JP2009142426A - 遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正な営業手法によって営業を行うパチンコ店の不正行為を防止する。
【解決手段】スロットマシンの電源がオンされると、サブ基板ではBBフラグの有無がチェックされ、これにより、BBが持ち越し中であるか否かが判定される。BBが持ち越し中である場合、サブメモリのRAM領域に書き込まれたウエイト判定の履歴をチェックすることによって、ウエイト判定区間中の遊技毎の判定結果が識別される。そして、ウエイト判定区間中にウエイト機能が有効化されなかった遊技が所定回数以下であった場合にはウエイト判定区間の全遊技でウエイト機能が有効化されたとみなされて特殊確定画像が表示され、ウエイト判定区間中にウエイト機能が有効化されなかった遊技が所定回数を超えている場合には通常確定画像が表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で使用される遊技機に関するものである。
パチンコ店で使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、遊技を行って獲得したメダルは種々の景品に交換することができる。パチスロ機では、BBモードやRBモードなどのボーナスモードに移行させることがメダルの獲得枚数を増加させるうえで効果的であるため、遊技者はボーナスモードに移行することを期待して遊技を行うことが一般的である。パチスロ機では、規定枚数のメダルを投入するとスタートレバーの操作が有効化され、スタートレバーが押下されると当選役抽選で複数種類の当選役又はハズレが決定され、当選役抽選の終了後にリールの回転が開始される。ボーナスモードに移行させるには、当選役抽選でBBやRBなどのボーナス役に当選し、これをストップボタンの押下によって入賞させる必要がある。
しかし、殆どのパチスロ機では、遊技者の射幸心を煽り過ぎることを防止するとともに、パチンコ店が営業利益を確保できるように、ボーナス役の当選確率は他の当選役に比べて格段に低くなっている。このことから、当選したボーナス役を入賞させることができずにその当選の権利が失われてしまうと、遊技者は再度ボーナス役に当選するまで多大な投資を強いられることになり、大きな不利益となる。このため、ボーナス役に当選した場合は入賞するまでその当選の権利が持ち越され、遊技者の不利益が多大なものとならないように配慮されている。
また、パチスロ機では、1回の遊技の所要時間が4.1秒以上に定められている。そして、4.1秒が経過する前に遊技が終了した場合は再度メダルを投入してスタートレバーを押下しても遊技が開始されず、再度のスタートレバーの押下から次遊技に移行するまでの間はウエイト機能が有効化される。ウエイト機能が有効化されると、スタートレバーの操作信号が保留されて前回の遊技開始時から4.1秒の経過後にリールが回転することにより4.1秒の経過後に次遊技に移行する、あるいは、リールは回転するがストップボタンの操作を前回の遊技開始時から4.1秒の経過後に有効化することにより4.1秒の経過後に次遊技に移行するなどの手段が講じられる。これにより、単位時間あたりに行うことができる遊技の回数に上限を設けることができ、遊技者の投資が増加して遊技者の射幸心を煽り過ぎることを防止できる。
ところで、近年、ゴト行為と称される不正な行為が営業時間内に行われ、多くのパチンコ店が多大な損害を受けていることが問題になっており、例えば特許文献1や2に記載された発明など、ゴト行為を防止する様々な提案がなされている。
特開2005−270218号公報 特開2005−230069号公報
しかし、上記のような不正な行為は遊技者側のみならずパチンコ店によっても行われることがある。パチンコ店によって行われる不正な行為の一つとして、営業時間終了後にパチンコ店の従業員が打ち込み機と称される特殊な装置を用いて一部のパチスロ機でボーナス役を当選させておく手法が知られている。打ち込み機が使用されると、電気的な制御によって毎遊技ウエイト機能が有効化されて4.1秒ごとに遊技が進行するようにスタートレバーの操作信号が入力され、パチンコ店の従業員は自ら遊技を行うことなく、最短の時間でボーナス役を当選させることができる。このような行為に及ぶパチンコ店は、パチンコ店内の一部のパチスロ機はボーナス役が持ち越されている状態であることを事前に宣伝しておき、翌日の営業開始直後の集客率を高めている。このことは、営業開始直後に来店した遊技者とそれ以降に来店した遊技者とで遊技の公平感が失われるとともに、このような営業手法をとっていない他のパチンコ店との間でも不公平になるため、不正な営業手法として問題になっている。そして、このような不正な営業を行うパチンコ店に来店した遊技者は、任意のパチスロ機を選択してボーナス役が入賞するか否かを確認し、ボーナス役が持ち越されていないことを知ると別なパチスロ機で再びボーナス役が持ち越し中か否かの確認を行うことを繰り返す傾向にある。このように、遊技者が複数のパチスロ機で次々に遊技を行うことは遊技者の投資を重ねさせることができるため、上記のような不正な営業を行うパチンコ店の行為を助長する原因となっていた。このことは正規な営業を行うパチンコ店や営業開始直後に来店できない遊技者にとっては不公平感が強く、上記のような不正行為を行うことができないように各メーカーには早期の改善が求められている。
