JP2021036112A - 跨座型モノレール分岐器用ロック装置 - Google Patents

跨座型モノレール分岐器用ロック装置 Download PDF

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【課題】レバー式制御装置を取り付け容易にするとともに、そのスイッチへの当接部、すなわちストライカに対する位置調整作業を省略して設置工数を低減できる跨座型モノレール分岐器用ロック装置を提供する。【解決手段】直列に接続される複数の分岐桁と、それら分岐桁を移動してモノレール車両の進路を転換する駆動装置と、分岐桁の接続部の下部に備えられた台車と、からなる跨座型モノレール分岐器の台車の側面に付設されて分岐桁を地上側の基盤に固定する、跨座型モノレール分岐器用ロック装置5であって、基盤に設けられたロックローラ受けに係合するロックローラ5dと、そのロックローラ5dを回動するロックウデ5bと、そのロックウデ5bに一体に備えられるストライカ5fと、そのストライカ5fが当接する制御装置5g1S,5g2S,5g1P,5g2Pと、を備えた。【選択図】図4

Description

本発明は、跨座型モノレール分岐器用ロック装置に関し、跨座型モノレールの軌道を一方の進路から他方の進路へ選択的に転換する分岐器(以下、単に「分岐器」ともいう)の進路構成時に分岐桁を固定するロック装置に関する。
この種のロック装置として、例えば、特許文献1に開示のロック装置が知られている。
特開2012−172318号公報
跨座型モノレール分岐器用ロック装置(以下、単に「ロック装置」ともいう)の一例を考察する。ロック装置は、分岐桁を支持して進路転換時に移動するための台車の端部に設置されている。ロック装置は、分岐桁の固定と移動との状態に応じて分岐桁を載せた台車を固定と開放とに区別する。ロック装置は、電動シリンダによる推力を回転運動に変換して、固定と開放とに区別する動作を行う。
ロック装置は、台車側のロックローラと、地上側のロックストッパと、を備える。電動シリンダは、ロック装置の先端に凸部が設けられたロックローラを、回転運動により地上側に指向させる。その結果、ロック装置は、地上側に凹部が設けられたロックストッパ内にロックローラを嵌め込むことで、分岐桁を固定する。
分岐器は、進路構成時に、ロックローラがロックストッパに嵌り込むことで桁を固定しているが、進路切り替え時は、回転運動によってロックローラを移動し、ロックストッパから外して非固定状態にする。このように、分岐器を非固定状態にしてから、駆動装置で分岐桁の移動を可能にする。駆動装置によって分岐桁の移動が完了すると、再びロック装置を回転運動させて分岐桁を固定するように動作し、分岐器の転換が完了する。
従来のロック装置では、レバー式制御装置のアクチュエータの角度が、所定の角度であることを検出して制御する構成である。しかしながら、新規設置されるレバー式制御装置の検出角度は、均一でなくズレているため、それを適正化する調整に技術を要する構造となっていた。検出角度がズレる原因は、次のとおりである。
回転動作するレバー式制御装置を用いたロック装置において、検出角度がズレる原因は、ロック装置の回転中心と、レバー式制御装置(アクチュエータ)の回転中心と、の間に相対位置のズレ、すなわち、不一致があるためである。その結果、制御信号を生成するまでの動作タイミング、さらには制御応答に無視できない固体差が発生することになる。
そこで、次に示すようなズレ対策も実施されていた。分岐器を新規に組立設置する際、現地での調整作業性を考慮し、レバー式制御装置を用いたロック装置における各ボルト締結部は、多少のズレが存在する前提の下で長穴構造が採用されており、その長穴でズレを吸収できるような構造であった。
