JP2009140749A - 加熱炉 - Google Patents

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功 坂口
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Abstract

【課題】従来の加熱炉は、波形に形成した発熱体を炉壁に設けた溝内に配置し、上記発熱体の波高部を上記溝の両側壁に埋め込むことにより、上記発熱体を炉壁に固定せしめていたので、発熱体の加熱膨張・収縮により上記発熱体が溝から飛び出し、発熱体同士が接触したりしてしまう欠点があった。
【解決手段】本発明加熱炉は、炉壁と、上記炉壁内面に設けた発熱体収納溝と、上記発熱体収納溝内に配置せしめた波形に形成した発熱体と、上記溝の炉壁内面側開口の一部を塞ぐ枠体とよりなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は加熱炉、特に炉壁内面の溝内に配置した発熱体の飛び出しや脱落を防止するための加熱炉に関するものである。
図13は従来の加熱炉の炉壁の一部を示し、1はセラミックファイバー等よりなる電気炉等の加熱炉の縦型筒状断熱炉壁、2は上記断熱炉壁1の内周面に上下方向に互いに離間して設けた複数の発熱体収納溝、3は上記発熱体収納溝2の幅より大きい振幅の波形に形成した電気抵抗発熱体、4は上記炉壁1に形成した貫通孔5を貫通して炉外に延びる上記電気抵抗発熱体3の端子部であってこの端子部4は上記炉壁1の外面に固定具6によって固定し、上記電気抵抗発熱体3はその波形端部7を上記炉壁1内に埋め込み上記炉壁1に固定せしめている。
このような加熱炉は例えば特許文献1に記載されている。
特開平10−12361号公報(図1)。
然しながら、上記従来の加熱炉においては、上記電気抵抗発熱体3の波形端部7を上記炉壁1に固定しているため、加熱中の発熱体の膨張及び冷却中の収縮による歪みが電気抵抗発熱体3に蓄積し、上記発熱体3が溝2から飛び出したり、発熱体3同士が接触したり、上記発熱体3が炉内の被加熱物に接触したり、熱疲労により発熱体3が破断してしまうという欠点があった。
本発明は上記のような欠点を除くようにしたものである。
本発明の加熱炉は、炉壁と、上記炉壁内面に設けた発熱体収納溝と、上記発熱体収納溝内に配置せしめた波形に形成した発熱体と、上記溝の炉壁内面側開口の一部を塞ぐ枠体とよりなることを特徴とする。
上記発熱体収納溝の後背部に断熱性クッション部材を更に設けたことを特徴とする。
また、本発明の加熱炉は、炉壁と、上記炉壁内外面に貫通して設けた発熱体収納溝と、上記発熱体収納溝内に配置せしめた波形に形成した発熱体と、上記溝の炉壁内面側開口の一部を塞ぐ枠体と、上記発熱体収納溝の後背側に設けた上記発熱体収納溝を塞ぐ断熱性クッション部材とより成ることを特徴とする。
また、本発明の加熱炉は、炉壁と、上記炉壁内外面に貫通して設けた発熱体収納溝と、上記発熱体収納溝内に配置せしめた波形に形成した発熱体と、上記溝の炉壁内面側開口の一部を塞ぐ枠体と、上記発熱体収納溝の後背側開口を塞ぐよう上記炉壁の外面に対接せしめた断熱性クッション部材とより成ることを特徴とする。
上記枠体の断面形状は、その頂点が上記発熱体収納溝の後背側を向く三角形状であることを特徴とする。
上記枠体の断面形状は、上底(短辺)が上記発熱体収納溝の後背側を向く台形状であることを特徴とする。
上記枠体の幅は、上記発熱体の少なくとも50%が炉心側に露出するように定められていることを特徴とする。
上記枠体と上記炉壁が円弧面を介して一体に連結されていることを特徴とする。
本発明の加熱炉によれば、枠体を有する発熱体収納溝内に収めているので、発熱体の加熱収縮で発熱体が炉中心側に伸びだすことを防止でき、また、発熱体を炉壁で固定せず、上記発熱体が溝内を移動可能になり、繰り返しの加熱冷却による発熱体の歪の蓄積が減少し、また、発熱体の加熱膨張・収縮が自由となり、発熱体が長期に亘って安定した形状を保ち、発熱体の寿命を永くできるという大きな利益がある。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明の加熱炉は、図1〜図4に示すように、例えば縦型の筒状断熱炉壁1と、上記断熱炉壁1の内周面に上下に互いに離間して設けた複数の発熱体収納溝2と、上記発熱体収納溝2内に配置せしめた、上記発熱体収納溝2の幅より小さい振幅の波形に形成した電気抵抗発熱体8と、上記発熱体収納溝2の前縁側上部と前縁側下部を連結せしめる、円周方向に一定の距離離間せしめて複数設けた所望の厚さの柱状の枠体9と、上記発熱体収納溝2の後背部に設けた、クッション性のある例えばセラミックファイバーブランケット層からなるクッション部材10とよりなる。
また、図5又は図6に示すように、上記柱状の枠体9の断面形状を三角形または台形とし、上記三角形の頂点、または上記台形の上底(短辺)が上記発熱体収納溝2の後背側を向くように形成せしめる。
また、図2に示すように、上記枠体9の両側面と上記炉壁1との接続面は夫々円弧状面によって形成せしめる。
また、上記複数の枠体9の夫々の円周方向の幅は、上記発熱体8の少なくとも50%が炉心側に露出されるように定める。
本発明の加熱炉によれば、上記枠体9を有する発熱体収納溝内2に収めているので、発熱体8の加熱収縮で発熱体8が炉中心側に伸びだすことを防止でき、また、発熱体8を炉壁で固定せず、上記発熱体8が溝内を移動可能になり、繰り返しの加熱冷却による発熱体8の歪の蓄積が減少し、また、発熱体8の加熱膨張・収縮が自由となり、発熱体8が長期に亘って安定した形状を保ち、発熱体8の寿命を永くできるという大きな利益がある。
また、クッション部材10を設けたので、発熱体8が炉外側に伸びようとしても、弾性力のある上記クッション部材10で伸びを吸収することができ、発熱体8の加熱収縮による炉壁の崩壊を防止することができる。
また、発熱体8を遮蔽する柱状の枠体9の断面形状を三角形または台形とし、上記三角形の頂点、または上記台形の上底(短辺)が上記発熱体収納溝2の後背側を向くように形成せしめたので、発熱体8が遮蔽された部分でも、発熱体8から炉内への熱の放射率、熱効率及び均熱性を高めることができる。
また、上記柱状の枠体9と炉壁1の連結部は円弧状部分によって一体に連結するようにしたので、連結部の強度を増すことができ、従って枠体9の幅を小さくすることができ、発熱体8の露出度を大きくすることができる。
なお、上記複数の枠体9の円周方向の幅を小さくすることによって、発熱体8の炉心側への露出度を大きくとることにより被加熱物に対する加熱効率を上げることができ、80%〜90%で露出するように設けるのが好ましい。
なお、上記発熱体収納溝2の後背部に上記クッション部材10を設ける代わりに、図7〜図9に示すように、発熱体収納溝2を炉壁内外面を貫通して設け、上記発熱体収納溝2の後背側に上記発熱体収納溝2を塞ぐようクッション性のある例えばセラミックファイバーブランケット層11を挿入してもよい。
また、図10〜図12に示すように上記発熱体収納溝2の後背側開口を塞ぐよう上記炉壁1の外面にクッション性のある例えばセラミックファイバーブランケット層からなるクッション部材12を設けても良い。なお、13は上記クッション部材12の外周部を覆うステンレス鋼(SUS)板である。
本発明の加熱炉の要部の斜視図である。 本発明の加熱炉の要部の正面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本発明の加熱炉の枠体の横断平面図である。 本発明の加熱炉の他の実施例の枠体の横断平面図である。 本発明の他の実施例の要部の斜視図である。 図7に示す加熱炉の縦断側面図である。 図7に示す加熱炉の縦断側面図である。 本発明の更に他の実施例の要部の斜視図である。 図10に示す架熱炉の縦断側面図である。 図10に示す架熱炉の縦断側面図である。 従来の加熱炉の要部の斜視図である。
符号の説明
1 断熱炉壁
2 発熱体収納溝
3 電気抵抗発熱体
4 端子部
5 貫通孔
6 固定具
7 波形端部
8 電気抵抗発熱体
9 枠体
10 クッション部材
11 クッション部材
12 クッション部材
13 ステンレス鋼板

