JP2009144498A - 障害物感知システム及び障害物感知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害物感知システムに使用される静電容量感知回路を製造するとき、複雑な周波数チューニング工程を経ないようにし、製品の生産性を高めること。
【解決手段】本発明は位相ロックループを利用した静電容量方式の障害物感知システムおよび感知方法を開示する。本発明一態様の障害物感知システムは、静電容量を感知するセンサーストリップ、前記センサーストリップに連結したRF発振器、前記RF発振器の発振周波数を設定値で維持させる位相ロックループ部、及び前記位相ロックループ部の動作を制御する第1MCUを含む静電容量感知モジュールと、前記静電容量感知モジュールの前記第1MCUを遠隔制御する第2MCUを有する制御モジュールと、前記静電容量感知モジュールと前記制御モジュールを連結し、前記第1MCUで獲得し前記制御モジュールに伝送する情報と、前記第2MCUから前記第1MCUに伝送する制御信号と、前記静電容量感知モジュールの駆動電源と、を伝送する伝送ラインと、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、静電容量の変化を利用し、障害物感知システム及び方法に係わり、より具体的には、位相ロックループ(PLL)を利用することにより、感知精度や信頼性をより高めることのできる障害物感知システム及びその感知方法に関する。
従来は自動車のドアを手動でオン/オフする場合が大部分であったが、最近になってボタン操作を通して、自動でオン/オフする場合が増えている。
これに伴って、手や身体の一部がドアやウインドーに挟まれるような事故を防止するために、障害物が感知されれば、ドアやウインドーの作動を直ちに中断させる一方、反対方向に動作させる障害物感知システムに対する要求も大きくなっている。
障害物感知システムは、大きく接触式と非接触式に区分され、接触式は障害物の接触により発生する電気的負荷の変化や空圧の変化を感知して、障害物の存在の有無を判断する方法で、非接触式はドアやウインドーに障害物が触る前に障害物の存在の有無を判断する方法として、特許文献1に開示された通り静電容量を利用する方法が代表的である。
図1に、静電容量の変化を感知する従来の障害物感知システムの概略的な構成図を示す。この障害物感知システムは、静電容量を感知する静電容量感知モジュール12、静電容量感知モジュール12から出力された信号を利用し、障害物の存在の有無を判断する制御モジュール18、静電容量感知モジュール12の出力信号を制御モジュール18で伝達する伝送ライン20を含む。
静電容量感知モジュール12は、ドアやウインドーの周辺部に従って設置される一つ以上のセンサーストリップ14と、上記各センサーストリップ14の端部に結合させ、センサーストリップ14の静電容量を感知する静電容量感知回路16を含む。
センサーストリップ14は柔軟性に優れたゴム材質の絶縁体内部に薄い帯形態の伝導体が挿入されたものとして、上記伝導体がキャパシタ(capacitor)の電極の役割をするため、近くに障害物がある場合の静電容量とない場合の静電容量がお互いに違って現れる。
センサーストリップ14は図示されたように2つに限定されるのではなく、自動車のドアやウインドー周囲にはどこにでも設置され得る。また図面にはセンサーストリップ14が直線形態で図示されているが、位置によりいくらでも曲げて設置され得る。
静電容量感知回路16は、図2に概略的に示された通り、センサーストリップ14と連結して、可変的なfRFの周波数信号を発生させるRF発振器42、fLOの周波数信号を発生させるローカル(local)発振器40、上記RF発振器42とローカル発振器40の信号を混合してfLO+fRF、fLO−fRFの周波数信号を発生させるミキサー(mixer)44、ミキサー44の出力信号の中から低周波信号だけを通過させる低周波通過フィルター46、低周波通過フィルター46の出力を増幅させる増幅器48等を含む。
制御モジュール18は、MCU(Micro Control Unit)を含み、静電容量感知回路16の出力信号が入力されれば、予め設定されている基準値と比較しながら許容範囲を超えるかどうか判断する役割をする。この時、許容範囲を超えたと判断されれば、ドアやウインドーを自動でオン/オフさせる開閉モジュール30に制御信号を伝送し、ドアの動作を中断させ、また反対方向に動作させる。
ローカル発振器40の発振周波数(fLO)及びRF発振器42の周波数は回路製作時に決定されるため、障害物がない正常な状態では静電容量感知回路16の出力信号は一定の周波数を有する。
ところで人の手や身体の一部が門やドアに接近すれば、センサーストリップ14の静電容量が変化するため、センサーストリップ14に連結したRF発振器42の発振周波数が変わる。
RF発振器42の発振周波数が変わり、静電容量感知回路16の出力信号が許容周波数範囲を超えれば、制御モジュール18は障害物があると判断する。
