JP2009148089A - 車両用発電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で安価な構成により、エネルギ蓄積用のキャパシタを備えてオルタネータの発電出力を極力有効に利用し、燃費改善効果を高める。
【解決手段】キャパシタ11Bを、負荷給電の主幹の給電線2よりオルタネータ1側でオルタネータ1に並列に接続し、減速時等のオルタネータ1の余剰の発電出力を給電線2のインピーダンスロスの影響なくキャパシタ11Bに蓄積して給電線2負荷7に供給する。また、オルタネータ1とバッテリ8との間に介在する限流用の抵抗13により、オルタネータ1の発電出力のバッテリ側への無駄な給電を防止して前記余剰の発電出力を一層無駄なくキャパシタ11Bに蓄積する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オルタネータ、スタータ、バッテリを組み合わせて構成される車両用発電制御装置に関し、詳しくは、エネルギ蓄積用のキャパシタを付加してオルタネータのエネルギを有効利用し、燃費を改善する構成に関する。
一般に、車両(自動車)に搭載される車両用発電制御装置は、オルタネータ、スタータ(セルモータ)、バッテリ(主に鉛蓄電池)を組み合わせて構成される。
そして、バッテリのエネルギは主にスタータによるエンジンの始動に使用され、エンジンの始動後、オルタネータの整流された発電出力は、主にバッテリの充電及び車内の負荷(一般負荷)の駆動に用いられる。なお、オルタネータは、バッテリの電圧監視に基づく自動調整によって出力電圧が高、低に切り替えられ、例えば定格12Vのバッテリを搭載する車両のオルタネータの場合、バッテリの充電時は14.5Vの高電圧になり、充電後、バッテリを浮動充電によって満充電状態に維持する間は、原則的に12.8Vの低電圧(開放電圧)になる。
ところで、近年はこの車両用発電制御装置に大容量のキャパシタをさらに備えて燃費を改善することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この場合、オルタネータの前記高電圧の発電出力によりバッテリを充電した後、オルタネータの前記低電圧の発電出力によりバッテリを満充電状態に維持しつつ負荷を給電駆動する間に、車両の減速が発生すると、減速中のエンジン出力を有効利用するため、オルタネータの出力電圧を前記高電圧に切り替えて、オルタネータの余剰の発電出力で前記キャパシタを充電し、減速が終了すると、オルタネータの出力電圧を前記低電圧に戻し、キャパシタの蓄積エネルギを一般負荷に優先的に給電し燃費改善が図られる。
特開2006−87163号公報(要約書、段落[0015]、[0028]−[0031]、[0055]−[0063]、[0066]−[0067]、図1、図6等)
前記特許文献1に記載の構成の場合、バッテリ及びキャパシタは、車両の負荷に給電するため、それぞれ逆流防止用のダイオード(又はFET)を介して負荷への給電線に接続される。この場合、ダイオード(又はFET)の順方向の電圧降下に伴うエネルギロスが生じ、燃費の改善効果がその分減少する。また、ダイオードやFETを設けるスペースが必要になり大型化すると共に高価になる。
そこで、前記キャパシタを備えた車両用発電制御装置は、図4に示すように構成することが考えられる。
図4において、1は周知のオルタネータであり、その出力端子1pは負荷給電の主幹の給電線2に接続され、その接地端子1nはエンジンブロックを介して車体フレームにアースされ、エンジンの回転にしたがって発生した交流を整流して発電出力を形成する。
給電線2にはリレーボックス3の各負荷線4が分枝状に接続される。各負荷線4には、リレーボックス3内のヒューズ5、リレースイッチ6等を介して車内のランプやエアコン等の一般負荷7等が接続される。なお、リレーボックス3内のリレーコイル等は図示を省略している。
また、給電線2には車両に搭載されている定格12Vのバッテリ8の正極の端子8pがヒューズ9を介して接続される。バッテリ8の負極の端子8nは車体フレームにアースされる。
