JP2009150950A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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吉則 武藤
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Abstract

【課題】コスト低減を図りつつ調整作業の簡素化を図る上で有利なレンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
【解決手段】メインガイド軸38の上端を支持する軸受け部材54は、第1、第2軸受け部材56、58を含んで構成される。第1軸受け部材56は第1孔部60に装脱可能かつ第1孔部60の中心軸線の回りに回転可能に装着される。第1軸受け部材56は、第1軸部5602と、第2孔部5604とを含んで構成される。第2孔部5604は、その中心軸線が第1軸部5602の中心軸線に対して偏心している。第2軸受け部材58は第2孔部5604に装脱可能かつ第1孔部60の中心軸線の回りに回転可能に装着される。第2軸受け部材58は、第2軸部5802と、軸受け孔5804とを含んで構成される。軸受け孔5804は、その中心軸線が第2軸部5802の中心軸線に対して偏心している。
【選択図】図18

Description

本発明はレンズ鏡筒および撮像装置に関する。
デジタルスチルカメラなどの撮像装置のレンズ鏡筒として、ズーム動作を行うためのズームレンズが光軸方向に移動可能に設けられたものがある。
このようなレンズ鏡筒は、鏡筒内でズームレンズを保持するレンズ枠と、鏡筒内でズームレンズの光軸に平行して直線上を延在し前記レンズ枠に連結されてレンズ枠を前記光軸に沿って案内するガイド軸とを有しており、ガイド軸は前記鏡筒内で前記ガイド軸の延在方向の両端が鏡筒の部分に固定されている。そして、レンズ鏡筒に設けられた撮像素子の撮像面にズームレンズを含む光学系によって被写体像が結像されることで撮像がなされる。
ところで、レンズ枠や鏡筒の寸法のばらつき、あるいは、レンズ枠に対するズームレンズの取り付け精度のばらつきなどによって、前記ズームレンズの光軸がレンズ鏡筒に設けられている他の光学系の光軸に対して傾きを生じる場合がある。
このような光軸の傾きは、撮像素子の撮像面に結像される被写体像において部分的に生じる焦点ぼけ、いわゆる片ボケの原因となる。
このような片ボケを解消するために、レンズの光軸の傾きを調整する調整機構が提案されており、例えば、レンズ枠を板ばねによって鏡筒部材に当て付けるとともに、レンズ枠と鏡筒部材との傾きを複数の調整ねじで調整するようにした調整機構が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来技術では、調整機構自体が複雑でかつその調整作業も面倒なもので、レンズ鏡筒のコンパクト化や低コスト化を図る上で不利があった。
そこで、本出願人は、鏡筒内でレンズ枠を光軸に沿って案内するガイド軸の延在方向の少なくとも一端を支持する支持手段を、鏡筒に設けられた孔部と、鏡筒の外部から孔部に装脱可能かつ孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される軸受け部材とで構成し、軸受け部材を、孔部に装着される軸部と、軸部に設けられガイド軸の一端が挿入される軸受け孔とで構成し、軸部の中心軸線に対して軸受け孔の中心軸線を偏心させたレンズ鏡筒を提案している(特許文献2参照)。
このレンズ鏡筒によれば、軸受け孔の中心軸線と軸部の中心軸線との偏心量が異なる複数種類の軸受け部材を用意することで、レンズの光軸調整を簡単にしかも確実に行うことが可能となる。
特開2003−43328号公報 特開2006−227170号公報
しかしながら、前記従来技術では、軸受け孔の中心軸線と軸部の中心軸線との偏心量が異なる複数種類の軸受け部材を用意しておかなくてはならないことから、軸受け部材に要するコストがかかり、また、調整作業の簡素化を図る上で限界があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、コスト低減を図りつつ調整作業の簡素化を図る上で有利なレンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、鏡筒内でレンズを保持するレンズ枠と、前記鏡筒内で前記レンズの光軸に平行して直線状に延在し前記レンズ枠に連結されて前記レンズ枠を前記光軸に沿って案内するガイド軸と、前記鏡筒内で前記ガイド軸の延在方向の両端を支持する支持手段とを備えるレンズ鏡筒であって、前記ガイド軸の両端のうちの少なくとも一端を支持する支持手段は、前記鏡筒に設けられ前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第1孔部と、前記鏡筒の外部から前記第1孔部に装脱可能かつ前記第1孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される第1軸部と、前記第1軸部に設けられ前記第1軸部が前記第1孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第2孔部とを有する第1軸受け部材と、前記鏡筒の外部から前記第2孔部に装脱可能かつ前記第2孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される前記第2軸部と、前記第2軸部に設けられ前記第2軸部が前記第2孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在し前記ガイド軸の一端が挿入される軸受け孔とを有する第2軸受け部材とを備え、前記第1軸部の中心軸線に対して前記第2孔部の中心軸線が偏心しており、かつ、前記第2軸部の中心軸線に対して前記軸受け孔の中心軸線が偏心していることを特徴とする。
また本発明は、鏡筒に設けられた撮像素子と、前記鏡筒の内部で被写体像を前記撮像素子に導く光学系とを有するレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、前記レンズ鏡筒は、前記鏡筒内でレンズを保持するレンズ枠と、前記鏡筒内で前記レンズの光軸に平行して直線状に延在し前記レンズ枠に連結されて前記レンズ枠を前記光軸に沿って案内するガイド軸と、前記鏡筒内で前記ガイド軸の延在方向の両端を支持する支持手段とを備え、前記ガイド軸の両端のうちの少なくとも一端を支持する支持手段は、前記鏡筒に設けられ前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第1孔部と、前記鏡筒の外部から前記第1孔部に装脱可能かつ前記第1孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される第1軸部と、前記第1軸部に設けられ前記第1軸部が前記第1孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第2孔部とを有する第1軸受け部材と、前記鏡筒の外部から前記第2孔部に装脱可能かつ前記第2孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される前記第2軸部と、前記第2軸部に設けられ前記第2軸部が前記第2孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在し前記ガイド軸の一端が挿入される軸受け孔とを有する第2軸受け部材とを備え、前記第1軸部の中心軸線に対して前記第2孔部の中心軸線が偏心しており、かつ、前記第2軸部の中心軸線に対して前記軸受け孔の中心軸線が偏心していることを特徴とする撮像装置。