上記問題点を解決するために、本発明は、不正な営業手法によって営業を行うパチンコ店の不正行為を防止することができるようにした遊技機、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技媒体を投入すると遊技の開始操作が有効化され、前記遊技の開始操作が行われると複数種類の当選役のいずれか又はハズレが抽選により決定され、かつ1回の遊技の所要時間が予め設定されており、前記所要時間内に遊技が終了するとともに前記遊技媒体が投入されて再度前記開始操作が行われた場合はウエイト機能を有効化して前記所要時間が経過した後に次遊技に移行させる遊技機において、前記ウエイト機能が有効化されたか否かを予め設定された遊技区間で遊技が行われるたびに判定する判定手段と、前記判定手段によって前記遊技区間の全遊技で前記ウエイト機能が有効化されたと判定された場合にその旨を報知する報知手段とを備えたものである。
なお、「ウエイト機能」が有効化された場合の具体的な態様としては、例えば以下の態様が挙げられる。
1.所要時間が経過するまで遊技の開始操作を無効化(開始操作の操作信号を受け付けずにキャンセルする)し、所要時間の経過後に遊技の開始操作を有効化して次遊技に移行可能にさせる。
2.遊技の開始操作が有効化するが、その操作信号を所要時間が経過するまで保留しておき、保留していた操作信号を所要時間の経過後に受け付けて次遊技に移行させる。
3.遊技の開始操作に応答して図柄の変動表示(リールの回転)を開始するとともに、図柄の停止操作に応答して停止した図柄の組み合わせ(又は種類)によって当選役抽選の結果を表示する遊技機においては、所要時間の経過前に行われた遊技の開始操作に応答して図柄の変動表示を開始し、所要時間が経過するまで図柄の停止操作を無効化しておき、所要時間の経過後に図柄の停止操作を有効化して次遊技に移行させる。
4.遊技の開始操作に応答して図柄の変動表示(リールの回転)を開始するとともに、図柄の停止操作に応答して停止した図柄の組み合わせ(又は種類)によって当選役抽選の結果を表示する遊技機においては、遊技の開始操作を有効化し、かつその操作信号を受け付けて当選役抽選を実行するが、所要時間が経過するまで図柄の変動表示は行わず、所要時間の経過後に図柄の変動表示を開始して図柄の停止操作を有効化する。
なお、前記当選役は、入賞するまで持ち越されるボーナス役を含み、前記報知手段は、前記ボーナス役が持ち越されている状態で電源が遮断され、かつ再度電源が投入されたときに前記報知を実行することが好ましい。
なお、前記判定手段は、前記ウエイト機能が有効化された回数が所定回数以下であっても、全遊技でウエイト機能が有効化されたとみなすことが好ましい。
本発明のプログラムは、遊技媒体を投入すると遊技の開始操作が有効化され、前記遊技の開始操作が行われると複数種類の当選役のいずれか又はハズレが抽選により決定され、かつ1回の遊技の所要時間が予め設定されており、前記所要時間内に遊技が終了するとともに前記遊技媒体が投入されて再度前記開始操作が行われた場合はウエイト機能を有効化して前記所要時間が経過した後に次遊技に移行させる遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、前記ウエイト機能が有効化されたか否かを予め設定された遊技区間で遊技が行われるたびに判定する判定手段と、前記判定手段によって前記遊技区間の全遊技で前記ウエイト機能が有効化されたと判定された場合にその旨を報知する報知手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、本発明の記録媒体は、遊技媒体を投入すると遊技の開始操作が有効化され、前記遊技の開始操作が行われると複数種類の当選役のいずれか又はハズレが抽選により決定され、かつ1回の遊技の所要時間が予め設定されており、前記所要時間内に遊技が終了するとともに前記遊技媒体が投入されて再度前記開始操作が行われた場合はウエイト機能を有効化して前記所要時間が経過した後に次遊技に移行させる遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、前記ウエイト機能が有効化されたか否かを予め設定された遊技区間で遊技が行われるたびに判定する判定手段と、前記判定手段によって前記遊技区間の全遊技で前記ウエイト機能が有効化されたと判定された場合にその旨を報知する報知手段として遊技機のコンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
