JP2009146608A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾用照明や電源を別途必要とせず、省スペース化を実現しつつ、商品陳列効果、商品演出性の向上が可能な陳列棚に最適な照明装置を得る。
【解決手段】棚板11の下面に取り付けられる照明装置100と、棚板11の前端部に取り付けられる透光装飾部材43とを備え、照明装置100は、上部水平板と下部水平板とを垂直板で連結した略Z字断面形状のレール部材55と、上部水平板の下面に固定され下段の棚板を照明する照明用発光素子と、下部水平板の上面に固定され上方へ光を出射する装飾用発光素子59と、レール部材55の長手方向両端から導出され相互に結合可能となるとともに照明用発光素子及び装飾用発光素子59へ給電可能な入力用連結コネクタ61及び出力用連結コネクタ63とを具備し、透光装飾部材43は、背面から入射させた装飾用発光素子59からの光を出射させる装飾光出射領域を少なくとも一部分に有する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、商品陳列棚等に用いられる照明装置に関し、特に、装飾用照明などを別途必要とせずに、省スペース化を実現しつつ、商品陳列効果、商品演出性を向上させることの可能な照明装置に関する。
什器などに付設される照明装置は種々あるが、例えば商品陳列棚では、棚板を多段状に取り付けて構成され、下段棚板上の陳列商品を照明して商品陳列効果を高めるための照明装置が、棚板の下面前部に取り付けられる。従来よりこの照明装置の光源には蛍光灯が一般的に使用されていた。蛍光灯を用いた棚板用の照明装置では、棚板の下面前部に前面幅方向に沿って蛍光灯が取り付けられ、両端に取り付けられたソケットを介し給電され、下段棚板上の陳列商品を照明した。
ところが、上記した蛍光灯や、その他の照明装置である白熱電球、スポットライト等の照明光源は、照明光の中に被照射物の劣化を誘発する紫外線成分を含み、また、光源の発熱量が大きい。このような事情から、近年、発熱や消費電力の少ない発光素子(LED)が注目され、また、高輝度な白色LEDの提供されることも相俟って、照明装置をLEDで構成するものが増えつつある。この種の照明装置の一例が例えば特許文献1,2に開示されている。
一方、商品陳列棚には、商品とは別に、販売促進用のディスプレイやサンプル(試供品)などが展示されることがある。販売促進用ディスプレイが照明装置を使用する場合には、上記した商品の照明装置とは別途に、装飾用の蛍光灯や白熱電球、スポットライト等の光源が必要となり、給電も別途に行われていた。
特開2005−32649号公報 特開2006−236796号公報
しかしながら、例えば季節ごとに変わる商品の入れ換え等のために、陳列棚の迅速な組立や、容易なディスプレイ変更の要請がある中、装飾用の照明装置を、商品用の照明装置と別途に取り付けたり、装飾用の給電回路を別途に配線施工したりすることは上記要請に反することとなった。そして、別体の装飾用照明装置を設ければ、装置が大型化し、見栄えが低下して、商品陳列効果、商品演出性を低下させた。また、LED光源の長所である低発熱性、省電力性、安全性、長寿命化や、商品を劣化させる紫外線の低減化も享受しなければならなかった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、装飾用照明や電源を別途必要とせず、省スペース化を実現しつつ、商品陳列効果、商品演出性の向上、発熱の抑止、省電力化、安全性の向上、光源の長寿命化、紫外線による商品劣化の防止等を可能とする商品陳列棚等に最適な照明装置を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の照明装置は、長手方向に直交する断面形状が上部水平板75と下部水平板77とを垂直板78で連結した略Z字状に形成されるレール部材55と、
該レール部材55の前記上部水平板75の下面に回路基板67を介して固定され下方向へ光を出射する照明用発光素子57と、
前記レール部材55の前記下部水平板77の上面に回路基板69を介して固定され上方向へ光を出射する装飾用発光素子59と、
前記レール部材55の長手方向両端から導出され相互に結合可能となるとともに前記照明用発光素子57及び前記装飾用発光素子59へ給電可能に導通する入力用連結コネクタ61及び出力用連結コネクタ63と、
を具備することを特徴とする。
