JP2009150077A - 表示装置及び表示装置の設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性を向上させるとともに、貼り直しが容易であり、たとえ剥がれてしまった場合でも美観を損ねることのない表示装置と、その表示装置を設置する方法を提供する。
【解決手段】透明な樹脂層1の一方の面に、印刷情報2を昇華型の印刷方法によって印刷する。その後、樹脂層1の印刷面に金属層3を貼着して表示装置を製造する。一方、表示装置を設置する場所には、舗装面5に溶融式の塗料を用いて区画線塗料層4を形成する。この区画線塗料層4の表面に、表示装置における金属層3の樹脂層1との接着面とは反対側の面を接着する。印刷情報2は樹脂層を透過して視認されることになる。例えば駐車場の区画線に表示装置を貼着し、印刷情報2として広告を印刷すれば、駐車場の区画線を広告媒体として利用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、舗装面に設置される表示装置、及びその表示装置を舗装面に設置するための設置方法に関するものである。
近年、広告の掲出方法も多様化しており、例えば駅のコンコースの床面に広告を印刷したシートを貼着して掲出することが行われている。さらに、例えば特許文献1などには、舗装面に塗装される区画線の代わりに、広告などを印刷したテープを貼り付けることが考えられている。
図5は、従来の表示テープの一例の説明図である。図中、11はテープ本体、12は印刷情報、13は保護部材である。図5(A)に示した例は特許文献1に記載されているものであり、アクリルなどで構成されたテープ本体11の表面に、広告などの各種の印刷情報12を印刷したものである。このような構成の表示テープでは、人の歩行や車両の走行によって印刷面が摩耗し、印刷情報12が消えてしまう。
図5(B)に示した例では、図5(A)に示した構成の表面に、ビニルなどによる保護部材13を貼り付けたものである。この保護部材13によって、印刷情報12の摩滅を防止することができる。しかし、保護部材13は粘着材により貼着するのが一般的であり、貼り替えは容易であるものの、例えば車両の走行などのように大きな力がかかると剥がれやすいという欠点を有している。この保護部材13が剥がれると、印刷情報12が露出するだけでなく、印刷面が汚損されて美観を損ねるという問題もあった。
また、図5に示したいずれの表示テープも舗装面に接着剤などで直接貼り付けるものである。例えば舗装方法としてアスファルト舗装が一般的であるが、アスファルト舗装された表面は礫の隙間に凹部が多数生じており、表示テープを貼り付けるには強固な接着剤を用いざるを得ない。しかし、広告などの掲出では表示テープを交換することが考えられる。強固な接着剤で表示テープを貼り付けていると、表示テープを剥がす際に舗装面まで剥がれてしまい、舗装面が損傷するという問題があった。このように舗装面が損傷すると、再度、表示テープを貼り付ける際に十分な貼り付け強度が得られなくなる。そのため、舗装からやり直すなど、交換には多大な費用を必要としていた。
米国特許出願公開第2005/0031820号明細書
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、耐久性を向上させるとともに、貼り直しが容易であり、たとえ剥がれてしまった場合でも美観を損ねることのない表示装置と、その表示装置を設置する方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、一方の面に昇華型の印刷方法により表示内容の印刷を施した樹脂部材と、該樹脂部材の印刷面を接着面として貼着された金属部材により構成されたことを特徴とする表示装置である。さらに前記金属部材の前記樹脂部材との接着面と反対側の面を区画線標示用の溶融式塗料に接着してもよい。
また本発明は、一方の面に昇華型の印刷方法により表示内容の印刷を施した樹脂部材と、該樹脂部材の印刷面を接着面として貼着された金属部材により構成された表示装置を舗装面に施工する表示装置の設置方法であって、区画線標示用の溶融式塗料により舗装面に区画線を形成し、該区画線の上に前記表示装置を貼着することを特徴とする表示装置の設置方法である。
