JP2009151418A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】缶飲料などの商品を冷却する際の廃熱を用いて加温する自動販売機に関し、貯蔵室全体に対して加温設定となるホット/コールド切替室の容積が小さい場合、室外熱交換器に比べて室内熱交換器の内容積が極めて小さくなり、ホット/コールド切替室を加温する際に冷媒量過多となる。そこで、必要な循環冷媒量を調整して、圧縮機の耐久性低下を防止する自動販売機を提供することを目的とする。
【解決手段】ホット/コールド切替室の加温温度が所定値以上になると、室外熱交換器7に余剰冷媒を貯留することによって、容積が小さいホット/コールド切替室1を加温する際に冷媒量過多を防止し、圧縮機8の耐久性低下を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、缶飲料などの商品を加温または冷却して販売する自動販売機において、冷却によって生じる廃熱を利用して同時に加温を行う冷却加温システムを有した自動販売機に関するものである。
近年、自動販売機に対する消費電力量削減の要求が高まってきており、消費電力量削減手段として、冷却によって生じる廃熱を利用して商品が保管された貯蔵庫を加温するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら従来の自動販売機を説明する。
図6は従来の自動販売機の冷媒回路図である。
図において、第1熱交換器200が設けられた冷却専用の第1収納庫201と、第2熱交換器202が設けられ、冷却と加温に切換える使用される冷却・加温用の第3収納庫203とを備えている。圧縮機204から吐出された冷媒を凝縮器205およびキャピラリチューブ206,207を経て両熱交換器200,202に供給可能とする冷却専用回路210と、圧縮機204から吐出された冷媒を第2熱交換器202およびキャピラリチューブ206を経て第1熱交換器200に供給可能とする冷却・加温用回路212とから冷凍装置を構成し、圧縮204から吐出された冷媒は冷却専用回路210に流すか、冷却・加温用回路212に流すか制御する。
これによって、従来、凝縮器によって捨てられていた高温高圧冷媒の熱量を有効に活用し、加熱に寄与させることができ省エネを図ることができる。
特開平5−118698号公報
しかしながら、上記従来の構成では、貯蔵室全体に対して、加温設定される収納庫の容積が小さい場合、凝縮器205に比べて第2熱交換器202の内容積が極めて小さくなり、収納庫を加温する場合に冷媒量過多となる。この結果、凝縮温度の異常な上昇、あるいは過剰な液冷媒の圧縮機204への流入などが生じて、圧縮機204の耐久性が低下する。そこで、収納庫を加温する際に凝縮器の内容積に合わせて必要な循環冷媒量を調整する機構が望まれている。
本発明は、従来の課題を解決するもので、収納庫を加温する際に必要な循環冷媒量を調整して、圧縮機の耐久性低下を防止する自動販売機を提供することを目的とする。
また、上記従来の構成では、貯蔵室全体に対して、容積が小さい蒸発器を備えた貯蔵室を冷却しながら同時に凝縮器を用いて収納庫を加温する際に、貯蔵室に設置された能力の小さい蒸発器で加温に必要な熱交換量を確保するため、蒸発温度を著しく低下させる必要が生じる。この結果、圧縮比の上昇に伴い吐出ガス温度の異常な上昇が生じて、圧縮機の耐久性が低下する。そこで、加温能力を確保しながら、圧縮機を安定して動作させる機構および制御方法が望まれている。
本発明は、従来の課題を解決するもので、ホット/コールド切替室を加温する際に蒸発温度の低下を抑制して、圧縮機の耐久性低下を防止する自動販売機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、収納庫を室内熱交換器の放熱量によって加温する際に、必要な循環冷媒量を調整して、余剰冷媒を室外熱交換器に貯留するものである。
