JP4222844B2 - コンテンツ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツ処理装置に関し、第1記録媒体に記録された複数のコンテンツの一部を第2記録媒体に記録する、コンテンツ処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のこの種のコンテンツ処理装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術では、ハードディスクおよび光ディスクが用意され、ハードディスクに記録された情報は、コピー/移動キーの操作に応答して光ディスクにコピーされる。これによって、重要なコンテンツを光ディスクによってバックアップすることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−109870号公報(第15頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術では、重要なコンテンツをバックアップするには、オペレータによる手動操作は必要であり、バックアップに手間がかかるという問題があった。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、バックアップ作業の手間を軽減することができる、コンテンツ処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、第1記録媒体に記録されたコンテンツから複数回にわたって再生されたシーンを特定する特定手段を備え、シーンは先頭時刻から末尾時刻までの時間長を有し、さらに特定手段によって特定されたシーンの先頭時刻に基づいて決まるバックアップ先頭時刻からシーンの末尾時刻に基づいて決まるバックアップ末尾時刻までのバックアップ時間帯を有するバックアップファイルを作成するバックアップファイル作成手段、バックアップファイル作成手段で作成したバックアップファイルを第2記録媒体に記録する記録手段、および時間長が第1閾値を上回るシーンを特定手段によって特定される候補から排除する排除手段を備える、コンテンツ処理装置である。
【0007】
【作用】
特定手段は、第1記録媒体に記録されたコンテンツから複数回にわたって再生されたシーンを特定する。特定手段によって特定されたシーンは、記録手段によって第2記録媒体に記録される。そして、第1閾値を上回る時間長のシーンが、特定手段によって特定される候補から排除される。これによって、1シーンとしては長すぎるシーンがバックアップされることはなく、操作性が向上する。
【0009】
好ましくは、特定手段によって特定されたシーンのうち互いに隣り合う2つのシーンの間隔が判別手段によって判別される。結合手段は、判別手段の判別結果に応じて2つのシーンを互いに結合する。さらに好ましくは、結合手段は間隔が第2閾値を下回る2つのシーンを結合する。これによって、互いに関連するシーンの連続性が確保され、バックアップファイルを快適に視聴することができる。
【0010】
好ましくは、記録手段によって記録されるシーンに、コンテンツのガイド情報が割り当て手段によって割り当てられる。これによって、バックアップファイルの内容を容易に把握することができる。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、複数回にわたって再生されたシーンを第2記録媒体に記録するようにしたため、バックアップの手間を軽減することができる。
【0012】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のハードディスクビデオレコーダ10は、アナログ受信機12を含む。アナログ受信機12は、アンテナ(図示せず)から高周波テレビジョン信号を受け、所望のチャネルのコンポジットビデオ信号およびオーディオ信号を出力する。コンポジットビデオ信号はNTSCデコーダ14に与えられ、オーディオ信号はA/D変換器16に与えられる。
【0014】
NTSCデコーダ14は、与えられたコンポジットビデオ信号をデコードしてビデオデータを生成し、生成したビデオデータをMPEG処理用LSI18に設けられたMPEGビデオエンコーダ20に与える。一方、A/D変換器16は、与えられたオーディオ信号にA/D変換を施し、オーディオデータをMPEGオーディオエンコーダ24に与える。ビデオデータは、MPEGビデオエンコーダ20の符号化処理によってビデオESに変換され、変換されたビデオESは、パケット化回路22のパケット化処理によってビデオPESに変換される。オーディオデータは、MPEGオーディオエンコーダ24の符号化によってオーディオESに変換され、オーディオESはパケット化回路26のパケット化によってオーディオPESに変換される。
