JP2000337750A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2000337750A
JP2000337750A JP14207799A JP14207799A JP2000337750A JP 2000337750 A JP2000337750 A JP 2000337750A JP 14207799 A JP14207799 A JP 14207799A JP 14207799 A JP14207799 A JP 14207799A JP 2000337750 A JP2000337750 A JP 2000337750A
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refrigerator
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refrigerant
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JP14207799A
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Inventor
Hiroaki Matsushima
弘章 松嶋
Masayuki Shibayama
昌幸 柴山
Koichi Shibata
耕一 柴田
Mitsutaka Shizutani
光隆 静谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷蔵室用蒸発器と冷凍室用蒸発器を設けた冷蔵
庫で、引出式の冷蔵室を広くし、使い勝手がよく、消費
電力量の少ない冷蔵庫を提供する。 【解決手段】断熱箱体2内部に、回転式扉を有する第1
の冷蔵室3、引出式扉を有する第2の冷蔵室5及び冷凍
室7を設け、圧縮機21、凝縮器22、第1の減圧装置
25、第1の蒸発器26、第2の蒸発器29を接続し、
第1の減圧装置25に流れる冷媒を制御する制御弁24
と、凝縮器22と第1の減圧装置25の接続配管と前記
第1の蒸発器26と第2の蒸発器29の接続配管の間を
第2の減圧装置28を介して接続してなる冷凍サイクル
20を設けるとともに、第1の蒸発器26を前記第2の
冷蔵室背面、第2の蒸発器27を冷凍室背面に設置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の上部に第
1の冷蔵室と第2の冷蔵室、下部に冷凍室を設け、第1
の冷蔵室と第2の冷蔵室の冷却用の第1の蒸発器と、冷
凍室の冷却用の第2の蒸発器と、を設けた冷蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の冷却方法としては、一つの蒸発
器と一つの送風機で冷気通路内に設けられたダンパを制
御して、冷蔵室あるいは冷蔵室といった区画された室を
冷却する方法から、省スペース化さらに使い勝手を向上
させるために、例えば、特開平10−111060号公
報に記載されているように、冷蔵室上部と冷凍室背面に
それぞれ第1の蒸発器と第2の蒸発器を直列に設け、そ
れぞれの蒸発器に第1の送風機と第2の送風機を設け、
冷蔵室あるいは冷凍室の検出温度により第1の送風機、
第2の送風機を個別に制御して、冷蔵室及び冷凍室を個
々に冷却する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
では、冷蔵室上部と冷凍室背面に別々の第1の蒸発器と
第2の蒸発器、さらにそれぞれの蒸発器に第1の送風機
と第2の送風機を設け、それぞれの送風機を制御するこ
とにより、冷蔵室及び冷凍室を個別に冷却する方法で
は、冷蔵庫中央部の使いやすい空間の無効容積が少なく
なり使い勝手が良くなるが、冷凍室のみを冷却する場合
には、冷蔵室に設けられた第1の送風機を停止するが、
冷蔵室用の第1の蒸発器には冷媒が流れ送風機が停止し
ていても自然対流により冷蔵室が冷却され、冷蔵室の温
度が不必要に低下するとともに消費電力が増加するとい
う問題がある。
【0004】また、冷蔵室内下部に比較的低温のチル
ド、氷温等の低温容器を設けた場合、冷蔵室上部から下