本発明によれば、樹脂部材の金属部材との接着面に昇華型の印刷方法で表示内容を印刷しているため、印刷面が表面に露出しないので耐摩耗性を確保することができる。それとともに、表面に保護シートなどを設ける必要がないため、安価に製造でき、また保護シートの耐久性に影響されることがない。また、昇華型の印刷方法は染料インクが樹脂部材に染着する方式であることから印刷した領域が異質にならず、樹脂部材と金属部材とを貼着する際にインクの影響を受けずに強固に両者を貼着することができる。さらに、金属部材によって表示装置自体の強度を確保することができる。
また本発明では、このような表示装置を、区画線標示用の溶融式塗料により舗装面に区画線を形成した上に貼着する。区画線標示用の溶融式塗料は舗装面の凹部にも入り込んで強固に舗装面に接着され、その表面は平坦になる。その平坦になった表面に表示装置を貼り付けることにより、より少ない接着力によって表示装置を舗装面に固定することができる。また、表示装置を剥がす際にも容易な程度に接着しておくことができる。さらに、金属部材が貼着されているので、剥がす際に破れにくく、きれいに剥がすことができる。表示装置を剥がし、あるいは仮に表示装置が剥がれてしまった場合でも、あとには区画線標示用の溶融式塗料が残るため、そのまま区画線として利用することができる。
図1は、本発明の実施の一形態を示す部分斜視図、図2は、同じく断面図である。図中、1は樹脂層、2は印刷情報、3は金属層、4は区画線塗料層、5は舗装面である。本発明の表示装置は、樹脂層1と金属層3とを貼着して構成されている。
樹脂層1は、例えば透明なPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂で構成されており、金属層3との貼着面に、表示内容となる印刷情報2が印刷されている。印刷情報2の印刷は昇華型の印刷方法を用いて行う。この昇華型の印刷方法では、昇華させた染料インクを染着させる方法である。そのため、樹脂層1に染料インクが染着し、その印刷面はほぼ均一な樹脂の面となっており、金属層3との接着を良好に行うことができる。
金属層3は、例えばアルミニウムや銅、ステンレスなどの可撓性を有する金属の板で構成される。この金属層3は樹脂層1と接着され、表示装置としての強度を向上させている。また、表示装置を剥がして除去する際に、樹脂層1だけであると途中で破れて容易に剥がすことができないが、この金属層3を接着しておくことによって、破れにくくなり容易に剥がすことができるようになる。
区画線塗料層4は、舗装面5に塗装されている。この区画線塗料層4は、一般に道路などに標示線あるいは区画線を塗布する際に用いられている溶融式の塗料であり、例えばJIS K 5665などに規定されているものを用いることができる。この区画線塗料層4を溶融式の塗料とすることによって、アスファルトなどの舗装面5に存在する凹部に塗料が入り込み、区画線塗料層4が強固に舗装面5に定着する。この区画線塗料層4に、樹脂層1と金属層3を貼り合わせた表示装置が接着されることになる。
図3は、本発明の実施の一形態における表示装置の製造方法および設置方法の一例の説明図である。まず、図3(A)において透明なPETなどの樹脂層1の一方の面に、印刷情報2を昇華型の印刷方法によって印刷する。なお、印刷情報2はフルカラーの印刷が可能である。その後、図3(B)において樹脂層1の印刷面に金属層3を貼着する。上述のように印刷情報2を昇華型の印刷方法によって印刷しているので、樹脂層1と金属層2との接着は良好に行うことができる。従来のように印刷面が露出していないため、保護シートなどを積層する必要がなく、安価に、しかも薄い保護シートの耐久性に影響されることがない。
一方、表示装置を設置する場所には、図3(C)に示すように舗装面5に区画線塗料層4を形成する。この区画線塗料層4は、一般に道路などに標示線や区画線を塗布する際に用いられている溶融式の塗料を用いて行う。溶融式のため、塗料は舗装面5の凹部にも入り込み、区画線塗料層4が強固に舗装面5に接着し、剥がれにくくなる。
一般に道路などに標示線や区画線を塗布する際には、自動車のライトによる反射効果を得るために、塗料を塗布した表面にガラスビーズを散布するが、本発明の場合にはガラスビーズの散布は行わない。これによって区画線塗料層4の表面は平坦のままになる。なお、一般の区画線などを塗布する塗料にもガラスビーズが含まれているが、このガラスビーズについても混入させていない塗料を用いてもよい。
また、区画線塗料層4は、1回の塗布に限らず、複数回の塗布を行えば表面をさらに平坦にすることができ、表示装置との接着性を向上させることができる。
