JP2009150639A - 給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る給湯装置1は、主に、使用熱量データ記憶手段62と、熱量算出手段61と、追加沸き上げ運転制御手段63bとを備える。使用熱量データ記憶手段は、使用熱量データを時間帯別に時間帯別使用熱量データとして記憶する。熱量算出手段は、過去の時間帯別使用熱量データに基づいて、当日の時間帯別の使用熱量の予測値を時間帯別予測使用熱量として算出する。沸き上げ運転制御手段は、当日における使用熱量と時間帯別予測使用熱量から決められる所定値との比較に関する条件である所定条件変化時に、所定条件変化時以降の時間帯別予測使用熱量と貯湯タンクに残っている残湯熱量とを比較する第1比較に基づいて、沸き上げ運転を行わせる。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る給湯装置1の概略構成図である。給湯装置1は、CO2冷媒を用いて蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって、水道水を加熱し家庭の浴槽5などに温湯を供給する装置である。給湯装置1は、主として、温湯を貯める貯湯タンク31を有する貯湯ユニット3と、冷媒回路20を有するヒートポンプユニット2とを備えている。
図2は貯湯ユニット3の概略図である。貯湯ユニット3は、主に、貯湯タンク31と、加熱循環路39と、給湯出湯口33から給湯接続口41または風呂循環往口43までの給湯配管51と、追い焚き循環路47とで構成されている。
貯湯タンク31は、底壁に給水口32が設けられ、上壁に給湯出湯口33と追い焚き出湯口34とが設けられる。貯湯タンク31は、給水口32からに水道水が供給され、給湯出湯口33から貯湯タンク31に貯まった高温の温湯を出湯し、浴槽5などに供給可能である。給水口32には、水道水を供給する給水用流路38が接続される。また、貯湯タンク31の底壁には、取水口35が開設され、側壁(周壁)の上部に給湯口36が開設されている。取水口35と給湯口36とは、加熱循環路39に接続されており、加熱循環路39には、循環ポンプP1と、後述するヒートポンプユニット2の水熱交換器22とが接続されている。
給湯配管51は、貯湯タンク31の給湯出湯口33に接続されており、浴槽5に温湯を供給する浴槽湯はり系統51aとそれ以外に温湯を供給する給湯系統51bとの2系統に分岐されている。
追い焚き循環路47には、熱交循環ポンプP3と追い焚き熱交換器46とが接続されている。追い焚き循環路47は、貯湯タンク31の上部に開設されている追い焚き出湯口34と貯湯タンク31の下部に開設されている追い焚き返湯口48とに接続されている。また、浴槽5に接続される浴槽循環路43が設けられており、浴槽循環路43には風呂循環ポンプP2と追い焚き熱交換器46とが接続されている。また、貯湯ユニット3には、浴槽循環路43の端部(浴槽5側)に風呂循環往口44と風呂循環戻口45とが設けられており、風呂循環往口44と風呂循環戻口45とを浴槽5と接続して、浴槽循環路43を形成している。これにより、利用者は、浴槽5内の温湯を追い焚きしたいときに追い焚き循環路47と浴槽循環路43との温湯を循環させ、貯湯タンク31内の温湯と浴槽5内の温湯とを熱交換させることにより、浴槽5内の温湯を温めることができる。
ヒートポンプユニット2は、屋外に設置されており、冷媒回路20を有している。この冷媒回路20は、圧縮機21と、熱交換路49を構成する水熱交換器22と、電動膨張弁V1と、蒸発器23とを順に接続して構成される。すなわち、圧縮機21と水熱交換器22とを接続し、水熱交換器22と電動膨張弁V1とを接続し、電動膨張弁V1と蒸発器23とを接続し、蒸発器23と圧縮機21とをアキュムレータ25を介して接続している。これにより、圧縮機21が駆動すると、水熱交換器22において熱交換路49を流れる水が加熱されることになる。また、この冷媒回路20は、水熱交換器22と電動膨張弁V1との間の冷媒管と、蒸発器23とアキュムレータ25との間の冷媒管とを熱交換させる液ガス熱交換器24を備えている。また、蒸発器23にはこの蒸発器23の能力を調整するファン26が付設されている。