バッテリ8の端子8p、8n間にスタータスイッチ10aを介してスタータ10が設けられ、バッテリ8にスタータスイッチ10aを介してスタータ10が並列に接続される。
さらに、バッテリ8の端子8pに大容量のエネルギ蓄積用のキャパシタ11Aの一端が接続され、キャパシタ11Aの他端は車体フレームにアースされ、キャパシタ11Aがバッテリ8に並列に接続される。
そして、イグニッションキーを回してエンジンスタートすると、スタータスイッチ10aが閉じ、バッテリ8のエネルギでスタータ10が駆動される。
スタータ10によってエンジンがかかると、オルタネータ1が発電する。このとき、スタータスイッチ10aが開き、スタータ10は給電線2やバッテリ8から切り離される。
エンジンスタートの放電によってバッテリ8の充電状態が略100%の満充電状態から低下すると、オルタネータ1の発電出力が前記高電圧になり、この高電圧の発電出力によってバッテリ8が充電(定電圧充電)される。なお、バッテリ8は、充電されるにしたがって内部インピーダンスが高くなって充電電流は流れにくくなる。
バッテリ8が満充電状態に充電されると、以降は、バッテリ8を満充電状態に維持すればよいため、バッテリ8の状態監視(電流、電圧の監視)に基づいてオルタネータ1の発電出力は前記低電圧に切り替わる。また、オルタネータ1の発電出力により各負荷7が給電駆動される。このとき、バッテリ8は略充電も放電もされない状態であり、オルタネータ1の発電出力の変動がバッテリ8で吸収される。
つぎに、バッテリ8が満充電状態に維持された状態で減速が発生すると、減速中のエンジン出力を有効利用する等のため、オルタネータ1の発電出力が前記高電圧に切り替わり、この高電圧の余剰の発電出力によってキャパシタ11Aが充電される。
減速が終了すると、オルタネータ1の発電出力は前記低電圧に戻る。このとき、キャパシタ11Aの充電電圧が高くなっているので、キャパシタ11Aに蓄積されたエネルギが各負荷7に優先的に給電され、その分、オルタネータ1の発電負担が軽減される。
図4の構成の場合、前記逆流防止用のダイオード(又はFET)は設けられないので、それらの順方向の電圧降下に伴うエネルギロスはなく、また、小型化及びコストダウンを図ることが可能である。
しかしながら、キャパシタ11Aは、給電線2よりバッテリ8側に設けられてバッテリ8に並列に接続される。そのため、給電線2を介したオルタネータ1の発電出力で充電されるキャパシタ11Aは、給電線2のインピーダンスロスの分、蓄積エネルギが減少する。また、オルタネータ1の発電出力が給電線2を介して満充電状態のバッテリ8にも並列に給電され、それによってもキャパシタ11Aの蓄積エネルギが減少する。したがって、オルタネータ1の発電出力が十分には有効利用されず、燃費改善効果の向上が図られない。
そして、車両の分野において、燃費改善効果を向上して資源の有効利用等を図ることは、経済性及び、資源、環境保護等の面から、極めて重要であり、望まれている。
本発明は、小型で安価な構成により、エネルギ蓄積用のキャパシタを備えてオルタネータの発電出力を極力有効に利用し、燃費改善効果を高めることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両用発電制御装置は、オルタネータと、バッテリと、スタータと、エネルギ蓄積用のキャパシタとを備え、前記オルタネータは、負荷給電の主幹の給電線に接続され、前記バッテリは、前記給電線を通って前記オルタネータに接続され、前記スタータは、前記バッテリに並列に接続され、前記キャパシタは、前記給電線より前記オルタネータ側で前記オルタネータに並列に接続され、かつ、前記オルタネータと前記バッテリとの間に限流用の抵抗が介在することを特徴としている(請求項1)。
そして、前記限流用の抵抗は、前記給電線と前記バッテリとの間に設けられていることが好ましい(請求項2)。
