組に渡ってループ録画されたとき、録画データが上書きされても、最初に録画された録画データの番組名を設定したコンテンツ名は上書きされないため、ループ録画領域に残された録画データの内容とコンテンツ名との整合性が取れないという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するため、録画された内容とコンテンツの名称との整合性を取ることができる記憶装置及び記憶方法を提供することを目的としている。
(1)本発明は上記目的を達成するため、データを記憶する記憶部と、前記記憶部に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する第1の記憶領域と、前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域が記憶された時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成し、前記記憶部に記憶させ、前記管理情報に基づいて前記第1の記憶領域に記憶された前記時間情報が最も古い前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とする管理情報管理部と、を備えたことを特徴とする記憶装置を提供する。
このような構成によれば、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間的に最も古い番組名をコンテンツの名称とすることができる。
(2)本発明は上記目的を達成するため、データを記憶する記憶部と、前記記憶部に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する第1の記憶領域と、前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域が記憶された時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成し、前記記憶部に記憶させ、前記管理情報に基づいて前記第1の記憶領域に記憶された前記時間情報が最も新しい前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とする管理情報管理部と、を備えたことを特徴とする記憶装置を提供する。
このような構成によれば、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間的に最も新しい番組名をコンテンツの名称とすることができる。
(3)本発明は上記目的を達成するため、データを記憶する記憶部と、前記記憶部に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する第1の記憶領域と、前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域の時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成し、前記記憶部に記憶させ、前記管理情報に基づいて前記部分領域の時間長が最も長い前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とする管理情報管理部と、を備えたことを特徴とする記憶装置を提供する。
このような構成によれば、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間長が最も長い番組名をコンテンツの名称とすることができる。
(4)本発明は、上記目的を達成するため、記憶媒体に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する記憶ステップと、前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域が記憶された時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成する生成ステップと、前記管理情報に基づいて前記第1の記憶領域に記憶された前記時間情報が最も古い前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とし、前記管理情報を更新する更新ステップと、を備えたことを特徴とする記憶方法を提供する。
このような方法によれば、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間的に最も古い番組名をコンテンツの名称とすることができる。
本発明によれば、録画された内容とコンテンツの名称との整合性を取ることができる。
いわゆるループ録画機能を搭載したビデオ(記録装置)やテレビなどにおいては、ユーザが中座などによりテレビ視聴を一時中断する際にループ録画の起動操作を行い、その後ユーザがテレビ視聴を再開する際に「追っかけ再生操作」などの起動操作により視聴を中断した箇所からの再生を行うことができる。
一方、ユーザが意図的にループ録画を起動するのではなく、ユーザにそれと意識させることなく自動的にループ録画を実行するという形態も考えられる。例えば、ビデオ装置をテレビに内蔵したような場合に、テレビの電源を投入した際に自動的にループ録画を起動するような形態である。このようなケースでは、例えば現在視聴している場面から少し時間をさかのぼった箇所の場面を再度表示することにより、例えば番組内で気になった内容や抽選の応募の宛先などを再確認するといった使い方が可能になる。
また、単に再生して視聴する使い方だけに留まらず、以下のような録画機能への展開も考えられる。
多くの場合、番組の内容をあらかじめ把握した上で予約録画を設定することが一般的であるが、必ずしもそれに限られるわけではなく、例えばあるテレビ番組を視聴して内容を知ってから初めて録画操作を行うようなケースも珍しくない。その際、視聴中のテレビ番組の途中から録画を開始することになるが、そのテレビ番組の、録画開始操作を行う前の部分が保存できていたら好都合であると考えるのは自然な心理である。このような場合、ユーザが録画開始操作を実行した後の部分を保存するだけでなく、ユーザが特に意識することなく前もって自動的に録画されていた部分も併せて保存することにより、視聴していたテレビ番組を、録画操作の開始以前にさかのぼって保存することができる。場合によっては、途中から録画を開始した番組であっても、その番組の始まりの部分から丸ごと保存
することも可能となる。
することも可能となる。
もちろん、ユーザが保存を意図せず単に視聴しているだけの番組であれば、あえて残す必要はない。そのため、ユーザが特に意識することなく自動的に実行される録画処理は、ある程度の時間分だけを保持して、それ以前の過去の部分は破棄するというループ録画の形態となる。
そのため、長時間に渡ってループ録画を継続して実施した場合、ループ録画を開始した時点で録画していた番組が削除され、やがて存在しなくなるということがあり得る。つまり、ループ録画の開始時点に録画するコンテンツの名称として設定した番組名に対応する内容がループ録画の終了時点では最終的に存在しなくなり、これにより、コンテンツの名称と内容の整合性が取れなくなることが発生し得るという問題がある。
本発明は、ループ録画領域に記憶されたコンテンツの名称と内容の整合性を取るために好適な記憶装置及び記憶方法を提供するものである。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明の記憶装置の第1の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置を用いたテレビシステムの構成を示すブロック図である。
以下に、本発明の記憶装置の第1の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置を用いたテレビシステムの構成を示すブロック図である。
(テレビシステム1の構成)
図1に示すように、録画再生装置10は、スピーカ36、ディスプレイ37、地上アナログ放送を受信するアナログ用アンテナ11a、及び、地上デジタル放送を受信するデジタル用アンテナ21aと併せてテレビシステム1を構成する。
図1に示すように、録画再生装置10は、スピーカ36、ディスプレイ37、地上アナログ放送を受信するアナログ用アンテナ11a、及び、地上デジタル放送を受信するデジタル用アンテナ21aと併せてテレビシステム1を構成する。
(録画再生装置10の構成)
録画再生装置10は、アナログチューナ部11、PSエンコーダ部12、データプロセッサ部13、HDD(Hard Disk Drive)部14、PSデコーダ部15、セレクタ16、D/A17、AV(Audiovisual)入力18、バッファメモリ19、フォーマッタ20、デジタルチューナ部21、ストリームプロセッサ部22、STC(System Time Clock)23、TSデコーダ部25、ビデオミキシング部26、フレームメモリ部27、I/F28、D/A29、編集処理制御部32及び録画処理制御部33を有するCPU(Central Processing Unit)部31、表示部34及びキー入力部35を備えている。
録画再生装置10は、アナログチューナ部11、PSエンコーダ部12、データプロセッサ部13、HDD(Hard Disk Drive)部14、PSデコーダ部15、セレクタ16、D/A17、AV(Audiovisual)入力18、バッファメモリ19、フォーマッタ20、デジタルチューナ部21、ストリームプロセッサ部22、STC(System Time Clock)23、TSデコーダ部25、ビデオミキシング部26、フレームメモリ部27、I/F28、D/A29、編集処理制御部32及び録画処理制御部33を有するCPU(Central Processing Unit)部31、表示部34及びキー入力部35を備えている。
アナログチューナ部11は、主として地上波により放送されるアナログ放送波を、アナログ用アンテナ11aを介して受信するアナログチューナである。アナログチューナ部11は、NTSCなど所定の放送方式に基づいて放送波の選局・復調を行い、アナログ映像信号及び音声信号に変換してPSエンコーダ部12に入力する。
PSエンコーダ部12は、入力されたアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するA/Dコンバータと、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを備える符号化手段であり、副映像エンコーダを含んでもよい。PSエンコーダ部12は、デジタル化されたビデオ信号を、MPEG2またはMPEG1規格に基づいた可変ビットレートの圧縮デジタルビデオ信号に変換する。また、PSエンコーダ部12は、デジタル化されたオーディオ信号を、MPEGまたはAC−3規格に基づいた固定ビットレートの圧縮デジタルオーディオ信号、あるいはリニアPCMのデジタルオーディオ信号に変換する。アナログチューナ部11からのアナログビデオ信号やアナログオーディオ信号が入力されると、PSエンコーダ部12は所定のエンコード処理を行う。具体的には、PSエンコーダ部12は、ビデオ信号及びオーディオ信号をデジタル信号に変換した後でエンコードした後、パック化してビデオパック、オーディオパック、副映像パックに変換し、さらにこれらを組み合わせてHDD部14への記録に適したフォーマットに変換する。PSエンコーダ部12により変換された信号は、データプロセッサ部13に渡される。なお、PSエンコーダ部12は、A/D変換されたデジタルビデオ信号やオーディオ信号をエンコードすることなく、セレクタ16に直接データを渡してもよい。