本実施形態の給湯装置1は、リモコン7を備えている。リモコン7は、具体的には、キッチンに配置されるキッチンリモコン、浴室に配置される浴室リモコンなどがある。リモコン7は、表示部71と入力部72とを有している(図3参照)。利用者は、このリモコン7の入力部72により、「お湯張り運転」、「追い焚き運転」などを給湯装置1に行わせることができる。また、お湯張り運転時の温湯の温度、お湯張り運転時の浴槽の水位などの設定などを行うことができる。
本実施形態の給湯装置1は制御部6を備えている。制御部6は、図3に示すように、データ算出部61と、熱量データ記憶部62と、沸き上げ制御部63と、所定条件判定部64とを有している。データ算出部61は、予測使用湯熱量(後述参照)を算出する予測熱量算出部61aと、昼間沸き増し許可熱量(後述参照)を算出する不足熱量算出部61bとを有している。熱量データ記憶手段62は、各種センサからの生データ、後述するデータ算出手段61が算出した算出データなどを記憶している。沸き上げ制御部63は、沸き上げ運転の制御を行っており、通常沸き上げ運転(後述参照)を制御する通常沸き上げ運転制御部63aと、追加沸き上げ運転(後述参照)を制御する追加沸き上げ制御部63bとを有する。所定条件判定部64は、所定条件(後述参照)が成立したか否か、または不成立になったか否かを判定する。制御部6は、例えば、CPU、メモリ、入出力インターフェースなどを有するマイクロコンピュータを用いて構成される。また、制御部6は、図3に示されるように、リモコン7の制御信号および各種センサT1〜T13,40,42の検出信号を受けることができるように接続されるとともに、これらの制御信号および検出信号に基づいて各種機器および弁21,26,64,65,V1〜V5を制御することができるようにされている。
(1)ヒートポンプユニットの動作
まず、圧縮機21を駆動するとともに、循環ポンプP1を駆動する。
(沸き上げ運転)
貯湯タンク31および加熱循環路39側では、貯湯タンク31の底部に設けた取水口35から貯留水が流出し、これが加熱循環路39の熱交換路49を流通する。このように、加熱循環路39の熱交換路49を流通する未加熱水が、凝縮器として機能している水熱交換器22によって加熱され、(沸き上げられ)、三方弁V2を介して給湯口36から貯湯タンク31の上部に返流される。そしてこのような動作を継続して行うことによって、貯湯タンク31に高温の温湯を供給している。また、三方弁V2では、沸き上げ温度が所定温度以下である場合に、バイパス運転を行い、所定温度以下の低温の温湯を給湯口36から貯湯タンク31に返流させずに返水口37から貯湯タンク31に返流させるように切換を行っている。沸き上げ運転には、夜間時間帯である23時から翌日の7時までに沸き上げを行う通常沸き上げ運転と、昼間時間帯である7時から23時までに沸き上げを行う追加沸き上げ運転とがある。なお、本実施形態では夜間時間帯として23時から翌日の7時までと定義しており、昼間時間帯として7時から23時までと定義しているが、この時間に限るものではない。具体的には、夜間時間帯は、給湯装置1が設置される地域の電力会社の夜間電力料金(深夜電力料金とも言う)が適用される時間帯のことであり、昼間時間帯は夜間時間帯以外の時間帯である。したがって、電力会社の料金設定の時間帯によりここで定義される時間帯は異なる。
給湯系統51bでは、利用者が設定した温度になるように給湯混合弁V3において水道水と貯湯タンク31内の温湯とが混合されて給湯接続口41から温湯を供給している。なお、給湯系統51b内の給湯温度センサT12と給湯流量センサ40とにより計測されている給湯温度と給湯流量とは制御部6の熱量データ記憶手段62に送られて記憶されている。
