JP2009143238A - 画像操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷出力に際して作成されたビットマップデータの再利用時における機密性を確保する。
【解決手段】第1パスワードを要求する印刷出力に際して作成されたビットマップデータを再利用するための画像操作装置は、操作部により操作者からの入力を受け付け、制御部により、操作部から入力された情報と、第1パスワードを参照して生成されたビットマップデータの再利用に関する制限情報としての第2パスワードとを照合することによって、操作者によるビットマップデータの再利用を許可するか否かを判断する。ビットマップデータの再利用としては、再印刷、画像編集、所定ファイル形式への変換の少なくとも一つが含まれる。
【選択図】図9

Description

本発明は画像操作装置に関する。
PC(Personal Computer)等で作成された文書ファイルの秘匿性を維持するための機
能として、例えば、PDF(Portable Document Format)に代表されるように、パスワードを入力しないとファイルを開くことができない機能や、プリンタドライバで印刷ジョブを送信する場合の機密印刷機能などがある。また、特許文献1には、印刷依頼ごとにジョブの印刷可否の判断を行う機能や、出力機器の制限を設定する機能が開示されている。
特開2004−152108号公報
しかしながら、上述のような従来の技術では、作成された文書ファイルを、プリンタコントローラを介して印刷すると、ビットマップ化された画像データ(ビットマップデータ)はプリンタコントローラ内に保存され、ジョブスプーラユーティリティ等を利用して閲覧や操作が可能であるため、秘匿性を維持することができないという問題があった。同様に、ビットマップデータを他のファイル形式に変換する場合においても、秘匿性が保証されていないという問題があった。
本発明の課題は、印刷出力に際して作成されたビットマップデータの再利用時における機密性を確保することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、第1パスワードを要求する印刷出力に際して作成されたビットマップデータを再利用するための画像操作装置であって、
操作者からの入力を受け付ける操作部と、前記操作部から入力された情報と、前記第1パスワードを参照して生成された前記ビットマップデータの再利用に関する制限情報としての第2パスワードとを照合することによって、前記操作者による前記ビットマップデータの再利用を許可するか否かを判断する制御部と、を備え、前記ビットマップデータの再利用として、再印刷、画像編集、所定ファイル形式への変換の少なくとも一つを含むことを特徴としている。
制御部は、専用処理回路を用いたハードウェア構成であってもよく、また、例えば中央演算回路のような汎用処理回路がソフトウェアと協働する構成であってもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像操作装置において、前記第2パスワードは、前記第1パスワードと同一のパスワードであることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像操作装置において、前記制御部は、前記操作者に前記ビットマップデータの操作を許可した後、操作後のデータファイルに前記制限情報を適用するか否かの選択を促す情報を通知することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像操作装置において、各種情報を表示する表示部を備え、前記制御部は、前記選択を促す情報を前記表示部に表示することを特徴としている。
本発明によれば、印刷出力に際して作成されたビットマップデータの再利用時における機密性を確保することが可能となる。
特に、ビットマップデータの再利用に関する制限情報が、印刷出力に必要な第1パスワードと同一であることにより、操作者のワークフローの簡易化を図ることが可能となる。
本実施形態の印刷システムの構成を示す図である。 クライアントPCの主要部構成を示すブロック図である。 プリンタコントローラの主要部構成を示すブロック図である。 プリンタの主要部構成を示すブロック図である。 印刷指示をする際にクライアントPCにおいて実行される処理を示すフローチャートである。 印刷時にプリンタコントローラにおいて実行される処理を示すフローチャートである。 プリンタコントローラのハードディスクに記憶されたビットマップデータテーブルのデータ構成を示す図である。 印刷時にプリンタにおいて実行される処理を示すフローチャートである。 プリンタコントローラにおいて実行されるビットマップデータの再利用処理を示すフローチャートである。 プリンタコントローラの表示部に表示される、印刷処理済の印刷ジョブのリストの一例を示す図である。 プリンタコントローラの表示部に表示される利用権限設定ダイアログの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
まず、本実施形態における構成について説明する。
図1に、本発明の実施形態に係る印刷システム10の全体構成を示す。印刷システム10は、図1に示すように、クライアントPC(Personal Computer)1、プリンタコント
ローラ2、プリンタ3により構成され、これらは通信ネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。
