JP2009144454A - 跨座型モノレール分岐器 - Google Patents
跨座型モノレール分岐器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009144454A JP2009144454A JP2007324283A JP2007324283A JP2009144454A JP 2009144454 A JP2009144454 A JP 2009144454A JP 2007324283 A JP2007324283 A JP 2007324283A JP 2007324283 A JP2007324283 A JP 2007324283A JP 2009144454 A JP2009144454 A JP 2009144454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- locking device
- turnout
- locking
- truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Railway Tracks (AREA)
Abstract
【課題】跨座型モノレール分岐器において、ロック装置構造の簡略化と保守性の構造を図る。
【解決手段】ロック装置４は、電動シリンダ１１、ロック腕１２、ロックローラ１３、ロック受１４ａ、１４ｂ、固定ストッパー１５ａ、１５ｂ、により構成される。台車２の端面と固定ストッパー１５ａが衝突した状態、もしくは若干隙間が生じた状態となる。次に分岐器桁が所定の位置まで転換したことを検知し、ロック装置４に動作指令が与えられる。ロック装置４は電動シリンダ１１により、リンク機能を介し、ロックローラ１３を押し上げ、ロック受１４ａに押し当てることにより分岐桁１を直線側に押し付ける。反対側は台車端面と台車ストッパー１５ａ機能するため、結果としてロックローラ１３と固定ストッパー１５ａが、台車２を挟み込むようになり、分岐桁１を所定の位置に保持することができる。
【選択図】図３
【解決手段】ロック装置４は、電動シリンダ１１、ロック腕１２、ロックローラ１３、ロック受１４ａ、１４ｂ、固定ストッパー１５ａ、１５ｂ、により構成される。台車２の端面と固定ストッパー１５ａが衝突した状態、もしくは若干隙間が生じた状態となる。次に分岐器桁が所定の位置まで転換したことを検知し、ロック装置４に動作指令が与えられる。ロック装置４は電動シリンダ１１により、リンク機能を介し、ロックローラ１３を押し上げ、ロック受１４ａに押し当てることにより分岐桁１を直線側に押し付ける。反対側は台車端面と台車ストッパー１５ａ機能するため、結果としてロックローラ１３と固定ストッパー１５ａが、台車２を挟み込むようになり、分岐桁１を所定の位置に保持することができる。
【選択図】図３
Description
本発明は跨座型分岐モノレール分岐器に関するものである。
従来の分岐器は、分岐器の各台車に電動シリンダとロックローラを取り付け、各電動シリンダに対して、地上側に直線軌道構成用、及び曲線軌道構成用の２つのロック受けを取り付けており、電動シリンダによりロックローラを動作させ地上側のロック受にロックローラを押し込み、分岐桁を保持する構造としている。
この種の装置は下記の特許文献に開示されている。
特開２００７−２１１５５８号公報
この種の装置は下記の特許文献に開示されている。
１．前記従来技術の分岐器は、分岐器軌道桁に電動シリンダを取り付けていたため、ロック装置用の配線ケーブルは分岐器固定端付近の分岐器軌道桁から立ち上げ、分岐桁下方の側面部を沿わせて、配線されている。また、分岐器軌道桁は複数の桁がピン結合されており桁関節部が折れ曲がる構造となっているため、桁関節部には、必要な余長を設け、ずれない様に固定する等の対策が施されており、配線ルートを複雑にしている。
２．電動シリンダは台車表面に立てかけて取り付ける構造となっている。電動シリンダは重量が重いこと及び電動シリンダ取り付け部のスペースが狭いことから作業性を悪化させている。
３．ロック受は地上に取り付けられており、ロック受内にはゴミが溜まるため定期的な清掃が必要である。
本発明の目的とするところは、上記３つの課題を改善し、ロック装置構造簡略化及び保守性の向上を図った、跨座型モノレール分岐器を提供することにある。
本発明の目的とするところは、上記３つの課題を改善し、ロック装置構造簡略化及び保守性の向上を図った、跨座型モノレール分岐器を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、地上側に電動シリンダを取り付け、分岐器台車にロック受けを取り付けることにより問題を解決できる。
本発明により、以下の効果が得られる。
１．分岐器軌道桁に配線するケーブルが無くなり、構造が簡略化される。
２．ロック装置が地上側に設置されるため、取付・取外し作業が容易になる。
３．ロック受を台車側に取り付けるため、ロック受にゴミが溜まることがなくなりロック受の清掃作業が不要となる。
１．分岐器軌道桁に配線するケーブルが無くなり、構造が簡略化される。
２．ロック装置が地上側に設置されるため、取付・取外し作業が容易になる。