また、オルタネータの発電出力のエネルギを更に一層有効に利用するため、前記限流用の抵抗に並列に、前記バッテリから前記給電線側に給電する状態時に閉成されて前記抵抗のバイパス路を形成する開閉手段が設けられていることが望ましい(請求項3)。
請求項1の本発明の車両用発電制御装置の場合、エネルギ蓄積用のキャパシタが、負荷給電の主幹の給電線よりオルタネータ側でオルタネータに並列に接続されるため、減速時等のオルタネータの余剰の発電出力は、前記給電線のインピーダンスロスの影響なく前記キャパシタに蓄積された後、給電線に接続された負荷に供給される。しかも、オルタネータとバッテリとの間に限流用の抵抗が介在するため、バッテリが満充電状態に維持される減速時等において、オルタネータの発電出力が高電圧に切り替わっても、バッテリ側への無駄な給電が防止されて前記余剰の発電出力を一層無駄なくキャパシタに蓄積することができる。
そして、上述した特許文献1記載の逆流防止用のダイオード(又はFET)は設けられないので、ダイオード(又はFET)の順方向の電圧降下に伴うエネルギロスはなく、また、小型化及びコストダウンを図ることが可能である。
したがって、小型で安価な構成により、オルタネータの発電出力を極力有効に利用することができ、燃費改善を図ることができる。
請求項2の本発明の車両用発電制御装置の場合、限流用の抵抗を前記給電線とバッテリとの間に設ける具体的で実用的な構成により請求項1の発明と同様の効果を奏することができる。
請求項3の本発明の車両用発電制御装置の場合、負荷の急増時等によりオルタネータの発電出力だけでは賄えなくなり、バッテリからも給電線側に給電する必要が生じたときに、バッテリの蓄積エネルギが、前記限流用の抵抗を通らず、開閉手段のパイパス路を介して各負荷に給電される。そのため、バッテリの蓄積エネルギを、前記限流用の抵抗でのロスなくバッテリから前記給電線側の各負荷に給電することができる。そして、オルタネータの発電出力によってバッテリが充電されるため、オルタネータの発電出力を一層有効に利用して燃費改善の効果を一層向上することができる。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、その実施形態について、図1〜図3にしたがって詳述する。
(一実施形態)
請求項1、2の発明に対応する一実施形態について、図1、図2を参照して説明する。
図1は本実施形態の結線図、図2は図1の構成の基礎となる装置構成の結線図であり、それらの図面において、図4と同一の符号は同一又は相当するものを示す。
本実施形態の車両用発電制御装置は、第一に、図2に示すように、図4のバッテリ8に並列なキャパシタ11Aに代えて、給電線2よりオルタネータ1側でオルタネータ1に並列に接続された大容量のエネルギ蓄積用のキャパシタ11Bを備える。そのため、例えば減速時に前記高電圧に切り替わったオルタネータ1の余剰の発電出力は、給電線2のインピーダンスロスの影響なくキャパシタ11Bに蓄積される。なお、安全性等を考慮して、オルタネータ1の出力端子1pとキャパシタ11Bの一端との間にはヒューズ12が設けられているが、場合によっては、このヒューズ12は省いてもよい。また、キャパシタ11Bの他端は車体フレームにアースされている。
そして、図2のように構成してキャパシタ11Bのエネルギ蓄積(充電)が給電線2のインピーダンスロスの影響を受けないようにするだけでも、オルタネータ1の発電出力をキャパシタ11Bに効率よく蓄積することができるが、本実施形態の車両用発電制御装置は、第二に、オルタネータ1とバッテリ8との間に限流用の抵抗13を介在させてオルタネータ1の余剰の発電出力を漏れなくキャパシタ11Bに蓄積し、オルタネータ1の発電出力を更に一層有効に利用する。
具体的には、図1に示すように、給電線2とバッテリ8の正極の端子8aとの間である、給電線2とヒューズ9との間に限流用の抵抗13を介在させる。