通信ネットワークNは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の規格によりコンピュータやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)や、LAN同士を専用線で接続したWAN(Wide
Area Network)等から構成される。
なお、印刷システム10を構成するクライアントPC1、プリンタコントローラ2、プリンタ3の台数は特に限定されない。また、図1では、プリンタコントローラ2とプリンタ3が通信ネットワークNを介して接続されている場合を示しているが、本実施形態は必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、IEEE1394などの規格に従ったインターフェイスを介して接続されていてもよい。
また、図1では、プリンタコントローラ2とプリンタ3が別体である場合を示しているが、両者の機能を一つの筐体に一体的に備えた画像形成装置を用いてもよい。更に、プリンタ3の代わりに、複写機、スキャナ、プリンタ等の複数の機器の機能を1台にまとめた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)などの画像形成装置を用いてもよい。
クライアントPC1で作成された印刷ジョブ(各種アプリケーションソフトウェアで作成されたドキュメントデータ、定型業務システムからの帳票データ、或いは画像処理ソフトウェアなどにより作成された画像データなどの各種データに基づいてプリンタドライバにより作成される)は、プリンタコントローラ2に送信される。プリンタコントローラ2は、クライアントPC1から送信された印刷ジョブをプリンタ3が画像形成するための画像データ(ビットマップデータ)に変換する。
次に、クライアントPC1、プリンタコントローラ2、プリンタ3の各機器の構成について説明するが、各機器で同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるため初回のみその説明を行い、2回目以降はその説明を省略する。
図2に、クライアントPC1の主要部構成を示す。クライアントPC1は、一般的なパーソナルコンピュータであり、図2に示すように、クライアントPC1全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)101、各種プログラムやデータを
格納するためのROM(Read Only Memory)102、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)103、図示しないフレキシブルディスクを読み取るためのFDD(フレキシブルディスクドライブ)104、図示しないCD−ROMを読み取るためのCDD(コンパクトディスクドライブ)105、CPUが実行するプログラムやデータを記憶するためのハードディスク106、各種情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部107、各種指示の入力のためのキーボードやマウス等から構成される操作部108、通信ネットワークNに接続するためのLANカードなどのネットワークインターフェイス109を含み、これらは信号をやり取りするためのバス110を介して相互に接続されている。
CPU101は、操作部108により、作成された原稿の印刷が指示された場合、印刷対象のアプリケーションファイル形式のデータからPDL(Page Description Language
:ページ記述言語)ファイル形式のデータ(PDLデータ)に変換する。特に、機密印刷が指示された場合、CPU101は、機密印刷の有無情報と、操作部108により入力された第1パスワードを機密印刷情報としてPDLデータ内に記録する。
ハードディスク106は、プリンタの制御を行うプリンタドライバや、データ送受信用のアプリケーションを記憶することができる。ここで、ハードディスク106に記憶されるプリンタドライバは、プリンタを制御するためのソフトウェアであり、CPU101により、アプリケーションから受け取った文宇や画像のデータをプリンタが解釈することのできるPDLデータに変換し、印刷ジョブを作成するものである。また、プリンタドライバには、複数ページを縮小して1枚の用紙に印刷する割り付け機能や、プリンタの状態を監視して用紙切れやトナー切れを警告する機能などが備わっている。
図3に、プリンタコントローラ2の主要部構成を示す。プリンタコントローラ2は、プリンタ用のサーバコンピュータであり、図3に示すように、CPU201、ROM202、RAM203、FDD204、CDD205、ハードディスク206、表示部207、操作部208、ネットワークインターフェイス209及び通信部210を含み、これらは信号をやり取りするためのバス211を介して相互に接続されている。
CPU201は、クライアントPC1から受信されたPDLデータをビットマップデータに変換してハードディスク206に保存させる。特に、PDLデータに機密印刷情報が含まれる場合、CPU201は、機密印刷情報に含まれる第1パスワードから、ビットマップデータの再利用に関する制限情報(第2パスワード)を生成し、その制限情報とビットマップデータを関連付けてハードディスク206に保存させる。本実施形態では、第1パスワードと第2パスワードが同一であるものとする。