Claims (8)

  1. 炉壁と、上記炉壁内面に設けた発熱体収納溝と、上記発熱体収納溝内に配置せしめた波形に形成した発熱体と、上記溝の炉壁内面側開口の一部を塞ぐ枠体とよりなることを特徴とする加熱炉。
  2. 上記発熱体収納溝の後背部に断熱性クッション部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の加熱炉。
  3. 炉壁と、上記炉壁内外面に貫通して設けた発熱体収納溝と、上記発熱体収納溝内に配置せしめた波形に形成した発熱体と、上記溝の炉壁内面側開口の一部を塞ぐ枠体と、上記発熱体収納溝の後背側に設けた上記発熱体収納溝を塞ぐ断熱性クッション部材とより成ることを特徴とする加熱炉。
  4. 炉壁と、上記炉壁内外面に貫通して設けた発熱体収納溝と、上記発熱体収納溝内に配置せしめた波形に形成した発熱体と、上記溝の炉壁内面側開口の一部を塞ぐ枠体と、上記発熱体収納溝の後背側開口を塞ぐよう上記炉壁の外面に対接せしめた断熱性クッション部材とより成ることを特徴とする加熱炉。
  5. 上記枠体の断面形状が、その頂点が上記発熱体収納溝の後背側を向く三角形状であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の加熱炉。
  6. 上記枠体の断面形状が、上底(短辺)が上記発熱体収納溝の後背側を向く台形状であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の加熱炉。
  7. 上記枠体の幅が、上記発熱体の少なくとも50%が炉心側に露出するように定められていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の加熱炉。
  8. 上記枠体と上記炉壁が円弧面を介して一体に連結されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の加熱炉。
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Citations (7)

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