３．ロック受を台車側に取り付けるため、ロック受にゴミが溜まることがなくなりロック受の清掃作業が不要となる。
以下、本発明に係わる跨座型モノレール用分岐器の実施形態を図面に従って説明する。
図１は、本発明の跨座型モノレール分岐器の全体図を示す。
図２は、本発明の分岐器モノレール分岐器の側面図を示す。
図１は、本発明の跨座型モノレール分岐器の全体図を示す。
図２は、本発明の分岐器モノレール分岐器の側面図を示す。
本発明の分岐器は、分岐桁１と分岐桁を支持する台車２と分岐桁を転換させる駆動装置３と、本発明である分岐器を保持するロック装置４とから構成される。
隣接桁１ｃ側は固定端となっており、隣接桁１ａ、１ｂ側は可動端であり、直線状態には隣接桁１ａ、曲線時には隣接桁１ｂに進路を構成する。
分岐器は、駆動装置３により転換し、ロック装置４により分岐桁を保持する構造になっている。ロック装置４は地上側の各台車付近に設置され、駆動装置３を含めた各装置と干渉しないよう配置する。
隣接桁１ｃ側は固定端となっており、隣接桁１ａ、１ｂ側は可動端であり、直線状態には隣接桁１ａ、曲線時には隣接桁１ｂに進路を構成する。
分岐器は、駆動装置３により転換し、ロック装置４により分岐桁を保持する構造になっている。ロック装置４は地上側の各台車付近に設置され、駆動装置３を含めた各装置と干渉しないよう配置する。
以下、図３、図４に従いロック装置構造について説明する。
図３は直線転換状態のロック装置の平面図、図４は曲線転換状態のロック装置の側面図を示す。
ロック装置４は、電動シリンダ１１、ロック腕１２、ロックローラ１３、ロック受１４ａ、１４ｂ、固定ストッパー１５ａ、１５ｂ、により構成される。
図３は直線転換状態のロック装置の平面図、図４は曲線転換状態のロック装置の側面図を示す。
ロック装置４は、電動シリンダ１１、ロック腕１２、ロックローラ１３、ロック受１４ａ、１４ｂ、固定ストッパー１５ａ、１５ｂ、により構成される。
電動シリンダ１１は、電動シリンダ受台１６により地上側ベースプレート上に設置される。ロック腕１２は地上側に設置したロック腕受台１７により回転可能となるようピン接合され、ロック腕１２の先端部には、偏摩耗防止のためロックローラ１３を取り付ける。
ロック受１４ａ、１４ｂは直線転換状態用として１４ａ、曲線転換状態用として１４ｂを設け、各々、ロックローラ１３と適合した配置とする。
ロック受１４ａ、１４ｂは直線転換状態用として１４ａ、曲線転換状態用として１４ｂを設け、各々、ロックローラ１３と適合した配置とする。
以下、ロック装置４の動作について説明する。
分岐器が曲線から直線に転換した場合、台車２の端面と固定ストッパー１５ａが衝突した状態、もしくは若干隙間が生じた状態となる。次に分岐器桁が所定の位置まで転換したことを検知し、ロック装置４に動作指令が与えられる。
分岐器が曲線から直線に転換した場合、台車２の端面と固定ストッパー１５ａが衝突した状態、もしくは若干隙間が生じた状態となる。次に分岐器桁が所定の位置まで転換したことを検知し、ロック装置４に動作指令が与えられる。
ロック装置４は電動シリンダ１１により、リンク機能を介し、ロックローラ１３を押し上げ、ロック受１４ａに押し当てることにより分岐桁１を直線側に押し付ける。反対側は台車端面と台車ストッパー１５ａ機能するため、結果としてロックローラ１３と固定ストッパー１５ａが、台車２を挟み込むようになり、分岐桁１を所定の位置に保持することができる。
１：分岐桁
１ａ：直線側隣接桁
１ｂ：曲線側隣接桁
１ｃ：固定端隣接桁
２：台車
３：駆動装置
４：ロック装置
１１：電動シリンダ
１２：ロック腕
１３：ロックローラ
１４ａ：直線状態用ロック受
１４ｂ：曲線状態用ロック受
１５ａ：直線状態用固定ストッパー
１５ｂ：曲線状態用固定ストッパー
１６：電動シリンダ受台
１７：ロック腕受台
１ａ：直線側隣接桁
１ｂ：曲線側隣接桁
１ｃ：固定端隣接桁
２：台車
３：駆動装置
４：ロック装置
１１：電動シリンダ
１２：ロック腕
１３：ロックローラ
１４ａ：直線状態用ロック受
１４ｂ：曲線状態用ロック受
１５ａ：直線状態用固定ストッパー
１５ｂ：曲線状態用固定ストッパー
１６：電動シリンダ受台
１７：ロック腕受台
Claims (2)
- 地上側に設置した電動シリンダと、前記電動シリンダにより動作可能としたロックローラと、分岐器軌道桁を支持する台車に取り付けたロック受と、地上側に設置した固定ストッパーとからなるロック装置を備え、分岐器を保持することを特徴とする跨座型モノレール分岐器。
- 請求項１の分岐器において、電動シリンダは直線転換状態と曲線転換状態の中間位置に設置し、台車表面に直線転換状態用と曲線転換用２つのロック受を備えた跨座型モノレール分岐器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007324283A JP2009144454A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 跨座型モノレール分岐器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007324283A JP2009144454A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 跨座型モノレール分岐器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009144454A true JP2009144454A (ja) | 2009-07-02 |