例えば、RF発振器42の発振周波数が920MHzであり、ローカル発振器40の発振周波数が925MHzであれば、静電容量感知回路16の出力信号は障害物がない状態では5MHzを維持する。
この状態で万一、RF発振器42の発振周波数が例えば916MHzに変化すれば、静電容量感知回路16の出力信号は9MHzに変更されるため、制御モジュール18はこれを通じてドア及びウインドーの近辺に障害物があることを知り得る。
ところで、このような方式の障害物感知システムは、次のようないくつかの問題点を持っている。
第1は、RF発振器42及びローカル発振器40の発振周波数は静電容量感知回路16の製作過程でチューニング(tuning)作業を通し決定されるが、このようなチューニング作業は作業者の経験と試行錯誤に依存するため、生産性に大きな制限要因として作用している。
すなわち、周波数チューニングは発振器に連結した配線のインダクタンスLとキャパシタンスCを調節することによって形成されるが、インダクタンスLは銅箔(パターン)の長さを変更することによって調節され、キャパシタンスCは銅箔の面積を変更することによって調節されるため、作業者が銅箔(パターン)を所定の長さに切断する方式で周波数チューニングが進行される。
静電容量感知回路16のPCBパターンを現わした図3を参照し説明すれば、ローカル発振器40の発振周波数fLOチューニング作業は、発振周波数fLOを確認しながらPCB下段部付近のローカル発振器チューニング部60でレーザーを利用し配線を切断していく方式により進行される。
また、RF発振器42の発振周波数fRFチューニング作業は、発振周波数fRFを確認しながらRF発振器チューニング部62で配線の長さを調節する方式により形成される。
第2に、時間が経過するほど静電容量感知回路12の信頼性が低下するおそれが大である。すなわち、回路製作時に発振周波数fRF、fLOをチューニングしても時間が経過するほどPCBおよびセンサーストリップ14の劣化、又はその他要因により発振周波数が少しずつ変わるようになるため、これにより製品の誤作動が発生する可能性が高まる。
またこのような理由で誤作動が発生すれば、使用者の立場で発振周波数を再度チューニングすることは難しいため、製品を再度交換しなければならないという問題点がある。
第3に、障害物が接近してもこれを感知できない地点(以下‘デッドポイント’)がセンサーストリップに周期的に現れるという問題点がある。
実験によれば、900MHzのRF発振器を使用する場合には概略14cmの間隔でデッドポイントが現れ、450MHzのRF発振器を使用する場合には概略28cmの間隔でデッドポイントが現れる。このようなデッドポイントの発生原因は正確ではないが、センサーストリップ14がRF発振器のアンテナと似た役割をしつつ、発振信号のλ/2となんらかの関係があるものと推測しているのみである。
したがって、発振周波数を低くしてデッドポイントの間隔を最大限広げることや、発振周波数を高めてデッドポイントの間隔を最大限狭めることで、障害物が感知されない現象をある程度は防止することができる。例えば、発振周波数を40MHzに下げれば、デッドポイントの間隔が約280cmに広がるため、より小さいセンサーストリップを使用することができる。また、発振周波数を9GHzに上げれば、デッドポイントの間隔が約1.4cmに狭まるため1.4cmの幅を持つ障害物を十分に感知することもできる。
しかし、発振周波数を低くすればセンサーストリップに障害物が接近した時、発振周波数の変化量が小さくなり感度が落ちるため、障害物を正しく感知できない場合が発生し、発振周波数を高め過ぎれば費用の上昇と設計上の困難を伴うという問題点がある。
韓国公開特許第2004−41697号公報
本発明は、従来のこのような問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は障害物感知システムに使用される静電容量感知回路を製造するとき、複雑な周波数チューニング工程を経ないようにし、製品の生産性を高めることである。
本発明の第2の目的は、製品の劣化によって発振周波数が変わる場合にも、簡単に発振周波数を再設定することができるようにすることにより、製品の信頼性を高めることである。本発明の第3の目的は、デッドポイントの発生による感知不良問題を解決することである。
本発明は上記目的を達成するために、静電容量を感知するセンサーストリップ、前記センサーストリップに連結したRF発振器、前記RF発振器の発振周波数を設定値で維持させる位相ロックループ部、及び前記位相ロックループ部の動作を制御する第1MCUを含む静電容量感知モジュールと、前記静電容量感知モジュールの前記第1MCUを遠隔制御する第2MCUを有する制御モジュールと、前記静電容量感知モジュールと前記制御モジュールを連結し、前記第1MCUで獲得し前記制御モジュールに伝送する情報と、前記第2MCUから前記第1MCUに伝送する制御信号と、前記静電容量感知モジュールの駆動電源と、を伝送する伝送ラインと、を有することを特徴とする障害物感知システムを提供する。