これによって、容積が小さいホット/コールド切替室を加温する際に冷媒量過多を回避して圧縮機の耐久性低下を防止するものである。
また、上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、ホット/コールド切替室を加温する際に複数の貯蔵室を同時に冷却するものである。
これによって、ホット/コールド切替室を加温する際に加温能力を確保しながら、蒸発温度の低下を抑制して圧縮機の耐久性低下を防止するものである。
本発明の自動販売機は、室外熱交換器に余剰冷媒を貯留することによって、内容積が小さいホット/コールド切替室を加温する際に冷媒量過多を回避し圧縮機の耐久性低下を防止することができるとともに、収納室の大きさにかかわらず加温能力を確保することができ、商品の適温加熱を行うことができる。
請求項1に記載の発明は、複数の商品収納室を有し、前記商品収納室としてコールド専用室とホット/コールド切替室を備え、前記コールド専用室内に室内を冷却する蒸発器、前記ホット/コールド切替室内に室内を冷却する切替室蒸発器と室内を加温する切替室熱交換器とを配置し、前記商品収納室外に前記蒸発器、前記切替室蒸発器および前記切替室熱交換器と接続される圧縮機および室外熱交換器を配置した自動販売機であって、前記ホット/コールド切替室を冷却する場合、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記室外熱交換器を通って前記切替室蒸発器と前記蒸発器に供給され、前記ホット/コールド切替室を加温する場合、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記切替室熱交換器を通った後、前記蒸発器に供給されるように冷媒流路を切替えるものであって、前記ホット/コールド切替室の加温温度が所定温度以上の場合、前記圧縮機から前記室外熱交換器へ直接冷媒を流す冷媒流路を構成したので、余剰冷媒を室外熱交換器に貯留することによって、内容積が小さいホット/コールド切替室を切替室熱交換器によって加温する際に、冷媒量過多による放熱温度の異常な上昇を防止することで商品の異常過熱を防止し、さらに圧縮機の耐久性低下を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、室外熱交換器の出口側に蒸発器に接続される冷媒流路と分岐して、圧縮機の吸入配管に直接接続される還流配管を備えたので、設定した温度に商品を維持するように室外熱交換器に貯留する余剰冷媒量を調整することができ、容積が小さいホット/コールド切替室を加温する際に、冷媒量過多による放熱温度の異常な上昇を防止して、圧縮機の耐久性低下を防止することができるとともに、外気温度や負荷の変動などによって循環冷媒量が不足して所定の放熱温度が得られずに効率低下を招くことがなく、必要な循環冷媒量を調整することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、3室以上の商品収納室を、区画壁を隔てて左右横並びに備え、ホット/コールド切替室の切替室熱交換器に冷媒を流して加温する場合に、少なくとも2室以上の他の前記商品収納室を冷却設定とし、複数の蒸発器に冷媒を流して圧縮機を運転するので、高い蒸発温度を維持しながら加温に必要な熱交換量を確保することができ、圧縮比の上昇を抑制して圧縮機の耐久性低下を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、複数の蒸発器を直列に接続する自動販売機であるので、高い蒸発温度を維持しながら加温に必要な熱交換量を確保することができ、圧縮比の上昇を抑制して圧縮機の耐久性低下を防止することができるとともに、直列に接続した蒸発器の負荷の割合が変化して特定の蒸発器が能力不足となっても自動的に他の蒸発器が補うことで常に安定した加温能力が得られる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、ホット/コールド切替室の切替室熱交換器に冷媒を流して加温する場合、前記ホット/コールド切替室に隣合う商品収納室内に配置された蒸発器が上流となるように直列接続するので、外気温度の変化に係わらず常に加温設定にあるホット/コールド切替室からの伝熱による負荷が発生しやすい隣合う貯蔵室を優先して冷却するので、蒸発器は効率よく排熱を回収することができ、常に安定した加温能力が得られる。