請求項1,4,5記載の発明によれば、予め設定された遊技区間で遊技毎にウエイト機能が有効化された旨の報知によって打ち込み機を使用した遊技機の目安をつけることが可能になり、遊技者は遊技を行ううえで有利な遊技機を察知できる。これにより、遊技者の投資を重ねさせることができなくなって、不正な営業手法によって営業を行うパチンコ店の不正行為を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、パチンコ店の営業終了後に打ち込み機を使用してボーナス役を当選させ、この後に電源を遮断して翌日の営業開始時に電源を投入するパチンコ店に対して不正行為を行うことの利便性を低下させることが可能になり、不正な営業手法によって営業を行うパチンコ店の不正行為をより確実に防止できる。
請求項3記載の発明によれば、不意なエラーが生じて誤ってウエイト機能が有効化されなかった場合でも、打ち込み機を使用した遊技機の目安をつけることが可能になり、利便性を高めることができる。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)11は、スロットマシン本体12と前面扉13とを備えている。スロットマシン本体12は収納箱12aを備えている。収納箱12aにはリールや制御基板など、遊技を実行するための各種装置が収納されている。前面扉13は上下に2分割されており、上扉13aと下扉13bとからなる。スロットマシン本体12の内部は上扉13a及び下扉13bによって開閉される。
上扉13aには表示窓14が設けられている。表示窓14の奥には第1リール15a、第2リール15b、第3リール15cが設けられている。第1〜第3リール15a〜15cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リールが停止すると表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン11では、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ライン16が設定されている。そして、第1〜第3リール15a〜15cが停止したときに入賞有効ライン16上に停止した停止図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。当選役は、ボーナス役であるBB、メダルの払い出しのみが行われる小役、メダルの投入することなく次遊技を行うことができるリプレイからなる。BBは入賞するまでその当選の権利が持ち越され、BBが入賞すると通常モードよりもペイアウト率(1枚のメダル投入に対して払い出されるメダルの枚数の割合)が高くなるBBモードに移行する。
表示窓14の側方には液晶ディスプレイ(報知手段)17が設けられている。液晶ディスプレイ17からはBBに当選したこと又はBBが持ち越し中であることを示すBB当選確定画像が表示される。BB当選確定画像は、通常確定画像と特殊確定画像とからなり、各画像は互いに態様がことなっている。そして、BBに当選した遊技又はBBが持ち越されている遊技ではいずれかが表示される。
下扉13bには、遊技の開始に先立ってメダルが投入されるメダル投入口19、第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させるスタートレバー20、遊技中に回転しているリールを停止させるストップボタン21a〜21c、メダルをメダル受け皿22に払い出す払い出し口23などが設けられている。スタートレバー20が押下(遊技の開始操作)されると遊技が開始されて当選役抽選が行われ、前述した複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定される。そして、ストップボタン21a〜21cが押下されて第1〜第3リール15a〜15cが停止すると1回の遊技が終了する。
スロットマシン11では、1回の遊技の所要時間(1回の遊技のために確保された時間でかつ次遊技を行うことができない時間)が4.1秒に定められている。このため、遊技の開始から4.1秒が経過する前に全てのストップボタン21a〜21cが押下されて遊技が終了した場合は、再度メダルを投入してスタートレバー20を押下しても次遊技に移行しない。そして、この再度のスタートレバー20の押下から次遊技に移行するまでの期間ではウエイト機能が有効化される。ウエイト機能が有効化されると、スタートレバー20の操作信号が受け付けられて当選役抽選は行われるが、第1〜第3リール15a〜15cの回転開始が保留される。そして、遊技の開始から4.1秒が経過すると次遊技に移行し、第1〜第3リール15a〜15cが回転してストップボタン21a〜21cの操作が有効化される。これらの処理により、1回の遊技の所要時間が4.1秒になる。