上記障害物感知システムは、一端は上記第1MCUに連結し他端は上記RF発振器に連結し、上記第1MCUの制御により上記RF発振器を複数の周波数に交替し発振させる周波数変更部を含むことが特徴と言える。
また本発明は、静電容量を感知するセンサーストリップ、前記センサーストリップに対して並列に連結され、各々異なる周波数で発振する複数のRF発振器、前記複数のRF発振器が各々設定された発振周波数を維持するように制御する位相ロックループ部、及び前記位相ロックループ部を制御して、前記複数のRF発振器を設定された順に発振させる第1MCUを含む静電容量感知モジュールと、前記静電容量感知モジュールと前記制御モジュールを連結し、前記第1MCUで獲得した情報と、前記第2MCUから前記第1MCUに伝送する制御信号と、前記静電容量感知モジュールの駆動電源とを伝送する伝送ラインと、を有することを特徴とする障害物感知システムを提供する。
本発明によれば、障害物感知システムに使われる静電容量感知回路を複雑な周波数チューニングの工程なく製造できるため、生産性を大きく向上させることができる。すなわち、一旦回路を製作した後で位相ロックループを制御してRF発振器の発振周波数をチューニングすることが可能となる効果がある。
また、ローカル発振器やミキサー等を省略してRF発振器だけを利用し、製品を構成できるため、製品構成を単純化させて、単価を低くすることもできる。また位相ロックループ部がRF発振器の発振周波数を常に一定に維持させられるため、製品の誤作動が防止され、従って製品の信頼性を大きく向上させられる。また、障害物感知システムのセンサーストリップにデッドポイントが形成されても、障害物を正確に感知できるため製品の信頼性を大きく向上させられる。
以下、図面を参照し本発明の望ましい実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図4は本発明の第1の実施形態に伴う静電容量感知システムの回路ブロック図で、静電容量感知モジュール100、制御モジュール300、静電容量感知モジュール100と制御モジュール300の間で信号を伝達する伝送ライン200を含む。
静電容量感知モジュール100は静電容量を感知するセンサーストリップ110と上記センサーストリップ110の静電容量が変われば、これに対応する信号を出力する静電容量感知回路120を含む。
センサーストリップ110は従来と同じようにゴム材質の絶縁体内部に薄い帯形態の伝導体が挿入された形態で、静電容量感知回路120は小型のPCB基板の上に構成され、上記センサーストリップ110の一端部に内蔵される。
静電容量感知回路120は、上記センサーストリップ110に連結するRF発振器121、RF発振器121の発振周波数fRFを一定に維持させる位相ロックループ部150、位相ロックループ部150の特定部分の状態を感知して障害物の存在有無を自身が判断しまた感知された電圧を制御モジュール300に転送する第1MCU160を含む。
位相ロックループ部150は、一端がRF発振器121に連結する可変容量ダイオード151、位相ロックループIC152、位相ロックループIC152と可変容量ダイオード151を連結する周波数調整用信号線156、検出用キャパシタ154を含む。
可変容量ダイオード151は印加される電圧により静電容量が変わる性質を有し、一端が周波数調整用信号線156に連結する一方、他端は接地される。従ってRF発振器121の発振周波数fRFを能動的に調整し、また変更が必要な場合には、上記可変容量ダイオード151に印加される周波数調整用電圧を変更すればよい。
RF発振器121と位相ロックループIC152は可変容量ダイオード151に対し並列に連結される。
位相ロックループIC152は、検出用キャパシタ154を通し、RF発振器121の発振周波数を持続的にチェックする一方、上記周波数調整用信号線156を通し、上記可変容量ダイオード151に周波数調整用電圧を供給してRF発振器121の発振周波数を一定に維持させる役割をする。
上記周波数調整用信号線156には供給される電源をDC電源に変換するループフィルター153が設置され得る。
本発明の障害物感知システムは、門やドアが閉じられる動作モードで位相ロックループIC152を利用してRF発振器121の発振周波数を一定に維持するという点に特徴がある。
しかし、センサーストリップ110に障害物が接近し、静電容量が変化すればRF発振器121の発振周波数が変わるので、この時は位相ロックループIC152で可変容量ダイオード151に印加される周波数調整用電圧を、適切に変化させることによって発振周波数を一定に維持させる。
結局、周波数調整用電圧が設定された基準値を維持するということは、障害物がなくRF発振器121の発振周波数が基準状態を維持していることを意味し、したがって周波数調整用電圧の変動有無を基準として障害物の存在有無を判断することができる。
第1MCUl60は位相ロックループIC152の駆動を制御する一方、ループフィルター153に連結する電圧感知線157を通して周波数調整用電圧の変化を感知する。