本発明によれば、ガイド軸の両端のうちの少なくとも一端を支持する軸受け部材を第1軸受け部材と第2軸受け部材とで構成し、第1軸受け部材および第2軸受け部材の回転位置を調整することでガイド軸の偏心量および偏心方向を独立して調整できる。
したがって、従来のように偏心量が異なる複数種類の軸受け部材を用意する必要がなくなり、コストの低減を図りつつ調整作業の簡素化を図る上で有利となる。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、本発明のレンズ鏡筒が撮像装置に組み込まれている場合について説明する。
図1は撮像装置を前方から見た斜視図、図2は撮像装置の正面図、図3は撮像装置の背面図、図4は撮像装置の平面図、図5は撮像装置の制御系を示すブロック図である。
なお、本明細書において左右は、撮像装置を前方から見た状態でいうものとし、また、被写体側を前方といい、撮像素子側を後方という。
図1〜図4に示すように、撮像装置100はデジタルスチルカメラであり、外装を構成するケース102を有している。
ケース102の右側部には、図中二点鎖線で示すように、本発明に係るレンズ鏡筒10が組み込まれている。
レンズ鏡筒10は、図5に示すように、鏡筒12と、鏡筒12に収容された撮像素子150と、鏡筒12に収容され被写体像を撮像素子150に導く光学系104などを備えている。
光学系104は対物レンズ14を備え、対物レンズ14はケース102前面に設けられたレンズ窓103を介してケース102前方に臨んで配置されている。
ケース102の前面上部中央箇所には、撮影補助光を出射するフラッシュ106、セルフタイマーランプ108などが設けられている。
ケース102の前面にはバリア110が上下にスライド可能に設けられ、このバリア110は、図1、図2に示すようにレンズ窓103、フラッシュ106、セルフタイマーランプ108を前方に露出させる下限位置と、これらレンズ窓103、フラッシュ106、セルフタイマーランプ108を覆う上限位置とにスライドされる。
ケース102の上端面には、撮像を行うためのシャッタボタン112、前記撮影光学系のズームを調整するためのズーム操作スイッチ114が設けられている。
ケース102の左側面の上部には、電源のオンオフを行う電源スイッチ(不図示)が設けられている。
ケース102の後面には、撮像した映像を表示するディスプレイ120が設けられ、ディスプレイ120の側方に、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードの切り換えを行なうためのモード切り換えスイッチ122や、ディスプレイ120上にメニューを表示させるためのメニュースイッチ124、ディスプレイ120上に表示されるメニューを選択するなどの操作を行うためのコントロールスイッチ126が設けられている。
また、ケース102の後面でディスプレイ120の下方に、ディスプレイ120上の表示のオンオフを行うための表示スイッチ128、画像サイズ切り換えスイッチ130などが設けられている。
図5に示すように、撮像素子150は、光学系104によって結像された被写体像を撮像するCCDやCMOSセンサなどで構成されている。
撮像素子150で撮像された像は撮像信号として画像処理部152に出力され、画像処理部152ではこの撮像信号に対して処理がなされることで静止画あるいは動画の画像データが生成され、メモリカード(記憶媒体)154に記録される。また、前記画像データは表示処理部156によりディスプレイ120に表示される。
さらに、撮像装置100は、シャッタボタン112、シャッタボタン112、ズーム操作スイッチ114、前記電源スイッチ、モード切り換えスイッチ122、メニュースイッチ124、コントロールスイッチ126、表示スイッチ128、画像サイズ切り換えスイッチ130などの操作スイッチの操作に応じて、画像処理部152、表示処理部156などを制御するCPUなどを含む制御部158を備えている。
図6はレンズ鏡筒10を前方から見た斜視図、図7はレンズ鏡筒10を後方から見た斜視図である。
図8はレンズ鏡筒10の正面図、図9は図6のA矢視図、図10は図9のBB線断面図、図11は図9のCC線断面図である。
図12はレンズ鏡筒10の一部の構成を示す分解斜視図、図13はレンズ鏡筒10の残りの構成を示す分解斜視図である。
図14はズーム用可動レンズ群18、フォーカス用可動レンズ群20の斜視図である。
図10、図11、図12に示すように、光学系104は、上述の対物レンズ14の他に、反射部材16と、ズーム用可動レンズ群18と、フォーカス用可動レンズ群20と、第1の固定レンズ群22と、第2の固定レンズ群24と、第3の固定レンズ群26と、ズーム用可動レンズ群18用の案内機構28と、フォーカス用可動レンズ群20用の案内機構30とを含んでいる。
さらに、光学系104には、ズーム用可動レンズ群18を移動させる駆動手段32と、フォーカス用可動レンズ群20を移動させる駆動手段34とが設けられている。
図6乃至図9に示すように、鏡筒12は、厚さと、厚さよりも大きな寸法の幅と、幅よりも大きな寸法の長さとを有する扁平な矩形板状を呈し、図11に示すように、撮像素子150と光学系104とは鏡筒12の幅方向の中央からやや幅方向の一側寄りの部分で鏡筒12の長さ方向に沿って並べられて配置されている。
鏡筒12は、図6、図7、図10、図11に示すように、長さ方向において分割された第1鏡筒分割体1202および第2鏡筒分割体1204と、これら2つの鏡筒分割体1202,1204の間に挟まれる第3鏡筒分割体1206とで構成され、鏡筒12の長手方向の一方の半部に第1鏡筒分割体1202が位置し、鏡筒12の長手方向方の他方の半部に第2鏡筒分割体1204が位置し、これら第1鏡筒分割体1202および第2鏡筒分割体1204の間に第3鏡筒分割体1208が介在されている。
なお、本実施の形態では、図1、図2に示すように、レンズ鏡筒10(鏡筒12)の長さ方向が上下方向に向けて配置されることから、鏡筒12の上部に第1鏡筒分割体1202が位置し、鏡筒12の下部に第2鏡筒分割体1204が位置し、鏡筒12の上下方向の中央部に第3鏡筒分割体1208が位置している。そして、撮像装置100のケース102の前面に平行する鏡筒12の厚さ方向の一方の面が鏡筒12の前面となり、ケース102の後面に平行する他方の面が鏡筒12の後面となり、鏡筒12の幅方向の一方の面が左側面となり、他方の面が右側面となる。
したがって、鏡筒12は、その幅方向、長さ方向、厚さ方向を、撮像装置100のケース102の左右方向、上下方向、前後方向のそれぞれに合致させた状態でケース102内部に配置されることになる。
また、本実施の形態では、これら第1、第2、第3鏡筒分割体1202、1204、1206は合成樹脂材料によって形成されている。