この照明装置では、照明用発光素子57と装飾用発光素子59とがレール部材55に固定され、照明光源と装飾光源とが一体に構成されて、装飾性を向上させるための装飾用照明やそのための電源が別構成で不要となる。また、光源に発光素子が用いられることで、光源が小型となり、発熱、消費電力も低減され、蛍光管破裂等の危険性もなくなる。また、蛍光管を使用したものに比べ紫外線の出射量が低減される。さらに、各コネクタ61,63によって、電源への接続が容易となる。
請求項2記載の照明装置は、前記レール部材55には、長手方向に延在する複数の冷却フィン79が所定間隔の間隙81を有して突設されていることを特徴とする。
この照明装置では、高出力な発光素子を使用した場合に起こる発熱を放熱することが可能となる。また冷却フィン79の凹凸を利用して、被装着物となる商品陳列棚の棚板11に設けた係止爪83の係止・係止解除により、棚板11とレール部材55との一体化及び分離が可能となる。これにより、棚板11に対する照明装置100の組み付け、脱着が容易に行うことができる。
請求項3記載の照明装置は、前記照明用発光素子57が、白色光を出射し、
前記装飾用発光素子59が、該照明用発光素子57と異なる色の光を出射することを特徴とする。
この照明装置では、白色光による良好な照明効果が得られるとともに、照明色とは異なる任意な色の装飾用光との組合せにより、光による表現性が高められる。
請求項4記載の照明装置は、前記照明用発光素子57が、前記レール部材55の長手方向に沿って所定の間隔を有して複数設けられたことを特徴とする。
この照明装置では、レール部材55の長手方向に沿って照明用発光素子57が所望の密度で配置され、十分な照度が確保可能となり、しかも、光源が発光素子であるので、紫外線による商品の劣化等が抑止される。また、各照明用発光素子57は、回路基板上に直接配設が可能となり、回路基板に形成されるプリント配線によってそれぞれ給電が行え、このことから高さを低く(厚みを小さく)抑えることが可能となる。
請求項5記載の照明装置は、前記装飾用発光素子59が、前記レール部材55の長手方向に沿って所定の間隔を有して複数設けられることを特徴とする。
この照明装置では、レール部材55の長手方向に沿って装飾用発光素子59が所望の密度で配置され、十分な装飾効果が演出可能となり、しかも、光源が発光素子であるので、紫外線による商品の劣化等が抑止される。また、上記照明用発光素子57と同様に、回路基板上に直接配設が可能となり、回路基板に形成されるプリント配線によってそれぞれ給電が行え、このことから高さを低く(厚みを小さく)抑えることが可能となる。
本発明に係る請求項1記載の照明装置によれば、レール部材と、照明用発光素子と、装飾用発光素子と、入力用連結コネクタ及び出力用連結コネクタと、を有するので、照明光源と装飾光源とを一体に構成でき、装飾性を向上させるための装飾用照明や電源を別途必要とせず、省スペース化を実現しつつ、商品陳列棚などに用いると、商品陳列効果、商品演出性を向上させることができる。また、光源に発光素子が用いられるので、省スペース化、発熱の抑止、省電力化、安全性の向上、光源の長寿命化を実現しつつ、紫外線による商品の劣化防止を図ることができる。
請求項2記載の照明装置によれば、高出力な発光素子を使用した場合に起こる発熱を放熱することが可能となる。また冷却フィンの凹凸を利用して、被装着物となる商品陳列棚等の棚板に設けた係止爪の係止・係止解除により、棚板とレール部材との一体化及び分離が可能となる。これにより、棚板に対する照明装置の組み付け、脱着が容易に行うことができる。
請求項3記載の照明装置によれば、照明用発光素子が、白色光を出射し、装飾用発光素子が、照明用発光素子と異なる色の光を出射するので、良好な照明効果を得ながら、他の色による表現性を高め、装飾としての見栄え、注目されやすさ(注目度)を高めて、高い商品演出効果を得ることができる。
請求項4記載の照明装置によれば、照明用発光素子が、レール部材の長手方向に沿って所定の間隔を有して複数設けられたので、十分な照度が確保可能となり、紫外線により商品を劣化させることなく、高い照明効果を得ることができる。また、各照明用発光素子は、回路基板上に直接配設が可能となり、回路基板に形成されるプリント配線によってそれぞれ給電が行え、このことから高さを低く(厚みを小さく)抑えることが可能となる。
請求項5記載の照明装置によれば、レール部材の長手方向に沿って装飾用発光素子が所望の密度で配置され、十分な装飾効果が演出可能となり、しかも、光源が発光素子であるので、紫外線による商品の劣化等が抑止される。また、上記照明用発光素子と同様に、回路基板上に直接配設が可能となり、回路基板に形成されるプリント配線によってそれぞれ給電が行え、このことから高さを低く(厚みを小さく)抑えることが可能となる。