部まで冷気通路が長くなり、冷気通路内での温度上昇に
より低温容器内の温度を冷蔵室の温度より低くしにくい
という問題点がある。
【0005】本発明の目的は、使い勝手がよく、消費電
力量を低減できる冷蔵庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を採用する。
【0007】断熱箱体内部に上から順に少なくとも回転
式扉を有する第1の冷蔵室、引出式扉を有する第2の冷
蔵室及び冷凍室を設けた冷蔵庫において、圧縮機、凝縮
器、第1の減圧装置、第1の蒸発器、第2の蒸発器を順
に縦続接続し、前記凝縮器出口側と前記第2の蒸発器入
口側の間に第2の減圧装置を接続し、前記凝縮器からの
冷媒を前記第1の減圧装置に流すか第2の減圧装置に流
すかを切り替える制御弁を設け、前記第1の蒸発器を前
記第2の冷蔵室背面に設置するとともに前記第2の蒸発
器を冷凍室背面に設置し、前記第1の冷蔵室と前記第2
の冷蔵室を仕切る仕切板と前記第2の冷蔵室と前記冷凍
室を仕切る仕切板とを略平坦形状とする冷蔵庫。
【0008】また、断熱箱体内部に上から順に少なくと
も回転式扉を有する第1の冷蔵室、引出式扉を有する第
2の冷蔵室及び冷凍室を設けた冷蔵庫において、圧縮
機、凝縮器、減圧装置、第1の蒸発器、第2の蒸発器を
順に縦続接続してなる冷凍サイクルを設け、前記第1の
蒸発器と前記第1の冷蔵室及び第2の冷蔵室に冷気を循
環させる第1の送風機と前記第2の蒸発器と前記冷凍室
に冷気を循環させる第2の送風機とを設け、前記第2の
蒸発器と前記第2の送風機とを断面横長形状の冷凍室背
面に水平方向に設置する冷蔵庫。
【0009】また、前記冷蔵庫において、前記第1の蒸
発器は単列の冷媒が流れる伝熱管と伝熱面積拡大のため
のフィンとから構成され、前記第2の蒸発器は複数列の
伝熱管と伝熱面積拡大のためのフィンとから構成される
冷蔵庫。
【0010】また、前記冷蔵庫において、前記制御弁
は、通電時に前記第1の減圧装置へ冷媒を流すことを止
めて前記第2の減圧装置に冷媒を流し、非通電時に前記
第1の減圧装置へ冷媒を流す冷蔵庫。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態に係る冷
蔵庫について、図1〜図7を用いて以下説明する。図1
は本発明の第1の実施形態に係る冷蔵庫の構成図、図2
は第2の蒸発器と第2の送風機の配置図、図3は第1の
実施形態に係る冷凍サイクル構成図、図4は第1の蒸発
器の詳細図、図5は第2の蒸発器の詳細図、図6は各要
素の動作を示すタイムチャート、図7は第1の蒸発器と
第2の蒸発器の合計の伝熱面積を同一とし、第1の蒸発
器の伝熱面積を変化させた場合の冷蔵庫の特性図、をそ
れぞれ表す。
【0012】図において、1は冷蔵庫本体で、断熱箱体
2内に回転式扉4を有し、内部に温度1°Cのチルド、
あるいは−1°C付近の氷温室等の冷蔵温度(3〜8°
C)より低い第2の温度の低温容器13を有する第1の
冷蔵室3、野菜等を保存する第1の引出式扉6を有する
第2の冷蔵室5、第2の引出式扉8を有する第1の冷凍
室7、第3の引出式扉10を有する第2の冷凍室9、が
設けられ、これらの室は第1の仕切板11と第2の仕切
板12により区画されている。
【0013】また、第1の冷蔵室3背面には冷蔵室冷気
通路40と第1の冷気吹出し口41、第2の冷蔵室5背
面には第2の冷気吹出し口42と第2の冷気戻り口4
3、第1の冷凍室7及び第2の冷凍室9背面には冷凍室
冷気通路44、冷凍室冷気吹出し口45、冷凍室冷気戻
り口46が設けられている。
【0014】冷蔵庫1内部を冷却するための冷凍サイク
ル20は、圧縮機21、凝縮器22、凝縮器に送風する
凝縮器送風機23、非通電時に第1の減圧装置としての
第1のキャピラリチューブ25側と通電時に第2の減圧
装置としての第2のキャピラリチューブ28側へ冷媒の
流れを切り替える制御弁24、第1の蒸発器26、第1
の蒸発器26の冷気を第1の冷蔵室3と第2の冷蔵室5
に循環させる第1の送風機27、第2の蒸発器29、第
2の蒸発器29の冷気を第1の冷凍室7と第2の冷凍室
9に循環させる第2の送風機30、余剰冷媒を溜めるア
キュームレータ31、除霜用ヒータ33、から構成さ