データプロセッサ部13は、PSエンコーダ部12によりエンコードされたデジタルビデオ信号及びオーディオ信号を受け取り、後段のHDD部14に書き込むデータ制御手段である。具体的には、データプロセッサ部13は、アナログ放送のコンテンツを録画する場合はPSエンコーダ部12に備えられたフォーマッタ20から、またデジタル放送のコンテンツを録画する場合はストリームプロセッサ部22から、それぞれGOP(Group of Picture)単位のデータを受け取ってHDD部14に記録する。併せて、データプロセッサ部13は、HDD部14から所定の再生信号を読み出す機能をも有する。データプロセッサ部13は、バッファ回路、変調・復調回路、エラー訂正回路等を備えており、記録または再生単位でデータ処理を実行する。
HDD部14は、例えばハードディスクなどの記憶媒体を駆動してデータを記録し再生する記録装置である。HDD部14は、ハードディスクには限定されず、デジタルデータを記録・再生できるものであればよい。
PSデコーダ部15は、パック構造でHDD部14に記録されている多重信号から映像や音声などの各パックを分離して取り出すセパレータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用するメモリと、セパレータで分離された主映像データ(ビデオパックの内容)をデコードするビデオデコーダと、セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの内容)をデコードするサブピクチャデコーダと、セパレータで分離されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)をデコードするオーディオデコーダとを備える復号化手段である。PSデコーダ部15は、デコードされた主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像を重ねて出力するビデオプロセッサを備えてもよい。PSデコーダ部15は、基本的にA/D変換されてHDD部14に記録されたアナログ放送波のビデオ/オーディオ信号の復号を行う。
セレクタ16は、PSデコーダ部15からの出力信号、TSデコーダ部25からの出力信号、PSエンコーダ部12からの出力信号、ストリームプロセッサ部22からの出力信号を選択してD/A17に出力する信号切り替え手段である。すなわち、セレクタ16は、HDD部14に記録されたアナログ放送波信号、同じく記録されたデジタル放送波信号、PSエンコーダ部12によりデジタル化されたアナログ放送波信号、及びストリームプロセッサ部22からのデジタル放送波信号のいずれかを選択する。セレクタ16は、CPU部31からのセレクト信号に基づいて選択を実行する。
D/A17は、セレクタ16により選択されたデジタルビデオ信号及びオーディオ信号をアナログのビデオ信号及びオーディオ信号に変換するD/A変換器である。D/A17は、アナログ化されたオーディオ信号をスピーカ36に出力する。
デジタルチューナ部21は、アナログチューナ部11と対応し、地上波やBS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)等のデジタル放送波を、デジタル用アンテナ21aを介して受信するデジタルチューナである。デジタルチューナ部21は、MPEG2−TS信号の中からユーザが選択した番組の映像や音声などのTSパケットを抽出してストリームプロセッサ部22に入力する。
ストリームプロセッサ部22は、デジタルチューナ部21により抽出された小さなTSパケットに分割された映像データや音声データを、HDD部14への記録に適した大きいサイズのパケットに加工する等の変換処理を行うデータ変換手段である。変換された情報は、データプロセッサ部13を介してHDD部14に記録される。
TSデコーダ部25は、PSデコーダ部15に対応し、データプロセッサ部13を介してHDD部14から読み出されたデジタル放送波の記録信号を復号する復号化手段である。TSデコーダ部25は、記録されている多重信号から映像や音声などを分離して取り出すセパレータと、分離された映像データをデコードするビデオでコーダと、同じく分離された音声データをデコードするオーディオデコーダとを備えている。TSデコーダ部25は、復号したデジタルのビデオ信号及びオーディオ信号をセレクタ16及びビデオミキシング部26に入力する。
CPU部31は、制御プログラムに従い、欠陥場所検出、未記録領域検出、録画情報記録位置設定、UDF(Universal Disk Format)記録、AVアドレス設定などの処理を実行する。また、CPU部31は、システム全体を制御するために必要な情報処理部を有し、ワークRAM(Random Access Memory)38、図示しないビデオ管理情報作成部、コピー関連情報検知部、コピー及びスクランブリング情報処理部、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理部、アスペクト比情報処理部などを備えている。なお、CPU部31が、PSエンコーダ部12、データプロセッサ部13、HDD部14、ストリームプロセッサ部22等を制御するタイミングは、STC23が管理する時間データに基づいている。録画及び再生動作は、STC23からのタイムクロックに同期して実行されるが、それ以外の処理は、STC23とは、独立したタイミングによって実行されても良い。
またCPU部31は、編集を実行する際の管理情報の制御を行う編集処理制御部32と、録画を実行する際の管理情報の制御を行う録画処理制御部33をも備えている。さらに、CPU部31は、記録したデータを再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了時に作成した管理情報をデータプロセッサ部13に送る。これにより、管理情報がHDD部14に記録される。従って、CPU部31は、エンコードが行われているときはPSエンコーダ部12から、MPEG2−TS信号の記録が行なわれているときはストリームプロセッサ部22から、データ単位の情報(切り分け情報など)を受け取る。CPU部31は、記録開始時においては、HDD部14から読み取ったファイルシステムの管理情報を認識し、HDD部14の未記録エリアを認識し、データの記録エリアを、データプロセッサ部13を介してHDD部14に設定する機能を有している。
編集処理制御部32は、HDD部14に記録されたビデオ信号及びオーディオ信号に対応する管理情報を編集する管理データ制御手段である。
録画処理制御部33は、HDD部14へのビデオ信号及びオーディオ信号の記録を制御し管理情報の設定等を行う管理データ制御手段である。
表示部34は、CPU部31での動作状況等をユーザに示す表示手段であり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)素子などからなる。キー入力部35は、CPU部31にユーザの指示を入力する入力デバイスであり、例えばキーボードやリモコン装置などである。
(管理情報41aの構成)
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る録画再生装置におけるデータ構成を示す模式図である。図2に示すように、録画再生装置10における記録データは、一例として、ファイルシステム管理情報40、管理情報ファイル41、管理情報41a、第1のAVストリームファイル44及び第2のAVストリームファイル45及び第3のAVストリームファイル46を有しており、それぞれHDD部14に記録されている。管理情報ファイル41の中に、録画されたコンテンツの再生順序を管理するプログラム群情報42(オリジナルタイトル群情報)が定義されている。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る録画再生装置におけるデータ構成を示す模式図である。図2に示すように、録画再生装置10における記録データは、一例として、ファイルシステム管理情報40、管理情報ファイル41、管理情報41a、第1のAVストリームファイル44及び第2のAVストリームファイル45及び第3のAVストリームファイル46を有しており、それぞれHDD部14に記録されている。管理情報ファイル41の中に、録画されたコンテンツの再生順序を管理するプログラム群情報42(オリジナルタイトル群情報)が定義されている。
管理情報41aは、HDD部14に記録される記録データの位置情報や属性等を管理するための管理情報である。管理情報41aは、プログラム群情報42及びAVファイル情報43を有している。
プログラム群情報42は、図2に示すように、録画されたコンテンツ(プログラム)の再生順序を管理する情報(再生順序情報)であり、個々のプログラムに関するプログラム情報420がプログラム単位で整理されている。個々のプログラム情報420は、再生すべき対象となるAVデータストリーム(プログラム単位の映像・音声データの集合体)に関する情報であるAVファイル情報43とリンクさせた参照情報421を有している。
AVファイル情報43は、ユーザの管理対象となるプログラム群情報42と、現実の記録データである記録データとを結び付けるテーブルである。AVファイル情報43は、対応するAVデータストリーム400のHDD部14での論理アドレス情報が記述されたタイムマップ情報430を有している。
第1〜第3のAVストリームファイル44〜46は、それぞれプログラム(タイトル:ユーザが1回に記録する単位)に対応するAVデータストリーム400から構成されるデータファイルである。第1〜第3のAVストリームファイル44〜46を構成する個々のAVデータストリーム400は、情報パック、映像パック、音声パック、副映像パックなどからなる。情報パックは、AVデータストリーム400の属性や識別のための情報パッケージであり、これが属するGOPの最初のフィールドが再生される開始時間を示す情報、該当するGOPの記録時を示す情報、コピーコントロール情報などを含んでいる。映像パックは、ビデオデータをMPEG2方式で圧縮した情報パッケージであり、パックヘッダ、パケットヘッダ及びビデオデータ部で構成されている。音声パックは、オーディオデータを、例えばリニアPCMやMPEG、AC−3などの方式で処理した情報パッケージであり、パックヘッダ、パケットヘッダ、オーディオデータ部で構成されている。
第1のAVストリームファイル44は、例えば、通常録画の記録・再生のために用意されたデータファイルであり、第1のデータとしての第2のAVストリームファイル45は、例えば、ループ録画のために用意されたデータファイルであり、第3のAVストリームファイル46は、例えば、通常録画の記録・再生のために用意されたデータファイルである。ここで、「通常録画」とは、保存を目的とした記録を指し、「ループ録画」とは、HDD部14内における所定の記録領域(記憶領域)内を繰り返し上書き録画することで一定時間(例えば、60分)の保存を可能とした記録を指す。
ファイルシステム管理情報40は、例えばUDF規格における管理情報であり、管理情報41aのファイル、第1〜第3のAVストリームファイル44〜46を管理するための管理情報である。
なお、プログラム群情報42に加えて、プログラムの再生順序を管理する情報(再生順序情報)のみで構成されているプレイリスト情報を設けてもよい。プレイリスト情報は、それ自身のAVデータストリーム400を持たず、オリジナルタイトルのAVファイル情報43に対してリンクしている参照情報421を編集(削除、追加)することで生成される。すなわち、直接AVデータストリーム400を加工せずに、参照情報421のみを編集することにより、必要なシーンのみで構成されたプログラムを生成したり、不要なシーンを除去したプログラムを生成したりすることが可能となる。
