JP2009142366A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動体の動きによって興趣を高めることができて、不正基板の設置を防止して不正行為を困難にすることのできる遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板と、を備え、この制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体を設けたこと。
【選択図】図2

Description

本発明は遊技機に関し、特に、遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品と電気的に接続された制御基板とを備えた遊技機に関するものである。
一般に、遊技機は、遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤を備えているが、この遊技盤の所定箇所には、遊技領域を流下する遊技球が入賞したときに所定の信号を発して制御基板に入力するための始動口スイッチを含む種々な電気部品が配置されている。そして、これらの電気部品は、配線を利用して、上記遊技盤の裏面に設けた制御基板と電気的な接続がなされている。
ところで、この種の遊技機に対して、種々な不正行為がなされることがあるが、この不正行為の中には、上記配線を利用して不正基板を中継させたり、上記制御基板または所定の電気部品のどちらか一方に不正基板を直接接続することが行われることがある。
このような不正基板を設置するスペースとして狙われ易い場所が、制御基板によって隠されてしまう部分や、配線が多く通っていて不正基板を設置しても違和感がない部分であると考えられる。このような部分は、この種の遊技機の検査時、メンテナンス作業時、あるいはトラブル解消時等において、遊技盤をその背後の制御基板とともに前方に開放した際に、検査員あるいは店員による目視がしにくい箇所だからである。
不正基板の設置を防止する目的で、出願人も特許文献1にて示すような遊技機を提案してきている。
この特許文献1の「遊技機」は、「制御基板等が層状に配置され、それらの基板間に間隙が形成されている遊技機において、その間隙への不正基板の敷設を未然に回避させることができるところの遊技機を提供することを目的としてなされたもので、「第1取り付け部に取り付けられる第1基板と、開閉自在な第2取り付け部に取り付けられる第2基板とを備え、第2取り付け部が閉状態のときに両基板が正面視で重なるようにし、更に、第2取り付け部の前面側と前記第1基板の背面側との間には開閉どちらの状態であっても空間が形成されるように構成してある遊技機であって、前記空間に、前記第1、第2取り付け部とは別体の隙間防止部材を備え、該隙間防止部材を、前記第2取り付け部材に対して連結固定」したものである。
この特許文献1の「遊技機」によれば、「制御基板等が層状に配置され、それらの基板間に間隙が形成されている遊技機において、その間隙への不正基板の敷設を未然に回避させることができる」ものであるが、「前記空間に、前記第1、第2取り付け部とは別体の隙間防止部材を備え」なければならないものとなっている。
ところで、この種の遊技機においては、図柄の変動表示を行う「変動表示画面」や、遊技球の入賞によって特別入賞状態を形成する所謂「電動役物」を含む演出部を積極的に設けて、これらの演出部によって遊技の興趣をさらに高めることも行われてきている。そして、これらの演出部は、パチンコ遊技の内容を決定する重要な部分となっているだけでなく、遊技者が常に注意して様子を観察している部分となっている。
もし、遊技者が注目しているこの演出部が、突然隠されたり、あるいはこの演出部の前方に何かが通り過ぎたりすると、遊技者は「何か変化があるゾ」と期待感を持つことになって、演出部の演出の多様化が図れると考えられる。このような演出の多様化を目指した遊技機としては、特許文献2にて提案されている。
この特許文献2に記載された「遊技機」は、「駆動扉の上端側又は下端側にラックを設けて、駆動力を上下方向アンバランスな状態で駆動扉に伝達しているにもかかわらず、全閉状態では左右の駆動扉を隙間なく密着させることが可能な遊技機を提供する」ことを目的としてなされたもので、図24に示すような構成のものである。
しかしながら、この特許文献2の「遊技機」では、図24の(a)及び(b)の比較から解るように、「表示手段30の前側に配置された一対の駆動扉41a,41b」が単に開閉されるだけで、それ以上の変化がないものであるだけでなく、上述した不正基板の設置を阻止しようとする目的意識がないものである。
特開2007−244609号公報、要約 特開2007−61488号公報、要約、図2
そこで、本発明者等は、遊技機について、特許文献2に記載されている「駆動扉」のような可動体の動きによる興趣の高まりを達成しながら、不正基板の設置をも防止するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、可動体の動きによって興趣を高めることができて、不正基板の設置を防止して不正行為を困難にすることのできる遊技機を提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、
「遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板と、を備え、この制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体を設けたことを特徴とする遊技機」
である。
すなわち、この請求項1に係る遊技機は、遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板とを備えたものである。
ここで、所定の電気部品としては、所定の入賞口へ入賞した遊技球を検知する入賞検出スイッチ(始動口へ入賞した遊技球を検知する始動口スイッチや大入賞口内へ入賞した遊技球を検知する大入賞口検出スイッチなど)、所定の入賞口(例えば始動口)を拡大及び縮小する羽根を開閉するソレノイド、大求償口扉を開閉するためのソレノイド、複数の電気部品の電気的接続を中継する中継基板、電飾や警告に用いられるLED基板が含まれる。
また、制御基板としては、遊技機全体の制御を行う主制御基板は勿論のこと、上記演出部での変動表示制御を行う基板、遊技機の音声制御やランプ制御を行う基板、当該遊技機の状態をLEDによって表示する基板、あるいは種々な中継基板を含むものであり、不正基板が中継または接続される虞があるものを言う。
そして、この請求項1に係る遊技機では、以上例示した制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体を設けるようにしたものであり、この可動体としては、後述する最良形態中で例示する遮蔽部材は勿論のこと、演出用のフィギアであってもよい。
このようなフィギアや遮蔽部材を含む可動体を、制御基板と前記所定の電気部品との間に設けると、この可動体の存在によって、不正基板や、これと制御基板や前記電気部品とを接続する配線の設置スペースがなくなる。つまり、不正基板やそのための配線を隠して不正行為を行おうとしても、これらを隠そうとするためのスペースが可動体によって制限を受けるのであるから、不正行為が困難になるのである。
また、可動体は、所定の条件の下で、かつ制御基板と前記所定の電気部品との間で動くことになるから、この可動体自体に、不正基板や、これと制御基板や前記電気部品とを接続する配線を取り付けることができないし、取り付けたとしても、可動体の動きによって、不正基板や配線を損傷させることにもなる。つまり、不正基板やそのための配線を隠して不正行為を行おうとしても、動くことになる可動体によって制限を受けるのであるから、不正行為が困難になるのである。
さらに、もし、不正基板や、これと制御基板や前記電気部品とを接続する配線を、上記可動体の周囲に配置したとしても、この可動体が遊技時に動くことによって、不正基板やこれのための配線が可動体に引っ掛かったり当接したりして、当該遊技機に不具合を発生させ易くなり、結果として不正行為を行うことが困難となるのである。
勿論、可動体は、当該遊技機による遊技時において、所定の条件の下で、かつ制御基板と前記所定の電気部品との間で動くことになるから、遊技の興趣を高めるための演出をも行うことになるのである。
従って、この請求項1に係る遊技機は、可動体の動きによって興趣を高めることができて、不正基板の設置を防止して不正行為を困難にすることができるものとなっているのである。
また、請求項2に係る発明の採った手段は、
「遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板と、を備え、この制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体の可動範囲が位置するようにしたことを特徴とする遊技機」
である。
すなわち、この請求項2の遊技機においては、制御基板と前記所定の電気部品との間に所定の可動体の可動範囲が位置するようにしたことが上記請求項1のそれと異なるものであって、その他の構成は、上記請求項1のそれと同様である。
換言すれば、この請求項2の遊技機では、可動体の可動範囲が、制御基板と前記所定の電気部品との間に位置するものであり、制御基板と前記所定の電気部品との間で可動体が常に動く場合は勿論、可動体が動いてきて制御基板と前記所定の電気部品との間に位置する場合もあることを意味している。
このフィギアや遮蔽部材を含む可動体の可動範囲が、制御基板と前記所定の電気部品との間に位置するようにすると、まず、可動体の存在によって、不正基板や、これと制御基板や前記電気部品とを接続する配線の設置スペースが少なくなる。つまり、不正基板やそのための配線を隠して不正行為を行おうとしても、これらを隠そうとするためのスペースが可動体自体の存在によって制限を受けるのであるから、不正行為が困難になるのである。
それだけでなく、可動体の可動範囲が、制御基板と前記所定の電気部品との間に位置するということは、静止している可動体を見ているだけでは、この可動体がどこまで動くかは不明である。このため、仮にこの可動体を避けて不正基板やその配線を設置しても、その設置箇所が可動体の可動範囲内であれば、遊技が始まって動いてきた可動体が、不正基板やこれのための配線が可動体に引っ掛かったり当接したりして、当該遊技機に不具合を発生させ易くなり、結果として不正行為を行い難くするのである。