図2に示すように、スロットマシン11の基本的な動作はメイン基板60によって制御される。メイン基板60は、メインCPU61とメインメモリ62とを備えている。メインメモリ62のROM領域には、遊技の実行プログラムや実行データなどが格納されている。メインCPU61は、メインメモリ62から遊技の実行プログラムや実行データを読み出すことによって遊技の実行処理を行う。メインメモリ62のRAM領域は、毎回の遊技ごとに利用される当選フラグ(当選役抽選で当選した当選役の種類を示すフラグ)やデータなどの一時的な保管や書き換えなどに用いられる。メインメモリ62は例えばフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリからなり、スロットマシン11の電源63がオフされても、上述した当選フラグやデータをバックアップでき、再度電源63がオンされたときに各データはリセットされずに記憶されたままになる。
メダルセンサ64はメダル投入口19から投入された適正なメダルを検知し、メダルの検知信号をメインCPU61に入力する。メインCPU61は、投入されたメダルの枚数をメダルセンサ64からの検知信号に基づいて計数し、3枚のメダルが投入されたときに5本の入賞有効ライン16を有効化してスタートレバー20の操作を有効化する。
スタート信号センサ65はスタートレバー20が押下されたことを検知する。スタートレバー20の押下が検知されると、スタート信号センサ65からメインCPU61に遊技スタート信号が入力される。メインCPU61は、メダルの検知信号を事前に受け付けている場合にのみ遊技スタート信号を受け付ける。これにより、メダルを投入した場合にスタートレバー20の操作が有効化される。
メインCPU61は、当選役決定部61aを備えており、遊技スタート信号に応答して当選役決定部61aを作動させる。当選役決定部61aでは乱数を用いた当選役抽選によって、BB、小役、リプレイのいずれか又はハズレが決定される。当選役抽選でいずれかの当選役に当選した場合は、その種類を示す当選フラグがメインメモリ62のRAM領域に書き込まれる。BBフラグはBBが入賞したときにクリアされ、それ以外のフラグは当選した遊技が終了したときにクリアされる。これにより、BBに当選した場合はBBが入賞するまでその当選の権利が持ち越される。メインCPU61は、当選役抽選が終了すると第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させる。
ストップ信号センサ66はストップボタン21a〜21cが押下されたことを検知する。ストップボタン21a〜21cが押下されると、第1〜第3リール15a〜15cのストップ信号が個別にメインCPU61に入力される。メインCPU61はストップ信号が入力されたときに第1〜第3リール15a〜15cが回転中であるか否かを判定する。そして、メインCPU61は、第1〜第3リール15a〜15cが回転中である場合にはリール駆動コントローラ67を作動し、押下されたストップボタン21a〜21cに対応する第1〜第3リール15a〜15cの停止制御を行う。第1〜第3リール15a〜15cの停止制御は周知の引き込み制御が行われる。引き込み制御では、第1〜第3リール15a〜15cが停止するまでに要するコマ数が入賞有効ライン16上の図柄を含む図柄5個分の0〜4コマ、すなわち5コマの範囲(以下、「引き込み範囲」と称する)を上限に設定されている。そして、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに、5コマの引き込み範囲内に当選図柄(当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄)が含まれている場合、当選図柄が入賞有効ライン16上に停止する。
また、メインCPU61はウエイトタイマー61bを備えている。ウエイトタイマー61bは、遊技スタート信号を受け付けたときに作動される。ウエイトタイマー61bには予め「4.1」秒がセットされており、セットされた時間がその作動と同時にカウントダウンされていく。メインCPU61は、ウエイトタイマー61bの時間を監視することにより1回の遊技の所要時間を監視する。そして、メインCPU61は、ウエイトタイマー61bの時間が「0」になった状態で遊技スタート信号を受け付けた場合は遊技の実行処理(当選役抽選、リールの回転など)を開始する。また、ウエイトタイマー61bの時間が「0」になる前に遊技スタート信号を受け付けた場合はウエイト機能を有効化してウエイト機能に係る処理を実行する。この場合は、遊技スタート信号に応答して当選役抽選を実行するとともにその結果をメインメモリ62に書き込んでおき、ウエイトタイマー61bの時間が「0」になったときに、第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させてストップボタン21a〜21cの操作を有効化する。