【0015】
マルチプレクサ28は、パケット化回路22および26から出力されたビデオPESおよびオーディオPESを多重してMPEG−TSを生成し、生成したMPEG−TSをMPEGバッファ30を介してHDD32およびDVDドライブ36に与える。記録先としてハードディスク34が選択されているときは、HDD32が起動する。MPEG−TSは、HDD32によってMPEGファイル形式でハードディスク34に記録される。一方、記録先としてDVD38が選択されているときは、DVDドライブ36が起動する。MPEG−TSは、DVDドライブ36によってMPEGファイル形式でDVD38に記録される。こうして、所望の番組の映像と音声とがハードディスク34に記録される。
【0016】
なお、ハードディスク34は内蔵型の記録媒体であり、DVD38は着脱自在の記録媒体である。また、1つのMPEGファイルに格納されたMPEG−TSを“コンテンツ”と定義してもよい。
【0017】
ハードディスク34またはDVD38に記録されたMPEGファイルから所望のMPEG−TSが再生されると、このMPEG−TSはMPEGバッファ40を介してデマルチプレクサ42に与えられる。デマルチプレクサ42は、与えられたMPEG−TSからビデオPESパケットおよびオーディオPESパケットを抽出し、ビデオPESパケットを非パケット化回路44に、オーディオPESパケットを非パケット化回路48にそれぞれ与える。非パケット化回路44および48はそれぞれ、ビデオPESおよびオーディオPESをビデオESおよびオーディオESに変換し、変換したビデオESおよびオーディオESをMPEGビデオデコーダ46およびMPEGオーディオデコーダ50に与える。
【0018】
MPEGビデオデコーダ46は、与えられたビデオESをデコードしてビデオデータを生成し、生成したビデオデータをNTSCエンコーダ52に与える。ビデオデータは、NTSCエンコーダ52によってコンポジットビデオ信号に変換され、変換されたコンポジットビデオ信号はテレビジョン受像機56に出力される。この結果、所望の番組の再生映像が、テレビジョン受像機56のモニタ画面に表示される。
【0019】
MPEGオーディオエンコーダ50は、与えられたオーディオESをデコードしてオーディオデータを生成する。生成されたオーディオデータはD/A変換器54によってアナログオーディオ信号に変換され、変換されたオーディオ信号はテレビジョン受像機56に出力される。この結果、所望の番組の再生音声が、テレビジョン受像機56のスピーカから出力される。
【0020】
CPU58からMPEGビデオデコーダ40にOSD表示命令が与えられると、MPEGビデオデコーダ46は、所望のキャラクタデータをビデオデータに多重する。これによって、テキストメッセージなどのキャラクタデータがテレビジョン受像機56のモニタ画面にOSD態様で表示される。
【0021】
HDD32はファイル管理方式としてFAT方式を採用し、DVDドライブ36はファイル管理方式としてUDF方式を採用する。ハードディスク34およびDVD38の各々は、データ領域とファイル管理領域とに分割される。MPEGファイルは、データ領域を形成する複数の小エリアに離散的に記録される。ファイル管理領域には、MPEGファイルのファイル名とこのMPEGファイルを形成する部分データが格納された小エリアのアドレス情報とが書き込まれる。
【0022】
MPEG−TSは、図2に示すようなデータ構造を有する。図2によれば、MPEG−TSは複数のTSパケットによって形成され、各々のTSパケットにはヘッダ,ビデオPESパケットまたはオーディオPESパケット,PSI(Program Specific Information)およびSI(Service Information:番組配列情報)が含まれる。オーディオPESパケットは再生映像と再生音声との間で同期が取られるようにビデオPESパケットの間に挿入される。PSIには、映像を再生するために必要な情報を格納するためのPAT,CAT,PMT,NITなどのテーブルが設けられる。SIには、番組情報(文字放送から取得)などの付加情報を格納するためのBIT,EIT,SDT,TOTなどのテーブルが設けられる。
【0023】