れ、第1の蒸発器26及び第1の送風機27は第2の冷
蔵室5の背面、第2の蒸発器29及び第2の送風機30
は第1の冷凍室7と第2の冷凍室9の背面に水平に設置
されている(図2参照)。
【0015】ここで、第2の蒸発器と第2の送風機を水
平配置した冷凍室の背面は、図2に示すように断面形状
が横長形状であるので、前記水平配置によって効率的な
配置となり、第2の蒸発器の容量を大きくすることがで
きる。また、前記水平配置によって高さを稼げることか
ら、仕切板11と12をカギ形にすることなく平坦形状
とすることができる。
【0016】第1のキャピラリチューブ25と第2のキ
ャピラリチューブ28はガス配管32に接触し熱交換可
能に構成されている。ここで、第1の蒸発器26は、内
部を冷媒が流れ空気の流れ方向に対し1列からなる第1
の伝熱管36と、この伝熱管36と接触して第1の蒸発
器26を流れる空気と熱交換を行う第1のフィン35
と、からなる。第2の蒸発器29は、内部を冷媒が流れ
空気の流れ方向に対し2列からなる第2の伝熱管37
と、この伝熱管37と接触して第2の蒸発器29を流れ
る空気と熱交換を行う第2のフィン38と、からなる。
【0017】以上のように構成した冷蔵庫の動作を図6
に示すタイムチャートを用いて説明する。第1の冷蔵室
3温度と第2の冷蔵室5温度の差、並びに第1の冷凍室
7温度と第2の冷凍室9温度の差は小さく、ここでは第
1の冷蔵室3と第2の冷蔵室5温度を冷蔵室温度、第1
の冷凍室7温度と第2の冷凍室9温度をそれぞれ冷蔵室
温度と冷凍室温度とする。
【0018】冷蔵庫1の電源が時間t0で投入される
と、各室に設けられた温度センサ(図示せず)により検
出された冷蔵室温度が第3の設定値T3、冷凍室温度が
第4の設定値T4より高い場合は、制御弁24は第1の
キャピラリチューブ25側になり、圧縮機21、凝縮器
送風機23、第1の送風機27、第2の送風機30が駆
動される。
【0019】冷凍サイクル20内の冷媒は圧縮機21が
駆動されると圧縮機21内で高圧、高温のガス冷媒とな
り凝縮器22に送られ、凝縮器22内で凝縮器送風機2
3により送風された空気に放熱し、液冷媒となり制御弁
24を通り第1のキャピラリチューブ25に送られる。
【0020】第1のキャピラリチューブで液冷媒はガス
配管32と熱交換しながら減圧し、第1の蒸発器26内
の第1の伝熱管36、第2の蒸発器29内の第2の伝熱
管37を流れ冷蔵庫1を冷却し、アキュームレータ3
1、ガス配管32を通り圧縮機21に戻る。
【0021】この時、第1の送風機27により第1の蒸
発器26の第1のフィン35で冷却された空気の一部
は、冷蔵室冷気通路40から低温容器13及び第1の冷
蔵室3内の各棚毎に設けた第1の冷気吹出し口41から
第1の冷蔵室3に流れ、第1の冷蔵室3を冷却した後、
第1の冷蔵室3下部に設けた戻り口から第1の蒸発器2
6にもどり、他の空気は第2の冷気吹出し口42から第
2の冷蔵室5内を流れ第2の冷蔵室5を冷却した後、第
2の冷気戻り口43から蒸発器26に戻る冷気循環経路
を構成する。
【0022】一方、第2の送風機30により第2の蒸発
器29の第2のフィン38で冷却された空気は冷凍室冷
気通路44を通り、冷凍室冷気吹出し口45から第1の
冷凍室7及び第2の冷凍室9に供給され、第1の冷凍室
7及び第2の冷凍室9を冷却した後、冷凍室冷気戻り口
46から第2の蒸発器29に戻る冷気循環経路を構成す
る。
【0023】冷蔵室温度が低下し、時間t1で温度セン
サーにより検出された温度が第1の設定値T1以下にな
ると、制御弁24に通電され第2のキャピラリチューブ
側に切り替えられ、第1の送風機は停止される。圧縮機
21で高圧高温になったガス冷媒は、凝縮器22で凝縮
し、液冷媒となって制御弁24を通り第2のキャピラリ
チューブ28でガス配管32と熱交換しながら減圧され
第2の蒸発器29からアキュームレータ31、ガス配管
32を通り圧縮機21に戻り、第2の送風機30により
第1の冷凍室7及び第2の冷凍室8のみを冷却する。
【0024】この時、第1のキャピラリチューブ25、
第1の蒸発器26には冷媒が流れなく、第1の蒸発器2
6内の冷媒は第2の冷蔵室5等からの熱伝達により温度
が上昇しガス冷媒となり、さらに、第1の蒸発器26が