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明において、より上流側にある蒸発器を設置した冷却設定の貯蔵室を優先して冷却する自動販売機であるので、下流側にある蒸発器を設置した貯蔵室が過冷になることがない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における自動販売機の本体の正面から見た内部構成を示す構成図、図2は図1のA−A断面図、図3は同実施の形態の自動販売機の冷媒回路図、図4は同実施の形態の自動販売機のホット/コールド切替室内の模式図、図5は同実施の形態の自動販売機の圧縮機と加温ヒータの動作を示すタイミングチャートである。
図1、図2において、自動販売機100は缶飲料商品を冷却あるいは加温販売するものであり、前面を開口した断熱箱体からなる本体101と、この本体101に片側を回動自在に枢支された開閉自在の外扉102が構成されている。外扉102の下部には販売口103が配置されている。
この外扉102の後方には、前面開口部を開閉自在の断熱扉104で閉塞し、商品収納庫105が本体101内に形成されている。この商品収納庫105内は、図1のように、内部に真空断熱材が充填された区画壁106,107により左右3室に区画されており、区画壁107の右側部には冷却と加温のいずれかを選択して切り替え可能な第1商品収納室1(ホット/コールド切替室1ともいう)が形成され、区画壁106と区画壁107間に位置した中央部には冷却と加温のいずれかを選択して切り替え可能な第2商品収納室2(ホット/コールド切替室2ともいう)が形成され、区画壁106の左側部には第3商品収納室3(コールド専用室3ともいう)が形成されている。
また、それぞれの収納室1,2,3内には、商品を横倒し姿勢で上下方向に収納する収納棚108が商品収納庫105の上部に吊り下げられており、商品が内部に収納されている。そして収納棚108の下部には選択された商品を搬出する搬出装置109が配置され、商品を1個ずつ下方に落下させる。搬出装置109の下方には販売口103に向かって傾斜したシュート110が配置されており、各収納棚108から排出された商品は、このシュート110上に落下し、転動して販売口103に導かれるものである。
シュート110の下側には、商品収納室1,2,3にそれぞれ対応して第1冷却加温室111,第2冷却加温室112,冷却専用室113が備えられている。第1冷却加温室111内には第1商品収納室1を冷却するときに冷媒を流す第1蒸発器4(切替室蒸発器ともいう)と、加温するときに冷媒を流す第1室内熱交換器20(あるいは切替室熱交換器20ともいう)を備えている。
また図2より、第1冷却加温室111内は、冷却時に冷却された空気あるいは加温時に加温された空気を収納棚108へ強制送風する室内ファン27が備えられ、また加温時において低外気温時や設定された加温温度に加温安定するまでの負荷が大きい過渡期状態時に通電する加温ヒータ(電気ヒータ)34を備えている。
そして図2のように、第1蒸発器4と第1室内熱交換器20は室内ファン27に対して吸込み側に、加温ヒータ34は吐出側に配置されている。第1蒸発器4と第1室内熱交換器20とは共にフィンチューブ熱交換器で構成され、フィンを介してカスケード熱交換することができる構成で、自動販売機本体101の奥行方向に並べて配置されている。