メイン基板60には、液晶ディスプレイ17の動作を制御するサブ基板70が電気的に接続されている。サブ基板70は、サブCPU71とサブメモリ72とを備えている。サブCPU71は、サブ基板70の動作を管制して、液晶ディスプレイ17の動作を制御する。サブメモリ72のROM領域には、液晶ディスプレイ17を駆動するための制御プログラムやデータが格納されている。
サブCPU71には、操作が有効化されたスタートレバー20が押下されたことを示す遊技スタート信号やウエイトタイマー61bの計測した時間を示す時間信号、電源63がオン/オフされたときの電源信号などがメインCPU61から入力される。
サブCPU71は、遊技スタート信号に応答して制御プログラムやデータを読み出し、液晶ディスプレイ17の動作を制御する。なお、メインCPU61からサブCPU71に入力される遊技スタート信号には当選抽選の結果や当選役の入賞情報も含まれている。そして、サブCPU71は、BBに当選した場合はBBフラグをサブメモリ72のRAM領域に書き込み、BBが入賞したときにBBフラグはクリアする、あるいは、特殊確定画像や通常確定画像を液晶ディスプレイ17から表示するなど適宜の処理を実行する。サブメモリ72は例えばフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリからなり、スロットマシン11の電源63がオフされても、上述した当選フラグやデータをバックアップでき、再度電源63がオンされたときに各データはリセットされずに記憶されたままになる。
ウエイト有効判定部(判定手段)71aは、通常モード中の遊技毎に作動され、ウエイト機能が有効化されたか否かを判定(ウエイト判定)する。そして、BBモードが終了してから最初にウエイト機能が有効化された遊技の次遊技からBBに当選するまでのウエイト判定区間(予め設定された遊技区間)中においては、ウエイト有効判定部71aの判定結果はサブメモリ72に書き込まれる。また、その後の電源63の投入時にはBBが持ち越し中である場合にウエイト有効判定部71aによって判定結果の履歴がチェックされる。そして、その結果に応じて、電源63の投入時に表示するBB当選確定画像を、通常確定画像あるいは特殊確定画像のいずれにするかが決定される。具体的には、全遊技あるいは所定回数(例えば1回)の間の遊技でウエイト機能が有効化された場合は、電源63の投入時に表示するBB当選確定画像を特殊確定画像にする。
次に、上記のように構成されたスロットマシン11で打ち込み機が使用されたか否かを識別するための処理の流れについて説明する。
図3に示すように、スロットマシン11では通常モードから遊技が開始される。通常モードの遊技において遊技の開始に先立ってメダルが投入され、メダルの投入後にスタートレバー20が押下されると、BBが持ち越し中か否か及びその遊技でBBに当選したか否かが判定される。BBが持ち越し中でなく、かつBBに当選しなかった場合には、ウエイト機能が有効化されたか否かが判定される。そして、ウエイト機能が有効化されたことが判定された場合にはウエイト判定区間に移行中か否かが判定される。ウエイト判定区間に移行中でない場合はその次遊技からウエイト判定区間に移行する。
図4に示すように、ウエイト判定区間中の遊技ではウエイト判定の結果が遊技毎にサブメモリ72のRAM領域に書き込まれる。ウエイト判定区間はBBに当選するまで継続する。
図5に示すように、スロットマシン11の電源63がオンされると、サブ基板70ではBBフラグの有無がチェックされ、これにより、BBが持ち越し中であるか否かが判定される。BBが持ち越し中である場合、サブメモリ72のRAM領域に書き込まれたウエイト判定の履歴をチェックすることによって、ウエイト判定区間中の遊技毎の判定結果が識別される。そして、全遊技でウエイト機能が有効化された場合には特殊確定画像が表示され、ウエイト判定区間中にウエイト機能が有効化された遊技が所定回数以上であった場合もウエイト判定区間の全遊技でウエイト機能が有効化されたとみなされて特殊確定画像が表示され、ウエイト判定区間中にウエイト機能が有効化されなかった遊技が所定回数を超えなかった場合には通常確定画像が表示される。なお、所定回数としては、1回あるいは全遊技の遊技数の1%など適宜に設定してよい。