ハードディスク34の記録されたコンテンツについては、再生頻度が多いシーンにバックアップが施される。たとえば、コンテンツAについて図5に示すようにA1→A2→A3→A4→A5→A6の順で各々のシーンを通常再生し、コンテンツBについて図6に示すようにB1→B2→B3→B4→B5の順で各々のシーンを通常再生した場合を想定する。このとき、フラッシュメモリ60に形成されたシーン情報テーブル60tには図3に示す要領で各シーンの先頭時刻および末尾時刻が登録される。
【0024】
図5によれば、シーンA1は、先頭時刻tfa1から始まり、末尾時刻tea1に終了する。シーンA2は、先頭時刻tfa2から始まり、末尾時刻tea2に終了する。シーンA3は、先頭時刻tfa3から始まり、末尾時刻tea3に終了する。シーンA4は、先頭時刻tfa4から始まり、末尾時刻tea4に終了する。シーンA5は、先頭時刻tfa5から始まり、末尾時刻tea5に終了する。シーンA6は、先頭時刻tfa6から始まり、末尾時刻tea6に終了する。
【0025】
このため、図3に示すシーン情報テーブル60tのコンテンツAに対応するシーン情報欄では、先頭時刻tfa1および末尾時刻tea1がインデックス番号1に割り当てられ、先頭時刻tfa2および末尾時刻tea2がインデックス番号2に割り当てられる。また、先頭時刻tfa3および末尾時刻tea3がインデックス番号3に割り当てられ、先頭時刻tfa4および末尾時刻tea4がインデックス番号4に割り当てられる。さらに、先頭時刻tfa5および末尾時刻tea5がインデックス番号5に割り当てられ、先頭時刻tfa6および末尾時刻tea6がインデックス番号6に割り当てられる。
【0026】
また、図6によれば、シーンB1は、先頭時刻tfb1から始まり、末尾時刻teb1に終了する。シーンB2は、先頭時刻tfb2から始まり、末尾時刻teb2に終了する。シーンB3は、先頭時刻tfb3から始まり、末尾時刻teb3に終了する。シーンB4は、先頭時刻tfb4から始まり、末尾時刻teb4に終了する。シーンB5は、先頭時刻tfb5から始まり、末尾時刻teb5に終了する。
【0027】
このため、図3に示すシーン情報テーブル60tのコンテンツBに対応するシーン情報欄においては、先頭時刻tfb1および末尾時刻teb1がインデックス番号1に割り当てられ、先頭時刻tfb2および末尾時刻teb2がインデックス番号2に割り当てられる。また、先頭時刻tfb3および末尾時刻teb3がインデックス番号3に割り当てられ、先頭時刻tfb4および末尾時刻teb4がインデックス番号4に割り当てられ、先頭時刻tfb5および末尾時刻teb5がインデックス番号5に割り当てられる。
【0028】
バックアップ時間帯を決定するにあたっては、次の条件1〜条件4が満たされるかどうかが判別される。具体的には、条件1を満たさないシーンが排除され、排除されなかったシーンのうち条件2〜条件4の少なくとも1つを満たすシーンについて、バックアップ時間帯が求められる。なお、条件1は、1シーンとして長すぎるシーンをバックアップ処理の対象から排除するための条件であり、条件2〜条件4は、注目するシーンと関連するシーンを特定するための条件である。
【0029】
【条件1】
注目するシーンの先頭時刻および末尾時刻の差分が10分以下であること
【0030】
【条件2】
注目するシーンと他のシーンとの間で先頭時刻の差分が1分以内であること
【0031】
【条件3】
注目するシーンと他のシーンとの間で末尾時刻の差分が1分以内であること
【0032】
【条件4】
注目するシーンが他のシーンを含むこと
図5を参照して、シーンA1〜A6の長さはいずれも10分未満であるため、シーンA1〜A6のいずれも条件1を満たす。条件2〜条件4に照らすと、シーンA1およびA4が互いに関連するシーンとされ、かつシーンA2,A3,A5およびA6が互いに関連するシーンとされる。この結果、シーンA1およびA4を含む時間帯(先頭時刻:TFA1,末尾時刻:TEA1)が1つのバックアップ時間帯として決定され、シーンA2,A3,A5およびA6を含む時間帯(先頭時刻:TFA2,末尾時刻:TEA2)が他のバックアップ時間帯として決定される。
【0033】
図6を参照して、シーンB1〜B5の各々の長さもまた10分未満であり、シーンB1〜B5のいずれも条件1を満たす。条件2〜条件4に照らすと、シーンB1,B4およびB5が互いに関連するシーンとされ、かつシーンB2およびB3が互いに関連するシーンとされる。この結果、シーンB1,B4およびB5を含む時間帯(先頭時刻:TFB1,末尾時刻:TEB1)が1つのバックアップ時間帯として決定され、シーンB2およびB3を含む時間帯(先頭時刻:TFB2,末尾時刻:TEB2)が他のバックアップ時間帯として決定される。