図2に示す例では、第1〜第3のAVストリームファイル44〜46の3つのAVストリームファイルが存在する例を示しているが、4つ以上存在してもよい。
さらに、AVストリームファイルを1つのみとすることも可能である。AVストリームファイルが1つのみのとき、個々のAVデータストリーム400が記録メディア上の単一のAVストリームファイル中に記録されている。管理情報41aのプログラム群情報42と、AVファイル情報43との関係、及びAVファイル情報43とAVデータストリーム400との関係は、先に説明した図2の場合と同様である。
(チャプター422について)
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る管理情報の一部を拡大した模式図である。ここでは、プログラム内の部分領域をチャプター422と呼ぶこととする。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る管理情報の一部を拡大した模式図である。ここでは、プログラム内の部分領域をチャプター422と呼ぶこととする。
図3に示すように、この参照情報421の中に、プログラム内の部分領域であるチャプター422の境界を示す情報を設けることにより、プログラムを複数のチャプター422に分割することができる。すなわち、隣接する2つのチャプター境界情報423に挟まれている区間、あるいはチャプター境界情報423と参照情報421の始点または終点に挟まれている区間がチャプター422となる。厳密には、参照情報421の始点あるいはチャプター境界情報423が設定されている位置をチャプター422の始点として、次のチャプター境界の直前あるいは参照情報421の終点をチャプター422の終点としている。従って、チャプター422の先頭位置にチャプター境界情報423が設けられる形となる。
このチャプター境界情報423は、それが設定されている部分領域の境界情報としての位置情報423a(参照情報421上の部分領域の時間情報としてのタイムスタンプ424)と、部分領域の名称としてのテキスト情報(チャプター名)423bを持っている。先に述べたように、チャプター境界情報423はチャプター422の先頭位置に設けられるので、あるチャプター境界情報423に対して設定されたテキスト情報423bは、そのチャプター境界情報423の位置を先頭とするチャプター422の名称とみなすことができる。
なお、プログラム内の最初のチャプター422の始点は参照情報421の始点に一致するため、その先頭には必ずしもチャプター境界情報423が存在しなくてもよいが、その場合、チャプター422の名称としてのテキスト情報423bを保持する領域を例外的に別途用意する必要があるため、操作の統一上、図3の例では最初のチャプター422の始点にもチャプター境界情報423を設けている。
一方、これとは別に、複数のチャプター422を包含しているプログラムそのものに対する名称であるプログラムテキスト情報(コンテンツ名)425を保持するための領域を、個々のオリジナルタイトル群情報(プログラム群情報)42の中に設ける仕組みを採っている。
(録画処理制御部33)
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る録画処理制御部の構成を示すブロック図である。録画処理制御部33は、録画再生装置10の録画処理を実行する機能を有する。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る録画処理制御部の構成を示すブロック図である。録画処理制御部33は、録画再生装置10の録画処理を実行する機能を有する。
図4に示すように、録画処理制御部33は、管理情報管理部151、FS管理部152、録画方式識別部153、記録領域形成部154、記録領域監視部155、通常録画部156、ループ録画部157を有している。録画再生装置10は、図2に示すデータ記録構成、すなわち、通常録画のAVストリームファイル(例えば第1及び第3のAVストリームファイル44、46)とループ録画のAVストリームファイル(第2のAVストリームファイル45)とを別構成とした構成により録画を行う。
管理情報管理部151は、図2に示すプログラム群情報42と、AVファイル情報43とを管理する情報処理手段である。管理情報管理部151は、HDD部14に記録されたプログラム群情報42を表示部34やディスプレイ37を通じてユーザに提供し、録画の際にプログラム群情報42を設定する機能を有する。管理情報管理部151が管理するプログラム群情報42は、プログラムごとの時間情報(HDD部14に記録されたデータ中の位置を示す時間情報)を含んでいる。また、管理情報管理部151が管理するAVファイル情報43は、記録データの論理的な位置情報に相当する論理アドレス情報を含んでいる。
FS管理部152は、例えばUDF規格に基づくファイルシステム管理情報40を管理する情報処理手段である。この録画再生装置10では、プログラムごとの記録データが連なってAVストリームファイルを構成する。FS管理情報は、このAVストリームファイルの識別情報であり、FS管理部152はFS管理情
報を通じてAVストリームファイルを管理する。
報を通じてAVストリームファイルを管理する。
録画方式識別部153は、キー入力部35から入力されるユーザからの指示内容に基づいて録画方式を識別する録画方式管理手段である。録画方式識別部153が管理する録画方式としては、通常の録画を行う通常録画と、所定の記録領域を繰り返し上書きしながら録画を行うループ録画の2つの録画方式がある。ユーザからの指示は明示的なものであっても、あるいは解除しない限り指示されたものとしてもかまわない。
記録領域形成部154は、HDD部14の記録領域を確保し管理する管理手段である。記録領域形成部154は、一例として、HDD部14に対して第1〜第3のAVストリームファイル44〜46の記録領域をあらかじめ確保し、または開放する機能を有する。
記録領域監視部155は、記録領域形成部154が確保した記録領域を監視する監視手段である。記録領域監視部155は、記録領域形成部154が確保した記録領域を監視し、監視結果を通常録画部156またはループ録画部157に通知する機能を有する。
通常録画部156は、通常録画処理を実行する処理手段であり、PSエンコーダ部12、またはストリームプロセッサ部22から送られるビデオデータ及びオーディオデータを、HDD部14に通常録画するようデータプロセッサ部13に指示する機能を有する。
ループ録画部157は、ループ録画処理を実行する処理手段である。ループ録画部157は、PSエンコーダ部12またはストリームプロセッサ部22から送られるビデオデータ、及びオーディオデータを、HDD部14の所定の記録領域にループ録画するようデータプロセッサ部13に指示する機能を有する。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る録画再生装置の動作について、図1から図4、及び後述する図5から図7を参照しつつ説明する。
(アナログ放送の録画・再生動作について)
アナログ放送信号の場合、アナログチューナ部11は、アナログ用アンテナ11aからアナログ放送波の電波を受信して選局・復調し、アナログのビデオ信号・オーディオ信号に変換してPSエンコーダ部12に出力する。アナログのビデオ信号・オーディオ信号を受けると、PSエンコーダ部12は、ビデオ信号・オーディオ信号をA/D変換し、フォーマッタ20によってパック化(フォーマット化)を施してデータプロセッサ部13に出力する。このとき、CPU部31(管理情報管理部151)は、管理情報41aを作成してデータプロセッサ部13に渡す。データプロセッサ部13は、受け取ったビデオ信号及びオーディオ信号を管理情報41aとともにHDD部14に記録する。
アナログ放送信号の場合、アナログチューナ部11は、アナログ用アンテナ11aからアナログ放送波の電波を受信して選局・復調し、アナログのビデオ信号・オーディオ信号に変換してPSエンコーダ部12に出力する。アナログのビデオ信号・オーディオ信号を受けると、PSエンコーダ部12は、ビデオ信号・オーディオ信号をA/D変換し、フォーマッタ20によってパック化(フォーマット化)を施してデータプロセッサ部13に出力する。このとき、CPU部31(管理情報管理部151)は、管理情報41aを作成してデータプロセッサ部13に渡す。データプロセッサ部13は、受け取ったビデオ信号及びオーディオ信号を管理情報41aとともにHDD部14に記録する。
一方、HDD部14に記録されたビデオ信号及びオーディオ信号は、データプロセッサ部13より読み出されてPSデコーダ部15に渡される。PSデコーダ部15は、読み出されたビデオ信号及びオーディオ信号のパック化信号を分離し、復号化してセレクタ16及びビデオミキシング部26に出力する。セレクタ16は、受け取った信号をD/A17に渡す。D/A17は、受け取ったデジタルのオーディオ信号をD/A変換してスピーカ36に出力する。また、ビデオミキシング部26は、受け取った信号をD/A29に渡す。D/A29は、受け取ったデジタルのビデオ信号をD/A変換してディスプレイ37に出力する。
(デジタル放送の録画・再生動作について)
デジタル放送信号の場合、デジタルチューナ部21は、デジタル用アンテナ21aからデジタル放送波の電波を受信して選局・復調し、デジタルのビデオ信号・オーディオ信号を抽出する。デジタル放送の場合、映像や音声は放送局側でエンコードされており、MPEG2−TS信号の形式となっている。ストリームプロセッサ部22は、受け取ったMPEG2−TS信号から必要なパケットを選択するとともに、TSパケットから記録用のパケットに変換してデータプロセッサ部13に渡す。データプロセッサ部13は、受け取ったデータをHDD部14に記録する。
デジタル放送信号の場合、デジタルチューナ部21は、デジタル用アンテナ21aからデジタル放送波の電波を受信して選局・復調し、デジタルのビデオ信号・オーディオ信号を抽出する。デジタル放送の場合、映像や音声は放送局側でエンコードされており、MPEG2−TS信号の形式となっている。ストリームプロセッサ部22は、受け取ったMPEG2−TS信号から必要なパケットを選択するとともに、TSパケットから記録用のパケットに変換してデータプロセッサ部13に渡す。データプロセッサ部13は、受け取ったデータをHDD部14に記録する。
HDD部14に記録されたデジタル放送波のビデオ信号及びオーディオ信号は、データプロセッサ部13により読み出されてTSデコーダ部25に渡される。TSデコーダ部25は、読み出されたビデオ信号及びオーディオ信号のパック化信号を分離し、復号化してセレクタ16及びビデオミキシング部26に出力する。セレクタ16は、受け取った信号をD/A17に渡す。D/A17は、受け取ったデジタルのオーディオ信号をD/A変換してスピーカ36に出力する。また、ビデオミキシング部26は、受け取った信号をD/A29に渡す。D/A29は、受け取ったデジタルのビデオ信号をD/A変換してディスプレイ37に出力する。
(通常録画動作について)
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る複数のAVストリームファイルの使用例を示す模式図である。図5以降の説明において、録画実施中、管理情報41aは、メモリ(ワークRAM38)上に保持し、録画終了のタイミングでHDD部14上の管理情報ファイル41に記録するという仕組みを想定している。なお、これは録画処理の実施中に逐次、管理情報ファイル41に管理情報41aを記録していく仕組みであってもよい。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る複数のAVストリームファイルの使用例を示す模式図である。図5以降の説明において、録画実施中、管理情報41aは、メモリ(ワークRAM38)上に保持し、録画終了のタイミングでHDD部14上の管理情報ファイル41に記録するという仕組みを想定している。なお、これは録画処理の実施中に逐次、管理情報ファイル41に管理情報41aを記録していく仕組みであってもよい。