特殊確定画像は通常確定画像と態様が異なる画像であるため、ウエイト判定区間の全遊技でウエイト機能が有効化されたことを識別でき、さらに、ウエイト判定区間の全遊技でウエイト機能を有効化した状態でBBに当選したことを識別できる。そして、不正な行為を行うことなく遊技を行った場合にはウエイト機能が複数の遊技にわたって有効化され続けることは考えにくく、不正な行為を行うことなく遊技を行ってBBに当選した場合には通常確定画像が表示されることが殆どと考えられる。すなわち、遊技者が遊技を行ってBBに当選した場合であると推測できる。そして、通常確定画像を表示させたまま遊技を中止することは多大な不利益を被ることになるため、遊技者が通常確定画像を表示させたまま遊技を中止することは考えられない。このため、パチンコ店の営業開始時(電源63の投入時)にBBが持ち越し中である場合には打ち込み機を使用してBBに当選した場合が殆どであると考えられる。しかし、スロットマシン11を設置したパチンコ店が打ち込み機を使用してBBを当選させると特殊確定画像が表示されてしまう。このため、遊技者は打ち込み機を使用してBBを当選させたスロットマシン11を識別できる。これにより、遊技者の投資を重ねさせることができなくなって、不正な営業手法によって営業を行うパチンコ店の不正行為を防止できる。また、不意なエラーが生じて誤ってウエイト機能が有効化されなかった場合でも、打ち込み機を使用したスロットマシン11の目安をつけることが可能になり、利便性を高めることができる。
図6は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)100をスロットマシン11にインストールする例を示しており、記録媒体100には図3〜5のフローチャートで示すような手段を、メインCPU60,サブCPU71とメインメモリ62,サブメモリ72とを含むコンピュータ101で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば遊技媒体を投入すると遊技の開始操作が有効化され、前記遊技の開始操作が行われると複数種類の当選役のいずれか又はハズレが抽選により決定され、かつ1回の遊技の所要時間が予め設定されており、前記所要時間内に遊技が終了するとともに前記遊技媒体が投入されて再度前記開始操作が行われた場合はウエイト機能を有効化して前記所要時間が経過した後に次遊技に移行させる遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、前記ウエイト機能が有効化されたか否かを予め設定された遊技区間で遊技が行われるたびに判定する判定手段と、前記判定手段によって前記遊技区間の全遊技で前記ウエイト機能が有効化されたと判定された場合にその旨を報知する報知手段としてコンピュータ101を機能させるためのプログラムを記録媒体100に記録する。そして、この記録媒体100を読み取り装置102に装填して、プログラムをスロットマシン11にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体100を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン11に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体100から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシンの遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、電源投入時にBBが持ち越され、かつウエイト判定区間での全遊技でウエイト機能が有効化された場合にウエイト判定区間での全遊技でウエイト機能が有効化された旨を報知したが、BBが持ち越されていない場合でもウエイト判定区間での全遊技でウエイト機能が有効化された旨を報知してもよい。
この場合、例えばリプレイの当選確率が通常モードよりも低くなるRT(リプレイタイム)モードでの遊技が行われ、RTモードで一定回数の遊技が行われると通常モードに移行する(いわゆる「天井」)スロットマシンを設置したパチンコ店に対する不正営業防止の点で効果的である。すなわち、このようなスロットマシンではリプレイの当選確率が高くなる分、通常モードで遊技を行ったほうが有利である。このため、打ち込み機を使用してRTモードで前記一定回数に達するまで遊技を行って通常モードに移行させておき、RTモードよりも有利な通常モードから営業を開始させて遊技者の集客率を上げることがパチンコ店にとって有利である。しかし、BBが持ち越されていない場合でもウエイト判定区間での判定結果を報知すれば、このようなパチンコ店に対して打ち込み機の使用の抑制を図ることができる。
上記実施形態では、常態(通常確定画像)とは態様の異なる特殊確定画像の表示によってウエイト判定区間での判定結果を報知したが、BBが持ち越されていない場合にウエイト判定区間での判定結果を報知する場合は、当選役抽選の結果の報知と異なる態様で別個にウエイト判定区間での判定結果を報知してもよい。
また、上記実施形態とは異なり、当選役抽選の結果を報知するか否かを抽選により決定するスロットマシンにおいては、当選役抽選の結果の報知と同一の態様でウエイト判定区間での判定結果を報知する、あるいは、当選役抽選の結果の報知であるが常態とは異なる態様でウエイト判定区間での判定結果を報知する、あるいは、当選役抽選の結果の報知と異なる態様でウエイト判定区間での判定結果を別個に報知する方法が挙げられる。