利用者がリモコン7の入力部72を操作するにより「追い焚き指令」を出すと、熱交循環ポンプP3が駆動して追い焚き循環路47内に貯湯タンク31内の温湯が循環する。また、同時に、風呂循環ポンプP2が駆動して浴槽循環路43内に浴槽5内の温湯が循環する。そして、追い焚き熱交換器46により、貯湯タンク31内の温湯と浴槽5内の温湯とを熱交換させて、浴槽5内の温湯を加熱している。なお、熱交循環ポンプP3の駆動時間は、制御部6の熱量データ記憶手段62に送られて記憶されている。また、缶体上温度センサT6により計測されている缶体上部の温湯温度も熱量データ記憶手段62に送られて記憶されている。
(予測使用湯熱量の算出)
熱量データ記憶手段62は、缶体上温度センサT6、給湯温度センサT12、湯はり温度センサT13、および給水温度センサが取得する温度データと、給湯流量センサ40および湯はり流量センサ42が取得する流量データと、熱交循環ポンプP3の運転時間データとを1時間おきに記憶している。データ算出手段61は、温度データ、流量データ、および運転時間データに基づいて、1時間単位に利用者が使用した使用湯熱量と、利用者がその時点でどのくらいのペースで湯熱量を使用したかを表す使用ペースとを算出している。算出された使用湯熱量および使用ペースは、図4に示されるように熱量データ記憶手段62により7日間記憶される。すなわち、熱量データ記憶手段62には、1時間間隔の時間帯別に過去7日間分の使用湯熱量が蓄積されている。そして、データ算出手段61は、この7日間分の使用湯熱量を基にして本日の予測使用湯熱量を各時間帯別に算出している(図4参照)。ここで算出された、予測使用湯熱量は、熱量データ記憶手段62に記憶される。
本実施形態に係る給湯装置1では、上述したように本日の予測使用湯熱量を導出し、これに基づいて昼間沸き上げ許可熱量の算出を行っている。しかしながら、利用者が予測使用湯熱量よりも使用湯量を多く消費した場合に、単に温湯の利用が前倒ししただけであるのか、1日の使用湯量が多くなっているのかの判断ができない。このため、予測使用湯熱量よりも使用湯量を多く消費している場合に、単純に昼間沸き上げ許可熱量を多くするだけでは、無駄に沸き上げ運転を行ってしまう恐れがある。これを防ぐために本実施形態に係る給湯装置1では、所定条件(後述参照)の成立と不成立とをトリガーとして昼間沸き上げ許可熱量の補正を行っている。なお、この昼間沸き上げ許可熱量の補正は昼間時間帯に行われる。以下、図5のフローチャートに基づいて、昼間沸き上げ許可熱量の補正制御について説明する。
上述したように、追加沸き上げ運転は、昼間沸き上げ許可熱量に基づいて行われる。ここでは、追加沸き上げ運転を行う際の制御(どのタイミングで追加沸き上げ運転が行われるか)について図6のフローチャートに基づいて説明する。
(1)
本実施形態の給湯装置1では、1時間間隔の時間帯ごとの利用者が使用した使用熱量を記憶しておくことにより、記憶された時間帯別使用熱量(すなわち、過去の使用熱量)に基づいて、当日における時間帯別予測使用熱量と本日の予測使用熱量とを予測している。そして、全貯湯熱量よりも本日の予測使用熱量が大きい場合に、7時から23時までに昼間沸き増し許可熱量を追加する追加沸き上げ運転を行う。すなわち、夜間時間帯に貯湯した温水の熱量が不足する場合に、不足する熱量を昼間沸き増し許可熱量として算出し、昼間時間帯にその昼間沸き増し許可熱量の分だけ追加沸き上げ運転を行う。さらに、本発明では、所定条件成立時または所定条件不成立時(上述参照)に、その時から23時までの時間帯別予測使用熱量の総和からその時貯湯タンクに残っている残湯熱量を差し引くことで得られる熱量(補正した昼間沸き増し許可熱量)を算出し、その時から次の23時までは補正した昼間沸き増し許可熱量に基づいて追加沸き上げ運転を行っている。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
上記実施の形態に係る給湯装置1では、追加沸き上げ運転制御として、一旦追加沸き上げ運転が始まると、昼間沸き増し許可熱量分だけ一気に沸き上げてしまう制御となっているが、これに限らない。以下に、変形例として追加沸き上げ運転が始まっても、条件によって追加沸き上げ運転を停止させる場合の追加沸き上げ運転制御について図7のフローチャートに基づいて説明する。
