JP2009147966A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. 再構成された画像内の、隣接する２つのブロック間の境界を選択的にフィルタリングする画像復号方法であって、
   前記再構成された画像を用い、復号対象ブロック毎に動き補償予測を行なう動き補償予測ステップと、
   前記復号対象ブロックのデータを逆直交変換する逆変換ステップと、
   前記フィルタリングの強度およびフィルタリングを行なうか否かを前記境界毎に判定する判定ステップと備え、
   前記判定ステップは、
   （１）前記隣接する２つのブロックの少なくとも一方がイントラ符号化されている場合に、第１の強度でフィルタリングを行い、
   （２）前記隣接する２つのブロックの双方がイントラ符号化されておらず、かつ、前記隣接する２つのブロックの少なくとも一方で零でない変換係数が符号化されている場合に、前記第１の強度より弱い第２の強度でフィルタリングを行い、
   （３）前記隣接する２つのブロックの双方がイントラ符号化されておらず、前記隣接する２つのブロックの双方で零でない変換係数が符号化されておらず、前記隣接する２つのブロックが同一の参照フレームより予測されており、かつ、前記隣接する２つのブロックの動きベクトルの差の絶対値が所定の閾値より小さい場合に、フィルタリングを行わないと判定することを特徴とする画像復号方法。
2. 再構成された画像内の、隣接する２つのブロック間の境界を選択的にフィルタリングする画像復号装置であって、
   前記再構成された画像を用い、復号対象ブロック毎に動き補償予測を行なう動き補償予測手段と、
   前記復号対象ブロックのデータを逆直交変換する逆変換手段と、
   前記フィルタリングの強度およびフィルタリングを行なうか否かを前記境界毎に判定する判定手段と備え、
   前記判定手段は、
   （１）前記隣接する２つのブロックの少なくとも一方がイントラ符号化されている場合に、第１の強度でフィルタリングを行い、
   （２）前記隣接する２つのブロックの双方がイントラ符号化されておらず、かつ、前記隣接する２つのブロックの少なくとも一方で零でない変換係数が符号化されている場合に、前記第１の強度より弱い第２の強度でフィルタリングを行い、
   （３）前記隣接する２つのブロックの双方がイントラ符号化されておらず、前記隣接する２つのブロックの双方で零でない変換係数が符号化されておらず、前記隣接する２つのブロックが同一の参照フレームより予測されており、かつ、前記隣接する２つのブロックの動きベクトルの差の絶対値が所定の閾値より小さい場合に、フィルタリングを行わないと判定することを特徴とする画像復号装置。