【0034】
バックアップ時間帯が決定されると、次の条件4が満たされるかどうかが判別される。条件5は、互いに近接する2つのバックアップ時間帯を結合するための条件である。
【0035】
【条件5】
注目する2つのバックアップ時間帯の間隔が2分以内であること
図5に示す2つのバックアップ時間帯の間隔は5分であるため、条件5は満たされない。このため、このバックアップ時間帯が互いに結合されることはない。これに対して、図6に示す2つのバックアップ時間帯の間隔は2分であり、条件5は満たされる。このため、この2つのバックアップ時間帯は互いに結合される。したがって、図6に示すバックアップ時間帯テーブル60bに形成されたコンテンツAのバックアップ時間帯欄には、バックアップ時間帯情報TFA1−TEA1およびTFA2−TEA2が登録される。また、同じバックアップ時間帯テーブル60bに形成されたコンテンツBのバックアップ時間帯欄には、バックアップ時間帯情報TFB1−TEB2が登録される。
【0036】
こうして、バックアップ時間帯が確定すると、各々のバックアップ時間帯で再生されるシーンのMPEG−TSが、コンテンツ毎に作成されたバックアップファイルに格納される。バックアップファイルには、対応する番組情報(SIから検出)も格納される。つまり、コンテンツAについては、バックアップ時間帯TFA1−TEA1およびTFA2−TEA2のシーンとコンテンツAの番組情報とを含むバックアップファイルが作成される。また、コンテンツBについては、バックアップ時間帯TFB1−TEB2のシーンとコンテンツBの番組情報とを含むバックアップファイルが作成される。作成されたこれらのバックアップファイルは、DVDドライブ36によってDVD38に記録される。
【0037】
操作パネル62の操作によってハードディスク34から所望コンテンツが選択されかつ再生が指示されたとき、CPU58は、図7〜図10に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ60に記憶される。
【0038】
まず図7のステップS1で、フラッシュメモリ60に設けられたシーン情報テーブル60tに所望コンテンツのシーン情報欄が既に作成されているかどうか判断する。ここでシーン情報欄が作成済みであればステップS3に進み、作成済みのシーン情報欄において最新のシーン情報が割り当てられているインデックス番号をカウンタ60kに設定する。これに対して、シーン情報欄が未だ作成されていなければステップS5に進み、所望コンテンツのシーン情報欄を作成するとともにカウンタ60kに“0”を設定する。ステップS3が実行されたときカウンタ60kのカウント値Kは最大値を示し、ステップS5が実行されたときカウンタ60kのカウント値Kは“0”を示す。
【0039】
ステップS7では操作パネル62によって通常再生操作が行われたかどうかを判断し、ステップS9では操作パネル62によってバックアップ操作が行われたかどうか判断し、そしてステップS13ではバックアップ確認操作が行われたかどうか判断する。
【0040】
通常再生操作が行われたときは、図8に示すステップS19〜S37の処理を実行する。バックアップ操作が行われたときは、ステップS11でカウント値Kが“1”以上であるかどうか判断する。ここでNOであればステップS7に戻るが、YESであれば図9〜図10に示すステップS39〜S73の処理を実行する。バックアップ確認操作が行われたときはステップS15に進み、フラッシュメモリ60に設けられたバックアップ時間帯テーブル60bに所望コンテンツのバックアップ時間帯情報が登録されているかどうかを判断する。そして、NOと判断されたときはそのままステップS7に戻るが、YESと判断されたときはステップS17でこのバックアップ時間帯情報を示すキャラクタデータの出力をMPEGビデオデコーダ46に命令し、その後ステップS7に戻る。
【0041】
図8を参照して、ステップS19ではカウンタ60kをインクリメントし、続くステップS21では現在時刻を所望コンテンツのシーン情報欄に先頭時刻として登録する。このとき、先頭時刻は現時点のカウント値Kに対応するインデックス番号に割り当てられる。ステップS23では通常再生処理を実行する。これによって、所望コンテンツの映像および音声がテレビジョン受像機56から出力される。
【0042】