ここでは、通常録画に使用される第1のAVストリームファイル44に、通常録画のための第1の記録領域が確保されている。一方、ループ録画に使用される第2のAVストリームファイル45に、ループ録画のための第2の記録領域が確保されている。
図5に示す例では、通常録画で記録されたプログラム群情報42として、PG#1からPG#mまでのタイトルが既に記録され、第1のAVストリームファイル44上に録画済領域が形成されているが、以後説明の便宜上これらの表記を省略することがある。
キー入力部35がユーザの指示を受けると、録画方式識別部153は、ユーザの指示がループ録画か否かを判定する。
ユーザの指示が通常録画の場合、録画方式識別部153は、通常録画部156に通常録画処理を指示する。通常録画指示を受けると、通常録画部156は、記録領域監視部155に対し通常録画のための記録領域が確保されているか問い合わせる。問い合わせを受けると、記録領域監視部155は、通常録画の記録領域が第1及び第2のAVストリームファイル44、45のどちらが通常録画用に確保されているかをFS管理部152に問い合わせる。この例では、通常録画は第1のAVストリームファイル44に割り当てられているので、通常録画用のファイルシステムとして第1のAVストリームファイル44が存在するファイルシステムを返答する。記録領域監視部155は、FS管理部152が返したファイルシステム上の第1のAVストリームファイル44上に通常録画のための記録領域(以下「第1の記録領域」と称する。)が確保されているかを判定して判定結果を通常録画部156に渡す。
判定の結果、第1の記録領域が確保されていない場合、通常録画部156は、記録領域形成部154に第1の記録領域確保を指示する。記録領域形成部154は、HDD部14の第1のAVストリームファイル44に第1の記録領域を形成し、その始点及び終点の論理アドレスを通常録画部156に返す。
判定の結果、第1の記録領域が確保済みである場合、または記録領域形成部154により第1の記録領域が確保された場合、通常録画部156は、録画開始時点の初期状態の管理情報41aを生成して内部メモリ(ワークRAM38)上に保持する。具体的には、通常録画部156は、管理情報管理部151に対し、プログラム群情報42や参照情報421、AVファイル情報43のうち録画するコンテンツ全体に関わる管理情報41aの生成を指示する。指示を受けると、管理情報管理部151は、記録領域形成部154が返した第1の記録領域の始点及び終点の論理アドレスを通常録画部156から受け取り、AVファイル情報43のタイムマップ情報430として設定する。
管理情報41aが生成されると、通常録画部156は、PSエンコーダ部12またはストリームプロセッサ部22から送られるビデオデータ及びオーディオデータを、HDD部14上の第1のAVストリームファイル44に確保された第1の記録領域に記録する。なお、第1の記録領域への記録中、管理情報管理部151は、AVデータストリーム400の記録の進行分を反映させたタイムマップ情報430を刻々と生成して、メモリ(ワークRAM38)上のAVファイル情報43に記録する。
記録領域監視部155は、通常録画部156の記録処理中、通常録画部156が記録している第1の記録領域の状態を監視して通常録画部156に通知する。具体的には、記録領域監視部155は、管理情報管理部151が生成したタイムマップ情報430からAVデータストリーム400がHDD部14上のどの位置(第1のAVストリームファイル44上のどの位置)まで記録されたかを求め、保持されている第1の記録領域の終点の位置(記録メディア上の論理アドレス)と比較することにより、第1の記録領域の終点到達を判定する。
通常録画部156の記録箇所が第1の記録領域の終点でない場合、通常録画部156は録画終了か否かを判定し、録画終了でなければ、そのまま録画処理を続行する。
通常録画部156の記録箇所が第1の記録領域の終点である場合、または通常録画部156が録画終了と判定した場合、通常録画部156は録画の終了を管理情報管理部151に指示する。指示を受けると、管理情報管理部151はそこまで記録した管理情報41aを管理情報ファイル41としてHDD部14に記録し、通常録画部156は録画処理を終了し、管理情報管理部151は第1のAVストリームファイルをクローズする。
その後、記録領域形成部154は、新たな第1の記録領域を形成し、その始点及び終点の論理アドレスを管理情報管理部151に渡す。これにより、次回の通常録画では、記録領域確保が不要となる。
(ループ録画動作について)
図6Aは、本発明の第1の実施の形態に係るループ録画を開始した状態を示す模式図であり、図6B〜図6Dは、本発明の第1の実施の形態に係るループ録画が進行した状態を示す模式図である。
図6Aは、本発明の第1の実施の形態に係るループ録画を開始した状態を示す模式図であり、図6B〜図6Dは、本発明の第1の実施の形態に係るループ録画が進行した状態を示す模式図である。
キー入力部35から受けたユーザの指示がループ録画の場合、録画方式識別部153は、ループ録画部157にループ録画処理を指示する。ループ録画指示を受けると、ループ録画部157は、記録領域監視部155に対しループ録画のための記録領域が確保されているか問い合わせる。問い合わせを受けると、記録領域監視部155は、ループ録画の記録領域が第1及び第2のAVストリームファイル44及び45のどちらに確保されているかをFS管理部152に問い合わせる。この例では、ループ録画は第2のAVストリームファイル45に割り当てられているので、ループ録画用のファイルシステムとして第2のAVストリームファイル45が存在するファイルシステムを返答する。記録領域監視部155は、FS管理部152が返したファイルシステム上の第2のAVストリームファイル45上にループ録画のための記録領域(以下「第2の記録領域」と称する。)が確保されているかを判定して判定結果をループ録画部157に返す。
なお、ループ録画部157は、例えば地上波/BS/CSデジタル放送の規格上考え得る最大ビットレートのAVデータストリーム400を長時間記録するような状況を想定するなどして、比較的余裕をもったサイズを有して第2のAVストリームファイル45の記録領域を確保させる。その際、安全のために更にマージンを設けた形で第2のAVストリームファイル45の記録領域を確保してもよい。
判定の結果、第2の記録領域が確保されていない場合、ループ録画部157は、記録領域形成部154に第2の記録領域確保を指示する。記録領域形成部154は、HDD部14の第2のAVストリームファイル45に第2の記録領域を形成し、その始点及び終点の論理アドレスをループ録画部157に返す。
判定の結果、第2の記録領域が確保済みである場合、または記録領域形成部154により第2の記録領域が確保された場合、ループ録画部157は、録画開始時点の初期状態の管理情報41aを生成して内部メモリ(ワークRAM38)上に保持する。具体的には、ループ録画部157は、管理情報管理部151に対し、プログラム群情報42や参照情報421、AVファイル情報43のうち録画するコンテンツ全体に関わる管理情報41aの生成を指示する。指示を受けると、管理情報管理部151は、記録領域形成部154が返した第2の記録領域の始点及び終点の論理アドレスをループ録画部157から受け取り、AVファイル情報43のタイムマップ情報430として設定する。
管理情報41aが生成されると、ループ録画部157は、PSエンコーダ部12またはストリームプロセッサ部22から送られるビデオデータ及びオーディオデータを、図6Aに示すように、HDD部14上の第2のAVデータストリームに確保された第2の記録領域に記録する。
図6Aでは、コンテンツはPG#nとして記録されており、第2のAVストリームファイル45の先頭からAVデータストリーム400の記録が開始されている。初期設定などによってあらかじめ設定された所定のループ時間を、ここではLTとするが、この図6Aの状態では、ループ録画を開始してからまだ前記所定のループ時間LTまで時間が経過していない。また、この図6Aの状態では、ループ録画開始時にEPG(ELECTRONIC PROGRAM GUIDE;電子番組表)画面の表示に使用される番組情報から取得した番組名を、コンテンツの名称(図6Aに示す「0時のニュース」)、及びチャプター422の名称の双方に設定している。番組情報処理部39は、番組情報としてのEPGをアナログ放送、デジタル放送及びネットワークを介して取得するものとする。
なお、第2の記録領域への記録中、管理情報管理部151は、AVデータストリーム400の記録の進行分を反映させたタイムマップ情報430を刻々と生成してメモリ上のAVファイル情報43に記録する。図6Aに示すように、第2の記録領域内にループ録画で記録するAVデータストリーム400が記録されており、管理情報41aであるタイムマップ情報430がその第2の記録領域に記録されたAVデータストリームと対応している。
記録領域監視部155は、ループ録画部157の記録処理中、ループ録画部157が記録している第2の記録領域の状態を監視してループ録画部157に通知する。具体的には、記録領域監視部155は、管理情報管理部151が生成したタイムマップ情報430からAVデータストリーム400がHDD部14上のどの位置(第2のAVストリームファイル45上のどの位置)まで記録されたかを求め、保持されている第2の記録領域の終点の位置(記録メディア上の論理アドレス)と比較することにより、第2の記録領域の終点到達を判定する。
ループ録画部157の記録箇所が第2の記録領域の終点でない場合、ループ録画部157は録画終了か否かを判定し、録画終了でなければ、そのまま録画処理を続行する。ループ録画部157が録画終了と判定しない場合は、ループ録画処理が継続され、第2の記録領域内で繰り返し上書きされることになる。
ループ録画部157の記録箇所が第2の記録領域の終点である場合、ループ録画部157は、第2のAVストリームファイル45のファイルポインタ(記録点)を、保持された第2の記録領域の始点の位置(記録メディア上の論理アドレス)に移す。これにより、続くAVデータストリーム400の記録は第2の記録領域の始点からの上書き記録として行なわれることになり、確保された第2の記録領域内を使い回すような上書き記録、すなわちループ録画が実行される。
ここで、第2の記録領域に折り返しが生じた場合には、タイムマップ情報430における第2のAVストリームファイル45の記録開始の始点位置を調整する必要がある。管理情報管理部151は、続くAVデータストリームの記録開始の始点位置を、上書き記録により時間的に後の方にシフトさせる。
(コンテンツ名称設定動作について)
以下に、図7に示すフローチャートに従ってループ録画されたコンテンツのコンテンツ名称設定動作について説明する。なお、詳細な動作について、上記した動作と同様な部分は簡素化して記述するものとする。
以下に、図7に示すフローチャートに従ってループ録画されたコンテンツのコンテンツ名称設定動作について説明する。なお、詳細な動作について、上記した動作と同様な部分は簡素化して記述するものとする。
ユーザは、キー入力部35を介して所望の番組をループ録画するための操作をテレビシステム1の録画再生装置10に対して行う。
