JP2005282374A - 触媒コンバータの断熱構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 筒状のケース1と、該ケース1の内部に間隔保持体2を介して収容される触媒担体3を備える触媒コンバータAの断熱構造において、前記間隔保持体2を触媒担体3の外周部3aの全周に亙って捲着し、前記間隔保持体2の保護対象物O1,O2側に相当する部位に、他の部分に比べて肉厚の熱遮断部2a,2bを設けた。
【選択図】 図6
Description
また、触媒コンバータの内部は高温になるため、ケースの内部に断熱材を設けたり、ケースの外周に遮熱板を取り付けることにより高温化したケースの外部への熱害を防止している。
また、触媒担体とケースとの間に複数の断熱材や間隔保持体を介装すると部品点数が増えて触媒コンバータの組付け工数が増える上、触媒担体がケース内で位置ずれする虞があった。
そして、前記間隔保持体の保護対象物側に相当する部位に、他の部分に比べて肉厚の熱遮断部を設けたため、熱遮断部の周辺部位において触媒担体側からの熱がケース側に伝達されるのを抑制できる。
従って、ケースの温度が過大に上昇して保護対象物に熱害を与えるのを防止できる。
また、従来の発明のように遮熱板や断熱材を設ける必要がないため、触媒コンバータをコンパクトにでき、自動車の床下スペースを有効活用できる。
そして、前記間隔保持体の保護対象物側に相当する部位に、他の部分に比べて密度の大きい熱遮断部を設けたため、熱遮断部の周辺部位において触媒担体側からの熱がケースに伝達されるのを抑制できる。
従って、ケースの温度が過大に上昇して保護対象物に熱害を与えるのを防止できる。
また、従来の発明のように遮熱板や断熱材を設ける必要がないため、触媒コンバータをコンパクトにして自動車の床下スペースを有効活用できる。
なお、以下に説明する実施例では、触媒コンバータの熱害から保護する対象物である保護対象物が触媒コンバータの上下方向に存在する場合について説明する。
図1は本発明の実施例1の触媒コンバータの断熱構造が採用された触媒コンバータの側断面図、図2は図1のS2−S2線における断面図、図3は本実施例1の間隔保持体の平面図、図4は図3のS4−S4線における断面図である。
図5は本実施例1の触媒コンバータの組み立てを説明する図、図6は本実施例1の触媒コンバータの断熱構造の作用・効果を説明する図である。
また、前記間隔保持体2には、その厚みが他の部位よりも外側に厚く形成された熱遮断部2a,2bが上下に形成されている。
なお、前記熱遮断部2a,2bの繊維の密度は他の部位と同一に形成されている。
具体的には、図3、4に示すように、前記間隔保持体2は予め触媒担体3の全長及び外周部3aの長さに略一致するシート状に形成される他、その中途部には熱遮断部2a,2bが形成され、両端部には凹凸状の固定部2c,2dが設けられており、図5(a)に示すように、前記熱遮断部2a,2bの突出した側を外側にして間隔保持体2を触媒担体3の外周部3aに捲着した後、固定部2c,2d同士を凹凸結合させて図外のシールで固定することにより両者を固定する。
そして、触媒コンバータAの上流側端部1aから導入された排気ガスは、触媒担体3の細孔3cを通過する際に隔壁3bの触媒と反応して浄化された後、下流側端部1bから図外のマフラ等に排出される。
また、間隔保持体2の熱遮断部2a,2bは、保護対象物O1,O2側にのみ形成すれば良いため、材料コストを低く抑えることができる。
図7は本発明の実施例2の触媒コンバータの断熱構造が採用された触媒コンバータの側断面図、図8は図7のS8−S8線における断面図、図9は本実施例2の間隔保持体の平面図、図10は図9のS10−S10線における断面図である。
図11は間隔保持体の熱遮断部の製造方法を説明する図、図12は本実施例2の触媒コンバータの組み立てを説明する図、図13は本実施例2の触媒コンバータの断熱構造の作用・効果を説明する図である。
なお、前記熱遮断部20a,20bの繊維の厚みは他の部位と同一である。
具体的には、図9、10に示すように、前記間隔保持体20は予め触媒担体3の全長及び外周部3aに略一致するシート状に形成される他、その中途部には範囲W1及び範囲W2において厚みが他の部位に比べて厚く形成され、両端部には凹凸状の固定部20c,20dが設けられている。
なお、熱遮断部20a,20bの製造方法としてこれ以外にも間隔保持体20の繊維を形成する際に範囲W1及び範囲W2のみの密度を大きくすることによって形成する等の適宜の方法を用いても良い。
そして、触媒コンバータBの上流側端部1aから導入された排気ガスは、触媒担体3の細孔3cを通過する際に隔壁3bの触媒と反応して浄化された後、下流側端部1bから図外のマフラ等に排出される。
また、間隔保持体20の熱遮断部O1,O2は、保護対象物O1,O2側にのみ形成すれば良いため、材料コストを低く抑えることができる。
例えば、熱遮断部2の形成数、形成位置、厚みについては適宜設定できる。同様に熱遮断部20の密度についても適宜設定できる。
さらに、図14、15に示すように、実施例1で説明した熱遮断部2a,2bの排気ガス上流側端部を間隔保持体2の全長に亙って延設することにより、触媒担体3をケース1に収容した際に触媒担体3の外周の全周に亙って触媒担体3とケース1の内周との隙間を無くすことができ、排気ガスの漏れを防止できる。
1a 上流側端部
1b 下流側端部
2、20 間隔保持体
2a、2b、20a、20b 熱遮断部
3 触媒担体
3a 外周部
3b 隔壁
3c 細孔
Claims (2)
- 筒状のケースと、該ケースの内部に間隔保持体を介して収容される触媒担体を備える触媒コンバータの断熱構造において、
前記間隔保持体を触媒担体の外周部の全周に亙って捲着し、
前記間隔保持体の保護対象物側に相当する部位に、他の部分に比べて肉厚の熱遮断部を設けたことを特徴とする触媒コンバータの断熱構造。 - 筒状のケースと、該ケースの内部に間隔保持体を介して収容される触媒担体を備える触媒コンバータの断熱構造において、
前記間隔保持体を触媒担体の外周部の全周に亙って捲着し、
前記間隔保持体の保護対象物側に相当する部位に、他の部分に比べて密度の大きい熱遮断部を設けたことを特徴とする触媒コンバータの断熱構造。
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JP2004093186A JP2005282374A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 触媒コンバータの断熱構造 |
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2004
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