また、可動体は、所定の条件の下で、かつ制御基板と前記所定の電気部品との間の可動範囲内で動くことになるから、この可動体自体に、不正基板や、これと制御基板や前記電気部品とを接続する配線を取り付けることができないし、取り付けたとしても、可動体の上記可動範囲内での動きによって、不正基板や配線を損傷させることにもなる。つまり、不正基板やそのための配線を隠して不正行為を行おうとしても、可動範囲内で動くことになる可動体によって制限を受けるのであるから、不正行為が困難になるのである。
勿論、可動体は、当該遊技機による遊技時において、所定の条件の下で、かつ制御基板と前記所定の電気部品との間を含む可動範囲内で動くことになるから、遊技の興趣を高めるための演出をも行うことになるのである。
従って、この請求項2に係る遊技機は、可動体の動きによって興趣を高めることができて、不正基板の設置を防止して不正行為を困難にすることができるものとなっているのである。
上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または請求項2に記載の遊技機について、
「前記所定の可動体の駆動部分にて過負荷を検知したとき、前記制御基板を介して警告を発するようにしたこと」
である。
すなわち、この請求項3の遊技機では、前記所定の可動体が、その駆動部分にて過負荷を検知したとき、前記制御基板を介して警告を発するようにしたものであるが、この警告としては、当該遊技機から遊技者に向けて発せられる音や光は勿論のこと、当該遊技機の設置場所内に発せられる音や光のための電気的信号、そして管理室内の管理機器への電気的信号であってもよいものである。
勿論、可動体は必ず駆動部分があり、この駆動部分で過負荷を検知することは、電気的信号を使用すれば容易に行える。
また、過負荷が検知されるということは、可動体に何らかのトラブルが発生したことを意味するのであるが、このトラブルが不正基板やそのための配線によるものであれば、これがトラブル発生によって直ちに警告されることになり、不正行為を行いにくくするのである。
さらに、ここでいう制御基板が、前記所定の電気部品の背後に位置する前記制御基板である場合には、不正基板などを仕込まれた場合に無効化されて警告が行えない場合が考えられるが、それ以外の制御基板を介して警告を行うようにしておけば、不正基板が仕込まれた際に確実に警告することができる。
換言すれば、この請求項3に係る遊技機においては、仮に不正基板やそのための配線が、制御基板と前記所定の電気部品との間に設置されていれば、そのことが警告されることになるから、不正を直ちに発見することができるのである。
従って、この請求項3の遊技機によれば、上記請求項1または2のそれと同様な機能を発揮する他、不正基板やその配線が制御基板と電気部品との間に設置されていれば、そのことを直ちに警告することができるものとなっているのである。
また、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の遊技機について、
「前記所定の可動体は、箱体により囲まれるものであり、この箱体は、前記制御基板と所定の電気部品との間に延在する、前記可動体のための可動空間を有したものとしたこと」
である。
すなわち、この請求項4の遊技機では、所定の可動体を、箱体によって囲むようにしたものであり、この箱体に可動体やその駆動部品の安定した組み付けあるいは取り付けが行えるだけでなく、箱体による可動体の保護がなされるのである。また、この箱体は、制御基板と所定の電気部品との間に延在する可動空間を有したものであるから、可動体はこの可動空間内で、保護されながら動き得ることになる。
また、所定の可動体を囲む箱体は、当然のことながら、不正基板やその配線を可動体自体に設置するのを阻止するものであり、しかも、これが有する可動空間内での可動体の動きを確保するものである。そして、この箱体は、不正基板や配線の設置空間を占めることになるから、この可動体の周囲、換言すれば、制御基板と前記所定の電気部品との間に不正基板や配線を設置することを不能にできて、不正行為を防止するのである。
従って、この請求項4の遊技機によれば、上記請求項1〜3のいずれかに係る遊技機と同様な機能を発揮する他、箱体によって、可動体の保護を行いながら不正行為の防止を図れるものとなっているのである。
さらに、請求項5に係る発明の採った手段は、上記請求項4に記載の遊技機について、
「前記箱体は、前記可動範囲の他に、前記制御基板と所定の電気部品との間に延在する埋め空間を有していること」
である。
すなわち、この請求項5の遊技機では、前記箱体が、前記可動範囲の他に、前記制御基板と所定の電気部品との間に延在する埋め空間をさらに有しているものであり、これにより、不正基板や配線の設置空間をさらに埋めることになるから、この可動体の周囲、換言すれば、制御基板と前記所定の電気部品との間に不正基板や配線を設置することを不能にできて、不正行為を防止するのである。
従って、この請求項5の遊技機によれば、上記請求項4に係る遊技機と同様な機能を発揮する他、箱体の埋め空間によって、可動体の保護を行いながら不正行為の防止をさらに図れるものとなっているのである。
そして、上記課題を解決するために、請求項6に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の遊技機について、
「前記所定の可動体は、前記遊技球の入球に基づいて所定の動作を行う演出部の前方に位置するとともに、この演出部を遮蔽する遮蔽状態と、前記演出部の少なくとも一部を露出させる露出状態と、に変化する遮蔽部材であること」
である。