第2の蒸発器29より上部に位置するために、第1の蒸
発器26と第2の蒸発器29間での自然対流による冷媒
移動はない。
【0025】冷凍室温度が時間t2で第2の設定温度T
2以下になると、圧縮機21、凝縮器送風機23、第2
の送風機30が停止され、制御弁24の通電が停止され
第1のキャピラリチューブ25側に切り替えられる。圧
縮機21が停止すると凝縮器23内の高温の冷媒は制御
弁24を通り第1のキャピラリチューブ25から第1の
蒸発器26に流れ、第1の蒸発器26の熱容量により冷
却された後、第2の蒸発器29に流れ、液冷媒として滞
留する。
【0026】冷凍サイクル21が停止すると、冷蔵庫1
内は外部の熱により各室の温度が上昇し、例えば時間t
3で冷蔵室温度が第3の設定値T3以上(例えば8°C
以上)になると、一定時間Δtの間、第1の送風機27
が駆動され第1の蒸発器26に付着した霜を融かした
後、圧縮機21、凝縮器送風機23、第1の送風機2
7、第2の送風機29が駆動される。
【0027】冷凍サイクル20内の冷媒は上記と同様に
圧縮機21、凝縮器22、制御弁25、第1のキャピラ
リチューブ25、第1の蒸発器26、第2の凝縮器2
9、アキュームレータ31から圧縮機21に戻るサイク
ルを構成し、冷蔵庫1各室を冷却し、冷蔵室温度が第1
の設定温度T1になる時間t4で制御弁24によって第
2のキャピラリチューブ28側に切り替えられ第1の冷
凍室7及び第2の冷凍室9を冷却し、冷凍室温度が第2
の設定値T2になる時間t5で冷凍サイクル20を停止
する。
【0028】また、冷凍サイクル20が停止中に時間t
6で冷蔵室温度が第3の設定温度T3以下で冷凍室温度
が第4の設置温度T4以上(例えば−18°C以上)に
なると、圧縮機21、凝縮器送風機23、第2の送風機
29が駆動され、制御弁24は第2のキャピラリチュー
ブ28側に切り替えられ、冷凍サイクル20内の冷媒は
圧縮機21、凝縮器22、制御弁24、第2のキャピラ
リチューブ28、第2の蒸発器29、アキュームレータ
31から圧縮機21に戻るサイクルを構成し、第1の冷
凍室7及び第2の冷凍室9のみを冷却し、冷凍室温度が
第2の設定値T2になる時間t7で冷凍サイクルは停止
する。
【0029】圧縮機21の積算運転時間が設定値になる
と除霜ヒータ33に通電され第2の蒸発器29に付着し
た霜が融かされる。以上のように冷蔵庫1内部の温度に
より冷凍サイクル20の運転を制御することにより各室
の温度が適正に保たれる。
【0030】ここで、第1の蒸発器26及び第2の蒸発
器29の伝熱面積は大きいほど冷凍サイクルの特性から
消費電力量が削減できるが、伝熱面積を大きくすると冷
蔵庫1内部の食品収納スペースが少なくなる。
【0031】一方、第1の蒸発器26から第2の蒸発器
29を流れる冷媒の温度は圧力損失によりわずかに低下
するがほぼ同一温度であるのに対し、第1の冷蔵室3及
び第2の冷蔵室5から第1の蒸発器26に戻る空気の温
度は通常8〜0°C、一方、第1の冷凍室7及び第2の
冷凍室9から第2の蒸発器29に戻る空気温度は通常−
18〜−22°Cであり、冷媒温度が−25°Cとする
と第1の蒸発器での温度差は第2の蒸発器での温度差の
5倍程度と大きくなる(例えば、第1の蒸発器の温度を
3°とすると温度差は28°となり、冷凍庫の温度を−
20°とすると温度差は5°となって、それらの温度差
の比較は略5倍となる)。
【0032】このために、図7に示すように第1の蒸発
器26と第2の蒸発器29の全伝熱面積(第1蒸発器2
6の伝熱面積+第2蒸発器29の伝熱面積)を同一とし
ても第1蒸発器26の伝熱面積を少なくすることで消費
電力量を少なくできる。図7の横軸は第1の蒸発器26
と第2の蒸発器29の全空気側伝熱面に対する第1の蒸
発器26の伝熱面積、縦軸は第1の蒸発器26の出口空
気温度と第1の蒸発器26と第2の蒸発器29の伝熱面
積比を50%にした場合の消費電力量を100とした相
対値の消費電力量比である。
【0033】ここで、上述した第1蒸発器伝熱面積を少
なくすることで消費電力量を少なくできることについて
定性的に説明すると、まず、第1蒸発器と第2蒸発器に
冷媒を常時流していて、第1蒸発器の伝熱面温度と冷媒