また、CPU201は、ハードディスク206に記憶されたビットマップデータの再利用が指示された場合、当該ビットマップデータの再利用に関する制限情報と、操作部208から入力されたパスワードとを照合し、当該ビットマップデータの再利用を許可するか否かを判断する。
ハードディスク206には、例えば、データ送受信用のアプリケーションや、外部のクライアントPC1から受信した印刷ジョブにおけるPDLデータをビットマップデータに変換するプログラムが記憶される。また、ハードディスク206には、ビットマップデータと、その再利用に関する制限情報が関連付けられて記憶される。
通信部210は、例えば、IEEE1394シリアルバスのインターフェイスとその制御部分とから構成され、IEEE1394シリアルバスを介して、各種データを送受信する。
図4に、プリンタ3の主要部構成を示す。プリンタ3は、プリンタコントローラ2からの指示に基づき、プリンタコントローラ2で生成されたビットマップデータを用紙上に印刷するものであり、図4に示すように、CPU301、ROM302、RAM303、操作パネル部304、印刷部305、ネットワークインターフェイス306及び通信部307を含み、これらは信号をやり取りするためのバス308を介して相互に接続されている。
CPU301は、プリンタコントローラ2から機密印刷が指示された場合、操作パネル304にパスワード入力ダイアログを表示させてパスワード入力を促し、正しいパスワードが入力された場合に、印刷部305に印刷処理を指示する。
操作パネル部304は、各種情報の表示および各種指示の入力に使用されるもので、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示ディスプレイを覆うように設けられ、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の座標読み取り原理でタッチ指示された座標を検出し、検出した座標を位置信号としてCPU301に出力する。
印刷部305は、CPU301からの印刷制御信号に従って、画像データを所定の印刷方式(例えば、レーザビーム方式)により用紙に印刷する。
なお、クライアントPC1、プリンタコントローラ2、プリンタ3は、上述の構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、或いは、上述の構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
次に、本実施形態における動作について説明する。
まず、図5のフローチャートを参照して、印刷指示をする際にクライアントPC1において実行される処理について説明する。
クライアントPC1にインストールされたアプリケーションにより作成された原稿の機密印刷を行う場合、まず、プリンタドライバが開かれ(ステップS1)、プリンタドライバのGUI(Graphical User Interface)画面が表示部107に表示される。このGUI画面には、機密印刷に必要なパスワードの入力ダイアログが含まれている。
操作者により、GUI画面にパスワード(第1パスワード)が入力されると(ステップS2)、アプリケーションファイル形式のデータからPDLファイル形式のデータ(PDLデータ)に変換される(ステップS3)。ステップS2で入力されたパスワードは、PDLファイル形式に変換される際にPDLデータ内に格納される。
PDLデータ内には、具体的に、機密印刷指示の有無及びパスワードが以下のように設定される。下記では、機密印刷が指示され、且つパスワードが“private”である例を示
している。
SECURITY=ON
PASSWORD=private
機密印刷指示の有無情報及びパスワードを含むPDLデータは、通信ネットワークNを介してプリンタコントローラ2に送信され(ステップS4)、クライアントPC1における処理が終了する。
次に、図6のフローチャートを参照して、PDLデータを受信するプリンタコントローラ2において実行される処理について説明する。
クライアントPC1からPDLデータが受信されると(ステップS10)、当該PDLデータがビットマップデータに変換される(ステップS11)。また、このとき、PDLデータに含まれる機密印刷指示の有無情報から、機密印刷が設定されているか否かが判定される(ステップS12)。
ステップS12において、機密印刷が設定されていると判定された場合(ステップS12;YES)、PDLデータに含まれる第1パスワードから、ビットマップデータの再利用に関する制限情報(第2パスワード)が生成され(ステップS13)、機密印刷の有無情報、当該制限情報及びステップS11で作成されたビットマップデータが関連付けられてハードディスク206に保存される(ステップS14)。本実施形態では、ステップS14で保存される制限情報としての第2パスワードと、クライアントPC1で設定された第1パスワードが同一であるものとする。
ビットマップデータに関する情報は、印刷ジョブ毎にハードディスク206に保存される。図7に、ハードディスク206に保存されるビットマップデータテーブルのデータ構成の一例を示す。図7に示すように、ビットマップデータテーブルは、印刷ジョブ毎に、ジョブ番号(Job No.)、ファイル名(File Name)、印刷ジョブの状況(Status)、ジョブクラス(Job Class)、オーナー名(Owner)、日付(Date)、機密印刷の有無(Security Print)、パスワード(図示略)、データ容量(図示略)等の項目により構成される。印刷が終了すると、ビットマップデータテーブルのStatus項目は“Printed”となる。ま