ステップS25では操作パネル62によって高速再生操作が行われたかどうか判断し、ステップS27では操作パネル62によって停止操作が行われたかどうか判断する。高速再生操作が行われたときは、ステップS25からステップS29に進み、現在時刻を所望コンテンツのシーン情報欄に末尾時刻として登録する。末尾時刻は現時点のカウント値Kに対応するインデックス番号に割り当てられる。ステップS31では、高速再生処理を実行する。これによって、テレビジョン受像機56から再生される映像の動きが速くなる。ステップS33では操作パネル62によって停止操作が行われたかどうか判断し、YESと判断されるとステップS19に戻る。
【0043】
一方、停止操作が行われたときは、ステップS27からステップS35に進み、現在時刻を所望コンテンツのシーン情報欄に末尾時刻として登録する。末尾時刻は、現時点のカウント値Kに対応するインデックス番号に割り当てられる。ステップS35の処理が完了すると、ステップS37における停止処理を経てステップS7に戻る。
【0044】
図9を参照して、ステップS39ではカウンタ60kに“1”を設定する。続くステップS41ではカウント値Kに対応するインデックス番号に割り当てられたシーン情報(先頭時刻および末尾時刻)を検出し、このシーン情報が上述の条件1を満たすかどうか判断する。
【0045】
条件1が満たれればステップS45に進むが、条件1が満たされなければステップS43でカウンタ60kをインクリメントしてからステップS41に戻る。これによって、“シーン”とは呼べないほど長時間にわたって再生された部分が、バックアップ処理の候補から除外される。
【0046】
ステップS45では、カウント値Kに対応するインデックス番号に割り当てられたシーン情報(先頭時刻および末尾時刻)を、他のシーン情報(先頭時刻および末尾時刻)と比較する。ステップS47では、比較される2つのシーン情報の間で上述の条件2,条件3または条件4が満たされるかどうか判断する。
【0047】
条件2〜条件4の少なくとも1つが満たされるときは、ステップS47でYESと判断し、ステップS49でバックアップ時間帯を決定する。具体的には、注目する2つの先頭時刻のうち早い方の時刻よりも1分早い時刻をバックアップ時間帯の先頭時刻とし、注目する2つの末尾時刻のうち遅い方の時刻よりも1分遅い時刻をバックアップ時間帯の末尾時刻とする。ステップS51では、比較対象となった他のシーン情報をシーン情報欄から削除し、削除が完了すると、ステップS53に進む。一方、条件2〜条件4のいずれも満たされないときは、ステップS47でNOと判断し、そのままステップS53に進む。
【0048】
ステップS53では、カウント値Kに対応するインデックス番号に割り当てられたシーン情報と他の全てのシーン情報との比較が完了したかどうか判断する。ここでNOと判断されたときはステップS41に戻るが、YESと判断されたときはステップS55でカウント値Kを最大値(最新のシーン情報が割り当てられたインデックス番号)と比較する。そして、両者が一致しなければステップS57でカウンタ60kをインクリメントしてステップS41に戻るが、両者が一致すればステップS59に進む。
【0049】
ステップS59では、決定されたバックアップ時間帯が存在するかどうか判断する。ここでNOであればそのままステップS7に戻るが、YESであればステップS61〜S73の処理を経てステップS7に戻る。
【0050】
ステップS61では、決定されたバックアップ時間帯が複数存在するかどうか判断する。ここでNOと判断されるとステップS69に進むが、YESであればステップS63に進む。ステップS63では互いに隣接する2つのバックアップ時間帯の間隔を算出し、ステップS65では互いに隣り合う2つのバックアップ時間帯の中から条件4が満たされる2つのバックアップ時間帯を特定し、そしてステップS65では特定した2つのバックアップ時間帯を互いに結合する。結合処理によって、2つのバックアップ時間帯のうち早い方のバックアップ時間帯の先頭時刻と2つのバックアップ時間帯のうち遅い方のバックアップ時間帯の末尾時刻とが有効化される。なお、結合処理の実行によって、結合される前の2つのバックアップ時間帯は無効とされる。
【0051】
ステップS69では、有効なバックアップ時間帯をバックアップ時間帯テーブル60bの所望コンテンツの欄に登録する。ステップS71では、登録されたバックアップ時間帯で再生されるシーン(バックアップシーン)と所望コンテンツの番組情報とを含むバックアップファイルを作成する。具体的には、ハードディスク34に記録された所望のMPEGファイルからバックアップシーンのMPEG−TSと番組情報とを抽出し、抽出したMPEG−TSと番組情報とをバックアップファイルに格納する。ステップS73では、作成されたバックアップファイルをDVDドライブ36によってDVD38に記録する。記録が完了すると、ステップS7に戻る。