との温度差が第2蒸発器のそれに比べて略5倍程度であ
ることを前提とする。ここで、冷凍室と冷蔵室の適温、
例えば、−18°Cと3°Cに維持するために必要な各
蒸発器から供給されるべき熱量は、前記温度差ΔT(例
えば、28°、5°)とそれぞれの伝熱面積との積に比
例する。そこで、第1と第2の蒸発器の伝熱面積の和を
仮に一定とすると、前記温度差ΔTは第1の蒸発器の方
が第2のそれに比べて大きいので、第1蒸発器からの冷
却供給熱量は第1蒸発器伝熱面積を小さくしても第2蒸
発器からの供給熱量と略同等となる。また、外部からの
熱で上昇した冷凍室と冷蔵室を適温にまで下降させる場
合、第1と第2の蒸発器から供給される冷却熱量によっ
て両者がほぼ同時に適温に達するように運転すれば、エ
ネルギ消費効率は最も良いこととなる。逆に云えば、冷
蔵室温度が適温に到達してもまだ冷凍室温度が適温まで
下降せずに第2蒸発器並びにその送風機を運転し続けな
ければならない、と云う片肺運転はエネルギ消費効率は
悪いのである。そして、エネルギ消費効率がよいことは
消費電力が小さくて済むことを意味する。
【0034】以上のようなことから、冷蔵室と冷凍室の
適温維持のために、第1と第2の蒸発器について略同時
的な運転として、消費電力を少なくするためには、前記
温度差ΔTからして第1の蒸発器の伝熱面積を少なくす
るのが求められるのである。
【0035】しかし、極端に第1の蒸発器の伝熱面積を
小さくすると、蒸発器出口の空気温度が高くなり、例え
ば第1の蒸発器の伝熱面積比を20%にとると5°Cで
入った空気は−2.5°Cに冷却される。このために、
氷温の低温容器を持つような冷蔵庫では、冷気通路での
温度上昇を考慮すると第1の蒸発器の出口空気温度を−
3°C以下にする必要があり、第1の蒸発器の伝熱面積
比は25%が限界になる。
【0036】一方、冷蔵庫1に保存する食品として近年
PETボトルが多くなり、第1の冷蔵室の回転式扉4で
は収納しきれなく、第2の冷蔵室に2リットルクラスの
PETボトルを立てた状態で保存したいという要求が多
くなっている。このため、第2の冷蔵室5の高さを低く
できない。さらに、第1の冷凍室7及び第2の冷凍室9
背面の第2の蒸発器29の設置スペースは冷蔵庫1背面
下部に設けられている圧縮機21等により制限され、第
2の蒸発器29の伝熱面積を大きくするために高さ方向
を高くすると、回転式扉4を有する第1の冷蔵室3下部
の高さが高くなり使い勝手が悪くなる。
【0037】本実施形態では、第1の蒸発器26の伝熱
管を1列、第2の蒸発器29の伝熱管37を2列にする
ことにより、第1の冷蔵室3下部の高さを使い勝手の悪
い高さとすることなく、第1の蒸発器の伝熱面積割合を
小さくし消費電力量を削減できる。また、第2の蒸発器
29と第2の送風機30を水平位置に配置することによ
り空気通路のスペースを少なくし(第2蒸発器と第2送
風機を縦配置にするとデッドスペースが多くなる)、第
2の蒸発器の伝熱面積を大きくでき、さらに消費電力量
を削減できる。
【0038】本実施形態では、第1の蒸発器26の伝熱
管36を一列、第2の蒸発器29の伝熱管37を2列と
したが、第1の蒸発器伝熱面積を25%以上であれば第
2の蒸発器の伝熱管列数を3以上としても良い。
【0039】さらに、温度差の大きい第2の冷蔵室5と
第1の冷凍室7を断熱する第2の仕切板12を平面にで
き(従来の唯一単独の蒸発器に対して、第1と第2の蒸
発器に分けることでそれぞれの蒸発器の寸法を小さくし
たので、仕切板12を従来のカギ形から積極的に平面形
状にできたので)、第2の冷蔵室5と第1の冷凍室7の
伝熱面積を小さくでき、第2の冷蔵室から第1の冷凍室
への熱伝達量が少なくなる。第1の冷凍室及び第2の冷
凍室のみを冷却する場合には第1の蒸発器に冷媒が流れ
ないために、第1の蒸発器からの熱伝達による第2の冷
蔵室への不必要な冷却が少なくなる。制御弁24への通
電は第2のキャピラリチューブ側にすることにより、第
1キャピラリ側への通電をオンにするときよりも通電時
間を短くでき、制御弁24の消費電力量を少なくでき
る。
【0040】冷凍サイクル停止時に、制御弁を第1のキ
ャピラリチューブ側に切り替えることにより、凝縮器内