実施の形態の場合、加温ヒータ34から第1室内熱交換器20までの距離が遠くなるようにして加温ヒータ34の熱影響を第1室内熱交換器20が受けないように、吸込み側から吐出側に向かって、第1室内熱交換器20、第1蒸発器4、室内ファン27そして加温ヒータ34の順にほぼ直線状に並べて配置している。
また第2冷却加温室112内には第2蒸発器5、第2商品収納室2を加温する場合は加温時に通電する加温ヒータ(電気ヒータ)26を備えている。また、冷却専用室113内には、第3蒸発器6を備えている。また各室2,3には商品収納室1と同様に、それぞれ庫内ファン27があり、強制送風して庫内を強制的に循環させ、各室1,2,3それぞれの収納棚108の下方に備えた庫内センサー119によって庫内を適温に制御する。また、外扉102の内側下方で、機械室117の前方に外気温度センサ120が備えられている。
本体101の下方には、商品収納庫105の下部に備えた区画壁116によって区画された機械室117を形成している。
次に機械室117内の構成について説明する。
図1、図2に示すように、本実施の形態の自動販売機は、各商品収納室に設けた蒸発器4,5,6と、商品収納室1内に備えた第1室内熱交換器20と、蒸発器4、5、6の膨張機構9,10,11と、機械室117に配置された圧縮機8そして室外熱交換器7とは配管で接続された冷却加温サイクルを形成している。また機械室117の前面側に配置した室外熱交換器7の後方に庫外ファンである第1冷却ファン30と第2冷却ファン31とを左右に並べて配置し、第1冷却ファン30と第2冷却ファン31は、室外熱交換器7で放熱された空気を吸い込んで、圧縮機8に吐出して、圧縮機8が高温になるのを阻止して信頼性を確保し、あるいは第1蒸発器4、第2蒸発器5および第3蒸発器6の除霜水を貯める蒸発皿59に吐出して除霜水の蒸発促進を図る。
また第1冷却ファン30と第2冷却ファン31とは、印加電圧により回転数が可変できるDCモータを採用したDCファンである。
また、図1のように第1商品収納室1と第2商品収納室2は第3商品収納室よりも横幅スペースが狭く、図のように第1商品収納室1と第2商品収納室2は内部に収納棚108を1列配置するのに対して第3商品収納室3は収納棚を2列配置している。このため第1商品収納室1を冷却する第1蒸発器4と第2商品収納室2を冷却する第2蒸発器5は第3商品収納室3を冷却する第3蒸発器6の内容積の半分程度であり、外形寸法もこれに応じて半分程度となっている。
したがって、第3蒸発器6に比べて第1蒸発器4と第2蒸発器5の熱交換能力は半分程度となる。また、同様に第1商品収納室1内に収納された第1室内熱交換器20は第1蒸発器4とほぼ同内容積であり、室外熱交換器7の内容積は蒸発器4,5,6の総和とほぼ同内容積であるため、室外熱交換器7に比べて第1室内熱交換器20は外形寸法および内容積が1/4程度と小さく、熱交換能力も1/4程度と小さくなる。
図3より冷媒回路構成を具体的に説明すると、圧縮機8から吐出した配管は第1室内熱交換器20と室外熱交換器7とを並列接続するように第1分岐配管50と第2分岐配管51とに分岐し、第1分岐配管50に第1室内熱交換器20が接続され、第2分岐配管51に室外熱交換器7が接続されている。
また、圧縮機8の吐出冷媒の流路を切換える開閉弁21、22を有し、開閉弁21は第2分岐配管51の室外熱交換器7の入口側に配置され、開閉弁22は第1分岐配管50の第1室内熱交換器20の入口側に配置されている。第1室内熱交換器20の出口側に接続された第1接続配管52には開閉弁24が、室外熱交換器7の出口側に接続された第2接続配管53には開閉弁23が配置され、その後、合流して1つの配管となって接続されており、開閉弁21,22と同期して開閉動作する。
また図3のように、第1接続配管52と第2接続配管53は合流した後、蒸発器4,5,6は膨張機構9,10,11を介して並列接続されている。膨張機構9,10,11はそれぞれ通過する冷媒の圧力を低下するとともに閉塞機能を有した膨張弁である。そして蒸発器5の出口配管は蒸発器6の入口配管に直列接続される直列配管33を構成している。