た、機密印刷が設定されている場合、Security Print項目は“Yes”となる。
次いで、ステップS11で作成されたビットマップデータとともに、クライアントPC1のプリンタドライバにおいて設定された後処理指示(パンチ、ステープル等)、機密印刷の有無情報及び利用制限情報としてのパスワードが印刷データとしてプリンタ3に送信される(ステップS15)。
ステップS12において、機密印刷が設定されていないと判定された場合(ステップS12;NO)、ステップS11で作成されたビットマップデータがハードディスク206に保存され(ステップS14)、当該ビットマップデータとともに、クライアントPC1のプリンタドライバにおいて設定された後処理指示及び機密印刷の有無情報が印刷データとしてプリンタ3に送信される(ステップS15)。機密印刷が設定されていない場合、図7のビットマップデータテーブルのSecurity Print項目は“No”となる。
次に、図8のフローチャートを参照して、プリンタ3において実行される処理について説明する。
プリンタコントローラ2から印刷データが受信されると(ステップS20)、当該印刷データから、機密印刷が設定されているか否かが判定される(ステップS21)。ステップS21において、機密印刷が設定されていないと判定された場合(ステップS21;NO)、ステップS20で受信された印刷データに基づいて印刷処理が行われる(ステップS25)。
ステップS21において、機密印刷が設定されていると判定された場合(ステップS21;YES)、操作パネル部304に、パスワードの入力ダイアログが表示され、パスワードの入力が促される。パスワード入力ダイアログにパスワードが入力されると(ステップS22)、その入力されたパスワードと、印刷データに含まれるパスワードを照合することによって、入力されたパスワードが正しいか否かが判定される(ステップS23)。
ステップS23において、入力されたパスワードが正しくないと判定された場合(ステップS23;NO)、操作パネル304に警告画面が表示され(ステップS24)、ステップS22に戻り、再度、パスワードの入力が促される。ステップS23において、入力されたパスワードが正しいと判定された場合(ステップS23;YES)、ステップS20で受信された印刷データに基づいて印刷処理が行われる(ステップS25)。
次に、図9のフローチャートを参照して、プリンタコントローラ2に保存されたビットマップデータの再利用処理について説明する。
なお、クライアントPC1から通信ネットワークNを介した遠隔操作によって、プリンタコントローラ2に保存されたビットマップデータを再利用することが可能であるが、図9では、プリンタコントローラ2を用いて、ビットマップデータの再利用の操作を行う場合について説明する。また、ビットマップデータの再利用の内容として、再印刷、画像の編集、他のファイル形式への変換(例えば、PDFファイルへの変換)等があるが、本実施形態では、他のファイル形式への変換を行う場合について説明する。
まず、プリンタコントローラ2に搭載されているユーティリティアプリケーションが起動され、表示部207にユーザ認証画面が表示される。次いで、ユーザ認証画面におけるログイン操作によりユーザ認証が行われる(ステップS30)。次いで、印刷処理済の印刷ジョブのリストが表示部207に表示され、印刷ジョブリストの中から、操作部208の操作によって、再利用の対象となる印刷ジョブが選択される(ステップS31)。
図10に、表示部207に表示される印刷ジョブリストの一例を示す。表示される印刷ジョブは、ハードディスク206に記憶されたビットマップデータテーブル(図7参照)内の印刷ジョブのうち、Status項目が“Printed”となっている印刷ジョブである。図1
0では、ファイル名“ccc.doc”、オーナー名“BBB”の印刷ジョブが、再利用対象として選択された例を示している。
印刷ジョブが選択されると、その選択された印刷ジョブが機密印刷で出力されたものであるか否かが判定される(ステップS32)。ステップS32において、選択された印刷ジョブが機密印刷で出力されたものではないと判定された場合(ステップS32;NO)、表示部207に、ファイル形式の選択画面が表示され、操作部208の操作により、変換を行うファイル形式が選択される(ステップS41)。次いで、ビットマップデータから、ステップS41で選択されたファイル形式への変換処理が行われ(ステップS42)、変換後のファイルがハードディスク206に保存され(ステップS43)、本再利用処理が終了する。
ステップS32において、選択された印刷ジョブが機密印刷で出力されたものであると判定された場合(ステップS32;YES)、表示部207に、パスワードの入力ダイアログが表示され、パスワードの入力が促される。パスワード入力ダイアログにパスワードが入力されると(ステップS33)、その入力されたパスワードと、選択された印刷ジョブのパスワードを照合することによって、入力されたパスワードが正しいか否かが判定される(ステップS34)。
ステップS34において、入力されたパスワードが正しくないと判定された場合(ステップS34;NO)、表示部207に警告画面が表示され(ステップS35)、ステップS33に戻り、再度、パスワードの入力が促される。ステップS34において、入力されたパスワードが正しいと判定された場合(ステップS34;YES)、該当する印刷ジョブのビットマップデータの操作が許可される(ステップS36)。操作許可に必要なパスワードは、クライアントPC1において設定されたパスワード(第1パスワード)と同一である。