そして感知された電圧値を土台として障害物の存在有無を直接判断することもでき、感知された電圧値を制御モジュール300の第2MCU310に伝送して、第2MCU310で障害物の存在有無を判断するようにすることもできる。
制御モジュール300は第2MCU310、入力部320、通信インターフェース330、電源部340等を含む。
第2MCU310は、静電容量感知回路120の出力信号を感知して障害物の存在有無を判断する一方、自動車のウインドーやドアを自動で開け閉めする開閉モジュール400の動作有無を感知して、所定の制御信号を静電容量感知回路120の第1MCU160に伝送する役割をする。
入力部320は、使用者が操作信号やリセット(reset)信号等を入力する部分であり、通信インターフェース330は外部の開閉モジュールと通信する部分である。
電源部340は制御モジュール300および静電容量感知モジュール100の駆動電源(駆動電力)を供給する部分で、例えばDC5Vの直流電源を提供する。
静電容量感知モジュール100と制御モジュール300を連結する伝送ライン200は、静電容量感知回路120の内部で制御信号ライン128と電源線129に分岐される。
制御信号ライン128は制御モジュール300から供給される矩形波又はサイン波形態の制御信号を伝送するためのもので、制御モジュール300から供給されるDC電源信号を遮断するために中間にDCフィルター126が設置される。
電源線129は制御モジュール300の電源部340から供給されるDC電源をRF発振器121、位相ロックループ部150、第1MCU160等に供給するためのものであり、上記電源線129には矩形波、サイン波等の制御信号を遮断するためのACフィルター130が設置される。
したがって静電容量感知モジュール100と制御モジュール300を連結する伝送ライン200には、制御モジュール300の電源部340から供給されるDC電力(例:DC5V)、第2MCU310から出力された矩形波又はサイン波制御信号、第1MCU160から第2MCU310に伝達される障害物存在有無に対する情報信号又は周波数調整用電圧に対する情報信号等が共存する。
前述した通り、障害物存在有無は、第1MCU160又は第2MCU310ですることができ、いかなる方法によってでも一旦障害物が存在すると判断されれば、第2MCU310は開閉モジュール400を制御して門を閉める動作を中断させるか反対方向に動作させる。
以下では、図4を参照し本発明の第1実施形態に伴う障害物感知方法を説明する。
まず、位相ロックループIC152にはRF発振器121の基準周波数とこれを維持するために出力する周波数調整用電圧の基準値を設定しておかなければならない。また障害物接近により変化するRF発振器121の発振周波数を基準周波数に復元させるためには、どの程度の周波数調整用電圧を印加しなければならないかを判断することができるソフトウェアを搭載するか、該当アルゴリズムを具現するハードウェアを具備していなければならない。
但し、このような基準周波数、基準値等を第1MCU160に設定しておき、第1MCU160により位相ロックループ152を制御するようにすることも可能である。これは以下の実施形態でも同様である。
基準周波数と周波数調整用電圧の基準値が設定された状態で、使用者が開閉ボタン等を操作すれば制御モジュール300は開閉モジュール400を動作させる一方、障害物感知システムを待機状態から動作モードに転換させる。
障害物感知システムが待機状態にある場合、例えば自動車のドアやウインドーが開いている場合には、RF発振器121は任意の周波数で動作するか動作が中断された状態にある。
待機状態のシステムを動作モードに転換させるためには、制御モジュール300の第2MCU310が例えば矩形波又はサイン波形態の制御信号を、伝送ライン200を通し第1MCU160に伝送する。
動作モードで障害物が接近しセンサーストリップ110の静電容量が変化すれば発振周波数fRFが基準周波数から外れるようになるので、位相ロックループIC152は基準周波数を維持するために周波数調整用電圧を基準値と異なるように出力して、可変容量ダイオード151の静電容量を調節することによって発振周波数fRFを基準周波数に維持させる。
このとき、第1MCU160は位相ロックループIC152から出力される周波数調整用電圧を電圧感知線157を通して監視し、検出された電圧を基準値と比較して許容範囲を超えたかどうかを判断し、検出された電圧値を第2MCU310に伝送する。
第1MCU160又は第2MCU310で周波数調整用電圧が許容範囲を超えたと判断されれば、制御モジュール300の第2MCU310は制御信号を送出して、開閉モジュール400の動作を中断させるか反対方向に動作させる。
もし門が閉められる過程(動作モード)で特に障害物がなければ、位相ロックループIC152から出力される周波数調整用電圧は基準値を継続して維持し、門を閉める動作は正常に進行される。
(第2の実施形態)