このように構成すると、バッテリ8の充電後、オルタネータ1の発電出力が前記低電圧に戻り、バッテリ8がほとんど充電も放電もされないで満充電状態に維持される間に、減速が発生し、オルタネータ1の発電出力が前記低電圧から前記高電圧に切り替わっても、抵抗13によりバッテリ8側への電流が制限されて無用の給電が防止される。そのため、前記減速により前記高電圧に切り替わったオルタネータ1の余剰の発電出力は、漏れなくキャパシタ11Bに蓄積される。
なお、抵抗13は低抵抗値であるが、その抵抗値等は、実験等に基づき、キャパシタ11Bの充電時のインピーダンスロスやバッテリ8のショート電流でのヒューズ溶断性(ヒューズの許容電流)等も考慮して設定される。
そして、減速が終了してオルタネータ1の発電出力が前記低電圧に戻ると、キャパシタ11Bの前記高電圧の蓄積エネルギが優先的に各負荷7に給電され、その分オルタネータ1の発電負担が軽減される。そのため、オルタネータ1をエンジンから切り離していわゆる「オルタカット」に制御する機会が増え、燃費が向上して改善する。
本実施形態の車両用発電制御装置は、第三に、キャパシタ11Bを切り離すスイッチ14を設け、エンジンスタート時等の大電流によるヒューズ12の溶断や抵抗13の焼損を確実に防止し、また、製造時や保守管理時の安全性を確保する。なお、スイッチ14は、具体的には、オルタネータ1とキャパシタ11Bとの間、更に具体的には、オルタネータ1の出力端子1pとヒューズ12との間に設けられる。
そして、エンジンスタート時の大電流(スタータ電流)によるヒューズ12の溶断や抵抗13の焼損を防止する場合、スイッチ14は、例えばイグニッションキーの切り替えに連動して開(オフ)、閉(オン)する。すなわち、スイッチ14は、イグニッションオン(エンジン始動)によって閉じ、イグニッションオフ又はエンジン停止によって開く。
そのため、キャパシタ11Bは、エンジンスタート後からエンジン停止までの間だけヒューズ12を介して給電線2に接続され、エンジンスタート時には給電線2から切り離される。したがって、エンジンスタート時に、キャパシタ11Bの蓄積エネルギの大電流がヒューズ12、抵抗13を通ってスタータ10に流れることがない。
また、製造時や保守点検時において、キャパシタ11Bを取り付けたり、点検や交換等をする際、放電状態のキャパシタ11Bを給電線2に不用意に接続すると、バッテリ8から抵抗14、ヒューズ12を通ってキャパシタ11Bに瞬時ではあるが大電流(充電電流)が流れ、キャパシタ11Bの容量によっては火花が発生したりするおそれがある。
このような事態を回避する構成の場合は、スイッチ14が手動操作でも開閉可能なスイッチにより形成される。
そして、キャパシタ11Bを取り付けたり、点検や交換等をする際は、作業開始前にスイッチ14を開き、作業終了後にスイッチ14を閉じることにより、スイッチ14を閉じるまでキャパシタ11Bが充電されず、製造時や保守管理時の安全性を確保できる。
したがって、本実施形態の場合、小型で安価な構成により、バッテリ8が略満充電状態に維持される間のオルタネータ1の余剰の発電出力をキャパシタ11Bに漏れなく蓄積して極力有効に利用することができ、燃費改善効果が向上する。
また、スイッチ14を設けることにより、エンジンスタート時のヒューズ12の溶断や抵抗13の焼損を防止して信頼性を向上し、製造時や保守管理時の安全性を向上することができる。
なお、キャパシタ11Bの容量等によっては、エンジンスタート時、キャパシタ11Bが給電線2に接続されていても、ヒューズ12の溶断や抵抗13の焼損は生じない。この場合は、スイッチ14を手動操作によってのみ開閉する常閉のスイッチとし、エンジンスタート時にはスイッチ14を閉状態に保持し、製造時や保守管理時にのみのスイッチ14を閉いて安全性を向上するようにしてもよい。また、構成の簡素化等を図る場合は、スイッチ14を省いてもよい。
(他の実施形態)
請求項3の発明に対応する他の実施形態について、図3を参照して説明する。
図3は本実施形態の結線図であり、同図において、図1、図2と同一の符号は同一又は相当するものを示す。