の高温の冷媒(例えば、30°C)が一旦、第1の蒸発
器を流れ、第1の熱交換器の熱容量及び着霜している霜
の融解熱により冷媒温度が低下した後に(例えば、20
°Cに低下する)、温度の最も低い第2の蒸発器に冷媒
が流れるために、第1の冷凍室と第2の冷凍室用の第2
の蒸発器への高温冷媒の熱移動が少なくなる(30°の
高温冷媒が直接に第2の蒸発器に入ってくるのに比べ
て)。冷凍サイクル20を駆動する前に一定時間、第1
の送風機のみを駆動することにより、第1の冷蔵室及び
第2の冷蔵室の温度が高い状態で第1の蒸発器の霜を確
実に融解でき、さらに、霜の融解熱により第1の冷蔵室
及び第2の冷蔵室を冷却できる。
【0041】第1の蒸発器近傍に低温容器を設けること
により、第1の蒸発器から低温容器までの冷気通路を短
くでき、低温容器内の温度を第1の冷蔵室内部より低く
する場合にも第1の蒸発器26出口の冷気の温度を不必
要に下げる必要がなく、冷凍サイクルの消費電力を少な
くできる。
【0042】以上のことにより、冷蔵庫各室間の熱移動
を少なくできるとともに冷凍サイクルの消費電力を少な
くでき、消費電力量の少ない冷蔵庫を提供できる。
【0043】さらに、本実施形態では、第2の冷蔵室5
には引出式扉を備えていて、この引出式扉のものは積み
重ねて食品を保存するが、この冷蔵室の奥まった箇所で
食品を積み重ねると比較的使い勝手の悪い貯蔵室とな
る。そこで、引出式扉の第2の冷蔵室における奥まった
箇所での使い勝手の不自由さを解消するために、前記奥
まった箇所に相当する第2冷蔵室5の背面に、第1の蒸
発器と第1の送風機を設け、引出式扉9を有する第1の
冷凍室及び第2の冷凍室背面に第2の蒸発器と第2の送
風機を設けることにより、使用者が立ったままで食品の
出し入れが容易な第1の冷蔵室3下部を奥まで使用で
き、使い勝手の良い冷蔵庫を提供できる。
【0044】本発明の第2の実施形態を図8を用いて説
明する。図8は本発明の第2の実施形態に係わる冷凍サ
イクルの構成図である。図8において、50は制御弁と
しての開閉弁であり、通電時に閉、非通電時に開にな
る。他の部品は第1の実施形態と同一である。
【0045】以上のように構成した冷蔵庫において、第
1の冷蔵室、第2の冷蔵室、第1の冷凍室及び第2の冷
凍室を同時に冷却する場合は、開閉弁50への通電を停
止しすることにより開閉弁を開けて、凝縮器からの液冷
媒の一部は第1のキャピラリチューブ25を通り第1の
蒸発器26に流れ、第1の送風機27により第1の冷蔵
室3及び第2の冷蔵室5を冷却し、第2のキャピラリチ
ューブ28からの冷媒と合流し、第2の蒸発器29に流
れ第1の冷凍室7及び第2の冷凍室9を冷却する。
【0046】冷蔵室温度が低下し、開閉弁50へ通電す
ると開閉弁50は閉になり、凝縮器22を出た冷媒は第
2のキャピラリチューブ28のみを流れ、第2の蒸発器
29へ冷媒の流れる第1の実施形態と同様の効果があ
る。冷凍室温度が低下し、冷凍サイクル20の運転が停
止されると、開閉弁50は開となり、凝縮器22等の高
圧側に溜まっていた冷媒は、第1のキャピラリチューブ
25、第1の蒸発器及び第2のキャピラリチューブ28
を通り、第2の蒸発器29に流れる。
【0047】したがって、第1の実施形態の効果に加
え、高圧側の冷媒が第1のキャピラリチューブと第2の
キャピラリチューブに分散して流れるために、冷凍サイ
クル内の圧力が均一になる時間が短縮され、冷凍サイク
ルが頻繁に運転、停止を繰り返すことが可能になる。
【0048】本発明の第3の実施形態を図9と図10を
用いて説明する。図9は第2の蒸発器と第2の送風機の
配置を表わす平面図、図10は第2の蒸発器と第2の送
風機の配置を表わす側面図である。31は前記実施形態
と同様の機能をもつアキュムレータであり、第1の冷凍
室7と第2の冷凍室9背面に設置した第2の蒸発器29
の側面と第2の送風機30下部に断熱箱体2の一部を構
成する断熱材内部に埋設している。
【0049】以上のように構成することにより、冷凍室
冷気戻り口46から吸込まれた空気は第2の蒸発器29
内を流れ、第2の蒸発器29上部の冷気通路を横方向に
流れ、第2の送風機30により冷凍室冷気通路44を通
り冷凍室冷気吹出し口45から第1の冷凍室7及び第2