Family
ID=40915370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007324283A Pending JP2009144454A (ja) | 2007-12-17 | 2007-12-17 | 跨座型モノレール分岐器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009144454A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101967781A (zh) * | 2010-09-17 | 2011-02-09 | 山西潞安环保能源开发股份有限公司漳村煤矿 | 一种单轨吊道岔 |
| CN102787536A (zh) * | 2012-07-20 | 2012-11-21 | 重庆川东船舶重工有限责任公司 | 跨坐式单轨交通轨道可挠式道岔梁 |
| CN102975740A (zh) * | 2012-11-20 | 2013-03-20 | 中铁宝桥集团有限公司 | 城市轨道交叉渡线中间回转装置及消除梁体侧弯上拱方法 |
| WO2014068783A1 (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-08 | 株式会社 日立製作所 | モノレール分岐装置 |
| KR200481497Y1 (ko) * | 2016-05-03 | 2016-10-17 | 천운궤도주식회사 | 안내궤도식 고무차륜 경전철 분기기용 가동안내판 록킹구조 |
| JP2017040085A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社日立製作所 | モノレール用分岐器 |
| CN107604774A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-01-19 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种单轨交通异步换梁型道岔 |
| CN107757630A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-03-06 | 中铁宝桥集团有限公司 | 悬挂式单轨交通系统走行面翻转修正式道岔及实现方法 |
| JP2019142713A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | 岡田装飾金物株式会社 | レール切換ユニット及びこのユニットを備えたレール構造 |
| JP2021036112A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社日立製作所 | 跨座型モノレール分岐器用ロック装置 |
| CN113392440A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 中国航天科工飞航技术研究院（中国航天海鹰机电技术研究院） | 电子道岔轨道梁设计验证方法及系统 |
| CN115305748A (zh) * | 2022-07-20 | 2022-11-08 | 中铁宝桥集团有限公司 | 一种跨座式旅游观光单轨双曲线替换梁道岔 |
-
2007
- 2007-12-17 JP JP2007324283A patent/JP2009144454A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101967781A (zh) * | 2010-09-17 | 2011-02-09 | 山西潞安环保能源开发股份有限公司漳村煤矿 | 一种单轨吊道岔 |
| CN102787536A (zh) * | 2012-07-20 | 2012-11-21 | 重庆川东船舶重工有限责任公司 | 跨坐式单轨交通轨道可挠式道岔梁 |
| CN102787536B (zh) * | 2012-07-20 | 2015-08-05 | 重庆川东船舶重工有限责任公司 | 跨坐式单轨交通轨道可挠式道岔梁 |
| WO2014068783A1 (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-08 | 株式会社 日立製作所 | モノレール分岐装置 |
| CN102975740A (zh) * | 2012-11-20 | 2013-03-20 | 中铁宝桥集团有限公司 | 城市轨道交叉渡线中间回转装置及消除梁体侧弯上拱方法 |
| JP2017040085A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社日立製作所 | モノレール用分岐器 |