上記実施形態では、ウエイト判定区間を、ウエイト機能が有効化された遊技からBBが当選するまでの遊技としたが、通常モード中の遊技全てをウエイト判定区間とする、あるいは、所定の時間帯(例えばパチンコ店の営業終了時刻からパチンコ店の営業開始時刻)、電源投入からBBに当選するまでの区間、先行して移行したBBモード終了後の次遊技からBBに当選するまでの区間などをウエイト判定区間とするなど、ウエイト判定区間は適宜に設定してよい。
上記実施形態では、ウエイト判定区間中にウエイト機能が有効化されたか否かを毎遊技判定したが、ウエイト機能が有効化されなかった遊技があった場合は、以降の遊技でこのウエイト判定区間では判定を中止することが、処理を効率的に行ううえで効果的である。なお、この場合、数回の遊技の後に判定を再開することが再度打ち込み機を用いられることを防止するうえで好ましい。
上記実施形態では、BBをボーナス役としたが、BBよりも利益の小さいRB(レギュラーボーナス)、RBよりも利益の小さいSB(シングルボーナス)など、適宜の当選役をボーナス役としてよい。
上記実施形態では、リールを駆動させるスロットマシンに本発明を適用したが、例えば液晶ディスプレイによって表示されたリールを回転させる(液晶ディスプレイ上で図柄の変動表示を行わせる)スロットマシン、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンなど他の遊技機で本発明を適用してもよい。
スロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの電気的な構成の概略を示したブロック図である。 通常モードの遊技毎に実行されるウエイト判定区間に移行させるか否かの判定処理の流れを示すフローチャートである。 通常モードでのウエイト判定区間の開始から終了までの処理の流れを示すフローチャートである。 スロットマシンの電源をオンしたときに実行されるBB当選画像の表示処理を示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体を、スロットマシンにインストールする場合の説明図である。
符号の説明
11 スロットマシン(遊技機)
17 液晶ディスプレイ(報知手段)
20 スタートレバー
71a ウエイト有効判定部(判定手段)

Claims (5)

  1. 遊技媒体を投入すると遊技の開始操作が有効化され、前記遊技の開始操作が行われると複数種類の当選役のいずれか又はハズレが抽選により決定され、かつ1回の遊技の所要時間が予め設定されており、前記所要時間内に遊技が終了するとともに前記遊技媒体が投入されて再度前記開始操作が行われた場合はウエイト機能を有効化して前記所要時間が経過した後に次遊技に移行させる遊技機において、
    前記ウエイト機能が有効化されたか否かを予め設定された遊技区間で遊技が行われるたびに判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記遊技区間の全遊技で前記ウエイト機能が有効化されたと判定された場合にその旨を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記当選役は、入賞するまで持ち越されるボーナス役を含み、
    前記報知手段は、前記ボーナス役が持ち越されている状態で電源が遮断され、かつ再度電源が投入されたときに前記報知を実行することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記判定手段は、前記ウエイト機能が有効化された回数が所定回数以下であっても、全遊技でウエイト機能が有効化されたとみなすことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 遊技媒体を投入すると遊技の開始操作が有効化され、前記遊技の開始操作が行われると複数種類の当選役のいずれか又はハズレが抽選により決定され、かつ1回の遊技の所要時間が予め設定されており、前記所要時間内に遊技が終了するとともに前記遊技媒体が投入されて再度前記開始操作が行われた場合はウエイト機能を有効化して前記所要時間が経過した後に次遊技に移行させる遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、
    前記ウエイト機能が有効化されたか否かを予め設定された遊技区間で遊技が行われるたびに判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記遊技区間の全遊技で前記ウエイト機能が有効化されたと判定された場合にその旨を報知する報知手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  5. 請求項4記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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