つまり、締結するボルトの位置を長穴の中で移動させながら、最適位置を模索して締結していた。しかしながら、合計16個のレバー式制御装置に対し、それに応じて長穴部が複数あるため、現地での許容範囲に対する判断が難しい。このように、レバー式制御装置を用いた従来の跨座型モノレール分岐器用ロック装置は、現地での調整に技術を要するという欠点があった。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、レバー式制御装置を取り付け容易にするとともに、そのスイッチへの当接部、すなわちアクチュエータ(以下、「ストライカ」ともいう)に対する位置調整作業を省略して設置工数を低減できる跨座型モノレール分岐器用ロック装置を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するために、次のような手段を採用した。直列に接続される複数の分岐桁と、分岐桁を移動してモノレール車両の進路を転換する駆動装置と、分岐桁の接続部の下部に備えられた台車と、からなる跨座型モノレール分岐器の台車の側面に付設されて分岐桁を地上側の基盤に固定する、跨座型モノレール分岐器用ロック装置であって、基盤に設けられたロックローラ受けに係合するロックローラと、ロックローラを回動するロックウデと、ロックウデに一体に備えられるストライカと、ストライカが当接する制御装置と、を備えた。
本発明によれば、レバー式制御装置を取り付け容易にするとともに、そのスイッチへの当接部、すなわちアクチュエータ(ストライカ)に対する位置調整作業を省略して設置工数を低減できる跨座型モノレール分岐器用ロック装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る跨座型モノレール用分岐器の直線状態を示した平面図である。 図2は、図1の跨座型モノレール用分岐器の側面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るロック装置を示すX方向正面図である。(図2のA−A断面)である。 図4は、図3のロック装置が台車の移動を許容しない(拘束あり)状態の斜視図である。 図5は、図3のロック装置が台車の移動を許容する(拘束なし)状態の斜視図である。 図6は、図3〜図5のロック装置をなす当接部(以下、「ストライカ」ともいう)の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る跨座型モノレール分岐器用ロック装置を説明する。まず、各方向を定義する。水平面内をなす2軸をX軸とY軸とし、X軸とY軸がなす水平面に鉛直な方向の軸をZ軸とする。図1は、本発明の一実施形態に係る跨座型モノレール用分岐器の直線状態を示した平面図である。図2は、図1の跨座型モノレール用分岐器の側面図である。
まず、前提となる跨座型モノレール用分岐器について、図1及び図2を用いて説明する。跨座型モノレール用分岐器に用いられるロック装置5(図2〜図5)が本発明の一実施形態に係る跨座型モノレール分岐器用ロック装置(以下、単に「ロック装置」ともいう)5であり、図3〜図6を用いて詳述する。モノレール軌道(図1及び図2)において、直線と曲線に進路を切り替える分岐器は、地上に固定された軌道桁(固定端側固定桁1)に連続する態様で直列に連結された複数の分岐桁2a〜2d(以下、まとめて「分岐桁2」と記す)を移動させることで分岐器の進路を切り替える構成である。
複数の分岐桁2には、その下面の鉛直方向を支持する台車3a〜3e(全部をまとめて3)がそれぞれ備えられている。台車3は、分岐桁2それぞれの長手方向に交差する方向に分岐桁2を可搬する。これら台車3のうち大きく移動する台車3b〜3eの移動方向に沿ってレール6aが敷設されている。このレール6a上の台車3b〜3eに支持された分岐桁2を移動させる駆動装置4と、固定時に分岐桁2を固定するロック装置5と、をさらに備えて分岐器が構成される。分岐桁2は、ロック解除されてから進路を切り替えた後、再びロックされる。
このように、跨座型モノレール分岐器は、固定端側固定桁1に隣接する第1分岐桁2aから第4分岐桁2d(これもまとめて「分岐桁2」と記す)までの直列に接続される各分岐桁と、第4分岐桁2dに隣接する固定端側固定桁1と、分岐桁2を支持する台車3a,3b,3c,3d,3eと、これら分岐桁2を転換して進路を切り替える駆動装置4と台車3b〜3eに設置されモノレール車両が通過する際、分岐桁2を支持する台車3b〜3eを、台車3b〜3eが移動するためのレール6aが敷設される基盤6に固定するロック装置5から構成される。