また第1室内熱交換器20の出口側に第1接続配管52から分岐接続される第1還流配管55を備え、蒸発器4,6の出口配管である圧縮機8の吸入配管54に接続されている。また第1還流配管55には流路を開閉する開閉弁25が備えられている。
そして室外熱交換器7の出口側で第2接続配管53から分岐配管接続した第2還流配管56を備え、第2還流配管56は圧縮機8の吸入配管54に接続される。また第2還流配管56の流路を開閉制御して室外熱交換器7に貯留する冷媒量を調節する貯留量調整弁57を第2還流配管56に備えている。また第1室内熱交換器20には第1室内熱交換器20の温度を検知する第1室内熱交換器温度センサ58が備えられている。また第2商品収納室2の蒸発器5の前方には加温ヒータ26が配置している。
また、冷媒としては、自然冷媒で可燃性冷媒のイソブタンを使用している。
以上のように構成された実施の形態1における自動販売機について、以下その動作を説明する。
ホット/コールド切替室1とホット/コールド切替室2を冷却する場合、開閉弁21と開閉弁23を開にし、開閉弁22と開閉弁24および貯留量調整弁57を閉とし圧縮機8を駆動する。これによって、圧縮機8から吐出された冷媒は、室外熱交換器7で凝縮された後、それぞれ膨張弁9、膨張弁10、膨張弁11で減圧されて、第1蒸発器4、第2蒸発器5、第3蒸発器6へ供給されて、各収納室1,2,3を冷却する。ここで、第2蒸発器5に供給された冷媒は直列配管33を通って第3蒸発器6に供給される。そして、第1蒸発器4、第2蒸発器5、第3蒸発器6で蒸発した冷媒が圧縮機8へ還流する。
また、開閉弁22は閉状態となっているが、実際には完全に閉じた状態を維持することはできず、冷媒が開閉弁22を通過して第1室内熱交換器20に導かれ滞留することになる。このため開閉弁25を予め、あるいは所定時間経過すれば開状態にして第1室内熱交換器20内の冷媒を第1還流配管を介して吸入配管54へ導き圧縮機8へ戻すものであります。これによって冷却加温サイクルの封入冷媒量の適正化を図ることができ、無駄な冷媒量を削減できる。特に可燃性冷媒の少冷媒化を図れるので、防爆性を高めることができる。
また、膨張弁10と膨張弁11は常にどちらか一方を閉塞する制御としている。そして、コールド専用室3よりもホット/コールド切替室2を優先して冷却するように制御し、膨張弁10を開けて第2蒸発器5に冷媒を流しながら第3蒸発器6に余剰な液冷媒を供給して、ホット/コールド切替室2と同時にコールド専用室3を冷却して、コールド専用室3が所定温度以上になれば、またはホット/コールド切替室2が適温になれば膨張弁11を開けて膨張弁10を閉じ、第3蒸発器6に冷媒を流してコールド専用室3を単独で冷却することを繰り返す。
この結果、熱交換能力の小さい第2蒸発器5を単独で冷却する場合に比べて、第2蒸発器5と第3蒸発器6を直列で冷却する場合はより大きい蒸発能力を確保することができるので、蒸発温度を高く設定して効率の良い運転ができる。なお、膨張弁9は膨張弁10および膨張弁11と独立して開閉制御し、ホット/コールド切替室1を単独あるいは他の貯蔵室と同時に冷却することができる。
次に、ホット/コールド切替室1を加温し、ホット/コールド切替室2を冷却する場合、開閉弁21、23、25、膨張弁9および貯留量調整弁57を閉とし、開閉弁22と開閉弁24を開として圧縮機8を駆動する。圧縮機8から吐出された冷媒は、第1室内熱交換器20で放熱した後、それぞれ膨張弁10、膨張弁11で減圧されて、第2蒸発器5、第3蒸発器6へ供給される。そして、第2蒸発器5、第3蒸発器6で蒸発した冷媒が圧縮機8へ還流する。
このとき、ホット/コールド切替室2とコールド専用室3の冷却は、全室冷却する場合と同様に、膨張弁10と膨張弁11は常にどちらか一方を閉塞する制御として冷却を行う。この場合、通常は膨張弁10を開放して膨張弁11を閉塞し、第2蒸発器5を上流側として下流側の第3蒸発器6へ冷媒を流している。第2蒸発器5と第3蒸発器6が直列に接続されて、両方の蒸発器5、6に冷媒を流し排熱を回収させ、これらよりも内容積の小さい第1室内熱交換器20で放熱させてホット/コールド切替室1を加温している。