の冷凍室9に吹出される。
【0050】一方、第2の蒸発器29を出た冷媒は断熱
材内部に埋設されたアキュームレータ31を通り圧縮機
にもどる上記実施形態と同様の動作を行う。本実施形態
では、アキュームレータ31を第2の蒸発器29側面に
設けることにより、図2に示すアキュームレータ31の
配置に比べて、第2の蒸発器29上部の冷気通路を狭く
でき、第2の蒸発器29を大きくすることができる。
【0051】また、径の異なる蒸発器の伝熱管とアキュ
ームレータはロー付け等により接続する必要があるが、
アキュームレータを断熱材内部に埋設することにより、
接続箇所を断熱材内部で行うことができる。このため、
冷凍サイクルの冷媒としてイソブタンのような可燃性冷
媒を用いた場合にも、冷媒漏れの可能性の高い接続部が
冷蔵庫内部に無いために、冷蔵庫内部への漏れが無くな
り可燃性冷媒を用いた場合にも、安全性を確保できる。
【0052】以上の実施形態では、第1の冷蔵室、第2
の冷蔵室、第1の冷凍室及び第2の冷凍室から構成され
る冷蔵庫について記載したが、第1の冷凍室を通常の冷
凍食品を収納する冷凍室と氷を収納する氷専用室に水平
方向に2分割としても、あるいは第1の冷凍室と第2の
冷凍室を一つの引出式扉としても同様の効果が得られ
る。
【0053】また、低温容器を第1の冷蔵室内部に設け
たが独立した引出式扉としても良い。この場合、第1の
蒸発器を引出式の低温容器と第2の冷蔵室背面に設ける
ことにより同様の効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】断熱箱体内部に、少なくとも回転式扉を
有する第1の冷蔵室、引出式扉を有する第2の冷蔵室及
び冷凍室を設けた冷蔵庫において、圧縮機、凝縮器、第
1の減圧装置、第1の蒸発器、第2の蒸発器を接続し、
前記第1の減圧装置に流れる冷媒を制御する制御弁と凝
縮器と第1の減圧装置の接続配管と前記第1の蒸発器と
第2の蒸発器の接続配管の間を第2の減圧装置を介して
接続してなる冷凍サイクルを設けるとともに、第1の蒸
発器を前記第2の冷蔵室背面、第2の蒸発器を冷凍室背
面に設置することにより、使用者が立ったままで食品の
出し入れが容易な第1の冷蔵室下部を奥まで使用でき、
使い勝手の良い冷蔵庫を提供できる。
【0055】さらに、冷蔵庫各室間の熱移動を少なくで
きるとともに冷凍サイクルの消費電力を少なくでき、消
費電力量の少ない冷蔵庫を提供できる。
【0056】また、断熱箱体内部に、少なくとも回転式
扉を有する第1の冷蔵室、引出式扉を有する第2の冷蔵
室及び冷凍室を設けた冷蔵庫において、圧縮機、凝縮
器、減圧装置、第1の蒸発器、第2の蒸発器を接続して
なる冷凍サイクルと第1の蒸発器と第1の冷蔵室及び第
2の冷蔵室に冷気を循環させる第1の送風機と第2の蒸
発器と冷凍室に冷気を循環させる第2の送風機を設け、
第2の蒸発器と第2の送風機を冷凍室背面に水平方向に
設けることにより、第1の冷蔵室の高さ位置を高くする
ことなく(前記水平方向設置で冷凍室を高くする必要が
なく、図1の仕切板11を高くしなくても済むことか
ら、第1冷蔵室を使い勝手の良い高さにすることがで
き)、第2の蒸発器伝熱面積を大きくでき、使い勝手が
良く、消費電力量の少ない冷蔵庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る冷蔵庫の構成図
である。
【図2】第2の蒸発器と第2の送風機の配置図である。
【図3】第1の実施形態に係る冷凍サイクル構成図であ
る。
【図4】第1の蒸発器の詳細図である。
【図5】第2の蒸発器の詳細図である。
【図6】各要素の動作を示すタイムチャートである。
【図7】第1の蒸発器の伝熱面積を変化させた場合の冷
蔵庫の特性図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る冷凍サイクル構
成図である。
【図9】第2の蒸発器と第2の送風機の配置を示す正面
図である。