図12、図13に示すように、第1鏡筒分割体1202は前壁、後壁、左壁、右壁により扁平な直方体状に形成され、第1鏡筒分割体1202の内部には、断面が矩形で下面に開放状の部品収容空間1202Aが設けられており、対物レンズ14はその前面側にレンズ押え1402が位置し後面側に遮光枠1404が位置した状態で、第1鏡筒分割体1202の前面の上部に取着されている。
反射部材16は、対物レンズ14で捉えた像を下部に向けて(撮像素子150側に)反射させるもので本実施の形態ではプリズムが用いられている。反射部材16は、部品収容空間1202Aで対物レンズ14の後方に臨む箇所に配置されている。
本実施の形態では、図10に示すように、被写体像を撮像素子150に導く光学系104の光路が、対物レンズ14から後方に延在し反射部材16の反射面に至る第1の光路部分と、反射部材16の反射面から下方に延在し撮像素子150に至る第2の光路部分とで構成され、符号O1は第1の光路部分の光軸を示し、符号O2は第2の光路部分の光軸を示している。
第1の固定レンズ群22とズーム用可動レンズ群18とは、部品収容空間1202A内で反射部材16の下方に配置されている。
第1の固定レンズ群22は、図12に示すように、第1鏡筒分割体1202の取付部に組み込まれる第1の固定レンズ2202と、この第1の固定レンズ2202を前記取付部に固定させる押え部材(遮光枠を兼ねる)2204とで構成されている。
図10乃至図12に示すように、ズーム用可動レンズ群18は、第1のズームレンズ1802と、互いに貼り合わされた第2、第3のズームレンズ1804、1805とで構成されている。
これら第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805はズーム用レンズ枠1806により支持されている。
ズーム用レンズ枠1806は、駆動手段32によりメインガイド軸38およびサブガイド軸40に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、ズーム動作がなされる。
図14に示すように、ズーム用レンズ枠1806は、第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の周囲に位置しこれら第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805を保持する保持部1810と、この保持部1810から部品収容空間1202A内の幅方向に延在する延在部1812とを有している。
延在部1812には、図12、図14に示すように、鏡筒12の長手方向において互いに対向するフランジ1816、1816が設けられ、これらフランジ1816、1816には、同軸上にそれぞれ孔が設けられている。そして、それら孔に軸3602、3602が回転可能に挿入されることで、それらフランジ1816,1816の間に雌ねじ部材36が鏡筒12の長手方向に移動不能にかつ軸3602を支点に揺動可能に結合されている。この雌ねじ部材36はスプリング3601により互いに閉じる方向に付勢された一対のアームを有し、それらアームの向かい合う面にそれぞれ雌ねじ3604が設けられている。
また、図14に示すように、延在部1812には、ロッド挿通孔1814が設けられている。
ロッド挿通孔1814には、第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在する金属製のメインガイド軸38が滑動可能に挿通されている。このメインガイド軸38はその長さ方向の両端が第1鏡筒分割体1202の上面を構成する壁部と、第3鏡筒分割体1206の壁部とで支持されている。メインガイド軸38は第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の光軸と平行に直線状に延在しており、本実施の形態では第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在している。したがって、メインガイド軸38はズーム用可動レンズ群18を該ズーム用可動レンズ群18の光軸方向に案内している。
また、図14に示すように、延在部1812とは反対側に位置する保持部1810の箇所で部品収容空間1202Aの隅部に位置する箇所に係合溝1818が形成されている。
係合溝1818には、第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在するサブガイド軸40(図12)が滑動可能に挿通されている。したがって、サブガイド軸40はズーム用レンズ18がメインガイド軸38の回りに回転することを阻止している。サブガイド軸40は第1、第2、第3のズームレンズ1802、1804、1805の光軸と平行に直線状に延在しており、本実施の形態では第1鏡筒分割体1202の長さ方向に延在している。
ズーム用可動レンズ群18用の案内機構28は、これらメインガイド軸38とサブガイド軸40によって構成されている。
図12、図14に示すように、ズーム用可動レンズ群18を移動させる駆動手段32は、鏡筒12の長さ方向に延在するホルダ3202と、ホルダ3202の上部に設けられたモータ3204と、ホルダ3202に沿って延在しモータ3204により回転駆動される雄ねじ部材3206とを有している。
ホルダ3202は第1鏡筒分割体1202の右側面の欠部に取着され、これにより雄ねじ部材3206が部品収容空間1202Aに位置し、モータ3204は第1鏡筒分割体1202の上面に位置する。
雄ねじ部材3206は雌ねじ部材36の雌ねじ3604に螺合され、したがってモータ3204の正逆転によりズーム用可動レンズ群18はメインガイド軸38およびサブガイド軸40に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、ズーム動作がなされる。
本実施の形態では、ズーム用可動レンズ群18とメインガイド軸38と雄ねじ部材3206とが第1鏡筒分割体1202の内部で第1鏡筒分割体1202の幅方向に並べられて配置され、サブガイド軸40はメインガイド軸38および雄ねじ部材3206とは反対側に位置するズーム用レンズ枠1806箇所に配置されることになる。
図10乃至図12に示すように、第3鏡筒分割体1206は、部品収容空間1202A内に臨む内部部分1206Aと、部品収容空間1202Aの外側に臨む外部部分1206Bとを有している。
図12に示すように、第2の固定レンズ群24は、その光軸をズーム用可動レンズ群18の光軸と一致させて内部部分1206Aに取着され、第2固定レンズ24の後面にアイリス(絞り)42が配置されている。
このアイリス42は、光学系104の光軸を前記幅方向で挟んで配置された2枚の絞り羽根4202と、各絞り羽根4202を前記幅方向に移動可能に案内する案内部材4204とを備えている。
アイリス42は、第3鏡筒分割体1206の外部部分1206Bに取着された駆動部44により2枚の絞り羽根4202が接離する方向に移動されることで、2枚の絞り羽根4202が開閉されこれにより前記光軸に沿って進行する光束の光量を調節するように構成されている。