本発明の第1の実施形態は、位相ロックループを利用してRF発振器の発振周波数を一定に維持させる障害物感知システムおよび方法に関するものである。
しかし、第1の実施形態による障害物感知システムでも従来と同じようにセンサーストリップに所定間隔のデッドポイントが発生することが明らかになった。
本発明の第2の実施形態は、デッドポイントによる感知不良問題を解決するために提案されたもので、第1の実施形態の感知システムに周波数変更部170を含めてRF発振器121が複数の周波数を交替して発信するようにした点に特徴がある。
以下では説明の便宜のために、第1実施形態と重複する部分に対する説明は省略する。
上記周波数変更部170はその一端が第1MCU160に連結する一方、その他端がRF発振器121に連結され、第1MCU160から出力される制御信号によってRF発振器121の発振周波数を変更させる役割をする。
周波数変更部170は、例えばRF発振器121に連結するキャパシタと上記キャパシタに直列に連結するスイッチング素子で構成される。
上記スイッチング素子はトランジスタであることが望ましく、この時トランジスタのコレクター(又はドレイン)端子は上記キャパシタに連結して、エミッター(又はソース)端子は接地させることが望ましい。
この状態でトランジスタのベース(又はゲート)端子に第1MCU160の制御信号を印加して、トランジスタを設定された周期ごとに所定間隔に通過させれば、キャパシタの静電容量値が周期的に変化する。したがってキャパシタに連結されたRF発振器121は互いに異なる第1周波数と第2周波数を交替して発振できるようになる。
前述したように、デッドポイントの間隔は発振周波数の大きさに伴い変化するので、このような方法でRF発振器121が互いに異なる第1周波数と第2周波数を交替して発振するようにし、第1および第2周波数を適切に調節する。すると、図6に示すように、RF発振器121が第1周波数を出力する間に現れるデッドポイントであるPflと第2周波数を出力する間に現れるデッドポイントPf2が互いに重ならないようにすることができる。
したがって動作モードでRF発振器121が第1周波数で発振する間にもしデッドポイントPf2に障害物が接近すればこれを感知できない。しかし、例えば数〜数10msecの短い時間以後に発振周波数を第2周波数に変更すれば、デッドポイントPf1が消滅して新しい地点にデッドポイントPf2が発生するため、第2周波数出力期間にはデットポイントPf1に接近した障害物を感知できるようになり、デッドポイントによる感知不能の問題を解決することができる。
以下では図5および図6を参照し、本発明の第2実施形態に伴う障害物感知システムが動作する過程を詳細に説明する。
まず位相ロックループIC152に第1周波数と第2周波数をRF発振器121の基準発振周波数で設定する。基準発振周波数の設定は制御モジュール300の第2MCU310により遠隔で制御される第1MCU160を通して行える。
待機状態で使用者が開閉ボタン等を操作すれば制御モジュール300は開閉モジュール400を動作させて、ドアやウインドーを閉じると同時に障害物感知システムを動作モードに転換させる。
第1MCU160も第2MCU310の制御により、待機状態から動作モードに転換され、設定されたT1時間の間、位相ロックループIC152を制御してRF発振器121の発振周波数を第1周波数f1で発振させる。
続いて第1MCU160は設定されたT2時間の間、周波数変更部170に制御信号を伝送してRF発振器121の発振周波数を第2周波数f2に変更させる。このとき、第1MCU160は位相ロックループIC152を制御してRF発振器121の発振周波数が第1周波数に再び復帰せず、第2周波数f2を継続して維持するようにする。
したがってドアやウインドーが閉じる動作モードではRF発振器121は時間T1中には第1周波数を出力し、時間T2中には第2周波数を出力する動作を繰り返す。この時T1およびT2は任意時間であり、互いに同じ場合もあるが、異なる場合もある。
もし動作モードで障害物がセンサーストリップ110に接近すれば、RF発振器121の発信周波数が変化し、位相ロックループIC152は発振周波数を現在設定された第1周波数又は第2周波数に維持させるために可変容量ダイオード151に伝送される周波数調整用電圧を変更する。
より具体的に説明すれば、基準発振周波数が第1周波数に設定された時間T1の間には位相ロックループIC152は第1周波数調整用電圧を出力して可変容量ダイオード151で印加し、基準発信周波数が第2周波数に設定された時間T2の間には位相ロックループIC152は第2周波数調整用電圧を出力して、可変容量ダイオード151に印加する。
したがって障害物が近接すれば第1MCU160は時間T1間には位相ロックループIC152で出力される第1周波数調整用電圧を基準値と比較して、その差が許容範囲を超えているかどうかを判断し、時間T2間には位相ロックループIC152から出力される第2周波数調整用電圧を基準値と比較して、その差が許容範囲を超えているかどうかを判断する。