すなわち、この請求項6に係る遊技機では、可動体として演出部を遮蔽する遮蔽部材を採用したものであり、かつ、この遮蔽部材は、上記演出部を遮蔽する遮蔽状態と、この演出部の少なくとも一部を露出させる露出状態と、に変化するものである。また、この遊技機は、例えば始動口への遊技球の入球に基づいて所定の動作を行う演出部を有したものであり、この演出部は、遊技に関わる種々な演出を行うものである。
また、この請求項6の遊技機では、上述した遮蔽部材によって、上記演出部の遮蔽を行ったり、またこの遮蔽を解除したりする演出を行うものである。ここで、演出部とは、例えば、図柄の変動表示を行って、大当たり状態やその他の状態を表示する表示画面や、遊技領域に打ち込まれた遊技球が接触しない箇所に設けられて動くことによって遊技状態を報知するフィギアなどの可動体、または、自身の入賞口が電気的に拡大及び縮小される所謂「電動役物」の内部に設けられる遊技球の転動面や振り分け用可動体、などを言うものである。また、遮蔽部材とは、物質的に上記演出部を遮蔽する遮蔽状態と、演出部の少なくとも一部を露出させる露出状態とを作り出すものを言う。
さて、上記の演出では、遊技者が注目している演出部を、遮蔽部材によって突然隠して遮蔽状態を作り出したり、この演出部の前方を遮蔽部材が通り過ぎたり、あるいは演出部の少なくとも一部を露出させて露出状態を作り出すものであり、遊技者に「何か変化があるゾ」と期待感を持たせることになって、演出部自体での演出とは別の演出を図るようにしたものである。
従って、この請求項6の遊技機によれば、上記請求項1〜5の何れかのそれと同様な機能を発揮する他、演出部自体の演出効果と、遮蔽部材の開閉による演出効果とによって、遊技の興趣がより一層高まったものとなっているのである。
以上、詳述した通り、本発明においては、
「遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板と、を備え、この制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体を設けたこと」
あるいは、
「遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板と、を備え、この制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体の可動範囲が位置するようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、可動体の動きによって興趣を高めることができて、不正基板の設置を防止して不正行為を困難にすることのできる遊技機を提供することができるのである。
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した最良の形態に基づいて説明すると、図1には、パチンコ遊技を行う遊技機のための、本発明を実施した遊技盤10の正面図が示してある。この遊技盤10は、パチンコ遊技機に組み付けられるものであり、図示しない遊技球が流下する遊技領域11を前面に形成したものである。また、この遊技機においては、その遊技盤10の遊技領域11に対して、この遊技領域11を流下する遊技球が入球可能な始動口12が設けられているものであり、この始動口12への遊技球の入球に基づいて所定の動作を行う演出部20が、図2等に示すように、当該遊技盤10の背面側に配設してある。
この遊技盤10の背面側には、図2に示したように、所定の動作を行う演出部20や、その前方での遮蔽や開放を行う可動体である遮蔽部材30が配設してある。また、遊技盤10の背面下部には、電気部品取付部70が形成してあって、この電気部品取付部70には第1電気部品71〜第4電気部品74等の所定の電気部品と第1中継基板62が取り付けてある。
ここで、第1電気部品71〜第4電気部品74等の所定の電気部品としては、所定の入賞口へ入賞した遊技球を検知する入賞検出スイッチ(図1に示した始動口12へ入賞した遊技球を検知する始動口スイッチや大入賞口内へ入賞した遊技球を検知する大入賞口検出スイッチなど)、所定の入賞口(例えば図1に示した始動口12)を拡大及び縮小する羽根を開閉するソレノイド、大求償口扉を開閉するためのソレノイド、複数の電気部品の電気的接続を中継する上記第1中継基板62、電飾や警告に用いられるLED基板63が含まれる。
また、遊技盤10の背面側では、図2に示したように、所定の動作を行う演出部20や、その前方での遮蔽や開放を行う可動体である遮蔽部材30、あるいは他の種々な部分や部品の駆動が、主制御基板60や副制御基板61によって制御されるのであり、これらの主制御基板60及び副制御基板61には第2中継基板64が介装してある。この主制御基板60には、配線75によって前記第1電気部品71〜第4電気部品74及び第1中継基板62が、また、配線65によってLED基板63や第2中継基板64が接続してある。
一方、可動体である遮蔽部材30や、その背後に配置した演出部20は、図2に示したように、箱体30Aによって囲んであり、この箱体30A内の前部分は、遮蔽部材30が開閉し得る可動空間80としてある。また、この箱体30A内の可動空間80以外の部分は、箱体30Aの後部によって囲まれた埋め空間81としてある。この埋め空間81は、遮蔽部材30は動いては来ないが、箱体30Aの後部によって包んであるため、不正基板やそのための配線を設置あるいは収納できない状態にしてある。