図13に示すように、第2鏡筒分割体1204は、前壁1205A、後壁1205B、左壁1205C、右壁1205Dにより直方体状に形成され、第2鏡筒分割体1204の内部には、断面が矩形で上下に開放された部品収容空間1204Aが形成されている。
第2鏡筒分割体1204の下部に撮像素子取付板46が取着され、撮像素子取付板46が取着されることで部品収容空間1204Aの下端は閉塞されている。したがって、本実施の形態では、第2鏡筒分割体1204は撮像素子取付板46を含んで構成されている。
フォーカス用可動レンズ群20と第3の固定レンズ群26は、部品収容空間1204A内に配置されている。
図13に示すように、フォーカス用可動レンズ群20は、互いに貼り合わされた第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004で構成されている。
これら第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004は、フォーカス用レンズ枠2006により支持されている。
フォーカス用レンズ枠2006は、駆動手段34によりメインガイド軸50およびサブガイド軸52に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、フォーカス動作がなされる。
図14に示すように、フォーカス用レンズ枠2006は、第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の周囲に位置しこれら第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004を保持する保持部2010と、この保持部2010から部品収容空間1204A内の幅方向に延在する延在部2012とを有している。
延在部2012には、図13に示すように、鏡筒12の長手方向において互いに対向するフランジ2016、2016が設けられ、これらフランジ2016、2016には、同軸上にそれぞれ孔が設けられている。そして、それら孔に軸4802,4802が回転可能に挿入されることで、それらフランジ2016、2016の間に雌ねじ部材48が鏡筒12の長手方向に移動不能にかつ軸4802を支点に揺動可能に結合されている。この雌ねじ部材48はスプリング4801により互いに閉じる方向に付勢された一対のアームを有し、それらアームの向かい合う面にそれぞれ雌ねじ4804が設けられている。
また、図13に示すように、延在部2012には、ロッド挿通孔2014が設けられている。
図13、図14に示すように、ロッド挿通孔2014には、金属製のメインガイド軸50が滑動可能に挿通されている。このメインガイド軸50はその長さ方向の両端が第3鏡筒分割体1206の壁部と、第2鏡筒分割体1204の下部に設けられた壁部とで支持されている。メインガイド軸50は第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の光軸と平行して直線状に延在しており、本実施の形態では第2鏡筒分割体1204の長さ方向に延在している。したがって、メインガイド軸50はフォーカス用可動レンズ群20を該フォーカス用可動レンズ28の光軸方向に案内している。
また、図14に示すように、延在部2012とは反対側に位置する保持部2010に係合溝2018が形成されている。
係合溝2018には、サブガイド軸52(図13)が滑動可能に挿通されている。したがって、サブガイド軸52はフォーカス用レンズ20がメインガイド軸50の回りに回転することを阻止している。サブガイド軸52は第2鏡筒分割体1204と一体に形成されており、したがって、合成樹脂製である。サブガイド軸52は第1、第2のフォーカスレンズ2002、2004の光軸と平行に直線状に延在しており、本実施の形態では第2鏡筒分割体1204の長さ方向に延在している。
フォーカス用可動レンズ群20用の案内機構30は、これらメインガイド軸50とサブガイド軸40によって構成されている。
図13、図14に示すように、フォーカス用可動レンズ群20を移動させる駆動手段34は、鏡筒12の長さ方向に延在するホルダ3402と、ホルダ3402の下部に設けられたモータ3404と、ホルダ3402に沿って延在しモータ3404により回転駆動される雄ねじ部材3406とを有している。
ホルダ3402は第2鏡筒分割体1204の右側面の欠部に取着され、これにより雄ねじ部材3406が部品収容空間1204Aに位置し、モータ3404は第2鏡筒分割体1204の下部に位置する。
雄ねじ部材3406は雌ねじ部材48の雌ねじ4804に螺合され、したがってモータ3404の正逆転によりフォーカス用可動レンズ群20はメインガイド軸50およびサブガイド軸52に案内されつつそれらの光軸方向に沿って往復移動され、フォーカス動作がなされる。
したがって、本実施の形態では、フォーカス用可動レンズ群20とメインガイド軸50と雄ねじ部材3404とが第2鏡筒分割体1204の内部で第2鏡筒分割体1204の幅方向に並べられて配置され、サブガイド軸52はメインガイド軸50および雄ねじ部材306とは反対側に位置するフォーカス用レンズ枠2006箇所に配置されることになる。
図13に示すように、撮像素子取付板46は、部品収容空間1204Aの下端を閉塞するように第2鏡筒分割体1204の下部にねじ206、206によって取着されている。
撮像素子150は、撮像素子取付板46が部品収容空間1204Aに臨む内面に配置されている。
本実施の形態では撮像素子取付板46に矩形の窓4602が設けられ、この窓4602に撮像素子150が嵌め込まれて配置され、撮像素子取付板46の内面で撮像素子150の上面にシールガラス4604、シールゴム4606およびローパスフィルタ4608が配置され、押さえ板4610によって固定されている。
なお、図10に示すように、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の前面箇所および後面箇所で第2鏡筒分割体1204Aの上端と第3の固定レンズ群26との間の箇所には凹凸部1204Cが設けられている。
また、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の前面箇所および後面箇所で第3の固定レンズ群26と撮像素子150との間の箇所には凹凸部1204Dが設けられている。
これらの凹凸部1204C、1204Dは、対物レンズ14、反射部材16、第1の固定レンズ群22、ズーム用可動レンズ群18、第2固定レンズ24、フォーカス用可動レンズ群20を介して進入してきた光のうち、部品収容空間1204Aに臨む第2鏡筒分割体1204の前面箇所および後面箇所に到達した光が該後面箇所で反射されることで、いわゆるフレアあるいはゴーストと呼ばれる反射光が発生し、この反射光が撮像素子150の受光面に到達して撮像素子150の撮像信号に対して悪影響を及ぼすことを防止するために設けられている。
なお、撮像素子150から遠い箇所に設けられた凹凸部1204Cの凹凸の間隔に対して撮像素子150から近い箇所に設けられた凹凸部1204Dの凹凸の間隔が大きく形成されている。これは、凹凸部1204Cに当たる前記光の角度に対して凹凸部1204Dに当たる前記光の角度がより小さいためであり、このように凹凸部1204C、1204Dの凹凸の間隔を変えることで、第2鏡筒分割体1204の成形時に金型からの取り外し性が向上される利点がある。