| KR200481497Y1 (ko) * | 2016-05-03 | 2016-10-17 | 천운궤도주식회사 | 안내궤도식 고무차륜 경전철 분기기용 가동안내판 록킹구조 |
| CN107604774B (zh) * | 2017-10-31 | 2023-12-15 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种单轨交通异步换梁型道岔 |
| CN107604774A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-01-19 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种单轨交通异步换梁型道岔 |
| CN107757630A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-03-06 | 中铁宝桥集团有限公司 | 悬挂式单轨交通系统走行面翻转修正式道岔及实现方法 |
| JP7173528B2 (ja) | 2018-02-19 | 2022-11-16 | 岡田装飾金物株式会社 | レール切換ユニット及びこのユニットを備えたレール構造 |
| JP2019142713A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | 岡田装飾金物株式会社 | レール切換ユニット及びこのユニットを備えたレール構造 |
| JP2021036112A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社日立製作所 | 跨座型モノレール分岐器用ロック装置 |
| CN113392440A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 中国航天科工飞航技术研究院（中国航天海鹰机电技术研究院） | 电子道岔轨道梁设计验证方法及系统 |
| CN113392440B (zh) * | 2020-03-11 | 2024-05-03 | 中国航天科工飞航技术研究院（中国航天海鹰机电技术研究院） | 电子道岔轨道梁设计验证方法及系统 |
| CN115305748A (zh) * | 2022-07-20 | 2022-11-08 | 中铁宝桥集团有限公司 | 一种跨座式旅游观光单轨双曲线替换梁道岔 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2009144454A (ja) | 跨座型モノレール分岐器 | |
| CN102079026A (zh) | 单面焊接装置 | |
| JP5865156B2 (ja) | 橋桁の架設・撤去装置とこれを用いた橋桁の新設・撤去方法 | |
| KR101130866B1 (ko) | 트랙 탬핑 장치 | |
| JP4405958B2 (ja) | 橋桁の架設および撤去方法と橋桁工事用装置 | |
| CN200974948Y (zh) | 道岔铺设纵移平车 | |
| MX2010005659A (es) | Ensambles elevadores que incluye un fuerte sistema de viga posterior trapezoidal. | |
| KR20120043184A (ko) | 시저스 타입 궤도 분기기의 회전거더 구동장치 | |
| JP6640629B2 (ja) | 跨座型モノレール用分岐器 | |
| JP2010053557A (ja) | 鉄道桁移動設置装置、鉄道桁移動設置方法および鉄道桁撤去方法 | |
| JP5065406B2 (ja) | 軌道直下を突き固めるための突固めユニット | |
| CN101336204B (zh) | 沿支承轨道行驶的管线运输车 | |
| KR20010075908A (ko) | 레일의 열팽창을 고려한 교량점검차용 주행장치 | |
| JP2006143201A (ja) | 門形クレーンを搬送するための搬送台車 | |
| JP2004168271A (ja) | 軌条走行機械の転倒防止装置 | |
| JP5473847B2 (ja) | パンタグラフ用舟体及びそれを有するパンタグラフ | |
| JP6054636B2 (ja) | 鉄道分岐器、鉄道分岐器用トングレール | |
| ATE549227T1 (de) | Wagen zur schienenverlegung und wartungsmaschine dafür | |
| JP4832195B2 (ja) | モノレール用分岐装置 | |
| KR200441970Y1 (ko) | 전차선 교체용 포설기 | |
| JP5534539B2 (ja) | 鉄道システム用分岐器 | |
| KR101007305B1 (ko) | 선로분기부의 텅레일 조정장치 | |
| JP2014141799A (ja) | 枕木固定装置 | |
| KR20160053414A (ko) | 트롤리 바 이물 제거장치 및 이를 포함하는 천장크레인 | |
| CN220761469U (zh) | 一种用于弧形u肋的内焊臂架 |