以上の結果、例えば、主制御基板60と電気部品取付部70との間には、第1電気部品71〜第4電気部品74、これらと主制御基板60とを結ぶ配線75の他に、遮蔽部材30の可動空間80の一部、埋め空間81、これを囲んでいる箱体30Aが存在しているため、これらの主制御基板60と電気部品取付部70との間には、殆ど空間が存在しない状態となる。このため、これらの主制御基板60と電気部品取付部70との間に、不正基板やそのための配線を設置したり収納したりしようとしても殆ど不可能となっており、仮に不正基板などを収納したり設置したりしたとしても、可動空間80あるいは可動範囲に可動体(遮蔽部材30)が動いて来て、これらの不正基板や配線を破損させたり断線したりする。
換言すれば、この遊技機においては、可動体である遮蔽部材30またはその可動範囲を、主制御基板60と電気部品取付部70に取り付けられた第1電気部品71などの記電気部品との間に設けたから、この遮蔽部材30等の存在によって、不正基板や、これと主制御基板60や第1電気部品71などの電気部品とを接続する配線の設置スペースがなくなる。つまり、不正基板やそのための配線を隠して不正行為を行おうとしても、これらを隠そうとするためのスペースが、遮蔽部材30やその可動範囲の存在によって制限を受けるのであるから、この遊技機では、不正行為が非常に困難になっているのである。
ところで、本最良形態で示した演出部20は、所謂「変動表示装置」であり、始動口12への遊技球の入球に基づいて図柄を変動表示させて、大当たり表示またはその他の表示等の、所定の表示や動作を行うものである。勿論、本発明で対象としている演出部20は、このような変動表示装置に限るものではなく、例えば、遊技球自体の入賞によって特別入賞状態やその他の状態を形成する所謂「電動役物」や、電動表示ではなく実際の物であるフィギアが動いて種々な演出を行うものを含み、多様な演出を行って遊技に興趣を付与する全ての「演出」部を含むものである。
なお、本最良形態では、図1〜図5と、図8〜図10との比較から理解できるように、この演出部20については、その正面形状を横長の長方形状とするとともに、後述する各遮蔽部材30を上下方向に開閉するものとしてあり、これにより、両遮蔽部材30による演出部20の遮蔽及び開放を短時間内で行えるようにしている。このようにすることによって、演出部20を開いた状態と閉じた状態との切り替わりが素早くなるため、演出部20による演出が間延びしないことになる。
また、遊技盤10の遊技領域11には、種々な装飾を施した枠ユニット40が取り付けてあって、この枠ユニット40の開口40aから開閉作動を行う遮蔽部材30が臨むようにしてある。なお、この枠ユニット40は、図17〜図19に示したように、上記開口40aを透明板41によって覆うようにしてあり、この枠ユニット40の開口40aを囲む部分には、遊技球が転動して複雑な動きをするようにした球通路42が形成してある。
本最良形態の枠ユニット40は、透明または半透明材料によって形成したものであり、内部や近傍に設置した発光部材からの光が複雑に透過したり反射したりするようにしてある。これにより、本最良形態の遊技機では、この枠ユニット40からの透過光や反射光によって、この枠ユニット40によっても複雑な演出が可能となるようにしてある。
さて、可動体としての遮蔽部材30であるが、本最良形態では、上述したように、上下二つの遮蔽部材30によって、図1に示した演出部20の遮蔽状態と、図8に示した演出部20の開放状態とが形成できるようにしている。図1に示した演出部20の遮蔽状態では、両遮蔽部材30の開放端面31が、枠ユニット40の開口40a内の略中央にて横方向に当接しあっており、図8に示した演出部20の開放状態では、両遮蔽部材30の開放端面31が上下に移動して、枠ユニット40の開口40a内の略全部を開放しており、この開口40aの背面に位置する演出部20を見えるようにしている。
なお、これら各遮蔽部材30については、これを光透過性のある材料によって形成しておいて、各遮蔽部材30の背後に光を発するもの(例えば発光LED)を配置しておけば、これらの遮蔽部材30が閉じたときにはその全面を発光させ、遮蔽部材30が閉じたときには開放端面31を発光させるようにすることができる。換言すれば、各遮蔽部材30が閉じたときには前面から発光させ、各遮蔽部材30が開いたときには各開放端面31から発光させて、両方の方法でこれらの遮蔽部材30による発光による演出ができることになる。
特に、発光LEDを遮蔽部材30の背面から少し距離を置いた状態で配置すれば、これからの光を遮蔽部材30自体は勿論、その開放端面31からも発することができるから、各遮蔽部材30を閉じたときに、各開放端面31が当接しあっている合わせ目近傍が暗くならないようにすることができる。
本最良形態における上側の遮蔽部材30は、図3〜図16、及び図20〜図23に示したように、横長で二枚のブレード30aによって構成したものであり、これらのブレード30aは、図14〜図16にも示したように、両者間の背面側端縁で枢着ピン30bにて連結したものである。これにより、これら二枚のブレード30aは、枢着ピン30bによって互いに傾動可能になっており、図14〜図16に示したような状態に傾動変化できるものとなっているのである。これによって、当該上側の遮蔽部材30の案内を後述するように行えることは勿論、例えば図3に示したように、大型の遮蔽部材30を採用したとしても、この上側遮蔽部材30が演出部20を確実に避けながら移動することになり、遊技機背面の狭い空間を有効に利用できるのである。