図10に示すように、第3の固定レンズ群26は、撮像素子150の上方でフォーカス用可動レンズ群20の下方の部品収容空間1204A箇所に配置されている。
なお、図13に示すように、第1鏡筒分割体1202と第2鏡筒分割体1204と第3鏡筒分割体1206とは、前記駆動部44近傍の箇所でねじ202により互いに取着され、かつ、前記駆動部34近傍の箇所でねじ204により互いに取着されている。
次に、ズーム用可動レンズ群18の光軸を、反射部材16の反射面から撮像素子150に至る第2の光路部分の光軸O2に合致させる調整機構について説明する。
図15は軸受け部材の分解斜視図、図16は軸受け部材が鏡筒12に組み込まれた斜視図、図17は図16のA矢視図である。
図18、図19はメインガイド軸38の傾きの調整操作の説明図である。
上述のように、ズーム用可動レンズ群18はズーム用レンズ枠1806で保持され、ズーム用レンズ枠1806はメインガイド軸38に沿って直線移動可能に案内され、また、ズーム用レンズ枠1806はサブガイド軸40によってメインガイド軸38回りの回転が阻止されている。
また、図11に示すように、メインガイド軸38はその長さ方向の両端が第1鏡筒分割体1202の上面を構成する壁部と、第3鏡筒分割体1206の壁部とで支持されている。
一方、ズーム用レンズ枠1806には許容範囲内での加工誤差があり、ズーム用レンズ枠1806とズーム用可動レンズ群18との組み立てにも許容範囲内での組み立て誤差がある。
そのため、図10に示すように、ズーム用可動レンズ群18の光軸が第2の光路部分の光軸O2に対して許容値を越えて傾斜してしまう場合がある。
また、第1鏡筒分割体1202や第3鏡筒分割体1206にも許容範囲内での加工誤差があり、また、レンズ鏡筒10には許容範囲内での組み立て誤差がある。
そのため、メインガイド軸38が第2の光路部分の光軸O2に対して傾斜し、これによりズーム用可動レンズ群18の光軸が第2の光路部分の光軸O2に対して許容値を越えて傾斜してしまう場合もある。
このようにズーム用可動レンズ群18の光軸が第2の光路部分の光軸O2に対して許容値を越えて傾斜すると、撮像素子150の撮像面に結像される被写体像において部分的に生じる焦点ぼけ、いわゆる片ボケの原因となる。
したがって、ズーム用可動レンズ群18の光軸を第2の光路部分の光軸O2に合致させる調整作業が必要となる。
本実施の形態では、メインガイド軸38の長さ方向の一方の端部(上端)において上述のメインガイド軸38の傾きを調整することで、ズーム用可動レンズ群18の光軸を第2の光路部分の光軸O2に合致させるようにしている。
すなわち、図11に示すように、メインガイド軸38の上端は、第1鏡筒分割体1202の壁部に取着された軸受け部材54により支持されている。
また、メインガイド軸38の下端は、従来公知の構造により例えば第3鏡筒分割体1204の壁部の孔1290(図11、図18)に挿入されることで取着されている。
第1鏡筒分割体1202の壁部に、レンズの光軸と平行する方向に延在して第1孔部60と、第1孔部60よりも内径が大きな大径孔部61とが同軸上に設けられている。
軸受け部材54は、図15に示すように、第1鏡筒分割体1202の外側から第1孔部60および大径孔部61に装脱可能に装着されるものである。
軸受け部材54は、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58とを含んで構成されている。
本実施の形態では、第1孔部60と軸受け部材54により特許請求の範囲の支持手段が構成されている。
図15、図16に示すように、第1軸受け部材56は鏡筒12の外部から第1孔部60および大径孔部61に装脱可能かつ第1孔部60の中心軸線の回りに回転可能に装着されるものである。
図11、図15に示すように、第1軸受け部材56は、第1軸部5602と、第2孔部5604と、第1フランジ部5606と、第1係合部5608とを含んで構成されている。
第1軸部5602は、第1鏡筒分割体1202の外側から第1孔部60に装脱可能に装着される円筒状の断面を有している。
第2孔部5604は、その中心軸線が第1軸部5602の中心軸線に対して偏心した箇所で第1軸部5602の中心軸に平行に形成されている。
第1フランジ部5606は、大径孔部61に挿入され、大径孔部61と第1孔部60との境である環状の端面63に当接され、これにより第1軸受け部材56の第1孔部60の中心軸線の延在方向における位置が決定される。
第1係合部5608は、第1フランジ部5606の上部に外周に沿って周方向に間隔をおいて設けられた複数の溝部で構成されている。
なお、図17に示すように、複数の溝部のうちの少なくとも1つには、溝部の底面に切り欠き5610が設けられ、光軸調整する際の指標となるように図られている。
第2軸受け部材58は鏡筒12の外部から第2孔部5604に装脱可能かつ第1孔部60の中心軸線の回りに回転可能に装着されるものである。
第2軸受け部材58は、第2軸部5802と、軸受け孔5804と、第2フランジ部5806と、第2係合部5808とを含んで構成されている。
第2軸部5802は、第1鏡筒分割体1202の外側から第2孔部5604に装脱可能に装着される円筒状の断面を有している。
軸受け孔5804は、その中心軸線が第2軸部5802の中心軸線に対して偏心した箇所で第2軸部5802の中心軸に平行に形成されている。
第2フランジ部5806は、第2孔部5604の断面よりも大きな輪郭を有し溝部の内周側に位置する第1フランジ部5606の部分に当接され、これにより第2軸受け部材58の第2孔部5604の中心軸線の延在方向における位置が決定される。
第2係合部5808は、第2フランジ部5806の外周に沿って周方向に間隔をおいて設けられた複数の溝部で構成されている。
なお、図17に示すように、複数の溝部のうちの少なくとも1つには、溝部の底面に切り欠き5810が設けられ、光軸調整する際の指標となるように図られている。
なお、図15、図17に示すように、大径孔部62の周囲の第1鏡筒分割体1202箇所には、第1孔部60に接続され第1鏡筒分割体1202の外部に開放状の接着剤充填用凹部1258が周方向に間隔をおいて複数個形成されている。第1フランジ部5606および第2フランジ部5806は接着剤充填用凹部1258に位置し、後述するように接着剤充填用凹部1258内に充填された接着剤により固定される。
次に、軸受け部材54によるメインガイド軸38の傾きを調整する原理について説明する。
図20乃至図24は第1軸受け部材54と第2軸受け部材56との相対的な角度を段階的に変化させた際における軸受け部材54による偏心量と偏心方向を示す模式図である。
以下では、軸受け部材54が第1孔部60に装着された状態で、固定された第1軸受け部材54に対して第2軸受け部材56を回転させ、第1軸受け部材54に対する第2軸受け部材56の相対的な角度φを0度、45度、90度、135度、180度の5段階に変化させた場合について、第1孔部60の中心軸線に対して軸受け孔5804の中心軸線の偏心方向および偏心量を説明する。
なお、説明の便宜上、偏心量を任意単位とし最小の偏心量を0とし、最大の偏心量を0.4として説明する。