上記の判断結果、許容範囲を超えていれば障害物が近接していると判断し、判断結果を制御モジュール300の第2MCU310に伝送して、開閉モジュール400の作動を中断させるか反対方向に動作させる。
このとき、第1MCUl60は第2MCU310に電圧感知線157を通して感知された周波数調整用電圧値だけを伝送し、第2MCU310で障害物の存在有無を判断できることは前述した通りである。
もしドアやウインドーが閉じる過程で何らかの障害物がなければ、時間T1の間、第1周波数調整用電源が一定に維持され、次の時間T2の間第2周波数調整電源が一定に維持されるため、開閉モジュール400は正常に動作する。
一方、以上ではRF発振器121が2つの発振周波数を交替して出力したが、より正確な感知のために3つ以上の発振周波数を交替して出力するようすることもできる。
(第3の実施形態)
前述した第2の実施形態では、第1MCU160が周波数変更部170を周期的に制御して一つのRF発振器121が第1周波数と第2周波数に交替して発振するようにした。
本発明の第3の実施形態ではこれとは違い、図7に図示された通り第1周波数で発振する第1RF発振器121と第2周波数で発振する第2RF発振器181を利用する点に特徴がある。
本発明の第3実施形態による障害物感知システムは、第1実施形態および第2実施形態と同じく静電容量感知モジュール100、制御モジュール300、静電容量感知モジュール100と制御モジュール300を連結する伝送ライン200を含む。また静電容量感知モジュール100はセンサーストリップ110とセンサーストリップ110の端部に結合する静電容量感知回路120を含む。
静電容量感知回路120は、第1RF発振器121、第2RF発振器181、位相ロックループIC152等と共に位相ロックループ部150を形成し、上記位相ロックループ部150は、位相ロックループIC152が第1RF発振器121を制御する第1位相ロックループと第2RF発振器181を制御する第2位相ロックループに区分される。
第1位相ロックループはセンサーストリップ110に連結する第1RF発振器121、第1RF発振器121に連結され静電容量の変化を利用して第1RF発振器の発振周波数を変更させる第1可変容量ダイオード151、第1検出用キャパシタ154を利用して第1RF発振器121の発振周波数を監視して周波数調整用電圧を出力する位相ロックループIC152、上記位相ロックループIC152から出力される上記周波数調整用電圧を上記第1可変容量ダイオード151に印加する第1周波数調整用信号線156、上記第1周波数調整用信号線156に設置され周波数調整用電圧をDC電圧に変換する第1ループフィルターを含む。
第2位相ロックループは、センサーストリップ110に第1RF発振器121と並列で連結される第2RF発振器181、第2RF発振器181に連結され静電容量の変化を利用して第2RF発振器181の発振周波数を変更させる第2可変容量ダイオード182、第2検出用キャパシタ184を利用して、第2RF発振器181の発振周波数を監視し、周波数調整用電圧を出力する位相ロックループIC152、上記位相ロックループIC152から出力される上記周波数調整用電圧を上記第2可変容量タイオード182に印加する第2周波数調整用信号線186、上記第2周波数調整用信号線186に設置されて、周波数調整用電圧をDC電圧に変換する第2ループフィルター183を含む。
本発明の第3実施形態では一つの位相ロックループIC152を第1位相ロックループと第2位相ロックループに共通に含ませたが、これは一つの位相ロックループIC152でそれぞれの位相ロックループを独立的に処理するように設計することが可能なためである。したがって各位相ロックループごとに別途の位相ロックループICを設置することが排除されはしない。
その他に、静電容量感知回路120は第1MCU160を含むが、第1MCU160は位相ロックループIC152を制御する一方、第1および第2可変容量ダイオード151、182で各々印加される周波数調整用電圧を第1電圧感知線157と第2電圧感知線187を通して感知し、センサーストリップ110に障害物が接近しているのかどうかを判断し、また感知された電圧値を第2MCU310に伝送する。
本発明の第3の実施形態に伴う障害物感知方法は次の通りである。
まず位相ロックループIC152に第1RF発振器121の発振周波数と第2RF発振器181の発振周波数を設定する一方、第1RF発振器121と第2RF発振器l81の動作周期および動作時間を設定する。
このような設定過程は制御モジュール300の第2MCU310を通して遠隔で制御される第1MCUl60により行うことができる。したがって第1RF発振器121を任意時間T1の間、第1周波数で発振させて、続いて第2RF発振器181を任意時間T2の間第1周波数と異なる第2周波数で発振させる過程を交替で繰り返す。
第1MCU160は、第1RF発振器121が発振する間には、第1電圧感知線157を通し、第1可変容量ダイオード151で印加される周波数調整用電圧を監視して障害物存在有無を判断する。