【図10】第2の蒸発器と第2の送風機の配置を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 3 第1の冷蔵室 4 回転式扉 5 第2の冷蔵室 6 第1の引出式扉 7 第1の冷凍室 8 第2の引出式扉 9 第2の冷凍室 10 第3の引出式扉 13 低温容器 20 冷凍サイクル 21 圧縮機 22 凝縮器 23 凝縮器送風機 24 制御弁 25 第1のキャピラリチューブ 26 第1の蒸発器 27 第1の送風機 28 第2のキャピラリチューブ 29 第2の蒸発器 30 第2の送風機 40 冷蔵室冷気通路 41 第1の冷気吹出し口 42 第2の冷気吹出し口 43 第2の冷気戻り口 44 冷凍室冷気通路 45 冷凍室冷気吹出し口 46 冷凍室冷気戻り口 50 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 耕一 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 静谷 光隆 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3L045 AA03 BA01 BA03 CA02 CA03 DA02 EA01 GA04 HA02 HA08 JA14 PA01 PA04 PA05 3L102 JA01 KA01 LB13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体内部に上から順に少なくとも回
    転式扉を有する第1の冷蔵室、引出式扉を有する第2の
    冷蔵室及び冷凍室を設けた冷蔵庫において、 圧縮機、凝縮器、第1の減圧装置、第1の蒸発器、第2
    の蒸発器を順に縦続接続し、 前記凝縮器出口側と前記第2の蒸発器入口側の間に第2
    の減圧装置を接続し、 前記凝縮器からの冷媒を前記第1の減圧装置に流すか第
    2の減圧装置に流すかを切り替える制御弁を設け、 前記第1の蒸発器を前記第2の冷蔵室背面に設置すると
    ともに前記第2の蒸発器を冷凍室背面に設置し、 前記第1の冷蔵室と前記第2の冷蔵室を仕切る仕切板と
    前記第2の冷蔵室と前記冷凍室を仕切る仕切板とを略平
    坦形状とすることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱体内部に上から順に少なくとも回
    転式扉を有する第1の冷蔵室、引出式扉を有する第2の
    冷蔵室及び冷凍室を設けた冷蔵庫において、 圧縮機、凝縮器、減圧装置、第1の蒸発器、第2の蒸発
    器を順に縦続接続してなる冷凍サイクルを設け、 前記第1の蒸発器と前記第1の冷蔵室及び第2の冷蔵室
    に冷気を循環させる第1の送風機と前記第2の蒸発器と
    前記冷凍室に冷気を循環させる第2の送風機とを設け、 前記第2の蒸発器と前記第2の送風機とを断面横長形状
    の冷凍室背面に水平方向に設置することを特徴とする冷
    蔵庫。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の冷蔵庫におい
    て、 前記第1の蒸発器は単列の冷媒が流れる伝熱管と伝熱面
    積拡大のためのフィンとから構成され、前記第2の蒸発
    器は複数列の伝熱管と伝熱面積拡大のためのフィンとか
    ら構成されることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の冷蔵庫において、 前記制御弁は、通電時に前記第1の減圧装置へ冷媒を流
    すことを止めて前記第2の減圧装置に冷媒を流し、非通
    電時に前記第1の減圧装置へ冷媒を流すことを特徴とす
    る冷蔵庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100678676B1 (ko) 2005-07-04 2007-02-06 엘지전자 주식회사 냉장고의 온도제어장치
CN101846431A (zh) * 2009-03-24 2010-09-29 株式会社东芝 冰箱
JP2015007497A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社東芝 冷蔵庫

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