図20は、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58との相対的な角度φ=0度の場合を示す。第1孔部60の中心軸線に対して軸受け孔5804の中心軸線が合致しており、したがって偏心量は最小の0である。
図21は、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58との相対的な角度φ=45度の場合を示す。第1孔部60の中心軸線に対して軸受け孔5804の中心軸線の偏心方向は45度であり、偏心量は0.14である。
図22は、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58との相対的な角度φ=90度の場合を示す。第1孔部60の中心軸線に対して軸受け孔5804の中心軸線の偏心方向は90度であり、偏心量は0.28である。
図23は、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58との相対的な角度φ=135度の場合を示す。第1孔部60の中心軸線に対して軸受け孔5804の中心軸線の偏心方向は135度であり、偏心量は0.33である。
図24は、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58との相対的な角度φ=180度の場合を示す。第1孔部60の中心軸線に対して軸受け孔5804の中心軸線の偏心方向は180度であり、偏心量は最大の0.4である。
したがって、第1軸受け部材56に対して第2軸受け部材58を回転させることにより、言い換えると、第1軸受け部材56に対する第2軸受け部材58の回転位置を調整することにより、第1孔部60の中心軸線に対する軸受け孔5804の中心軸線の偏心量を任意に調整することができる。
また、第1軸受け部材56を第2軸受け部58と一体的に第1孔部60に対して回転させることにより、言い換えると、第1軸受け部材56および第2軸受け部58の回転位置を調整することにより、第1孔部60の中心軸線に対する軸受け孔5804の中心軸線の偏心方向を調整することができる。
すなわち、図18、図19に示すように、軸受け部材54によりメインガイド軸38の上端を支持した状態で、第1軸受け部56および第2軸受け部58の回転位置を調整することにより、メインガイド軸38の傾き量と傾き方向をそれぞれ独立して調整し、これにより、ズーム用可動レンズ群18の光軸を第2の光路部分の光軸O2に合致させることができる。
次に、ズーム用可動レンズ群18の光軸調整作業について説明する。
なお、光軸調整に際しては、第1の軸受け部材56と第2の軸受け部材58とを独立して回転させる治具を用意する。
このような治具としては、例えば、第1軸受け部材56の第1係合部5608を構成する各溝部のそれぞれに係合する複数の凸部が周方向に並べられた第1部材と、前記第1部材の内周に配置され第2軸受け部材58の第2係合部5808を構成する各溝部のそれぞれに係合する複数の凸部が周方向に並べられた第2部材との2つの部材を有し、それら第1部材および第2部材が独立して回転するものを用いればよい。
まず、軸受け部材54を第1鏡筒分割体1202に組み付ける。
具体的には、第1軸受け部材56を第1孔部60および大径孔部61に装着すると共に、第2軸受け部材58を第2孔部5604に装着する。
この際、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58との相対的な角度φを0度とすることで第1孔部60の中心軸線に対する軸受け孔5804の中心軸線を合致させ偏心量を最小の0としておく。
なお、第1軸受け部材56および第2軸受け部材58の指標として形成された切り欠き5610、5810の回転位置を所定の回転位置(例えば0度、あるいは、180度)としたときに、第1軸受け部材56と第2軸受け部材58との相対的な角度φが0度となるように第1軸受け部材56および第2軸受け部材58を形成すれば、軸受け部材54の偏心量を0にする調整操作の簡素化を図る上で有利となる。
軸受け部材54の偏心量を0とした状態で、光学系104のうち、ズーム用可動レンズ群18を除く残りの対物レンズ14、フォーカス用可動レンズ群20、第1の固定レンズ群22、第2の固定レンズ群24、第3の固定レンズ群26について光軸調整が行われる。
そして、対物レンズ14の前方に従来公知の調整用のチャートを配置してこのチャートの画像を光学系14によって撮像素子150の撮像面上に結像させ、撮像素子150から出力される撮像信号に基づいて前記チャートの画像を解析し、撮像素子150に結像されたチャートの画像の片ボケを測定する。このような片ボケを測定する評価値としては、MTFデフォーカスカーブを用いる他、従来公知のさまざまな評価値を採用することができる。
このような評価値に基づいて、第2の光路部分の光軸O2に対するズーム可動レンズ群18の傾斜角度eを算出する。
第2の光路部分の光軸O2とズーム可動レンズ群18の光軸とを合致させるためには、傾斜角度と反対の向きに同じ角度だけメインガイド軸38を傾斜させればよいことになる。
したがって、傾斜角度eを打ち消すために必要な軸受け部材54の偏心量が傾斜角度eに対応して決定され、傾斜角度eを打ち消すために必要な軸受け部材54による偏心方向がメインガイド軸38の傾斜方向に対応して決定される。
このようにして軸受け部材54の偏心量および偏心方向が決定されたならば、治具を用いて第1、第2軸受け部材56、58の回転位置を調整する。
すなわち、第1軸受け部材56に対する第2軸受け部材58の相対的な回転位置を調整することで軸受け部材54の偏心量を前記決定された偏心量に合わせこみ、また、第1軸受け部材56および第2軸受け部材58の第1孔部60に対する回転位置を調整することで軸受け部材54の偏心方向を前記決定された偏心方向に合わせこむ。
これにより、第2の光路部分の光軸O2とズーム可動レンズ群18とが合致され、したがって、前述した評価値によって示される片ボケが解消される。
なお、本実施の形態のように、光学系104がズーム可動レンズ群18を光軸方向に移動させることでズーム動作を行うものでは、ズーム可動レンズ群18がテレ端(望遠端)に位置した状態では、第2の光路部分の光軸O2に対するズーム可動レンズ群18の傾きが片ボケに与える影響が極めて大きい反面、ズーム可動レンズ群18がワイド端(広角端)に位置した状態では、第2の光路部分の光軸O2に対するズーム可動レンズ群18の傾きが片ボケに与える影響はほとんど無視できることになる。
したがって、本実施の形態では、この光学特性を利用して、ズーム可動レンズ群18がテレ端(望遠端)に位置した状態での光学性能を基準にして上述した調整作業を行う。
したがって、上述した調整作業は、ズーム可動レンズ群18がテレ端(望遠端)に位置した状態で行う。
また、軸受け部材54によってメインガイド軸38の傾斜を調整することによって、テレ端において第2の光路部分の光軸O2とズーム可動レンズ群18とを一致させることができるが、ワイド端においては第2の光路部分の光軸O2に対してズーム可動レンズ群18の光軸がずれてしまう場合もある。しかしながら、ズーム可動レンズ群18がワイド端に位置した状態では、このような第2の光路部分の光軸O2に対するズーム可動レンズ群18の光軸のずれが片ボケに与える影響はほとんど無視できる。