分岐桁2aの固定端下方に備えられる台車3aは、転換動作による移動量が微小なため、転換時は地上側に備えられた台車受け部の上面を摺動する態様となる。分岐桁2を支持する台車3b〜3eは、分岐桁の長手方向に交差する方向に敷設されるレール6a上を移動して分岐器を所定の位置まで運搬して、分岐器の転換動作が完了する。
駆動装置4は、図示を大幅に省略するが、分岐桁2bの下部に2台、分岐桁2dの下部に2台、といった割合で、不図示の減速機を備えている。減速機は、鉛直軸周りに回転可能に配設された駆動軸と、水平軸周りに回転可能に配設された入力軸とを有する。入力軸には動力源であるモータと、駆動力を他方の減速機へ動力を伝達する連結軸を備える。駆動軸には一方の端部が接続するとともに駆動軸の回転に伴い水平面内で旋回するアームを備えられている。アームの他方の端部にはローラを備える。このローラは、分岐桁2bと分岐桁2dの下面にその長手方向に沿って備えられる溝部に係合(嵌め込まれる)される。
駆動装置4の駆動軸が回転すると、駆動軸に接続するアームが水平面内で旋回してアームの先端のローラが溝部に沿って移動する。ローラが溝部に沿って移動する過程において、溝に直交する水平方向に駆動力が付与される。この駆動力により分岐器を構成する一連の分岐桁2は一方の進路から他方の進路へ移動する。一連の分岐桁2が直線状態から曲線状態へ、又は曲線状態から直線状態へ転換し進路を切り替える。
図3は、本発明の一実施形態に係るロック装置を示すX方向正面図である。(図2のA−A断面)である。図3に示すように、ロック装置5は、分岐桁2を支持する台車3b〜3eに備えられる。このロック装置5は、分岐桁2を支持する台車3b〜3eを、台車3b〜3eが走行するレール6aが敷設される基盤6に固定する装置である。図4は、図3のロック装置5が台車3b〜3eの移動を許容しない(拘束あり)状態の斜視図である。図5は、図3のロック装置5が台車3b〜3eの移動を許容する(拘束なし)状態の斜視図である。図6は、図3〜図5のロック装置5をなすストライカの斜視図である。
なお、ロック装置5は、分岐器が固定状態と非固定状態と、何れの状態であるのかを監視し、検出された状態に応じて適切に制御される。ロック装置5は、位置検知と停止制御それぞれの信号を生成するためのレバー式制御装置5gを備える。図4及び図5に示すように、レバー式制御装置5gを構成する4つのレバー式制御装置5g1P,5g1S,5g2P,5g2Sは、4つの異なる状態を検出するセンサであり、それぞれにレバー5hと、レバー5hの先端部に備えられるスイッチローラ5jと、を備える。
このように、レバー式制御装置5gは、1箇所のロック装置において、4つの異なる状態を検出するセンサが必要である。4つのうち2つに大別される状態は、レバー式制御装置5gにおいて、レバー状のストライカ5fが、分岐器の固定状態と非固定状態との状態に応じて、固定側死点と非固定側死点と、何れか適切な方に位置付けられる状態である。
2つに大別された中で小さく区別される2つの状態は、レバー式制御装置5gにおいて、ストライカ5fが、固定側か非固定側か何れか一方の死点に接近した状態と、それぞれの死点に到達した状態と、に区別される。すなわち、4つの異なる状態とは、分岐器の固定状態と非固定状態と、の何れか2つに大別されて、さらにどちらか一方の死点に接近した状態と、それぞれの死点に到達した状態と、に小さく区別される状態をいう。
このように、レバー式制御装置5gは、まず、死点それぞれに接近した状態を検出し、停止の準備その他の制御信号を生成して制御し、その後、死点に到達したら動作を停止するように制御信号を生成して制御する。なお、ストライカ5fは、分岐器が転換動作する都度にもロック状態を解除して再びロックするように往復動作する。また、上述したその他の制御信号とは、分岐器の固定状態と非固定状態と、切り替わったことを検知して分岐桁2を支持する台車3b〜3eを駆動装置4により移動しても良いか否かについて、許可したり禁止したりする制御信号をいう。
レバー式制御装置5gは、上述のようにして分岐器を転換動作させる制御信号を生成して適切に制御する。そのため、1箇所のロック装置に4個のレバー式制御装置5gが必要である。また、分岐器には可動式の分岐桁2a〜2dの4つがあり、それぞれの分岐桁2a〜2d毎に台車3b〜3eがあり、それら台車3b〜3e毎にロック装置5が付設されている。したがって、1つの分岐器には、ロック装置が4箇所設置され、各ロック装置にレバー式制御装置が4個使われているため、合計16個のレバー式制御装置によって構成されている。