また第2RF発振器181が発振する間には第2電圧感知線187を通し、第2可変容量ダイオード182で印加される周波数調整用電圧を監視して、障害物存在の有無を判断する。時間T1とT2は任意時間であるため、両者は同じ場合も異なる場合もあることは前述した通りである。
本発明の第3実施形態で、第1RF発振器121と第2RF発振器181の交替間隔を数〜数10msec間隔で設定すれば、第1RF発振器121が発振する間にデッドポイントPf1に接近する障害物を感知できなくても、数〜数10msec以後に第1RF発振器121の代わりに第2RF発振器181が発振して、デッドポイントPf1はなくなり、新しいデッドポイントPf2が形成されるので、デッドポイントPf1に接近した障害物を感知できるようになる。
一旦障害物が感知されれば、制御モジュール300の第2MCU310が開閉モジュール400を制御してその動作を中断させるか反対方向に動作させる。
一方、以上では第1RF発振器121と第2RF発振器181が互いに交替して発振するものと説明したが、第1RF発振器121と第2RF発振器181を同時に駆動させても本発明の目的を達成することができる。
また以上では、静電容量感知回路120に互いに異なる周波数で発振する2つのRF発振器121、181が設置されたが、感知正確度を高めるために3つ以上のRF発振機器を設置することもできる。
本発明によれば、障害物感知システムに使われる静電容量感知回路を複雑な周波数チューニングの工程なしで製造することができるので、製品の生産性を大きく向上させることができる。すなわち、一旦回路を製作した後に位相ロックループを制御して、RF発振器の発振周波数をチューニングすることが可能になる。また、ローカル発振器やミキサー等を省略して、RF発振器だけを利用し、製品を構成できるため製品構成を単純化させ、単価を低くすることもできる。
また、位相ロックループ部がRF発振器の発振周波数を常に一定に維持させられるために製品の誤作動が防止され、したがって製品の信頼性を大きく向上させられる。また、障害物感知システムのセンサーストリップにデッドポイントが形成されても、障害物を正確に感知できるため製品の信頼性を大きく向上させられる。
以上では本発明の望ましい実施形態を説明したが、本発明は当業者によって多様な形態で変形して実施することができ、このような変形された実施形態が、特許請求の範囲に記載された技術的事項を含むものであれば、本発明の権利範囲に属する。
静電容量変化を利用する障害物感知システムの概略的な構成図。 障害物感知システムの回路ブロック図。 センサーストリップの端部に挿入される感知回路のPCBパターンを表した図。 本発明の第1の実施形態に伴う障害物感知システムの回路ブロック図。 本発明の第2の実施形態に伴う障害物感知システムの回路ブロック図。 センサーストリップでデッドポイントの位置を例示した図。 本発明の第3の実施形態に伴う障害物感知システムの回路ブロック図。
符号の説明
100・・・静電容量感知モジュール、
110・・・センサーストリップ、
120・・・静電容量感知回路、
121・・・RF発振器、
126・・・DCフィルター、
128・・・制御信号ライン、
129・・・電源線、
130・・・ACフィルター、
150・・・位相ロックループ、
151・・・可変容量ダイオード、
152・・・位相ロックループIC、
153・・・ループフィルター、
154・・・検出用キャパシタ、
156・・・周波数調整用信号線、
157・・・電圧感知線、
160・・・第1MCU、
170・・・周波数変更部、
200・・・伝送ライン、
300・・・制御モジュール、
310・・・第2MCU、
320・・・入力部、
330・・・通信インターフェース、
340・・・電源部、
400・・・開閉モジュール。

Claims (10)

  1. 静電容量を感知するセンサーストリップ、前記センサーストリップに連結したRF発振器、前記RF発振器の発振周波数を設定値で維持させる位相ロックループ部、及び前記位相ロックループ部の動作を制御する第1MCUを含む静電容量感知モジュールと、
    前記静電容量感知モジュールの前記第1MCUを遠隔制御する第2MCUを有する制御モジュールと、
    前記静電容量感知モジュールと前記制御モジュールを連結し、前記第1MCUで獲得し前記制御モジュールに伝送する情報と、前記第2MCUから前記第1MCUに伝送する制御信号と、前記静電容量感知モジュールの駆動電源と、を伝送する伝送ラインと、
    を有することを特徴とする障害物感知システム。
  2. 前記位相ロックループ部は、
    前記RF発振器に連結する可変容量ダイオードと、
    前記第1MCUに連結され前記第1MCUによって制御される位相ロックループICと、
    前記位相ロックループICから出力される周波数調整用電圧を前記可変ダイオードに印加する周波数調整用信号線と、