この上側の遮蔽部材30は、後述する下側の遮蔽部材30と同様に、その左右両側に位置するレール板33によって両側縁が案内されるようになっている。各レール板33の内面には、図20、図22、及び図23に示したように、第1案内レール33a〜第3案内レール33cの3種類の案内レールが形成してあり、これらの第1案内レール33a〜第3案内レール33c内には、図4及び図10に示したように、各遮蔽部材30の側面に取り付けられる係合ピン34及び連結係合ピン35が係合される。
各レール板33に形成した第1案内レール33aは、例えば図22に示したように、レール板33の上下方向に位置する直線状のものであり、各遮蔽部材30を外側の駆動ユニット50と連結するために、当該レール板33を貫通するものとしてある。各レール板33の第2案内レール33bは、図22に示したように、その前部を上記第1案内レール33aの上部の後側に配置して第1案内レール33aと平行になるようにしたものであり、後部については、第1案内レール33aから離れながら後部上方に向けて傾斜するようにしたものである。そして、各レール板33の第3案内レール33cについては、第1案内レール33aの後側下部から始まって、さらに後方下部に向けて傾斜するようにしたものである。
以上のように、各レール板33に第1案内レール33a〜第3案内レール33cを形成したことによって、各遮蔽部材30の案内を後述するように行えることは勿論、例えば図3に示したように、大型の遮蔽部材30を採用したとしても、これらの遮蔽部材30が演出部20を確実に避けながら移動することになるので、遊技機背面の狭い空間を有効に利用できるのである。
ここで、上記第1案内レール33a〜第3案内レール33cに係合される各係合ピン34は、遮蔽部材30の左右両側面に取り付けられるとともに、この取付部分とは反対側部分にて、上記第1案内レール33a〜第3案内レール33cに係合されて、各遮蔽部材30の第1案内レール33a〜第3案内レール33cに沿った動きを確保するものである。これに対して、連結係合ピン35は、遮蔽部材30の左右両側面に取り付けられ、かつ上記第1案内レール33aに係合されて、各遮蔽部材30の第1案内レール33aに沿った動きを確保することは上記係合ピン34と同様であるが、その外端にて後述する駆動ユニット50側のラック53に形成してある連結部53aに連結されて、駆動ユニット50の駆動モータ50aの駆動力を遮蔽部材30に伝達するものである。
また、各レール板33については、図3及び図9に示したように、その前面が前述した枠ユニット40の直後に位置することになるものである。このため、このレール板33を透明または半透明材料によって形成するとともに、このレール板33内あるいは近傍に発光体を設けておけば、この発光体からの光を当該レール板33を通して枠ユニット40から投射させたり、当該枠ユニット40自体を発光させることができる。これによっても、枠ユニット40自体を演出効果の高いものとすることができる。
さて、上側の遮蔽部材30については、レール板33の縦方向に直線状に形成した第1案内レール33aと、この第1案内レール33aの上部の背面側に一部が平行で他部が第1案内レール33aから上方に向けて湾曲する第2案内レール33bとに、係合ピン34及び連結係合ピン35によって係合するようにしてあった。これにより、この上側の遮蔽部材30は、第1案内レール33a及び第2案内レール33bの案内と、後述する駆動ユニット50による駆動とによって、図14〜図16に示したような動きをすることになる。
この上側の遮蔽部材30が、図14〜図16に示したように動くにあたって、これを構成している各ブレード30aが、次のような重要な変化をする。本最良形態の場合、図14に示したように、まず、図示下側になっているブレード30aの下部は、これに取り付けてある連結係合ピン35によって、第1案内レール33aに係合されるとともに後述する駆動ユニット50の駆動モータ50aに連結してあるから、駆動モータ50aによる開閉のための駆動力が伝達されるとともに、第1案内レール33aによって上下方向にのみ案内される。一方、図14に示したように、図示下側になっているブレード30aの上部は、これに取り付けてある係合ピン34によって、第2案内レール33bに係合されているだけであるから、こ第2案内レール33bの案内方向に沿って案内される。勿論、両ブレード30aは、上述したように、その中間にて枢着ピン30bによって傾動可能に連結してあった。
ここで、駆動ユニット50の駆動モータ50aの駆動力が、下側のブレード30aに伝達されると、例えば、図15に示したように、この下側のブレード30aは、上下方向に沿って上動される。何故なら、この14に示した位置までの第1案内レール33a及び第2案内レール33bは、その案内方向が上下方向になっているからである。そして、この下側ブレード30aの上動時においては、上側のブレード30aは、下側のブレード30aによって押し上げられるのであるが、この上側のブレード30aは、片側一個の係合ピン34によって第2案内レール33bによって案内されており、かつ枢着ピン30bによって下側ブレード30aと傾動可能に連結されているから、図15に示したように、第2案内レール33bによって案内されて後方斜め上方に傾斜することになるのである。