31 貯湯タンク
40 給湯流量センサ(使用熱量データ取得手段)
42 湯はり流量センサ(使用熱量データ取得手段)
61 データ算出部(熱量算出手段)
61a 予測熱量算出部(予測熱量算出手段)
61b 不足熱量算出部(不足熱量算出手段)
62 熱量データ記憶部(使用熱量データ記憶手段)
63a 通常沸き上げ制御部(通常沸き上げ運転制御手段)
63b 追加沸き上げ制御部(追加沸き上げ運転制御手段)
64 所定条件判定部(所定条件判定手段)
T6 缶体上温度センサ(使用熱量データ取得手段)
T7 残湯50リットル温度センサ(使用熱量データ取得手段)
T8 残湯100リットル温度センサ(使用熱量データ取得手段)
T9 残湯190リットル温度センサ(使用熱量データ取得手段)
T10 残湯240リットル温度センサ(使用熱量データ取得手段)
T11 残湯310リットル温度センサ(使用熱量データ取得手段)
T12 給湯温度センサ(使用熱量データ取得手段)
T13 湯はり温度センサ(使用熱量データ取得手段)
P3 熱交循環ポンプ(使用熱量データ取得手段)
Claims (15)
- 水を加熱して温水を沸き上げる沸き上げ運転を行う沸き上げ運転手段(22)と、
前記温水を貯湯する貯湯タンク(31)と、
利用者が使用した前記温水の使用熱量データを取得する使用熱量データ取得手段(T6〜T13,40,42,P3)と、
前記使用熱量データを時間帯別に時間帯別使用熱量データとして記憶する使用熱量データ記憶手段(62)と、
過去の前記時間帯別使用熱量データに基づいて、当日の前記時間帯別の使用熱量の予測値を時間帯別予測使用熱量として算出する熱量算出手段(61)と、
当日における使用熱量と前記時間帯別予測使用熱量から決められる所定値との比較に関する条件である所定条件が、成立したこと、および、前記所定条件が成立から不成立になったことを判定する所定条件判定手段(64)と、
所定の熱量を沸き上げる沸き上げ運転を前記沸き上げ運転手段(22)に行わせる沸き上げ運転制御手段(63b)と、
を備え、
前記熱量算出手段(61)は、前記沸き上げ運転が行われている間に、前記所定条件が不成立から成立になった時、または、前記所定条件が成立から不成立になった時である所定条件変化時に、前記所定条件変化時以降の前記時間帯別予測使用熱量と前記貯湯タンクに残っている残湯熱量とを比較する第1比較を行い、
前記沸き上げ運転制御手段は、前記所定条件変化時移行から前記第1比較に基づいて、前記沸き上げ運転を行わせる、
給湯装置(1)。 - 前記所定条件が不成立から成立になった時とは、前記残湯熱量が前記使用熱量に対して不足である場合であり、
前記所定条件が成立から不成立になった時とは、前記残湯熱量が前記使用熱量に対して過多である場合である、
請求項1に記載の給湯装置(1)。 - 前記沸き上げ運転制御手段は、前記所定条件が成立から不成立になった時に、前記沸き上げ運転により沸き上げられる総熱量を開始時の予定よりも減少させるように制御する、
請求項2に記載の給湯装置(1)。 - 前記沸き上げ運転制御手段は、前記所定条件が成立から不成立になった時に、前記沸き上げ運転を停止する、
請求項2に記載の給湯装置(1)。 - 前記沸き上げ運転制御手段は、前記第1比較としての、当日における現在時刻以降の前記時間帯別予測使用熱量の総和から前記現在時刻における前記残湯熱量を減算して求められる第1熱量に基づいて、前記沸き上げ運転を行わせる、
請求項1から4のいずれかに記載の給湯装置(1)。 - 前記所定条件は、所定の基準時刻から現在時刻までの前記使用熱量の総和が、前記基準時刻から前記現在時刻の所定時間後までの前記時間帯別予測使用湯熱量の総和以上となった場合である、
請求項1から5のいずれかに記載の給湯装置(1)。 - 水を加熱して温水を沸き上げる沸き上げ運転を行う沸き上げ運転手段(22)と、