なお、第2の光路部分の光軸O2に対するズーム可動レンズ群18の傾斜角度eが許容値以下の場合には、上述した軸受け部材54の回転調整を行うことなく次述するように軸受け部材54が紫外線硬化型接着剤により第1鏡筒分割体1202に接着される。
上述のように調整作業が終了したならば、第1フランジ部5606、第2フランジ部5806の外側で接着剤充填用凹部1258の内側に紫外線硬化型接着剤を充填し、紫外線を照射して硬化させ、これにより組み立てが完了する。
この場合、第1軸受け部56は複数の溝部で形成された第1係合部5608を有し、第2軸受け部58は複数の溝部で形成された第2係合部5808を有しているので、第1、第2係合部5608、5808が紫外線硬化型接着剤中に埋設されることで、軸受け部材54の第1孔部60の中心軸回りの回転が効果的に阻止される。
本実施の形態によれば、メインガイド軸38の上端を支持する軸受け部材54を第1軸受け部材56と第2軸受け部材58とで構成し、第1軸受け部材56および第2軸受け部材58の回転位置を調整することでメインガイド軸38の偏心量および偏心方向を独立して調整できるようにした。
したがって、複雑な機構を省略でき、大きなスペースを要せずにレンズの光軸調整を行うことができるため、レンズ鏡筒の部品点数の削減、コストダウン、小型化を図る上で有利となることは無論のこと、軸受け孔の中心軸線と軸部の中心軸線との偏心量が異なる複数種類の軸受け部材を用意する必要が無いため、コストの低減を図りつつレンズの光軸の調整作業の簡素化を図る上で有利となる。
次に本発明と比較例とを対比して説明する。
図25、図26は比較例におけるメインガイド軸38の傾きの調整操作の説明図である。
図27(A)〜(D)は比較例における軸受け部材70の説明図で、上側の図が断面図を示し、下側の図が底面図である。なお、以下の比較例では第1の実施の形態と同一または同様の部分、部材には同一の符号を付して簡単に説明する。
図25に示すように、メインガイド軸38はその長さ方向の両端が第1鏡筒分割体1202の上面を構成する壁部と、第3鏡筒分割体1206の壁部とで支持されている。
メインガイド軸38の上端は、第1鏡筒分割体1202の壁部に取着された単一の軸受け部材70により支持されている。
軸受け部材70は、第1鏡筒分割体1202の外側から第1鏡筒分割体1202の壁部の孔部1250に装脱可能に装着される軸部7002と、軸部7002に設けられメインガイド軸38の上端が挿入される軸受け孔7004と、孔部1250の断面よりも大きな輪郭を有し第1鏡筒分割体1202の壁部の外面に当接されるつば部7006とを有している。
軸受け孔7004は軸部7002の中心軸に平行に形成されており、軸受け孔7004の中心軸線が軸部7002の中心軸線に対して偏心するように設けられている。
比較例では、ズーム用可動レンズ群18の光軸調整は、次のように行われる。
まず、図27(A)に示すように、軸受け部材70として、軸受け孔7004の中心軸線が軸部7002の中心軸線と合致した基準の軸受け部材70と、図27(B)乃至(D)に示すように、軸受け孔7004の中心軸線が軸部7002の中心軸線に対して偏心している軸受け部材70を用意する。この場合、軸受け孔7004の中心軸線と軸部7002の中心軸線との偏心量Eが互いに異なる複数種類の軸受け部材70を用意する。
次に、図25、図27(A)に示すように、基準の軸受け部材70を用いてレンズ鏡筒10を組み立てる。
この際、光学系104のうち、ズーム用可動レンズ群18を除く残りの対物レンズ14、フォーカス用可動レンズ群20、第1の固定レンズ群22、第2の固定レンズ群24、第3の固定レンズ群26については光軸調整が行われる。
そして、対物レンズ14の前方に従来公知の調整用のチャートを配置してこのチャートの画像を光学系14によって撮像素子150の撮像面上に結像させ、撮像素子150から出力される撮像信号に基づいて前記チャートの画像を解析し、撮像素子150に結像されたチャートの画像の片ボケを測定する。このような片ボケを測定する評価値としては、MTFデフォーカスカーブを用いる他、従来公知のさまざまな評価値を採用することができる。
このような評価値に基づいて、第2の光路部分の光軸O2に対するズーム可動レンズ群18の傾斜角度eを算出する。
第2の光路部分の光軸O2とズーム可動レンズ群18の光軸とを合致させるためには、傾斜角度eと反対の向きに同じ角度だけメインガイド軸38を傾斜させればよいことになる。
したがって、傾斜角度eを打ち消すために必要な軸受け部材70の偏心量も傾斜角度eに対応して決定される。
次に、上記の偏心量に対応した偏心量Eを有する軸受け部材70を選択する。
そして、メインガイド軸30の上端を基準の軸受け部材70の軸受け孔7004から外しつつ基準の軸受け部材70の軸部7002を第1鏡筒分割体1202の壁部の孔部1250から取り外し、図26に示すように、偏心量Eを有する軸受け部材70の軸部7002を孔部1250に挿入する。
続いて、軸受け部材70の溝7012にマイナスドライバーなどの工具を挿入して軸受け部材70を回転させ、前述した評価値によって示される片ボケが解消されるようにメインガイド軸30の傾斜を調整する。これにより、第2の光路部分の光軸O2とズーム可動レンズ群18とが合致される。
上述のように調整作業が終了したならば、軸受け部材70と第1鏡筒分割体1202の壁部との間に紫外線硬化型接着剤を充填し、紫外線を照射して硬化させ、これにより組み立てが完了する。
このような比較例においては、予め、軸受け孔7004の中心軸線と軸部7002の中心軸線との偏心量が異なる複数種類の軸受け部材70を用意しておかなくてはならないことから、軸受け部材70に要するコストがかかる不利がある。
また、調整作業の際に、複数種類の軸受け部材70を孔部1250に対して装脱しなくてならないため、調整作業の簡素化を図る上で限界があった。
これに対して本実施の形態によれば、軸受け部材54は単一の第1軸受け部材56と単一の第2軸受け部材58とで済むため、比較例のように複数種類の軸受け部材54を用意する必要が無いため、軸受け部材に要するコストの低減を図れるためより有利であり、また、調整作業は第1、第2軸受け部材56、58を回転するだけで済むため、比較例のように複数種類の軸受け部材70を孔部1250に対して装脱する必要が無く、調整作業の簡素化を図る上でより有利となる。
なお、本実施の形態においては、撮像装置としてデジタルスチルカメラを例示したが、本発明はビデオカメラやテレビカメラなど撮像装置に無論適用可能である。