そして、下側ブレード30aがさらに上動されると、図16に示したように、下側の連結係合ピン35は上下方向になっている第1案内レール33aに案内されるものの、第2案内レール33bに係合してあった上側の係合ピン34が、この第2案内レール33bの曲がりに応じて案内されるから、この下側ブレード30aもその上部が後方になるように傾斜することになる。そうなると、この下側ブレード30aに形成されている遮蔽部材30の開放端面31が、図8及び図9にも示したように、斜め前方に向かうように傾斜することになるのである。
さて、今度は、下側の遮蔽部材30について説明すると、この下側遮蔽部材30は、図3〜図16、図20〜図23に示したように、一枚ものとして構成したものであり、その左右両側には、レール板33の上記第1案内レール33aと第3案内レール33cとに係合される係合ピン34及び連結係合ピン35が取り付けてある。ここで、第3案内レール33cは、図14〜図16に示したように、上下方向になっている第1案内レール33aの下部背面から始まって、遊技盤10の背面下方に直線状に傾斜するものである。
この下側の遮蔽部材30では、後述する枠ユニット40の駆動モータ50aに連結される連結係合ピン35が上部に取り付けられて第1案内レール33aに係合されるのであり、係合ピン34は、当該遮蔽部材30の下部に取り付けられて第3案内レール33c内に係合されるものである。その結果、この下側の遮蔽部材30に駆動モータ50aの駆動力が伝達されると、まず例えば、図15に示したように、その下部は第3案内レール33cに係合している係合ピン34によって下部後方に案内され、上部は第1案内レール33a内を下方に下がるように案内されるから、この下側遮蔽部材30の開放端面31は連結係合ピン35を中心に前方(遊技者の方向)に傾斜し始めるのである。
そして、この下側遮蔽部材30の開放最終段階に至ると、図16に示したように、この下側遮蔽部材30は最大限前方に傾斜することになる。そうすると、この下側遮蔽部材30の開放端面31は、図8〜図11に示したように、遊技者に向けて最大限傾斜することになり、この開放端面31が装飾面32となっていれば、例えば図12の(a)にも示したように、この装飾面32に形成してある装飾が遊技者に向けて大きく訴え掛けることになるのである。
この装飾面32は、例えば図12の(a)にも示したような絵や文字であってもよいが、遊技者に認識できるものであればどのようにしてもよいものであり、例えば開放端面31自体へのの単なる着色や着色材の貼付であってもよい。勿論、この装飾面32としては、絵や模様、あるいは文字を書き込んだものを貼付することによって形成したものだけでなく、例えば開放端面31自体に組み込んだ発光ダイオード等によって、大当たりへの期待度の表示や大当たり告知を行うものであってもよい。つまり、この装飾面32は、単なる反射光や透過光を利用して形成したものであっても、所謂電飾を積極的に利用したものであってもよいものである。
ところで、本最良形態では、以上の各遮蔽部材30の開閉を行う駆動ユニット50は、図20〜図23に示したように構成してある。この駆動ユニット50は、第1案内レール33a〜第3案内レール33cを設けた上述した両レール板33の外側に組み込まれるものであり、その駆動モータ50aによって、二枚の遮蔽部材30の上下方向に対する開閉を行うものである。
この駆動ユニット50の基本的特徴は、図21に示したように、上下方向に平行な2本のラック53の間に一個のピニオン54を介装させて、この一個のピニオン54の回転によって2本のラック53を互いに反対方向に平行移動させるようにしたことである。つまり、一個のピニオン54は、各駆動ユニット50を構成している一個の駆動モータ50aに連結されるものであって、その回転位置を不変とするものであるが、この回転位置不変であるピニオン54の回転によって、その両側に配置した2本のラック53を上下動させるものである。
すなわち、各駆動ユニット50は、図21にも示したように、駆動モータ50aを取り付けてこれを支持する支持台51と、この支持台51の内側に配置される案内台52と、この案内台52内に上下動自在に組み込まれる2本のラック53と、これらのラック53間に配置されるピニオン54とを備えている。このピニオン54は、案内台52内に配置されることは勿論、この案内台52の略中央に形成してある穴から突出してくる駆動モータ50aの回転軸に連結されるものである。
以上の結果、これら各駆動ユニット50においては、駆動モータ50aの回転力によってピニオン54が回転されると、これに噛合している各ラック53がピニオン54の回転方向に応じた上下動をすることになる。この上下動は、両ラック53を収納した案内台52によって保証されているが、この案内台52には、図21にも示したようにスリットが形成してある。このスリットは、各ラック53に形成してある連結部53aに、レール板33の貫通している第1案内レール33aから突出してくる各連結係合ピン35を連結するためのものである。換言すれば、各駆動ユニット50を構成してる案内台52は、ラック53やピニオン54の収納を行うとともに、各ラック53の連結部53aに対する連結係合ピン35の連結を可能にしながら、かつこの連結係合ピン35の上下方向の動きをも可能にするものである。