以下、本発明に係る照明装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は照明装置の斜視図、図2は図1に示した照明装置の分解斜視図、図3は図1に示した照明装置の入力用連結コネクタと出力用連結コネクタの斜視図である。
照明装置100は、レール部材55と、照明用発光素子57(図2参照)と、装飾用発光素子59と、入力用連結コネクタ61及び出力用連結コネクタ63とを具備する。入力用連結コネクタ61及び出力用連結コネクタ63は、レール部材55の長手方向両端から導出され、図3に示すように、相互に結合可能となる。入力用連結コネクタ61及び出力用連結コネクタ63は、相互に結合されることで、照明用発光素子57及び装飾用発光素子59へ給電可能に導通し、後述する連結された複数の棚板11(図7参照)、すなわち、連結棚65(図8参照)を同一の電源回路に構成する。
図4は図1に示した照明装置の正面視を(a)、平面視を(b)、側面視を(c)に表した説明図である。
照明用発光素子57は、レール部材55に沿って延在する基板67に所定間隔で複数個(図例では5つ)が配設される。装飾用発光素子59は、基板69に一つのものが実装されレール部材55の両端近傍に分割して配置されている。基板67、基板69は、レール部材55にビス71等によって密着固定される。基板67には不図示の印刷配線が形成され、印刷配線は入力用連結コネクタ61及び出力用連結コネクタ63を、各照明用発光素子57に電気的に接続している。また、基板67と基板69とは不図示の接続線で接続され電源回路が導通されている。レール部材55に基板67を介して取り付けられた照明用発光素子57は、透明カバー73によって覆われる。
図5は発光素子、カバー部材とともに表したレール部材の拡大断面図である。
レール部材55は、長手方向に直交する断面形状が、図5に示す上部水平板75と下部水平板77とを垂直板78で連結した略Z字に形成される。照明用発光素子57は、基板67を介して上部水平板75に固定され、下方向に光を出射、照明する。また、装飾用発光素子59は、基板69を介して下部水平板77に固定され、上方向へ光を出射する。
そして、このレール部材55は、後述する棚板11の下面前部13に取り付けられ、棚板11の前面幅方向に延在する。これにより、照明用発光素子57は、下方となる下段の棚板11を照明し、また、上方へ出射される装飾用発光素子59からの光は、後述する透光装飾部材43の背面に照射される。
レール部材55には、長手方向に延在する複数の冷却フィン79が所定間隔の間隙81を有して突設されている。冷却フィン79は、レール部材55がアルミ押出成形されることにより一体成形される。
照明用発光素子57は、レール部材55の長手方向に沿って所定の間隔を有して複数設けられることで、十分な照度が確保可能となり、しかも、光源が発光素子であるので、紫外線による商品の劣化が抑止されている。これにより、紫外線により商品を劣化させることなく、高い照明効果が得られるようになっている。
本実施の形態において、照明用発光素子57及び装飾用発光素子59は、白色光を出射する。
なお、装飾用発光素子59は、照明用発光素子57と異なる色の光を出射することとしてもよい。これにより、白色光による良好な照明効果が得られるとともに、照明色とは異なる任意な色の装飾用光との組合せにより、表現性が高められる。その結果、良好な照明効果を得ながら、他の色による表現性を高め、装飾としての見栄え、注目されやすさ(注目度)を高めて、高い商品演出効果を得ることができる。
照明用発光素子57及び装飾用発光素子59は、例えば、GaN系青色LEDが好ましい。この青色LEDの発光色である青色光と、青色光を吸収して各色を発光する蛍光体の組み合わせで白色発光を得ることができる。LED素子は、図示しないが、底部が、金属部とセラミックとで分割構成されるとともに、各部がすり鉢形状の導光部で連結される。上記のセラミックは金属部と接している一部を除き金属ペーストで形成された通電部を構成する。LED素子(57,59)としては、GaN系青色LEDを用い、黄色系蛍光体、緑色蛍光体、赤色蛍光体等を用いた蛍光体膜、その表面に設けることにより白色光とすることができる。また、装飾用発光素子59を白色以外で構成する場合としては、GaAsP系橙色・黄色LED、GaAlAs系LED、InGaAlP系橙・黄色LEDを用いたり、上記のGaN系青色LEDに上記の蛍光体の配合の割合を変えることにより、各種の色を出すこともできる。
なお、図6に示すように、照明装置100に、電源ユニット101を接続した構成として照明ユニットとし、それぞれ単体で商用電源に接続可能な構成としてもよく、図に示すように、直列接続させて照明用光源及び装飾用光源を得るような構成としてもよい。