ロック装置5は、立設される基部5eと、基部5eに接続する電動シリンダ受け5lを介して固定される電動シリンダ5aと、基部5eに接続するロックウデ5cに回動可能に保持されるとともに水平方向の軸周りに回動するロックウデ5bと、電動シリンダ受け5lに固定されるとともにロックウデ5bに接続する電動シリンダ5aと、基部5eに固定されるレバー式制御装置取付台5kと、レバー式制御装置取付台5kに固定台5iを介して取付られるとともにロックウデ5bの位置検知と停止を制御するレバー式制御装置5gと、ロックウデ5bに一体に構成されるとともにレバー式制御装置5gに当接するストライカ5fと、を有する。
ロックウデ5bには、基盤6に設けられたロックローラ受け6bに係合するロックローラ5dが備えられる。ロックローラ5dは、電動シリンダ5aがロックウデ5bを約90°回動することによって、基盤6に設置されるロックローラ受け6bに嵌り込んで、分岐桁2a〜2dを支持する台車3b〜3eを基盤6に固定する。なお、ロックウデ5bの回動角度は約90°と例示したが、それに限定せず、45°〜180°でも構わない。
レバー式制御装置5g(5g1P,5g1S,5g2P,5g2S)は、レバー5hと、レバー5hの先端部に備えられるスイッチローラ5jと、を備える。レバー式制御装置5gは、電動シリンダ5aの動作に伴って回動するロックウデ5bに一体に備えられるストライカ5fのスイッチローラ5jへの当接の有無を判断して、ロックウデ5bの位置を検出するとともにその動作を停止(制御)する。
1台のロック装置5は、円弧状のレバー式制御装置取付台5kの一方の端部に、ロックローラ5dがロックローラ受け6bから離れて台車3b〜3eが移動できる状態になったことを検知する位置検知用レバー式制御装置5g1P及び停止制御用レバー式制御装置5g1Sを備える。同様に、円弧状のレバー式制御装置取付台5kの他方の端部に、ロックローラ5dがロックローラ受け6bに係合して台車3b〜3eが固定された状態になったことを検知する位置検知用レバー式制御装置5g2P及び停止制御用レバー式制御装置5g2Sを備える。
円弧状のレバー式制御装置取付台5kは、ロックローラ5dが回動する時に掃く垂直面(X−Z平面)に平行に位置する態様で、その一方の端部が基部5eの取付面に固定される。ロックウデ5bのY軸に沿う回転軸は、円弧状のレバー式制御装置取付台5kの(仮想)原点を通る位置に置かれる態様で、基部5eの取付面に固定されるロックウデ受け5cに回動可能に保持される。
ロックローラ5dがロックローラ受け6bから外れて台車3b〜3eが移動できる状態を検知する2個のレバー式制御装置5g1P、5g1Sは、レバー式制御装置取付台5kの一方の端部である基部5eに近い位置にY−Z平面に平行に配設される固定台5i1に備えられる。
ロックローラ5dがロックローラ受け6bに係合して台車3b〜3eを固定した状態を検知する2個のレバー式制御装置5g2P、5g2Sは、レバー式制御装置取付台5kの他方の端部であって、基部5eから離れた位置にX−Y平面に配設される固定台5i2に備えられる。
ストライカ5fが一体に設けられるロックウデ5bを回動可能に保持するロックウデ受け5cと、台車3b〜3eが移動できる状態を検知するレバー式制御装置5g1P(5g1S)及び台車3b〜3eが固定された状態を検知するレバー式制御装置5g2P(5g2S)を備えるレバー式制御装置取付台5kと、が共通の基部5eに固定されている。
上述した構成によって、ロック装置5を構成する各部品の幾何公差を管理すれば、ストライカ5fがレバー式制御装置5g1P(5g1S)、5g2P(5g2S)に高い精度で当接する構成が実現できる。したがって、ロック装置5は、現地作業において、ストライカ5fに対するレバー式制御装置5g1P(5g1S)、5g2P(5g2S)の位置等を調整する必要がなく、少ない作業工数でロック装置5を据え付けることができる。