この区画線塗料層4の表面に、樹脂層1と金属層3を貼り合わせた表示装置を接着する。接着は、金属層3の樹脂層1との接着面とは反対側の面で行う。これによって、図3(D)に示すように、舗装面5上に区画線塗料層4,金属層3,樹脂層1が積層された状態となる。この状態で樹脂層1の表面から観察すると、透明な樹脂層1を透過して、樹脂層1の金属層3との接着面に印刷された印刷情報2が表示されることになる。表示装置を接着するのは区画線塗料層4の表面であり、舗装面5よりも格段に平坦である。そのため、良好な接着性を有しており、表示装置との接着に適している。
このようにして設置された表示装置は、例えば車両が通過したり、歩行者が通行した場合であっても、印刷情報2がかすれることはない。また、金属層3と強固に接着しておけば樹脂層1が剥がれて汚損されることもない。たとえ剥がれたとしても、樹脂層1と金属層3とが一体的に剥がれれば、区画線塗料層4が残ることになる。残った区画線塗料層4は、通常の区画線として使用し続けることができるし、改めて表示装置を容易に貼り直すこともできる。
なお、表示情報2を変更する場合や表示情報2の表示が不要になった場合には表示装置を剥がせばよい。上述のように剥がした後は通常の区画線として使用し続けることができる。また剥がす際には、金属層3を設けているため、表示装置がちぎれてしまうなどの不具合も発生せず、きれいに剥がすことができる。
図4は、本発明の応用例の説明図である。本発明は、例えば駐車場などにおいて車両を駐車する区画を示すための区画線に応用することができる。一般的な駐車場では、アスファルトなどによって舗装した面に、路面標示用の溶融式の塗料を用いて区画線を塗布している。本発明では、上述のように区画線を塗布した上に、テープ状の表示装置を接着することによって、駐車場の利用者に対して様々な表示情報2を提供することができる。図4では「歳末大売り出し中」、「エコバッグでお買い物」などの表示情報2を表示し、利用者に提供している。近年は様々なものが広告媒体となっているが、この表示情報2として広告を印刷しておけば、駐車場の区画線を広告媒体として活用することができる。本発明の表示装置は貼り直しも容易であることから、所定期間ごとに表示情報2を変更してゆくことも可能である。
本発明の表示装置では印刷面が樹脂層1の金属層3と貼り合わせた面であるため、従来用いていた保護シートは不要であり、表示装置を安価に製造することができる。また、図4に示すように駐車場などで車両が上を走行する場合でも、薄い保護シートが剥がれたり破れたりといった従来の不具合は解消され、高い耐久性を示している。
また、表示情報2の表示が不要となった場合には表示装置を剥がしてしまえば、通常の区画線として利用することができる。万が一、表示装置が何らかの原因で剥がれてしまった場合についても同様である。
もちろん、駐車場の区画線に限らず、本発明の表示装置は従来より路面標示用の塗料により塗布を行っているあらゆる用途について適用可能であるし、表示情報2も広告に限られるものではない。例えば右左折の標示とともに行き先を表示するなどといった様々な案内情報の表示を行ったり、停止線に「止まれ」、「危険」などといった規制情報を舗装面に表示するなど、様々な標示に対して様々な情報を表示することができる。
本発明の実施の一形態を示す部分斜視図である。 本発明の実施の一形態を示す断面図である。 本発明の実施の一形態における表示装置の製造方法および設置方法の一例の説明図である。 本発明の応用例の説明図である。 従来の表示テープの一例の説明図である。
符号の説明
1…樹脂層、2…印刷情報、3…金属層、4…区画線塗料層、5…舗装面、11…テープ本体、12…印刷情報、13…保護部材。

Claims (3)

  1. 一方の面に昇華型の印刷方法により表示内容の印刷を施した樹脂部材と、該樹脂部材の印刷面を接着面として貼着された金属部材により構成されたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記金属部材の前記樹脂部材との接着面と反対側の面が区画線標示用の溶融式塗料に接着されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 一方の面に昇華型の印刷方法により表示内容の印刷を施した樹脂部材と、該樹脂部材の印刷面を接着面として貼着された金属部材により構成された表示装置を舗装面に施工する表示装置の設置方法であって、区画線標示用の溶融式塗料により舗装面に区画線を形成し、該区画線の上に前記表示装置を貼着することを特徴とする表示装置の設置方法。
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