図7は陳列棚を構成する棚板の分解斜視図、図8は図7に示した棚板を多段状に組み付けた陳列棚の概略斜視図、図9は本発明に係る照明装置の設けられた棚板の要部拡大側面図である。
本実施の形態による照明装置100は、図7,9に示す棚板11の下面前部13に取り付けられる。棚板11は、図8に示すように、多段状に取り付けられて陳列棚200を構成する。図7,9中、15は棚板11の底板、17は側板、19は仕切板、21はプライスカードレール、23は商品イメージを陳列するアクリル板からなるイメージボードを表す。仕切板19は、爪25を、任意の爪穴27に係止することで位置決め固定される。プライスカードレール21は、揺動片29の軸部31を介して所定の傾斜角度に停止可能なように揺動自在に固定される。
図8中、33は陳列される商品の商品名等のサインを取り付ける広告表示部、35は補強も兼ねる中間棚板、37はベース部を表す。棚板11、中間棚板35、ベース部37は、不図示の支柱に形成されたスリット係止穴に、背板18に突設された係止爪39(図7参照)を係止することで所望の高さ位置で組み付けられる。
図7は一つの棚板の分解斜視図である。
図中、41はストッカー、43は透光装飾部材、100は照明装置を表す。ストッカー41は、棚板11上に載置され、例えば化粧品のカラーチーク等の複数の商品が直立状態で収容される収容部47を有する。透光装飾部材43の中央部には商品名カード等の装着部49が設けられる。
上記した仕切板19、プライスカードレール21、イメージボード23が取り付けられた棚板11は、複数個が幅方向に連結され、かつ所望の段数(図8では5段)で組み付けられて、陳列棚200を構成する。この棚板11の下面前部13には、上述した照明装置100が取り付けられている。そして棚板11は、上記の照明装置100と、棚板11の前端部51(図9参照)及び上面53の一部分に亘って取り付けられる上記の透光装飾部材43とを備える。
図9に示すように、レール部材55の前部の間隙81と後部の間隙81とには、棚板11に設けられた前後一対の係止爪83,83が進入係止して、レール部材55が棚板11に取り付けられるようになっている。
このように、照明装置100は、棚板11に設けた係止爪83,83の係止・係止解除により、棚板11との一体化及び分離が可能となり、棚板11に対する組み付け、脱着が容易となっている。これにより、商品に応じたセッティング変更の自由度を向上させることができる。
ここで、透光装飾部材43は、背面(図中下方)から入射させた装飾用発光素子59からの光を上方へ出射させる装飾光出射領域85を少なくとも一部分に有する。本実施の形態では、図7に記すように、十字状に形成される。この装飾光出射領域85は、光拡散部であることが好ましい。透光装飾部材43の背面から入射した装飾用発光素子59からの光は、透光装飾部材43の表面側の装飾光出射領域85から拡散光となって多方向へ均一な照度で照射され、装飾光出射領域85の視認性が高められる。これにより、装飾光出射領域85を多方向から均一な照度で視認可能とし、四方へ拡散し輝く光源のように見られ、注目度を高めて、高い商品演出効果を得ることができるようになっている。なお、装飾光出射領域85は、光拡散部の他、フレネルカット、シボ形状、凹凸面、三次曲面等であってもよく、また素材として、透明アクリル樹脂、着色透明アクリル樹脂などで構成し、透明アクリル樹脂の場合には、LED素子の白色光により白色の輝きを、着色透明アクリル樹脂の場合には、着色に応じた色、例えば商品イメージの色等の光の輝きを演出可能である。
図8に示す陳列棚200では、少なくとも連結棚65のそれぞれの照明装置100が、入力用連結コネクタ61と出力用連結コネクタ63とを結合して図示しない同一電源回路の電源部で給電される。したがって、照明装置100を備えた棚板11同士を連設する際、一方の棚板11に設けられた一端側の出力用連結コネクタ63と、他方の棚板11に設けられた他端側の入力用連結コネクタ61が結合されることで、双方の棚板11に設けられた照明装置100への給電が簡単に行えるようになっている。これにより、新たな電源の供給を考慮せずに、照明装置100を所望数、所望位置に自在に変更することができる。
上記の照明装置100では、照明用発光素子57と装飾光出射領域85とがレール部材55に固定され、照明光源と装飾光源とが一体に構成されていることから、装飾性を向上させるための装飾用照明や電源が別途不要となる。また、光源に発光素子が用いられることで、光源が小型となり、発熱、消費電力も低減され、蛍光管破裂等の危険性もなくなる。また、蛍光管を使用したものに比べ紫外線の出射量が低減される。