記録領域監視部155は、第2のAVストリームファイル45の記録領域が確保されているか否かを判定して、確保されていない場合には、記録領域形成部154を介してループ録画に使用する第2のAVストリームファイル45の記録領域をHDD部14に確保する(S101)。
番組情報処理部39は、EPG画面の表示に使用される番組情報から番組名を取得する(S102)。ここでは、ループ録画で記録する番組の名称を取得する。
次に管理情報管理部151は、図6Aに示すように、ステップ102で取得した番組名をコンテンツの名称(図6Aに示す「0時のニュース」)として設定する(S103)。これは、先に図2及び図3で説明した個々のプログラム群情報42の中に設けたプログラムテキスト情報425を保持する領域に番組名を設定する。
管理情報管理部151は、同様にステップ102で取得した番組名をコンテンツ内の部分領域であるチャプター422の名称として設定する(S104)。これは、図2に示す参照情報421内に設定したチャプター境界情報423のテキスト情報423bとして設定する。また、このステップ104では、コンテンツ内の最初のチャプター422の名称を設定している。
次にループ録画部157は、記録対象ファイルである第2のAVストリームファイル45に対してループ録画を実施する(S105;記憶ステップ)。またここでは、第2のAVストリームファイル45へのAVデータストリーム400の記録を行うとともに、管理情報管理部151による管理情報41aの生成も行う(生成ステップ)。すなわち、図6A〜図6Dに示すように、AVデータストリーム400の記録の進行分を反映させたタイムマップ情報430を生成し、併せて参照情報421の終了点のタイムスタンプ情報を更新して内部メモリ(ワークRAM38)上に保持する。
続いてループ録画部157は、ループ録画により延々と記録しているコンテンツの中で番組の切れ目を検知したかどうかを判定して処理を分岐する。これは例えば、EPG画面の表示に使用される番組情報から取得した番組の開始時刻、終了時刻や番組の時間長などの情報と、録画再生装置10に内蔵された時計から取得した時刻情報やコンテンツ内の部分領域(チャプター422)の時間長などの情報に基づいて番組の切れ目を検知する方法等によって行われる。番組の切れ目を検知した場合(S106;Yes)には、続くステップ107へ処理を進める。一方、検知しない場合(S106;No)は、ステップ107からステップ109までをスキップしてステップ110へ処理を進める。
ループ録画部157は、図6Bに示すように、ステップ106で検知した番組の切れ目の位置に、ループ録画で延々と記録しているコンテンツ内における部分領域であるチャプター422のチャプター境界情報423を設定する(S107)。このステップ107で実施する処理により、EPG画面の表示単位である番組と連動する形で、ループ録画で延々と記録しているコンテンツ内に部分領域であるチャプター422が設定される。すなわち、個々のチャプター422は、EPG画面で表示されている個々の番組と対応しており、またループ録画で延々と記録しているコンテンツ内の部分領域の数(チャプター422の数)はコンテンツに含まれる番組の数となる。
管理情報管理部151は、番組情報処理部39を介してEPG画面の表示に使用される番組情報から番組の名称を取得する(S108)。ここでは、図6Bに示す、番組の切れ目から始まった新しい番組の名称(図6Bに示す「ドラマ△△」)を取得することになる。
管理情報管理部151は、ステップ108で取得した番組の名称をコンテンツ内の部分領域であるチャプター422の名称として設定する(S109)。これは、図3に示すように、参照情報421内に設定したチャプター境界情報423のテキスト情報423bとして設定する。また、このステップ109では、番組の切れ目に設定したチャプター境界情報423の位置を始点とする新たなチャプター422の名称を設定している。
すなわち、このステップ106からステップ109までの一連の処理により、ループ録画で延々と記録しているコンテンツ内に、部分領域であるチャプター422を番組単位で設定し、さらにそのチャプター422の名称として、管理情報管理部151は、チャプター422と対応している番組の名称を設定している。
管理情報管理部151は、管理情報41aから得られる記録中のコンテンツの有効な時間長と、所定のループ時間LTとの比較を行い、以後の処理を分岐する。記録中のコンテンツの有効な時間長が、所定のループ時間LTを超えている場合(S110;Yes)には、次のステップ111へ処理を進める。一方、記録中のコンテンツの有効な時間長が所定のループ時間LTを越えていない場合(S110;No)には、ステップS111をスキップしてステップ112へ処理を進める。
管理情報管理部151は、図6C及び図6Dに示すように、管理情報41aの始点を、現在の録画進行位置から所定のループ時間LTの時間長だけ過去に遡った位置に更新する(S111)。すなわち、現在の録画進行位置から所定のループ時間LTの時間長の分まで過去の管理情報41aのみを有効とし、それ以前の古い管理情報41aは破棄する。
具体的には、管理情報管理部151は、破棄する部分に相当するタイムマップ情報430を削除し、またそれとリンクしている参照情報421の始点のタイムスタンプをコンテンツの時間的に後方にずらす形で更新する。破棄された管理情報41aと対応していたAVデータストリーム400には、これによりアクセスすることが不可能となり、無効なAVデータストリーム400となる。
管理情報管理部151は、ループ録画が更に進行して第2のAVストリームファイル45の終端に達すると、ファイルポインタのシーク(検索)が行われ、この無効なAVデータストリーム400が記録された領域には、新たなAVデータストリーム400が上書き記録されることになる。また、このステップ111では、参照情報421の始点を時間的に後方にずらすのに伴い、参照情報421の始点位置に設定されているチャプター境界情報423の位置も併せて時間的に後方にシフトしていく。言い換えると、チャプター境界情報423が持っている、チャプター境界情報423が設定されている位置情報423a(参照情報421上のタイムスタンプ424)を書き換えることにより、その設定されている位置をシフトする。
このステップ111の処理により、図6C及び図6Dに示すように、管理情報管理部151は、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、コンテンツ内の先頭に位置するチャプター422をループ録画の進行に伴って時間的に古い方から次第に縮めていく。ループ録画を更に継続していくと、コンテンツ内の先頭のチャプター422の始点に設定されていたチャプター境界情報が更に時間的に後方にシフトして行き、やがてコンテンツ内で時間的に後方に位置する2番目のチャプター422の始点に設定された別のチャプター境界情報と交差する形となる。この交差の発生は、時間的に古い方のチャプター422が消滅したことを意味する。このチャプター境界情報423の交差が発生した場合、管理情報管理部151は、時間的に古い方の消滅したチャプター422の始点に設定されていたチャプター境界情報423を削除し、これに代えて、以後は新たなコンテンツ内の先頭のチャプター422の始点に設定されているチャプター境界情報423を、ループ録画の進行に伴って時間的に後方にシフトさせる。
管理情報管理部151は、コンテンツ内の先頭の部分領域であるチャプター422が消滅したか否かの判定を行い、以後の処理を分岐する。先頭のチャプター422が消滅した場合(S112;Yes)には、次のステップ113へ処理を進める。一方、消滅していない場合(S112;No)にはステップ113をスキップしてステップ114へ処理を進める。
管理情報管理部151は、コンテンツの名称を、消滅したチャプター422に代わって新たにコンテンツ内の先頭の部分領域となったチャプター422の名称(図6Dに示す「ドラマ△△」)をコピーして書き換える(S113;更新ステップ)。すなわち、このステップ112からステップ113までの一連の処理により、管理情報管理部151は、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、常に先頭に位置するチャプター422に対応している番組の名称をコンテンツの名称として、管理情報41aを更新する。
ループ録画部157は、キー入力部35に対するユーザの操作に基づいてループ録画を終了するか否かを判定して処理を分岐する。ループ録画を終了しない場合(S114;No)は、ステップ105へ戻って引き続きループ録画を継続し、ループ録画を終了する場合(S114;Yes)は、続くステップ115へ処理を進める。
ループ録画部157は、キー入力部35を介したユーザの操作に基づいて第2のAVストリームファイル45に対するループ録画を停止する(S115)。ここでは、この第2のAVストリームファイル45に対するAVデータストリーム400の記録を停止するとともに、タイムマップ情報430の生成などの管理情報41aの更新処理も停止する。
管理情報管理部151は、管理情報41aが指し示しているAVデータストリーム400が記録された領域を、第2のAVストリームファイル45から、アーカイブファイルである第1のAVストリームファイル44に移し替える(S116)。この処理を行うことによって、ループ録画したコンテンツをHDD部14に保存することができる。
例えば管理情報管理部151は、UDF規格に基づくファイルシステムを使用している場合であれば、管理情報41aが指し示しているAVデータストリーム400が記録された領域に相当するエクステントが、第2のAVストリームファイル45のファイルエントリから第1のAVストリームファイル44のファイルエントリに移し替えられる。
具体的には、管理情報管理部151は、第2のAVストリームファイル45のファイルエントリが指し示しているエクステントを、第1のAVストリームファイル44のファイルエントリが指し示す形となるよう、双方のAVストリームファイルのファイルエントリの記述を書き換える。
ここで、ループ録画の場合、管理情報41aが指し示しているAVデータストリーム400が記録された領域が、第2のAVストリームファイル45の記録領域の末尾部に前半が、領域先頭部に後半がといった形で分かれて存在することがある。よって、第2のAVストリームファイル45から第1のAVストリームファイル44に移し替える際には、再生順序の整合を取りつつ移し替える必要がある。
また、管理情報管理部151は、管理情報41aが指し示していないAVデータストリーム400を廃棄する。これは、移し替えの対象ではないAVデータストリーム400が記録された領域を未使用状態とし、次回の録画の際に再利用するためである。なお、この移し替え処理の際に、管理情報41aに含まれているタイムマップ情報430は、第1のAVストリームファイル44内の論理アドレス情報を指し示すように書き換えられる。従って、内部メモリ(ワークRAM38)上に保持されている管理情報41aの管理情報ファイル41への書き込みは、この移し替え処理の終了後に実施される。
管理情報管理部151は、第2のAVストリームファイル44が所定の量の空き領域を有するように再設定して確保し(S117)、新たな記録対象ファイルとして次回のループ録画に使用できるようにして一連の処理を終了する。このステップ117においても、ステップ101と同様に、例えば地上波/BS/CSデジタル放送の規格上考え得る最大ビットレートのAVデータストリーム400を長時間記録するような状況を想定するなどして、比較的余裕をもったサイズでもって第2のAVストリームファイル45の記録領域を確保して次回のループ録画に備える。