【0052】
この実施例によれば、ハードディスク34に記録された所望コンテンツから複数回にわたって再生されたシーンを特定し、特定したシーンを含むバックアップファイルをDVD38に記録するようにしたため、再生頻度が多いシーンをバックアップする手間を省くことができる。
【0053】
なお、この実施例では、バックアップファイルをDVDに記録するようにしているが、ハードディスクをノーマルエリアとバックアップエリアとに分割し、バックアップファイルをバックアップエリアに記録するようにしてもよい。この場合、ノーマルエリアが第1記録媒体となり、バックアップエリアが第2記録媒体となる。
【0054】
また、この実施例では、高速再生されたシーンについては時刻情報を作成しないが、このようなシーンについても時刻情報を作成してもよい。ただし、バックアップ時間帯を決定する際には、通常再生されたシーンと高速再生されたシーンとで異なる重み付けを施すべきである。つまり、通常再生されたシーンの重み付けを“1.0”とし、高速再生されたシーンの重み付けを“0.5”とするような重み付けが必要である。
【0055】
さらに、この実施例では、アナログ受信機によって受信されるアナログ放送を想定して説明しているが、この発明はディジタル放送にも適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】MPEG−TSのデータ構造の一例を示す図解図である。
【図3】シーン情報テーブルの一例を示す図解図である。
【図4】バックアップ時間帯テーブルの一例を示す図解図である。
【図5】図1実施例の動作の一例を示す図解図である。
【図6】図1実施例の動作の他の一例を示す図解図である。
【図7】図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。
【図8】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図である。
【図9】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図10】図1実施例の動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10…ハードディスクビデオレコーダ
12…ディジタル放送受信機
20…MPEGビデオエンコーダ
28…マルチプレクサ
32…HDD
36…DVDドライブ
42…デマルチプレクサ
46…MPEGビデオデコーダ

Claims (4)

  1. 第1記録媒体に記録されたコンテンツから複数回にわたって再生されたシーンを特定する特定手段を備え
    前記シーンは先頭時刻から末尾時刻までの時間長を有し、さらに
    前記特定手段によって特定されたシーンの前記先頭時刻に基づいて決まるバックアップ先頭時刻から前記シーンの前記末尾時刻に基づいて決まるバックアップ末尾時刻までのバックアップ時間帯を有するバックアップファイルを作成するバックアップファイル作成手段、
    前記バックアップファイル作成手段で作成したバックアップファイルを第2記録媒体に記録する記録手段、および
    前記時間長が第1閾値を上回るシーンを前記特定手段によって特定される候補から排除する排除手段を備える、コンテンツ処理装置。
  2. 前記特定手段によって2つ以上のシーンが特定されたかどうか判断する判断手段を備え、
    2つ以上のシーンが前記特定手段によって特定された場合、第1シーンの第1バックアップ時間帯と前記第1シーンに隣接する第2シーンの第2バックアップ時間帯との間隔が第2閾値を下回るとき、前記バックアップファイル作成手段は前記第1バックアップ時間帯のバックアップ先頭時刻から前記第2バックアップ時間帯のバックアップ末尾時刻までのバックアップ時間帯を有するバックアップファイルを作成する、請求項1記載のコンテンツ処理装置。
  3. 前記バックアップファイル作成手段は前記バックアップファイルに含まれるシーンの前記コンテンツのガイド情報を前記シーンとともに含むバックアップファイルを作成する、請求項1または2記載のコンテンツ処理装置。
  4. 前記第1記録媒体は内蔵型の記録媒体であり、
    前記第2記録媒体は着脱自在の記録媒体である、請求項1ないしのいずれかに記載のコンテンツ処理装置。
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