JP2009144683A - オイルフリースクリュー圧縮機及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーシング1は、そのロータを収納して圧縮作動室を形成する内側部1aと、前記内側部1aの外側及び前記軸受およびシールの収納部となる外側部1bとで構成され、前記内側部1aをセラミック材料もしくは金属およびセラミックの複合材料で、前記外形部1bを金属材料もしくは樹脂で構成する。
【選択図】図1
Description
図1において、オイルフリースクリュー圧縮機は、ケーシング1と、このケーシング1内に収納した雌雄一対のスクリューロータ2,3と、ロータ2,3を支える軸受4,5と、駆動力を伝達するギヤ6と、さらには軸受4,5を潤滑する潤滑油やグリースを圧縮空気側に洩れ出ないようにするシール7,8などから構成されている。
内側部1aは、セラミックであり、焼結によって製作する。その内筒面及び底面は精度がよく滑らかな面であることが要求されるので、研削及び研磨によって仕上げる。研削及び研磨は、内側部1aの部品が単体の段階で行なう。また、Dポート10部分についても単体の段階であれば、焼結及び研削、研磨により比較的容易に製作することができる。
この実施の形態においては、ケーシング1を構成する内側部1aの材料にセラミックを用い、外側部1bの材料にアルミ合金を用いる。内側部1a及び外側部1bの構成は、図2及び図3に示すものと同様であるので、その詳細な説明を省略するが、外側部1bは線膨張係数の大きいアルミ合金であるため、内側部1aを外側部1bに嵌合させることにより、両者を結合している。
この実施の形態においては、内側部1aの材料として、金属とセラミックの複合材料を用いる場合の例を示す。内側部1a及び外側部1bの構成は、図2及び図3に示すものと同様であるので、その詳細な説明を省略する。
この実施の形態は、圧縮機のケーシングを一体で鋳造する。材料としては鋳鉄を用い、ケーシングの高温となる部分にはセラミック強化剤を加えた鋳物湯を供給して鋳造する。オイルフリースクリュー圧縮機においては、図5の点ハッチングを施した吐出部分12が圧縮機運転時にケーシングが高温となる部分であり、熱変形が大きくなる部分である。このような高温部に部分的に強化剤が供給されるよう調整をすることにより、軸受やシール収納部などの部分については機械加工の容易性を保ったままでかつ高温部の大きな熱変形を防止し、その結果、ロータとケーシングとの隙間を適切に保つことができ、性能及び信頼性の確保が可能となる。
1a 内側部
1b 外側部
2 スクリューロータ
3 スクリューロータ
4 軸受
5 軸受
6 ギヤ
7 シール
8 シール
9 吸込側ケーシング
10 吐出ポート
Claims (8)
- 螺旋状の歯を備え噛み合うように回転する雄ロータ及び雌ロータと、前記雄ロータ及び雌ロータを収納して圧縮作動室を形成するケーシングと、前記雄ロータ及び雌ロータを回転可能に支持する軸受と、前記軸受を潤滑する潤滑油やグリース等及びこれらが前記圧縮作動室に侵入しないように設けたシールなどを備えたオイルフリースクリュー圧縮機において、
前記ケーシングは、そのロータを収納して圧縮作動室を形成する内側部と、前記内側部分の外側及び前記軸受およびシールの収納部となる外側部とで構成され、前記内側部をセラミック材料もしくは金属およびセラミックの複合材料で、前記外形部を金属材料もしくは樹脂で構成したことを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機。 - 請求項1に記載のオイルフリースクリュー圧縮機において、
前記ケーシングにおけるセラミックの内側部は、金属の外側部を鋳包むことにより前記外側部に結合したことを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機。 - 請求項1に記載のオイルフリースクリュー圧縮機において、
前記ケーシングにおける内側部と前記外側部とは、嵌合により結合したことを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機。 - 請求項2又は3に記載のオイルフリースクリュー圧縮機において、
前記ケーシングにおける内側部は、セラミック材料もしくは金属およびセラミックの複合材料で、前記外形部は、鋳鉄であることを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機。 - 請求項2又は3に記載のオイルフリースクリュー圧縮機において、
前記ケーシングにおける内側部は、セラミック材料もしくは金属およびセラミックの複合材料で、前記外形部は、アルミまたはアルミ合金であることを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機。 - 請求項4又は5に記載のオイルフリースクリュー圧縮機において、
前記ケーシングにおける内側部のセラミック材料は、窒化ケイ素セラミックであることを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機。 - 螺旋状の歯を備え噛み合うように回転する雄ロータ及び雌ロータと、前記雄ロータ及び雌ロータを収納して圧縮作動室を形成するケーシングと、前記雄ロータ及び雌ロータを回転可能に支持する軸受と、前記軸受を潤滑する潤滑油やグリース等及びこれらが前記圧縮作動室に侵入しないように設けたシールなどを備えたオイルフリースクリュー圧縮機の製造方法において、
前記ケーシングは、そのロータを収納して圧縮作動室を形成する内側部を、セラミック材料もしくは金属およびセラミックの複合材料で成形し、
この内側部の外周に、金属材料もしくは樹脂を鋳包むことにより、前記内側部の外周に外周部を形成したことを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機の製造方法。 - 螺旋状の歯を備え噛み合うように回転する雄ロータ及び雌ロータと、前記雄ロータ及び雌ロータを収納して圧縮作動室を形成するケーシングと、前記雄ロータ及び雌ロータを回転可能に支持する軸受と、前記軸受を潤滑する潤滑油やグリース等及びこれらが前記圧縮作動室に侵入しないように設けたシールなどを備えたオイルフリースクリュー圧縮機の製造方法において、
前記ケーシングは、そのロータを収納して圧縮作動室を形成する内側部を、セラミック材料もしくは金属およびセラミックの複合材料で成形し、その外側部を金属材料もしくは樹脂で成形し、前記内側部を前記外側部内に嵌合により結合して形成したことを特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機の製造方法。
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JP2007325918A JP2009144683A (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | オイルフリースクリュー圧縮機及びその製造方法 |
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2007
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