本発明に係る遊技機に使用される遊技盤、及びこれに設けた遮蔽状態にある遮蔽部材の正面図である。 図1に示した遊技盤及びその背面側部分を概略的に示す縦断面図である。 図1に示した遊技盤及びこれに設けた遮蔽部材の縦断面図である。 同遮蔽部材をレール板及び駆動ユニットとともにユニット化した状態の正面図である。 図4に示したものの断面であって、各遮蔽部材と第1案内レール〜第3案内レールとの位置関係を示す縦断面図である。 図4に示したユニットを別方向から見たもので、(a)は斜視図、(b)は背面図である。 図4に示したユニットをさらに別方向から見たもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係る遊技機に使用される遊技盤、及びこれに設けた開放状態にある遮蔽部材の正面図である。 図8に示した遊技盤及びこれに設けた遮蔽部材の縦断面図である。 開放状態にある同遮蔽部材をレール板及び駆動ユニットとともにユニット化した状態の正面図である。 図10に示したものの断面であって、各遮蔽部材と第1案内レール〜第3案内レールとの位置関係を示す縦断面図である。 図11に示したユニットを別方向から見たもので、(a)は斜視図、(b)は背面図である。 図11に示したユニットをさらに別方向から見たもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。 遮蔽状態にある各遮蔽部材と第1案内レール〜第3案内レールとの位置関係を概略的に示す拡大縦断面図である。 半開き状態にある各遮蔽部材と第1案内レール〜第3案内レールとの位置関係を概略的に示す拡大縦断面図である。 全開状態にある各遮蔽部材と第1案内レール〜第3案内レールとの位置関係を概略的に示す拡大縦断面図である。 各遮蔽部材の外側を覆う枠ユニットの斜視図である。 同枠ユニットを示すもので、(a)は正面図、(b)は背面図である。 同枠ユニットを示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は中心線に沿ってみた縦断面図、(d)は分解縦断面図である。 遮蔽状態にある二つの遮蔽部材を中心にして、これに取り付けられるレール板及び駆動ユニットを分解して示した斜視図である。 図20に示した各駆動ユニットを拡大して示した分解斜視図である。 図20に示した各遮蔽部材とレール板との位置関係を拡大して示した分解斜視図である。 開放状態にある二つの遮蔽部材を中心にして、これに取り付けられるレール板及び駆動ユニットを分解して示した斜視図である。 従来の技術を示すもので、(a)は遮蔽部材が開放されたときの正面図、(b)は遮蔽部材による遮蔽がなされたときの正面図である。
符号の説明
10 遊技機
11 遊技盤
12 始動口
20 演出部
30 遮蔽部材
30A 箱体
30a ブレード
30b 枢着ピン
31 開放端面
32 装飾面
33 レール板
33a 第1案内レール
33b 第2案内レール
33c 第3案内レール
34 係合ピン
35 連結係合ピン
40 枠ユニット
40a 開口
41 透明板
42 球通路
50 駆動ユニット
50a 駆動モータ
51 支持台
52 案内台
53 ラック
53a 連結部
54 ピニオン
60 主制御基板
61 副制御基板
62 第1中継基板
63 LED基板
64 第2中継基板
65 配線
70 電気部品取付部
71 第1電気部品
72 第2電気部品
73 第3電気部品
74 第4電気部品
75 配線
80 可動空間
81 埋め空間

Claims (6)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板と、を備え、この制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球が流下する遊技領域を前面に形成した遊技盤と、この遊技盤に設けた所定の電気部品と、この所定の電気部品より背後側に設けられて、前記所定の電気部品と電気的に接続される制御基板と、を備え、この制御基板と前記所定の電気部品との間に、所定の可動体の可動範囲が位置するようにしたことを特徴とする遊技機。
  3. 前記所定の可動体の駆動部分にて過負荷を検知したとき、前記制御基板を介して警告を発するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記所定の可動体は、箱体により囲まれるものであり、この箱体は、前記制御基板と所定の電気部品との間に延在する、前記可動体のための可動空間を有したものとしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記箱体は、前記可動範囲の他に、前記制御基板と所定の電気部品との間に延在する埋め空間を有していることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記所定の可動体は、前記遊技球の入球に基づいて所定の動作を行う演出部の前方に位置するとともに、この演出部を遮蔽する遮蔽状態と、前記演出部の少なくとも一部を露出させる露出状態と、に変化する遮蔽部材であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の遊技機。
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