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によると、コンテンツ内の先頭チャプター422に対応している番組の名称が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の名称がコンテンツの名称として残り続けることがなく、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間的に最も古い番組名をコンテンツの名称とすることになるので、録画された内容とコンテンツ名称との整合性が取れた状態となり、ユーザの利便性が向上する。
上記した第1の実施の形態によると、コンテンツ内の先頭チャプター422に対応している番組の名称が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の名称がコンテンツの名称として残り続けることがなく、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間的に最も古い番組名をコンテンツの名称とすることになるので、録画された内容とコンテンツ名称との整合性が取れた状態となり、ユーザの利便性が向上する。
[第2の実施の形態]
図8Aは、本発明の第2の実施の形態に係るループ録画を開始した状態を示す模式図であり、図8B〜図8Dは、本発明の第2の実施の形態に係るループ録画が進行した状態を示す模式図である。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成及び機能を有する部分については、共通の符号を付している。また、本実施の形態における録画再生装置10の構成は、第1の実施の形態の構成と同一であるので、動作の異なる点についてのみ説明する。
図8Aは、本発明の第2の実施の形態に係るループ録画を開始した状態を示す模式図であり、図8B〜図8Dは、本発明の第2の実施の形態に係るループ録画が進行した状態を示す模式図である。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成及び機能を有する部分については、共通の符号を付している。また、本実施の形態における録画再生装置10の構成は、第1の実施の形態の構成と同一であるので、動作の異なる点についてのみ説明する。
(ループ録画動作について)
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様、ループ録画では第2のAVストリームファイル45を使用し、また通常録画用の第1のAVストリームファイル44をアーカイブファイルとして使用するものとする。なお、図9におけるフローチャートは、ループ録画の処理についてのみ説明することとし、通常録画の処理の概要については説明を省略する。なお、図9では省略しているが、ループ録画の開始に先立ち、あらかじめユーザ操作等により所定のループ時間LTが設定されているものとする。図9に示すフローチャートに従って、第2の実施の形態におけるループ録画動作について説明する。
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様、ループ録画では第2のAVストリームファイル45を使用し、また通常録画用の第1のAVストリームファイル44をアーカイブファイルとして使用するものとする。なお、図9におけるフローチャートは、ループ録画の処理についてのみ説明することとし、通常録画の処理の概要については説明を省略する。なお、図9では省略しているが、ループ録画の開始に先立ち、あらかじめユーザ操作等により所定のループ時間LTが設定されているものとする。図9に示すフローチャートに従って、第2の実施の形態におけるループ録画動作について説明する。
ステップ201〜209は、第1の実施の形態におけるステップ101〜109と同様である。
続くステップ210において、管理情報管理部151は、図8Bに示すように、コンテンツの名称を、分割により新たに生じたチャプター422、すなわちコンテンツ内の最後尾のチャプター422の名称(図8Bに示す「傑作映画劇場」)をコピーして書き換える。
すなわち、このステップ201からステップ210までの一連の処理により、ループ録画で延々と記録しているコンテンツ内に、部分領域であるチャプター422を番組単位で設定し、さらにそのチャプター422の名称としてチャプター422と対応している番組の名称を設定している。
また、このステップ201からステップ210までの一連の処理により、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、常に最後尾に位置する(最新の)チャプター422と対応している番組の名称がコンテンツの名称として設定されることになる。この処理によって、ループ録画されたコンテンツの名称が、一番新しく録画された番組名になるので、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがない。
ステップ211〜216は、第1の実施の形態おけるステップ110〜117と同様に行われ(ただし、ステップ112〜113に相当する処理は図9におけるフローチャートには存在しない)、処理は終了する。
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によると、コンテンツ内の最後尾のチャプターに対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間的に最も新しい番組名をコンテンツの名称とすることになるので、録画された内容とコンテンツ名称との整合性が取れた状態となり、ユーザの利便性が向上する。
上記した第2の実施の形態によると、コンテンツ内の最後尾のチャプターに対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、時間的に最も新しい番組名をコンテンツの名称とすることになるので、録画された内容とコンテンツ名称との整合性が取れた状態となり、ユーザの利便性が向上する。
[第3の実施の形態]
図10Aは、本発明の第3の実施の形態に係るループ録画を開始した状態を示す模式図であり、図10B〜図10Dは、本発明の第3の実施の形態に係るループ録画が進行した状態を示す模式図である。図11〜図13に示すフローチャートに従って、動作の異なる点についてのみ説明する。
図10Aは、本発明の第3の実施の形態に係るループ録画を開始した状態を示す模式図であり、図10B〜図10Dは、本発明の第3の実施の形態に係るループ録画が進行した状態を示す模式図である。図11〜図13に示すフローチャートに従って、動作の異なる点についてのみ説明する。
ステップ301〜311は、第1の実施の形態におけるステップ101〜111と同様である。
続くステップ312において、管理情報管理部151は、コンテンツ内に存在するすべての部分領域の時間長を調査する。ここで、図12のフローチャートに従って、ステップ312における、コンテンツ内に存在するすべての部分領域(チャプター422)の時間長を調査する処理について説明する。
まずステップ401において、管理情報管理部151は、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422の数を取得する。
次にステップ402において、管理情報管理部151は、最初の調査対象としてのチャプター422を指定する。
続いてステップ403において、管理情報管理部151は、調査対象のチャプター422の時間長を求める。ここでは、コンテンツの管理情報41aから時間長を求めるとする。すなわち、調査対象のチャプター422の始点のタイムスタンプと終点のタイムスタンプとの差分を求めることにより、調査対象チャプターの時間長を求める。
最後にステップ404において、管理情報管理部151は、コンテンツ内のすべてのチャプター422の時間長の調査が終了したか否かを判定して処理を分岐する。終了していない場合(S404;No)は、ステップ405へ処理を進め、次の調査対象としてのチャプター422を指定した後(S405)、ステップ403へ戻って調査を継続する。すべてのチャプターの時間長の処理が終了した場合(S404;Yes)は、一連の調査処理を終了する。
上記したステップ312において、管理情報管理部151は、コンテンツ内に存在するすべての部分領域の時間長を調査が終了した後、ステップ313に処理を進める。
ステップ313において、管理情報管理部151は、コンテンツの名称を、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、もっとも時間長が長いチャプター422の名称をコピーして書き換える。
すなわち、このステップ312からステップ313までの一連の処理により、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、常にもっとも時間長が長いチャプター422と対応している番組(つまり、最も時間長の長い番組)の名称がコンテンツの名称として設定されることになる。例えば、図10Aにおいては、チャプター1「東京の情報室」が、コンテンツの名称とされ、図10Bにおいても、チャプター1「東京の情報室」の方が、チャプター2「プロ野球中継」よりも時間長が長くなっているので、コンテンツの名称はチャプター1「東京の情報室」となっている。一方、図10Cにおいては、チャプター2「プロ野球中継」の方が、チャプター1「東京の情報室」よりも時間長が長くなっているので、コンテンツの名称はチャプター2「プロ野球中継」となり、図10Dにおいて、新たな番組がループ録画されているが、新チャプター1「プロ野球中継」の方が、新チャプター2「音楽の部屋」よりも時間長が長くなっているので、コンテンツの名称は新チャプター1「プロ野球中継」となっている。
ステップ314〜317は、第1の実施の形態におけるステップ114〜117と同様に行われ、処理は終了する。
また、上記したステップ312における、コンテンツ内に存在するすべての部分領域(チャプター422)の時間長を調査する処理の別の例を、図13に示すフローチャートに従って説明する。
まずステップ501において、管理情報管理部151は、コンテンツ内の部分領域であるチャプターの数を取得する。
次にステップ502において、管理情報管理部151は、最初の調査対象としてのチャプター422を指定する。
続いてステップ503において、管理情報管理部151は、調査対象のチャプター422の時間長を求める。ここでは、EPG画面の表示に使用される番組情報から時間長を求めるものとする。すなわち、調査対象のチャプター422と対応している番組の開始時刻と終了時刻との差分を求めることにより、調査対象チャプターの時間長を求める。
最後にステップ504において、管理情報管理部151は、コンテンツ内のすべてのチャプター422の時間長の調査が終了したか否かを判定して処理を分岐する。終了していない場合(S504;No)は、ステップ505へ処理を進め、次の調査対象としてのチャプター422を指定した後、ステップ503へ戻って調査を継続する。すべてのチャプター422の時間長の処理が終了した場合(S504;Yes)は、一連の調査処理を終了する。
(第3の実施の形態の効果)
上記した第3の実施の形態によれば、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、もっとも時間長の長いチャプター422に対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、録画された内容とコンテンツ名称との整合性が取れた状態となる。