    前記RF発振器の発振周波数を感知するために前記RF発振器と前記位相ロックループICの間に設置される周波数感知手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の障害物感知システム。
  3. 前記第1MCUには、前記位相ロックループICから出力される周波数調整用電圧を感知するための電圧感知線が連結されることを特徴とする請求項1記載の障害物感知システム。
  4. 一端は前記第1MCUに連結し、他端は前記RF発振器に連結され、前記第1MCUの制御により前記RF発振器を複数の周波数を交替に発振させる周波数変更部を、更に有することを特徴とする請求項1記載の障害物感知システム。
  5. 前記周波数変更部は、
    前記RF発振器に連結するキャパシタと、
    前記キャパシタに第1端子は連結され第2端子は接地され第3端子は前記第1MCUに連結されるスイッチ素子と、
    を有することを特徴とする請求項4記載の障害物感知システム。
  6. 静電容量を感知するセンサーストリップ、前記センサーストリップに対して並列に連結され、各々異なる周波数で発振する複数のRF発振器、前記複数のRF発振器が各々設定された発振周波数を維持するように制御する位相ロックループ部、及び前記位相ロックループ部を制御して、前記複数のRF発振器を設定された順に発振させる第1MCUを含む静電容量感知モジュールと、
    前記静電容量感知モジュールと前記制御モジュールを連結し、前記第1MCUで獲得した情報と、前記第2MCUから前記第1MCUに伝送する制御信号と、前記静電容量感知モジュールの駆動電源とを伝送する伝送ラインと、
    を有することを特徴とする障害物感知システム。
  7. 前記静電容量感知モジュールの前記位相ロックループは、
    前記複数のRF発振器に各々連結される複数の可変容量ダイオードと、
    前記第1MCUにより制御され、前記複数のRF発振器が各々設定された発振周波数を出力するように前記複数のRF発振器各々に対し周波数調整用電圧を出力する位相ロックループICと、
    前記複数の周波数調整用電圧を前記複数の可変容量ダイオードに各々印加する複数の周波数調整用信号線と、
    前記複数のRF発振器の発振周波数を感知するために前記複数のRF発振器と前記位相ロックループICの間に各々設置される複数の周波数感知手段と、
    を有することを特徴とする請求項6記載の障害物感知システム。
  8. 前記請求項2に記載の障害物感知システムを用いて障害物を感知する方法において、
    前記RF発振器の発振周波数を設定値で維持するために前記位相ロックループICで前記可変容量ダイオードに第1の周波数調整用電圧を印加するステップと、
    前記第1MCUで前記第1の周波数調整用電圧を感知するステップと、
    前記RF発振周波数が設定値を超えたとき、これを再び設定値に復帰させるために前記位相ロックループICで前記可変容量ダイオードに前記第1の周波数調整用電圧と異なる第2の周波数調整用電圧を印加するステップと、
    前記第1MCUで前記第2の周波数調整用電圧を感知して、前記第1周波数調整用電圧と比較した後、障害物の存在有無対する情報を前記制御モジュールの第2MCUに伝送し、また前記感知された第2の周波数調整用電圧に対する情報を、前記第2MCUに伝送するステップと、
    を有することを特徴とする障害物感知方法。
  9. 前記請求項4に記載の障害物感知システムを用いて障害物を感知する方法において、
    前記RF発振器が第1周波数で発振するステップと、
    前記RF発振器が前記第1周波数で発振する間、前記位相ロックループ部から受信した電気的信号を利用して、前記第1MCU又は前記第2MCUで障害物の存在有無を判断するステップと、
    前記RF発振器が第2周波数で発振するステップと、
    前記RF発振器が前記第2周波数で発振する間、前記位相ロックループ部から受信した電気的信号を利用して、前記第1MCU又は前記第2MCUで障害物存在有無を判断するステップと、
    を有することを特徴とする障害物感知方法。
  10. 前記請求項6に記載の障害物感知システムを用いて障害物を感知する方法において、
    前記複数のRF発振器の中で第1RF発振器が第1周波数で発振するステップと、
    前記第1RF発振器が前記第1周波数で発振する間、前記位相ロックループ部から受信した電気的信号を利用して、前記第1MCU又は前記第2MCUで障害物存在の有無を判断するステップと、
    前記複数のRF発振器の中で第2RF発振器が第2周波数で発振するステップと、
    前記第2RF発振器が前記第2周波数で発振する間、前記位相ロックループ部から受信した電気的信号を利用して、前記第1MCU又は前記第2MCUで障害物存在の有無を判断するステップと、
    を有することを特徴とする障害物感知方法。
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