次いで、表示部207に、ファイル形式の選択画面が表示され、操作部208の操作により、変換を行うファイル形式が選択される(ステップS37)。次いで、ビットマップデータから、ステップS37で選択されたファイル形式への変換処理が行われる(ステップS38)。次いで、ステップS38で得られた変換後のファイルに、ステップS33で入力されたパスワードが埋め込まれ(ステップS39)、パスワードが埋め込まれたファイルがハードディスク206に保存され(ステップS40)、本再利用処理が終了する。
ビットマップデータからPDF形式に変換された場合、ステップS39では、例えば、以下のように、PDFファイル内にパスワードが記録される。下記では、“private”が
パスワードのStringに相当する。
0 obj
<<
/Filter/Standard private
上記のように、PDFファイル内にパスワードを記録することにより、このPDFファイルを操作するときには、パスワードの入力が必要となり、当該PDFファイルの秘匿性を維持することが可能となる。
なお、PDFファイルのデジタルIDの機能を用いることによって、PDFファイルに対する利用権限を付与することが可能である。この場合、ファイル形式を変換する際に、表示部207に、図11に示すような利用権限設定ダイアログが表示され、操作者は、この利用権限設定ダイアログに示された複数の項目の中から、任意の権限を選択することが可能である。
図11の利用権限設定ダイアログで入力された設定内容は、以下のように、PDFファイル内に記録される。
…Reference[<</Type/SigRef/TransformMethod/DocMDP/TransformParams<</Type/TransformParams/PX/V/1.2>>/…
ここで、“PX”(X=1、2、3)は、利用権限を示す識別子である。PDFの場合、
各“PX”は下記のような意味を表している。
P1:文書の変更を許可しない;
P2:フォームフィールドの作成のみを許可;
P3:注釈の作成及びフォームフィールドの作成のみを許可.
ここで、フォームフィールドとは、フォーム内の値を入力する箇所を表す。また、「フォームフィールドの作成のみを許可」という利用権限項目は、PDLデータが、ビットマップデータを介さずに直接PDFファイルに変換された場合に有効である。なお、利用権限設定ダイアログの利用権限を示す項目として、図11に示した項目以外に、例えば、「色変換を許可しない」、「印刷を許可しない」等の項目を設けるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の印刷システム10によれば、クライアントPC1で設定された機密印刷情報を、ラスタライズ後の画像データ(ビットマップデータ)に反映させることにより、ビットマップデータから他のファイル形式に変換された画像データ(例えば、PDFファイル)を利用する場合(例えば、Scan to E-mail等の機能で使用する場合)においても、当該画像データの秘匿性を維持することが可能となる。
更に、ビットマップデータの操作時や、他のファイル形式に変換されたデータの利用時に、機密印刷の際に設定されたパスワード(第1パスワード)と同一のパスワードを利用することにより、操作者のワークフローの簡易化を図ることが可能となる。
1 クライアントPC
2 プリンタコントローラ
3 プリンタ
10 印刷システム
101、201、301 CPU
102、202、302 ROM
103、203、303 RAM
104、204 FDD
105、205 CDD
106、206 ハードディスク
107、207 表示部
108、208 操作部
109、209、306 ネットワークインターフェイス
210、307 通信部
304 操作パネル部
305 印刷部

Claims (4)

  1. 第1パスワードを要求する印刷出力に際して作成されたビットマップデータを再利用するための画像操作装置であって、
    操作者からの入力を受け付ける操作部と、
    前記操作部から入力された情報と、前記第1パスワードを参照して生成された前記ビットマップデータの再利用に関する制限情報としての第2パスワードとを照合することによって、前記操作者による前記ビットマップデータの再利用を許可するか否かを判断する制御部と、
    を備え、
    前記ビットマップデータの再利用として、再印刷、画像編集、所定ファイル形式への変換の少なくとも一つを含むことを特徴とする画像操作装置。
  2. 前記第2パスワードは、前記第1パスワードと同一のパスワードであることを特徴とする請求項1に記載の画像操作装置。
  3. 前記制御部は、前記操作者に前記ビットマップデータの操作を許可した後、操作後のデータファイルに前記制限情報を適用するか否かの選択を促す情報を通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像操作装置。
  4. 各種情報を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、前記選択を促す情報を前記表示部に表示することを特徴とする請求項3に記載の画像操作装置。
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