上記した第3の実施の形態によれば、ユーザが録画停止指示したときに、録画されたコンテンツの中で、もっとも時間長の長いチャプター422に対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、録画された内容とコンテンツ名称との整合性が取れた状態となる。
[第1の変形例]
上記した第1〜第3の実施の形態では、予めユーザ操作等により所定のループ時間LTを設定し、管理情報41aを録画進行位置から所定のループ時間LTだけ過去に遡った分のみ残し、それ以前の時間的に古い管理情報41aを破棄するという、時間に基づいたループ録画の例を説明した。
上記した第1〜第3の実施の形態では、予めユーザ操作等により所定のループ時間LTを設定し、管理情報41aを録画進行位置から所定のループ時間LTだけ過去に遡った分のみ残し、それ以前の時間的に古い管理情報41aを破棄するという、時間に基づいたループ録画の例を説明した。
これに対し、時間に基づかないループ録画の例も存在する。具体的には、ループ録画により延々と記録しているコンテンツの中で番組の切れ目を検知し、その切れ目にコンテンツ内における部分領域であるチャプター422のチャプター境界情報423を設定することでコンテンツ内に番組と対応したチャプター422を生成した上で、予めコンテンツ内に存在する番組数(この場合、チャプター数と等しい)の上限数を設定し、コンテンツ内のチャプター数(番組数)が上限数を超えないようにするという、番組数に基づいたループ録画の方式である。この場合、管理情報41aは、時間的に古いものから、上限数を超過したチャプター422の単位で削除していく形となる。以下に、その第1の変形例を説明する。
図14Aは、本発明の第1の変形例に係るループ録画を開始した状態を示す模式図であり、図14B〜図14Dは、本発明の第1の変形例に係るループ録画が進行した状態を示す模式図である。第1の実施の形態に基づいて本変形例をループ録画に適用した場合について説明する。
図14Aは、先に説明した図5の状態を初期状態とし、その後のループ録画の実施と、コンテンツの名称の設定の概略を示したものである。なお、ここではループ録画終了時のコンテンツの保存処理については省略する。なお、先に述べたように、録画実施中は管理情報41aは内部メモリ(ワークRAM38)上に保持し、録画終了のタイミングで管理情報ファイル41に記録するという仕組みを想定している。また、本変形例では、コンテンツ内のチャプター数(番組数)の上限数を3個とするが、これに限定されない。
まず図14Aは、第2のAVストリームファイル45に対してループ録画を開始した状態を示している。ここでは、コンテンツはPG#nとして記録されており、第2のAVストリームファイル45の先頭からAVデータストリーム400の記録が開始されている。初期設定などによって予め設定されたコンテンツ内のチャプター数(番組数)の上限数をここでは3個としているが、この図14Aの状態では、ループ録画を開始してからまだコンテンツ内のチャプター数は上限に達していない。
この図14Aの状態において、管理情報管理部151は、ループ録画開始時にEPG画面の表示に使用される番組情報から取得した番組名を、コンテンツの名称、及びチャプター422の名称の双方に設定している。
続く図14Bの状態において、管理情報管理部151は、EPG画面の表示に使用される番組情報などに基づいて番組の切れ目を検知し、その切れ目の位置に新たなチャプター境界情報423を設定している。併せてEPG画面の表示に使用される番組情報から番組名を取得し、新たに設定したチャプター境界情報423の位置を始点とする新たなチャプター422の名称として設定している。
図14Cは、第2のAVストリームファイル45に対するループ録画が更に進行した状態を示している。ここでは第2のAVストリームファイル45に対するAVデータストリーム400の記録は更に進んでおり、コンテンツ内に3個のチャプター422が存在する状態となっている。図14Cは、3個目のチャプター422に対応する番組の録画が進行中の状態である。
最後に図14Dは、更にループ録画が進行した状態を示している。ここでは更なるループ録画の進行に伴い、コンテンツ内のチャプター数があらかじめ設定された上限数の3個を超過したため、録画開始時点でコンテンツ内の先頭に位置していたチャプター422が消滅し、2番目に位置していたチャプター422(図14Dに示す「クイズ○△□」)が新たにコンテンツ内の先頭チャプターとなっている。これに伴い、消滅したチャプター422(図14Cに示す「子供アニメ劇場」)と同一の名称が設定されていたコンテンツの名称が、新たにコンテンツ内の先頭チャプターとなったチャプター422(図14Dに示す「クイズ○△□」)の名称をコピーして書き換えられている。
(第1の変形例の効果)
上記した第1の変形例により、コンテンツ内の先頭チャプターに対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、録画された内容とコンテンツの名称との整合性が取れた状態となる。
上記した第1の変形例により、コンテンツ内の先頭チャプターに対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、録画された内容とコンテンツの名称との整合性が取れた状態となる。
なお、先に説明した第2及び第3の実施の形態についても、この第1の実施の形態の第1の変形例と同様に、番組数に基づいたループ録画で実施する場合の第1の変形例を実現することが可能である。
[第2の変形例]
上記した第1、第2及び第3の実施の形態、及び第1の変形例では、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、先頭に位置するもの、最後尾に位置するもの、あるいは最も時間長が長いものの名称をコピーしてコンテンツの名称とした。この基本構成に加えて、別途ユーザが指定したある特定の条件に当てはまるチャプター422が存在する場合、その特定条件に当てはまるチャプター422の名称を優先的にコンテンツの名称に設定するような例外処理を含む構成も考えられる。例外処理を実施するための特定条件は様々なものが考えられるが、ここでは一例として、以下のようなものを挙げる。
上記した第1、第2及び第3の実施の形態、及び第1の変形例では、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、先頭に位置するもの、最後尾に位置するもの、あるいは最も時間長が長いものの名称をコピーしてコンテンツの名称とした。この基本構成に加えて、別途ユーザが指定したある特定の条件に当てはまるチャプター422が存在する場合、その特定条件に当てはまるチャプター422の名称を優先的にコンテンツの名称に設定するような例外処理を含む構成も考えられる。例外処理を実施するための特定条件は様々なものが考えられるが、ここでは一例として、以下のようなものを挙げる。
(1)予めユーザが好みの所定の条件として番組ジャンルを登録しておき、その登録したジャンルに分類される番組に当てはまる場合。(例:アニメ、スポーツ、映画…など。)
(2)予めユーザが所定の条件としてキーワードを登録しておき、その登録したキーワードが番組名に含まれる場合。(例:「サッカー」、「ニュース」、「天気予報」…など。番組名そのものであってもよい。)以下に、この例外処理を含んだ第2の変形例を説明する。
(2)予めユーザが所定の条件としてキーワードを登録しておき、その登録したキーワードが番組名に含まれる場合。(例:「サッカー」、「ニュース」、「天気予報」…など。番組名そのものであってもよい。)以下に、この例外処理を含んだ第2の変形例を説明する。
図15は、本発明の第2の変形例に係るフローチャートである。図15は、第1の実施の形態で説明した内容に、別途ユーザが指定したある特定の条件に当てはまるチャプター422の名称を優先的にコンテンツの名称に設定するような例外処理を含んだフローチャートである。ループ録画の開始に先立ち、予めユーザ操作等により、コンテンツの名称の設定における例外処理を実施するための特定の条件が設定されているものとする。先に述べた一例に基づくと、例えばユーザが好みの番組ジャンルやキーワードをあらかじめ登録しておくものとする。
ステップ601〜612は、第1の実施の形態におけるステップ101〜112と同様に行われる。
ステップ612において、先頭のチャプター422が消滅した場合(S612;Yes)には、管理情報管理部151は、コンテンツの名称を、消滅したチャプター422に代わって新たにコンテンツ内の先頭の部分領域となったチャプター422の名称をコピーして書き換える(S613)。
ただし、その際、予め設定した特定の条件に合致するチャプター422がコンテンツ内に存在する場合、そのチャプター422の名称をコンテンツの名称として優先的にコピーして書き換えるものとする。ここで、このステップ613における処理を図16及び17に示すフローチャートに従って説明する。
この図16の例では、コンテンツの名称の設定における例外処理を実施するための特定の条件として、先に述べた一例のうち、予めユーザが登録した好みの番組ジャンルへ分類されるか否かを条件とする例を示している。
まずステップ701において、管理情報管理部151は、コンテンツ内の新たな先頭チャプター422の名称を、一時的に保持しておく。
次にステップ702において、管理情報管理部151は、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422の数を取得する。
続いてステップ703において、管理情報管理部151は、最初の調査対象としてのチャプター422を指定する。
ステップ704において、管理情報管理部151は、EPG画面の表示に使用される番組情報から、調査対象のチャプター422と対応する番組のジャンル情報を取得する。
次のステップ705において、管理情報管理部151は、ステップ704でジャンル情報を取得した番組が、予めユーザが登録したジャンルの番組であるか否かを判定して処理を分岐する。予めユーザが登録したジャンルに分類される番組である場合(S705;Yes)、ステップ706へ処理を進め、該当のチャプター422の名称を一時的に保持した後、以後のチャプター422に対する番組のジャンル情報の取得・調査をスキップしてステップ709へ処理を進める。
一方、管理情報管理部151は、予めユーザが登録したジャンルに分類される番組ではない場合、ステップ707へ処理を進める。ステップ707では、コンテンツ内に含まれるすべてのチャプター422に対する番組のジャンル情報の取得・調査が完了したか否かを判定して処理を分岐する。すべてのチャプター422に対する番組のジャンル情報の取得・調査が完了していない場合(S707;No)は、ステップ708へ処理を進め、次の調査対象としてのチャプター422を指定した後、ステップ704以降の一連の処理を継続する。すべてのチャプター422に対する番組のジャンル情報の取得・調査が完了した場合(S707;Yes)は、ステップ709へ処理を進める。
ステップ709において、管理情報管理部151は、ステップ706で保持した、予めユーザが登録したジャンルに分類される番組の名称が存在するか否かを判定して処理を分岐する。ステップ706で保持した名称がある場合(S709;Yes)、コンテンツの名称を、このステップ706で保持された予めユーザが登録したジャンルに分類される番組に対応しているチャプター422の名称をコピーして書き換えて一連の処理を終了する。
一方、管理情報管理部151は、ステップ706で保持した名称がない場合(S709;No)、コンテンツの名称を、前記ステップ701で保持されたコンテンツ内の新たな先頭チャプター422の名称をコピーして書き換えて一連の処理を終了する。