撮像装置を前方から見た斜視図である。 撮像装置の正面図である。 撮像装置の背面図である。 撮像装置の平面図である。 撮像装置の制御系を示すブロック図である。 レンズ鏡筒10を前方から見た斜視図である。 レンズ鏡筒10を後方から見た斜視図である。 レンズ鏡筒10の正面図である。 図6のA矢視図である。 図9のBB線断面図である。 図9のCC線断面図である。 レンズ鏡筒10の一部の構成を示す分解斜視図である。 レンズ鏡筒10の残りの構成を示す分解斜視図である。 ズーム用可動レンズ群18、フォーカス用可動レンズ群20の斜視図である。 軸受け部材の分解斜視図である。 軸受け部材が鏡筒12に組み込まれた斜視図である。 図16のA矢視図である。 メインガイド軸38の傾きの調整操作の説明図である。 メインガイド軸38の傾きの調整操作の説明図である。 第1軸受け部材70と第2軸受け部材56との相対的な角度を段階的に変化させた際における軸受け部材70による偏心量と偏心方向を示す模式図である。 軸受け部材の偏心量と偏心方向を段階的に示す説明図である。 軸受け部材の偏心量と偏心方向を段階的に示す説明図である。 軸受け部材の偏心量と偏心方向を段階的に示す説明図である。 軸受け部材の偏心量と偏心方向を段階的に示す説明図である。 比較例におけるメインガイド軸38の傾きの調整操作の説明図である。 比較例におけるメインガイド軸38の傾きの調整操作の説明図である。 (A)〜(D)は比較例における軸受け部材70の説明図である。
符号の説明
100……撮像装置、104……光学系、10……レンズ鏡筒、12……鏡筒、18……ズーム用可動レンズ群、1806……ズーム用レンズ枠、38……メインガイド軸、54……軸受け部材、56……第1軸受け部材、5602……第1軸部、5604……第2孔部、58……第2軸受け部材、5802……第2軸部、5804……軸受け孔、60……第1孔部。

Claims (6)

  1. 鏡筒内でレンズを保持するレンズ枠と、
    前記鏡筒内で前記レンズの光軸に平行して直線状に延在し前記レンズ枠に連結されて前記レンズ枠を前記光軸に沿って案内するガイド軸と、
    前記鏡筒内で前記ガイド軸の延在方向の両端を支持する支持手段とを備えるレンズ鏡筒であって、
    前記ガイド軸の両端のうちの少なくとも一端を支持する支持手段は、
    前記鏡筒に設けられ前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第1孔部と、
    前記鏡筒の外部から前記第1孔部に装脱可能かつ前記第1孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される第1軸部と、前記第1軸部に設けられ前記第1軸部が前記第1孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第2孔部とを有する第1軸受け部材と、
    前記鏡筒の外部から前記第2孔部に装脱可能かつ前記第2孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される前記第2軸部と、前記第2軸部に設けられ前記第2軸部が前記第2孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在し前記ガイド軸の一端が挿入される軸受け孔とを有する第2軸受け部材とを備え、
    前記第1軸部の中心軸線に対して前記第2孔部の中心軸線が偏心しており、かつ、前記第2軸部の中心軸線に対して前記軸受け孔の中心軸線が偏心している、
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1軸受け部材が前記第1孔部に装着されると共に前記第2軸受け部材が前記第2孔部に装着された状態で、前記第1軸受け部材が前記鏡筒の外部に臨む箇所に回転操作用の第1係合部が形成され、前記第2軸受け部材が前記鏡筒の外部に臨む箇所に回転操作用の第2係合部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1軸受け部材が前記第1孔部に装着された状態で、前記第1軸受け部材が前記鏡筒の外部に臨む箇所に前記第1軸部よりも大径の第1フランジ部が形成され、
    前記第1係合部は、前記第1フランジ部の端面の外周部に設けられ、
    前記第1軸受け部材が前記第1孔部に装着されると共に前記第2軸受け部材が前記第2孔部に装着された状態で、前記第2軸受け部材が前記鏡筒の外部に臨む箇所に第2軸部よりも大径で前記第1係合部の内側に位置する直径の第2フランジ部が形成され、
    前記第2係合部は、前記第2フランジ部の端面の外周部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第1フランジ部に、前記第1軸受け部材の回転角度を視認するための目印となる指標部が形成され、
    前記第2フランジ部に、前記第2軸受け部材の回転角度を視認するための目印となる指標部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記鏡筒に、前記第1孔部に接続され前記鏡筒の外部に開放状の凹部が設けられ、前記第1フランジ部および前記第2フランジ部は前記凹部内に位置し凹部内に充填された接着剤により固定される、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒。
  6. 鏡筒に設けられた撮像素子と、前記鏡筒の内部で被写体像を前記撮像素子に導く光学系とを有するレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒は、
    前記鏡筒内でレンズを保持するレンズ枠と、
    前記鏡筒内で前記レンズの光軸に平行して直線状に延在し前記レンズ枠に連結されて前記レンズ枠を前記光軸に沿って案内するガイド軸と、
    前記鏡筒内で前記ガイド軸の延在方向の両端を支持する支持手段とを備え、
    前記ガイド軸の両端のうちの少なくとも一端を支持する支持手段は、
    前記鏡筒に設けられ前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第1孔部と、
    前記鏡筒の外部から前記第1孔部に装脱可能かつ前記第1孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される第1軸部と、前記第1軸部に設けられ前記第1軸部が前記第1孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在する第2孔部とを有する第1軸受け部材と、
    前記鏡筒の外部から前記第2孔部に装脱可能かつ前記第2孔部の中心軸線の回りに回転可能に装着される前記第2軸部と、前記第2軸部に設けられ前記第2軸部が前記第2孔部に装着された状態で前記レンズの光軸と平行する方向に延在し前記ガイド軸の一端が挿入される軸受け孔とを有する第2軸受け部材とを備え、
    前記第1軸部の中心軸線に対して前記第2孔部の中心軸線が偏心しており、かつ、前記第2軸部の中心軸線に対して前記軸受け孔の中心軸線が偏心している、
    ことを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011027761A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 三洋電機株式会社 レンズ駆動装置およびレンズ駆動装置を搭載したカメラモジュール、携帯電話
JP2013186299A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Nikon Corp レンズ鏡筒及び撮像装置

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