前記温水を貯湯する貯湯タンク(31)と、
利用者が使用した前記温水の使用熱量データを取得する使用熱量データ取得手段(T6〜T13,40,42,P3)と、
前記使用熱量データを時間帯別に時間帯別使用熱量データとして記憶する使用熱量データ記憶手段(62)と、
過去の前記時間帯別使用熱量データに基づいて、当日の前記時間帯別の使用熱量の予測値を時間帯別予測使用熱量として算出し、当日1日分の使用熱量の予測値を全予測使用熱量として算出する予測熱量算出手段(61a)と、
第1時刻から第2時刻までの間に前記沸き上げ運転を通常沸き上げ運転として行わせる通常沸き上げ運転制御手段(63a)と、
当日における前記第2時刻から現在時刻までの使用熱量の総和と前記時間帯別予測使用熱量から決められる所定値との比較に関する条件である所定条件、が成立したこと、および、前記所定条件が成立から不成立になったことを判定する所定条件判定手段(64)と、
前記通常沸き上げ運転により沸き上げられる熱量である通常沸き上げ熱量よりも前記全予測使用熱量が大きい場合における、前記全予測使用熱量と前記通常沸き上げ熱量とを比較する第1比較を行う不足熱量算出手段(61b)と、
前記第2時刻から次の前記第1時刻までに沸き上げる追加沸き上げ運転を前記第1比較に基づいて行わせる追加沸き上げ運転制御手段(63b)と、
を備え、
前記不足熱量算出手段は、前記所定条件が不成立から成立になった時、または、前記所定条件が成立から不成立になった時である所定条件変化時に、前記所定条件変化時以降の前記時間帯別予測使用熱量と前記貯湯タンクに残っている残湯熱量とを比較する第2比較をさらに行い、
前記追加沸き上げ運転制御手段は、前記追加沸き上げ運転を前記所定条件変化時以降から前記第2比較に基づいて行わせる、
給湯装置(1)。 - 前記所定条件が不成立から成立になった時とは、前記残湯熱量が前記使用熱量に対して不足である場合であり、
前記所定条件が成立から不成立になった時とは、前記残湯熱量が前記使用熱量に対して過多である場合である、
請求項7に記載の給湯装置(1)。 - 前記追加沸き上げ運転制御手段は、前記所定条件が成立から不成立になった時に、前記追加沸き上げ運転により沸き上げられる総熱量を開始時の予定よりも減少させるように制御する、
請求項8に記載の給湯装置(1)。 - 前記追加沸き上げ運転制御手段は、前記所定条件が成立から不成立になった時に、前記追加沸き上げ運転を停止する、
請求項8に記載の給湯装置(1)。 - 前記追加沸き上げ運転制御手段は、
前記所定条件変化時以前に、前記全予測使用熱量から前記通常沸き上げ熱量を減算して求められる前記第1比較としての第1不足熱量に基づいて、前記追加沸き上げ運転を行わせ、
前記所定条件変化時以降に、当日における現在時刻以降の前記時間帯別予測使用熱量の総和から前記現在時刻における前記残湯熱量を減算して求められる前記第2比較としての第2不足熱量に基づいて、前記沸き上げ運転を行わせる、
請求項7から10のいずれかに記載の給湯装置(1)。 - 前記追加沸き上げ運転制御手段は、1日の前記追加沸き上げ運転による熱量の総和である追加沸き上げ運転熱量が、前記第1不足熱量未満にならないように前記第2不足熱量を算出する、
請求項11に記載の給湯装置(1)。 - 前記所定条件は、当日における前記第2時刻から現在時刻までの前記使用熱量の総和が、当日における前記第2時刻から前記現在時刻の所定時間後までの前記時間帯別予測使用湯熱量の総和以上となった場合である、
請求項7から12のいずれかに記載の給湯装置(1)。 - 前記所定条件判定手段は、前記所定条件が成立したこと、および、前記所定条件が成立から不成立になったことを前記第2時刻以降に判定する、
請求項7から13のいずれかに記載の給湯装置(1)。 - 前記第1時刻から前記第2時刻までの時間帯は、電気料金が他の時間帯よりも安価になる夜間時間帯である、
請求項7から14のいずれかに記載の給湯装置(1)。
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