この結果、より大きい蒸発能力を確保することができるので、蒸発温度を高く設定して効率の良い運転ができるとともに、高い蒸発温度を維持しながら加温に必要な熱交換量を確保することができ、圧縮比の上昇を抑制して圧縮機の耐久性低下を防止することができる。さらに、加温設定であるホット/コールド切替室1に隣接し、負荷の大きいホット/コールド切替室2に設置された第2蒸発器5を上流側にして第3蒸発器6と直列接続して冷却しているので、隣接するホット/コールド切替室1からの伝熱によりホット/コールド切替室2は温度上昇しやすいため、第2蒸発器5は効率よく排熱を回収し、直列接続で運転する割合が増加して蒸発温度を高く設定してさらに効率の良い運転ができる。
また、外気温度が低下してホット/コールド切替室2とコールド専用室3の両方の負荷が小さくなり、ホット/コールド切替室1に対する加温能力が十分得られなくなった場合、加温ヒータ34を稼働することでホット/コールド切替室1を温度調整する。
このとき、加温ヒータ34の稼動とは独立して圧縮機8を運転するが、室内ファン27の吐出側に加温ヒータ34を設置し、吸込み側に第1室内熱交換器20を配置しているので、加温ヒータ34の稼働時に輻射熱によって第1室内熱交換器20が暖められて凝縮温度が異常に上昇することや、第1室内熱交換器20の出口側の液冷媒量が減少して蒸発温度が異常に低下することを回避することができる。
そして、実施の形態のように、ホット/コールド切替室1のスペースが小さいため、第1室内熱交換器20の内容積も小さく、第2商品収納室2および第3商品収納室3を冷却する場合に、第2蒸発器5と第3蒸発器6の総内容積に対して、第1室内熱交換器20の内容積は極めて小さくなり、冷媒量過多となって異常な放熱温度上昇となり第1室内熱交換器温度センサ58の検知温度が所定値を越えた場合、所定時間の間、開閉弁21を開放して圧縮機8から吐出される冷媒の一部(余剰冷媒)を第2分岐配管51に流して室外熱交換器7へ導き、開閉弁23および貯留量調整弁57を閉じて貯留し、冷媒循環量を少なく調整して放熱温度が高くなりすぎるのを抑制する。
そして第1室内熱交換器温度センサ58の検知温度が所定値を下回った場合、所定時間の間、貯留量調整弁57を開放して室外熱交換器7に貯留された冷媒の一部を第2還流配管56を介して圧縮機8に回収する。そして開閉弁21を閉じて循環冷媒量が増えた圧縮機8で第1室内熱交換器20へ冷媒を吐出し、下回った所定温度を適温まで回復させることができる。
加温時、開閉弁23は閉塞された状態で、圧縮機8から第2分岐配管51、室外熱交換器7、貯留量調整弁57を介して第2還流配管56を通って圧縮機8に戻るので、高低圧配管を接続したサイクルとなっていないので、室外熱交換器7で凝縮されて液冷媒とならないので、液冷媒が圧縮機8に回収されることはなく、また室外熱交換器7に貯留する冷媒量は全冷媒量に対して微少な冷媒量であり、圧縮機8の信頼性を維持することができる。
この結果、ホット/コールド切替室1が狭小で第1室内熱交換器20の内容積も小さくなり、冷媒循環量が過多となって、第1室内熱交換器20の熱交換能力が十分確保できない場合でも、余剰冷媒を室外熱交換器7に貯留することで第1室内熱交換器20の放熱温度が異常に上昇することを防止することができ、通常55℃に加温される商品が、それ以上の温度に加温されて利用者が火傷するのを防止することができる。
また、負荷変動によって、余剰冷媒を室外熱交換器7に貯留した後に、ホット/コールド切替室1の温度が低下して第1室内熱交換器20の放熱温度が低下した場合でも、貯留量調整弁57を開放して室外熱交換器7に貯留された冷媒の一部を圧縮機8に回収することで冷媒循環量を増やし第1室内熱交換器20の放熱温度を回復することができるので、ホット/コールド切替室1を効率よく加温することができる。