また、陳列棚200では、照明装置100を備えた一つの棚板11が単一部材となり、任意の数で連結構成可能となる。つまり、モジュール化される。これにより、照明装置100の設けられた棚板11が、所望数、所望位置で連結したり、所望段数に組み付け可能となる。
したがって、上記の陳列棚200によれば、照明装置100と、透光装飾部材43とを備え、照明装置100は、レール部材55と、照明用発光素子57と、装飾用発光素子59と、入力用連結コネクタ61及び出力用連結コネクタ63と、を有し、透光装飾部材43は、装飾光出射領域85を有するので、照明光源と装飾光源とを一体に構成でき、装飾性を向上させるための装飾用照明や電源を別途必要とせず、省スペース化を実現しつつ、商品陳列効果、商品演出性を向上させることができ、さらに組み立て易さを向上できる。また、照明装置100は、光源に発光素子が用いられるので、省スペース化、発熱の抑止、省電力化、安全性の向上、光源の長寿命化を実現しつつ、紫外線による商品の劣化防止を図ることができる。さらに、熱を出さない利点により、熱に弱い製品を扱う陳列棚、冷蔵ケースにも好適に使用することができる。
また、この陳列棚200によれば、照明装置100を備えた棚板11が、棚板11の前面幅方向に複数連続する連結棚65を構成し、この連結棚65が多段状に取り付けられたので、照明装置100を備えた一つの棚板11を単一部材としてモジュール化でき、照明装置100の設けられた棚板11を、所望数、所望位置で連結したり、所望段数に組み付けて、商品の陳列性(ディスプレイ)、装飾性の自由度を向上させることができる。
なお、本発明に係る照明装置及びこの照明装置を用いた陳列棚は、上記の実施の形態による構成に限定されるものではなく、例えば棚板の幅長は、任意の尺長であってよい。また、照明光源、装飾光源の数も任意の数とすることができる。また、照明用光源と装飾用光源とは、上下逆配置してもよい。さらに、棚板は、傾斜構造(角度可変構造)を備えるものであってもよい。
本発明に係る照明装置の斜視図である。 図1に示した照明装置の分解斜視図である。 図1に示した入力用連結コネクタと出力用連結コネクタの斜視図である。 図1に示した照明装置の正面視を(a)、平面視を(b)、側面視を(c)に表した説明図である。 発光素子、カバー部材とともに表したレール部材の断面図である。 照明装置を連結した状態の斜視図である。 本発明の照明装置を用いた陳列棚を構成する棚板の分解斜視図である。 棚板を多段状に組み付けた陳列棚の斜視図である。 照明装置が設けられた棚板の要部拡大側面図である。
符号の説明
55…レール部材
57…照明用発光素子
59…装飾用発光素子
61…入力用連結コネクタ
63…出力用連結コネクタ
67,69…回路基板(基板)
75…上部水平板
77…下部水平板
78…垂直板
79…冷却フィン
100…照明装置

Claims (5)

  1. 長手方向に直交する断面形状が上部水平板と下部水平板とを垂直板で連結した略Z字状に形成されるレール部材と、
    該レール部材の前記上部水平板の下面に回路基板を介して固定され下方向へ光を出射する照明用発光素子と、
    前記レール部材の前記下部水平板の上面に回路基板を介して固定され上方向へ光を出射する装飾用発光素子と、
    前記レール部材の長手方向両端から導出され相互に結合可能となるとともに前記照明用発光素子及び前記装飾用発光素子へ給電可能に導通する入力用連結コネクタ及び出力用連結コネクタと、
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記レール部材には、長手方向に延在する複数の冷却フィンが所定間隔の間隙を有して突設されていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記照明用発光素子が、白色光を出射し、
    前記装飾用発光素子が、該照明用発光素子と異なる色の光を出射することを特徴とする請求項1又は2記載の照明装置。
  4. 前記照明用発光素子が、前記レール部材の長手方向に沿って所定の間隔を有して複数設けられることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の照明装置。
  5. 前記装飾用発光素子が、前記レール部材の長手方向に沿って所定の間隔を有して複数設けられることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の照明装置。
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