本実施形態の図3の車両用発電制御装置が図1の車両用発電制御装置と異なる点は、抵抗13に並列に本発明の開閉手段を形成するバイパス路用の常開のスイッチ15を設け、バッテリ8の充放電電流を検出する電流センサ16の検出結果に基づき、マイクロコンピュータ構成の電子制御燃料噴射の制御用のECU17によってスイッチ15を開閉制御するようにした点である。
電流センサ16はバッテリ8の時々刻々の電流の向き(充電/放電)及び電流量を検出する。
そして、車両走行中等に給電線2の負荷の急増等の何らかの原因で、オルタネータ1の発電出力では負荷給電を賄えなくなり、負荷給電の電圧が低下してバッテリ8から給電線2側に電流が流れ始めると、電流センサ16の検出結果の変化に基づき、ECU17は、バッテリ8から給電線2側に給電する状態を認識し、スイッチ15を閉じて抵抗13のパイパス路を形成する。
そのため、バッテリ8の蓄積エネルギの電流は、スイッチ15のパイパス路を通り、抵抗13でのロス(電圧低下)なく給電線2側に給電される。
なお、オルタネータ1の発電出力で負荷給電を賄えるようになると、ECU17は、電流センサ16の検出結果の変化からその状態を認識し、キャパシタ11Bの充電後、スイッチ15を開く。
したがって、本実施形態の場合は、バッテリの蓄積エネルギを、抵抗13でのロスなくバッテリ8から給電線2側の各負荷7に給電することができる利点も生じる。
そして、バッテリ8はオルタネータ1の発電出力によって充電されるため、バッテリ8の蓄積エネルギを、抵抗13でのロスなくバッテリ8から給電線2側の各負荷7に給電することにより、オルタネータ1の発電出力を一層有効に利用して燃費改善の効果一層向上することができる。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
例えば、オルタネータ1の前記高電圧、前記低電圧は、バッテリ8の定格電圧に応じて設定され、実施形態の大きさに限られるものではない。
また、キャパシタ11Bの容量等は負荷量の設計条件等に基づいて設定すればよく、スイッチ14は例えばキャパシタ11Bとヒューズ12との間に設けてもよい。
さらに、給電線2から分枝する各負荷線4等の構成はどのようであってもよい。
そして、本発明は、種々の車両に搭載される車両用発電制御装置に適用することができる。
本発明の一実施形態の結線図である。 図1の基礎となった構成の結線図である。 本発明の他の実施形態の結線図である。 キャパシタを備えた装置例の結線図である。
符号の説明
1 オルタネータ
2 給電線
7 負荷
8 バッテリ
10 スタータ
11B エネルギ蓄積用のキャパシタ
13 限流用の抵抗
15 バイパス路用のスイッチ

Claims (3)

  1. オルタネータと、バッテリと、スタータと、エネルギ蓄積用のキャパシタとを備え、
    前記オルタネータは、負荷給電の主幹の給電線に接続され、
    前記バッテリは、前記給電線を通って前記オルタネータに接続され、
    前記スタータは、前記バッテリに並列に接続され、
    前記キャパシタは、前記給電線より前記オルタネータ側で前記オルタネータに並列に接続され、
    かつ、前記オルタネータと前記バッテリとの間に限流用の抵抗が介在することを特徴とする車両用発電制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用発電制御装置において、
    前記限流用の抵抗は、前記給電線と前記バッテリとの間に設けられていることを特徴とする車両用発電制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用発電制御装置において、
    前記限流用の抵抗に並列に、前記バッテリから前記給電線側に給電する状態時に閉成されて前記抵抗のバイパス路を形成する開閉手段が設けられていることを特徴とする車両用発電制御装置。
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