次に、ホット/コールド切替室1とホット/コールド切替室2を加温する場合、開閉弁21、23、25、貯留量調整弁31および膨張弁9,10を閉じ、開閉弁22、24を開放して圧縮機8を駆動する。圧縮機8から吐出された冷媒は、第1室内熱交換器20で放熱した後、膨張弁11で減圧されて、蒸発器6へ供給されコールド専用室3を冷却する。そして、第3蒸発器6で蒸発した冷媒は圧縮機8へ還流する。
このとき、外気温度が低下してコールド専用室3の負荷が小さくなり、圧縮機8の通電率が小さくなったり、あるいはインバータ圧縮機である場合に低速運転となって冷媒循環量が低下した場合に、ホット/コールド切替室1に対する加温能力が十分得られなくなってしまう。このとき電気ヒータである加温ヒータ34を稼働してホット/コールド切替室1の温度調整を行う。このとき、加温ヒータ34の稼動とは独立して圧縮機8を運転するが、加温ヒータ34を室内ファン27の吐出側、第1室内熱交換器20を室内ファン27の吸込み側に設置しているので、加温ヒータ34の稼働時は室内ファン27を運転しているので、吐出空気が直接、第1室内熱交換器20へ吐出されないので、加温ヒータ34の輻射熱を直接、第1室内熱交換器20が受けることはなく、第1室内熱交換器20が加温ヒータ34に暖められて放熱温度が異常に上昇することや、第1室内熱交換器20の出口の液冷媒量が減少して蒸発温度が異常に低下することを回避できる。
また、ホット/コールド切替室2は加温ヒータ26によって温度調整される。このとき、加温ヒータ26と加温ヒータ34及び圧縮機8を同時に駆動すると、電源容量を越えた電流が流れてブレークダウンする可能性があるため、図5に示したように所定時間で区切った区間毎に、加温ヒータ26、加温ヒータ34及び圧縮機8の内、少なくとも一つ運転を休止する。図5において、区間Aでは圧縮機8を休止し、区間Bでは加温ヒータ34を休止し、区間Cでは加温ヒータ26を休止する。
そして、第1室内熱交換器温度センサ58の検知温度が所定値を越えた場合、所定時間の間、開閉弁21を開放して余剰冷媒を室外熱交換器7に貯留し、第1室内熱交換器温度センサ58の検知温度が所定値を下回った場合、所定時間の間、貯留量調整弁31を開放して室外熱交換器7に貯留された冷媒の一部を第2還流配管56を介して圧縮機8に回収する。
この結果、ホット/コールド切替室1が狭小で第1室内熱交換器20の内容積も小さくなって熱交換能力が十分確保できない場合でも、余剰冷媒を室外熱交換器7に貯留することで第1室内熱交換器20の放熱温度が異常に上昇することを防止することができ、利用者に適温加熱した商品を提供することができる。
また、負荷変動によって、余剰冷媒を室外熱交換器7に貯留した後に、ホット/コールド切替室1の温度が低下して第1室内熱交換器20の放熱温度が低下した場合でも、貯留量調整弁57を開放して室外熱交換器7に貯留された冷媒の一部を回収することで第1室内熱交換器20の放熱温度を回復することができるので、ホット/コールド切替室1を効率よく加温することができる。
なお、図1および図2で示した実施の形態では蒸発器4とは独立してホット/コールド切替室1内に第1室内熱交換器20を設置したので、それぞれ冷却と加温に適した熱交換器構成とすることができるが、冷媒流路を切り換えて蒸発器4を凝縮器20として使用してもよい。
また冷媒として可燃性冷媒を使用したが、可燃性ではない自然冷媒の二酸化炭素や、地球温暖化係数の低いHFC系冷媒を使用しても同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明の自動販売機においては、ホット/コールド切替室を加温する場合に室外熱交換器に余剰冷媒を貯留することによって、狭小なホット/コールド切替室を加温する際に、冷媒量過多を回避し圧縮機の耐久性低下を防止することができるとともに、適温加熱した商品を利用者に提供することができる。