なお、ストライカ5fがレバー式制御装置5gに当接することによって、ロックローラ5dの位置を検知するとともに、その停止を制御している。位置を検知した後、停止を制御するため、ストライカ5fの当接面には、図6に示すように、段付き部をなす凸部5fP及び凹部5fSを設け、凸部5fPが位置を検出するレバー式制御装置5g1P(5g2P)のスイッチローラ5jに当接した後、凹部5fSが停止を制御するレバー式制御装置5g1S(5g2S)スイッチローラ5jに当接する構成としている。
以上の構成によって、ロック装置5にレバー式制御装置5gを容易に取り付け可能であるとともに、レバー式制御装置5gのスイッチに当接するストライカ5fに対する位置調整作業を省略して設置工数を低減できる分岐器を提供することができる。
1…固定端側固定桁、2a,2b,2c,2d…分岐桁、3a,3b,3c,3d,3e…台車、4…駆動装置、5…ロック装置、5a…電動シリンダ、5b…ロックウデ、5c…ロックウデ受け、5d…ロックローラ、5e…基部、5f…ストライカ、5fP…凸部、5fS…凹部、5g,5g1P,5g1S,5g2P,5g2S…レバー式制御装置、5h…レバー、5i1,5i2…固定台、5j…スイッチローラ、5k…レバー式制御装置取付台、5l…電動シリンダ受け、6…基盤、6a…レール、6b…ロックローラ受け

Claims (7)

  1. 直列に接続される複数の分岐桁と、
    前記分岐桁を移動してモノレール車両の進路を転換する駆動装置と、
    前記分岐桁の接続部の下部に備えられた台車と、
    からなる跨座型モノレール分岐器の前記台車の側面に付設されて前記分岐桁を地上側の基盤に固定する、
    跨座型モノレール分岐器用ロック装置であって、
    前記基盤に設けられたロックローラ受けに係合するロックローラと、
    前記ロックローラを回動するロックウデと、
    前記ロックウデに一体に備えられるストライカと、
    前記ストライカが当接する制御装置と、
    を備えた、
    跨座型モノレール分岐器用ロック装置。
  2. 前記制御装置が固定される制御装置取付台と、
    前記ロックウデを回動可能に保持するロックウデ受けと、
    をさらに備え、
    前記制御装置取付台とロックウデ受けとを共通の基部の取付面に接続した、
    請求項1に記載の跨座型モノレール分岐器用ロック装置。
  3. 前記制御装置取付台は略円弧形状であり、
    前記ロックウデの回転軸が、前記略円弧形状の仮想原点を通る位置に配設される、
    請求項2に記載の跨座型モノレール分岐器用ロック装置。
  4. 前記制御装置取付台を含む第1仮想平面は、
    前記基部の取付面を含む第2仮想面に、交差する、
    請求項3に記載の跨座型モノレール分岐器用ロック装置。
  5. 前記ストライカが前記制御装置に当接することによって、前記ロックローラの位置を検知するとともに、
    前記ロックローラを回動する前記ロックウデの停止を制御する、
    請求項1に記載の跨座型モノレール分岐器用ロック装置。
  6. 前記ロックローラを回動する前記ロックウデの位置を検知した後、停止を制御するため、
    前記ストライカの当接面に、段付き部をなす凸部及び凹部を設け、
    前記凸部が位置を検出する制御装置スイッチローラに当接した後、
    前記凹部が停止を制御する制御装置スイッチローラに当接する、
    請求項1に記載の跨座型モノレール分岐器用ロック装置。
  7. 前記ロックウデを回動させる駆動源として電動シリンダをさらに備え、
    前記ロックローラは、
    前記ロックウデの回転半径方向に凸部を形成するように設けられ、
    前記電動シリンダの伸張又は短縮する動作により前記ロックウデを45°〜180°回動し、前記基盤に設置されたロックローラ受けに嵌入することにより前記台車を前記基盤に固定し、
    前記電動シリンダが前記ロックウデを逆回動させ、前記ロックローラ受けから前記ロックローラを離脱させることにより前記台車の移動が許容される、
    請求項1に記載の跨座型モノレール分岐器用ロック装置。
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