ここでステップ613における別の例を図17に示すフローチャートに従って説明する。
ステップ801〜803は、上記したステップ701〜703と同様である。
ステップ804において、管理情報管理部151は、調査対象のチャプター422の名称を取得する。これは、チャプター422と対応する番組の番組名である。
続くステップ805において、管理情報管理部151は、ステップ804で取得したチャプター422の名称(番組名)が、予めユーザが登録したキーワードを含むか否かを判定して処理を分岐する。予めユーザが登録したキーワードを含むチャプター422の名称(番組名)である場合(S805;Yes)、ステップ806へ処理を進め、該当のチャプター422の名称を一時的に保持した後、以後のチャプター422に対するチャプターの名称(番組名)の取得・調査をスキップしてステップ809へ処理を進める。
一方、管理情報管理部151は、予めユーザが登録したキーワードを含むチャプター422の名称(番組名)ではない場合(S805;No)、ステップ807へ処理を進める。
ステップ807において、管理情報管理部151は、コンテンツ内に含まれるすべてのチャプター422に対する登録キーワードの包含調査が完了したか否かを判定して処理を分岐する。すべてのチャプター422に対する登録キーワードの包含調査が完了していない場合(S807;No)は、ステップ808へ処理を進め、次の調査対象としてのチャプター422を指定した後、ステップ804以降の一連の処理を継続する。すべてのチャプター422に対する登録キーワードの包含調査が完了した場合(S807;Yes)は、ステップ809へ処理を進める。
ステップ809において、管理情報管理部151は、ステップ806で保持した、予めユーザが登録したキーワードを含む番組の名称が存在するか否かを判定して処理を分岐する。ステップ806で保持した名称がある場合(S809;Yes)、コンテンツの名称を、このステップ806で保持された予めユーザが登録したキーワードを含むチャプター422の名称をコピーして書き換えて一連の処理を終了する。
一方、管理情報管理部151は、ステップ806で保持した名称がない場合(S809;No)、コンテンツの名称を、ステップ801で保持されたコンテンツ内の新たな先頭チャプターの名称をコピーして書き換えて一連の処理を終了する。
(第2の変形例の効果)
上記した第2の変形例によれば、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、予め設定した特定の条件に合致するチャプター422、あるいはコンテンツの先頭に位置するチャプター422に対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、録画の内容とコンテンツの名称との整合性が取れた状態となる。
上記した第2の変形例によれば、コンテンツ内の部分領域であるチャプター422のうち、予め設定した特定の条件に合致するチャプター422、あるいはコンテンツの先頭に位置するチャプター422に対応している番組の番組名が、常にループ録画で録画しているコンテンツの名称となる。これにより、既にコンテンツ内に存在しない番組の番組名がコンテンツの名称として残り続けることがなく、録画の内容とコンテンツの名称との整合性が取れた状態となる。
なお、先に説明した第2及び第3の実施の形態、及び時間長ではなく番組数に基づいたループ録画で実施する場合の第1の変形例についても、この第2の変形例と同様に、別途ユーザが指定したある特定の条件に当てはまるチャプター422の名称を優先的にコンテンツの名称に設定するような例外処理を含む場合の更に別の変形例を実現することが可能である。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の形態を取り得ることは言うまでもない。
図5では、2つの第1及び第2のAVストリームファイル44、45を用いて、通常録画とループ録画にAVストリームファイルをそれぞれ1つずつ割り当てて、更に通常録画用の第1のAVストリームファイル44をアーカイブファイルとしても使用するという例を示している。これに対し、例えば図2に示すように、3つの第1〜第3のAVストリームファイル44〜46を用いて、通常録画とループ録画に第1及び第2のAVストリームファイル44、45をそれぞれ1つずつ割り当て、さらに、コンテンツの保存に特化した専用のアーカイブファイルを第3のAVストリームファイル46に割り当てても良い。
このようなコンテンツの保存に特化した専用のアーカイブファイルを割り当てた場合、第1のAVストリームファイル44は通常録画のAVデータストリームの記録に専念できるため、録画再生装置10が複数のエンコーダやチューナーを有していれば、ループ録画を実施しつつ、その裏で並行して通常録画を実施することなどが可能となる。その際、ループ録画の終了を待つことなく通常録画で記録したコンテンツをアーカイブファイルに保存したり、あるいは通常録画の終了を待つことなくループ録画で記録したコンテンツをアーカイブファイルに保存したりすることが可能であることは、本発明で述べた内容から用意に推測できることは言うまでもない。
また、本発明は、ループ録画だけに限定されるものではなく、通常録画に対して適用することも可能である。通常録画の使い方としては、近年では、録画の開始/終了日時を指定した予約録画、とりわけEPG画面上で番組単位で選択する方式に基づく予約録画が主流ではあるが、録画再生装置10の本体あるいはリモコンに設けられた録画ボタン/停止ボタンを使用した手動による録画も頻繁に行われる。
このようなユーザによる手動録画を実施した場合、記録したコンテンツの中に複数の番組が含まれることは珍しくない。ループ録画と異なり、通常録画の場合、録画を開始してから終了するまで記録したコンテンツが途中で一部削除されることは無いため、コンテンツの名称と内容の整合性が取れなくなることは発生しない。しかしながら、第2の実施の形態の内容を適用して時間的にもっとも新しく録画された番組の名称をコンテンツの名称に設定したり、あるいは第3の実施の形態の内容を適用して最も時間長が長い番組の名称をコンテンツの名称に設定したりすることによって、より、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、第1〜第3の実施の形態及び第1〜第2の変形例は、主にハードウェアとして記述されているが、CPU部31によって実行されるソフトウェアとして提供されても良い。
1…テレビシステム、10…録画再生装置、11…アナログチューナ部、11a…アナログ用アンテナ、12…エンコーダ部、13…データプロセッサ部、14…HDD部、15…PSデコーダ部、16…セレクタ、17…D/A、18…AV入力、19…バッファメモリ、20…フォーマッタ、21…デジタルチューナ部、21a…デジタル用アンテナ、22…ストリームプロセッサ部、23…STC、25…TSデコーダ部、26…ビデオミキシング部、27…フレームメモリ部、28…I/F、29…D/A、31…CPU部、32…編集処理制御部、33…録画処理制御部、34…表示部、35…キー入力部、36…スピーカ、37…ディスプレイ、38…ワークRAM、39…番組情報処理部、40…ファイルシステム管理情報、41…管理情報ファイル、41a…管理情報、42…(オリジナルタイトル群情報)プログラム群情報、43…AVファイル情報、44〜46…第1〜第3のAVストリームファイル、151…管理情報管理部、152…FS管理部、153…録画方式識別部、154…記録領域形成部、155…記録領域監視部、156…通常録画部、157…ループ録画部、400…AVデータストリーム、420…プログラム情報、421…参照情報、422…チャプター、423…チャプター境界情報、423a…位置情報、423b…テキスト情報(チャプター名)、424…タイムスタンプ、425…プログラムテキスト情報(コンテンツ名)、430…タイムマップ情報
Claims (8)
- データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する第1の記憶領域と、
前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域が記憶された時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成し、前記記憶部に記憶させ、前記管理情報に基づいて前記第1の記憶領域に記憶された前記時間情報が最も古い前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とする管理情報管理部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。 - データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する第1の記憶領域と、
前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域が記憶された時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成し、前記記憶部に記憶させ、前記管理情報に基づいて前記第1の記憶領域に記憶された前記時間情報が最も新しい前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とする管理情報管理部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。 - データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する第1の記憶領域と、
前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域の時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成し、前記記憶部に記憶させ、前記管理情報に基づいて前記部分領域の時間長が最も長い前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とする管理情報管理部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。 - 前記管理情報管理部は、外部より番組情報を取得し、取得した前記番組情報に基づいて前記部分領域の前記時間長を算出することを特徴とする請求項3に記載の記憶装置。
- 前記管理情報管理部は、ユーザが設定可能な所定の条件に基づいて抽出した前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称の候補とすることを特徴とする請求項1から3に記載の記憶装置。
- 前記管理情報管理部は、ジャンルを前記所定の条件とすることを特徴とする請求項5に記載の記憶装置。
- 前記管理情報管理部は、キーワードを前記所定の条件とすることを特徴とする請求項5に記載の記憶装置。
- 記憶媒体に設けられた所定の記憶領域内において、少なくとも1つの部分領域を有する第1のデータを繰り返し上書きしながら記憶する記憶ステップと、
前記部分領域に付された名称、前記部分領域間の境界情報、及び前記部分領域が記憶された時間情報に基づいて前記第1のデータを管理する管理情報を生成する生成ステップと、
前記管理情報に基づいて前記第1の記憶領域に記憶された前記時間情報が最も古い前記部分領域の前記名称を前記第1のデータの名称とし、前記管理情報を更新する更新ステップと、
を備えたことを特徴とする記憶方法。
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