また、本発明の自動販売機においては、ホット/コールド切替室を加温する際に複数の貯蔵室を同時に冷却することによって、加温能力を確保しながら、蒸発温度の低下を抑制して圧縮機の耐久性低下を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、室外熱交換器に余剰冷媒を貯留することによって、狭小なホット/コールド切替室を加温する際に冷媒量過多を回避し圧縮機の耐久性低下を防止することができるとともに、ホット/コールド切替室を加温する際に複数の貯蔵室を同時に冷却することによって、加温能力を確保しながら、蒸発温度の低下を抑制して圧縮機の耐久性低下を防止することができるので、ホット飲料とコールド飲料を切り換えて保存するショーケースなどで冷却と同時に加温運転するシステムにも適用できる。
本発明の実施の形態1の自動販売機本体の正面から見た内部構成図 図1のA−A断面図 同実施の形態の自動販売機の冷媒回路図 同実施の形態の自動販売機のホット/コールド切替室内の模式図 同実施の形態の自動販売機の圧縮機と加温ヒータの動作を示すタイミングチャート 従来の自動販売機の冷媒回路図
符号の説明
1 第1商品収納室(ホット/コールド切替室)
2 第2商品収納室(ホット/コールド切替室)
3 第3商品収納室(コールド専用室)
4 第1蒸発器(切替室蒸発器)
7 室外熱交換器
8 圧縮機
20 第1室内熱交換器(切替室熱交換器)
55 第1還流配管
56 第2還流配管
57 貯留量調整弁
58 第1室内熱交換器温度センサ

Claims (6)

  1. 複数の商品収納室を有し、前記商品収納室としてコールド専用室とホット/コールド切替室を備え、前記コールド専用室内に室内を冷却する蒸発器、前記ホット/コールド切替室内に室内を冷却する切替室蒸発器と室内を加温する切替室熱交換器とを配置し、前記商品収納室外に前記蒸発器、前記切替室蒸発器および前記切替室熱交換器と接続される圧縮機および室外熱交換器を配置した自動販売機であって、前記ホット/コールド切替室を冷却する場合、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記室外熱交換器を通って前記切替室蒸発器と前記蒸発器に供給され、前記ホット/コールド切替室を加温する場合、前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記切替室熱交換器を通った後、前記蒸発器に供給されるように冷媒流路を切替えるものであって、前記ホット/コールド切替室の加温温度が所定温度以上の場合、前記圧縮機から前記室外熱交換器へ直接冷媒を流す冷媒流路を構成したことを特徴とする自動販売機。
  2. 室外熱交換器の出口側に蒸発器に接続される冷媒流路と分岐して、圧縮機の吸入配管に直接接続される還流配管を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 3室以上の商品収納室を、区画壁を隔てて左右横並びに備え、ホット/コールド切替室の切替室熱交換器に冷媒を流して加温する場合に、少なくとも2室以上の他の前記商品収納室を冷却設定とし、複数の蒸発器に冷媒を流して圧縮機を運転することを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 複数の蒸発器を直列に接続することを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
  5. ホット/コールド切替室の切替室熱交換器に冷媒を流して加温する場合、前記ホット/コールド切替室に隣合う商品収納室内に配置された蒸発器が上流となるように直列接続することを特徴とする請求項4に記載の自動販売機。
  6. より上流側にある蒸発器を設置した冷却設定の商品収納室を優先して冷却することを特徴とする請求項4または5に記載の自動販売機。
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